JPH08204159A - 半導体不揮発性メモリ装置 - Google Patents

半導体不揮発性メモリ装置

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JPH08204159A
JPH08204159A JP7010950A JP1095095A JPH08204159A JP H08204159 A JPH08204159 A JP H08204159A JP 7010950 A JP7010950 A JP 7010950A JP 1095095 A JP1095095 A JP 1095095A JP H08204159 A JPH08204159 A JP H08204159A
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memory device
semiconductor
bit line
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Toshiyuki Nishihara
利幸 西原
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/10Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the top-view layout
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体不揮発性メモリ装置において、その構
成の複雑化したがって製造工程数の増加を来すことな
く、上述したビット線B/L間の干渉雑音の問題を解消
でき、更にソース線の寄生抵抗の低減化もはかることが
できて、読み出し速度の改善をはかることができるよう
にする。 【構成】 メモリトランジスタTrが形成された半導体
基板上にビット線B/Lとソース線S/Lとを構成する
各導電層11および12が、ワード線W/Lと交叉する
方向例えば垂直方向に交互に並走するように配置された
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体不揮発性メモリ
装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯用情報端末機器の普及発展に
伴って、その外部記憶装置として大容量EEPROM
(Electrically Erasable Programmable Read Only Mem
ory) の必要性が高まっている。
【0003】図11は、このEEPROMの要部の概略
構成を示す平面図で、図12はそのA−A線上の概略断
面図を示す。このEEPROMは、図13にその等価回
路を示すように、フローティングゲート形のメモリトラ
ンジスタTrが、半導体基板1例えばシリコン基板に形
成される。このメモリトランジスタTrは、半導体基板
1の一主面にゲート絶縁膜21を介してフローティング
ゲート22と、更にこれの上に強誘電体層23を介して
コントロールゲート24が形成されたゲート部が形成さ
れ、このゲート部を挟んでその両側にソース領域2sと
ドレイン領域2dが半導体基板1の上述の一主面に臨ん
で不純物のドーピング例えばイオン注入によって形成さ
れた半導体領域によって形成されてなる。
【0004】そして、この場合ソース領域2sの延長部
によってソース線S/Lが形成され、コントロールゲー
ト24の延長部によってワード線W/Lが形成される。
また、このメモリトランジスタTrを覆って層間絶縁層
13が形成され、この層間絶縁層13のドレイン領域2
d上にコンタクト窓4が穿設されてこのコンタクト窓4
を通じてこのドレイン領域2dにオーミックにコンタク
トして例えばポリサイド層もしくはAl等の金属層によ
るビット線B/Lが形成される。
【0005】この構成による場合、各ビット線B/Lに
接続されたそれぞれのメモリセルは、ワード線W/Lと
ソース線S/Lを共有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
半導体不揮発性メモリ装置において、メモリ容量の増大
化に伴なって、メモリセルの高密度化が図られると、例
えば各ビット線B/Lの間隔も狭められて来て、各ビッ
ト線B/L間に寄生容量が発生し、これによる容量結合
が問題となる。
【0007】すなわち、上述の構成による半導体不揮発
性メモリ装置において、そのメモリセルからデータを読
み出す際、ワード線W/Lの印加電圧を上昇させると、
このワード線W/Lに接続される全てのメモリセルから
データが読み出される。このとき、例えば図11で示さ
れる3本のビット線B/Lにおいて、中央のビット線B
/L上のデータが読み出しの対象であって“1”であ
り、これに隣り合う両側のビット線B/L上のデータが
“0”である場合、図11における中央のビット線B/
Lとこれに隣り合う両側のビット線B/Lとの容量結合
によってこれら両側のビット線B/Lの電位が、中央の
ビット線B/Lの電位まで降下するという、ビット線間
の干渉雑音の問題、すなわち読み出しエラーの発生の問
題が生じる。
【0008】また、ソース線S/Lが、半導体領域すな
わちソース領域の延長部によって構成されることから、
その寄生抵抗が大きくなり、読み出し速度が低下すると
いう問題もある。
【0009】本発明は、半導体不揮発性メモリ装置にお
いて、その構成の複雑化したがって製造工程数の増加を
来すことなく、上述したビット線B/L間の干渉雑音の
問題を解消でき、更にソース線の寄生抵抗の低減化もは
かることができて、読み出し速度の改善をはかることが
できるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては、図1
にその一例の構成を示す要部の概略平面図を示し、図2
および図3にそれぞれ図1のA−A線上およびB−B線
上の断面図を示すように、メモリトランジスタTrが形
成された半導体基板1上にそれぞれ導電層11および1
2によるビット線B/Lとソース線S/Lとが、ワード
線W/Lと交叉する方向例えば垂直方向に交互に並走す
るように配置された構成とする。
【0011】
【作用】本発明構成によれば、隣り合うビット線B/L
間に電位の安定したソース線S/Lが配置された構成と
したことから、ビット線B/L間の干渉雑音の発生を防
止できるものである。
【0012】また、同一のワード線W/Lに接続された
隣り合うメモリセルのソース線S/Lが、それぞれ分離
されているので、いわゆるFN(ファウラーノルドハイ
ム)トンネル電流による全チャネルの書き込みが可能と
なる。これによってゲート絶縁膜の劣化低減することが
可能となる。
【0013】また、本発明構成では、そのソース線S/
Lが、従来のように半導体基板に形成した不純物ドーピ
ングによる半導体領域によって構成するものでは無く導
電層によって構成するのでこの導電層を低抵抗の金属層
もしくはポリサイド層等によって形成することによって
その分布抵抗すなわち寄生抵抗の低減化をはかることが
できて動作速度の高速化をはかることができる。
【0014】
【実施例】本発明の基本的構成による半導体不揮発性メ
モリ装置の一例を図1〜図3を参照して説明する。この
場合その等価回路を図4に示ようにEEPROM構成を
採り、そのメモリトランジスタTrは、例えばフローテ
ィングゲート形MISFET(絶縁ゲート形電界効果ト
ランジスタ)による。
【0015】この場合、図2および図3に示すように、
このフローティングゲート形のメモリトランジスタTr
は、半導体基板1例えばシリコン基板に形成される。こ
のメモリトランジスタTrは、半導体基板1の一主面に
例えばその表面の熱酸化によって形成したゲート絶縁膜
21を介して例えば多結晶シリコン層によるフローティ
ングゲート22と、更にこれの上に強誘電体層23を介
してコントロールゲート24が形成されたゲート部が形
成され、このゲート部を挟んで図1〜図3に示すよう
に、ソース領域2sおよびドレイン領域2dが、p型も
しくはn型の不純物を例えばイオン注入して形成した半
導体領域によって形成される。
【0016】共通のワード線W/Lに接続されるメモリ
トランジスタTrは、一方向(以下水平方向という)に
各ドレイン領域2d同士、各ソース領域2sが所要の間
隔を保持して配列され、これら間に、これら各トランジ
スタTrのコントロールゲート24が互い連結されて水
平方向に延長形成される。
【0017】そして、隣り合うワード線W/L間に、こ
れらワード線W/Lに接続される各対のトランジスタT
rのソース領域2sが共通に形成され、これら隣り合う
ワード線W/Lとその各反対側で隣り合うワード線W/
Lとの間に、これら反対側で隣り合うワード線W/Lに
接続される各対のトランジスタTrのドレイン領域2d
が共通に形成される。
【0018】これら共通のソース領域2sとドレイン領
域2dとにはそれぞれ水平方向に互いに逆向きに突出す
るパターンの突出部2scと2dcとが延長形成された
T字状パターンにそれぞれ形成される。
【0019】各トランジスタTrのゲート部およびワー
ド線W/Lを覆って例えばSiO2をCVD法によって
形成した層間絶縁層13を全面的に形成し、この層間絶
縁層13とこれの下に形成された各絶縁層(例えばゲー
ト絶縁膜21等の形成と同時に形成された各絶縁層)を
含んでフォトリソグラフィによるパターンエッチングを
行って各ソース領域2sおよびドレイン領域2dのパタ
ーンの突出部2scと2dc上とにコンタクト窓4を穿
設してこれらパターンの突出部2scと2dcの各一部
を外部に露出する。
【0020】そして、それぞれ導電層12および11
を、各ソース領域2sおよびドレイン領域2dのパター
ンの突出部2scと2dc上にコンタクト窓4を通じて
オーミックコンタクトさせ層間絶縁層13上に差し渡っ
てワード線W/Lの上方において層間絶縁層13によっ
てこのワード線W/Lと電気的に絶縁されてワード線W
/Lの延長方向と交叉例えば直交する方向に延長して交
互に並走させてソース線S/Lおよびビット線B/Lを
形成する。このようにして各ソース線S/Lおよびビッ
ト線B/Lのソース領域2sおよびドレイン領域2dの
コンタクト部CsおよびCdが、隣り合う他のワード線
W/L間に形成されるようにする。
【0021】これらビット線B/Lおよびソース線S/
Lを構成する導電層11および12は、例えば同一導電
層の金属層例えばAl層、もしくはポリサイド層すなわ
ち多結晶シリコン層上に高融点金属のシリサイドの例え
ばWSi層が形成されたいわゆるポリサイド層を各コン
タクト窓4内を含んで例えば全面的に形成し、フォトリ
ソグラフィによるそれぞれ上述した所要のパターンにパ
ターンエッチングすることによって同時に形成すること
ができる。
【0022】上述の図1〜図4で説明した本発明による
半導体不揮発性メモリ装置によれば、前述したように、
隣り合うビット線B/L間に電位の安定したソース線S
/Lが配置された構成としたことから、ビット線B/L
間の干渉雑音の発生を防止できるものである。
【0023】また、同一のワード線W/Lに接続された
隣り合うメモリセルのソース線S/Lが、それぞれ分離
されているので、いわゆるFN(ファウラーノルドハイ
ム)トンネル電流による全チャネルの書き込みが可能と
なる。
【0024】また、本発明構成では、そのソース線S/
Lが、従来のように半導体基板に形成した不純物ドーピ
ングによる半導体領域によって構成するものでは無く導
電層によって構成するのでこの導電層を低抵抗の金属層
もしくはポリサイド層等によって形成することによって
その分布抵抗すなわち寄生抵抗の低減化をはかることが
でる。
【0025】上述した例では、各ソース領域2sおよび
ドレイン領域2dに、それぞれソース線S/Lおよびビ
ット線B/Lとのコンタクト部CsおよびCdを構成す
る突出部2scおよび2dcを形成した場合であるが、
この場合ソース領域およびドレイン領域の各半導体領域
の形成時にその突出部2scおよび2dcの突出基部の
パターンが、図5に示すようなきれいな屈曲パターンと
はならずに、不純物の横方向拡散によってパターンがな
だらかに彎曲するパターン崩れが生じて、ソースおよび
ドレイン本来の機能を持たしめるすなわちチャネル形成
部に臨む幅すなわちチャネル幅がばらつくおそれがあ
る。
【0026】このような不都合を回避するには、メモリ
セルの面積を大きくする必要が生じ、この場合高密度化
を阻害する。
【0027】次に、このような不都合を回避することの
できる本発明による半導体不揮発性メモリ装置の一例を
図5〜図7を参照して説明する。すなわち、この例で
は、各ソース領域およびドレイン領域のパターンを直線
的パターンとして、上述したコンタクト部を構成する突
出部2scおよび2dcの形成を回避するものである。
【0028】図5および図6は、その構成を示す要部の
概略平面図およびそのA−A線上の断面図、図7はその
等価回路図で、これら図5〜図7において、図1〜図4
と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略す
るが、この場合においても平行配列したワード線W/L
と直交する方向に延長する各導電層11および12より
なるソース線S/Lとビット線B/Lとを交互に並走さ
せたパターンとするもので、この例においては、並走す
るソース線S/Lとこれに隣り合うビット線B/Lに、
メモリトランジスタTrを構成するソース領域2sとド
レイン領域2dとがそれぞれオーミックにコンタクトす
るように、これらソース領域2sとドレイン領域2d
が、並走するソース線S/Lおよびビット線B/Lの延
長方向に斜めに配置された構成とする。すなわち、図6
に示すように、各ワード線W/Lに対して、互いに隣り
合う1つ置きの組のソース線S/Lとビット線B/L間
に交互にメモリトランジスタTrが配置される構成とす
る。
【0029】この場合においても、図5に示すように、
共通のワード線W/Lに接続されるメモリトランジスタ
Trのコントロールゲートを相互に連結して各ワード線
W/Lを形成し、導電層11および12によるビット線
B/Lとソース線S/Lが、ワード線W/Lの延長方向
と直交する方向に延長して交互に所定の間隔を保持して
配列された構成とするが、この場合、隣り合うワード線
W/L間に位置して、これら隣り合うワード線W/Lに
接続されるトランジスタTrを構成する共通のソース領
域2sを、各ソース線S/Lを構成する導電層12下の
形成位置下を斜めに横切る直線的パターンに形成する。
そして、これら各ソース領域2sの直線的パターンの延
長線上において、各ワード線W/Lの互いに反対側に、
隣り合うワード線W/L間に位置して、これら隣り合う
ワード線W/Lにそのコントロールゲートが接続される
トランジスタTrを構成する共通のドレイン領域2d
を、各ビット線B/Lを構成する導電層11の形成位置
下を斜めに横切って直線的パターンに形成する。
【0030】また、各ビット線B/Lおよびソース線S
/Lと、これらの下を横切る各ドレイン領域2dおよび
ソース領域2sとの間に介在する層間絶縁層13等の絶
縁層にコンタクト窓4を穿設し、これらコンタクト窓4
を通じて各ビット線B/Lおよびソース線S/Lを構成
する導電層11および12が、対応する各ドレイン領域
2dおよびソース領域2sにオーミックコンタクトする
ようになされる。
【0031】そして、この例においても、各ビット線B
/Lとソース線S/Lとが所要の間隔を保持して平面的
に並走する構成とすることから、これらを構成する各導
電層11および12は、同一導電層の例えばAl等の金
属層あるいはポリサイド等の導電層をパターン化して同
時に形成することができる。
【0032】上述した図5〜図7の構成によるときは、
前述の図1〜図4で示した半導体不揮発性メモリ装置と
同様の利点を有し、同時にその不都合を回避できる。す
なわち、この図5のに示した例では、ソース領域2sお
よびドレイン領域2dがそれぞれ直線的パターンを形成
していることから前述した図1の例に比し、各パターン
崩れを回避できて、チャネル幅のばらつきを回避でき、
メモリトランジスタTrを均一な特性に、安定して高い
信頼性をもって形成することができる。
【0033】また、上述した各例では、各ビット線B/
Lとソース線S/Lとを所要の間隔を保持して並走配列
したことにより、これらを平面的に形成できることか
ら、各導電層11および12を同一導電層によって同時
に形成できるものであるが、このようにビット線B/L
およびソース線S/Lを平面的に形成する場合は、メモ
リセルの面積の縮小化、高密度化を充分はかることがで
きないという不都合がある。そこで、これらビット線B
/Lとソース線S/Lを構成する各導電層11および1
2をそれぞれ異なる別体の導電層によって層間絶縁層を
介して構成し、その一部が積層ないしは平面的にみて
(上方からみて)接近したパターンに形成することがで
きる。
【0034】例えば、ソース線S/Lを構成する導電層
12が、ビット線B/Lを構成する導電層11より上層
に形成され、ソース線S/Lのソース領域2sとのオー
ミックコンタクト部Csが、隣り合うビット線B/L間
に位置して配置された構成とする。あるいはビット線B
/Lを構成する導電層11が、ソース線S/Lを構成す
る導電層12より上層に形成され、ビット線B/Lの、
ドレイン領域2dとのオーミックコンタクト部Cdが、
隣り合うソース線S/L間に位置して配置された構成と
する。
【0035】この場合の一例を図8および図9を参照し
て説明する。図8はその構成を示す概略平面図で、図9
はそのA−A線上の断面図を示す。これら図8および図
9において図5および図6と対応する部分には同一符号
を付して重複説明を省略するが、この例では、そのワー
ド線W/Lと交叉する方向に延長して形成され、互いに
交互に並走させるビット線B/Lとソース線S/Lと
を、互いに別の導電層すなわち別工程で形成される導電
層11および12によって互いに層間絶縁層によって電
気的に絶縁された状態で、上方からみて一部重なり合う
か充分近接した間隔をもって形成する。すなわち、半導
体基板1に形成したメモリトランジスタTr上を覆って
層間絶縁層13を形成し、これのドレイン領域2d上に
コンタクト窓4を穿設する。そして、このコンタクト窓
4を通じてドレイン領域2dにオーミックコンタクトさ
せて例えばポリサイド層等による導電層11を全面的に
形成し、パターンエッチングしてビット線B/Lを、ワ
ード線W/Lと交叉例えば垂直をなす方向に延長してス
トライプ状に形成する。
【0036】その後、このビット線B/L、すなわち導
電層11を覆って同様に例えばSiO2 による層間絶縁
層13をCVD法等によって形成する。そして、各ビッ
ト線B/L間においてこれらと接することなくソース領
域2s上の層間絶縁層13にコンタクト窓4を穿設し、
このコンタクト窓4を通じてソース領域2sにオーミッ
クコンタクトさせて例えばAl等の金属層もしくはポリ
サイド層等による導電層12を全面的に形成し、パター
ンエッチングしてソース線S/Lを、ワード線W/L上
にこれと交叉例えば垂直をなす方向に延長してストライ
プ状に形成する。
【0037】図8および図9で示した例においては、ビ
ット線B/Lを構成する導電層11を下層導電層とし
て、これの上に層間絶縁層13を介して上層導電層とし
てソース線S/Lを構成する導電層12を形成するよう
にした場合であるが、図10にその一例の要部の概略断
面図を示すように、ビット線B/Lすなわち導電層11
と、ソース線S/Lすなわち導電層12との上下関係
を、図8および図9で説明したとは逆の配置関係とする
こもできる。
【0038】すなわち、この場合、図10に示すよう
に、半導体基板1に形成したメモリトランジスタTr上
を覆って層間絶縁層13を形成し、これのソース領域2
s上にコンタクト窓4を穿設する。そして、このコンタ
クト窓4を通じてソース領域2sにオーミックコンタク
トさせて例えばポリサイド層等による導電層12を全面
的に形成し、パターンエッチングしてソース線S/L
を、ワード線W/Lと交叉例えば垂直をなす方向に延長
してストライプ状に形成する。
【0039】その後、このソース線S/L、すなわち導
電層12を覆って同様に例えばSiO2 による層間絶縁
層13をCVD法等によって形成する。そして、各ソー
ス線S/L間においてこれらと接することなくドレイン
領域2d上の層間絶縁層13にコンタクト窓4を穿設
し、このコンタクト窓4を通じてドレイン領域2dにオ
ーミックコンタクトさせて例えばAl等の金属層もしく
はポリサイド層等による導電層11を全面的に形成し、
パターンエッチングしてビット線B/Lを、ワード線W
/L上にこれと交叉例えば垂直をなす方向に延長してス
トライプ状に形成する。
【0040】これら図8および図9に示した例、図10
に示した例のいずれにおいても、図5で示した例と同様
にソース領域2sおよびドレイン領域2dのパターン崩
れを回避できてトランジスタの特性のばらつきを回避で
きる。そして、その各ビット線B/Lとソース線S/L
とが平面的にみて充分近接して、あるいは一部積層して
形成されることから、メモリセルの面積の縮小化をはか
ることができる。そして、このような構成とする場合に
おいても、隣り合うビット線B/L間に電位の安定した
ソース線S/Lが実質的に配置された構成としたことか
ら、ビット線B/L間の干渉雑音の発生を防止できるも
のである。
【0041】尚、上述した例においては、コンタクト窓
4内を含んで各導電層11および12を形成して直接的
にドレイン領域およびソース領域の突出部2dcおよび
2scにオーミックコンタクトさせた場合であるが、各
コンタクト窓内にいわゆるメタルプラグを充填してこれ
を介して各導電層11および12のオーミックコンタク
トを行うようにすることもできるなど、上述した例に限
らず種々の構成をとすることができる。
【0042】
【発明の効果】上述したように、本発明構成によれば、
隣り合うビット線B/L間に電位の安定したソース線S
/Lが配置された構成としたことから、ビット線B/L
間の干渉雑音の発生を防止できるものである。
【0043】また、同一のワード線W/Lに接続された
隣り合うメモリセルのソース線S/Lが、それぞれ分離
されているので、いわゆるFN(ファウラーノルドハイ
ム)トンネル電流による全チャネルの書き込みが可能と
なる。これによってゲート絶縁膜の劣化低減することが
可能となる。
【0044】また、本発明構成では、そのソース線S/
Lが、従来のように半導体基板に形成した不純物ドーピ
ングによる半導体領域によって構成するものではなく導
電層によって構成するのでこの導電層を低抵抗の金属層
もしくはポリサイド層等によって形成することによって
その分布抵抗すなわち寄生抵抗の低減化をはかることが
できて読み出し速度の高速化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体不揮発性メモリ装置の一例
の構成を示す概略平面図である。
【図2】図1のA−A線上の断面図である。
【図3】図1のB−B線上の断面図である。
【図4】本発明による半導体不揮発性メモリ装置の一例
の等価回路図である。
【図5】本発明による半導体不揮発性メモリ装置の他の
例の構成を示す概略平面図である。
【図6】図5のA−A線上の断面図である。
【図7】本発明による半導体不揮発性メモリ装置の上記
他の例の等価回路図である。
【図8】本発明による半導体不揮発性メモリ装置の更に
他の例の構成を示す概略平面図である。
【図9】図8のA−A線上の断面図である。
【図10】本発明による半導体不揮発性メモリ装置の他
の例の要部の概略断面図である。
【図11】従来の半導体不揮発性メモリ装置の構成を示
す概略平面図である。
【図12】図11のA−A線上の断面図である。
【図13】従来の半導体不揮発性メモリ装置の等価回路
図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2s ソース領域 2d ドレイン領域 4 コンタクト窓 11,12 導電層 13 層間絶縁層 21 ゲート絶縁膜 22 フローティングゲート 23 強誘電体膜 24 コントロールゲート S/L ソース線 B/L ビット線 W/L ワード線 Tr メモリトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/788 29/792

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリトランジスタが形成された半導体
    基板上にそれぞれ積層して形成された導電層によるビッ
    ト線とソース線とが、ワード線と交叉する方向に、交互
    に並走するように配置されてなることを特徴とする半導
    体不揮発性メモリ装置。
  2. 【請求項2】 上記並走するソース線とこれに隣り合う
    ビット線に、上記メモリトランジスタを構成するソース
    領域とドレイン領域とがそれぞれオーミックにコンタク
    トするように上記並走するソース線およびビット線の延
    長方向に斜めに配置されたことを特徴とする請求項1に
    記載の半導体不揮発性メモリ装置。
  3. 【請求項3】 上記ビット線とソース線とが、それぞれ
    別の導電層によって形成されたことを特徴とする請求項
    1または2に記載の半導体不揮発性メモリ装置。
  4. 【請求項4】 上記ソース線を構成する導電層が上記ビ
    ット線を構成する導電層より上層に形成され、 上記ソース線の上記ソース領域とのオーミックコンタク
    ト部が上記隣り合うビット線間に位置して配置されたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の半導体不揮発性メモリ
    装置。
  5. 【請求項5】 上記ビット線を構成する導電層が上記ソ
    ース線を構成する導電層より上層に形成され、 上記ビット線の上記ドレイン領域とのオーミックコンタ
    クト部が上記隣り合うソース線間に位置して配置された
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体不揮発性メモ
    リ装置。
  6. 【請求項6】 上記ソース線を構成する導電層および上
    記ビット線を構成する導電層が金属層もしくはポリサイ
    ド層よりなることを特徴とする請求項1、2、3、4ま
    たは5に記載の半導体不揮発性メモリ装置。
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