JP3312409B2 - 多層配線構造の半導体装置 - Google Patents
多層配線構造の半導体装置Info
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- JP3312409B2 JP3312409B2 JP00406593A JP406593A JP3312409B2 JP 3312409 B2 JP3312409 B2 JP 3312409B2 JP 00406593 A JP00406593 A JP 00406593A JP 406593 A JP406593 A JP 406593A JP 3312409 B2 JP3312409 B2 JP 3312409B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三層以上の導電層が層
間絶縁層を介して積層された多層配線構造の半導体装置
に係り、さらに詳しくは、チップ面積の微細化が可能
で、接続抵抗の低減を期待できる多層配線構造の半導体
装置における導電層間コンタクトの構造に関する。
間絶縁層を介して積層された多層配線構造の半導体装置
に係り、さらに詳しくは、チップ面積の微細化が可能
で、接続抵抗の低減を期待できる多層配線構造の半導体
装置における導電層間コンタクトの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】SRAMの周辺回路あるいはその他の半
導体装置においては、高集積化に伴い、三層以上の導電
層が層間絶縁層を介して積層される多層配線構造の半導
体装置が開発されている。多層配線構造の半導体装置で
は、各導電層を単一のコンタクトホールで一度に導通を
図るコンタクト構造を採用したり、中間に位置する導電
層には導通せずに上層側の導電層と下層側の導電層とを
導通状態にするコンタクト構造を採用したい場合があ
る。
導体装置においては、高集積化に伴い、三層以上の導電
層が層間絶縁層を介して積層される多層配線構造の半導
体装置が開発されている。多層配線構造の半導体装置で
は、各導電層を単一のコンタクトホールで一度に導通を
図るコンタクト構造を採用したり、中間に位置する導電
層には導通せずに上層側の導電層と下層側の導電層とを
導通状態にするコンタクト構造を採用したい場合があ
る。
【0003】従来の多層配線構造の半導体装置における
コンタクト構造の要部を図5に示す。図5(A)に示す
コンタクト構造は、半導体基板2上に絶縁層4を介して
積層された下層側の導電層6と、層間絶縁層8を介して
積層された中間の導電層12a,12bと、層間絶縁層
10を介して積層された上層側の導電層14a,14b
とを、各コンタクトホール16a,16bにおいて全て
接続する。
コンタクト構造の要部を図5に示す。図5(A)に示す
コンタクト構造は、半導体基板2上に絶縁層4を介して
積層された下層側の導電層6と、層間絶縁層8を介して
積層された中間の導電層12a,12bと、層間絶縁層
10を介して積層された上層側の導電層14a,14b
とを、各コンタクトホール16a,16bにおいて全て
接続する。
【0004】また、図5(B)に示すコンタクト構造
は、一方のコンタクトホール16cでは、下層側の導電
層6、中間の導電層12cおよび上層側の導電層14c
を全て接続し、他方のコンタクトホール16dでは、上
層側の導電層14dが中間の導電層12c,12dに接
続することなく、下層側の導電層6に接続する。
は、一方のコンタクトホール16cでは、下層側の導電
層6、中間の導電層12cおよび上層側の導電層14c
を全て接続し、他方のコンタクトホール16dでは、上
層側の導電層14dが中間の導電層12c,12dに接
続することなく、下層側の導電層6に接続する。
【0005】図5(B)に示すコンタクト構造を得るた
めに、従来では、直径2rのコンタクトホール16dを
形成すべき位置において、中間の導電層12c,12d
のパターンを、コンタクトホール16dの形成面積に対
して余裕幅x1 ,x2 のスペースで避けて形成する必要
があった。
めに、従来では、直径2rのコンタクトホール16dを
形成すべき位置において、中間の導電層12c,12d
のパターンを、コンタクトホール16dの形成面積に対
して余裕幅x1 ,x2 のスペースで避けて形成する必要
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
図5(B)に示す従来のコンタクト構造では、たとえば
図5(A)に示すコンタクト構造に比較して、セルサイ
ズの増大が問題となっている。たとえば、図5(A)に
示す中間の導電層12a,12b間のパターン間隔をd
とすると、図5(B)に示す半導体装置のセルサイズの
増大は、(x1 +x2 +2r−d)で表わすことができ
る。なお、x1 ,x2 は、それぞれ0.2〜0.5μm
程度であり、dは、通常0.35〜1.0μm程度であ
り、2rは、通常0.4〜1.0μm程度である。微細
化の観点から、中間の導電層12a,12b間のパター
ン間隔dを通常範囲での最小の0.35μmであるとす
ると、図5(B)に示す半導体装置におけるセルサイズ
の増大は、0.45μm以上となる。
図5(B)に示す従来のコンタクト構造では、たとえば
図5(A)に示すコンタクト構造に比較して、セルサイ
ズの増大が問題となっている。たとえば、図5(A)に
示す中間の導電層12a,12b間のパターン間隔をd
とすると、図5(B)に示す半導体装置のセルサイズの
増大は、(x1 +x2 +2r−d)で表わすことができ
る。なお、x1 ,x2 は、それぞれ0.2〜0.5μm
程度であり、dは、通常0.35〜1.0μm程度であ
り、2rは、通常0.4〜1.0μm程度である。微細
化の観点から、中間の導電層12a,12b間のパター
ン間隔dを通常範囲での最小の0.35μmであるとす
ると、図5(B)に示す半導体装置におけるセルサイズ
の増大は、0.45μm以上となる。
【0007】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、チップ面積の微細化が可能で、接続抵抗の低減を期
待できる多層配線構造の半導体装置を提供することを目
的とする。
れ、チップ面積の微細化が可能で、接続抵抗の低減を期
待できる多層配線構造の半導体装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る多層配線構造の半導体装置は、三層以
上の導電層が層間絶縁膜を介して積層しており、下層側
の導電層と上層側の導電層とを接続するための複数のコ
ンタクトホールが形成してある半導体装置であって、中
間に位置する導電層と接続しないコンタクトホールのう
ち、当該中間に位置する導電層のパターン端部から所定
距離以下の位置に形成されたコンタクトホールの内壁に
は、絶縁性サイドウォールが形成されており、中間に位
置する導電層のパターン端部から所定距離以上の位置に
形成されたコンタクトホールの内壁には、絶縁性サイド
ウォールが形成されていないことを特徴とする。
に、本発明に係る多層配線構造の半導体装置は、三層以
上の導電層が層間絶縁膜を介して積層しており、下層側
の導電層と上層側の導電層とを接続するための複数のコ
ンタクトホールが形成してある半導体装置であって、中
間に位置する導電層と接続しないコンタクトホールのう
ち、当該中間に位置する導電層のパターン端部から所定
距離以下の位置に形成されたコンタクトホールの内壁に
は、絶縁性サイドウォールが形成されており、中間に位
置する導電層のパターン端部から所定距離以上の位置に
形成されたコンタクトホールの内壁には、絶縁性サイド
ウォールが形成されていないことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、中間の導電層のパターン端部から
所定距離以上離れた位置に、コンタクトホールを形成す
る場合には、コンタクトホールの内壁に、絶縁性サイド
ウォールを形成しないことで、上層側の導電層と下層側
の導電層とのコンタクト面積を大きく取ることができ、
接続抵抗の低減を期待できる。
所定距離以上離れた位置に、コンタクトホールを形成す
る場合には、コンタクトホールの内壁に、絶縁性サイド
ウォールを形成しないことで、上層側の導電層と下層側
の導電層とのコンタクト面積を大きく取ることができ、
接続抵抗の低減を期待できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る多層配線構造
の半導体装置について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。図1は本発明に関連する一参考例に係る多層配線構
造の半導体装置の要部概略断面図、図2は同参考例の多
層配線構造の半導体装置の製造過程を示す要部概略断面
図、図3は本発明の一実施例に係る多層配線構造の半導
体装置の要部概略断面図、図4は同実施例の多層配線構
造の半導体装置の製造過程を示す要部概略断面図であ
る。
の半導体装置について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。図1は本発明に関連する一参考例に係る多層配線構
造の半導体装置の要部概略断面図、図2は同参考例の多
層配線構造の半導体装置の製造過程を示す要部概略断面
図、図3は本発明の一実施例に係る多層配線構造の半導
体装置の要部概略断面図、図4は同実施例の多層配線構
造の半導体装置の製造過程を示す要部概略断面図であ
る。
【0011】図1に示す多層配線構造の半導体装置で
は、単結晶シリコンウェーハなどで構成される半導体基
板20の表面に、ゲート絶縁層などの絶縁層22が積層
してあり、その上に下層側の導電層24が積層してあ
る。絶縁層22は、たとえば酸化シリコン膜で構成され
る。下層側の導電層24は、たとえばポリシリコン膜、
ポリサイド膜などで構成され、所定のパターンにエッチ
ング加工されている。
は、単結晶シリコンウェーハなどで構成される半導体基
板20の表面に、ゲート絶縁層などの絶縁層22が積層
してあり、その上に下層側の導電層24が積層してあ
る。絶縁層22は、たとえば酸化シリコン膜で構成され
る。下層側の導電層24は、たとえばポリシリコン膜、
ポリサイド膜などで構成され、所定のパターンにエッチ
ング加工されている。
【0012】下層側の導電層24の表面には、第1層間
絶縁層26が積層してある。第1層間絶縁層26は、た
とえば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、PSG膜、B
PSG膜などで構成される。第1層間絶縁層26の表面
には、中間の導電層28a,28bが積層してある。中
間の導電層28a,28bは、たとえばポリシリコン
膜、ポリサイド膜などで構成され、所定のパターンにエ
ッチング加工されている。
絶縁層26が積層してある。第1層間絶縁層26は、た
とえば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、PSG膜、B
PSG膜などで構成される。第1層間絶縁層26の表面
には、中間の導電層28a,28bが積層してある。中
間の導電層28a,28bは、たとえばポリシリコン
膜、ポリサイド膜などで構成され、所定のパターンにエ
ッチング加工されている。
【0013】中間の導電層28a,28bの表面には、
第2層間絶縁層30が積層してある。第2層間絶縁層3
0は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、PS
G膜、BPSG膜などで構成される。この第2層間絶縁
層30の表面に、上層側の導電層32a,32bが積層
される。上層側の導電層32a,32bは、ポリシリコ
ン膜、ポリサイド膜あるいは金属配線層などで構成され
る。
第2層間絶縁層30が積層してある。第2層間絶縁層3
0は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、PS
G膜、BPSG膜などで構成される。この第2層間絶縁
層30の表面に、上層側の導電層32a,32bが積層
される。上層側の導電層32a,32bは、ポリシリコ
ン膜、ポリサイド膜あるいは金属配線層などで構成され
る。
【0014】本参考例では、上層側の導電層32a,3
2bは、コンタクトホール34a,34bを通して下層
側の導電層24あるいは下層側の導電層24と中間の導
電層28bとに接続される。本参考例では、一方のコン
タクトホール34aの内壁には、絶縁性サイドウォール
36が形成してあり、他方のコンタクトホール34bの
内壁には絶縁性サイドウォールが形成されていない。そ
の結果、一方のコンタクトホールでは、上層側の導電層
32aと下層側の導電層24とが接続され、中間の導電
層28aには接続されない。また、他方のコンタクトホ
ール34bでは、上層側の導電層32bが中間の導電層
28bおよび下層側の導電層24に対して同時に接続す
る。
2bは、コンタクトホール34a,34bを通して下層
側の導電層24あるいは下層側の導電層24と中間の導
電層28bとに接続される。本参考例では、一方のコン
タクトホール34aの内壁には、絶縁性サイドウォール
36が形成してあり、他方のコンタクトホール34bの
内壁には絶縁性サイドウォールが形成されていない。そ
の結果、一方のコンタクトホールでは、上層側の導電層
32aと下層側の導電層24とが接続され、中間の導電
層28aには接続されない。また、他方のコンタクトホ
ール34bでは、上層側の導電層32bが中間の導電層
28bおよび下層側の導電層24に対して同時に接続す
る。
【0015】絶縁性サイドウォール36は、たとえば酸
化シリコン、窒化シリコンなどで構成され、次に示すよ
うな手段で形成することができる。次に、本参考例の多
層配線構造の半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図2(A)に示すように、単結晶シリコンウェー
ハなどで構成される半導体基板20の表面に、たとえば
ゲート絶縁層を構成するための酸化シリコン膜などで構
成される絶縁層22を熱酸化法で成膜する。次に、絶縁
層22の表面に、ポリシリコン膜などで構成される下層
側の導電層24をCVD法で堆積する。この下層側の導
電層24を所定のパターンにエッチング加工した後、そ
の表面に第1層間絶縁層26をCVD法で堆積する。第
1層間絶縁層26は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シ
リコン膜、PSG膜、BPSG膜などで構成される。
化シリコン、窒化シリコンなどで構成され、次に示すよ
うな手段で形成することができる。次に、本参考例の多
層配線構造の半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図2(A)に示すように、単結晶シリコンウェー
ハなどで構成される半導体基板20の表面に、たとえば
ゲート絶縁層を構成するための酸化シリコン膜などで構
成される絶縁層22を熱酸化法で成膜する。次に、絶縁
層22の表面に、ポリシリコン膜などで構成される下層
側の導電層24をCVD法で堆積する。この下層側の導
電層24を所定のパターンにエッチング加工した後、そ
の表面に第1層間絶縁層26をCVD法で堆積する。第
1層間絶縁層26は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シ
リコン膜、PSG膜、BPSG膜などで構成される。
【0016】第1層間絶縁層26の表面には、中間の導
電層28a,28bをCVD法で堆積させる。中間の導
電層28a,28bは、たとえばポリシリコン膜、ポリ
サイド膜などで構成され、所定のパターンにエッチング
加工される。中間の導電層28a,28bの表面には、
第2層間絶縁層30をCVD法で堆積させる。第2層間
絶縁層30は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリコン
膜、PSG膜、BPSG膜などで構成される。この第2
中間絶縁層30の表面に、レジスト膜40を成膜し、レ
ジスト膜40をホトリソグラフィ法で加工し、コンタク
トホール形成のための開口部41を形成する。
電層28a,28bをCVD法で堆積させる。中間の導
電層28a,28bは、たとえばポリシリコン膜、ポリ
サイド膜などで構成され、所定のパターンにエッチング
加工される。中間の導電層28a,28bの表面には、
第2層間絶縁層30をCVD法で堆積させる。第2層間
絶縁層30は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリコン
膜、PSG膜、BPSG膜などで構成される。この第2
中間絶縁層30の表面に、レジスト膜40を成膜し、レ
ジスト膜40をホトリソグラフィ法で加工し、コンタク
トホール形成のための開口部41を形成する。
【0017】この開口部41が形成されたレジスト膜を
マスクとして半導体基板の表面をRIEなどのエッチン
グ技術で加工すれば、図2(B)に示すように、第2層
間絶縁層30、中間の導電層28a,28bおよび第1
層間絶縁層26を貫通するコンタクトホール34a,3
4bを得る。次に、これらコンタクトホール34a,3
4bが形成された第2層間絶縁層30の上からサイドウ
ォール形成のための絶縁層36’をCVD法で成膜す
る。この絶縁層36’は、第2層間絶縁層30と異なる
材質の絶縁物質で構成されることが好ましく、たとえば
窒化シリコンで構成される。この絶縁層36’の膜厚
は、コンタクトホール34a,34bを完全に埋め込ま
ない膜厚であれば特に限定されないが、たとえば50〜
100nm程度である。
マスクとして半導体基板の表面をRIEなどのエッチン
グ技術で加工すれば、図2(B)に示すように、第2層
間絶縁層30、中間の導電層28a,28bおよび第1
層間絶縁層26を貫通するコンタクトホール34a,3
4bを得る。次に、これらコンタクトホール34a,3
4bが形成された第2層間絶縁層30の上からサイドウ
ォール形成のための絶縁層36’をCVD法で成膜す
る。この絶縁層36’は、第2層間絶縁層30と異なる
材質の絶縁物質で構成されることが好ましく、たとえば
窒化シリコンで構成される。この絶縁層36’の膜厚
は、コンタクトホール34a,34bを完全に埋め込ま
ない膜厚であれば特に限定されないが、たとえば50〜
100nm程度である。
【0018】次に、この絶縁層36’を、RIEなどを
用いた異方性エッチング処理して全面エッチバックする
ことで、図2(C)に示すように、コンタクトホール3
4a,34b内に絶縁性サイドウォール36を形成す
る。絶縁性サイドウォール36の厚みは、絶縁層36’
の膜厚より多少小さい寸法である。
用いた異方性エッチング処理して全面エッチバックする
ことで、図2(C)に示すように、コンタクトホール3
4a,34b内に絶縁性サイドウォール36を形成す
る。絶縁性サイドウォール36の厚みは、絶縁層36’
の膜厚より多少小さい寸法である。
【0019】次に、中間の導電層28bと接続すべきコ
ンタクトホール34bを露出するように、レジスト膜4
2を成膜する。このレジスト膜42は、中間の導電層2
8aに対して接続しないコンタクトホール34aを覆う
ことになる。このレジスト膜42をマスクとして用い
て、エッチング処理を行ない、コンタクトホール34b
の絶縁性サイドウォール36を選択的に除去する。エッ
チング処理に際しては、第2層間絶縁層30との選択比
が取れる条件で行なうことが好ましい。
ンタクトホール34bを露出するように、レジスト膜4
2を成膜する。このレジスト膜42は、中間の導電層2
8aに対して接続しないコンタクトホール34aを覆う
ことになる。このレジスト膜42をマスクとして用い
て、エッチング処理を行ない、コンタクトホール34b
の絶縁性サイドウォール36を選択的に除去する。エッ
チング処理に際しては、第2層間絶縁層30との選択比
が取れる条件で行なうことが好ましい。
【0020】その後、レジスト膜42を除去し、図1に
示すように、上層側の導電層32a,32bをCVD法
などで成膜し、所定のパターンにエッチング加工する。
上層側の導電層32a,32bは、ポリシリコン膜、ポ
リサイド膜あるいは金属配線層などで構成される。
示すように、上層側の導電層32a,32bをCVD法
などで成膜し、所定のパターンにエッチング加工する。
上層側の導電層32a,32bは、ポリシリコン膜、ポ
リサイド膜あるいは金属配線層などで構成される。
【0021】本参考例では、絶縁性サイドウォール36
が形成してあるコンタクトホール34aでは、中間に位
置する導電層28aと接続することなく、上層側の導電
層32aと下層側の導電層24とを接続することができ
る。また、絶縁性サイドウォール36が形成されていな
いコンタクトホール34bでは、上層側の導電層32b
と中間の導電層28bと下層側の導電層24とを一度に
接続することができる。本参考例では、中間の導電層2
8bに対して接続したくない位置でコンタクトホール3
4aを開ける場合でも、その中間の導電層28aを、従
来と異なり、コンタクトホール34aの位置を逃げるパ
ターンで形成する必要がなくなり、すなわち図5に示す
余裕スペースx1 およびx2 を設ける必要がなくなり、
セル面積の縮小が可能である。
が形成してあるコンタクトホール34aでは、中間に位
置する導電層28aと接続することなく、上層側の導電
層32aと下層側の導電層24とを接続することができ
る。また、絶縁性サイドウォール36が形成されていな
いコンタクトホール34bでは、上層側の導電層32b
と中間の導電層28bと下層側の導電層24とを一度に
接続することができる。本参考例では、中間の導電層2
8bに対して接続したくない位置でコンタクトホール3
4aを開ける場合でも、その中間の導電層28aを、従
来と異なり、コンタクトホール34aの位置を逃げるパ
ターンで形成する必要がなくなり、すなわち図5に示す
余裕スペースx1 およびx2 を設ける必要がなくなり、
セル面積の縮小が可能である。
【0022】次に、本発明の実施例について、図3に基
づき説明する。図3に示す実施例では、双方のコンタク
トホール34c,34dが中間の導電層28c,28d
を貫通せずに形成してある。そして、中間の導電層28
dのパターン端部から所定距離以下の距離x3 の位置に
形成されたコンタクトホール34dの内壁には、絶縁性
サイドウォール36が形成してあり、中間の導電層28
cのパターン端部から所定距離以上の距離X4 で離れた
位置に形成されたコンタクトホール34cの内壁には、
絶縁性サイドウォールが形成されていない。
づき説明する。図3に示す実施例では、双方のコンタク
トホール34c,34dが中間の導電層28c,28d
を貫通せずに形成してある。そして、中間の導電層28
dのパターン端部から所定距離以下の距離x3 の位置に
形成されたコンタクトホール34dの内壁には、絶縁性
サイドウォール36が形成してあり、中間の導電層28
cのパターン端部から所定距離以上の距離X4 で離れた
位置に形成されたコンタクトホール34cの内壁には、
絶縁性サイドウォールが形成されていない。
【0023】次に、本実施例に係る多層配線構造の半導
体装置の製造方法について説明する。まず、図4(A)
に示すように、単結晶シリコンウェーハなどで構成され
る半導体基板20の表面に、たとえばゲート絶縁層を構
成するための酸化シリコン膜などで構成される絶縁層2
2を熱酸化法で成膜する。次に、絶縁層22の表面に、
ポリシリコン膜などで構成される下層側の導電層24を
CVD法で堆積する。この下層側の導電層24を所定の
パターンにエッチング加工した後、その表面に第1層間
絶縁層26をCVD法で堆積する。第1層間絶縁層26
は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、PSG
膜、BPSG膜などで構成される。
体装置の製造方法について説明する。まず、図4(A)
に示すように、単結晶シリコンウェーハなどで構成され
る半導体基板20の表面に、たとえばゲート絶縁層を構
成するための酸化シリコン膜などで構成される絶縁層2
2を熱酸化法で成膜する。次に、絶縁層22の表面に、
ポリシリコン膜などで構成される下層側の導電層24を
CVD法で堆積する。この下層側の導電層24を所定の
パターンにエッチング加工した後、その表面に第1層間
絶縁層26をCVD法で堆積する。第1層間絶縁層26
は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、PSG
膜、BPSG膜などで構成される。
【0024】第1層間絶縁層26の表面には、中間の導
電層28c,28dをCVD法で堆積させる。中間の導
電層28c,28dは、たとえばポリシリコン膜、ポリ
サイド膜などで構成され、所定のパターンにエッチング
加工される。中間の導電層28c,28dの表面には、
第2層間絶縁層30をCVD法で堆積させる。第2層間
絶縁層30は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリコン
膜、PSG膜、BPSG膜などで構成される。この第2
中間絶縁層30の表面に、レジスト膜44を成膜し、レ
ジスト膜44をホトリソグラフィ法で加工し、コンタク
トホール形成のための開口部45を形成する。
電層28c,28dをCVD法で堆積させる。中間の導
電層28c,28dは、たとえばポリシリコン膜、ポリ
サイド膜などで構成され、所定のパターンにエッチング
加工される。中間の導電層28c,28dの表面には、
第2層間絶縁層30をCVD法で堆積させる。第2層間
絶縁層30は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリコン
膜、PSG膜、BPSG膜などで構成される。この第2
中間絶縁層30の表面に、レジスト膜44を成膜し、レ
ジスト膜44をホトリソグラフィ法で加工し、コンタク
トホール形成のための開口部45を形成する。
【0025】この開口部45が形成されたレジスト膜を
マスクとして半導体基板の表面をRIEなどのエッチン
グ技術で加工すれば、図4(B)に示すように、第2層
間絶縁層30および第1層間絶縁層26を貫通するコン
タクトホール34c,34dを得る。次に、これらコン
タクトホール34c,34dが形成された第2層間絶縁
層30の上からサイドウォール形成のための絶縁層3
6’をCVD法で成膜する。この絶縁層36’は、第2
層間絶縁層30と異なる材質の絶縁物質で構成されるこ
とが好ましく、たとえば窒化シリコンで構成される。こ
の絶縁層36’の膜厚は、コンタクトホール34c,3
4dを完全に埋め込まない膜厚であれば特に限定されな
いが、たとえば50〜100nm程度である。
マスクとして半導体基板の表面をRIEなどのエッチン
グ技術で加工すれば、図4(B)に示すように、第2層
間絶縁層30および第1層間絶縁層26を貫通するコン
タクトホール34c,34dを得る。次に、これらコン
タクトホール34c,34dが形成された第2層間絶縁
層30の上からサイドウォール形成のための絶縁層3
6’をCVD法で成膜する。この絶縁層36’は、第2
層間絶縁層30と異なる材質の絶縁物質で構成されるこ
とが好ましく、たとえば窒化シリコンで構成される。こ
の絶縁層36’の膜厚は、コンタクトホール34c,3
4dを完全に埋め込まない膜厚であれば特に限定されな
いが、たとえば50〜100nm程度である。
【0026】次に、この絶縁層36’を、RIEなどを
用いた異方性エッチング処理して全面エッチバックする
ことで、図4(C)に示すように、コンタクトホール3
4c,34d内に絶縁性サイドウォール36を形成す
る。絶縁性サイドウォール36の厚みtは、絶縁層3
6’の膜厚より多少小さい寸法である。なお、コンタク
トホール34c,34dの内径2rは、通常0.4〜
1.0μm程度である。また、絶縁性サイドウォール3
6形成後のコンタクトホール34c,34dの内径2
r’は、(2r−2×t)である。
用いた異方性エッチング処理して全面エッチバックする
ことで、図4(C)に示すように、コンタクトホール3
4c,34d内に絶縁性サイドウォール36を形成す
る。絶縁性サイドウォール36の厚みtは、絶縁層3
6’の膜厚より多少小さい寸法である。なお、コンタク
トホール34c,34dの内径2rは、通常0.4〜
1.0μm程度である。また、絶縁性サイドウォール3
6形成後のコンタクトホール34c,34dの内径2
r’は、(2r−2×t)である。
【0027】次に、中間の導電層28dのパターン端部
から所定距離以下の距離x3 の位置に形成されたコンタ
クトホール34dをマスクし、中間の導電層28cのパ
ターン端部から所定距離以上の距離X4 の位置に形成さ
れたコンタクトホール34cを露出させるようなパター
ンで、レジスト膜46を成膜する。このレジスト膜46
をマスクとして用いて、エッチング処理を行ない、コン
タクトホール34cの絶縁性サイドウォール36を選択
的に除去する。エッチング処理に際しては、第2層間絶
縁層30との選択比が取れる条件で行なうことが好まし
い。
から所定距離以下の距離x3 の位置に形成されたコンタ
クトホール34dをマスクし、中間の導電層28cのパ
ターン端部から所定距離以上の距離X4 の位置に形成さ
れたコンタクトホール34cを露出させるようなパター
ンで、レジスト膜46を成膜する。このレジスト膜46
をマスクとして用いて、エッチング処理を行ない、コン
タクトホール34cの絶縁性サイドウォール36を選択
的に除去する。エッチング処理に際しては、第2層間絶
縁層30との選択比が取れる条件で行なうことが好まし
い。
【0028】なお、絶縁性サイドウォール36を除去し
ない条件となるコンタクトホール34dと中間の導電層
28dのパターン端部との距離x3 は、たとえば0.2
μm以下程度であり、0でも良い。サイドウォール36
が絶縁の機能を有するからである。また、絶縁性サイド
ウォール36を除去する条件となるコンタクトホール3
4cと中間の導電層28cのパターン端部との距離x4
は、たとえば0.5μm以上程度である。これら距離x
3 およびx4 は、露光装置の合わせ精度と加工精度とに
よって決まる所定距離dに基づき決定され、x3 <d<
x4 の関係にある。
ない条件となるコンタクトホール34dと中間の導電層
28dのパターン端部との距離x3 は、たとえば0.2
μm以下程度であり、0でも良い。サイドウォール36
が絶縁の機能を有するからである。また、絶縁性サイド
ウォール36を除去する条件となるコンタクトホール3
4cと中間の導電層28cのパターン端部との距離x4
は、たとえば0.5μm以上程度である。これら距離x
3 およびx4 は、露光装置の合わせ精度と加工精度とに
よって決まる所定距離dに基づき決定され、x3 <d<
x4 の関係にある。
【0029】その後、レジスト膜46を除去し、図3に
示すように、上層側の導電層32c,32dをCVD法
などで成膜し、所定のパターンにエッチング加工する。
上層側の導電層32c,32dは、ポリシリコン膜、ポ
リサイド膜あるいは金属配線層などで構成される。
示すように、上層側の導電層32c,32dをCVD法
などで成膜し、所定のパターンにエッチング加工する。
上層側の導電層32c,32dは、ポリシリコン膜、ポ
リサイド膜あるいは金属配線層などで構成される。
【0030】本実施例の多層配線構造の半導体装置で
は、中間の導電層28cのパターン端部から所定距離以
上離れた位置に、コンタクトホール34cを形成する場
合には、コンタクトホール34cの内壁に、絶縁性サイ
ドウォールを形成しないことで、上層側の導電層32c
と下層側の導電層24とのコンタクト面積を大きく取る
ことができ、接続抵抗の低減を期待できる。
は、中間の導電層28cのパターン端部から所定距離以
上離れた位置に、コンタクトホール34cを形成する場
合には、コンタクトホール34cの内壁に、絶縁性サイ
ドウォールを形成しないことで、上層側の導電層32c
と下層側の導電層24とのコンタクト面積を大きく取る
ことができ、接続抵抗の低減を期待できる。
【0031】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。たとえば、上述した実施例では、三層の導
電層が積層された多層配線構造の半導体装置について説
明したが、本発明では、三層以上の導電層が積層された
多層配線構造の半導体装置に対しても適用することが可
能である。
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。たとえば、上述した実施例では、三層の導
電層が積層された多層配線構造の半導体装置について説
明したが、本発明では、三層以上の導電層が積層された
多層配線構造の半導体装置に対しても適用することが可
能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、中間の導電層のパターン端部から所定距離以上離れ
た位置に、コンタクトホールを形成する場合には、コン
タクトホールの内壁に、絶縁性サイドウォールを形成し
ないことで、上層側の導電層と下層側の導電層とのコン
タクト面積を大きく取ることができ、接続抵抗の低減を
期待できる。
ば、中間の導電層のパターン端部から所定距離以上離れ
た位置に、コンタクトホールを形成する場合には、コン
タクトホールの内壁に、絶縁性サイドウォールを形成し
ないことで、上層側の導電層と下層側の導電層とのコン
タクト面積を大きく取ることができ、接続抵抗の低減を
期待できる。
【図1】本発明に関連する一参考例に係る多層配線構造
の半導体装置の要部概略断面図である。
の半導体装置の要部概略断面図である。
【図2】同参考例の多層配線構造の半導体装置の製造過
程を示す要部概略断面図である。
程を示す要部概略断面図である。
【図3】本発明の実施例に係る多層配線構造の半導体装
置の要部概略断面図である。
置の要部概略断面図である。
【図4】同実施例の多層配線構造の半導体装置の製造過
程を示す要部概略断面図である。
程を示す要部概略断面図である。
【図5】従来例に係る多層配線構造の半導体装置の要部
概略断面図である。
概略断面図である。
20… 半導体基板 24… 下層側の導電層 26… 第1層間絶縁層 28a,28b,28c,28d… 中間の導電層 30… 第2層間絶縁層 32a,32b,32c,32d… 上層側の導電層 34a,34b,34c,34d… コンタクトホール 36… 絶縁性サイドウォール
Claims (1)
- 【請求項1】三層以上の導電層が層間絶縁膜を介して積
層しており、下層側の導電層と上層側の導電層とを接続
するための複数のコンタクトホールが形成してある半導
体装置であって、 中間に位置する導電層と接続しないコンタクトホールの
うち、 当該中間に位置する導電層のパターン端部から所定距離
以下の位置に形成されたコンタクトホールの内壁には、
絶縁性サイドウォールが形成されており、 中間に位置する導電層のパターン端部から所定距離以上
の位置に形成されたコンタクトホールの内壁には、絶縁
性サイドウォールが形成されていないことを特徴とする
多層配線構造の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00406593A JP3312409B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 多層配線構造の半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00406593A JP3312409B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 多層配線構造の半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06216257A JPH06216257A (ja) | 1994-08-05 |
JP3312409B2 true JP3312409B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=11574441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00406593A Expired - Fee Related JP3312409B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 多層配線構造の半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3312409B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2817663B2 (ja) * | 1995-04-24 | 1998-10-30 | 日本電気株式会社 | バイポーラトランジスタの製造方法 |
JP5544715B2 (ja) * | 2006-08-23 | 2014-07-09 | 日本電気株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP00406593A patent/JP3312409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06216257A (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |