JPH08198564A - エスカレータ - Google Patents

エスカレータ

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Publication number
JPH08198564A
JPH08198564A JP793395A JP793395A JPH08198564A JP H08198564 A JPH08198564 A JP H08198564A JP 793395 A JP793395 A JP 793395A JP 793395 A JP793395 A JP 793395A JP H08198564 A JPH08198564 A JP H08198564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
escalator
low speed
acceleration
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP793395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Asakawa
芳彦 浅川
Nobuo Mitsui
宣夫 三井
Nobuyasu Shibuki
宣恭 渋木
Chuichi Saito
忠一 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Elevator Engineering Co filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP793395A priority Critical patent/JPH08198564A/ja
Publication of JPH08198564A publication Critical patent/JPH08198564A/ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】エスカレータの速度切り換えの入力装置4,5
と、速度設定回路13と、加速度設定回路13と、表示
制御回路16,ステップを駆動する駆動装置7と、駆動
装置7を制御するインバータ制御回路11により構成さ
れる。 【効果】今までエスカレータに乗れなかった人でも安心
して安全に利用することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータや動く歩
道などの乗客コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エスカレータは毎分30mの単一
速度で運転されており、例外的には毎分30mと40m
の二速度選択方式も存在する。運転の始動,停止は特公
昭55−16953 号公報で知られるように、乗降口の欄干部
分に設けた操作スイッチの操作で行われるのが普通であ
る。しかし、この単一,二速度方式とも管理者が速度設
定するもので、乗客の意思はエスカレータの運転速度に
は反映されない。そのため老人や障害者,子供などが安
全にエスカレータに乗り込むことが出来ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常エスカレータの運
転速度は、輸送力増加のため高速運転している。しか
し、老人や障害者、子供にとっては、速い運転速度では
ステップに乗り込みづらい。そこで、乗客の意思により
エスカレータの運転速度を低速に切り替える。低速に切
り替える時、既にステップに乗っている乗客に衝撃を与
えないためには、一般的に加速度を20Gal以下で減
速すればよいが、安全を考慮して15Gal以下とす
る。又、もう一つの減速方法は、速度選択スイッチが操
作された時の往路側ステップが復路側に達するまでの一
定時間は減速を行わず、既にステップに乗っている乗客
が総て降りたあとに減速を始める。減速が終了したら速
度が低速に切り替わったことを乗客に知らせることによ
り、老人や障害者や子供に安心して乗り込める安全なエ
スカレータを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エスカ
レータまたはその付近に設置された入力装置と、エスカ
レータの運転速度を、高速・低速に切り替える駆動装置
と、運転速度が低速に切り替わったことを知らせる足元
注意灯を備えることにより、老人や障害者,子供などの
乗客の意思により運転速度を切り替えることができる。
【0005】
【作用】乗客の意思によりエスカレータの運転速度を低
速に切り替え、運転速度が低速に切り替わったことを知
らせることにより、老人や障害者,子供などに安心して
乗り込める安全なエスカレータを提供することができ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図3により説明する。尚ここでは説明の便宜上エスカレ
ータは昇方向運転中とする。図1において、4は低速切
り替え用操作釦、5は高速切り替え用操作釦を示す。操
作釦4は、例えば、エスカレータのハンドレールの手前
や独立誘導路などの乗り口の近傍に設置し乗客の低速切
り替え指令を入力する。操作釦5は、例えばエスカレー
タのハンドレールの後方や独立誘導路などの降り口の近
傍に設置し乗客の低速運転を終了して高速切り替える指
令を入力する。また、6はエスカレータの運転状況を乗
客に伝える表示装置、22は低速切り替え完了を乗客に
伝える足元表示灯である。
【0007】図2において、8は三相交流電源R,S,
Tに接続されて交直変換を行う変換器、9はこの変換器
8の直流側に接続されたコンデンサ、10は直流を交流
に変換するインバータ回路であり、このインバータ回路
10の出力は駆動装置(電動機)7に入力される。13
は操作釦4操作釦5の信号および、操作釦4の信号が入
力されてから一定時間経過した後オンするタイマ14,
15の信号を入力し、運転速度を設定する速度設定回
路、12は速度設定回路13からの信号を受けて、安全
な加減速の為の加速度を設定する加速度設定回路、11
は加速度設定回路12からの信号を受けてインバータ回
路10を制御するインバータ制御回路である。速度設定
回路13からの信号は、表示制御装置16を介して他の
乗客に運転速度を変更する案内を表示装置6に、減速が
完了したことを足元表示灯21に出力する。19は昇運
転接触器、19a,19bは昇運転接触器19の常開接
点で、19cは昇運転接触器19の常閉接点である。1
9aは自己保持用に、19bはインバータ制御回路11
に接続されてインバータ回路10の点弧順を昇方向へ決
定するために、また19cは逆方向運転投入防止用にそ
れぞれ使用される。20は降運転接触器、20a,20
bは降運転接触器20の常開接点で、20aは降運転接
触器20の常閉接点である。20aは自己保持用に、2
0bはインバータ制御回路11に接続されてインバータ
回路10の点弧順を降方向へ決定するために、また20
cは逆方向運転投入防止用にそれぞれ使用される。21
は停止スイッチ、17は昇方向スイッチ、18は降方向
スイッチである。
【0008】このように構成した本発明の装置におい
て、昇方向スイッチ17が投入されると、昇運転接触器
19が付勢される。この付勢によって常開接点19a,
19bが閉じ、常閉接点19cが開く。17aによって
昇方向運転指令をホールドし、19bによってインバー
タ制御回路11はインバータ回路10の点弧順を昇方向
とする信号を発し、電動機7はインバータ回路11に制
御されて回転する。また19cによって昇方向運転中の
降方向運転指令を阻止する。
【0009】この操作によりエスカレータが昇方向高速
運転中に、老人や障害をもった人の乗降時に、より乗り
込み易い速度にしたいと思った時は、乗り込み通路又
は、乗り口で低速切り替え用操作釦4が操作すると、そ
の信号が速度設定回路13に入力され減速信号を加速度
設定回路12に出力するとともに、表示制御装置16
に、他の乗客に乗り易くするための速度変更をする信号
を出力し表示装置6により他の乗客に減速する事を知ら
せる。またタイマ14,15がカウントを始める。加速
度設定回路12では、乗客に衝撃を与えず減速する15
Gal以下の最適な加速度を演算し、11のインバータ
制御回路に信号を出力する。11のインバータ制御回路
では、12の加速度設定回路からの信号により、目標の
速度になるまでインバータ回路10を制御し減速を完了
する。減速が完了したら16の表示制御装置では、11
のインバータ制御回路からの減速完了信号を受け22の
足元表示灯を点灯させる。この低速運転状態からタイマ
14がカウントアップするまでは、低速切り替え用操作
釦を操作した人の乗降する時間を確保するために、高速
切り替え用操作釦の入力は無効となる。タイマ14がカ
ウントアップしてからは、高速切り替え用操作釦の入力
は有効となり、乗り口で低速切り替え用操作釦4を操作
した乗客は、降り口に用意した高速切り替え用操作釦5
を操作して、低速運転の解除を行う。信号が入力される
と上記と同様に加速指令信号が出力され高速運転に切り
替わる。また、低速運転状態からタイマ14がカウント
アップしているにもかかわらず、高速切り替え用操作釦
の入力が無い場合は、低速切り替え用操作釦の操作を忘
れたと判断し、タイマ15がカウントアップしたら高速
運転に切り替える。18は降方向スイッチであるが、こ
れを投入すると、上記と同様に降方向運転で5が低速切
り替え用操作釦、4が高速切り替え用操作釦として作用
し、これらのボタン操作により、エスカレータの運転速
度が低速・高速に切り替わる。
【0010】図3は上記の様に、高速運転から低速運転
に切り替わるまでを示すブロックダイヤグラムである。
【0011】以上のように、本実施例によれば乗客の意
思によりエスカレータの速度を切り替えることができ、
運転速度が低速に切り替わったことを乗客に知らせるこ
とにより、老人や障害者,子供などに安心して乗降でき
る安全なエスカレータを提供することができる。なお、
実施例では、エスカレータについて述べたが、動く歩道
についても同様な効果が得られる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、乗客の意思によりエス
カレータの速度を切り換える事が出来、また運転速度が
低速に切り替わったことを乗客に知らせることにより、
安心して乗降できる安全なエスカレータを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエスカレータの実施例を示す側面図。
【図2】本発明のエスカレータの制御のブロック図。
【図3】本発明のエスカレータの速度切り換えのフロー
チャート。
【符号の説明】
4…低速切り替え用操作釦、5…高速切り替え用操作
釦、7…モータ、11…インバータ制御回路、13…速
度設定回路、16…表示制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋木 宣恭 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立エレベータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 斎藤 忠一 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常の定速度で運転されているエスカレー
    タに対し、利用客の選択により、低速度に切り替えるこ
    とができる速度選択スイッチを乗降口付近に設け、前記
    速度選択スイッチの操作により、定速度から低速度に切
    り替わった時に点灯する足元注意灯を設けたことを特徴
    とするエスカレータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、速度切り替え時の加減
    速は、加速度をすでに利用している人に影響のないよ
    う、15Gal以下に設定した制御装置を備えたエスカ
    レータ。
  3. 【請求項3】請求項1において、速度切り替え時の加減
    速は、速度選択スイッチが操作された時点から、乗り口
    のものを始めとする往路側のステップがほとんど復路側
    に達するまでの一定時間経過後に、低速度に切り替える
    制御装置を備えたエスカレータ。
JP793395A 1995-01-23 1995-01-23 エスカレータ Pending JPH08198564A (ja)

Priority Applications (1)

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JP793395A JPH08198564A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 エスカレータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP793395A JPH08198564A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 エスカレータ

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JPH08198564A true JPH08198564A (ja) 1996-08-06

Family

ID=11679327

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JP793395A Pending JPH08198564A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 エスカレータ

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JP (1) JPH08198564A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100532036B1 (ko) * 1998-07-23 2006-02-17 오티스엘리베이터 유한회사 에스컬레이터 제어장치 및 방법
JP2007521206A (ja) * 2003-11-04 2007-08-02 オーチス エレベータ カンパニー 乗客用コンベヤの自動低速運転

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100532036B1 (ko) * 1998-07-23 2006-02-17 오티스엘리베이터 유한회사 에스컬레이터 제어장치 및 방법
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