JPH0459492B2 - - Google Patents

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JPH0459492B2
JPH0459492B2 JP61292122A JP29212286A JPH0459492B2 JP H0459492 B2 JPH0459492 B2 JP H0459492B2 JP 61292122 A JP61292122 A JP 61292122A JP 29212286 A JP29212286 A JP 29212286A JP H0459492 B2 JPH0459492 B2 JP H0459492B2
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JP
Japan
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collar
wedge
wedge collar
axially
cylindrical extension
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JP61292122A
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JPS63145827A (ja
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Yasushi Takeuchi
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Daikin Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/251,649 priority patent/US4967891A/en
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Publication of JPH0459492B2 publication Critical patent/JPH0459492B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/12Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
    • F16D23/14Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings
    • F16D23/143Arrangements or details for the connection between the release bearing and the diaphragm
    • F16D23/144With a disengaging thrust-ring distinct from the release bearing, and secured to the diaphragm
    • F16D23/146Arrangements for the connection between the thrust-ring and the release bearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/12Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
    • F16D23/14Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings
    • F16D23/143Arrangements or details for the connection between the release bearing and the diaphragm
    • F16D23/144With a disengaging thrust-ring distinct from the release bearing, and secured to the diaphragm
    • F16D23/145Arrangements for the connection between the thrust-ring and the diaphragm
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S192/00Clutches and power-stop control
    • Y10S192/01Removable members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車等に使用される摩擦クラツチの
レリーズベアリング機構に関し、特にプルタイプ
(引張り型式)のダイヤフラムスプリングを採用
したクラツチに使用されるレリーズベアリング機
構に関する。
(従来の技術) 衆知の如く、上記ダイヤフラムスプリングはプ
レツシヤプレートをクラツチデイスクの摩擦フエ
ーシングに向けて押すための部品である。そして
上記プルタイプでは、ダイヤフラムスプリングの
内周部をレリーズベアリング機構によりクラツチ
デイスクから離れる方向(軸方向外向き)に引張
ると、クラツチが遮断されようになつている。
このようなプルタイプのクラツチに使用される
レリーズベアリング機構では、特願昭59−197623
号に記載されている如く、ダイヤフラムスプリン
グの内周部に筒状の連結部材を取付け、レリーズ
ベアリングのインナーレースの延長部を連結部の
内周に嵌込み、スナツプリング状のリング部材に
より両者を連結している。
(発明が解決しようとする問題点) 上記構造によると、リング部材を着脱すること
により、レリーズベアリングと連結部の分解及び
組立てを容易に行うことができる。
ところがこの構造では、リング部材だげで連結
部材とインナーレースを連結しているので、クラ
ツチ操作時にリング部材に大きい力が加わる。し
かも組立て状態において、リング部材をインナー
レースに〓間のない状態で嵌めることができない
ので、リング部材がインナーレースや連結部材に
対して偏心することがあり、その状態でクラツチ
遮断動作を行うと、リング部材に局部的に無理な
力が加わり、リング部材が破損する恐れがある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するための、本発明は、軸方向
外向きの操作力を及ぼす操作機構をレリーズベア
リングに連結し、レリーズベアリングのインナー
レースに軸方向内側へ延びる筒状延長部を設け、
該筒状延長部の周囲に筒状のウエツジカラーを設
け、ウエツジカラーの周囲にレバープレートを所
定の軸方向区間だけウエツジカラーに対して移動
可能な状態で設け、ウエツジカラーの軸方向外側
の部分とレバープレートの軸方向内側の部分にダ
イヤフラムスプリング内周部の軸方向両側に位置
する外向きの突部を設け、連結部材によりレバー
プレートをダイヤフラムスプリングに対して軸方
向移動不能に連結し、上記筒状延長部の外周に溝
を設け、ウエツジカラーに上記溝を軸方向移動不
能に嵌合する嵌合部と、レバープレートに対して
軸方向内側から係合する係合部とを設け、ウエツ
ジカラーに半径方向に弾性変形できる弾性変形部
を設け、該弾性変形部の半径方向外向きの弾性変
形により上記嵌合部が非嵌合位置まで移動するよ
うにし、レバープレートが、上記軸方向区間の軸
方向内側の位置においてウエツジカラーの半径方
向外向きの変形を阻止し、軸方向外側の位置にお
いてウエツジカラーの半径方向外向きの変形を許
容するように構成し、ウエツジカラーと上記筒状
延長部との間にスリツプカラーを設け、上記溝に
嵌合部が嵌合した状態においてその嵌合位置より
も軸方向外側に上記スリツプカラーを位置させ、
上記弾性変形部が半径方向外向きに変形した状態
において上記嵌合部がスリツプカラーの外周まで
移動できるようにし、上記嵌合部がスリツプカラ
ーに嵌合した状態において、スリツプカラーが上
記溝を覆う位置まで上記箇状延長部に対して相対
的に移動できるようにしたことを特徴としてい
る。
(作用) 上記構成によると、クラツチ遮断操作時に操作
機構によりレリーズベアリングが軸方向外側へ移
動させられると、ウエツジカラー及びレバープレ
ートも同方向に移動し、それによりダイヤフラム
スプリングの内周部が軸方向に移動させられる。
上記機構を組立てる場合には、ウエツジカラー
の半径方向内向きの変形が許容される状態で、す
なわち、ウエツジカラーをインナーレース延長部
に嵌合させる前に、ウエツジカラーをレバープレ
ートに係合させる。次にウエツジカラーをレバー
プレートに対して軸方向内側の位置へ相対的に移
動させ、その状態でウエツジカラーをインナレー
スに嵌合する。
分解作業は、上記組立作業とは基本的に逆の手
順で行う。分解作業では、レリーズベアリングを
軸方向内方へ押す。これによりウエツジカラーが
レヴアーサポートに対して軸方向内方へ移動する
とともに、スリツプカラーがウエツジカラーを押
し拡げた状態で嵌合部の内周へ入り込む。次にレ
リーズべアリングを軸方向外向きに引き抜く。そ
うすると、スリツプ力ラーが筒状延長部の溝と覆
う位置まで移動する。従つてウエツジカラーは溝
と嵌合せず筒状延長部から外れる。
(実施例) 第2図に示す実施例のクラツチでは、クラツチ
出力軸1に連結するクラツチデイスク2の外周の
摩擦フエーシング3をプレツシヤプレート4によ
りフライホール5に押付けることにより、クラツ
チが、接続するようになつている。プレツシヤプ
レート4の背面側には環状のダイヤフラムスプリ
ング7が設けてあり、ダイヤフラムスプリング7
がプレツシヤプレート4を摩擦フエーシング3側
へ押す。ダイヤフラムスプリング7は外周寄りの
部分がプレツシヤプレート4に連結され、外周部
背面がフライホイール5に固定したクラツチカバ
ー8の支点部9により支持されている。ダイヤフ
ラムスプリング7は半径方向中間部及び内周部に
放射状のスリツト10を備え、内周部がレリーズ
べアリング機構11に連結している。レリーズベ
アリング機構11は出力軸1の周囲に設けたスリ
ーブ12の外周に摺動自在に嵌合しており、レリ
ーズヨークレバー13(操作機構)に連結してい
る。レバー13はクラツチハウジング14に支持
されており、図示されないクラツチペダルに連結
しいる。クラツチハウジング14は、フライホイ
ール5と反対側の端部が、トランスミツシヨンハ
ウジング15に固定されている。
上記レバー13は、クラツチペダルを踏込むこ
とにより、レリーズべアリング機構11を矢印A
の如く、軸方向外側へ移動させ、それによりレリ
ーズベアリング機構11がダイヤフラムスプリン
グ7の内周部を同方向に引張つてクラツチが遮断
されるようになつている。
上記レリーズベアリング機構11はベアリング
20(ベアリンク本体)とウエツジカラー21、
レバープレート22等を備えている。詳細に後述
する如く、組立て段階では、ウエツジカラー21
とレバープレート22はあらかじめダイヤフラム
スプリング7に組付けられ、ダイヤフラムスプリ
ング7やクラツチカバー8と共にフライホイール
側の組立体を構成する。又ベアリング20はスリ
ーブ12やレバー13とともにクラツチハウジン
グ14に組付けられ、クラツチハウジング14と
共にトランスミツシヨン側の組立体を構成する。
これらの組立体は、個々に組立てられた後に、図
示の如く、同芯の位置関係で接合固定される。
第1図の如く、ベアリング20はダイヤフラム
スプリング7の内周部に対して軸方向外側(矢印
A方向)に位置している。ベアリング20のイン
ナーレース23は軸方向内方に延長された筒状延
長部24を一体に備えている。延長部24はダイ
ヤフラムスプリング7の内周縁の半径方向内側に
位置しており、外周面がウエツジカラー21に嵌
合している。ウエツジカラー21は筒状の部材
で、軸方向外側の端部に外向きフランジ25を一
体に備えている。前記レバープレート22はウエ
ツジカラー21の筒状外周面に嵌合しており、軸
方向内側の端部に外向きフランジ26を備えてい
る。上記フランジ25,26はダイヤフラムスプ
リング7に対して軸方向外側及び内側にそれぞれ
位置している。
上記フランジ26はサポートプレート27によ
りダイヤフラムスプリング7に対して軸方向移動
不能に連結されている。サポートプレート27は
環状本体28の外周の複数箇所に折曲げ突起29
を一体に設けて構成されている。環状本体28は
ダイヤフラムスプリング7の内周部の軸方向外側
の面に当接している。突起29はダイヤフラムス
プリング7スリツト10を通つてフランジ26の
外周まで延びており、先端部が折曲げられてフラ
ンジ26の軸方向内側の面に係合している。
上記フランジ25と環状本体28の間には、第
1図の組立て状態において軸方向の〓間が形成さ
れている。この構造により、ウエツジカラー21
はレバープレート22に対して所定の区間だけ軸
方向に移動できる。
前記延長部24の先端外周面には概ねV形断面
の溝35が設けてある。ウエツジカラー21には
溝35に嵌合する嵌合部36が設けてある。嵌合
部36は半径方向内方へ突出した概ねV形断面の
折曲げ部分により形成されており、ウエツジカラ
ー21の全周にわたつて環状に形成されている。
上記嵌合部36の外周面は環状溝を形成してお
り、その溝にスナツピリング37が装着されてい
る。ウエツジカラー21の先端部38はスナツプ
リング37に対して軸方向内側に突出しており、
テーパ状に拡開している。これによりスナツプリ
ング37がウエツジカラー21から軸方向内側に
脱落するとが防止されている。又レバープレート
22にはスナツプリング37に軸方向外側から係
合する環状段部39が設けてある。
前記レバープレート22は先端部38に隣接す
る端部内周にテーパ状案内面40を備えている。
第1図の作動状態において、案内面40は先端部
38の外周面に係合している。
ウエツジカラー21には複数のスリツト44
(1個のみ図示)が円周方向に間隔を隔てて設け
てある。スリツト44はレバープレート22の軸
方向内側から中間部まで延びている。これにより
ウエツジカラー21は弾性的に変形させ、嵌合部
36や先端部38を容易に半径方向外向き及び内
向きに移動させることができる。
第1図の状態では、インナーレース延長部24
の先端部がウエツジカラー21に嵌合しており、
それにより先端部38が半径方向内方へ移動する
こと、すなわちレバープレート22から外れるこ
とを防止している。又レバープレート22がスナ
ツプリング37や嵌合部36の外周部に嵌合して
いることにより、嵌合部36が半径方向外方へ変
形すること、すなわち溝35から外れることが防
止されている。従つてレバー13(第2図)でベ
アリング20を軸方向に移動させることにより、
ウエツジカラー21とレバープレート22が同方
向に移動してダイヤフラムスプリング7の内周部
を移動させ、クラツチの接続遮断状態が制御され
る。
更に本発明で、ウエツジカラー21と延長部2
4との間にスリツプカラー50が設けてある。ス
リツパカラー50はその筒状壁部の1箇所に軸方
向に延びるスリツト51を有しており、半径方向
内方及び外方へ弾性的に変形できるようになつて
いる。第1図の組立状態において、スリツプカラ
ー50は嵌合部36に対して軸方向外側に隣接し
ている。延長部24のスリツプカラー50が嵌合
する部分は、スリツプカラー50よりも軸方向外
側の部分と比べ、小径となつており、両部分の間
に段部52が形成されている。第1図の状態で
は、スリツプカラー50の端部が段部52に当接
又は隣接している。延長部24の段部52よりも
軸方向外側の部分の外径はススリツプカラー50
の外径と概ね同じである。
分解作業は次のように行う。まず第2図のレバ
ー13を通常の(クラツチ操作時の)動作範囲よ
りも大きく移動させ、ベアリング20をダイヤフ
ラムスプリング7に対して軸方向内側へ押す。こ
れによりウエツジカラー21はベアリング20と
ともに第3図に示す位置まで移動する。第3図の
状態では、レバープレート22はウエツジカラー
21に対して軸方向外側へ最大限に移動してお
り、案内面40やその近傍の部分は先端部38及
びスナツプリング37よりも軸方向外側の位置、
すなわち嵌合部36の半径方向外方への変形を阻
止しない位置を占めている。
この状態から更にベアリング20を同方向に押
す。そうすると嵌合部36が溝35の傾斜内面及
びスリツプカラー50の先端部を乗り越えて、第
4図の如く、スリツプカラー50の外周面と嵌合
する。
次に延長部24をウエツジカラー21かり引き
抜く。この引き抜き作業はエンジン本体からトラ
ンスミツシヨンを外すことにより自動的に行われ
る。上記引き抜きを行うと、スリツプカラー50
がウエツジカラー21の内周に係合した状態で溝
35を覆う位置まで延長部24に対して軸方向内
方へ移動する。従つて第5図の如く、嵌合部36
は溝35に嵌合することなく、延長部24から軸
方向内方へ外れる。
上述の如くスリツプカラー50をウエツジカラ
ー21と共に移動できるための手段としては様々
な構造を採用することができ、例えば、第4図の
状態において、スリツプカラー50と延長部24
との間に僅かな〓間が形成されるように構成する
こともできる。又第4図の状態において、スリツ
プカラー50と延長部24とを接触させる場合に
は、各接触面の粗さなどを適当に設定し、スリツ
プカラー50と延長部24との摩擦力をスリツプ
カラー50とウエツジカラー21との摩擦力より
も大きく設定することもできる。更に第4図の状
態において嵌合部36が食い込む浅い凹部をスリ
ツプカラー50の外周面に設けることもできる。
次にウエツジカラー21とレバープレート22
の分解を行う場合、レバープレート22に対して
ウエツジカラー21を軸方向外側に引張る。この
状態ではインナーレース23がウエツジカラー2
1に嵌合していないので、先端部38やスナツプ
リング37は半径方向内方へ変形できる。従つて
ウエツジカラー21を引張ると、案内面40に案
内されながら先端部38やスナツプリング37は
半径方向内方へ移動し、ウエツジカラー21はレ
バープレート22から外れる。
組立て作業も上記分解作業とは逆の手順で行
う。すなわち、ウエツジカラー21をインナーレ
ース23に装着する前に、ウエツジカラー21を
レバープレート22に係合させる。その場合、ま
ず第5図の先端部38の先端縁がプレート22の
先端内周部に当接して半径方向内方へ変形する
が、その変形を容易に行うために、プレート22
の先端内周部にはテーパ状案内面42(第5図)
が設けてある。次に延長部24をウウエツジカラ
ー21に嵌込む。この作業では、まず延長部24
の先端部が嵌合部36に当接して嵌合部36を半
径方向外方へ変形させるが、その変形を容易に行
うために、延長部24の先端部外周面にはテーパ
状案内面43が形成されている。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によると、レリーズ
ベアリング20のインナーレース23にウエツジ
カラー21を嵌合し、ウエツジカラー21をレバ
ープレート22に係合させてダイヤフラムスプリ
ング7に連結し、しかもレバープレート22及び
インナーレース23に対するウエツジカラー21
の係合部や嵌合部をそれぞれインナーレース23
及びレバープレート22により反対側から支持し
たので、係合状態及び嵌合状態を安定させ、従来
のように半径方向位置と不安定な1本のリングに
より連結を行う場合に比べ、連結強度を高めるこ
とができる。
しかもベアリング20、ウエツジカラー21、
レーバプレート22を相対的に軸方向に移動させ
て分解組立てを行うことができるので、分解及び
組立て作業を簡単化できる。
特に本発明では、分解作業において嵌合部36
が溝35に嵌まることをスリツプカラー50で防
止するようにしたので、組立作業時だけではな
く、分解作業時にもべアリング20をトランスミ
ツシヨンから外す必要がない。従つて、分解組立
作業を特に簡単にできるとともに、構造の簡単化
(特に強度上無理のない構造)を実現できる。更
に、ベアリング20をウエツジカラー21等に共
にスプリング7に組み付けた状態でトランスミツ
シヨンを外すと、その作業時に出力軸1の外周ス
プラインがべアリング機構19の内周部に当たつ
て損傷される恐れがあるが、本発明ではその様な
問題も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の断面部分略図、第2図は第1
図の実施例を採用したクラツチの断面部分図、第
3図〜第5図は第1図の実施例を分解途中のそれ
ぞれ異なる状態で示す断面部分略図である。 7……ダイヤフラムスプリング、13……レリ
ーズヨークレバー(操作機構)、20……レリー
ズベアリング、21……ウエツジカラー、22…
…レバープレート、23……インナーレース、2
4……筒状延長部、25,26……フランジ(外
向き突部)、27……サポートプレート、36…
…嵌合部、37,38……スナツプリングと先端
部(係合部)、50……スリツプカラー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸方向外向きの操作力を及ぼす操作機構をレ
    リーズベアリングに連結し、レリーズベアリング
    のインナーレースに軸方向内側へ延びる筒状延長
    部を設け、該筒状延長部の周囲に筒状のウエツジ
    カラーを設け、ウエツジカラーの周囲にレバープ
    レートを所定の軸方向区間だけウエツジカラーに
    対して移動可能な状態で設け、ウエツジカラーの
    軸方向外側の部分とレバープレートの軸方向内側
    の部分にダイヤフラムスプリング内周部の軸方向
    両側に位置する外向き突部を設け、連結部材によ
    りレバープレートをダイヤフラムスプリングに対
    して軸方向移動不能に連結し、上記筒状延長部の
    外周に溝を設け、ウエツジカラーに上記溝を軸方
    向移動不能に嵌合する嵌合部と、レバープレート
    に対して軸方向内側から係合する係合部とを設
    け、ウエツジカラーに半径方向に弾性変形できる
    弾性変形部を設け、該弾性変形部の半径方向外向
    きの弾性変形により上記嵌合部が非嵌合位置まで
    移動するようにし、レバープレートが、上記軸方
    向区間の軸方向内側の位置においてウエツジカラ
    ーの半径方向外向きの変形を阻止し、軸方向外側
    の位置においてウエツジカラーの半径方向外向き
    の変形を許容するように構成し、ウエツジカラー
    と上記筒状延長部との間にスリツプカラーを設
    け、上記溝に嵌合部が嵌合した状態においてその
    嵌合位置よりも軸方向外側に上記スリプツプカラ
    ーを位置させ、上記弾性変形部が半径方向外向き
    に変形した状態において上記嵌合部がスリツプカ
    ラーの外周まで移動できるようにし、上記嵌合部
    がスリツプカラーに嵌合した状態において、スリ
    ツプカラーが上記溝を覆う位置まで上記筒状延長
    部に対して相対に移動できるようにしたことを特
    徴とするクラツチのレリーズベアリング機構。 2 軸方向外向きの操作力を及ぼす操作機構をレ
    リーズベアリングに連結し、レリーズベアリング
    のインナーレースに軸方向内側へ延びる筒状延長
    部を設け、該筒状延長部の周囲に筒状のウエツジ
    カラーを設け、ウエツジカラーの周囲にレバープ
    レートを所定の軸方向区間だけウエツジカラーに
    対して移動可能な状態で設け、ウエツジカラーの
    軸方向外側の部分とレバープレートの軸方向内側
    の部分にダイヤフラムスプリング内周部の軸方向
    両側に位置する外向き突部を設け、連結部材によ
    りレバープレートをダイヤフラムスプリングに対
    して軸方向移動不能に連結し、上記筒状延長部の
    外周に溝を設け、ウエツジカラーに上記溝に軸方
    向移動不能に嵌合する嵌合部と、レバープレート
    に対して軸方向内側から係合する係合部とを設
    け、ウエツジカラーに半径方向に弾性変形できる
    弾性変形部を設け、該弾性変形部の半径方向外向
    きの弾性変形により上記嵌合部が非嵌合位置まで
    移動するようにし、レバープレートが、上記軸方
    向区間の軸方向内側の位置においてウエツジカラ
    ーの半径方向外向きの変形を阻止し、軸方向外側
    の位置においてウエツジカラーの半径方向外向き
    の変形を許容するように構成し、ウエツジカラー
    と上記筒状延長部との間の所定位置にスリツプカ
    ラーを設け、上記溝に嵌合部が嵌合した状態にお
    いてその嵌合位置よりも軸方向外側に上記スリツ
    プカラーを位置させ、上記弾性変形部が半径方向
    外向きに変形した状態において上記嵌合部がスリ
    ツプカラーの外周まで移動できるようにし、スリ
    ツプカラーを上記所定位置から上記筒状延長部に
    対して軸方向外方へ移動することを阻止するスト
    ツパ手段を設け、上記嵌合部がスリツプカラーに
    嵌合した状態において、スリツプカラーが上記筒
    状延長部に対して軸方向内方へ移動することを許
    容する移動許容手段を設けたことを特徴とするク
    ラツチのレリーズベアリング機構。 3 上記移動許容手段としてスリツプカラーと筒
    状延長部との間に〓間を設けた特許請求の範囲第
    2項に記載のレリーズベアリング機構。
JP61292122A 1986-12-08 1986-12-08 クラツチのレリ−ズベアリング機構 Granted JPS63145827A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61292122A JPS63145827A (ja) 1986-12-08 1986-12-08 クラツチのレリ−ズベアリング機構
US07/251,649 US4967891A (en) 1986-12-08 1987-11-27 Release mechanism of a clutch
PCT/JP1987/000926 WO1988004374A1 (en) 1986-12-08 1987-11-27 Release bearing mechanism for clutches

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