JPH08198483A - ロングプリント用紙収納箱 - Google Patents

ロングプリント用紙収納箱

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JPH08198483A
JPH08198483A JP1203595A JP1203595A JPH08198483A JP H08198483 A JPH08198483 A JP H08198483A JP 1203595 A JP1203595 A JP 1203595A JP 1203595 A JP1203595 A JP 1203595A JP H08198483 A JPH08198483 A JP H08198483A
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Masashi Tsuchiya
正志 土屋
Yoshibumi Kato
義文 加藤
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KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
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KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 搬送時における取扱性に優れ、プリンタへの
セット作業も簡単に行なえ、かつ、収納するロングプリ
ント用紙にシワが発生することがない。 【構成】 内部に仕切り板21を設け、複数の収納スペ
ースを設定する。上部に開口を設けた収納箱本体20
と、上部開口を蓋する蓋体30と、収納箱本体20の下
面に設置されたキャスター40とから構成されるロング
プリント用紙収納箱10において、収納箱本体20の後
側に、着脱式、あるいは固定式の操作用ハンドル50を
設置し、ブレーキ装置を付設する。後部側キャスター4
0の中間地点の収納箱本体20下面にストッパー装置7
0を設置し、さらに、仕切り板21の上縁と蓋体30の
内面との間にロングプリント用紙Pを押え付けずに許容
する間隙を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロングプリント用紙
収納箱に関するもので、特に、搬送時の取扱性に優れ、
また、プリンタ等に確実に固定でき、しかも、ロングプ
リント用紙にシワが生じることがないロングプリント用
紙収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ロングプリント用紙を保管あるい
はプリンタにセットするには、ロングプリント用紙収納
箱が使用されている。
【0003】従来では、図17,図18に示すように、
ロングプリント用紙収納箱1は、内部に仕切り板2を備
え、複数の収納スペースを有する収納箱本体3と、収納
箱本体3の上部開口を蓋する蓋体4と、収納箱1を任意
箇所に移動させるために、収納箱本体3の下面前後側に
設置されるキャスター5とから構成されている。
【0004】そして、収納箱本体3に設定されている複
数の収納スペース内に経本状に折り畳んだロングプリン
ト用紙Pを収容することにより、ロングプリント用紙P
を効率良く搬送している。
【0005】また、この収納箱1をプリンタにセットす
るときには、後部側の一対のキャスター5に設定された
ストッパー6を個々のキャスター5毎に操作して、所定
箇所で収納箱1を固定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロングプリント用紙収納箱1においては、保管場所から
プリンタに移動する際、収納箱本体3を直接押して任意
場所に移動させる必要があり、取扱が非常に面倒である
とともに、減速,停止等、操作もやりづらく、搬送時の
操作性に劣るという問題点が指摘されていた。
【0007】さらに、収納箱1をプリンタにセットする
場合や、収納箱を所定スペースに保管する場合等、キャ
スター5に設けたストッパー6を操作するが、個々のス
トッパー6毎に操作する必要があるとともに、キャスタ
ー5が左右方向に回動した場合は、ストッパー6も回動
してしまい、収納箱1を確実に固定することができない
等、固定操作における操作性においても満足のいくもの
ではなかった。
【0008】また、図18に示すように、収納箱本体3
内部に設けられた仕切り板2の上縁と蓋体4の内面とが
当接するため、ロングプリント用紙Pを例えば収納箱本
体3の3つの収容スペースに収容した場合、ロングプリ
ント用紙Pは仕切り板2と蓋体4との間で挾まれ、シワ
発生が多発するなど、ロングプリント用紙Pの保護につ
いても改善の余地があった。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、ロングプリント用紙を複数セット収容でき
るロングプリント用紙収納箱において、搬送時並びに固
定時における操作性に優れ、かつ、プリンタ等にセット
した際、安定かつ確実に固定することができ、しかも、
収納したロングプリント用紙にシワ等が発生することが
ない極めて実用性に富んだロングプリント用紙収納箱を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内部に仕切り板を設け、複数の収納スペ
ースを有するとともに、上部を開口した収納箱本体と、
上部開口を蓋する蓋体と、収納箱本体の下面前後側に設
置されたキャスターとから構成され、収納箱本体の個々
の収納スペースに経本状に折り畳んだロングプリント用
紙を収納するようにしたロングプリント用紙収納箱にお
いて、前記収納箱本体の前後側のいずれか一方側に操作
用ハンドルが設置されていることを特徴とする。
【0011】上記操作用ハンドルは、収納箱本体に固定
されていても良く、また、収納箱本体に着脱可能に設置
しても良い。
【0012】さらに、操作用ハンドルを収納箱本体に固
定するとともに、ブレーキ装置を付設することが特徴で
ある。
【0013】さらに、本発明は、内部に仕切り板を設
け、複数の収納スペースを有するとともに、上部を開口
した収納箱本体と、この上部開口を蓋する蓋体と、収納
箱本体の下面前後側に設置されたキャスターとから構成
され、収納箱本体の個々の収納スペースに、経本状に折
り畳んだロングプリント用紙を収納するようにしたロン
グプリント用紙収納箱において、前記収納箱本体の後部
側の下面にストッパー装置を設け、このストッパ装置を
操作するフットレバーを設置したことを特徴とする。
【0014】また、本発明は、内部に仕切り板を設け、
複数の収納スペースを有するとともに、上部を開口した
収納箱本体と、上部開口を蓋する蓋体と、収納箱本体の
下面前後側に設置されるキャスターとから構成され、複
数の収納スペースに、経本状に折り畳んだロングプリン
ト用紙を収納するようにしたロングプリント用紙収納箱
において、前記仕切り板の上縁と蓋体下面との間にロン
グプリント用紙を押え付けないための間隙を設定したこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】以上の構成から明らかなように、収納箱本体の
前後側の一方側面に固定式あるいは着脱式の操作用ハン
ドルが設置されているため、収納箱を移動する際には、
この操作用ハンドルを使用すれば、前後左右任意の方向
に方向付けがしやすく、移動に便利であるとともに、減
速もしやすい。
【0016】さらに、操作用ハンドルにブレーキ装置を
付設すれば、移動の途中、減速や停止する際、有効であ
る。
【0017】また、収納箱本体下面の後部に収納箱を固
定するストッパー装置が取り付けられており、このスト
ッパー装置を操作するフットレバーが設置されているた
め、従来のように個々のキャスターをロックする構成に
比べ、フットレバーを一回踏み込むだけで、ストッパー
装置により収納箱を簡単に固定できる。
【0018】さらに、収納箱本体内部に設置される仕切
り板の上縁と蓋体下面との間に間隙を設定すれば、ロン
グプリント用紙を押え付けることがなく、ロングプリン
ト用紙にシワが発生することがない。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係るロングプリント用紙収納
箱の各実施例について、添付図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0020】図1乃至図4は本発明に係るロングプリン
ト用紙収納箱の第1実施例を示すもので、操作性を高め
るために操作用ハンドルを設置した実施例である。
【0021】図1はロングプリント用紙収納箱を後方か
らみた斜視図、図2は同ロングプリント用紙収納箱の構
成を示す断面図、図3は操作用ハンドルの着脱構造を示
す斜視図、図4は操作用ハンドルの改良例の構成を示す
説明図である。
【0022】さらに、図5乃至図8は本発明に係るロン
グプリント用紙収納箱の第2実施例を示すもので、この
第2実施例は、操作性をさらに高めるために、操作用ハ
ンドルにブレーキ装置を付設したものであり、図5はブ
レーキ装置の一実施例であり、ブレーキをかけた状態を
示す側面図、図6はブレーキを解除した状態を示す側面
図である。
【0023】また、図7,図8はブレーキ装置の別実施
例の構成を示すもので、図7はブレーキを解除した状
態、図8はブレーキを作用させた状態をそれぞれ示す側
面図である。
【0024】次に、図9乃至図11は本発明に係るロン
グプリント用紙収納箱の第3実施例を示すもので、操作
が簡単でかつ確実にロングプリント用紙収納箱を所定箇
所に固定できるストッパー装置を付設した実施例であ
り、図9はストッパー装置を設けたロングプリント用紙
収納箱を後方からみた斜視図、図10はストッパー装置
の解除状態を示す断面図、図11はストッパー装置を動
作させた状態を示す断面図である。
【0025】最後に図12乃至図16は本発明に係るロ
ングプリント用紙収納箱の第4実施例を示すもので、図
12は収納箱本体と蓋体との関係を示す全体斜視図、図
13はロングプリント用紙収納箱の構成を示す断面図、
図14は本発明の第4実施例の改良例を示すもので、収
納箱本体と蓋体とを示す説明図、図15は図14に示す
収納箱の構成を示す断面図、図16は蓋体の変形例を示
す斜視図である。
【0026】まず、図1乃至図4に基づいて、本発明に
係るロングプリント用紙収納箱の第1実施例について説
明する。
【0027】図1,図2に示すように、本実施例におけ
るロングプリント用紙収納箱10は、上部を開口したボ
ックス状の収納箱本体20と、収納箱本体20の上部開
口を蓋する蓋体30と、収納箱本体20の下面の前後そ
れぞれに設置されたキャスター40とから構成されてい
るとともに、特に本実施例では、取扱性を高めるため
に、収納箱本体20の後面側に操作用ハンドル50が設
置されていることが特徴である。
【0028】さらに詳しくは、収納箱本体20は、2枚
の仕切り板21が内部に設置されており、収納箱本体2
0の内部空間を3区画し、3つの収納スペースが設けら
れており、図2に示すように、経本状に折り畳んだロン
グプリント用紙Pを収納スペースに収容することによ
り、ロングプリント用紙Pをロングプリント用紙収納箱
10を使用して簡単に搬送できるようになっている。
【0029】特に、収納箱本体20の後面側に本実施例
では着脱可能に操作用ハンドル50を設置することによ
り、収納箱10は保管時にハンドル50を取り外すこと
で必要以上に保管場所をとらない。
【0030】この操作用ハンドル50は、金属中空パイ
プを略コ字状に曲成してなり、収納箱本体20の幅とほ
ぼ同一の幅を有し、図3に示すように、収納箱本体20
の後面下部の両側に設けたサポートメンバー22の受け
孔22a内に操作用ハンドル50の両端を嵌め入れるこ
とにより、簡単に着脱することができ、操作用ハンドル
50の幅方向に沿って橋渡し固着されているストッパー
ロッド51により操作用ハンドル50の受け孔22a内
への挿入深さを調整できるという構成である。
【0031】したがって、図2に示すように、作業者
は、この操作用ハンドル50を収納箱本体20に取り付
ければ、従来のように収納箱本体20を直接押すことな
く、操作用ハンドル50の操作部50aを掴んで、任意
のポジションに簡単に移動させることができ、取扱性が
著しく向上するという利点がある。
【0032】図4は操作用ハンドル50の改良例を示す
もので、この操作用ハンドル50は図示するようにネジ
切りロッド52をそれぞれ操作用ハンドル50の両端側
に螺着し、相互のロッド52の先端同士をループ状の調
整部材53に固着し、この調整部材53をネジ切りロッ
ド52の径方向に回動操作することにより、ネジ切りロ
ッド52を操作用ハンドル50内に進退させ、操作用ハ
ンドル50の幅寸法を調整できるようにして、サポート
メンバー22間の寸法バラツキや経時変化等に対応する
ように配慮されている。
【0033】以上のように、本発明の第1実施例は、収
納箱本体20の後面側に操作用ハンドルを着脱可能に取
り付けるという構成であり、保管時には必要以上に場所
をとることがなく、この操作用ハンドル50により収納
箱10を移動させる際にも、取扱性を高めるというもの
であるが、操作用ハンドル50を溶接等により収納箱本
体20の後面側に固着しても良い。
【0034】次いで、図5乃至図8は本発明の第2実施
例を示すもので、この第2実施例は、収納箱本体20の
後面側に操作用ハンドル50を固定するとともに、減速
時や停止時の操作性を高めるためにブレーキ装置を付設
した実施例である。
【0035】すなわち、図5,図6は操作用ハンドル5
0とブレーキ装置60の相互の構成を示すもので、図5
はブレーキをかけた状態、図6はブレーキを解除した状
態をそれぞれ示している。
【0036】すなわち、ブレーキ装置60は、操作用ハ
ンドル50に形成されたブラケット54に回動可能に取
り付けられた操作レバー61と、この操作レバー61に
その一端が固定されたワイヤー62とワイヤー62の他
端に固定されたL字形状のストッパー63とから構成さ
れており、ストッパー63の一部は、ゴム等のフリクシ
ョンメンバー64からなり、このフリクションメンバー
64は、収納箱本体20の貫通孔に装着されているブッ
シュ23内に挿通され、フリクションメンバー64の先
端がキャスター40に当接するようにコイルスプリング
65によりバネ付勢されている。
【0037】したがって、作業者が収納箱10をプリン
タ設定位置等に移動させるときには、図6に示すよう
に、操作レバー61を手前側に引き、ワイヤー62を上
方に引き上げることにより、L字状のストッパー63を
上方に持ち上げ、キャスター40とフリクションメンバ
ー64との接触を解除することにより、キャスター40
はブレーキ装置60を解除させた状態となり、任意箇所
に収納箱10を円滑に移動させることができる。
【0038】そして、収納箱10を移動中、減速,停止
する場合には、操作レバー61から手を離せば、L字状
のストッパー部材63がコイルスプリング65のバネ力
により、下方向に移動して、フリクションメンバー64
の先端がキャスター40と接触して、所望のポジション
で減速や停止させることができ、減速,停止時における
操作性が向上する。
【0039】この実施例は、収納箱10を移動する場合
に操作レバー61を操作して、減速するときに操作レバ
ー61を離すことによりブレーキ装置60を作用させる
というものであるが、図7,図8に示すように、ブレー
キ装置60を作用させるときに操作レバー61を手前側
に引き寄せるような構成にすることも可能である。
【0040】すなわち、図7,図8に示すように、コイ
ルスプリング65によりフリクションメンバー64は常
時キャスター40と当接する方向にバネ付勢されてお
り、かつ、回動アーム66の一端がワイヤー62に固定
され、かつ、他端がフリクションメンバー64側に固定
され、この回動アーム66が回動軸66aを支点として
回動可能に取り付けられている。
【0041】すなわち、図7に示すように、収納箱10
を移動する際には、操作用レバー61を操作することな
く、コイルスプリング65のバネ力によりフリクション
メンバー64は上方に位置しており、キャスター40と
接触しておらず、自由に収納箱10の移動が可能であ
る。
【0042】そして、所定ポジションで減速,停止した
い場合には、図8に示すように、操作レバー61を手前
側に引き寄せ操作すれば、ワイヤー62を上方に引き上
げ、回動アーム66を回動軸66aを支点として図中反
時計回り方向に回動操作させることにより、フリクショ
ンメンバー64がコイルスプリング65のバネ力に対し
て下方向に移動して、フリクションメンバー64の先端
とキャスター40とが接触して、摩擦力により、ブレー
キが作用し、減速,停止することができる。
【0043】このように、図5乃至図8に示すブレーキ
装置60を操作用ハンドル50に設置すれば、収納箱1
0の移動に際して、取扱性に優れ、特に、減速や停止さ
せる際などの取扱性に優れるという利点がある。
【0044】次に、図9乃至図11は本発明に係るロン
グプリント用紙収納箱の第3実施例を示すものであり、
この第3実施例は、収納箱を図示しないプリンタにセッ
トする際やストックスペースに保管する際に確実に固定
でき、かつ、固定作業における操作性を向上させるため
に、以下に説明するストッパー装置を付設したことが特
徴である。
【0045】すなわち、図9に示すように、収納箱本体
20の後部側のキャスター40間のほぼ中央にストッパ
ー装置70が設置されており、このストッパー装置70
は、上下動作シリンダ71と上下動作シリンダ71の可
動ロッド71a先端に固定される円盤状のストッパー部
材72と、上下動作シリンダ71における可動ロッド7
1aの上下動作を駆動するフットレバー73から構成さ
れており、このフットレバー73は収納箱本体20の後
面側から外方に突出して、作業者が足で踏みやすい位置
に設定されているとともに、このフットレバー73はダ
ウンペダル73aとアップペダル73bとの2つのペダ
ル73a,73bにより独立して駆動するL字状のリン
クアーム74a,74b並びにダウンペダル73aのリ
ンクアーム74aとリンク結合する揺動アーム75とか
ら構成されている。
【0046】そして、通常は、図10に示すように、フ
ットレバー73が上方にきており、ストッパー部材72
も上方位置に位置し、収納箱10を自在に移動させるこ
とができるが、プリンタにセットするときや保管時な
ど、所定ポジションで固定するときには、外側に位置す
るダウンペダル73aを踏み込めば、図11に示すよう
に、揺動アーム75の回動により可動ロッド71aとリ
ンクアーム74との連結部76が下方向に移動して、可
動ロッド71aの先端に取り付けた円盤状のストッパー
部材72がフロアに当接して、確実に固定できる。
【0047】このとき、ダウンペダル73a側のリンク
アーム74aに対してアップペダル73bのリンクアー
ム74bは半分の回動角度であり、ストッパー装置70
のロック状態を解除するには、アップペダル73bを踏
み込めば、揺動アーム75が元の位置に戻り、図10に
示すように、上下動作シリンダ71の可動ロッド71a
が上昇して、ロック状態が解除される。
【0048】このように、本発明に係る第3実施例によ
れば、収納箱本体20の下面後部側の1箇所にストッパ
ー装置70を設置するという構成であるため、従来のよ
うに、左右のキャスター毎にストッパーをロック操作す
る必要がなく、フットレバー73のダウンペダル73a
を踏み込むだけで簡単にロックできるとともに、キャス
ター40の回動によりストッパー装置70が回動するこ
とがなく、安定的に収納箱10を所定ポジションで固定
することが可能となる。
【0049】次に、図12乃至図16は、本発明に係る
ロングプリント用紙収納箱の第4実施例を示すものであ
り、まず、図12,図13は、仕切り板21の上縁にロ
ングプリント用紙Pの幅寸法より若干大きめの幅を持つ
切欠き24が形成されている。
【0050】従って、仕切り板21により区画されるそ
れぞれの収納スペースにロングプリント用紙Pを収容し
た際、仕切り板21の上縁に設けられている切欠き24
により、仕切り版21の上縁と蓋体30の内面との間に
間隙dが形成され、この間隙dにより、ロングプリント
用紙Pを押え付けることがなく、従来のように、仕切り
板21と蓋体30との間に挾まれてロングプリント用紙
Pにシワが生じるという不具合が有効に解決でき、ロン
グプリント用紙Pを美麗な状態で維持できる。
【0051】上述した実施例は、仕切り板21に切欠き
24を設定して、仕切り板21の上縁と蓋体30の内面
との間にロングプリント用紙Pを押え付けないための間
隙dを設定したが、図14,図15に示すように、蓋体
30のコーナー部に段部31を形成して、この段部31
の段部高さに相当する間隙dを仕切り板21と蓋体30
との内面との間に設定しても良い。
【0052】さらに、変形例として、図16に示すよう
に、蓋体30の内面周縁に沿って段部32を設定しても
同様の効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るロング
プリント用紙収納箱は以下に記載する格別な作用効果を
有する。
【0054】(1)請求項1,2記載のロングプリント
用紙収納箱は、収納箱本体の後面側に着脱式あるいは固
定式の操作用ハンドルを設置するというものであるか
ら、従来のように、収納箱本体を直接押圧するのに比
べ、収納箱の移動に際し、取扱性に優れ、ロングプリン
ト用紙の搬送作業を円滑に進めることができるという効
果を有する。
【0055】(2)請求項3記載の発明によれば、収納
箱本体の後面側に操作用ハンドルを固定するとともに、
この操作用ハンドルにブレーキ装置を付設するというも
のであるから、操作用ハンドル設置に伴ない、優れた取
扱性を確保できるとともに、ブレーキ装置により、収納
箱の移動中の減速,停止することができる等、ロングプ
リント用紙の搬送作業をより円滑に行なうことができる
という効果を有する。
【0056】(3)請求項4記載の発明によれば、収納
箱本体の下面後部側で後部側キャスターのほぼ中間地点
にストッパー装置を付設するとともに、このストッパー
装置を駆動させるフットレバーを収納箱本体の後縁中央
から外方に突出するように設置するという構成であるた
め、従来のように後部左右側のキャスターをそれぞれロ
ックする必要がなく、作業者の足下に近い位置に設定さ
れたフットレバーを踏み込むだけで簡単に収納箱を固定
することができ、収納箱の固定作業における作業性に優
れるとともに、従来のようにキャスターの回動に伴ない
ロック装置も回動する等の不具合がなく、確実、かつ安
定的に収納箱を所定ポジションに固定することができる
という効果を有する。
【0057】(4)請求項5記載の発明によれば、収納
箱本体に設置された仕切り板の上縁に切欠きを設置する
か、あるいは、収納箱本体の上部開口を蓋する蓋体の内
面コーナー部、あるいは、内面周縁に段部を設定して、
仕切り板の上縁と蓋体内面との間にロングプリント用紙
を押え付けないための間隙を設定するという構成である
ため、従来のように仕切り板と蓋体との間でロングプリ
ント用紙が挾まれ、シワ等が多発するということがな
く、収納箱にロングプリント用紙を収納して、搬送する
際、ロングプリント用紙を美麗に保持できるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、ロングプリ
ント用紙収納箱を後方からみた斜視図。
【図2】図1に示すロングプリント用紙収納箱の構成を
示す断面図。
【図3】図1に示すロングプリント用紙収納箱に設置さ
れる操作用ハンドルの着脱時の構成を示す説明図。
【図4】本発明の第1実施例に使用する操作用ハンドル
の別実施例を示す説明図。
【図5】本発明に係るロングプリント用紙収納箱の第2
実施例に使用するブレーキ装置を付設した操作用ハンド
ルにおけるブレーキの動作状態を示す側面図。
【図6】図5に示すブレーキ装置のブレーキを解除した
状態を示す側面図。
【図7】本発明に係る第2実施例に使用するブレーキ装
置を付設した操作用ハンドルを示すもので、ブレーキを
解除した状態を示す側面図。
【図8】図7に示すブレーキ装置を付設した操作用ハン
ドルにおいてブレーキをかけた状態を示す側面図。
【図9】本発明に係るロングプリント用紙収納箱の第3
実施例を示す斜視図。
【図10】図9に示すロングプリント用紙収納箱におけ
るストッパー装置を解除した状態を示す側面図。
【図11】図9に示すロングプリント用紙収納箱におけ
るストッパー装置をロックした状態を示す側面図。
【図12】本発明に係るロングプリント用紙収納箱の第
4実施例に使用する収納箱本体と蓋体とを示す斜視図。
【図13】図12に示すロングプリント用紙収納箱内に
ロングプリント用紙を収納した状態を示す断面図。
【図14】本発明の第4実施例の変形例を示す収納箱本
体と蓋体とを示す説明図。
【図15】図14に示すロングプリント用紙収納箱を示
す断面図。
【図16】本発明の第4実施例に使用する蓋体の変形例
を示す斜視図。
【図17】従来のロングプリント用紙収納箱を示す斜視
図。
【図18】従来のロングプリント用紙収納箱の構成を示
す断面図。
【符号の説明】
10 ロングプリント用紙収納箱 20 収納箱本体 21 仕切り板 24 切り欠き 30 蓋体 31、32 段部 40 キャスター 50 操作用ハンドル 60 ブレーキ装置 61 操作レバー 62 ワイヤー 64 フリクションメンバー 65 コイルスプリング 70 ストッパー装置 71 上下動作シリンダ 72 ストッパー部材 73 フットレバー 74 リンクアーム 75 揺動アーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に仕切り板を設け、複数の収納スペ
    ースを有するとともに、上部を開口した収納箱本体と、
    上部開口を蓋する蓋体と、収納箱本体の下面前後側に設
    置されたキャスターとから構成され、収納箱本体の個々
    の収納スペースに経本状に折り畳んだロングプリント用
    紙を収納するようにしたロングプリント用紙収納箱にお
    いて、 前記収納箱本体の前後側のいずれか一方側に操作用ハン
    ドルが設置されていることを特徴とするロングプリント
    用紙収納箱。
  2. 【請求項2】 前記操作用ハンドルは収納箱本体に対し
    て着脱可能に設置されていることを特徴とする請求項1
    記載のロングプリント用紙収納箱。
  3. 【請求項3】 前記操作用ハンドルは収納箱本体に固定
    されているとともに、この操作用ハンドルにブレーキ装
    置が付設されていることを特徴とする請求項1記載のロ
    ングプリント用紙収納箱。
  4. 【請求項4】 内部に仕切り板を設け、複数の収納スペ
    ースを有するとともに、上部を開口した収納箱本体と、
    この上部開口を蓋する蓋体と、収納箱本体の下面前後側
    に設置されたキャスターとから構成され、収納箱本体の
    個々の収納スペースに、経本状に折り畳んだロングプリ
    ント用紙を収納するようにしたロングプリント用紙収納
    箱において、 前記収納箱本体の後部側の下面にストッパー装置を設
    け、このストッパ装置を操作するレバーを設置したこと
    を特徴とするロングプリント用紙収納箱。
  5. 【請求項5】 内部に仕切り板を設け、複数の収納スペ
    ースを有するとともに、上部を開口した収納箱本体と、
    上部開口を蓋する蓋体と、収納箱本体の下面前後側に設
    置されるキャスターとから構成され、複数の収納スペー
    スに、経本状に折り畳んだロングプリント用紙を収納す
    るようにしたロングプリント用紙収納箱において、 前記仕切り板の上縁と蓋体下面との間にロングプリント
    用紙を押え付けないための間隙を設定したことを特徴と
    するロングプリント用紙収納箱。
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