JP4238521B2 - クラッチレリーズ軸受装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両などに用いられるクラッチレリーズ軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等に搭載され摩擦板を用いた動力断続装置であるクラッチを動作させる場合において、入力部材であるレリーズフォークで、回転部材であるクラッチカバーのダイヤフラムスプリングを軸線方向に押圧することにより、スプリングの付勢力を摩擦板から解除して動力伝達の切り離しが行なわれている。
【0003】
ところで、レリーズフォークは車体等の固定側に通常配置されているが、クラッチカバーはエンジンのフライホイール等に取り付けられてそれと一体的に回転するようになっている。従って、クラッチカバーのダイヤフラムスプリングをレリーズフォークが直に押圧するとなると、当接部の摩耗を招来することとなる。そこで、ダイヤフラムスプリングに当接して一体的に回転する回転輪を含むクラッチレリーズ軸受と、この軸受を所定の状態に保持すると共にレリーズフォークからの入力を受けるようになっている回転しない軸受保持部材とからなるクラッチレリーズ軸受装置を、ダイヤフラムスプリングとレリーズフォークとの間に設けている(例えば実開平1−174637号参照)。
【0004】
この実開平1−174637号に開示されたクラッチレリーズ軸受装置においては、軸受の内輪の先端部がダイヤフラムスプリングに対向し、一方、軸受の外輪の後端は、ガイドスリーブのフランジ部に半径方向移動自在に取り付けられている。レリーズフォークの先端によりガイドスリーブのフランジ部が後方から押されれば、内輪先端部がダイヤフラムスプリングに当接するよう、軸受装置全体が軸線方向に移動可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、かかる従来技術によるクラッチレリーズ軸受装置の場合、一本の折り曲げたワイヤ部材であるクリップを用いてレリーズフォークとガイドスリーブのフランジ部を弾性的に連結している。しかしながら、かかるクリップは単にガイドスリーブに引っかけている構成のため、特に組立時などにおいて、たとえばクラッチレリーズ軸受装置の軸線方向や半径方向に対してクリップのズレが生じやすく、レリーズフォークの組付けが困難となる場合があった。
【0006】
更に、レリーズフォークは通常は二股形状を有しているため、二股のそれぞれを一対のクリップで連結することも考えられるが、組付けを容易にするために、各クリップの固定をどうするかといった問題がある。
【0007】
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、組み付けがより容易に行えるクラッチレリーズ軸受装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、第1の本発明のクラッチレリーズ軸受装置は、互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合された円筒部と、フランジ部とを備える樹脂製の軸受保持部材と、該軸受保持部材に対して、該クラッチレリーズ軸受の該一方の輪を半径方向に移動可能となるよう保持する連結部材とからなっているクラッチレリーズ軸受装置において、前記軸受保持部材と入力部材とを連結する鋼製のワイヤ部材が設けられ、前記ワイヤ部材は、その外周の少なくとも一部が前記軸受保持部材に設けられた係合凹部に密着することにより、前記入力部材に対して近接する方向及び前記クラッチレリーズ軸受の半径方向の少なくとも一方の方向に対して固定支持されるが、前記係合凹部と前記ワイヤ部材とは前記ワイヤ部材に沿った方向には相対移動可能となっており、前記係合凹部は切欠部を備え、前記切欠部の開口幅をd、前記係合凹部の自由状態の内径をφC、前記ワイヤ部材の外径をφDとすると、d<φD<φCなる関係が成立するようになっていることを特徴とする。
【0009】
第2の本発明のクラッチレリーズ軸受装置は、互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合された円筒部と、フランジ部とを備える樹脂製の軸受保持部材と、該軸受保持部材に対して、該クラッチレリーズ軸受の該一方の輪を半径方向に移動可能となるよう保持する連結部材とからなっているクラッチレリーズ軸受装置において、
垂直部と、前記垂直部の両端から延在する一対の水平延在部と、前記水平延在部にそれぞれ連結された係合部とを備えてなり、前記水平延在部を前記保持部材に組み付け、前記係合部を入力部材に組み付けてなる鋼製のワイヤ部材を有し、前記軸受保持部材は、前記ワイヤ部材の前記水平延在部が組み付けられたとき、前記ワイヤ部材の軸線に直交する断面において180度以上にわたって前記ワイヤ部材の前記水平延在部に係合する係合凹部を一体的に形成し、組付前の前記係合凹部の内径は前記ワイヤ部材の外径より小さくなっており、組付後に前記係合凹部と前記ワイヤ部材とは前記ワイヤ部材に沿った方向には相対移動可能となっていることを特徴とする。
の本発明のクラッチレリーズ軸受装置は、互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合された円筒部と、フランジ部とを備える樹脂製の軸受保持部材と、該軸受保持部材に対して、該クラッチレリーズ軸受の該一方の輪を半径方向に移動可能となるよう保持する連結部材とからなっているクラッチレリーズ軸受装置において、前記軸受保持部材に一端を組み付け、入力部材に他端を組み付けてなり、延在部と係合部とを備えた鋼製のワイヤ部材を有し、前記軸受保持部材は、前記ワイヤ部材の一端が組み付けられたとき、前記ワイヤ部材の軸線に直交する断面において180度以上にわたって前記ワイヤ部材の前記延在部に係合する係合凹部を一体的に形成し、組付前の前記係合凹部の内径は前記ワイヤ部材の外径より小さくなっており、更に、前記ワイヤ部材の前記係合部には、前記係合凹部に対して前記延在部を中心として相対回転することを抑制する係止手段が設けられており、組付後に前記係合凹部と前記ワイヤ部材とは前記ワイヤ部材に沿った方向には相対移動可能となっていることを特徴とする。
【0010】
【作用】
第1の本発明のクラッチレリーズ軸受装置において、前記軸受保持部材と入力部材とを連結する鋼製のワイヤ部材が設けられ、前記ワイヤ部材は、その外周の少なくとも一部が前記軸受保持部材に設けられた係合凹部に密着することにより、前記入力部材に対して近接する方向及び前記クラッチレリーズ軸受の半径方向の少なくとも一方の方向に対して固定支持されるが、前記係合凹部と前記ワイヤ部材とは前記ワイヤ部材に沿った方向には相対移動可能となっているので、動作時には、前記入力部材に対して近接する方向及び前記クラッチレリーズ軸受の半径方向の少なくとも一方の方向に対して固定支持された前記ワイヤ部材を用いて、前記入力部材が前記クラッチレリーズ軸受装置から分離されるのを抑制でき、又、組付時には、前記ワイヤ部材が、前記係合凹部に支持された状態で前記ワイヤ部材に沿った方向に相対移動可能となっているため、前記ワイヤ部材の寸法・形状を精度良く形成しなくても、前記ワイヤ部材を前記入力部材に容易に組み付けることができ、コスト低減と組立性向上の両立を図ることができる。
【0011】
の本発明のクラッチレリーズ軸受装置において、前記軸受保持部材に一端を組み付け、入力部材に他端を組み付けてなり、延在部と係合部とを備えた鋼製のワイヤ部材を有し、前記軸受保持部材は、前記ワイヤ部材の一端が組み付けられたとき、前記ワイヤ部材の軸線に直交する断面において180度以上にわたって前記ワイヤ部材の前記延在部に係合する係合凹部を一体的に形成し、組付前の前記係合凹部の内径は前記ワイヤ部材の外径より小さくなっており、組付後に前記係合凹部と前記ワイヤ部材とは前記ワイヤ部材に沿った方向には相対移動可能となっているので、前記ワイヤ部材を前記係合凹部に組み付ければ、前記係合凹部の弾性変形により生じた弾性力で前記ワイヤ部材を保持でき、それにより前記ワイヤ部材の支持の確保と組付性の向上とを図ることができ、前記ワイヤ部材の前記係合部には、前記係合凹部に対して前記延在部を中心として相対回転することを抑制する係止手段が設けられているので、前記入力部材の組付性の向上を図ることができる。このようなワイヤ部材は、一般的な入力部材であるレリーズフォークの二股を、それぞれ前記軸受保持部材に取り付けるべく一対設けられていると、長い単一のワイヤ部材を用いるよりも必要な線長が短縮され低コストを図れる。又、一対のワイヤ部材が同じ形状を有していれば、更に低コストが図れる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかるクラッチレリーズ軸受装置をレリーズフォーク側から見た図である。図2は、図1のクラッチレリーズ軸受装置をII-II線に沿って切断して矢印方向に見た軸線方向断面図である。図3は、図1のクラッチレリーズ軸受装置を矢印III方向に見た図である。図4は、図2のクラッチレリーズ軸受装置のIV部を拡大して示した図である。
【0013】
図2において、クラッチレリーズ軸受装置は、クラッチレリーズ軸受10と、軸受保持部材であるガイドスリーブ20と、連結部材であるばね部材30と、補強部材40と、ワイヤ部材50とからなる。クラッチレリーズ軸受10は、左方端に当接部11aを有する略円管状の内輪11と、内輪11を同心的に内包する短い円管状の外輪12と、内輪11と外輪12との間に転動自在に配置された複数のボール15と、ボール15を所定間隔で保持する保持器16と、ボール15の軸線方向両側で内輪11と外輪12とにより画成される空間を防塵油密的に密封するシール17、18とからなる。内輪11は外輪12に対して回転自在に支持されている。また内輪11の当接部11aは、半径方向外方にめくれたような形状をしており、図示しないクラッチカバーのダイヤフラムスプリングに当接するようになっている。また、内輪11の当接部11aと反対側の端部はプレスによるブランク加工のままとし、切削加工を行わず製作コストを安くするようにしている。
【0014】
一方、ガイドスリーブ20は樹脂製であって、円管状の本体21と、本体21の中央近傍の外周から半径方向に延在するフランジ部22と、フランジ部22の半径方向外方端において軸線方向左方に突出する外壁部23と、フランジ部22の半径方向外方端において、図2で軸線方向右方に突出するガイド部25(図1)とからなる。本体21の内方には図示しないガイド軸が延在しており、本体21はガイド軸上を摺動自在となっている。なお、本体21の内方には拡径部24が設けられている。この拡径部24は、本体21がガイド軸上を摺動する際に異物を噛みこまないように機能するものである。外壁部23は、クラッチレリーズ軸受10の外方に設けられ、その半径方向の移動制限部となっている。また、クラッチレリーズ軸受10を半径方向に移動可能とするため、外輪12の外周と外壁部23の内周との間には隙間27が形成されている。ガイド部25はばね部材30の組付時にガイドの機能を有するものであり、ばね部材30の両わきを軸線方向に延在している。また、外輪12は、板材をプレスすることによって形成されているが、JIS規格のSUJ2を素材として旋削し、その後焼き入れすることによって形成しても良い。
【0015】
ワイヤ部材50は、図1から明らかなように略コの字形状に折り曲げられたばね鋼線から形成され、垂直部51と、その両端から水平に延在する2つの延在部52と、各延在部52の自由端からレリーズフォークRF(図2に一点鎖線で示す)側に延在する架橋部54と、架橋部54から半径方向内方に向かう戻り部55と、戻り部55から半径方向内方に向かいレリーズフォークRFの上面に形成された孔RFaに係合する係合部56とからなる。
【0016】
図4において、ガイドスリーブ20の外壁部23は、外周テーパ面23aと、その半径方向内方に形成された係合凹部23bとを有している。支持部である係合凹部23b(その一部の領域でも良い)は、その断面の約2/3(180度以上であると良い)は円周の一部であるが、残りは切欠部23cとなっている。この切欠部23cの垂直方向長さをdとし、ワイヤ部材50(延在部52)の外径をφCとし、自由状態(組付前)の係合凹部23bの内径をφDとすると、d<φD<φCなる関係が成立する。ガイドスリーブ20に組み付け際、ワイヤ部材50の延在部52を半径方向外方から差し入れ、外周テーパ面23aに沿って滑らせて、切欠部23cから係合凹部23b内に装填する。d<φCであるので、組み付け時には切欠部23cが開くように外壁部23が変形して、延在部52の侵入を許容し、延在部52が係合凹部23bに係合した後には、弾性力に基づいて切欠部23cが閉じるように外壁部23が変形することで、延在部52の抜け出しが防止される。又、φD<φCであるため、延在部52が係合凹部23bに係合した後、外壁部23はフリー状態に戻らず、わずかに変形した状態に維持されるため、その弾性力に基づいて、延在部52は係合凹部23bと密着した状態に維持され、ワイヤ部材50の延在部52の軸線方向(特にレリーズフォークに近接する方向)及び半径方向のズレが阻止され、たとえばレリーズフォークRFを取り付けやすくなる。また、ワイヤ部材50は、延在部52の軸線方向にはわずかな抵抗を持って移動自在に支持されるため、形状や寸法を精度良く形成しなくても、ワイヤ部材50の係合部56を、レリーズフォークRFの孔RFaに容易に係合させることができ、すなわち容易に組み付けを行える。
【0017】
図1より明らかなように、同一形状のものが2つ設けられたばね部材30は、クラッチレリーズ軸受10をガイドスリーブ20に対して取り付ける機能を有する。図5は、ばね部材30の斜視図である。ばね部材30は、一枚のSK5等のばね鋼板をプレスで打ち抜いた後折り曲げその後焼入処理することによって形成されている。ばね部材30は、ガイドスリーブ20のフランジ部22に当接するベース部31と、軸受の外輪12に当接する押圧部32と、ベース部31と押圧部32との間に設けられ、押圧部32に外輪12を付勢するための弾性力を付与する梁部33とからなっている。なお、押圧部32はシール17に接触しないように、またばね部材30の組付を容易にすべく、軸線方向外方に傾斜した傾斜部32aを有する。
【0018】
更にばね部材30は、梁部33の中央下面において上方にくぼんだ凹部34を有しており、この凹部34には、ガイドスリーブ20のフランジ部22に形成された凸部22h(図2)が係合するようになっている。また、ベース部31の両側部31aにおける下方端近傍においては、くぼみを構成する切欠き37が形成され、更にベース部31の中央近傍には、比較的大きな矩形開口38が形成されている。
【0019】
図6は、図1のVI-VI線に沿って切断した部分を拡大して矢印方向に見た図である。ガイドスリーブ20のフランジ部22には、更に突起22cが形成されている。突起22cは、斜面22dと台部22eとからなっており、ばね部材30が装着された際に切欠き37に係合する形状となっている。
【0020】
尚、ガイドスリーブ20のフランジ部22には、突起22cの近傍において、矩形状の突起であるストッパ22gが形成されている(図1参照)。このストッパ22gは、図1から明らかなように、ばね部材30をガイドスリーブ20に取り付ける際に、ばね部材30の矩形開口38に係合して、それ以上ばね部材30が内方に押し込まれることを防止するようになっている。図1に示すように、補強部材40は、中央管部41と、フランジ部43と、フランジ部43の一部(図1で中央管部41の上下部分)がレリーズフォークRF側に台状に盛り上がって形成されたアンビル部42とを有する。
【0021】
次に、本発明の実施の形態であるクラッチレリーズ軸受装置の動作につき、以下に説明する。図2において、一点鎖線で示すレリーズフォークRFが枢動すると、その先端が補強部材40のアンビル部42(図1)に当接して一定の荷重を印加する。補強部材40の板厚は比較的厚くその剛性も十分であるため、レリーズフォークRFより伝達される大荷重を受けることができる。クラッチレリーズ軸受装置は、レリーズフォークRFからの入力により図示しないガイド軸上を軸線方向に摺動して、図示しないクラッチカバーのダイヤフラムスプリングに内輪11の当接部11aを当接させる。ダイヤフラムスプリングが回転していても、内輪11は回転自在であるので、当接後にダイヤフラムスプリングと一体で回転することとなり、更に軸受装置が軸線方向に移動することによりダイヤフラムスプリングが押圧されてクラッチが動作されるようになっている。
【0022】
ばね部材30は適切な板厚となっていて、ガイドスリーブ20に対してクラッチレリーズ軸受10を、押圧部32と外輪12との間に作用する摩擦力のみで支持しているため、軸受10はガイドスリーブ20に対して半径方向に移動可能となっている。従って、内輪11の当接部11aがダイヤフラムスプリングに当接したとき、両者の間に偏心があれば、軸受10を同心に位置させようとする公知の力が生じ、それにより軸受10は半径方向に移動して、自動調心が達成されることとなる。なお、ガイドスリーブ20の外壁部23は、軸受10が所定量以上半径方向外方に移動しないよう制限する機能を有する。また、一般の玉軸受の外輪にはフランジがないタイプが多いので、本実施の形態のように外輪をばね部材30で挟みこむように構成すれば、外輪自体を改造する必要がなく既存のものを使用でき、コスト低減に寄与しうる。
【0023】
図7は、第2の実施の形態にかかるクラッチレリーズ軸受装置をレリーズフォーク側から見た図である。図8は、図7のクラッチレリーズ軸受装置を矢印VIII方向に見た図である。尚、本実施の形態は、図1〜6の実施の形態に対し、主としてガイドスリーブ及びワイヤ部材のみが異なるため、共通する部分についての説明は省略する。
【0024】
図7に示すように、本実施の形態のワイヤ部材150は、レリーズフォークRF(図2参照)の二股に対して、それぞれ組付けを行うべく、2つ設けられている。まずガイドスリーブ120の異なる点を説明すると、上述した実施の形態に対し、図7に示すように、係合凹部123bの中央が奥におい込まれた形状、すなわちガイド凹部123dとなっている。それ以外の点は、上述した実施の形態と同様である。
【0025】
ばね鋼線から形成された各ワイヤ部材150は、ガイド凹部123dに案内される凸部151と、凸部151に対し直交するように配置され、水平に延在する延在部152と、延在部152の自由端からレリーズフォークRF(図2に一点鎖線で示す)側に延在する架橋部154と、架橋部154から半径方向内方に向かう戻り部155と、戻り部155から半径方向内方に向かいレリーズフォークRFの上面に形成された孔RFaに係合する係合部156とからなる。すなわち、架橋部154から係合部156までは、上述した実施の形態と同様である。尚、延在部152と係合凹部123bとは、図4に関連して説明したのと同様な寸法関係を有している。
【0026】
本実施の形態によれば、各ワイヤ部材150の一方の側にある(以下の実施の形態で同じ)延在部152が係合凹部123bに係合支持されることで、ワイヤ部材150の延在部152の軸線方向(特にレリーズフォークに近接する方向)及び半径方向のズレが阻止され、たとえばレリーズフォークを取り付けやすくなる。また、ワイヤ部材150は、ガイド凹部123dに凸部151が規制される範囲内で、延在部152の軸線方向にわずかな抵抗を持って移動自在に支持されており、形状や寸法を精度良く形成しなくても、ワイヤ部材150の係合部156を、レリーズフォークRFの孔RFa(図2参照)に容易に係合させることができ、すなわち容易に組み付けを行える。更に、凸部151は、ガイド凹部123dにより図7で上下方向移動を規制されており、それにより係合凹部123bに支持される延在部152を中心とする、他方の側にある(以下の実施の形態で同じ)係合部156の回転が抑制されるため、レリーズフォークRFの組付けが更に容易になる。
【0027】
図9は、第3の実施の形態にかかるクラッチレリーズ軸受装置をレリーズフォーク側から見た図である。図10は、図9のクラッチレリーズ軸受装置を矢印X方向に見た図である。尚、本実施の形態は、図7,8の実施の形態に対し、主としてガイドスリーブ及びワイヤ部材のみが異なるため、共通する部分についての説明は省略する。又、補強部材240については、図7,8の実施の形態に対して、アンビル部を省略して、フランジ部243のレリーズフォーク当接部外方に軸線方向延在部244を設けた点が異なるが、本質的な差異ではないため説明を省略する。本実施の形態では、不図示のレリーズフォークの二股は、図9,10の右方より挿入されて組み付けられる。
【0028】
図9に示すように、本実施の形態のワイヤ部材250も、レリーズフォークRF(図2参照)の二股に対して、それぞれ組付けを行うべく、2つ設けられている。本実施の形態のガイドスリーブ220も、係合凹部223bに隣接して奥におい込まれたガイド凹部223dを有している。但し、ガイド凹部223dは、図10で右方に開放している。
【0029】
ばね鋼線から形成された各ワイヤ部材250は、ガイド凹部223dに案内される凸部251と、凸部251に対し直交するように配置され、水平に延在する延在部252と、延在部252の自由端からレリーズフォークRF(図2に一点鎖線で示す)側に延在する架橋部254と、架橋部254から半径方向内方に向かう戻り部255と、戻り部255の先端近傍に形成された曲がり部256とからなる。曲がり部256は、不図示のレリーズフォークの凹部に係合可能となっている。尚、延在部252と係合凹部223bとは、図4に関連して説明したのと同様な寸法関係を有している。第2,第3の実施の形態において、凸部151,251が係止手段を構成する。
【0030】
本実施の形態によれば、各ワイヤ部材250の延在部252が係合凹部223bに係合支持されることで、ワイヤ部材250の延在部252の軸線方向(特にレリーズフォークに近接する方向)及び半径方向のズレが阻止され、たとえばレリーズフォークを取り付けやすくなる。また、ワイヤ部材250は、ガイド凹部223dに凸部251が規制される範囲内で、延在部252の軸線方向にわずかな抵抗を持って移動自在に支持されており、形状や寸法を精度良く形成しなくても、ワイヤ部材250の曲がり部256を、レリーズフォークの凹部に確実に係合させることができ、すなわち確実な組み付けを行える。更に、凸部251は、ガイド凹部223dにより図9で上下方向移動を規制されており、それにより係合凹部223bに支持される延在部252を中心とする曲がり部256の回転が抑制されるため、レリーズフォークの組付けが更に容易になる。
【0031】
図11は、第4の実施の形態にかかるクラッチレリーズ軸受装置を示す、図10と同じ方向に見た図である。本実施の形態のワイヤ部材350も、レリーズフォークRF(図2参照)の二股に対して、それぞれ組付けを行うべく、2つ設けられている。本実施の形態のガイドスリーブ323は、図11に示すように、一対の係合凹部323b、323fの間に切り欠き323dを有している。
【0032】
ばね鋼線から形成された各ワイヤ部材350は、ガイドスリーブ323の係合凹部323b、323fに係合する延在部352a、352bと、延在部352a、352bの間で曲がって形成された係止部351と、延在部352bの自由端からレリーズフォークRF(図2に一点鎖線で示す)側に延在する架橋部354と、架橋部354から半径方向内方に向かう戻り部355と、戻り部355の先端近傍に形成された曲がり部356とからなる。曲がり部356は、不図示のレリーズフォークの凹部に係合可能となっている。尚、延在部352a、352bと係合凹部323b、323fとは、図4に関連して説明したのと同様な寸法関係を有している。本実施の形態において、係止部351が係止手段を構成する。
【0033】
本実施の形態においては、上述した実施の形態の効果と同様な効果が得られる他、ワイヤ部材350の曲がっている係止部351が、ガイドスリーブ323の外壁部の周面に当接し、それにより係合凹部323b、323fに支持される延在部352a、352bを中心とする曲がり部356の回転が抑制されるため、レリーズフォークの組付けが更に容易になる。
【0034】
以上、本発明を実施例を参照して説明してきたが、本発明は上記実施例に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。
【0035】
【発明の効果】
第1の本発明のクラッチレリーズ軸受装置において、前記軸受保持部材と入力部材とを連結する鋼製のワイヤ部材が設けられ、前記ワイヤ部材は、その外周の少なくとも一部が前記軸受保持部材に設けられた係合凹部に密着することにより、前記入力部材に対して近接する方向及び前記クラッチレリーズ軸受の半径方向の少なくとも一方の方向に対して固定支持されるが、前記係合凹部と前記ワイヤ部材とは前記ワイヤ部材に沿った方向には相対移動可能となっているので、動作時には、前記入力部材に対して近接する方向及び前記クラッチレリーズ軸受の半径方向の少なくとも一方の方向に対して固定支持された前記ワイヤ部材を用いて、前記入力部材が前記クラッチレリーズ軸受装置から分離されるのを抑制でき、又、組付時には、前記ワイヤ部材が、前記係合凹部に支持された状態で前記ワイヤ部材に沿った方向に相対移動可能となっているため、前記ワイヤ部材の寸法・形状を精度良く形成しなくても、前記ワイヤ部材を前記入力部材に容易に組み付けることができ、コスト低減と組立性向上の両立を図ることができる。
【0036】
の本発明のクラッチレリーズ軸受装置において、前記軸受保持部材に一端を組み付け、入力部材に他端を組み付けてなり、延在部と係合部とを備えた鋼製のワイヤ部材を有し、前記軸受保持部材は、前記ワイヤ部材の一端が組み付けられたとき、前記ワイヤ部材の軸線に直交する断面において180度以上にわたって前記ワイヤ部材の前記延在部に係合する係合凹部を一体的に形成し、組付前の前記係合凹部の内径は前記ワイヤ部材の外径より小さくなっており、組付後に前記係合凹部と前記ワイヤ部材とは前記ワイヤ部材に沿った方向には相対移動可能となっているので、前記ワイヤ部材を前記係合凹部に組み付ければ、前記係合凹部の弾性変形により生じた弾性力で前記ワイヤ部材を保持でき、それにより前記ワイヤ部材の支持の確保と組付性の向上とを図ることができ、前記ワイヤ部材の前記係合部には、前記係合凹部に対して前記延在部を中心として相対回転することを抑制する係止手段が設けられているので、前記入力部材の組付性の向上を図ることができる。このようなワイヤ部材は、一般的な入力部材であるレリーズフォークの二股を、それぞれ前記軸受保持部材に取り付けるべく一対設けられていると、長い単一のワイヤ部材を用いるよりも必要な線長が短縮され低コストを図れる。又、一対のワイヤ部材が同じ形状を有していれば、更に低コストが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるクラッチレリーズ軸受装置をレリーズフォーク側から見た図である。
【図2】図1のクラッチレリーズ軸受装置をII-II線に沿って切断して矢印方向に見た軸線方向断面図である。
【図3】図1のクラッチレリーズ軸受装置を矢印III方向に見た図である。
【図4】図2のクラッチレリーズ軸受装置のIV部を拡大して示した図である。
【図5】ばね部材30の斜視図である。
【図6】図1のVI-VI線に沿って切断した部分を拡大して矢印方向に見た図である。
【図7】第2の実施の形態にかかるクラッチレリーズ軸受装置をレリーズフォーク側から見た図である。
【図8】図7のクラッチレリーズ軸受装置を矢印VIII方向に見た図である。
【図9】第3の実施の形態にかかるクラッチレリーズ軸受装置をレリーズフォーク側から見た図である。
【図10】図9のクラッチレリーズ軸受装置を矢印X方向に見た図である。
【図11】第4の実施の形態にかかるクラッチレリーズ軸受装置を示す、図10と同じ方向に見た図である。
【符号の説明】
10 クラッチレリーズ軸受
20、120,220,323 ガイドスリーブ
23b、123b、223b、323b、323f 係合凹部
30 ばね部材
40、240 補強部材
50、150,250,350 ワイヤ部材

Claims (4)

  1. 互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合された円筒部と、フランジ部とを備える樹脂製の軸受保持部材と、該軸受保持部材に対して、該クラッチレリーズ軸受の該一方の輪を半径方向に移動可能となるよう保持する連結部材とからなっているクラッチレリーズ軸受装置において、
    前記軸受保持部材と入力部材とを連結する鋼製のワイヤ部材が設けられ、前記ワイヤ部材は、その外周の少なくとも一部が前記軸受保持部材に設けられた係合凹部に密着することにより、前記入力部材に対して近接する方向及び前記クラッチレリーズ軸受の半径方向の少なくとも一方の方向に対して固定支持されるが、前記係合凹部と前記ワイヤ部材とは前記ワイヤ部材に沿った方向には相対移動可能となっており、
    前記係合凹部は切欠部を備え、前記切欠部の開口幅をd、前記係合凹部の自由状態の内径をφC、前記ワイヤ部材の外径をφDとすると、d<φD<φCなる関係が成立するようになっていることを特徴とするクラッチレリーズ軸受装置。
  2. 互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合された円筒部と、フランジ部とを備える樹脂製の軸受保持部材と、該軸受保持部材に対して、該クラッチレリーズ軸受の該一方の輪を半径方向に移動可能となるよう保持する連結部材とからなっているクラッチレリーズ軸受装置において、
    垂直部と、前記垂直部の両端から延在する一対の水平延在部と、前記水平延在部にそれぞれ連結された係合部とを備えてなり、前記水平延在部を前記保持部材に組み付け、前記係合部を入力部材に組み付けてなる鋼製のワイヤ部材を有し、前記軸受保持部材は、前記ワイヤ部材の前記水平延在部が組み付けられたとき、前記ワイヤ部材の軸線に直交する断面において180度以上にわたって前記ワイヤ部材の前記水平延在部に係合する係合凹部を一体的に形成し、組付前の前記係合凹部の内径は前記ワイヤ部材の外径より小さくなっており、組付後に前記係合凹部と前記ワイヤ部材とは前記ワイヤ部材に沿った方向には相対移動可能となっていることを特徴とするクラッチレリーズ軸受装置。
  3. 互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合された円筒部と、フランジ部とを備える樹脂製の軸受保持部材と、該軸受保持部材に対して、該クラッチレリーズ軸受の該一方の輪を半径方向に移動可能となるよう保持する連結部材とからなっているクラッチレリーズ軸受装置において、
    前記軸受保持部材に一端を組み付け、入力部材に他端を組み付けてなり、延在部と係合部とを備えた鋼製のワイヤ部材を有し、前記軸受保持部材は、前記ワイヤ部材の一端が組み付けられたとき、前記ワイヤ部材の軸線に直交する断面において180度以上にわたって前記ワイヤ部材の前記延在部に係合する係合凹部を一体的に形成し、組付前の前記係合凹部の内径は前記ワイヤ部材の外径より小さくなっており、更に、前記ワイヤ部材の前記係合部には、前記係合凹部に対して前記延在部を中心として相対回転することを抑制する係止手段が設けられており、組付後に前記係合凹部と前記ワイヤ部材とは前記ワイヤ部材に沿った方向には相対移動可能となっていることを特徴とするクラッチレリーズ軸受装置。
  4. 前記係合凹部は切欠部を備え、前記切欠部の開口幅をd、前記係合凹部の自由状態の内径をφC、前記ワイヤ部材の外径をφDとすると、d<φD<φCなる関係が成立するようになっていることを特徴とする請求項2又は3に記載のクラッチレリーズ軸受装置。
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