JPH05213543A - エレベーターの制御装置 - Google Patents

エレベーターの制御装置

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JPH05213543A
JPH05213543A JP4047741A JP4774192A JPH05213543A JP H05213543 A JPH05213543 A JP H05213543A JP 4047741 A JP4047741 A JP 4047741A JP 4774192 A JP4774192 A JP 4774192A JP H05213543 A JPH05213543 A JP H05213543A
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JP
Japan
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speed command
command value
car
speed
call
Prior art date
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Pending
Application number
JP4047741A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Ishii
敏昭 石井
Kimimoto Mizuno
公元 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 速度指令値に従ってエレベーターを速度制御
する際、かご内乗客の乗心地を損なうことなく、輸送効
率を向上できるようにする。 【構成】 行先ボタン(12)によるかご呼びの有無を検出
するかご呼び検出装置(21)を設ける。このかご呼び検出
装置(21)がかご呼びを検出する(かご(1)内有人)と、
切換回路(15C)により通常の第1の速度指令値(15Aa)を
選択して、これを速度指令値(15a)として出力し、電機
子(6)を制御する。かご呼びを検出しない(かご(1)内無
人)と、速度指令値(15Aa)よりも加減速度及びその時間
変化率の大きい第2の速度指令値(15Ba)を速度指令値(1
5a)として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は速度指令値に従ってエ
レベーターを制御する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は、例えば特開昭57−9
678号公報に示された従来のエレベーターの制御装置
を示す図で、図4は構成図、図5は速度指令値及び加速
度指令値曲線図である。
【0003】図4において、(1)はかご、(2)はつり合お
もりで主索(3)によって結合されている。(4)は主索(3)
が巻き掛けられた駆動綱車、(5)は同じくそらせ車、(6)
は駆動綱車(4)を駆動する直流電動機の電機子、(7)は直
流電源(8)に接続された上記直流電動機の界磁、(9)は電
機子(6)に直流電力を供給するサイリスタ変換器であ
る。
【0004】(10)は電機子(6)の電流を検出して電流信
号(10a)を出力する電流検出器、(11)は電機子(6)の回転
速度を検出して速度信号(11a)を出力する速度検出器、
(12)はかご(1)内に設置されかご呼び信号(12a)を出力す
る行先ボタン、(13)は乗場に設置され乗場呼び信号(13
a)を出力する乗場ボタン、(14)は走行の指令、停止階の
決定などの機能を有するエレベーターの制御装置、(15)
は速度指令値(15a)を出力する速度指令発生回路、(16)
はサイリスタ変換器(9)を介して電動機の速度を制御す
る電動機制御装置である。
【0005】従来のエレベーターの制御装置は上記のよ
うに構成され、乗場ボタン(13)が操作されると乗場呼び
信号(13a)が、行先ボタン(12)が操作されるとかご呼び
信号(12a)が、それぞれ出力されて、エレベーター制御
装置(14)に入力される。ここで、走行の指令、停止階の
決定などが行なわれ、これに従って速度指令発生装置(1
5)は速度指令値(15a)を出力する。
【0006】この速度指令値(15a)は図5(A)に示すよう
な曲線となっており、その加速度指令値を図5(B)に示
す。ここで、T1,T3,T4,T6はジャーク時間(加速
度が時間により変化する期間で、この時間変化率αjを
加加速度という)、T2は一定加速時間、T5は一定減速
時間、αoは一定加減速度時の加速度である。
【0007】電動機制御装置(16)は速度指令値(15a)、
速度信号(11a)及び電流信号(10a)を入力して、電機子
(6)の回転速度を速度指令値(15a)に近付けるように、サ
イリスタ変換器(9)を介して制御する。ここで、エレベ
ーターの輸送効率を上げるためには、ジャーク時間T
1,T3,T4,T6を短く(加加速度αjを大きく)、加速
度αoを大きくすればよいことは明白である。また、乗
客の乗心地を良くするためにはジャーク時間T1,T3,
T4,T6を長く、(加加速度αjを小さく)、加速度αoを
小さくすればよいこともまた明白である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの制御装置では、輸送効率を上げるには加加
速度αj及び加速度αoをともに大きくし、乗心地を良く
するにはそれらをともに小さくしなければならないた
め、これらの変数を変更することにより、輸送効率と乗
心地を同時に改善することは困難であるという問題点が
ある。
【0009】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、かご内乗客の乗心地を損なうことなく、
輸送効率を向上できるようにしたエレベーターの制御装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るエレベーターの制御装置は、かご呼びの有無を検出
する乗客検出装置を設け、これがかご呼びを検出すると
切換回路により第1の速度指令値を選択し、かご呼びを
検出しないと第1の速度指令値よりも加減速度及びその
時間変化率の両方又は一方を大に設定した第2の速度指
令値を選択して、これを速度指令値とするようにしたも
のである。
【0011】また、第2の発明に係るエレベーターの制
御装置では、第1の発明のものにおいて、かご負荷検出
装置によりかご内乗客を検出するようにしたものであ
る。
【0012】
【作用】この発明においては、かご内に乗客がいること
が検出されると、第1の速度指令値を選択し、乗客がい
ないことが検出されると、第1の速度指令値よりも加減
速度及びその時間変化率の両方又は一方を大に設定した
第2の速度指令値を選択するようにしたため、乗客がい
ないときは停止階までの所要時間は短縮される。
【0013】
【実施例】
実施例1.図1及び図2はこの発明の第1の発明の一実
施例を示す図で、図1は構成図、図2は速度指令値及び
加速度指令値曲線図であり、従来装置と同様の部分は同
一符号で示す。
【0014】図1において、(15A)は図2(A)に示す速度
指令値(15Aa)を出力する第1の速度指令発生回路、(15
B)は同じく第2の速度指令値(15Ba)を出力する第2の速
度指令発生回路、(15C)は第1及び第2の速度指令値(15
Aa)(15Ba)の一方を選択する切換回路、(21)はかご呼び
の有無を検出するかご呼び検出装置である。
【0015】次に、この実施例の動作を説明する。今、
かご(1)が待機中(かご(1)内は無人でかご呼びもない)
の状態で乗場呼びが発生すると乗場呼び信号(13a)はエ
レベーター制御装置(14)に入力される。エレベーター制
御装置(14)はかご(1)を乗場呼びが発生した階に走行さ
せるため起動指令を発生する。一方、かご(1)内は無人
でかご呼びもないので、かご呼び検出装置(21)は切換回
路(15C)に出力を発し、第2の速度指令値(15Ba)を選択
させる。
【0016】ここで、第2の速度指令値(15Ba)は、速度
指令値(15Aa)よりも、加加速度αj及び加速度αoともに
大きく設定されており、これが速度指令値(15a)として
出力される。このため、加減速度時間は短縮され、停止
予定階へは図2ΔTだけ早く到着できることになる。
【0017】また、かご(1)内に乗客がいる(当然かご
呼びがある)場合は、かご呼び検出装置(21)は切換回路
(15C)に出力を発し、第1の速度指令値(15Aa)を選択さ
せる。速度指令値(15Aa)は通常の加減速度曲線となるの
で、乗客の乗心地は損なわれない。
【0018】実施例2.図3はこの発明の第2の発明の
一実施例を示す構成図である。なお、図2はこの実施例
にも共用される。
【0019】図3において、(23)はかご枠、(24)はかご
枠(23)に防振ゴム(25)を介して支持されたかご室、(26)
は防振ゴム(25)のたわみ量を検出し、電気信号に変換す
る差動変圧器、(27)は差動変圧器(26)の出力によりかご
内負荷を検出するかご負荷検出装置である。
【0020】かご負荷検出装置(27)は、かご(1)室が無
負荷であることを検出すると、第2の速度指令値(15Ba)
を選択するように、乗客がいることを検出すると、第1
の速度指令値(15Aa)を選択するように、切換回路(15C)
に指令を出す。これ以外の動作は実施例1と同様であ
る。
【0021】なお、上記各実施例では、第2の速度指令
値(15Ba)は、第1の速度指令値(15Aa)よりも加加速度α
j及び加速度αoともに大になるように設定したが、一方
だけが大になるように設定しても充分有用である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明では、かご
内に乗客がいることが検出されると第1の速度指令値を
選択し、乗客がいないことが検出されると、第1の速度
指令値よりも、加減速度及びその時間変化率の両方又は
一方を大に設定した第2の速度指令値を選択するように
したので、乗客がいないときは、停止予定階までの所要
時間は短縮され、輸送効率を改善できると共に、乗客の
乗心地を損なうことを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図。
【図2】図1による速度指令値及び加速度指令値曲線
図。
【図3】この発明の実施例2を示す構成図。
【図4】従来のエレベーターの制御装置を示す構成図。
【図5】図4による速度指令値及び加速度指令値曲線
図。
【符号の説明】
1 かご 6 電動機(電機子) 9 サイリスタ変換器 12 行先ボタン 12a かご呼び信号 15 速度指令発生装置 15a 速度指令値 15A 第1の速度指令発生回路 15Aa 第1の速度指令値 15B 第2の速度指令発生回路 15Ba 第2の速度指令値 15C 切換回路 16 電動機制御装置 21 かご呼び検出装置 26 差動変圧器 27 かご負荷検出装置 αo 加減速度 αj 加減速度の時間変化率(加加速度)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごを駆動する電動機を速度指令値に従
    って制御するエレベーターにおいて、かご呼びの有無を
    検出する乗客検出装置と、第1の速度指令値を上記速度
    指令値として出力する第1の速度指令発生回路と、上記
    かごの走行時の加減速度及びこの加減速度の時間変化率
    の両方又は一方を上記第1の速度指令値よりも大に設定
    した第2の速度指令値を上記速度指令値として出力する
    第2の速度指令発生回路と、上記乗客検出装置が上記か
    ご呼びを検出したときは上記第1の速度指令発生回路を
    選択し、上記かご呼びを検出しなかったときは上記第2
    の速度指令発生回路を選択する切換回路とを備えたこと
    を特徴とするエレベーターの制御装置。
  2. 【請求項2】 かごを駆動する電動機を速度指令値に従
    って制御するエレベーターにおいて、かご内負荷を検出
    するかご負荷検出装置と、第1の速度指令値を上記速度
    指令値として出力する第1の速度指令発生回路と、上記
    かごの走行時の加減速度及びこの加減速度の時間変化率
    の両方又は一方を上記第1の速度指令値よりも大に設定
    した第2の速度指令値を上記速度指令値として出力する
    第2の速度指令発生回路と、上記かご負荷検出装置が上
    記かご内負荷を検出したときは上記第1の速度指令発生
    回路を選択し、上記かご内負荷を検出しなかったときは
    上記第2の速度指令発生回路を選択する切換回路とを備
    えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。
JP4047741A 1992-02-05 1992-02-05 エレベーターの制御装置 Pending JPH05213543A (ja)

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JP4047741A JPH05213543A (ja) 1992-02-05 1992-02-05 エレベーターの制御装置

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JPH05213543A true JPH05213543A (ja) 1993-08-24

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ID=12783782

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6328134B1 (en) 2000-03-30 2001-12-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Group management and control system for elevators
JP2006111358A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Otis Elevator Co エレベータの制御装置および制御方法
JP2010132407A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ
JP2013010585A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Fujitec Co Ltd エレベータシステム及びその制御方法

Cited By (4)

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