JPH08205506A - インナロータ形ブラシレスモータ - Google Patents

インナロータ形ブラシレスモータ

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JPH08205506A
JPH08205506A JP1036495A JP1036495A JPH08205506A JP H08205506 A JPH08205506 A JP H08205506A JP 1036495 A JP1036495 A JP 1036495A JP 1036495 A JP1036495 A JP 1036495A JP H08205506 A JPH08205506 A JP H08205506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
pole
magnet
trench
magnetic pole
Prior art date
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Pending
Application number
JP1036495A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Sugiyama
忠夫 椙山
Fusanori Oohira
房徳 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1036495A priority Critical patent/JPH08205506A/ja
Publication of JPH08205506A publication Critical patent/JPH08205506A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】サブマグネット13に回転子4の位置検出用磁
極と速度制御用多極FGセンサ用磁極を着磁形成しそれ
に対向し設けたモータ基盤15にホール素子16とFG
パターンを設け、かつ回転軸5に設けた溝とヨーク12
に設けた溝装着部により嵌合することよりメインマグネ
ット6の磁極位置とサブマグネット13の回転子位置検
出用磁極位置とを一致させる。 【効果】1個のサブマグネットとモータ基盤により容易
に回転子位置検出と、速度制御用FGセンサを構成する
ことができて経済的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インナロータ形ブラシ
レスモータのホール素子によるロータの位置検出及び速
度制御のためFGセンサのための構造技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータの回転位置検出手段は、特開平1
−321853 号公報に示す様に、メインマグネットの近く
にホール素子に対向した状態でサブマグネットを設け、
これにより回転位置検出を行わせるのが一般的である。
この場合は単にロータの回転位置検出手段は十分である
が、さらに速度制御を行わせしめるためには、また別に
速度検出センサを特別に設ける必要がある。
【0003】一方、速度検出センサは一般にブラシレス
モータの場合、FGパターンとそれに対向したFGマグ
ネットによるFGセンサ方式が一般的であるが、これを
設けるための部品及び構造が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにホール素子
によるロータ回転位置検出法と、速度制御のためのFG
センサの兼ね備えさせることに対しては構造面及び部品
コストの点で従来技術は考慮されておらず、それぞれ別
個に設ける必要があり、部品及び作業工程が増す等、部
品の原価高につながるなど経済的な面で問題があった。
【0005】本発明の目的は、ロータの回転位置検出法
とFGセンサ構造を一体形し、構造面で簡素化し、コス
ト面で安価な作業性をする構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成させる
ために、本発明のインナロータ形ブラシレスモータの回
転子位置検出のマグネットとFGセンサのマグネットを
一体共用化した。
【0007】
【作用】本発明では回転子位置検出とFGセンサ用とし
て一体共用化したサブマグネットに回転子のメインマグ
ネットと同極数の着磁により磁極を設け、さらにFGセ
ンサ用としての着磁により磁極を設け、それぞれの目的
に対向したサブマグネットの近くに位置検出用のホール
素子とFG基盤によるFGパターンを設けることによ
り、回転子位置検出とFGセンサ部を一体化することが
でき、より経済的である。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図8により説明
する。
【0009】まず図1において本発明の実施例によるイ
ンナロータ形ブラシレスモータの構造について説明す
る。固定子1は固定子鉄芯2と固定子巻線3より構成
し、回転子4は回転軸5にモータとしての磁界を作るた
めのメインマグネット6を接着剤等により接着固定する
とともに玉軸受7,8,エンドブラケット9,10、さ
らには鋼板ハウジング11を介して回転可能構造にして
いる。
【0010】一方、モータとしてホール素子によるロー
タ回転位置を検出し、固定子巻線3に通電を行い位相の
切り替えを行せしめ、かつ速度制御のためのFGセンサ
について記述する。
【0011】鋼板プレス品によるFGヨーク12に回転
位置検出のための磁極と、FGセンサとしての磁極を有
し兼ね備えたサブマグネット13を接着固定し、回転軸
5の反出力軸側に固定ねじ14によりねじ締め固定せし
めている。さらにサブマグネット13に対向させてFG
パターンを形成したモータ基盤15とホール素子16を
設置し構成している。
【0012】本実施例の回転子位置検出とFGセンサの
構成につき、さらに詳細に記述する。
【0013】まず、回転子4のメインマグネット6の磁
極形成、すなわち着磁を行わせる方法として回転軸5の
反出力軸側に形成した溝を位置基準として必要な磁極数
を着磁をFGヨーク12の溝装着部12aを位置基準と
し行わせ、これを先の回転軸5の溝5aにFGヨーク1
2の溝装着部を嵌合させ、固定ねじ14により締め付け
固定することによりメインマグネット6の磁極位置と回
転子位置検出用磁極13a位置を合わすことができ、結
果としてサブマグネット13の回転子位置検出用磁極1
3aにより、メインマグネット6の磁極位置を間接的に
検出することができる。
【0014】なお、このサブマグネット13の回転子位
置検出用磁極13aを着磁する際、図5に示すようFG
センサ用の多極FGセンサ用磁極13bも同時もしく
は、順次、着磁することにより、サブマグネット13の
1個により回転子位置検出とFGセンサのための磁極を
共用化できる。
【0015】図5の実施例では、回転子位置検出用磁極
13aをサブマグネット13の外周側に位置させている
が、反対の内周側に設けて同一機能を有することは明白
である。
【0016】次にホール素子16とFGパターン15a
の構成につき図7,図8により記述する。モータ基盤1
5に速度検出用FGパターン15aを施すと共に、ホー
ル素子16の位置決めのための開孔部15bを設け、ホ
ール素子16のリード16aのハンダ固定とかつ回路パ
ターンを施した基盤とし、サブマグネット13に対向さ
せ、エンドブラケット10にねじ止め等により取り付け
固定している。以上の構成によりサブマグネット13の
回転子位置検出用磁極13aとホール素子16によりメ
インマグネット6の磁極位置に一致した状態で位置検出
ができ、速度制御を目的としたFGセンサとして検出も
同時に容易に行わせしめることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、サブマグネット13に
メインマグネット6と同一磁極の回転子位置検出用磁極
13aと多極FGセンサ用磁極13bを着磁形成せしめ
ると共に、このサブマグネット13に対向してホール素
子及びFGパターンを設定することにより、1個のサブ
マグネットとモータ基盤により、回転子4の回転位置検
出と速度制御のためのFGセンサを同時に設けることが
でき、部品構成及びコスト的にも経済的に容易に行わせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるインナロータ形ブラシ
レスモータの断面図。
【図2】図1のP部の拡大図。
【図3】回転軸の溝を示した側面図。
【図4】回転子の断面図。
【図5】サブマグネットの磁極状態の説明図。
【図6】メインマグネットの磁極状態の説明図。
【図7】モータ基盤表の平面図。
【図8】モータ基盤裏の平面図。
【符号の説明】
1…固定子、2…固定子鉄芯、3…固定子巻線、4…回
転子、5…回転軸、6…メインマグネット、7,8…玉
軸受、9,10…エンドブラケット、11…ハウジン
グ、12…ヨーク、13…サブマグネット、14…固定
ねじ、15…モータ基盤、16…ホール素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子の内周側に回転自在に取り付けられ
    た回転子を具備して、形成されるブラシレスモータにお
    いて、サブマグネットに回転子位置検出用磁極と速度制
    御用多極FGセンサ用磁極を着磁形成し、それに対向し
    て設けたモータ基盤にホール素子とFGパターンを設
    け、回転軸に設けた溝とヨークに設けた溝装着部により
    嵌合することによりメインマグネットの磁極位置と前記
    サブマグネットの前記回転子位置検出用磁極とを一致せ
    しめたことを特徴とするインナロータ形ブラシレスモー
    タ。
JP1036495A 1995-01-26 1995-01-26 インナロータ形ブラシレスモータ Pending JPH08205506A (ja)

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