JP2001089058A - 乗客コンベアの制御装置 - Google Patents

乗客コンベアの制御装置

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JP2001089058A
JP2001089058A JP26498699A JP26498699A JP2001089058A JP 2001089058 A JP2001089058 A JP 2001089058A JP 26498699 A JP26498699 A JP 26498699A JP 26498699 A JP26498699 A JP 26498699A JP 2001089058 A JP2001089058 A JP 2001089058A
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JP
Japan
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passenger conveyor
passenger
speed
control device
moving handrail
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Pending
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JP26498699A
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English (en)
Inventor
Tadashi Takahashi
忠 高橋
Goichi Aoki
吾一 青木
Takatoshi Nemoto
隆敏 根本
Haruchika Tsuchiyama
晴親 土山
Hisao Chiba
久生 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】これから乗客コンベアを利用しようとしている
乗客には、安全性の高い運転を提供し、かつ、既に搭乗
しいてる乗客に対しては転倒等の危険性を与えることの
ない運転を提供する。 【解決手段】乗客が移動手摺りを握ったことを検出する
検出装置を一方の移動手摺りに装備し、乗客コンベアの
運転速度をあらかじめ設定した速度まで緩やかに減速す
る手段と、乗客コンベアの運転速度をあらかじめ設定し
た速度まで加速する手段を装備し、乗客が検出手段を装
備した移動手摺りを握ると乗客コンベアをあらかじめ設
定した速度まで緩やかに減速し、乗客が検出手段を装備
した移動手摺りから手を離すまで低速度で運転を行い、
乗客が検出手段を装備した移動手摺りから手を離すとあ
らかじめ設定した速度まで緩やかに加速する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客コンベアの制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗客コンベアは乗場床の端から、次々と
出現する踏段にタイミングを合わせて、乗り移る乗り物
である。
【0003】但し、タイミングを取りそこねると、踏段
と踏段の境目に乗ったり、体のバランスを崩して転倒し
たりする恐れがあり危険である。このため、馴れない人
や老人などはタイミングをとるのがむずかしいという不
満があり、もっと乗り込みやすい乗客コンベアが望まれ
ていた。
【0004】従来、乗客コンベアの制御装置として、例
えば特開平4−266395号に開示しているように乗
客コンベアの乗り口に乗客コンベアを停止させるスイッ
チを設け、そのスイッチを押すことにより乗客コンベア
が停止し、停止した乗客コンベアのステップに乗客が乗
り込んだことを検出する第1センサが検出後乗客コンベ
アを起動し、乗客が乗客コンベアの降り口に近づいた
時、乗客コンベアを停止し、乗客が乗客コンベアから降
りたことを検出する第2センサが検出後乗客コンベアを
起動する装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は、乗客コ
ンベアに数人搭乗している状態で乗客コンベアを停止さ
せた場合、乗客コンベアに搭乗している人が停止時のシ
ョックにより転倒する可能性がある。また、この技術で
は乗客コンベアを一度停止するため、乗客コンベアに搭
乗している乗客が不満感を抱いてしまうという問題があ
る。
【0006】本発明は、上記のような従来技術における
実情を鑑みてなされたものである。
【0007】その目的は、これから乗客コンベアを利用
しようとしている乗客には、安全性の高い運転を提供
し、かつ、既に搭乗しいてる乗客に対しては転倒等の危
険性、停止による不満感を与えることのない運転を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、乗客コンベアを低速運転に切り替えるスイッチを片
側の移動手摺りに装備し、乗客が手で移動手摺りを握っ
た後、乗客コンベアに搭乗している乗客に対し、報知装
置により低速運転に切り替わることを知らせ、報知完了
後、乗客コンベアの踏段と移動手摺りを緩やかに減速
し、乗客コンベアを低速運転に切り替え、乗客が手で移
動手摺りを握っている時間だけ低速運転を行い、乗客が
乗客コンベアを降り、移動手摺りから手を離した後、乗
客コンベアに搭乗している乗客に対し、報知装置により
通常運転に切り替わることを知らせ、報知完了後、乗客
コンベアの踏段と移動手摺りを緩やかに加速し、乗客コ
ンベアを通常運転に切り替えるようにした点である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例について述
べる。
【0010】まず、乗客コンベアの制御装置の構成につ
いて説明する。
【0011】図1は乗客コンベアの側面から見た断面
図、図2は乗客コンベア乗降部の上方から見た平面図で
あり、乗客コンベアの制御装置の取付位置関係及び構造
を表したものである。1はインバーター内蔵制御盤、2
は駆動機構、3は音声合成装置、4は拡声器、5は一般
用移動手摺り、6は運転切り替えスイッチ付き移動手摺
り、7は乗降部床板、8は踏段を示し、インバーター内
蔵制御盤1により駆動機構2の動作を制御し、天井内部
に拡声器4を設置し、踏段8から一般用移動手摺り5と
運転切り替えスイッチ付き移動手摺り6の距離を長くす
る構成とする。
【0012】図3は本発明における速度の変化を表した
図であり、区間Aは通常運転時の速度、区間Bは減速時
の速度、区間Cは低速運転時の速度、区間Dは加速時の
速度、区間Eは通常運転時の速度を示す。
【0013】図4は本発明の一実施例を示す乗客コンベ
アの欄干部斜視図、図5は本発明の一実施例を示す図4
のI−I線に沿う断面図であり、運転切り替えスイツチ付
き移動手摺り6の構造を示したものである。9は絶縁ゴ
ム、10は導電ゴムを示し、絶縁ゴム9を両側から導電
ゴム10で挟む構造とする。図6は本発明の一実施例を
示す図4のII−II線に沿う断面図であり、運転切り替え
スイッチ付き移動手摺り6を握ったことを検出する検出
装置の構造及び検出方法を示したものである。
【0014】11は金属ローラー、12は抵抗値測定装
置を示し、絶縁ゴム9を両側から導電ゴム10で挟んだ
構造の運転切り替えスイッチ付き移動手摺り6に金属ロ
ーラー11を接触させ、抵抗値測定装置12により抵抗
値を測定する構造とする。この構造により乗客が運転切
り替えスイッチ付き移動手摺り6を握ると、乗客の手が
両側の導電ゴム10を握ることにより抵抗値が下がり、
抵抗値測定装置12にて抵抗値測定後、インバーター内
蔵制御盤1に対し運転切り替え指令を発する構成とす
る。
【0015】図7は本発明の一実施例を示す全体ブロッ
ク図である。
【0016】構成は大きく分けて、インバーター部1
3、センサー部14、タイマー部15からなる。インバ
ーター部13は、インバーター13aと内蔵メモリー1
3bからなる。センサー部14は、金属ローラー11と
抵抗測定装置12とセンサー内a接点14aとセンサー
内b接点14bからなる。タイマー部15は、タイマー
(T1)15aとタイマー(T2)15bからなる。セ
ンサー内a接点14aが動作すると、抵抗測定装置12
を通してタイマー(T1)15aがカウントを開始し、
又、音声合成装置3から拡声器4を通して音声出力す
る。センサー内b接点14bが動作すると、抵抗測定装
置12を通してタイマー(T2)15bがカウントを開
始し、又、音声合成装置3から拡声器4を通して音声出
力する。タイマー(T1)15a又は、タイマー(T
2)15bのカウントが内蔵メモリー13bにあらかじ
め設定した時間を経過すると、インバーター13aより
IMに対し運転速度を切り替える。
【0017】次に本実施例の動作について説明する。
【0018】図8は本発明における一実施例の動作を示
す流れ図である。
【0019】乗客コンベアの運転スイッチが操作され
(ステップ11)、乗客コンベアが起動し、踏段と移動手
摺りを緩やかに加速(ステップ12)し、図3の区間Aに
示す定格運転速度V0の状態(ステップ13)にあり、乗
客コンベアの停止スイッチが操作されていない時(ステ
ップ14)、利用者が運転切り替えスイッチ付き移動手
摺り6を握る(ステップ15)と、低速運転に切り替え
るためのタイマーT1がカウントを開始し(ステップ1
6)、音声合成装置3に接続されている拡声器4により
「只今より低速運転に切り替えます。」という内容の放
送を行う(ステップ17)。
【0020】タイマーT1が予め設定した時限を越える
と、インバーター装置により踏段と移動手摺りを図3の
区間Bの如く緩やかに減速し(ステップ18)、乗客コン
ベアを図3の区間Cに示す低速運転速度V1に切り替え
る(ステップ19)。
【0021】利用者が運転切り替えスイッチ付き移動手
摺り6を離すまで乗客コンベアは低速運転を行い、利用
者が運転切り替えスイッチ付き移動手摺り6を離すと
(ステップ20)、定格速度運転に切り替えるためのタイ
マーT2がカウントを開始し、予めタイマーT2に設定
した時限を超える(ステップ21)と音声合成装置3に接
続されている拡声器4により「只今より通常運転に切り
替えます。」という内容の放送を行う(ステップ2
2)。
【0022】放送終了後、インバーター装置により踏段
と移動手摺りを図3の区間Dの如く緩やかに加速し(ス
テップ12)、乗客コンベアを図3の区間Eに示す定格
運転速度V0に切り替える(ステップ13)。
【0023】乗客コンベアの停止スイッチが押された時
(ステップ14)は、乗客コンベアを減速させ(ステップ
23)、停止させる(ステップ24)。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、乗客が手で移動手摺り
を握るだけで乗客コンベアの速度を緩やかに切り替える
と共に、報知装置による案内を行うことにより、これか
ら乗客コンベアを利用しようとしている乗客などに、安
全な乗客コンベアの運転を提供し、かつ、既に乗客コン
ベアに搭乗しいてる乗客には転倒などの危険性、停止に
よる不満感を与えることのない乗客コンベアの運転を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す乗客コンベアの側面から見
た断面図である。
【図2】本発明の構成を示す乗客コンベア乗降部の上方
から見た平面図である。
【図3】本発明の速度切替の一例を表した図である。
【図4】本発明の構成を示す乗客コンベアの欄干部斜視
図である。
【図5】本発明の構成の一例を表した図4のI−I線に沿
う断面図である。
【図6】本発明の構成の一例を表した図4のII−II線に
沿う断面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す全体ブロック図であ
る。
【図8】本発明の動作の一例を表した流れ図である。
【符号の説明】
1…インバーター内蔵制御盤、2…駆動機構、3…音声
合成装置、4…拡声器、5…一般用移動手摺り、6…運
転切り替えスイッチ付き移動手摺り、7…乗降部床板、
8…踏段、9…絶縁ゴム、10…導電ゴム、11…金属
ローラー、12…抵抗測定装置、13…インバーター
部、13a…インバーター、13b…内蔵メモリー、1
4…センサー部、14a…センサー内a接点、14b…
センサー内b接点、15…タイマー部、15a…タイマ
ー(T1)、15b…タイマー(T2)、A…通常運転
速度区間、B…減速時の速度区間、C…低速運転速度区
間、D…加速時の速度区間、E…通常運転速度区間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 吾一 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立エレベータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 根本 隆敏 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立エレベータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 土山 晴親 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立エレベータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 千葉 久生 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所昇降機グループ内 Fターム(参考) 3F321 DA05 DB03 DC01 DD01 EA01 EA08 EB08 EC11 HA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動踏段とその両側の欄干の壁体及び前
    記移動踏段と同期して前記欄干の上面を走行する移動手
    摺りを備えた乗客コンベアにおいて、乗客が移動手摺り
    を握ったことを検出する検出装置を一方の移動手摺りに
    装備し、乗客コンベアの運転速度をあらかじめ設定した
    速度まで緩やかに減速する手段と、乗客コンベアの運転
    速度をあらかじめ設定した速度まで加速する手段を装備
    し、乗客が検出手段を装備した移動手摺りを握ると乗客
    コンベアをあらかじめ設定した速度まで緩やかに減速
    し、乗客が検出手段を装備した移動手摺りから手を離す
    まで低速度で運転を行い、乗客が検出手段を装備した移
    動手摺りから手を離すとあらかじめ設定した速度まで緩
    やかに加速することを特徴とする乗客コンベアの制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の乗客コンベアの制御装置にお
    いて、速度切り替え時の加減速距離を確保するために乗
    降口を乗車及び降車方向に長くとることを特徴とする乗
    客コンベアの制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の乗客コンベアの制御装置にお
    いて、あらかじめ設定した時間を計時する装置を装備
    し、乗客コンベアの運転速度を変速するまでの時間を確
    保することを特徴とする乗客コンベアの制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の乗客コンベアの制御装置にお
    いて、報知装置を装備し、乗客コンベアの運転速度が切
    り替わることを乗客に報知し、報知完了後に運転速度を
    切り替えることを特徴とする乗客コンベアの制御装置。
JP26498699A 1999-09-20 1999-09-20 乗客コンベアの制御装置 Pending JP2001089058A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005170648A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの案内放送システム
JP2010042887A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Nao Saisu 乗車コンベヤの表示装置およびその方法
CN101941640A (zh) * 2009-07-01 2011-01-12 株式会社日立制作所 乘客传送设备系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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