JPH06183656A - エレベータの制御装置 - Google Patents
エレベータの制御装置Info
- Publication number
- JPH06183656A JPH06183656A JP33598692A JP33598692A JPH06183656A JP H06183656 A JPH06183656 A JP H06183656A JP 33598692 A JP33598692 A JP 33598692A JP 33598692 A JP33598692 A JP 33598692A JP H06183656 A JPH06183656 A JP H06183656A
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- JP
- Japan
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- car
- cage
- passengers
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- elevator
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】エレベータのかご内が満員状態で混雑している
ようなとき、かご奥に押し込まれている乗客は、自分の
目的階へ到着したとき、降車のため前に位置している乗
客に気遣いしながら自分が降りることをアピールしなけ
ればならない。このようなとき、エレベータがこのよう
な状態を自動的に予測し、他の乗客に対し降車する乗客
の代わりに、降りる人がいることを報知し、他の乗客の
協力を求め、かごへの乗降をスムーズにさせ、エレベー
タ全体のサービスも向上させるエレベータシステムの提
供が本発明の目的である。 【構成】かご内人数検出装置、かご内行く先階登録装
置、これらの出力を入力する気配案内制御装置及びエレ
ベータ運行制御装置から構成し、かご内人数検出装置か
らかご内の混雑度を検出し、行く先階登録装置から乗客
の目的階、登録後の経過時間、登録順位とから降車客を
予測し、これを他の乗客に報知器により報知して、乗客
のスムーズな乗降を促し、エレベータサービスの向上を
計る。
ようなとき、かご奥に押し込まれている乗客は、自分の
目的階へ到着したとき、降車のため前に位置している乗
客に気遣いしながら自分が降りることをアピールしなけ
ればならない。このようなとき、エレベータがこのよう
な状態を自動的に予測し、他の乗客に対し降車する乗客
の代わりに、降りる人がいることを報知し、他の乗客の
協力を求め、かごへの乗降をスムーズにさせ、エレベー
タ全体のサービスも向上させるエレベータシステムの提
供が本発明の目的である。 【構成】かご内人数検出装置、かご内行く先階登録装
置、これらの出力を入力する気配案内制御装置及びエレ
ベータ運行制御装置から構成し、かご内人数検出装置か
らかご内の混雑度を検出し、行く先階登録装置から乗客
の目的階、登録後の経過時間、登録順位とから降車客を
予測し、これを他の乗客に報知器により報知して、乗客
のスムーズな乗降を促し、エレベータサービスの向上を
計る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータかご内乗客に
対する混雑時の気配り制御装置に関する。
対する混雑時の気配り制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にエレベータのかご内には乗客の目
的階へかごを走行させるための行く先階登録釦がある。
この行く先階登録釦は普通照光式のものが使われてい
る。
的階へかごを走行させるための行く先階登録釦がある。
この行く先階登録釦は普通照光式のものが使われてい
る。
【０００３】ところで、エレベータ利用客はかごへ乗り
込むと先ず前記行く先階登録釦により目的階を登録し、
かごは目的階へ走行する。この間、場合によってはかご
内に種々様々な報知装置がオプションとして付加されて
いて、案内などを報知するので、乗客はその案内を見聞
しながら目的階へ走行する。
込むと先ず前記行く先階登録釦により目的階を登録し、
かごは目的階へ走行する。この間、場合によってはかご
内に種々様々な報知装置がオプションとして付加されて
いて、案内などを報知するので、乗客はその案内を見聞
しながら目的階へ走行する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、利用頻度の
高いエレベータで、エレベータ乗務員などがいない場合
は、そのかごへ乗り込んだ順に乗客は自分の目的階を行
く先階登録釦にて登録した後は、あとから乗ってくる乗
客にどんどんかご奥へ押し込まれていく。
高いエレベータで、エレベータ乗務員などがいない場合
は、そのかごへ乗り込んだ順に乗客は自分の目的階を行
く先階登録釦にて登録した後は、あとから乗ってくる乗
客にどんどんかご奥へ押し込まれていく。
【０００５】このため、かごへ先に乗り込んだ乗客の目
的階が、後から乗った乗客の目的階よりも手前に位置し
ているときは、降車の際かご出口までの通路を確保する
必要が生じる。従って、自分よりもかご出口へ近い場所
に乗っている乗客に対して降車することをアピールしな
ければならず、その時期が遅れると、降車するのに手間
取ってしまいエレベータのサービス自体も低下する。
的階が、後から乗った乗客の目的階よりも手前に位置し
ているときは、降車の際かご出口までの通路を確保する
必要が生じる。従って、自分よりもかご出口へ近い場所
に乗っている乗客に対して降車することをアピールしな
ければならず、その時期が遅れると、降車するのに手間
取ってしまいエレベータのサービス自体も低下する。
【０００６】本発明はこのようにかごが満員で混雑して
いるときに、かご奥に押し込まれた乗客がその目的階で
降車意志を特にアピールすることなく、スムーズに降車
することの出来るエレベータを提供することである。
いるときに、かご奥に押し込まれた乗客がその目的階で
降車意志を特にアピールすることなく、スムーズに降車
することの出来るエレベータを提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】かご内行く先階登録釦に
よる登録発生数と、登録後の経過時間を演算する登録装
置と、かご内人数検出装置と、気配り案内制御装置を設
けてかご奥の乗客が降車することを予測し、更にこれを
報知する装置及びエレベータ出入口戸の開閉時間を延長
させる手段とを設けてなる気配り制御装置を設ける。
よる登録発生数と、登録後の経過時間を演算する登録装
置と、かご内人数検出装置と、気配り案内制御装置を設
けてかご奥の乗客が降車することを予測し、更にこれを
報知する装置及びエレベータ出入口戸の開閉時間を延長
させる手段とを設けてなる気配り制御装置を設ける。
【０００８】
【作用】このような構成により、登録装置によってかご
内行く先階登録釦を監視し、その登録発生数と登録後の
経過時間を演算して、この値と乗客数を検出するかご内
人数検出装置の出力とから気配り案内制御装置により、
かご内が混雑している状態を演算検出し、行く先階登録
のうち登録順位が早かったものに対してエレベータが応
答している場合、かご奥へ押し込められた乗客が降車す
ることを予測、報知し、更にエレベータ出入口戸の開閉
時間を延長する。
内行く先階登録釦を監視し、その登録発生数と登録後の
経過時間を演算して、この値と乗客数を検出するかご内
人数検出装置の出力とから気配り案内制御装置により、
かご内が混雑している状態を演算検出し、行く先階登録
のうち登録順位が早かったものに対してエレベータが応
答している場合、かご奥へ押し込められた乗客が降車す
ることを予測、報知し、更にエレベータ出入口戸の開閉
時間を延長する。
【０００９】
【実施例】本発明による気配り制御装置について図１〜
図３に示す実施例に基づいて説明する。
図３に示す実施例に基づいて説明する。
【００１０】かご内人数検出装置１と、行く先階登録装
置２を設け、これらよりかご内混雑度を気配り案内制御
装置３により演算検出し、更に、登録装置２よりかご奥
の乗客が降車することを気配り案内制御装置３が予測
し、これらの結果より、他の乗客に対して、この状況を
報知し協力を求めるかご内報知装置５、報知器６とによ
り気配り制御装置７を構成する。
置２を設け、これらよりかご内混雑度を気配り案内制御
装置３により演算検出し、更に、登録装置２よりかご奥
の乗客が降車することを気配り案内制御装置３が予測
し、これらの結果より、他の乗客に対して、この状況を
報知し協力を求めるかご内報知装置５、報知器６とによ
り気配り制御装置７を構成する。
【００１１】上記各装置の構成とその相互機能を更に説
明する。
明する。
【００１２】かご内人数検出装置１より乗客数が、行く
先階登録装置２より乗客の目的階が夫々気配り案内制御
装置３へ入力される。
先階登録装置２より乗客の目的階が夫々気配り案内制御
装置３へ入力される。
【００１３】気配り案内制御装置３ではかご内人数検出
装置１より入力された乗客数が予めエレベータかごに設
定されている最大積載荷重に対する割合を演算し、かご
が混雑してくるかどうかを判定する。ここでの混雑度の
目安としては、例えば前記最大積載荷重の８０％以上と
決めておく。
装置１より入力された乗客数が予めエレベータかごに設
定されている最大積載荷重に対する割合を演算し、かご
が混雑してくるかどうかを判定する。ここでの混雑度の
目安としては、例えば前記最大積載荷重の８０％以上と
決めておく。
【００１４】又、かご内行き先階登録装置２により各行
く先階の発生数及びそれらの発生時刻を記録しておき、
エレベータの運行制御装置４がかご内行く先階登録装置
２の指令を受けて、乗客の目的階の１つに対し応答して
いくことと、前記応答階とをエレベータ運行制御装置４
より受け、さらに前記応答階の発生順位が最新の呼びで
ない場合、気配り案内制御装置３はかご内報知装置５に
対しかご奥の乗客が降車することを知らせる。
く先階の発生数及びそれらの発生時刻を記録しておき、
エレベータの運行制御装置４がかご内行く先階登録装置
２の指令を受けて、乗客の目的階の１つに対し応答して
いくことと、前記応答階とをエレベータ運行制御装置４
より受け、さらに前記応答階の発生順位が最新の呼びで
ない場合、気配り案内制御装置３はかご内報知装置５に
対しかご奥の乗客が降車することを知らせる。
【００１５】かご内報知装置５は前記降車信号を受ける
と、たとえば、「奥の方が降りられます。出口付近にい
らっしゃる方は一旦エレベータから降りてお待ち下さ
い」等と報知器６より報知する。
と、たとえば、「奥の方が降りられます。出口付近にい
らっしゃる方は一旦エレベータから降りてお待ち下さ
い」等と報知器６より報知する。
【００１６】エレベータかごが目的階に到着してかごの
戸が開くとエレベータ運行制御装置４より目的階着床の
信号がかご内行く先階登録装置２へ出力され、到着階の
呼びは消去される。
戸が開くとエレベータ運行制御装置４より目的階着床の
信号がかご内行く先階登録装置２へ出力され、到着階の
呼びは消去される。
【００１７】次に、気配り案内制御装置３の基本動作を
フローチャート（図２）に基づいて説明する。
フローチャート（図２）に基づいて説明する。
【００１８】かご内行く先階登録装置２より乗客の行く
先呼びを入力し（ステップS1）、前記行く先呼びに対し
個々に発生順位を付加する（ステップS2）。
先呼びを入力し（ステップS1）、前記行く先呼びに対し
個々に発生順位を付加する（ステップS2）。
【００１９】ここでの行く先呼び発生順位の付加方法で
あるが、例えば、発生した順位をごく普通に付加する方
法や、発生した時刻等を記録する等の方法が考えられる
が、特に限定はしない。
あるが、例えば、発生した順位をごく普通に付加する方
法や、発生した時刻等を記録する等の方法が考えられる
が、特に限定はしない。
【００２０】次に、かご内人数検出装置１よりかご内乗
客数を入力し（ステップS3）その混雑度を演算する。
客数を入力し（ステップS3）その混雑度を演算する。
【００２１】演算の方法は前述したように予めエレベー
タかごに設定されている最大積載荷重に対する前記かご
内乗客数の比であり、例えば、かご内乗客数が最大積載
荷重の８０％以上となったときと決めておく。又、人数
検出の方法も荷重によるものや周知の技術であるＩＴＶ
カメラなどの画像処理にて直接人数を数える方法などが
あるが特に限定をする必要はない。
タかごに設定されている最大積載荷重に対する前記かご
内乗客数の比であり、例えば、かご内乗客数が最大積載
荷重の８０％以上となったときと決めておく。又、人数
検出の方法も荷重によるものや周知の技術であるＩＴＶ
カメラなどの画像処理にて直接人数を数える方法などが
あるが特に限定をする必要はない。
【００２２】以上の方法で求めた演算結果よりかご内が
混雑している状態と判断された場合（ステップS4）、ス
テップS1にて入力されたかご内行く先呼びが複数個存在
し（ステップS5）且つかご呼びに対する応答であり、す
でにその呼びに対し減速中であることがエレベータ運行
制御装置４より知らされると（ステップS6）（ステップ
S7）、気配り案内制御装置３はステップS2にて付加した
かご呼び発生順位を基に前記応答呼びの発生順位を割り
出し、最新の呼びでない場合に限り（ステップS8）かご
内報知装置５に対し気配り案内の指令を出し（ステップ
S9）かご内報知装置５は報知器６にてかご内へかご奥に
いる乗客が降車することを報知する。
混雑している状態と判断された場合（ステップS4）、ス
テップS1にて入力されたかご内行く先呼びが複数個存在
し（ステップS5）且つかご呼びに対する応答であり、す
でにその呼びに対し減速中であることがエレベータ運行
制御装置４より知らされると（ステップS6）（ステップ
S7）、気配り案内制御装置３はステップS2にて付加した
かご呼び発生順位を基に前記応答呼びの発生順位を割り
出し、最新の呼びでない場合に限り（ステップS8）かご
内報知装置５に対し気配り案内の指令を出し（ステップ
S9）かご内報知装置５は報知器６にてかご内へかご奥に
いる乗客が降車することを報知する。
【００２３】本発明の他の実施例を図３、４に示す例で
説明する。
説明する。
【００２４】これは前述の実施例の構成に戸開時間調整
装置８を付加したものであるが、これは周知の装置であ
る。
装置８を付加したものであるが、これは周知の装置であ
る。
【００２５】図３にて、気配り案内制御装置３へ、かご
内人数検出装置１よりかご内乗客数が、かご内行く先階
登録装置２よりかご内乗客の目的階が、エレベータ運行
制御装置４より応答階がかご内乗客の目的階であること
を夫々入力し、かご内が混雑していて、且つ応答階の呼
びが最新のものまで無いことを判定し、かご内報知装置
５及び戸開時間調整装置８に対し指令を出し、エレベー
タかご奥の乗客が降車することをかご内報知器６よりか
ご内乗客へ知らせると共に戸開時間を通常のそれより例
えば５秒位延長させるものである。
内人数検出装置１よりかご内乗客数が、かご内行く先階
登録装置２よりかご内乗客の目的階が、エレベータ運行
制御装置４より応答階がかご内乗客の目的階であること
を夫々入力し、かご内が混雑していて、且つ応答階の呼
びが最新のものまで無いことを判定し、かご内報知装置
５及び戸開時間調整装置８に対し指令を出し、エレベー
タかご奥の乗客が降車することをかご内報知器６よりか
ご内乗客へ知らせると共に戸開時間を通常のそれより例
えば５秒位延長させるものである。
【００２６】ここでエレベータ運行制御装置４から戸開
時間調整装置８への信号は、各エレベータの呼び種類に
よる戸開時間の自動選択信号であり、これは周知の技術
である。
時間調整装置８への信号は、各エレベータの呼び種類に
よる戸開時間の自動選択信号であり、これは周知の技術
である。
【００２７】このときの気配り案内制御装置３の動作を
説明する。
説明する。
【００２８】装置の基本動作を示すフローチャート（図
４）において、ステップS1からステップS9までの一連の
動作は前述の実施例と同様で、かご内行く先階登録装置
２よりかご内乗客の行く先呼びを入力し（ステップS1）
前記行く先呼びに対し個々に発生順位を付加する（ステ
ップS2）。次にかご内人数検出装置１よりかご内乗客数
を入力し（ステップS3）、かご内が混雑していると判断
された場合（ステップS4）、ステップS1にて入力された
かご内行く先階が複数個存在し（ステップS5）、且つ、
かご呼びに対する応答であり（ステップS6）、すでにそ
の呼びに対し減速中であることがエレベータ運行制御装
置４より知らされると（ステップS7）、気配り案内制御
装置３はステップS2にて付加したかご呼び発生順位を基
に前記応答呼びの発生順位を割り出し、最新の呼びでな
い場合に限り（ステップS8）、かご内報知装置５に対し
気配り案内の指令を出し（ステップS9）、更にエレベー
タ運行制御装置４より、着床し戸開したことを受け（ス
テップS10 ）、戸開時間調整装置８に対し戸開時間を延
ばす指令を出す（ステップS11 ）。
４）において、ステップS1からステップS9までの一連の
動作は前述の実施例と同様で、かご内行く先階登録装置
２よりかご内乗客の行く先呼びを入力し（ステップS1）
前記行く先呼びに対し個々に発生順位を付加する（ステ
ップS2）。次にかご内人数検出装置１よりかご内乗客数
を入力し（ステップS3）、かご内が混雑していると判断
された場合（ステップS4）、ステップS1にて入力された
かご内行く先階が複数個存在し（ステップS5）、且つ、
かご呼びに対する応答であり（ステップS6）、すでにそ
の呼びに対し減速中であることがエレベータ運行制御装
置４より知らされると（ステップS7）、気配り案内制御
装置３はステップS2にて付加したかご呼び発生順位を基
に前記応答呼びの発生順位を割り出し、最新の呼びでな
い場合に限り（ステップS8）、かご内報知装置５に対し
気配り案内の指令を出し（ステップS9）、更にエレベー
タ運行制御装置４より、着床し戸開したことを受け（ス
テップS10 ）、戸開時間調整装置８に対し戸開時間を延
ばす指令を出す（ステップS11 ）。
【００２９】このように、気配り案内を発報後戸開時間
を延ばすことにより、かご外へ一旦降りてくれた乗客へ
の気配りを配慮するものである。
を延ばすことにより、かご外へ一旦降りてくれた乗客へ
の気配りを配慮するものである。
【００３０】本発明の更に他の実施例を説明する（図
５）。これは図３に示す場合の応用例である。
５）。これは図３に示す場合の応用例である。
【００３１】ステップS1からステップS11 までは図４に
示す実施例同様である。気配り案内制御装置３は前述の
諸条件の成立を検出した場合（ステップS1からステップ
S8）、気配り案内指令をかご内報知装置５に対し出力し
（ステップS9）、更にエレベータ運行制御装置４よりエ
レベータかごがかご呼びに応答し戸開したことを受け
（ステップS10 ）戸開時間調整装置８に対し戸開時間を
延ばす指令を出す（ステップS11 ）。
示す実施例同様である。気配り案内制御装置３は前述の
諸条件の成立を検出した場合（ステップS1からステップ
S8）、気配り案内指令をかご内報知装置５に対し出力し
（ステップS9）、更にエレベータ運行制御装置４よりエ
レベータかごがかご呼びに応答し戸開したことを受け
（ステップS10 ）戸開時間調整装置８に対し戸開時間を
延ばす指令を出す（ステップS11 ）。
【００３２】ここで、再度かご内人数検出装置１よりか
ご内乗客数を入力し（ステップS12）、かご内乗客数が
一旦減り、再び増加したことを検出することをにより、
かご内出入り口付近にいた乗客が一旦かご外へ降りて再
び乗り込んだことを検出し（ステップS13 ）、かご内報
知装置５に対し気配り案内指令を出力して（ステップS1
4 ）かご内報知器６にて例えば「どうも有難うございま
した」などと発報させることにより、より一層気配り配
慮が高まる。
ご内乗客数を入力し（ステップS12）、かご内乗客数が
一旦減り、再び増加したことを検出することをにより、
かご内出入り口付近にいた乗客が一旦かご外へ降りて再
び乗り込んだことを検出し（ステップS13 ）、かご内報
知装置５に対し気配り案内指令を出力して（ステップS1
4 ）かご内報知器６にて例えば「どうも有難うございま
した」などと発報させることにより、より一層気配り配
慮が高まる。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば使用頻度の高いエレベー
タにおいてかご内が満員に近く混雑しているときにかご
奥に押し込められた乗客がスムーズに降車でき、その乗
客に対するサービスだけではなく、エレベータサービス
全体の向上が得られる。
タにおいてかご内が満員に近く混雑しているときにかご
奥に押し込められた乗客がスムーズに降車でき、その乗
客に対するサービスだけではなく、エレベータサービス
全体の向上が得られる。
【図１】本発明によるエレベータの制御装置の構成ブロ
ック図、
ック図、
【図２】図１の装置の基本動作のフローチャート、
【図３】本発明の他の実施例の構成ブロック図、
【図４】図３のブロック図の基本動作のフローチャー
ト、
ト、
【図５】本発明の更に他の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
１…かご内人数検出装置 ２…かご内行く先階登録装置 ３…気配り案内制御装置 ４…エレベータ運行制御装置 ５…かご内報知装置 ７…気配り制御装置
Claims (1)
- 【請求項１】かごの目的階到着前に、かご内の混雑状態
を検出する手段と、かご奥の乗客が降車することを予測
する手段とを備えたことを特徴とするエレベータの制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04335986A JP3091589B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | エレベータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04335986A JP3091589B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | エレベータの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06183656A true JPH06183656A (ja) | 1994-07-05 |
| JP3091589B2 JP3091589B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=18294519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04335986A Expired - Lifetime JP3091589B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | エレベータの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3091589B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006160447A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Hitachi Ltd | エレベータ制御システム |
| JPWO2010004607A1 (ja) * | 2008-07-07 | 2011-12-22 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法 |
| JP2017001802A (ja) * | 2015-06-09 | 2017-01-05 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 |
| CN107207194A (zh) * | 2015-02-24 | 2017-09-26 | 通力股份公司 | 用于预测目的地呼叫的楼层信息的方法和设备 |
| JP2017193419A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータ装置 |
| JP2022014601A (ja) * | 2020-07-07 | 2022-01-20 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 |
-
1992
- 1992-12-16 JP JP04335986A patent/JP3091589B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006160447A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Hitachi Ltd | エレベータ制御システム |
| JPWO2010004607A1 (ja) * | 2008-07-07 | 2011-12-22 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法 |
| JP5197747B2 (ja) * | 2008-07-07 | 2013-05-15 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法 |
| CN107207194A (zh) * | 2015-02-24 | 2017-09-26 | 通力股份公司 | 用于预测目的地呼叫的楼层信息的方法和设备 |
| CN107207194B (zh) * | 2015-02-24 | 2019-09-06 | 通力股份公司 | 用于预测目的地呼叫的楼层信息的方法和设备 |
| JP2017001802A (ja) * | 2015-06-09 | 2017-01-05 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 |
| JP2017193419A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータ装置 |
| JP2022014601A (ja) * | 2020-07-07 | 2022-01-20 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3091589B2 (ja) | 2000-09-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721 Year of fee payment: 10 |