JPH07125962A - マンコンベア運転制御装置 - Google Patents
マンコンベア運転制御装置Info
- Publication number
- JPH07125962A JPH07125962A JP27807693A JP27807693A JPH07125962A JP H07125962 A JPH07125962 A JP H07125962A JP 27807693 A JP27807693 A JP 27807693A JP 27807693 A JP27807693 A JP 27807693A JP H07125962 A JPH07125962 A JP H07125962A
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- Japan
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- boarding
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Abstract
(57)【要約】
【構成】乗り口附近に設置した入力装置に各身障者が乗
降しやすいエスカレータ速度が登録された速度登録カー
ドを入力することで、直ちに速度登録カード通りの低速
運転を開始する。一定距離エスカレータが走行すると緩
やかに加速し、高速運転する。降り口に到着すると再び
減速し、速度登録カード通りの低速運転を行う。その
後、通常運転に復帰する。 【効果】マンコンベアの運転装置では、先発の身障者等
の乗車中に後発の身障者等が到達しても待つことなくす
ぐ乗車でき、しかも先発の身障者等は降りるにあたって
不便を感じることのないよう確実に減速運転が実行され
る。
降しやすいエスカレータ速度が登録された速度登録カー
ドを入力することで、直ちに速度登録カード通りの低速
運転を開始する。一定距離エスカレータが走行すると緩
やかに加速し、高速運転する。降り口に到着すると再び
減速し、速度登録カード通りの低速運転を行う。その
後、通常運転に復帰する。 【効果】マンコンベアの運転装置では、先発の身障者等
の乗車中に後発の身障者等が到達しても待つことなくす
ぐ乗車でき、しかも先発の身障者等は降りるにあたって
不便を感じることのないよう確実に減速運転が実行され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエスカレータあるいは移
動道路のような運転制御において、身障者毎の安全性や
サービスの向上を実現できるマンコンベア運転制御装置
に関する。
動道路のような運転制御において、身障者毎の安全性や
サービスの向上を実現できるマンコンベア運転制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エスカレータの移動道路(以下
マンコンベアと省略)は30m/minの速度で連続して
運転しており、一般の人々は多少注意すれば安心して乗
降することができるが、足の悪い身障者や老人等(以下
身障者と省略)が利用する場合、現在の速度では乗り込
みや降りる場合にかなり気をくばる心要があり、あるい
は他の人の援助を必要とすることが多い。
マンコンベアと省略)は30m/minの速度で連続して
運転しており、一般の人々は多少注意すれば安心して乗
降することができるが、足の悪い身障者や老人等(以下
身障者と省略)が利用する場合、現在の速度では乗り込
みや降りる場合にかなり気をくばる心要があり、あるい
は他の人の援助を必要とすることが多い。
【0003】このような欠点を除去したマンコンベアは
種々紹介されている。たとえば、特開昭50−19183 号公
報にはエスカレータの乗り込み口に身障者等の専用ゲー
トを設けこのゲートを身障者が通過した時にエスカレー
タを停止あるいは緩速させるような装置が紹介されてい
る。
種々紹介されている。たとえば、特開昭50−19183 号公
報にはエスカレータの乗り込み口に身障者等の専用ゲー
トを設けこのゲートを身障者が通過した時にエスカレー
タを停止あるいは緩速させるような装置が紹介されてい
る。
【0004】また、特開昭50−20481 号公報には、身障
者がマンコンベアに乗り込む時にその運行を停止または
緩速させ、乗り込み後に再起動して身障者等が降り口に
到着した時再び停止または緩速させるようにした装置が
紹介されている。
者がマンコンベアに乗り込む時にその運行を停止または
緩速させ、乗り込み後に再起動して身障者等が降り口に
到着した時再び停止または緩速させるようにした装置が
紹介されている。
【0005】さらに特開昭55−14031 号公報には身障者
等のための専用ゲートをマンコンベアの乗降口に設け、
このゲートを身障者が通過した際に専用停止スイッチの
回路が形成され、次に身障者等がこの形成されたスイッ
チ回路の専用スイッチを押した時のみにマンコンベアを
停止あるいは緩速して乗降を容易にしようとするもので
ある。
等のための専用ゲートをマンコンベアの乗降口に設け、
このゲートを身障者が通過した際に専用停止スイッチの
回路が形成され、次に身障者等がこの形成されたスイッ
チ回路の専用スイッチを押した時のみにマンコンベアを
停止あるいは緩速して乗降を容易にしようとするもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
の運転装置では、かならずしも、その運転速度が身障者
の要望に答えているとは言えなかった。あらかじめ設定
された乗降時の低速運転速度が、身障者にとって安心し
て乗降できない速度であれば、乗降時の安全やサービス
性に問題が発生する可能性がある。
の運転装置では、かならずしも、その運転速度が身障者
の要望に答えているとは言えなかった。あらかじめ設定
された乗降時の低速運転速度が、身障者にとって安心し
て乗降できない速度であれば、乗降時の安全やサービス
性に問題が発生する可能性がある。
【0007】すなわち、身障者にはそれぞれ乗降し易い
速度があるはずであり、それらの要求が実現されれば、
より一層の安全とサービス性が向上するはずである。
速度があるはずであり、それらの要求が実現されれば、
より一層の安全とサービス性が向上するはずである。
【0008】また、従来の運転装置では、先発の身障者
がそのエスカレータを利用中に後発の身障者が乗り口に
到達しても、先発の身障者が降りるまで利用可能であっ
た。発明の目的は、身障者それぞれ乗降時の低速度を速
度登録カードを入力することで決定し、安心してマンコ
ンベアが利用出来ることや、複数の身障者が相次いで乗
り口に到着しても先発の身障者が降りるのを待つことな
く安心して乗り込みすることのできるマンコンベアの運
転装置を提供することにある。
がそのエスカレータを利用中に後発の身障者が乗り口に
到達しても、先発の身障者が降りるまで利用可能であっ
た。発明の目的は、身障者それぞれ乗降時の低速度を速
度登録カードを入力することで決定し、安心してマンコ
ンベアが利用出来ることや、複数の身障者が相次いで乗
り口に到着しても先発の身障者が降りるのを待つことな
く安心して乗り込みすることのできるマンコンベアの運
転装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】これらを解決する手段と
しては、本発明では上記速度の選択をするため、速度登
録データを読み込むための入力装置を乗り口に設置し、
このデータをもとに身障者のマンコンベアへの乗降に際
してはその速度登録データ通りの低速運転とし、それ以
外の中間部に乗っている間は標準の速度に戻すものであ
り、さらにその速度変更時の加減速度をマンコンベア上
の乗客が不安定にならない程度に小さくして行う。さら
に複数の身障者が同時にこのマンコンベアを利用する際
にも、それぞれの身障者がもっている速度登録データに
基づいて安心して乗降させるために、先発と後発の速度
登録データを比較し、低速である方を優先とすること
で、乗降時の安全性を向上させる。
しては、本発明では上記速度の選択をするため、速度登
録データを読み込むための入力装置を乗り口に設置し、
このデータをもとに身障者のマンコンベアへの乗降に際
してはその速度登録データ通りの低速運転とし、それ以
外の中間部に乗っている間は標準の速度に戻すものであ
り、さらにその速度変更時の加減速度をマンコンベア上
の乗客が不安定にならない程度に小さくして行う。さら
に複数の身障者が同時にこのマンコンベアを利用する際
にも、それぞれの身障者がもっている速度登録データに
基づいて安心して乗降させるために、先発と後発の速度
登録データを比較し、低速である方を優先とすること
で、乗降時の安全性を向上させる。
【0010】
【作用】前述の構成としたため、乗降時には速度登録カ
ードをデータ入力装置に入力することで、そのデータを
読みだし、このデータを基に決定した速度までマンコン
ベアを減速し、乗降に際しての安全性を増し、かつ中間
部での速度を標準速度に戻すためエスカレータの他の乗
客に対してもサービス低下させるなどの大きな影響を与
えない。
ードをデータ入力装置に入力することで、そのデータを
読みだし、このデータを基に決定した速度までマンコン
ベアを減速し、乗降に際しての安全性を増し、かつ中間
部での速度を標準速度に戻すためエスカレータの他の乗
客に対してもサービス低下させるなどの大きな影響を与
えない。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。
する。
【0012】図1はこの発明にかかるマンコンベアの運
転装置の側面図である。
転装置の側面図である。
【0013】身障者が乗り込み口に到達したことおよ
び、乗降時の運転速度を決定するためにそれぞれの身障
者が持参した速度登録カードのデータを読み込むための
速度登録カードデータの読み取り装置1を有したエスカ
レータ2とその運転状態を制御するための制御盤4とこ
のエスカレータを起動するための電動機5を有し、路段
走行部に取付けた近接スイッチ7により踏段一個に対し
て一個ついている軸の数をカウントし、このカウント数
により図2に示すフローチャートの乗り完了位置,降り
完了位置,高速運転復帰位置を算出する。
び、乗降時の運転速度を決定するためにそれぞれの身障
者が持参した速度登録カードのデータを読み込むための
速度登録カードデータの読み取り装置1を有したエスカ
レータ2とその運転状態を制御するための制御盤4とこ
のエスカレータを起動するための電動機5を有し、路段
走行部に取付けた近接スイッチ7により踏段一個に対し
て一個ついている軸の数をカウントし、このカウント数
により図2に示すフローチャートの乗り完了位置,降り
完了位置,高速運転復帰位置を算出する。
【0014】図2は速度変換位置算出のフローチャート
である。
である。
【0015】予め、乗り込み完了,降り開始,高速運転
復帰位置定数は決めておき、それぞれ、乗り完了位置定
数X,降り完了位置定数Y,高速運転復帰位置定数Zと
する(スイッチ12)。
復帰位置定数は決めておき、それぞれ、乗り完了位置定
数X,降り完了位置定数Y,高速運転復帰位置定数Zと
する(スイッチ12)。
【0016】まず、身障者が乗り口に到達し、速度登録
カードを入力すると(スイッチ11)、直ちに、踏段走行
部に取付けた近接スイッチ7動作のカウントを開始する
(ステップ13,14)。
カードを入力すると(スイッチ11)、直ちに、踏段走行
部に取付けた近接スイッチ7動作のカウントを開始する
(ステップ13,14)。
【0017】このカウント値が乗り完了位置定数Xを越
えたことを確認すると(ステップ15)、緩やかに高速
運転へ切り替る(ステップ16)。
えたことを確認すると(ステップ15)、緩やかに高速
運転へ切り替る(ステップ16)。
【0018】その後、カウント値が降り開始位置定数Y
を越えると(ステップ17)低速運転へ切り替り(ステ
ップ18)、さらに、高速運転復帰位置定数Zを越える
ことにより(ステップ19)、通常運転に復帰する。
を越えると(ステップ17)低速運転へ切り替り(ステ
ップ18)、さらに、高速運転復帰位置定数Zを越える
ことにより(ステップ19)、通常運転に復帰する。
【0019】図3は図1に示す運転装置の制御動作を示
すフローチャートである。以下このフローチャートに基
づいて運転動作を詳細説明する。
すフローチャートである。以下このフローチャートに基
づいて運転動作を詳細説明する。
【0020】まず、身障者等が一人だけマンコンベアに
乗降する場合の動作を説明する。通常の状態ではマンコ
ンベアは一般通行客のみの輸送を行っている(ステップ
101)。
乗降する場合の動作を説明する。通常の状態ではマンコ
ンベアは一般通行客のみの輸送を行っている(ステップ
101)。
【0021】身障者が乗り口に到達して速度登録カード
を入力する(ステップ102)と、身障者乗り込みカウ
ントをk=1とし(ステップ103)、マンコンベアは
すみやかにその速度登録カードから読み出した速度で低
速運転する(ステップ105)。この時、乗り完了位置,
降り開始位置,高速運転復帰位置を演算し、マイコン内
で記憶しておく(ステップ104)。
を入力する(ステップ102)と、身障者乗り込みカウ
ントをk=1とし(ステップ103)、マンコンベアは
すみやかにその速度登録カードから読み出した速度で低
速運転する(ステップ105)。この時、乗り完了位置,
降り開始位置,高速運転復帰位置を演算し、マイコン内
で記憶しておく(ステップ104)。
【0022】この演算結果をもとに、乗り完了位置通過
により(ステップ108)、緩やかに高速運転(ステッ
プ109)し、降り開始位置通過により(ステップ11
2)、また乗り込み時同様、速度登録カードから読み出
し記憶した速度データ通りに低速運転する(ステップ1
14)。その後、高速運転復帰位置通過により(ステッ
プ117)再びステップ101に戻り、高速運転となり
一般乗降客の輸送を行うようになる。
により(ステップ108)、緩やかに高速運転(ステッ
プ109)し、降り開始位置通過により(ステップ11
2)、また乗り込み時同様、速度登録カードから読み出
し記憶した速度データ通りに低速運転する(ステップ1
14)。その後、高速運転復帰位置通過により(ステッ
プ117)再びステップ101に戻り、高速運転となり
一般乗降客の輸送を行うようになる。
【0023】次に二人以上続けて身障者がきた場合につ
いての動作を説明する。ステップ105の状態で先発の
身障者が乗り込んでいる時に後発の身障者が続けて乗り
込み開始するため速度登録カードを入力すると(ステッ
プ106)、先発と後発の速度データを比較し、速度の
低い方に合せてエスカレータの運転速度を変更すると同
時に、乗り完了位置と高速運転復帰位置を延長するとと
もに、新たに後発身障者の降りるときの速度データと降
り開始位置を算出しマイコン内に記録する。この時、身
障者乗り込みカウントをk=k+1とする(ステップ1
07)。
いての動作を説明する。ステップ105の状態で先発の
身障者が乗り込んでいる時に後発の身障者が続けて乗り
込み開始するため速度登録カードを入力すると(ステッ
プ106)、先発と後発の速度データを比較し、速度の
低い方に合せてエスカレータの運転速度を変更すると同
時に、乗り完了位置と高速運転復帰位置を延長するとと
もに、新たに後発身障者の降りるときの速度データと降
り開始位置を算出しマイコン内に記録する。この時、身
障者乗り込みカウントをk=k+1とする(ステップ1
07)。
【0024】また、先発の身障者が乗車してステップ1
09により高速運転を行っている最中に後発の身障者が
乗り込もうとした場合には、速度登録カード入力を確認
すると(ステップ110)現在の身障者乗降カウントを
1人増やし(k=k+1)、マンコンベアはすみやかに
その速度登録カードから読み出した速度で低速運転する
(ステップ105)。この時、乗り完了位置,降り開始
位置を演算し、マイコン内で記憶しておく(ステップ1
04)。また、この時、高速運転復帰位置を延長しマイ
コン内に記録する。そして、後発の身障者が乗り込み完
了したかステップ108で確認し、再びステップ109
高速運転に入る。先発の身障者の降り開始位置は、速度
登録カード入力時にマイコン内で決定した位置であり、
この位置を通過すると(ステップ112)低速運転に移
り(ステップ114)、この間に身障者は降りる。
09により高速運転を行っている最中に後発の身障者が
乗り込もうとした場合には、速度登録カード入力を確認
すると(ステップ110)現在の身障者乗降カウントを
1人増やし(k=k+1)、マンコンベアはすみやかに
その速度登録カードから読み出した速度で低速運転する
(ステップ105)。この時、乗り完了位置,降り開始
位置を演算し、マイコン内で記憶しておく(ステップ1
04)。また、この時、高速運転復帰位置を延長しマイ
コン内に記録する。そして、後発の身障者が乗り込み完
了したかステップ108で確認し、再びステップ109
高速運転に入る。先発の身障者の降り開始位置は、速度
登録カード入力時にマイコン内で決定した位置であり、
この位置を通過すると(ステップ112)低速運転に移
り(ステップ114)、この間に身障者は降りる。
【0025】この時、乗り込み人員のカウントをk=k
−1(ステップ113)に変更し、まだ乗車中の身障者
が残っている場合にはステップ118により乗客がいる
と判断され、再びステップ109に戻って高速運転とな
る。
−1(ステップ113)に変更し、まだ乗車中の身障者
が残っている場合にはステップ118により乗客がいる
と判断され、再びステップ109に戻って高速運転とな
る。
【0026】このような動作が繰り返され、ステップ1
18により乗客なし(k=0)と判断された場合にはス
テップ101に戻り、通常の高速運転に戻る。
18により乗客なし(k=0)と判断された場合にはス
テップ101に戻り、通常の高速運転に戻る。
【0027】また先発の身障者がステップ114におけ
る低速運転時に降りようとしている時に後発の身障者が
来た時もk=k+1(ステップ116)の演算を行って
人数カウントを1人増やし、ステップ105における低
速運転に入り、低速時間は延長される。そして、先発の
身障者が降りると同時に後発の身障者が乗り込むことに
なる。
る低速運転時に降りようとしている時に後発の身障者が
来た時もk=k+1(ステップ116)の演算を行って
人数カウントを1人増やし、ステップ105における低
速運転に入り、低速時間は延長される。そして、先発の
身障者が降りると同時に後発の身障者が乗り込むことに
なる。
【0028】また、速度変更する時に案内放送をすれば
より一層安全を強化出来る。例えば、速度登録カード入
力後t時間内にスピーカを鳴らしその後同様に速度変更
位置前でスピーカを鳴らせば良い。
より一層安全を強化出来る。例えば、速度登録カード入
力後t時間内にスピーカを鳴らしその後同様に速度変更
位置前でスピーカを鳴らせば良い。
【0029】
【発明の効果】本発明によるマンコンベアの運転装置で
は、先発の身障者等の乗車中に後発の身障者等が到達し
ても待つことなくすぐ乗車でき、しかも先発の身障者等
は降りるに当って不便を感じることのないよう確実に減
速運転が実行される。
は、先発の身障者等の乗車中に後発の身障者等が到達し
ても待つことなくすぐ乗車でき、しかも先発の身障者等
は降りるに当って不便を感じることのないよう確実に減
速運転が実行される。
【0030】さらに、速度登録カードのデータによっ
て、身障者の乗降時の運転速度を決定することにより、
身障者毎の安全性やサービス性の向上が図れる。
て、身障者の乗降時の運転速度を決定することにより、
身障者毎の安全性やサービス性の向上が図れる。
【0031】したがって、身障者を含む一般利用者の輸
送に当ってより安全で効率の良いマンコンベアが実現で
きる。
送に当ってより安全で効率の良いマンコンベアが実現で
きる。
【図1】本発明の一実施例のマンコンベアの運転制御装
置の側面図。
置の側面図。
【図2】本発明の位置確認制御のフローチャート。
【図3】図1に示す装置の動作のフローチャート。
1…速度登録カードデータの読み取り装置、2…エスカ
レータ、3…電動機駆動時のパルス入力装置、4…制御
盤、5…電動機、7…ステップ通過カウント用スイッ
チ。
レータ、3…電動機駆動時のパルス入力装置、4…制御
盤、5…電動機、7…ステップ通過カウント用スイッ
チ。
Claims (3)
- 【請求項1】可変速度エスカレータあるいは可変速度移
動道路と、乗り口附近に設けられたデータ入力装置と、
乗降時の速度を設定した速度登録カードとからなる装置
において、前記データ入力装置に前記速度登録カードを
入力することで、乗降時の運転速度を変更することを特
徴とするマンコンベア運転制御装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記速度登録カードが
入力されたことによって、通常速度より低い速度でエス
カレータあるいは移動道路を走行させ、乗り込み完了位
置通過後、通常速度で走行し、降り開始位置を通過した
ことにより、通常速度より低い速度で走行し、通常復帰
位置を通過したことにより、通常速度で走行するマンコ
ンベア運転制御装置。 - 【請求項3】請求項1において、第一の乗客が速度登録
カードを入力しエスカレータあるいは移動道路が運転中
に、第二の乗客が速度登録カードを入力すると、前記第
一の乗客が入力した前記速度登録カードで指示する速度
と第二の乗客が入力した速度登録カードで指示する速度
を比較し、速度の低い方を優先とし、それに合せてエス
カレータ速度を変更するマンコンベア運転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27807693A JPH07125962A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | マンコンベア運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27807693A JPH07125962A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | マンコンベア運転制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07125962A true JPH07125962A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17592316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27807693A Pending JPH07125962A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | マンコンベア運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07125962A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315784A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Hitachi Ltd | 乗客コンベアの運転速度変更システム |
JP2007521206A (ja) * | 2003-11-04 | 2007-08-02 | オーチス エレベータ カンパニー | 乗客用コンベヤの自動低速運転 |
JP2008100794A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エスカレーター |
JP2008303001A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア速度制御装置 |
CN108128692A (zh) * | 2018-01-29 | 2018-06-08 | 宋彦震 | 智能雪地输送带调速系统及其控制方法 |
JP2023178615A (ja) * | 2022-06-06 | 2023-12-18 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベアの制御装置 |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP27807693A patent/JPH07125962A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007521206A (ja) * | 2003-11-04 | 2007-08-02 | オーチス エレベータ カンパニー | 乗客用コンベヤの自動低速運転 |
JP2006315784A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Hitachi Ltd | 乗客コンベアの運転速度変更システム |
JP2008100794A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エスカレーター |
JP2008303001A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア速度制御装置 |
CN108128692A (zh) * | 2018-01-29 | 2018-06-08 | 宋彦震 | 智能雪地输送带调速系统及其控制方法 |
JP2023178615A (ja) * | 2022-06-06 | 2023-12-18 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベアの制御装置 |
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