JPH08204000A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH08204000A
JPH08204000A JP891895A JP891895A JPH08204000A JP H08204000 A JPH08204000 A JP H08204000A JP 891895 A JP891895 A JP 891895A JP 891895 A JP891895 A JP 891895A JP H08204000 A JPH08204000 A JP H08204000A
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metal wiring
wiring
via hole
forming
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JP891895A
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English (en)
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Hideaki Tsukioka
英了 月岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、多層配線構造を有する半導体装置お
よびその製造方法において、合わせずれを考慮しない設
計ルールでの運用によっても十分にマージンのあるヴィ
アホールを形成できるようにすることを最も主要な特徴
とする。 【構成】たとえば、基板もしくは下地層11上に下層の
金属配線12を形成し、その側面に、ステッパの合わせ
ずれの最大値と同じ幅の第1のサイドウォール14を形
成する。そして、層間絶縁膜15を堆積した後、上記下
層の金属配線12につながる開口部17を形成する。ま
た、この開口部17の側面に、実際の合わせずれに応じ
た幅で第2のサイドウォール18を形成する。この後、
下層の金属配線12に接続されるヴィアホール19と上
層の金属配線20とを形成することで、ヴィアの肩落ち
や上層配線の段切れなどを防止できるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばヴィアホー
ルを介して配線の相互を接続してなる多層配線構造を有
する半導体装置およびその製造方法に関するもので、特
に高集積化が図られた半導体集積回路装置に用いられる
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路装置においては、
たとえば多層配線構造を採用することによって高集積化
が図られている。多層配線は、絶縁膜を介して積層され
た各層の金属配線の相互をヴィアホールによって導通し
てなる構造とされている。
【0003】図2は、多層配線の形成プロセスを概略的
に示すものである。まず、基板もしくは下地層1の上に
アルミニウム(Al)などの配線材料を塗布し、これ
を、レジストパターンを用いて異方性エッチング(RI
E)により加工して下層の金属配線2を形成する(同図
(a))。
【0004】次に、形成された下層の金属配線2上に、
二酸化シリコンなどの絶縁膜3を堆積し、さらに、その
絶縁膜3の上にレジストパターン4を形成する。そし
て、そのレジストパターン4を用いて異方性エッチング
(RIE)を行い、絶縁膜3に上記下層の金属配線2に
つながる開口部5を形成する(同図(b))。
【0005】この後、上記レジストパターン4を除去し
た上記絶縁膜3上に塗布された配線材料を、レジストパ
ターンを用いて異方性エッチング(RIE)により加工
してヴィアホール6および上層の金属配線7を形成する
(同図(c))。
【0006】こうして、下層の金属配線2と上層の金属
配線7との相互がヴィアホール6を介して接続されてな
る、多層配線が実現される。なお、ヴィアホール6のア
スペクト比が大きくなる場合には、たとえば図3に示す
ように、開口部5を形成するRIEの前に、絶縁膜3の
一部を等方性エッチングによって除去して開口部5の角
部5aを落とすこともある。
【0007】さて、上記した多層配線の形成において
は、開口部5の開口に用いられるレジストパターン4の
パターニングを露光装置によって行うようになってい
る。このため、下層の金属配線2との合わせずれをあら
かじめ考慮し、本来のヴィアホール6よりも下層の金属
配線2を大きく、合わせ余裕をもたせて形成するように
なっていた。
【0008】しかしながら、これは配線部のデザインル
ールの変更を強いるものである、つまり合わせ余裕に応
じて配線部のデザインルールを緩和させなければなら
ず、さらなる高集積化が進み、デザインルールがサブミ
クロン領域にはいってくると、配線部の面積が増大して
集積化の妨げとなるという問題があった。
【0009】一方、配線部の面積を最小限にするため
に、露光装置を合わせずれの限界で運用しようとする
と、下層の金属配線2とヴィアホール6との合わせずれ
(ヴィアの肩落ち)などが多発する結果となり、やり直
しによる実質的な工程の増加となって、その分、コスト
高となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、レジストパターンのパターニングに際し
て、下層の金属配線との合わせずれを考慮しようとする
場合には、合わせ余裕分だけ配線部の面積が増える結果
となり、逆に、配線部の面積が増えるのを防ぐために合
わせずれを考慮しない場合には、工程数の増加を招くこ
とになってコスト高となるという問題があった。
【0011】そこで、この発明は、合わせずれを考慮し
ない設計ルールでの運用によってもコスト高となるのを
防ぐことができ、高集積化にとって有用な半導体装置お
よびその製造方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の半導体装置にあっては、ヴィアホール
を介して配線の相互を接続してなる多層配線構造を有す
るものにおいて、下層配線の側面および前記ヴィアホー
ルの側面にそれぞれサイドウォールを設けてなる構成と
されている。
【0013】また、この発明の半導体装置の製造方法に
あっては、基板もしくは下地層上に下層配線を形成する
工程と、前記下層配線の側面に、露光装置の合わせずれ
の最大値と同じ幅の第1のサイドウォールを形成する工
程と、前記下層配線上に絶縁膜を形成する工程と、前記
絶縁膜に、前記下層配線につながる開口部を形成する工
程と、前記開口部の側面に、この開口部および前記下層
配線の実際の合わせずれと同一の幅で第2のサイドウォ
ールを形成する工程と、前記開口部内に一部が埋め込ま
れてなるヴィアホール、およびこのヴィアホールを介し
て、前記下層配線と接続される上層配線を形成する工程
とからなっている。
【0014】
【作用】この発明は、上記した手段により、合わせ余裕
を設けずとも、合わせずれによるヴィアの肩落ちなどが
発生するのを防止できるようになるため、十分にマージ
ンのあるヴィアホールの形成が可能となるものである。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明にかかる半導体集積回
路装置の多層配線の形成プロセスを概略的に示すもので
ある。
【0016】まず、基板もしくは下地層11の上にアル
ミニウム(Al)などの配線材料を塗布し、これを、レ
ジストパターンを用いて異方性エッチング(RIE)に
より加工して下層の金属配線12を形成する。そして、
その下層の金属配線12を含む、上記基板もしくは下地
層11上に、たとえばポリシリコン13をデポジットす
る(同図(a))。
【0017】この場合、上記ポリシリコン13は、露光
装置の合わせずれの公差(ずれの最大値)に応じた厚さ
で形成される。たとえば、レジストのパターニングのた
めに用いられるステッパの合わせ誤差が0.2μmであ
る場合には、プラズマCVDなどの低温プロセスによ
り、ポリシリコン13のデポジットが0.2μmの厚さ
で行われる。
【0018】この後、異方性エッチング(RIE)によ
って全面エッチバックを行って、上記下層の金属配線1
2の側面に第1のサイドウォール14を形成する(同図
(b))。これにより、ステッパの合わせずれの最大値
(0.2μm)と同じ幅の第1のサイドウォール14が
形成される。
【0019】次に、第1のサイドウォール14が形成さ
れた下層の金属配線12上に、二酸化シリコンなどの層
間絶縁膜15を堆積し、さらに、その層間絶縁膜15の
上にレジスト膜を形成し、それをステッパを用いてパタ
ーン形成してレジストパターン16を形成する(同図
(c))。
【0020】そして、そのレジストパターン16を用い
てRIEを行い、上記層間絶縁膜15に上記下層の金属
配線12につながる開口部17を形成する(同図
(d))。このとき、ステッパの合わせ余裕を「0」と
し、開口部17と下層の金属配線12との間に最大で
0.2μmの合わせずれが生じたとする。しかし、下層
の金属配線12の側面には0.2μm幅の第1のサイド
ウォール14があるため、上記基板もしくは下地層11
が露出する、いわゆる合わせずれによる肩落ちといった
現象が発生するのを防止できる。
【0021】すなわち、第1のサイドウォール14がエ
ッチングストッパとして機能する、つまり層間絶縁膜1
5との間に十分な選択比があることにより、下層の金属
配線12の側部に大きな窪みができるのを防ぐことがで
きる。
【0022】この後、上記レジストパターン16を除去
した上記層間絶縁膜15上にポリシリコンをデポジット
し、それをRIEによって全面エッチバックして、上記
開口部17の内側面に第2のサイドウォール18を形成
する(同図(e))。この場合、下層の金属配線12と
開口部17との実際の合わせずれに応じた幅(ここで
は、0.2μm幅)で、第2のサイドウォール18が形
成される。
【0023】このとき、ポリシリコンのカバレージの良
さにより、第1のサイドウォール14と層間絶縁膜15
との間に存在する小さな窪みなども完全に埋めることが
できる。
【0024】最後に、上記層間絶縁膜15上に配線材料
を塗布し、これをレジストパターンを用いてRIEによ
り加工してヴィアホール19および上層の金属配線20
を形成する(同図(f))。この場合、上層の金属配線
20は、段切れや局所的な細りなどを防いで、高信頼性
をもって安定に形成できる。
【0025】こうして、下層の金属配線12と上層の金
属配線20との相互が、合わせ余裕なしで、ヴィアホー
ル19を介して接続されてなる、多層配線が実現され
る。このような構成によれば、ステッパの合わせずれに
よるヴィアの肩落ちや上層の金属配線の段切れなどを防
止できるようになるため、合わせずれを考慮しない設計
ルールでの運用が可能となり、また、カバレージの改善
によってエレクトロンマイグレーションの耐性をも向上
し得るものである。
【0026】上記したように、合わせ余裕を設けずと
も、合わせずれによるヴィアの肩落ちなどが発生するの
を防止できるようにしている。すなわち、下層の金属配
線の側面およびヴィアホールの内側面に、ステッパの合
わせずれに応じた幅でサイドウォールを形成するように
している。これにより、合わせずれによるヴィアの肩落
ちや上層の金属配線の段切れなどを防止できるようにな
るため、合わせずれを考慮しない設計ルールでステッパ
を運用することが可能となる。したがって、十分にマー
ジンのあるヴィアホールの形成が可能となって、配線部
の面積が増えたり、コスト高を招いたりすることなし
に、高集積化にとって非常に有用なものとすることがで
きるものである。
【0027】なお、上記実施例においては、サイドウォ
ールの形成にポリシリコンを用いた場合を例に説明した
が、これに限らず、たとえばアモルファスシリコンを用
いて形成することもできる。
【0028】また、下層の金属配線とヴィアホールとを
合わせ余裕なしで形成する場合に限らず、たとえば上層
の金属配線とヴィアホールとを合わせ余裕なしで形成す
る場合にも適用可能である。その他、この発明の要旨を
変えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿論
である。
【0029】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、合わせずれを考慮しない設計ルールでの運用によっ
てもコスト高となるのを防ぐことができ、高集積化にと
って有用な半導体装置およびその製造方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる多層配線の形成プ
ロセスを概略的に示す断面図。
【図2】従来技術とその問題点を説明するために示す多
層配線の形成プロセスの概略断面図。
【図3】同じく、他の多層配線構造を示す概略断面図。
【符号の説明】
11…基板もしくは下地層、12…下層の金属配線、1
3…ポリシリコン、14…第1のサイドウォール、15
…層間絶縁膜、16…レジストパターン、17…開口
部、18…第2のサイドウォール、19…ヴィアホー
ル、20…上層の金属配線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヴィアホールを介して配線の相互を接続
    してなる多層配線構造を有する半導体装置において、 下層配線の側面および前記ヴィアホールの側面にそれぞ
    れサイドウォールを設けてなることを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 前記サイドウォールは、アモルファスシ
    リコンまたはポリシリコンによって露光装置の合わせず
    れに応じた幅で形成されることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 基板もしくは下地層上に下層配線を形成
    する工程と、 前記下層配線の側面に、露光装置の合わせずれの最大値
    と同じ幅の第1のサイドウォールを形成する工程と、 前記下層配線上に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜に、前記下層配線につながる開口部を形成す
    る工程と、 前記開口部の側面に、この開口部および前記下層配線の
    実際の合わせずれと同一の幅で第2のサイドウォールを
    形成する工程と、 前記開口部内に一部が埋め込まれてなるヴィアホール、
    およびこのヴィアホールを介して、前記下層配線と接続
    される上層配線を形成する工程とからなることを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1,第2のサイドウォールの形成
    には、アモルファスシリコンまたはポリシリコンが用い
    られることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の
    製造方法。
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