JPH0819958B2 - 自動車用クラッチスラスト軸受の組立て方法 - Google Patents

自動車用クラッチスラスト軸受の組立て方法

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JPH0819958B2
JPH0819958B2 JP59076411A JP7641184A JPH0819958B2 JP H0819958 B2 JPH0819958 B2 JP H0819958B2 JP 59076411 A JP59076411 A JP 59076411A JP 7641184 A JP7641184 A JP 7641184A JP H0819958 B2 JPH0819958 B2 JP H0819958B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般にクラツチスラスト軸受、すなわち特
に自動車においてクラツチはずしの制御のためのクラツ
チはずし装置に作用する装置に関する。
よく知られているように、このようなクラツチスラス
ト軸は全体として、制御要素の制御を受けるクラツチフ
オークであつて通常操作要素と呼ばれる第一の要素と、
該操作要素の作用の下で制御しようとするクラツチのク
ラツチはずし装置に作用を及ぼし、通常駆動要素と呼ば
れる第2の要素と、上記駆動要素と上記操作要素の間の
適当な軸方向の結合を保証するのに適した固定手段とを
含んでいる。
本発明は、特にこの固定手段を構成するために、操作
要素が横方向に場合によつては簡単なカラーでもよいフ
ランジを有し、駆動要素が半径方向リムを、上記操作要
素に対して上記駆動要素の求められる軸方向の保持のた
めに、軸方向作用弾性座金とともに有し、該弾性座金は
上記操作要素に支承されて上記操作要素の上記半径方向
リムの上にあり、このようにして駆動要素を上記操作要
素のフランジの方向に押している場合を目的とする。
これは、例えば、自動心出し式と呼ばれるクラツチス
ラスト軸受のうちの少なくともいくつか、すなわち、駆
動要素が操作要素に対して横方向にあらゆる方向に自由
に移動するクラツチスラスト軸受のうちの少なくともい
くつかの場合である。上記駆動要素は上記操作要素のフ
ランジまたは該フランジに軸方向に支承されている支持
部品に接触して無指向の前進能力を持つている。
より正確には、自動心出し機構を有する自動心出し式
クラツチスラスト軸受の場合である。ここでは、調節さ
れた軸方向作用弾性座金の負荷の下で、駆動要素がクラ
ツチをはずす二つの制御の間で操作要素に対して上記は
ずし制御のうちの第1の制御が終つた後に取るべき位置
を保持する。
この種の自動心出し式クラツチスラスト軸受は例えば
第7922732号の番号で1979年9月10日に出願され、第246
5119号の番号で公告されたフランス特許出願の中に記載
されており、ここでは、常法のとおり、軸方向作用弾性
座金を支承するために、操作要素は軸方向に環状の要素
を持つている。
実際には、フランジが外に向つて半径方向に固定され
ているスリーブが用いられ、このスリーブに軸方向作用
弾性座金がその内周部で支承され、その外周部では該座
金は軸方向に駆動要素の対応する半径方向リムにのつて
いる。
上記駆動要素は通例によつて玉軸受であり、その輪の
各々は全体として環状の要素を構成している。
操作要素への駆動要素の軸方向の嵌込みによつて行な
われる、このようなクラツチスラスト軸受の組立ての際
には、軸方向作用弾性座金が嵌込みの進行につれて上記
操作要素のスリーブに沿つて滑りながらその内周部によ
つて上記スリーブを締め付けるように、上記座金を上記
駆動要素の中心に前もつて挿入する。
軸方向作用弾性座金が使用中に軸方向にその駆動要素
に定められた負荷を及ぼすためには、弾性座金を操作要
素のスリーブに支承させている座金の内周部と駆動要素
の半径方向リム上に支承させている座金の外周部との間
に一定の軸方向の距離がなければならない。
しかし、操作要素に対する駆動要素の嵌込みの際の位
置ずれのために、操作要素のスリーブに沿つた内周部の
実際の位置と希望の弾性的な負荷を受けるためにそれが
占めなければならない位置の間に軸方向のずれが不可避
的に生じる。
操作要素のフランジがそのスリーブと一体をなしてお
り、上記フランジと上記スリーブは単一の部品のみを構
成しているフランス特許願第2465119号では、操作要素
のスリーブに沿つて該スリーブにフランジから間隔をお
いて設けられている止め肩部で具体化されている最終的
な位置まで内周部を押し戻すために、前方から、すなわ
ち駆動部材の側から、上記駆動要素と操作要素のスリー
ブとの間に挿入され、軸方向作用弾性座金に作用を及ぼ
すことができる環状の工具の助けで手を加えることが提
案されている。
このような措置は満足を与えるものではあるが、以下
のような不都合を有している。すなわち、それは特殊な
補足工具の完成を必要とするとともに、駆動要素と操作
要素のスリーブとの間にかかる工具を置くこと自体が、
上記駆動要素と上記スリーブとの間に、アセンブリの直
径方向の利用空間をぎせいにして十分な空間を環状に設
けることを必要とする。
これらの不都合を除去する目的で、駆動要素の組立て
の際に、軸方向作用弾性座金に、外周部に関して最終的
な位置と考えられる位置を越えて、内周部に関して実際
に良い位置を占めるに至ることを可能にするために、ま
たついで、上記スリーブに対する上記フランジの逆行運
動によつて、希望の弾性的な負荷で上記座金の外周部を
その最終的な位置に戻すことを可能にするために操作要
素のフランジをフリーブに対して分離することが考えら
れる。
しかし、この措置はついでつぎの不都合をもたらす。
すなわち、操作要素に対して駆動要素を取付ける時に、
操作要素のスリーブに対する上記操作要素のフランジの
適当な軸方向の位置決めを確実に行なう適当な特殊な手
段を備えることが必要であるとともに、その組立ては軸
方向に二つの相対する方向に、すなわちまず操作要素へ
の駆動要素の軸方向の嵌込みのために前方から、ついで
上記フランジの最終的な位置決めのために後方から手を
加えることを余儀なくする。
本発明は、一般に、以上簡単に述べた不都合を避ける
ことを可能にする措置を目的とする。
より正確には、本発明の第一の目的は、横方向にフラ
ンジと該フランジから間隔をおいて設けられている肩部
(以下簡単のため止め肩部と呼ぶ)とを有する第1の要
素(以下操作要素と呼ぶ)の上に、第2の要素(以下駆
動要素と呼ぶ)の中心に該駆動要素の半径方向りんと環
状要素との間に、上記操作要素に支承されるように駆動
要素の上記半径方向リムを操作要素のフランジに向つて
押すための軸方向作用弾性座金を利用して、上記止め肩
部の側に、軸方向に全体として環状の少くとも1個の要
素を持ち、横方向には上記操作要素のフランジに支承さ
れるために半径方向リムを有する駆動要素を嵌め込むク
ラツチスラスト軸受の組立て方法であつて、該方法は弾
性座金としては反転によつて二つの安定な輪郭のうちの
いずれか一方をとることができる弾性座金を選び、当該
輪郭の一方においては与えられた一つの観察方向につい
て上記座金は全体として凹であり、また他方では同じ観
察方向について全体として凸であり、上記駆動要素を上
記操作要素に嵌め込むとき上記弾性座金は、上記輪郭の
うちの第1の輪郭にあり、該座金が操作要素の止め肩部
に当接した後は、上記環状要素によつて座金の上記第1
の輪郭から第2の配置への移行を惹き起すように、駆動
要素の軸方向の嵌込みを行なうことを特徴とするもので
ある。本発明の他の目的は、組立てがこのような方法に
よつて行なわれるクラツチスラスト軸受である。
このようにして、本発明によれば、クラツチスラスト
軸受の組立てが同じ側から、前から後に向つて、どのよ
うな工具も調達することなしに操作要素に駆動要素を簡
単に軸方向に嵌め込むことによつて行なわれる。
上記駆動要素に属する環状の要素を押すとき、軸方向
作用弾性座金が本発明によつて、その第1の配置すなわ
ち嵌込み位置からその第2の配置すなわち使用位置に移
行するのはそれ自体の効果によつてである。その使用位
置でなお、そのための寸法上の措置がとられているとき
は、弾性座金は上記駆動要素の半径方向リムに軸方向に
負荷を生じさせる状態にある。
通常そうであるように、駆動要素が玉軸受で構成され
ているときは、軸方向作用弾性座金の反転を惹き起すた
めに利用される上記駆動要素の環状の要素は、玉軸受の
輪のいずれか一方によつて非常に簡単に構成される。
本発明によるクラツチスラスト軸受は、その駆動要が
環状の要素を有し、該環状要素は操作要素のフランジに
近い方の軸方向の端部において、弾性座金が上記クラツ
チスラスト軸受の中心にあつて取ろうとする輪郭以外の
休止の輪郭と干渉することを特徴とする。
上記駆動要素を達成している玉軸受が、その二つの輪
の間にデレフレクタを内蔵しているとき、駆動要素の操
作要素への嵌込みの前に上記駆動要素上における弾性座
金の心出しを確実に行なうためにこのデフレクタを利用
する。
この点に関して、本発明によるクラツチスラスト軸受
はなお、駆動要素がその二つの輪の間にデフレクタを持
つているとき、該デフレクタの中央部分には、上記座金
が上記クラツチスラスト軸受の中心において取ろうとす
る輪郭以外の休止の輪郭に対する弾性座金の心出しを確
実に行なうための支え面が軸方向に形成されていること
を特徴とする。
このような支え面は、全体として円筒形で、アセンブ
リの軸に平行に伸びているか、または実質上、弾性座金
の反転線上に中心を持ち、全体として球形である。
自動心出し機構を有する自動心出し式クラツチスラス
ト軸受においては、その支え面はクラツチスラスト軸受
の中心における本来の形の輪郭にある弾性座金ともはや
干渉せず、こうして操作要素に対する駆動要素の望まし
い半径方向の遊びを残すためにその駆動要素の半径方向
リムから軸方向に間隔をおいた所で止つている。
本発明の目的、その特徴、およびその利点は添付の図
面を参照しながらなされる以下の記載から明らかとなる
であろうが、これらは例示に過ぎない。
これらの図に示されているように、それ自体公知のよ
うに、本発明によるクラツチスラスト軸受は全体とし
て、実際にはクラツチフオーク(図示せず)である制御
要素の制御を受けるための通常操作要素と呼ばれる第1
の要素10と、該操作要素10の作用の下でクラツチはずし
装置(図示せず)に作用を及ぼすための通常駆動要素と
呼ばれる第2の要素11を有している。
操作要素10は軸方向に全体として環状の少なくとも1
個の要素を有している。
第1図から第3図までに示された実施の態様において
は、操作要素10を、したがつてクラツチスラスト軸受の
全体を何らかの支持および案内要素(図示せず)上に摺
動自在に取り付けられるようにしている中心スリーブ12
が示されている。
操作要素10は、そのほか、駆動要素11が軸方向に当接
できるように、横方向にフランジ13を有している。
第1図から第3図までに示された実施の態様において
は、スリーブ12とフランジ13は一体に形成されており、
そのアセンブリは例えば適当な何らかの合成材料を成型
することによつて作られた単一の部品を形成している。
駆動要素11は全体が操作要素10のフランジ13の同じ側
に置かれている。
駆動要素11の側に、操作要素10は、第1図から第3図
までに示された実施の態様においては、フランジ13から
出発して、軸方向にまず環状の第1の支え面15を有して
いる。この支え面は半径方向にスリーブ12の上に突き出
ており、その役割については後に述べる。ついで、横方
向に境界を限つて、フランジ13から間隔をおいて、前記
支え面よりは小さな半径の環状の第2の支え面16と肩部
17(以下簡単のため止め肩部と呼ぶ)がある。
変形として、環状の支え面16は環状の支え面15と同じ
直径を持ち、それと連続していてもよい。
いずれにせよ環状の支え面15と同様に、環状の支え面
16はスリーブ12の上に半径方向に突き出ており、したが
つてそれを限つている止め肩部17も同様である。
第1図から第3図までに示された実施の態様において
は、そのほか、スリーブ12の表面に、フランジ13に対し
て止め肩部17を越えた所に、この止め肩部17からみぞ部
18が設けられている。
本発明の一つの特徴によれば、上記みぞ部18の横方向
の二つのフランジは異なる高さを持つており、止め肩部
17によつて構成されているフランジ13に近い方のフラン
ジは他方よりも高い。
実際には、上述したように、止め肩部17はスリーブ12
に対して半径方向に突き出ている。
これに反して、フランジ13から軸方向に遠い方のみぞ
部18の他方の側面20は半径方向にスリーブ12と同じ高さ
である。
最後に、駆動要素11の側では、スリーブ12の軸方向の
端部はその外周部に沿つて斜角21で面とりされている。
操作要素10に作用を及ぼすために制御要素が介入する
のは、フランジ13の駆動要素11に対向する側である。
それ自体公知のように、フランジ13は駆動要素11に対
向する側で少なくとも部分的に通常支持板と呼ばれる板
22によつて覆われている。この板は、例えば金属で作ら
れ、操作要素のために制御要素に対して耐摩耗性の部品
を構成している。
一般には、駆動要素11は軸方向に全体として環状の少
なくとも1個の後述する要素と、横方向に操作要素10の
フランジ13に支承される半径方向リム24を有している。
図示の実施の態様においては、それ自体公知のよう
に、駆動要素11は玉軸受によつて構成されている。した
がつて、それは全体として環状の二つの要素を有してお
り、その一方は内輪25によつて構成され、他方は外輪26
によつて構成されている。
特に第1図から第3図までに示された実施の態様にお
いては、駆動要素11が制御しようとするクラツチのクラ
ツチはずし装置に作用するのは内輪25によつてであり、
操作要素10のフランジ13に軸方向に当接する半径方向リ
ム24は外輪26に属する。
上記半径方向リム24は、したがつて、操作要素10の環
状の支え面15に直角に半径方向にそのアセンブリの軸に
向けられている。
自動心出し式のクラツチスラスト軸受においては、操
作要素10の上記環状の支え面15と駆動要素11の半径方向
リム24の対応する切り口の間に半径方向に環状の遊びJ
が残される。
第1図から第3図までに示された実施の態様において
は、駆動要素11を構成している玉軸受の内輪25と外輪26
はどちらも絞り加工された板で作られており、それ自体
良く知られているように、上記軸受は、それらの輪の間
に、そのボールを適当に保持するために、転がりのケー
ジ27、および普通に作られているグリース保持のため
に、前方には外輪26の上に締め付けられたカバー29によ
つて適当に保持されているパツキング28を有し、後方に
はデフレクタ30を有している。
図示の実施の態様においては、このデフレクタ30は転
がりのケージ27とは別の部品を形成している。しかし、
変形として、それは一体となつた一部を形成することが
できる。
いずれにせよ、通常環状の小さな遊びがデフレクタ30
と内輪25の間に設けられ、これは第1図から第6図まで
および第8図に示されている実施の態様において、動作
中回転するための遊びである。
自動心出し機構を有する自動心出し式クラツチスラス
ト軸受の場合には、それ自体公知の方法で、操作要素10
に対して駆動要素11を軸方向に保持するために、軸方向
作用弾性座金32が設けられる。これは、操作要素10に支
承され、以下により詳細に記載される方法にしたがつて
駆動要素11の半径方向リム24の上にあり、これによつて
その半径方向リム24およびしたがつて駆動要素11の全体
を、操作要素10との接触のために、そのフランジ13の方
向に押す。
本発明によれば、弾性座金32としては反転またはふく
れ上りによつて二つの安定な輪郭のうちのいずれか一方
をとることができる弾性座金を選択する。この配置の一
方では、与えられた軸方向の観察方向については座金は
全体として凹であり、その他方では同じ観察方向につい
て座金は全体として凸である。
簡単のために、ここでは観察方向は、第1図に矢印F1
で図式的に示されているように、駆動要素11から操作要
素10のフランジ13に至る軸方向とする。
第1図から第3図までに示された実施の態様において
は、特に第2図から明らかなように、本発明によつて作
成された弾性座金32は、その芯を形成している連続円形
部分33および脚35に分れた中央部分34を有している。
上述の弾性座金32の凹または凸状の形が判定されるの
は連続円形部分33に関してである。
換言すれば、この凹または凸状の形の判定は、弾性座
金32の脚35に分かれた中央部分34を除いて行なわれる。
したがつて、アセンブリの軸に対して垂直な横方向の
面を考えれば弾性座金32の連続円形部分33は弾性座金32
の凹の配置に対してはその面の第1の側で伸びており、
その面の一方の側への反転によつてその凸の配置につい
てはその面の他方の側で伸びる。
実際には、脚35に分かれた中央部分34は、軸方向断面
で、連続円形部分33と二面体を作つており、1次近似で
は上記連続円形部分が反転の能力を持つているのは実質
上対応する彎曲部36によつて形成される反転線の周りに
おいてである。このとき、上述の横方向の面はこの反転
線を通ると考えられる。しかしながら、この反転線の正
確な位置決めは困難であり、変化しうることは勿論であ
る。
図示された実施の態様においては、連続円形部分33は
外周部において鋸歯状であり、駆動要素11の半径方向リ
ム24に支承されるために舌状片37を形成している。
実際には、中央部分34の脚35を限つているスリツトは
実質上中央部分と連続円形部分33との間の中間彎曲部36
の付近まで伸びている。
休止状態では、弾性座金32は一方の安定な配置に構成
され、これは第3A図および第1図において矢印F1で示さ
れている軸方向の観察方向について、また前に述べられ
たように脚35に分けられた中央部分34を考慮にいれなけ
れば、凹の配置である。
例えば、このとき連続円形部分33がその中央部分34と
ともに形成する二面体は、図示のように、120゜に近
い。
本発明によるクラツチスラスト軸受の組立ての際に操
作要素10への駆動要素11の軸方向の嵌込みの前に、駆動
要素11を構成している玉軸受の外輪26の半径方向リム24
とその内輪25の対応する切り口との間に連続円形部分33
を置いて、弾性座金32は前もつて駆動要素11の内部に置
かれる。
このとき上記駆動要素11に対する上記弾性座金32の心
出しを確実に行なうことによつて不良クラツチの形成を
避けるために、本発明によれば、その駆動要素11が有し
ているデフレクタ30が利用される。
この目的で、弾性座金は一旦それが組み立てられたと
き、後述するようにクラツチスラスト軸受の内部にあつ
てそれが取ろうとする輪郭とは異なるが、その時本来の
ものである休止の輪郭を持つているとき、上記デフレク
タ30は軸方向にその中央部分において弾性座金32の心出
しに適する支え面39を形成している。
第1図から第3図に示された実施の態様においては、
デフレクタ30の支え面39は全体としてアセンブリの軸に
平行に円筒形である。
そのほか、自動心出し式のクラツチスラスト軸受の場
合には、弾性座金32と干渉することなしに、駆動要素11
が操作要素10に対して自由に横方向に移動することがで
きるように、該軸受は駆動要素11の半径方向リム24から
軸方向に間隔をおいた所で止る。
操作要素10への駆動要素11の軸方向の嵌込みの際、弾
性座金32は、連続円形部分33の外周部を構成している舌
状片37によつて、上記駆動要素11のデフレクタ30の支え
面39に接触している(第3A図)。
操作要素10に軸方向に嵌め込まれるとき、駆動要素11
は、それを形成している玉軸受の内輪25を構成している
環状の要素によつて弾性座金32を同伴する。
最初のうち(第3B図)は弾性座金32の中央部分34の脚
35は操作要素10のスリーブ12に接触して、単に折れ曲
る。
これらの脚は、そのとき、操作要素10への駆動要素11
の嵌込み方向とは反対の方向に、前に向つて軸方向に伸
びている。
容易に理解されるように操作要素のスリーブ12の斜面
21は対応する脚の彎曲を容易にする性質のものである。
勿論、弾性座金32とスリーブ12の相対的な寸法は、上
記弾性座金の連続円形部分33が有効にスリーブの上に嵌
め込まれるように選ばれている。
操作要素10への駆動要素11の軸方向の嵌込みが行なわ
れると、弾性座金32の連続円形部分33は、その内周部に
よつて、上記操作要素10のスリーブ12の上に半径方向に
突き出して設けられている止め肩部17に対して、脚35に
分けられた中央部分34とともにそれが形成している彎曲
部36の付近で当接する。
弾性座金32の脚35と操作要素10のスリーブ12のみぞ部
18の相対的な寸法はそれにしたがつて定められているか
ら、上記脚35の端部はフランジ13から遠い方のみぞ部18
の側面20に実質上直角をなしており、弾性によつて、こ
れらの脚は、第3C図に示されているように、みぞ部の底
に弾性的にのるまで、上記みぞ部18に係合する。
その瞬間、駆動要素11の半径方向リム24は操作要素10
のフランジ13から例えば距離dだけ離れている。
したがつて、操作要素10への駆動要素11の軸方向の嵌
込みが行なわれると、弾性座金32がそのとき操作要素の
止め肩部17に当接していることを考えると、玉軸受を構
成している内輪25によつて、より正確には内輪の対応す
る切り口の外周部の稜、すなわちその半径方向リム24の
内周部の直径よりも大きな直径を持つている稜によつ
て、駆動要素11はそのとき上記弾性座金32に対して第3C
図の矢印F2に沿つて軸方向の押す力を及ぼす。
横軸に駆動要素11の半径方向リム24と操作要素10のフ
ランジ13との間の距離Dをとり、縦軸に弾性座金32によ
つて発生させられる負荷をプロツトした第4図のグラフ
では、第1の安定な輪郭から他方の安定な輪郭に、反転
によつて移行することができる弾性座金の鞍部を持つた
特性曲線が認められる。
駆動要素11の半径方向リム24と操作要素10のフランジ
13との間の前述の距離dで上記駆動要素11が上記弾性座
金32に軸方向の押す力を及ぼし始める瞬間toでは、その
負荷はゼロである。
操作要素10に対する駆動要素11の軸方向の嵌込みが行
なわれると、その負荷は上昇し始め、ついで下降し始
め、時点t1でゼロとなり、ついで逆転する。
1次近似として実質上彎曲部36によつて具体化される
反転線の囲りでの揺動によつて、このとき弾性座金32は
それ自身で第2の安定な休止の輪郭の方向に反転する。
この第2の配置では、前に述べたように、前と同じ軸方
向の観察方向について、脚35に分れたその中央部分34を
考慮にいれなければ、上記弾性座金は全体として凹であ
る。
この時以降、弾性座金はその外周部を形成している舌
状片37によつて、駆動要素11の半径方向リム24の上にの
るようになる(第3D図)。
採用された寸法は第1図および第3D図に示されている
ように、駆動要素11がその半径方向リム24によつて操作
要素10のフランジ13と接触するとき、弾性座金32によつ
て発生させられる負荷がゼロではなく、上記操作要素10
に対する上記駆動要素11の横方向の適当な維持を保証す
るのに十分な値Cを保持するようなものである。この負
荷は、勿論、作動中の優れた自動心出し機構と両立する
ように選ばれる。
既に明らかなように、弾性座金32がこのとき操作要素
の上に、より正確には操作要素のスリーブ12のみぞ部18
の側面20の上において反作用の支点とするのは傾斜して
いる中央部分34の脚の先端である。この反作用の支点は
弾性座金と操作要素10の止め肩部17との間に必然的に遊
びが生じている時に、負荷を発生させるのに必要であ
る。
脚35がスリーブ12に及ぼす弾性的な締付けによつて、
弾性座金は横方向にも周囲方向にもスリーブの上に固定
化され、このため軸方向には駆動要素11の半径方向リム
24の上にのつているにも拘わらず、弾性座金は操作要素
10に対する自動心出しの相対的な運動の際に駆動要素に
よつて同伴されることはない。
既に述べたように、そのとき本来のものである配置で
は弾性座金32は駆動要素11のデフレクタ30の支え面39を
離れており、その結果前に示したように、操作要素10に
対して上記駆動要素11が往々にして横方向の遊隙を示す
際に駆動要素と少しも干渉しない。
第1図には、弾性座金32を備えているクラツチスラス
ト軸受の組立てが、以上詳細に述べた方法にしたがつて
終了したとき、座金が占めている配置を実線で示し、こ
のような組立ての前の最初の休止の輪郭、すなわち組立
て後にそれが取ろうとする輪郭とは違つた休止の輪郭を
破線で示した。
図から判るように、操作要素10のフランジ13から遠い
方の軸方向の端によつて、駆動要素11を形成している玉
軸受の内輪25を構成している環状の要素は弾性座金32の
破線で示された最初の休止の輪郭と干渉する。この内輪
25は、アセンブリの組立ての際その弾性座金32に作用を
及ぼし、このようにして、前に詳細に記述したように、
その反転を惹き起すことができるように、十分に伸ばさ
れている。
同様に明らかなように、本発明によるクラツチスラス
ト軸受の組立ては操作要素10の同一側から手を加えるこ
としか必要としない。この組立ては、記述されたよう
に、操作要素10に駆動要素11を単に軸方向に前から後に
向つて弾性座金32の反転が起るまで嵌め込むことによつ
て行なわれる。
しかしながら、この組立ては駆動要素11の中に操作要
素10を軸方向に嵌め込むことによつて、あるいはこれら
の二つの要素の組み合わされた運動によつても行なうこ
とができることは明らかである。
いずれにしても、すべては実際駆動要素11が操作要素
10の上に嵌め込まれるかのように行なわれる。
第5図に示された実施の変形においては、駆動要素11
の上における弾性座金32の最初の心出しのために設けら
れているデフレクタ30の支え面39は全体として球形で、
実質上上記弾性座金32の連続円形部分の反転線の上に中
心を持つている。
しかし、前と同様に、この支え面39は駆動要素11の半
径方向リム24から軸方向に間隔をおいた所で止る。
第6図によつて示されている実施の変形によれば、弾
性座金32ではその脚35が操作要素10への駆動要素11の嵌
込み方向に対して前方に向けられており、その端部に上
記操作要素の上またはそれに軸方向に固定された部品の
上に引掛けることを可能にする手段を有している。
図示された実施の態様においては、上記の手段は、上
記脚35の各々がその端部に実質上直角に、アセンブリの
軸とは反対方向に持つている張出し42によつて構成され
ている。
この張出し42によつて、脚35は操作要素10のフランジ
13の中に、スリーブ12と接続して設けられた通路43を通
過した後で、支持板22の中に前の通路に対応して同様に
設けられている通路44を通過した後で、その支持板の所
に来てそれに引掛かる。したがつて、この実施の態様に
おいては、脚35が操作要素10の上に引掛けられるのはこ
の支持板22を介してである。
弾性座金32の脚35の嵌込みを容易にするために、操作
要素10のフランジ13が有している通路43は、図示のよう
に、好ましくは朝顔状に開口している。
勿論、この実施の態様のためには、操作要素10のスリ
ーブ12はその操作要素へ弾性座金32を支承させるための
みぞ部を有していない。上述したように、この支承は脚
35の張出し42によつて行なわれる。
しかし、前と同様に、上記操作要素への駆動要素11の
嵌込みの際の弾性座金32の止め具として、止め肩部17が
操作要素10のスリーブ12の上に半径方向に突き出るよう
に設けられている。
以上の記述において、駆動要素11を構成している玉軸
受を構成する輪のうち、駆動要素がそれによつて制御し
ようとするクラツチのクラツチはずし装置に作用を及ぼ
すための輪は内輪25であるものと仮定された。
変形として第7図では外輪26が同様の作用をする。
この場合には、駆動要素11の半径方向リムは内輪25に
属する。
そのほか、弾性座金32を軸方向に支承するために操作
要素10は全体として環状の第2の要素46を有しており、
これはスリーブ12に平行にフランジ13の周辺にリムを形
成している。
したがつて、前記みぞ部18が形成されているのはこの
リムの部分であり、また、このみぞ部18の側面の一つを
構成している止め肩部17もこのリムに対して半径方向に
突き出している。
以上の記載においては、操作要素10上で軸方向に支承
されるために、弾性座金32が脚35を持つているものと仮
定された。
変形として第8図では弾性座金32は連続円形部分33の
みとなり、操作要素10上での軸方向の支承は単に上記円
形部分の内周部のみによつて行なわれる。
前と同様に、このために、操作要素10のスリーブ12の
外周部にはみぞ部18が設けられる。
また、前と同様に、このみぞ部18の側面のうちの操作
要素10のフランジ13から軸方向に近い方の側面は弾性座
金32のための止め肩部17を構成するために他方の側面よ
り高い。
またフランジ13の軸方向に遠い方のみぞ部18の側面20
は、これらの輪郭の一方から他方への反転の際に該側面
20の稜の単なる迂回によつて弾性座金32が上記みぞ部18
に侵入することを可能にするのに十分な低さを持つてい
なければならない。
場合によつては、みぞ部18を撤去することができる。
この際操作要素10上での弾性座金32の軸方向の支承は該
操作要素のスリーブ12の外側の表面に該座金の内周部を
掛けるだけで行なわれる。
同様に、負荷を希望の値に適合させるために、弾性座
金32、より正確にはその連続円形部分の外周部に舌状片
37を設けるとき、上記外周部が鋸歯状ではなくて規則正
しい円形であつても差支えない。
本発明は図示された実施の隣様に限られることはな
く、実施面および/または部材の組合せの点であらゆる
変形を含んでいる。
操作要素10のフランジ13は、スリーブと一体である必
要はなく、特にスリーブ12が金属であるときは、例えば
締付けによつて、操作要素の上に取り付けることも可能
である。
既に述べたように、フランジ13は単なるカラーであつ
てもよく、このような場合には、半径方向リム24はフラ
ンジ13と駆動要素10の半径方向リム24との間に挿入され
る支持板22を介して上記フランジに支承される。したが
つて、駆動要素11の半径方向リム24が操作要素10のフラ
ンジ13の上に当接するのは、一般に直接的であるか、あ
るいは例えば支持板22を介してのように間接的である。
さらに第6図に示された実施の態様においては、弾性
座金32の脚によつて支持板22が軸方向に操作要素10のフ
ランジ13に接触して確実に保持されているが、他の実施
の態様においてはそのような軸方向の保持が他の適当な
方法、例えばそれ自体公知のラチエツト機構によつて確
実に行なわることは明らかである。
しかしこれらについては当業者に周知のことであるか
らここには記載しない。
最後に、以上述べたように、駆動要素11を構成してい
る玉軸受のデフレクタ30は転がりのケージ27と一体とす
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるクラツチスラスト軸受の軸方向部
分断面図、第2図は上記クラツチスラスト軸受が有して
いる軸方向作用弾性座金を独立して示す斜視図、第3A、
3B、3C、3D図は、本発明によるクラツチスラスト軸受の
各組立て段階を示す第1図を縮尺した軸方向部分断面
図、第4図は上記クラツチスラスト軸受が有している軸
方向作用弾性座金の介入様式を示すグラフ、第5図およ
び第6図は、それぞれ実施の変形に関する第1図に類似
する部分断面図、第7図は実施の他の一つの変形に関す
る、第1図に類似する他の一つの軸方向断面図、第8図
は実施のさらに他の一つの変形に関する、第5図に類似
する断面図である。 10……操作要素、11……駆動要素、 12……中心スリーブ、13……フランジ、 17……止め肩部、18……みぞ部、 22……支持板、24……リム、 25……内輪、26……外輪、 30……デフレクタ、32……弾性座金、 33……連続円形部分、34……中央部分、 35……脚、39……支え面、 42……張出し、46……周辺リム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横方向にフランジ13と該フランジ13から間
    隔をおいて設けられている肩部17とを有する操作要素10
    の上に、駆動要素11の中心に該駆動要素の半径方向リム
    24と環状要素との間に、前記操作要素10に支承されるよ
    うに駆動要素11の上記半径方向リム24を操作要素10のフ
    ランジ13に向って押すための軸方向作用弾性座金32を利
    用して、前記止め肩部17の側に、軸方向に全体として環
    状の少くとも1個の要素を持ち、横方向には上記操作要
    素10のフランジ13に支承されるために半径方向リム24を
    有する駆動要素11を嵌め込むために前記弾性座金32とし
    て反転によって二つの安定な輪郭即ち、状態のうちいず
    れか一方をとることができる弾性座金を選び、当該状態
    のうちの一方は与えられ1つの方向から見れば上記座金
    は全体として凹であり、また他状態の場合には全体とし
    て凸であるものを嵌め込むクラッチスラスト軸受の組立
    て方法において; 前記駆動要素11を、第1の状態の前記弾性座金32によっ
    て、軸方向で前記止め肩部17と同じ側から前記操作要素
    10の中へ嵌め込む段階と; 前記弾性座金32が、前記操作要素10の前記止め肩部17と
    境接関係になった後に、前記第1の状態から第2の状態
    に変化しながら、前記駆動要素11の環状要素25,26が前
    記弾性座金32を反転させるまで、前記駆動要素11の軸方
    向運動を続ける段階とから成ることを特徴とする自動車
    用クラッチスラスト軸受の組立て方法。
  2. 【請求項2】前記弾性座金32を担持するようにした溝部
    18を備えて形成された少なくとも1つの環状要素を有
    し、前記溝部18は異なる高さの外側面を有しており、よ
    り高い外側面が横側面に近く、かつそれ自体が半径方向
    に突出する前記止め肩部17から成り、かつそれに対して
    前記弾性座金32が前記駆動要素の軸方向からの挿入の際
    に境接することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】前記弾性座金32は、前記操作要素10の上に
    支承される脚に分割される中央部を有しており、当該中
    央部は前方(操作要素上の駆動要素の挿入方向に関し
    て)に向いており、当該脚の端部は、前記操作要素に関
    して係合可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記駆動要素は、内部でその軌道輪の間に
    前記弾性座金32が前記操作要素10の中に挿入される前に
    前記駆動要素の上で当該弾性座金32を中心に置くための
    デフレクタ30を有するボールベアリングを備えているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
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