JPH077625Y2 - レリーズベアリング組立体 - Google Patents
レリーズベアリング組立体Info
- Publication number
- JPH077625Y2 JPH077625Y2 JP1990051985U JP5198590U JPH077625Y2 JP H077625 Y2 JPH077625 Y2 JP H077625Y2 JP 1990051985 U JP1990051985 U JP 1990051985U JP 5198590 U JP5198590 U JP 5198590U JP H077625 Y2 JPH077625 Y2 JP H077625Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer peripheral
- sleeve
- race
- side plate
- release bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/12—Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
- F16D23/14—Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/12—Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は自動車等に使用されるクラッチにおいて、クラ
ッチの接続遮断動作を制御するためのレリーズベアリン
グ組立体に関し、より具体的には、レリーズベアリング
をレリーズフォークによりクラッチ軸方向後方（クラッ
チディスクと反対の方向）に引くことによりクラッチが
遮断されるプルタイプのクラッチに適したレリーズベア
リング組立体を提供するものである。
ッチの接続遮断動作を制御するためのレリーズベアリン
グ組立体に関し、より具体的には、レリーズベアリング
をレリーズフォークによりクラッチ軸方向後方（クラッ
チディスクと反対の方向）に引くことによりクラッチが
遮断されるプルタイプのクラッチに適したレリーズベア
リング組立体を提供するものである。
［従来の技術］ この種のレリーズベアリング組立体は、例えば実開平１
−219925号に記載されているように、一般に、レリーズ
ベアリングと側板とスリーブとを備えている。スリーブ
はクラッチハウジング等に固定された筒軸の外周面に摺
動自在に嵌合し、ベアリング組立体全体をクラッチ出力
軸と同心に位置決めするように作用する。又、上記側板
はレリーズフォークと係合する部分を備えており、レリ
ーズベアリングに対して半径方向外側に位置している。
上記スリーブはレリーズベアリングの半径方向内側及び
後方に位置しており、その後端部外周が側板にかしめに
より固定されている。又、レリーズベアリングは側板と
スリーブとの間の環状の空間に配置されており、その空
間から前方へ突出したインナーレースの延長部が連結部
材を介してクラッチのダイヤフラムスプリングの内周部
に連結している。
−219925号に記載されているように、一般に、レリーズ
ベアリングと側板とスリーブとを備えている。スリーブ
はクラッチハウジング等に固定された筒軸の外周面に摺
動自在に嵌合し、ベアリング組立体全体をクラッチ出力
軸と同心に位置決めするように作用する。又、上記側板
はレリーズフォークと係合する部分を備えており、レリ
ーズベアリングに対して半径方向外側に位置している。
上記スリーブはレリーズベアリングの半径方向内側及び
後方に位置しており、その後端部外周が側板にかしめに
より固定されている。又、レリーズベアリングは側板と
スリーブとの間の環状の空間に配置されており、その空
間から前方へ突出したインナーレースの延長部が連結部
材を介してクラッチのダイヤフラムスプリングの内周部
に連結している。
［考案が解決しようとする課題］ 上記構成によると、レリーズフォークから側板へクラッ
チ軸方向に対して傾いた方向の力が及ぼされた場合、レ
リーズベアリング全体が同方向に傾こうとする。一方、
スリーブは固定筒軸（ガイド）に案内されているので、
レリーズベアリング組立体全体を傾きのない姿勢に位置
しようとする。その結果、側板とスリーブとのかしめ部
分に無理な力が生じ、その部分に緩みや破損が生じる恐
れがある。
チ軸方向に対して傾いた方向の力が及ぼされた場合、レ
リーズベアリング全体が同方向に傾こうとする。一方、
スリーブは固定筒軸（ガイド）に案内されているので、
レリーズベアリング組立体全体を傾きのない姿勢に位置
しようとする。その結果、側板とスリーブとのかしめ部
分に無理な力が生じ、その部分に緩みや破損が生じる恐
れがある。
本考案は上記問題を解決した構造を提供することを目的
としている。
としている。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本考案は、インナーレース
とアウターレースと両者間に配置されるボールとを含む
レリーズベアリングを、クラッチ軸方向に延びる筒状の
ガイドの周囲に配置し、上記インナーレースとガイドと
の間にガイドの外周面で案内される筒状スリーブの筒状
部を配置し、該スリーブの一端部に半径方向外向きの延
長部を設け、該延長部をアウターレースの一方の端面に
当接させ、該延長部を挟んで上記一方の端面に対向する
カバーを設け、アウターレースの他方の端面に側板の環
状本体を係合させ、側板に、その環状本体の外周端部か
らアウターレースの外周面に沿って該外周面の半径方向
外側を延びる筒状外周部と、外周部の上記本体と反対側
の端部から半径方向外方へ延びる係合部及び固定部とを
設け、上記係合部にレリーズフォークと係合する部分を
設け、上記カバーの外周縁部を上記固定部の外周縁部に
固定し、上記カバーに、上記スリーブの延長部の当接し
て該延長部をアウターレースの上記一方の端面に当接さ
せる当接部を設けたことを特徴としている。
とアウターレースと両者間に配置されるボールとを含む
レリーズベアリングを、クラッチ軸方向に延びる筒状の
ガイドの周囲に配置し、上記インナーレースとガイドと
の間にガイドの外周面で案内される筒状スリーブの筒状
部を配置し、該スリーブの一端部に半径方向外向きの延
長部を設け、該延長部をアウターレースの一方の端面に
当接させ、該延長部を挟んで上記一方の端面に対向する
カバーを設け、アウターレースの他方の端面に側板の環
状本体を係合させ、側板に、その環状本体の外周端部か
らアウターレースの外周面に沿って該外周面の半径方向
外側を延びる筒状外周部と、外周部の上記本体と反対側
の端部から半径方向外方へ延びる係合部及び固定部とを
設け、上記係合部にレリーズフォークと係合する部分を
設け、上記カバーの外周縁部を上記固定部の外周縁部に
固定し、上記カバーに、上記スリーブの延長部の当接し
て該延長部をアウターレースの上記一方の端面に当接さ
せる当接部を設けたことを特徴としている。
［作用］ 上記構造によると、レリーズフォークから側板に及ぼさ
れたクラッチ遮断方向の操作力がクラッチ軸方向に対し
て傾いている場合、側板はクラッチ軸方向に対して傾こ
うとする。一方、筒状スリーブはその内側の筒状ガイド
に案内されており、常にクラッチ出力軸に対して傾かな
い姿勢に維持される。従って、側板とスリーブとは、相
対的に傾こうとするが、両者の間にかしめ部は設けられ
ておらず、スリーブは側板にかしめたカバーの一部分
（当接部）とアウターレースとの間に挾持されている。
従って、レリーズフォークから側板に及ぼされた傾斜方
向の力に対応する無理な力がスリーブに局部的に及ぼさ
れることはなく、その結果、スリーブやその他の部品に
変形や破損が生じることはない。
れたクラッチ遮断方向の操作力がクラッチ軸方向に対し
て傾いている場合、側板はクラッチ軸方向に対して傾こ
うとする。一方、筒状スリーブはその内側の筒状ガイド
に案内されており、常にクラッチ出力軸に対して傾かな
い姿勢に維持される。従って、側板とスリーブとは、相
対的に傾こうとするが、両者の間にかしめ部は設けられ
ておらず、スリーブは側板にかしめたカバーの一部分
（当接部）とアウターレースとの間に挾持されている。
従って、レリーズフォークから側板に及ぼされた傾斜方
向の力に対応する無理な力がスリーブに局部的に及ぼさ
れることはなく、その結果、スリーブやその他の部品に
変形や破損が生じることはない。
［実施例］ 第１図は本考案実施例の断面図、第２図は第１図のII矢
視図である。第１図において、クラッチ出力軸１（中心
線のみ図示）の周囲に筒軸状のガイド２が同心に配置さ
れている。ガイド２はクラッチハウジング３の端壁に剛
直に固定されており、その端壁から前方（図示されてい
ないクラッチディスク側）へ突出している。レリーズベ
アリング組立体５はガイド２の周囲に配置されており、
クラッチハウジング３の端壁とその前方のダイヤフラム
スプリング（図示せず）との間に位置している。
視図である。第１図において、クラッチ出力軸１（中心
線のみ図示）の周囲に筒軸状のガイド２が同心に配置さ
れている。ガイド２はクラッチハウジング３の端壁に剛
直に固定されており、その端壁から前方（図示されてい
ないクラッチディスク側）へ突出している。レリーズベ
アリング組立体５はガイド２の周囲に配置されており、
クラッチハウジング３の端壁とその前方のダイヤフラム
スプリング（図示せず）との間に位置している。
レリーズベアリング組立体５はレリーズベアリング６と
スリーブ７、カバー８、側板９を備えている。レリーズ
ベアリング６は、基本的には、インナーレース10とアウ
ターレース11及び両者間に配置されるボール12とを備え
ている。インナーレース10はアウターレース11よりも前
方へ突出しており、その突出端部が図示されていない連
結機構を介してダイヤフラムスプリングの内周部に連結
している。そのダイヤフラムスプリングは、内周部をレ
リーズベアリング組立体５により後方（矢印Ａ方向）へ
引くことにより、クラッチが遮断されるように構成され
ている。
スリーブ７、カバー８、側板９を備えている。レリーズ
ベアリング６は、基本的には、インナーレース10とアウ
ターレース11及び両者間に配置されるボール12とを備え
ている。インナーレース10はアウターレース11よりも前
方へ突出しており、その突出端部が図示されていない連
結機構を介してダイヤフラムスプリングの内周部に連結
している。そのダイヤフラムスプリングは、内周部をレ
リーズベアリング組立体５により後方（矢印Ａ方向）へ
引くことにより、クラッチが遮断されるように構成され
ている。
スリーブ７は薄い鋼板の折曲げ品で、筒状部15と、その
後端部から半径方向外向きに延びる環状の延長部16と、
延長部16の外周の円周方向に間隔を隔てた複数箇所から
前方へ突出した当接部17とを有している。筒状部15はガ
イド２の外周面に摺動自在に当接している。延長部16の
外周部はアウターレース11の後端面に当接しており、よ
り具体的には、図示の実施例では、調心用ウエーブスプ
リングを介して延長部16の外周部がアウターレース11の
後端面に当接している。当接部17はアウターレース11の
外周面に対してわずかな隙間を隔てている。
後端部から半径方向外向きに延びる環状の延長部16と、
延長部16の外周の円周方向に間隔を隔てた複数箇所から
前方へ突出した当接部17とを有している。筒状部15はガ
イド２の外周面に摺動自在に当接している。延長部16の
外周部はアウターレース11の後端面に当接しており、よ
り具体的には、図示の実施例では、調心用ウエーブスプ
リングを介して延長部16の外周部がアウターレース11の
後端面に当接している。当接部17はアウターレース11の
外周面に対してわずかな隙間を隔てている。
カバー８も薄い鋼板の折曲げ品で形成されており、概ね
延長部16の表面に沿って延びている。カバー８は延長部
16の後方に隣接しており、その外周寄りの部分には前方
へ突出した湾曲部により当接部18が形成されている。こ
の当接部18は延長部16の外周部に当接している。スリー
ブ７は延長部16の外周部だけがカバー８及びレリーズベ
アリング６に当接しており、その他の部分はそれらから
離れている。すなわち、スリーブ７は延長部16の外周部
だけにおいてアウターレース11と当接部18との間に挾持
されている。
延長部16の表面に沿って延びている。カバー８は延長部
16の後方に隣接しており、その外周寄りの部分には前方
へ突出した湾曲部により当接部18が形成されている。こ
の当接部18は延長部16の外周部に当接している。スリー
ブ７は延長部16の外周部だけがカバー８及びレリーズベ
アリング６に当接しており、その他の部分はそれらから
離れている。すなわち、スリーブ７は延長部16の外周部
だけにおいてアウターレース11と当接部18との間に挾持
されている。
側板９は比較的厚い鋼板の折曲げ品で形成されている。
側板９は、アウターレース11の前方に位置する概ね環状
の側板本体20と、側板本体20の外周部から後方へ延びる
筒状の外周部21と、外周部21の後端部から半径方向外方
へ延びる固定部22及び係合部23とを備えている。側板本
体20は合成樹脂製の環状板24を介してアウターレース11
の前端面に摺動自在に係合している。外周部21はアウタ
ーレース11の半径方向外側に位置しており、その内周面
に前記当接部17が当接している。固定部22は半径方向長
さが短く、その外周面及び前端面に、前記カバー８の外
周に形成した折曲げ部25が係合して、かしめにより固定
されている。
側板９は、アウターレース11の前方に位置する概ね環状
の側板本体20と、側板本体20の外周部から後方へ延びる
筒状の外周部21と、外周部21の後端部から半径方向外方
へ延びる固定部22及び係合部23とを備えている。側板本
体20は合成樹脂製の環状板24を介してアウターレース11
の前端面に摺動自在に係合している。外周部21はアウタ
ーレース11の半径方向外側に位置しており、その内周面
に前記当接部17が当接している。固定部22は半径方向長
さが短く、その外周面及び前端面に、前記カバー８の外
周に形成した折曲げ部25が係合して、かしめにより固定
されている。
上述の係合部23は、外周部21から半径方向外方へ延びる
部分30と、部分30の外周端から前方へ延びる部分31と、
部分31の前端から半径方向内方へ延びる部分32とを備え
ている。この係合部23で囲まれる空間内にレリーズフォ
ーク35が入り込んでいる。
部分30と、部分30の外周端から前方へ延びる部分31と、
部分31の前端から半径方向内方へ延びる部分32とを備え
ている。この係合部23で囲まれる空間内にレリーズフォ
ーク35が入り込んでいる。
レリーズフォーク35は、クラッチハウジング３に取り付
けた支持手段（図示せず）により揺動自在に支持される
と共に、図示されていない外部の操作機構に連結してい
る。その操作機構をクラッチ遮断方向に操作すると、レ
リーズフォーク35が部分30に係合してレリーズベアリン
グ組立体５全体を後方（Ａ）に移動させ、それによりク
ラッチが遮断される。
けた支持手段（図示せず）により揺動自在に支持される
と共に、図示されていない外部の操作機構に連結してい
る。その操作機構をクラッチ遮断方向に操作すると、レ
リーズフォーク35が部分30に係合してレリーズベアリン
グ組立体５全体を後方（Ａ）に移動させ、それによりク
ラッチが遮断される。
第２図において、前記レリーズフォーク35はその２又状
端部が係合部23に連結しており、従って、その形状に対
応させて、係合部23は側板９の直径方向に対向する２箇
所に設けてある。又、前述の固定部22も側板９の直径方
向に対向する２箇所に設けてあり、両係合部23に対して
円周方向に間隔を隔てると共に、それぞれ、円周方向に
比較的長い範囲にわたって設けてある。前述の折曲げ部
25は円周方向に間隔を隔てて合計４個設けてあり、各固
定部22に対して２個の折曲げ部25がかしめられている。
端部が係合部23に連結しており、従って、その形状に対
応させて、係合部23は側板９の直径方向に対向する２箇
所に設けてある。又、前述の固定部22も側板９の直径方
向に対向する２箇所に設けてあり、両係合部23に対して
円周方向に間隔を隔てると共に、それぞれ、円周方向に
比較的長い範囲にわたって設けてある。前述の折曲げ部
25は円周方向に間隔を隔てて合計４個設けてあり、各固
定部22に対して２個の折曲げ部25がかしめられている。
上述の構造によると、レリーズフォークから側板に及ぼ
されたクラッチ遮断方向の操作力がクラッチ軸方向に対
して傾いている場合、側板９はクラッチ軸方向に対して
傾こうとする。一方、筒状スリーブ７はその内側の筒状
ガイド２に案内されており、常にクラッチ出力軸１に対
して傾かない姿勢に維持される。従って、側板９とスリ
ーブ７とは、相対的に傾こうとするが、両者の間にかし
め部は設けられておらず、スリーブ７は、側板９にかし
めたカバー８の一部分（当接部18）とアウターレース11
との間に挾持されている。従って、レリーズフォーク35
から側板９に傾斜方向の力が及ぼされても、それに対応
する無理な力がスリーブ７やその他の部品に局部的に及
ぼされることはなく、その結果、スリーブ７やその他の
部品にに変形や破損が生じることはない。
されたクラッチ遮断方向の操作力がクラッチ軸方向に対
して傾いている場合、側板９はクラッチ軸方向に対して
傾こうとする。一方、筒状スリーブ７はその内側の筒状
ガイド２に案内されており、常にクラッチ出力軸１に対
して傾かない姿勢に維持される。従って、側板９とスリ
ーブ７とは、相対的に傾こうとするが、両者の間にかし
め部は設けられておらず、スリーブ７は、側板９にかし
めたカバー８の一部分（当接部18）とアウターレース11
との間に挾持されている。従って、レリーズフォーク35
から側板９に傾斜方向の力が及ぼされても、それに対応
する無理な力がスリーブ７やその他の部品に局部的に及
ぼされることはなく、その結果、スリーブ７やその他の
部品にに変形や破損が生じることはない。
［発明の効果］ 以上説明したように本考案によると、ガイド２で案内さ
れるスリーブ７を、従来構造のように側板９に直接的に
固定せず、従来採用されていなかったカバー８を使用
し、そのカバー８を側板９に固定すると共に、カバー８
でスリーブ７をレリーズベアリング６に挾持するように
している。従って、レリーズフォーク35から側板９に及
ぼされた傾斜方向の力がスリーブ７に直接的に作用する
ことはなく、従って、各部に局部的な力が作用すること
を防止し、破損や変形を効果的に防止できる。
れるスリーブ７を、従来構造のように側板９に直接的に
固定せず、従来採用されていなかったカバー８を使用
し、そのカバー８を側板９に固定すると共に、カバー８
でスリーブ７をレリーズベアリング６に挾持するように
している。従って、レリーズフォーク35から側板９に及
ぼされた傾斜方向の力がスリーブ７に直接的に作用する
ことはなく、従って、各部に局部的な力が作用すること
を防止し、破損や変形を効果的に防止できる。
第１図は本考案実施例の断面図、第２図は第１図のII矢
視図である。 １……クラッチ出力軸、２……ガイド、５……レリーズ
ベアリング組立体、６……レリーズベアリング、７……
スリーブ、８……カバー、９……側板、10……インナー
レース、11……アウターレース、12……ボール、15……
筒状部、16……延長部、17……当接部、20……側板本
体、21……外周部、22……固定部、23……係合部、25…
…折曲げ部
視図である。 １……クラッチ出力軸、２……ガイド、５……レリーズ
ベアリング組立体、６……レリーズベアリング、７……
スリーブ、８……カバー、９……側板、10……インナー
レース、11……アウターレース、12……ボール、15……
筒状部、16……延長部、17……当接部、20……側板本
体、21……外周部、22……固定部、23……係合部、25…
…折曲げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大賀 省吾 大阪府寝屋川市木田元宮１丁目１番１号 株式会社大金製作所内 (56)参考文献 実開 平２−53531（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−3091（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】インナーレースとアウターレースと両者間
に配置されるボールとを含むレリーズベアリングを、ク
ラッチ軸方向に延びる筒状のガイドの周囲に配置し、上
記インナーレースとガイドとの間にガイドの外周面で案
内される筒状スリーブの筒状部を配置し、該スリーブの
一端部に半径方向外向きの延長部を設け、該延長部をア
ウターレースの一方の端面に当接させ、該延長部を挾ん
で上記一方の端面に対向するカバーを設け、アウターレ
ースの他方の端面に側板の環状本体を係合させ、側板
に、その環状本体の外周端部からアウターレースの外周
面に沿って該外周面の半径方向外側を延びる筒状外周部
と、外周部の上記本体と反対側の端部から半径方向外方
へ延びる係合部及び固定部とを設け、上記係合部にレリ
ーズフォークと係合する部分を設け、上記カバーの外周
縁部を上記固定部の外周縁部に固定し、上記カバーに、
上記スリーブの延長部に当接して該延長部をアウターレ
ースの上記一方の端面に当接させる当接部を設けたこと
を特徴とするレリーズベアリング組立体。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990051985U JPH077625Y2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | レリーズベアリング組立体 |
| PCT/JP1991/000618 WO1991018220A1 (en) | 1990-05-18 | 1991-05-09 | Release bearing assembly |
| DE19914191069 DE4191069T (ja) | 1990-05-18 | 1991-05-09 | |
| DE4191069A DE4191069C2 (de) | 1990-05-18 | 1991-05-09 | Ausrücksystem |
| US07/793,344 US5190381A (en) | 1990-05-18 | 1992-01-14 | Release bearing assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990051985U JPH077625Y2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | レリーズベアリング組立体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0410127U JPH0410127U (ja) | 1992-01-28 |
| JPH077625Y2 true JPH077625Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=12902153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990051985U Expired - Lifetime JPH077625Y2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | レリーズベアリング組立体 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5190381A (ja) |
| JP (1) | JPH077625Y2 (ja) |
| DE (2) | DE4191069T (ja) |
| WO (1) | WO1991018220A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7798147B2 (en) * | 2001-03-02 | 2010-09-21 | Pulmonx Corporation | Bronchial flow control devices with membrane seal |
| US9510732B2 (en) * | 2005-10-25 | 2016-12-06 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Methods and apparatus for efficient purging |
| US8858609B2 (en) * | 2008-02-07 | 2014-10-14 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Stent delivery under direct visualization |
| DE102017111773B3 (de) * | 2017-05-30 | 2018-07-12 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Nehmerzylinder und Halteklammer |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2544429B1 (fr) * | 1983-04-15 | 1985-08-02 | Valeo | Procede pour le montage d'une butee de debrayage, et butee de debrayage correspondante, notamment pour vehicule automobile |
| JPS60184434U (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-06 | エヌティエヌ株式会社 | プラスチツクスリ−ブを有するクラツチレリ−ズ軸受 |
| JPH034831Y2 (ja) * | 1985-01-22 | 1991-02-07 | ||
| FR2579703B1 (fr) * | 1985-03-27 | 1989-06-09 | Valeo | Butee de debrayage, notamment pour vehicule automobile |
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| FR2597560B1 (fr) * | 1986-04-18 | 1988-08-05 | Valeo | Montage de butee de debrayage, notamment pour vehicule automobile |
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