JP4038978B2 - クラッチレリーズ軸受装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はクラッチレリーズ軸受装置に関し、特に組み付け性を向上させたクラッチレリーズ軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等に搭載され摩擦板を用いた動力断続装置であるクラッチを動作させる場合において、入力部材であるレリーズフォークでクラッチカバーのダイヤフラムスプリングを軸線方向に押圧することにより、スプリングの付勢力を摩擦板から解除して動力伝達を切り離すことが行なわれている。
【0003】
ところで、レリーズフォークは車体等の固定側に通常配置されているが、クラッチカバーはエンジンのフライホイール等に取り付けられてそれと一体的に回転するようになっている。従って、クラッチカバーのダイヤフラムスプリングをレリーズフォークが直に押圧するとなると、当接部の摩耗を招来することとなる。そこで、ダイヤフラムスプリングに当接して一体的に回転する回転輪を含むクラッチレリーズ軸受と、この軸受を所定の状態に保持すると共にレリーズフォークからの入力を受けるようになっている回転しない軸受保持部材とからなるクラッチレリーズ軸受装置を、例えば特願平11−123895号に示されているように、ダイヤフラムスプリングとレリーズフォークとの間に設けている。
【0004】
この特願平11−123895号に開示されたクラッチレリーズ軸受装置について説明する。図6は、かかる従来技術のクラッチレリーズ軸受装置をレリーズフォーク側から見た図である。図7は、図6のVII-VII線に沿って切断して矢印方向に見た軸線方向断面図である。
【0005】
図7において、クラッチレリーズ軸受装置は、クラッチレリーズ軸受10と、ガイドスリーブ20と、ばね部材30と、補強部材40とからなる。クラッチレリーズ軸受10は、左方端に当接部11aを有する略円管状の内輪11と、内輪11を同心的に内包する短い円管状の外輪12と、内輪11と外輪12との間に転動自在に配置された複数のボール15と、ボール15を所定間隔で保持する保持器16と、ボール15の軸線方向両側で内輪11と外輪12とにより画成される空間を防塵的に密封するシール17、18とからなる。内輪11は外輪12に対して回転自在に支持されている。
【0006】
一方、ガイドスリーブ20はモールド成形された樹脂製であって、円管状の本体21と、本体21の中央近傍の外周から半径方向に延在するフランジ部(外方延在部)22と、フランジ部22の半径方向外方端において軸線方向左方に突出する外壁部23と、フランジ部22の半径方向外方端において軸線方向右方に突出するガイド部25(図6)とからなる。本体21の内方には図示しないガイド軸が延在しており、本体21はガイド軸上を摺動自在となっている。なお、本体21の内方には拡径部24が設けられている。この拡径部24は、本体21がガイド軸上を摺動する際に異物を噛みこまないように機能するものである。
【0007】
外壁部23は、クラッチレリーズ軸受10の外方に設けられ、その半径方向の移動制限部となっている。また、クラッチレリーズ軸受10を半径方向に移動可能とするため、外輪12の外周と外壁部23の内周との間には隙間27が形成されている。更に、フランジ部22は、ばね部材30の取付部に半径方向に延在する外方突起22hを有する。
【0008】
図6より明らかなように、同一形状のものが2つ設けられたばね部材30は、クラッチレリーズ軸受10をガイドスリーブ20に対して取り付ける機能を有する。図8は、ばね部材30の斜視図である。ばね部材30は、一枚のSK5等のばね鋼板をプレスで打ち抜いた後折り曲げその後焼入処理することによって形成されている。ばね部材30は、ガイドスリーブ20のフランジ部22に当接するベース部31と、軸受の外輪12に当接する押圧部32と、ベース部31と押圧部32との間に設けられ、押圧部32に外輪12を付勢するための弾性力を付与する梁部33とからなっている。なお、押圧部32はシール17に接触しないように、またばね部材30の組付を容易にすべく、軸線方向外方に傾斜した傾斜部32aを有する。
【0009】
更にばね部材30は、ベース部31と梁部33との接合部において、半径方向に突出するように形成された凸部34を有し、この凸部34は、ガイドスリーブ20のフランジ22部の外方突起22hに対応している。また、ベース部31の両側部31aにおける下方端近傍においては、切欠き37が形成され、更にその下縁部31bには、比較的大きな切欠き38が形成されている。切欠き38と下縁部31bとの交差部には、面取り39が形成されている。
【0010】
図9は、図1のIX-IX線に沿って切断した部分を拡大して矢印方向に見た図である。ガイドスリーブ20のフランジ部22には、更に突起22cが形成されている。突起22cは、斜面22dと台部22eとからなっており、ばね部材30が装着された際に切欠37に係合する形状となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ガイドスリーブ20を樹脂化したことによる一つの問題が生じている。これを、上述のクラッチレリーズ軸受装置を例に取り説明する。図9において、突起22cは、ばね部材30の切欠37に係合することによって、ばね部材30の抜け止めを図るようになっている。ところが、突起22cは比較的柔らかい樹脂の一部であり、ばね部材30の組み付け時に、表面が固いばね部材30の端部31bが当接することにより、突起22cの一部がそぎ落とされるように破損する(図10参照)恐れがある。これを防止するには、ガイドスリーブ20を金属製とすることが考えられるが、それにより製造コストが大幅に増大してしまう。
【0012】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、コストを増大させることなく、組み付け性を向上させることができるクラッチレリーズ軸受装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のクラッチレリーズ軸受装置は、
互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、
入力部材の入力部からの入力荷重を受けるアンビル部と、前記アンビル部を支持する樹脂製の円筒部とを有し、受けた入力荷重を前記クラッチレリーズ軸受に伝達する伝達部材と、
前記クラッチレリーズ軸受を前記伝達部材に対して、半径方向に移動可能に支持するばね部材とからなるクラッチレリーズ軸受装置において、
前記ばね部材は、切欠もしくは開口を有し、半径方向外方から挿入されることにより取り付けられるようになっており、
前記伝達部材には、前記ばね部材の切欠もしくは開口と係合することで抜け止めが達成される第1の突起と、前記ばね部材を挿入する際に、前記ばね部材の端部が前記第1の突起に係合する前に当接することで、前記ばね部材の端部と前記第1の突起との当接を阻止する第2の突起とが形成されているものである。
【0014】
【作用】
本発明のクラッチレリーズ軸受装置は、互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、入力部材の入力部からの入力荷重を受けるアンビル部と、前記アンビル部を支持する樹脂製の円筒部とを有し、受けた入力荷重を前記クラッチレリーズ軸受に伝達する伝達部材と、前記クラッチレリーズ軸受を前記伝達部材に対して、半径方向に移動可能に支持するばね部材とからなるクラッチレリーズ軸受装置において、前記ばね部材は、切欠もしくは開口を有し、半径方向外方から挿入されることにより取り付けられるようになっており、前記伝達部材には、前記ばね部材の切欠もしくは開口と係合することで抜け止めが達成される第1の突起と、前記ばね部材を挿入する際に、前記ばね部材の端部が前記第1の突起に係合する前に当接することで、前記ばね部材の端部と前記第1の突起との当接を阻止する第2の突起とが形成されているので、前記第2の突起により、前記ばね部材の前記第1の突起への当接が阻止され、それにより抜け止め機能の低下を招くような第1の突起の破損を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施例を図面を参照して以下に詳細に説明する。
図1は、本願発明の実施例であるクラッチレリーズ軸受装置をレリーズフォーク側から見た図である。図2は、図1のII-II線に沿って切断して矢印方向に見た軸線方向断面図である。
【0016】
図2において、クラッチレリーズ軸受装置は、クラッチレリーズ軸受10と、円筒部であるガイドスリーブ120と、ばね部材130と、補強部材140とからなる。クラッチレリーズ軸受10は、左方端に当接部11aを有する略円管状の内輪11と、内輪11を同心的に内包する短い円管状の外輪12と、内輪11と外輪12との間に転動自在に配置された複数のボール15と、ボール15を所定間隔で保持する保持器16と、ボール15の軸線方向両側で内輪11と外輪12とにより画成される空間を防塵的に密封するシール17、18とからなる。内輪11は外輪12に対して回転自在に支持されている。また深絞り加工により形成される内輪11の当接部11aは、半径方向外方にめくれたような形状をしており、図示しないクラッチカバーのダイヤフラムスプリングに当接するようになっている。更に、内輪11の当接部11aと反対側の端部はプレスによるブランク加工のままとし、切削加工を行わず製作コストを安くするようにしている。
【0017】
一方、ガイドスリーブ120は、66ナイロンに強化繊維を混入してモールド成型によって形成されたものである。強化繊維としては、チタン酸カリウム、ガラス繊維が考えられる。ガイドスリーブ120は、円管状の本体121と、本体121の中央近傍の外周から半径方向に延在するフランジ部(外方延在部)122と、フランジ部122の半径方向外方端において軸線方向左方に突出する外壁部123と、フランジ部122の半径方向外方端において軸線方向右方に突出するガイド部125(図1)とからなる。本体121の内方には図示しないガイド軸が延在しており、本体121はガイド軸上を摺動自在となっている。なお、本体121の内方には拡径部124が設けられている。この拡径部124は、本体121がガイド軸上を摺動する際に異物を噛みこまないように機能するものである。
【0018】
外壁部123は、クラッチレリーズ軸受10の外方に設けられ、その半径方向の移動制限部となっている。また、クラッチレリーズ軸受10を半径方向に移動可能とするため、外輪12の外周と外壁部123の内周との間には隙間127が形成されている。更に、フランジ部122は、ばね部材130の取付部に半径方向に延在する外方突起122hを有する。フランジ部122のレリーズフォーク側(図2においては右方)には、アンビル部142を有する厚板状の補強部材140が回転不能に取り付けられている。ガイドスリーブ120と補強部材140とで伝達部材を構成する。
【0019】
図1より明らかなように、同一形状のものが2つ設けられたばね部材130は、クラッチレリーズ軸受10をガイドスリーブ120に対して取り付ける機能を有する。図5は、ばね部材130の斜視図である。ばね部材130は、一枚のSK5等のばね鋼板をプレスで打ち抜いた後折り曲げその後焼入処理することによって形成されている。ばね部材130は、ガイドスリーブ120のフランジ部122に当接するベース部131と、軸受の外輪12に当接する押圧部132と、ベース部131と押圧部132との間に設けられ、押圧部132に外輪12を付勢するための弾性力を付与する梁部133とからなっている。なお、押圧部132はシール17に接触しないように、またばね部材130の組付を容易にすべく、軸線方向外方に傾斜した傾斜部132aを有する。
【0020】
更にばね部材30は、ベース部131と梁部133との接合部において、半径方向に突出するように形成された凸部134を有し、この凸部134は、ガイドスリーブ120のフランジ122部の外方突起122hに対応している。また、ベース部131の両側部131aにおける下方端近傍においては、切欠き137が形成され、更にその間には、比較的大きな矩形開口138が形成されている。
【0021】
図4は、図2のIV部を拡大して示す図である。ガイドスリーブ120のフランジ部122には、更に対になった第1の突起122c(図1参照)が形成されている。第2の突起122cは、斜面122dと台部122eとからなっており、ばね部材130が装着された際に切欠137(図3)に係合する形状となっている。
【0022】
又、図4において、ガイドスリーブ120のフランジ部122には、第1の突起122cの間に(図1参照)、第2の突起122kが形成されている。第2の突起122kは、ばね部材130の矩形開口138に係合可能となっている。図4から明らかなように、第1の突起122cと第2の突起122kとは、図4の方向に見て、互いに位置をずらして配置されている。
【0023】
次に、本願発明の実施例であるクラッチレリーズ軸受装置の動作につき以下に説明する。図2において、図示しない入力部であるレリーズフォークが枢動して、その先端が補強部材140のアンビル部142に当接して一定の荷重を印加する。レリーズフォークとアンビル部142とは滑り接触をするが、アンビル部142はチタンコーティング又は焼入処理されているので摩耗は小さく抑えられる。クラッチレリーズ軸受装置は、レリーズフォークからの入力により図示しないガイド軸上を軸線方向に摺動して、図示しないクラッチカバーのダイヤフラムスプリングに内輪11の当接部11aを当接させる。ダイヤフラムスプリングが回転していても、内輪11は回転自在であるので、当接後にダイヤフラムスプリングと一体で回転することとなり、更に軸受装置が軸線方向に移動することによりダイヤフラムスプリングが押圧されてクラッチが動作されるようになっている。
【0024】
ばね部材130は適切な板厚となっていて、ガイドスリーブ120に対してクラッチレリーズ軸受10を、押圧部132と外輪12との間に作用する摩擦力のみで支持しているため、クラッチレリーズ軸受10はガイドスリーブ120に対して半径方向に移動可能となっている。従って、内輪11の当接部11aがダイヤフラムスプリングに当接したとき、両者の間に偏心があれば、クラッチレリーズ軸受10を同心に位置させようとする公知の力が生じ、それによりクラッチレリーズ軸受10は半径方向に移動して、自動調心が達成されることとなる。なお、ガイドスリーブ120の外壁部123は、クラッチレリーズ軸受10が所定量以上半径方向外方に移動しないよう制限する機能を有する。また、一般の玉軸受の外輪にはフランジがないタイプが多いので、本実施の形態のように外輪をばね部材130で挟み込むように構成すれば、外輪自体を改造する必要がなく既存のものを使用でき、コスト低減に寄与しうる。
【0025】
次に、クラッチレリーズ軸受装置の組付方法について説明する。 ガイドスリーブ120の本体121の周囲に、クラッチレリーズ軸受10および補強部材140が配置された後、図1の斜め上方及び斜め下方からばね部材130が、ガイドスリーブ120のフランジ部122に挿入される。ばね部材130は外周の一方向から挿入できるようにしているため、組付が容易となっている。このとき、図5に示すように、ばね部材130の端部131bは、ガイドスリーブ120の第1の突起122cに当接する前に、その間に形成された第2の突起122kの斜面に当接し、レリーズフォーク側(図5で上方)に押し上げられるように弾性変形する。その状態で押し込まれると、第2の突起122kの高さH(図4)は、第1の突起122cの高さh(図4)より高いので、ばね部材130の端部131bは、第1の突起122cに乗り上げることなく前進し、ばね部材130の矩形開口138が第2の突起122kに係合した時点で、切欠き137が突起122cに係合し、その時点でばね部材130は元の形状に戻り、組付が完了する。切欠137が第1の突起122cに一旦係合した後は、台部122eの作用によりばね部材130は不用意に抜けないように構成されている。
【0026】
尚、第2の突起122kは、ばね部材130に当接することにより削れる恐れがあるが、その抜け止めに関与しないので、特に問題は生じない。
【0027】
以上、本発明を実施例を参照して説明してきたが、本発明は上記実施例に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。例えば、第2の突起122kに係合する矩形開口138は切欠であってよく、又、第1の突起122cに係合する切欠137は開口であって良い。
【0028】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のクラッチレリーズ軸受装置によれば、互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、入力部材の入力部からの入力荷重を受けるアンビル部と、前記アンビル部を支持する樹脂製の円筒部とを有し、受けた入力荷重を前記クラッチレリーズ軸受に伝達する伝達部材と、前記クラッチレリーズ軸受を前記伝達部材に対して、半径方向に移動可能に支持するばね部材とからなるクラッチレリーズ軸受装置において、前記ばね部材は、切欠もしくは開口を有し、半径方向外方から挿入されることにより取り付けられるようになっており、前記伝達部材には、前記ばね部材の切欠もしくは開口と係合することで抜け止めが達成される第1の突起と、前記ばね部材を挿入する際に、前記ばね部材の端部が前記第1の突起に係合する前に当接することで、前記ばね部材の端部と前記第1の突起との当接を阻止する第2の突起とが形成されているので、前記第2の突起により、前記ばね部材の前記第1の突起への当接が阻止され、それにより抜け止め機能の低下を招くような第1の突起の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるクラッチレリーズ軸受装置をレリーズフォーク側から見た図である。
【図2】図1のII-II線に沿って切断して矢印方向に見た軸線方向断面図である。
【図3】ばね部材130の拡大斜視図である。
【図4】図1のIV部を拡大して示す図である。
【図5】ばね部材130を組み付ける際における図1のIV部の拡大図である。
【図6】従来技術のクラッチレリーズ軸受装置をレリーズフォーク側から見た図である。
【図7】図6のVII-VII線に沿って切断して矢印方向に見た軸線方向断面図である。
【図8】ばね部材30の拡大斜視図である。
【図9】図6のクラッチレリーズ軸受装置をIX-IX線に沿って切断し拡大して矢印方向に見た図である。
【図10】ばね部材30を組み付ける状態で示す図9と同じ部分の図である。
【符号の説明】
10 クラッチレリーズ軸受
120 ガイドスリーブ
122c 第1の突起
122k 第2の突起
130 ばね部材
140 補強部材

Claims (1)

  1. 互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、
    入力部材の入力部からの入力荷重を受けるアンビル部と、前記アンビル部を支持する樹脂製の円筒部とを有し、受けた入力荷重を前記クラッチレリーズ軸受に伝達する伝達部材と、
    前記クラッチレリーズ軸受を前記伝達部材に対して、半径方向に移動可能に支持するばね部材とからなるクラッチレリーズ軸受装置において、
    前記ばね部材は、切欠もしくは開口を有し、半径方向外方から挿入されることにより取り付けられるようになっており、
    前記伝達部材には、前記ばね部材の切欠もしくは開口と係合することで抜け止めが達成される第1の突起と、前記ばね部材を挿入する際に、前記ばね部材の端部が前記第1の突起に係合する前に当接することで、前記ばね部材の端部と前記第1の突起との当接を阻止する第2の突起とが形成されているクラッチレリーズ軸受装置。
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