JP2004074622A - ロール紙プリンタ - Google Patents
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- Y10T83/7755—Carrier for rotatable tool movable during cutting
- Y10T83/7763—Tool carrier reciprocable rectilinearly
Abstract
【課題】簡単な構造で容易にメンテナンスができるロール紙プリンタの提供。
【解決手段】プリンタ本体フレーム(10)の底板(10a)に連結部材(30)の底板(31)が取り付けられ、連結部材の側壁部(32)にカッタユニット(20)が支点(P)の周りを回動できるように取り付けられ、カッタユニットにプラテン(40)がプラテン支持部材(50)を介して取り付けられている。印字ヘッド(12)は印字面(12a)と裏側面(12b)を有し、印字面と裏側面がプリンタ本体フレームの底板(10a)に対して略垂直になるように配設されている。非使用時にはカッタユニットは上側に約90度回動されプラテンは印字ヘッドの裏側面よりも反印字面側に位置し、印字ヘッドの上方、は大きく開放されており、印字ヘッドのメンテナンスを容易におこなうことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】プリンタ本体フレーム(10)の底板(10a)に連結部材(30)の底板(31)が取り付けられ、連結部材の側壁部(32)にカッタユニット(20)が支点(P)の周りを回動できるように取り付けられ、カッタユニットにプラテン(40)がプラテン支持部材(50)を介して取り付けられている。印字ヘッド(12)は印字面(12a)と裏側面(12b)を有し、印字面と裏側面がプリンタ本体フレームの底板(10a)に対して略垂直になるように配設されている。非使用時にはカッタユニットは上側に約90度回動されプラテンは印字ヘッドの裏側面よりも反印字面側に位置し、印字ヘッドの上方、は大きく開放されており、印字ヘッドのメンテナンスを容易におこなうことができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はロール紙を使用するロール紙プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
ロール紙を使用するプリンタにおいて、印字ヘッド、特にサーマルヘッドは、印字の際にロール紙に押し付けられ、また、加熱されるので汚れやすく定期的にメンテナンスをする必要がある。そのために、メンテナンスの際に容易に印字ヘッドにアクセスできるようにすることが必要であって色々なタイプのものが開発されている。
【0003】
例えば、図6に示すものはプラテン40をロール紙Rを収容するロール紙収容フレーム1に対して回動可能に取り付けられたロール紙カバーフレーム2に取り付けたものでありプラテン40が大きく印字ヘッド12から離間せしめられるので印字ヘッドのメンテナンスが容易である。しかしながら、カッタユニット20で駆動される可動刃22と協働してロール紙Rを切断する固定刃21もロール紙カバーフレーム2に取り付けられており、ロール紙Rを良好に切断できるようにするための可動刃22と固定刃21の相対位置の調整が難しいという問題がある。
【0004】
そこで、図7に示すように、固定刃21をカッタユニット20に取り付け、カッタユニット20を回転できるようにしたものがある。このタイプのものは固定刃21と可動刃22が同じカッタユニット20に取り付けられているので上記のような可動刃22と固定刃21の相対位置の調整が難しいというような問題は発生しない。しかしながら、プラテン40を印字ヘッド12から離間せしめるには先ずカッタユニット20を回転させて固定刃21を印字ヘッド12から離間せしめ、それからロール紙カバーフレーム2を回転させてプラテン40を離間せしめなければならず、2回の動作が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題に鑑み、構造が簡単で、かつ、簡単な動作で印字ヘッドにアクセスできるロール紙プリンタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、ロール紙を使用するロール紙プリンタであって、
少なくとも印字ヘッドが取り付けられるプリンタ本体ユニットと、印字ヘッドで印字されたロール紙を切断するためのカッタユニットを具備し、
カッタユニットはプリンタ本体ユニットに回動可能に取り付けられていて、
カッタユニットは切断作動時には印字ヘッドの上方において互いに協働してロール紙を切断する固定刃と移動刃を収容し、且つ、印字ヘッドにロール紙を押し付けるプラテンが取り付けられ、
カッタユニットを回動することにより印字ヘッドの上方から固定刃と移動刃、および、プラテンを排除できることを特徴とするロール紙プリンタが提供される。
このように構成されたロール紙プリンタでは、非使用時に、一つの動作で印字ヘッドの上方を広く開放される。
【0007】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明において、カッタユニットは、非使用時にはプラテンが印字ヘッドの裏側面の延長線よりも反印字面側に位置するように回動できるロール紙プリンタが提供される。
【0008】
請求項3の発明によれば、請求項1の発明において、プリンタ本体ユニットに、連結部材が取り付けられ、カッタユニットは連結部材に回動可能に取り付けられている、ロール紙プリンタが提供される。
【0009】
請求項4の発明によれば、請求項1の発明において、プラテンはプラテン取り付け部材を介してカッタユニットの下面に取り付けられている、ロール紙プリンタが提供される。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明において、プラテン取り付け部材がカッタユニットへロール紙をガイドするロール紙ガイドを兼ねるようにされている、ロール紙プリンタが提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明のプリンタの実施の形態について説明する。
図1、2は、本発明の第1の実施の形態の側面図であって、図1は非使用時、すなわち、印字ヘッド12のメンテナンスをおこなう場合の状態を示し、図2は使用時、すなわち、印字作業をおこなう時の状態を示している。
【0011】
連結部材30の底板31にプリンタ本体ユニット10の底板10aが取り付けられ、連結部材30の側壁部32にはカッタユニット20がボルト34で回動可能に取り付けられるが、カッタユニット20にはプラテン支持部材50がボルト53で取り付けられ、プラテン支持部材50の腕52にプラテン40が係合されている。そして、プリンタ本体ユニット10とカッタユニット20が取り付けられた連結部材30はボルト35でロール紙収容フレーム1に取り付けられている。
【0012】
プリンタ本体ユニット10の内部には、駆動モータ11、印字ヘッド12、ロール紙ガイド13が収容されている。印字ヘッド12は印字面12aとその裏側面12bを有するが、印字面12aと裏側面12bがプリンタ本体ユニット10の底板10aに対して略垂直になるように配設されている。
【0013】
カッタユニット20は、この実施の形態の場合は、所謂ギロチンカッタであって、図示しない可動刃駆動モータで可動刃22を固定刃21に向かって移動させ両者のエッジでロール紙Rの切断をおこなう。ロール紙収容フレーム1はロール紙Rを収容し、ロール紙収容フレーム1にはロール紙カバーフレーム2が軸3の回りに回動可能に取り付けられており、ロール紙を交換する際にはロール紙カバーフレーム2を跳ね上げることができる。
【0014】
図1と図2の比較から明らかなように、カッタユニット20は、非使用時には使用時に対して約90度回動され、使用時には略水平の姿勢にある可動刃22が非使用時には略垂直の姿勢にされる。そして、非使用時には、カッタユニット20に取り付けられたプラテン40は略垂直に立設されている印字ヘッド12の裏側面12bよりも反印字面側に位置し、印字ヘッド12の上方は、図7に示した従来技術と同様に大きく開放され、印字ヘッド12へのアクセスが簡単でメンテナンスを容易におこなうことができる。しかも、図7に示した従来技術では2つの動作が必要であったが、これを一つの動作でおこなうことができるのである。
【0015】
図3は、使用時のプラテン40付近の様子を拡大して示した図であって、カッタユニット20の底面20aにプラテン取り付け部材50の上部板51が取り付けられ上部板51から図中下方に延伸する腕52a,52bがプラテン40の軸41を支持している。プラテン40の軸41は紙面の表裏方向に突出しており、その部分がプリンタ本体ユニット10の側壁14の上部に形成された略U字状の切り欠き15内に位置せしめられる。
【0016】
そして、プリンタ本体ユニット10には図中左側が開放した略コの字状のプラテン軸ストッパ16が取り付けられている。このプラテン軸ストッパ16は図中実線および破線で示された位置から時計回りに支点Qを中心に回動可能に取り付けられ、かつ、図示しないバネにより反時計回りに実線および破線で示された位置へ向けて常時付勢されている。
【0017】
したがって、プラテン軸41がプリンタ本体ユニット10の切り欠き15内に位置せしめるべく切り欠き15に向けて上方から降下せしめられると、図中一点鎖線で示されるようにプラテン軸41がプラテン軸ストッパ16の上側の腕16aを押しのけプラテン軸ストッパ16は時計回りに回動せしめられ、プラテン軸41がプラテン軸ストッパ16の上側の腕16aを通過するとプラテン軸ストッパ16は実線および破線で示された位置へ戻りプラテン軸41が上方へ移動することを防止する。
【0018】
なお、プラテン軸ストッパ16には図示しないレバーが取り付けられており、プラテン40をプリンタ本体ユニット10から外す際には、このレバーを手動で操作してプラテン軸ストッパ16を時計回りに回動せしめることによりプラテン軸ストッパ16がプラテン軸41から離脱せしめられる。
【0019】
次に、上記のように構成され使用される第1の実施の形態のプリンタの組み立てを図4の分解組み立て図を参照して説明する。
先ず、カッタユニット20にプラテン支持部材50をボルト53で取り付け、カッタユニット20に取り付けられたプラテン支持部材50の腕52にプラテン40を係合しておく。
【0020】
そして、連結部材30の底板31にプリンタ本体ユニット10の底板10aをボルト33で取り付けてから、連結部材30の側壁部32に、プラテン支持部材50を介してプラテン40が取り付けられたカッタユニット20をボルト34で回動可能に取り付る。そして、プリンタ本体ユニット10とカッタユニット20が取り付けられた連結部材30をロール紙収容フレーム1に取り付けて完成する。
【0021】
本発明の第1の実施の形態は上記のように組み立てられるので、例えば、プリンタ本体ユニット10とカッタユニット20、および、プラテン40を、それぞれ単品製品として、既に有している場合には、新たに必要となるのは、連結部材30と、カッタユニット20にプラテン40を取り付けるためのプラテン取り付け部材50だけであり、少ない設計工数、少ない設備費用で実現できる。
【0022】
次に第2の実施の形態について説明する。図5が第2の実施の形態の特徴を説明する図であって、第2の実施の形態はプラテン取り付け部材50の上部板51が図中左方に延長されてから下方に折り曲げられロール紙ガイド53を形成している点が第1の実施の形態とは異なる。このようにすることにより殆どコストを掛けずに印字後のロール紙Rの巻き込みを防止することができる。
【0023】
【発明の効果】
各請求項に記載の発明は、ロール紙を使用するロール紙プリンタであるが、少なくとも印字ヘッドが取り付けられるプリンタ本体ユニットと、印字ヘッドで印字されたロール紙を切断するためのカッタユニットを具備し、カッタユニットはプリンタ本体ユニットに回動可能に取り付けられていて、カッタユニットは切断作動時には印字ヘッドの近傍において互いに協働してロール紙を切断する固定刃と移動刃を収容し、且つ、印字ヘッドにロール紙を押し付けるプラテンが取り付けられ、カッタユニットを回動することにより印字ヘッドの上方から固定刃と移動刃、および、プラテンを排除できるようにされている。
したがって、非使用時に、印字ヘッドの上方が広く開放されメンテナンスを容易におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の印字ヘッドのメンテナンスをおこなう非使用時の状態を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の使用時の状態を示す図である。
【図3】図2の部分詳細図である。
【図4】第1の実施の形態の分解組み立て図である。
【図5】第2の実施の形態の特徴を説明する図である。
【図6】従来技術を示す図である。
【図7】別の従来技術を示す図である。
【符号の説明】
10…プリンタ本体ユニット
12…印字ヘッド
12a…印字面
12b…裏側面
15…切り欠き
16…プラテン軸ストッパ
20…カッタユニット
30…連結部材
40…プラテン
41…プラテン軸
50…プラテン支持部材
52…(プラテン支持部材の)腕
【発明の属する技術分野】
本発明はロール紙を使用するロール紙プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
ロール紙を使用するプリンタにおいて、印字ヘッド、特にサーマルヘッドは、印字の際にロール紙に押し付けられ、また、加熱されるので汚れやすく定期的にメンテナンスをする必要がある。そのために、メンテナンスの際に容易に印字ヘッドにアクセスできるようにすることが必要であって色々なタイプのものが開発されている。
【0003】
例えば、図6に示すものはプラテン40をロール紙Rを収容するロール紙収容フレーム1に対して回動可能に取り付けられたロール紙カバーフレーム2に取り付けたものでありプラテン40が大きく印字ヘッド12から離間せしめられるので印字ヘッドのメンテナンスが容易である。しかしながら、カッタユニット20で駆動される可動刃22と協働してロール紙Rを切断する固定刃21もロール紙カバーフレーム2に取り付けられており、ロール紙Rを良好に切断できるようにするための可動刃22と固定刃21の相対位置の調整が難しいという問題がある。
【0004】
そこで、図7に示すように、固定刃21をカッタユニット20に取り付け、カッタユニット20を回転できるようにしたものがある。このタイプのものは固定刃21と可動刃22が同じカッタユニット20に取り付けられているので上記のような可動刃22と固定刃21の相対位置の調整が難しいというような問題は発生しない。しかしながら、プラテン40を印字ヘッド12から離間せしめるには先ずカッタユニット20を回転させて固定刃21を印字ヘッド12から離間せしめ、それからロール紙カバーフレーム2を回転させてプラテン40を離間せしめなければならず、2回の動作が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題に鑑み、構造が簡単で、かつ、簡単な動作で印字ヘッドにアクセスできるロール紙プリンタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、ロール紙を使用するロール紙プリンタであって、
少なくとも印字ヘッドが取り付けられるプリンタ本体ユニットと、印字ヘッドで印字されたロール紙を切断するためのカッタユニットを具備し、
カッタユニットはプリンタ本体ユニットに回動可能に取り付けられていて、
カッタユニットは切断作動時には印字ヘッドの上方において互いに協働してロール紙を切断する固定刃と移動刃を収容し、且つ、印字ヘッドにロール紙を押し付けるプラテンが取り付けられ、
カッタユニットを回動することにより印字ヘッドの上方から固定刃と移動刃、および、プラテンを排除できることを特徴とするロール紙プリンタが提供される。
このように構成されたロール紙プリンタでは、非使用時に、一つの動作で印字ヘッドの上方を広く開放される。
【0007】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明において、カッタユニットは、非使用時にはプラテンが印字ヘッドの裏側面の延長線よりも反印字面側に位置するように回動できるロール紙プリンタが提供される。
【0008】
請求項3の発明によれば、請求項1の発明において、プリンタ本体ユニットに、連結部材が取り付けられ、カッタユニットは連結部材に回動可能に取り付けられている、ロール紙プリンタが提供される。
【0009】
請求項4の発明によれば、請求項1の発明において、プラテンはプラテン取り付け部材を介してカッタユニットの下面に取り付けられている、ロール紙プリンタが提供される。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明において、プラテン取り付け部材がカッタユニットへロール紙をガイドするロール紙ガイドを兼ねるようにされている、ロール紙プリンタが提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明のプリンタの実施の形態について説明する。
図1、2は、本発明の第1の実施の形態の側面図であって、図1は非使用時、すなわち、印字ヘッド12のメンテナンスをおこなう場合の状態を示し、図2は使用時、すなわち、印字作業をおこなう時の状態を示している。
【0011】
連結部材30の底板31にプリンタ本体ユニット10の底板10aが取り付けられ、連結部材30の側壁部32にはカッタユニット20がボルト34で回動可能に取り付けられるが、カッタユニット20にはプラテン支持部材50がボルト53で取り付けられ、プラテン支持部材50の腕52にプラテン40が係合されている。そして、プリンタ本体ユニット10とカッタユニット20が取り付けられた連結部材30はボルト35でロール紙収容フレーム1に取り付けられている。
【0012】
プリンタ本体ユニット10の内部には、駆動モータ11、印字ヘッド12、ロール紙ガイド13が収容されている。印字ヘッド12は印字面12aとその裏側面12bを有するが、印字面12aと裏側面12bがプリンタ本体ユニット10の底板10aに対して略垂直になるように配設されている。
【0013】
カッタユニット20は、この実施の形態の場合は、所謂ギロチンカッタであって、図示しない可動刃駆動モータで可動刃22を固定刃21に向かって移動させ両者のエッジでロール紙Rの切断をおこなう。ロール紙収容フレーム1はロール紙Rを収容し、ロール紙収容フレーム1にはロール紙カバーフレーム2が軸3の回りに回動可能に取り付けられており、ロール紙を交換する際にはロール紙カバーフレーム2を跳ね上げることができる。
【0014】
図1と図2の比較から明らかなように、カッタユニット20は、非使用時には使用時に対して約90度回動され、使用時には略水平の姿勢にある可動刃22が非使用時には略垂直の姿勢にされる。そして、非使用時には、カッタユニット20に取り付けられたプラテン40は略垂直に立設されている印字ヘッド12の裏側面12bよりも反印字面側に位置し、印字ヘッド12の上方は、図7に示した従来技術と同様に大きく開放され、印字ヘッド12へのアクセスが簡単でメンテナンスを容易におこなうことができる。しかも、図7に示した従来技術では2つの動作が必要であったが、これを一つの動作でおこなうことができるのである。
【0015】
図3は、使用時のプラテン40付近の様子を拡大して示した図であって、カッタユニット20の底面20aにプラテン取り付け部材50の上部板51が取り付けられ上部板51から図中下方に延伸する腕52a,52bがプラテン40の軸41を支持している。プラテン40の軸41は紙面の表裏方向に突出しており、その部分がプリンタ本体ユニット10の側壁14の上部に形成された略U字状の切り欠き15内に位置せしめられる。
【0016】
そして、プリンタ本体ユニット10には図中左側が開放した略コの字状のプラテン軸ストッパ16が取り付けられている。このプラテン軸ストッパ16は図中実線および破線で示された位置から時計回りに支点Qを中心に回動可能に取り付けられ、かつ、図示しないバネにより反時計回りに実線および破線で示された位置へ向けて常時付勢されている。
【0017】
したがって、プラテン軸41がプリンタ本体ユニット10の切り欠き15内に位置せしめるべく切り欠き15に向けて上方から降下せしめられると、図中一点鎖線で示されるようにプラテン軸41がプラテン軸ストッパ16の上側の腕16aを押しのけプラテン軸ストッパ16は時計回りに回動せしめられ、プラテン軸41がプラテン軸ストッパ16の上側の腕16aを通過するとプラテン軸ストッパ16は実線および破線で示された位置へ戻りプラテン軸41が上方へ移動することを防止する。
【0018】
なお、プラテン軸ストッパ16には図示しないレバーが取り付けられており、プラテン40をプリンタ本体ユニット10から外す際には、このレバーを手動で操作してプラテン軸ストッパ16を時計回りに回動せしめることによりプラテン軸ストッパ16がプラテン軸41から離脱せしめられる。
【0019】
次に、上記のように構成され使用される第1の実施の形態のプリンタの組み立てを図4の分解組み立て図を参照して説明する。
先ず、カッタユニット20にプラテン支持部材50をボルト53で取り付け、カッタユニット20に取り付けられたプラテン支持部材50の腕52にプラテン40を係合しておく。
【0020】
そして、連結部材30の底板31にプリンタ本体ユニット10の底板10aをボルト33で取り付けてから、連結部材30の側壁部32に、プラテン支持部材50を介してプラテン40が取り付けられたカッタユニット20をボルト34で回動可能に取り付る。そして、プリンタ本体ユニット10とカッタユニット20が取り付けられた連結部材30をロール紙収容フレーム1に取り付けて完成する。
【0021】
本発明の第1の実施の形態は上記のように組み立てられるので、例えば、プリンタ本体ユニット10とカッタユニット20、および、プラテン40を、それぞれ単品製品として、既に有している場合には、新たに必要となるのは、連結部材30と、カッタユニット20にプラテン40を取り付けるためのプラテン取り付け部材50だけであり、少ない設計工数、少ない設備費用で実現できる。
【0022】
次に第2の実施の形態について説明する。図5が第2の実施の形態の特徴を説明する図であって、第2の実施の形態はプラテン取り付け部材50の上部板51が図中左方に延長されてから下方に折り曲げられロール紙ガイド53を形成している点が第1の実施の形態とは異なる。このようにすることにより殆どコストを掛けずに印字後のロール紙Rの巻き込みを防止することができる。
【0023】
【発明の効果】
各請求項に記載の発明は、ロール紙を使用するロール紙プリンタであるが、少なくとも印字ヘッドが取り付けられるプリンタ本体ユニットと、印字ヘッドで印字されたロール紙を切断するためのカッタユニットを具備し、カッタユニットはプリンタ本体ユニットに回動可能に取り付けられていて、カッタユニットは切断作動時には印字ヘッドの近傍において互いに協働してロール紙を切断する固定刃と移動刃を収容し、且つ、印字ヘッドにロール紙を押し付けるプラテンが取り付けられ、カッタユニットを回動することにより印字ヘッドの上方から固定刃と移動刃、および、プラテンを排除できるようにされている。
したがって、非使用時に、印字ヘッドの上方が広く開放されメンテナンスを容易におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の印字ヘッドのメンテナンスをおこなう非使用時の状態を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の使用時の状態を示す図である。
【図3】図2の部分詳細図である。
【図4】第1の実施の形態の分解組み立て図である。
【図5】第2の実施の形態の特徴を説明する図である。
【図6】従来技術を示す図である。
【図7】別の従来技術を示す図である。
【符号の説明】
10…プリンタ本体ユニット
12…印字ヘッド
12a…印字面
12b…裏側面
15…切り欠き
16…プラテン軸ストッパ
20…カッタユニット
30…連結部材
40…プラテン
41…プラテン軸
50…プラテン支持部材
52…(プラテン支持部材の)腕
Claims (5)
- ロール紙を使用するロール紙プリンタであって、
少なくとも印字ヘッドが取り付けられるプリンタ本体ユニットと、印字ヘッドで印字されたロール紙を切断するためのカッタユニットを具備し、
カッタユニットはプリンタ本体ユニットに回動可能に取り付けられていて、
カッタユニットは切断作動時には印字ヘッドの上方において互いに協働してロール紙を切断する固定刃と移動刃を収容し、且つ、印字ヘッドにロール紙を押し付けるプラテンが取り付けられ、
カッタユニットを回動することにより印字ヘッドの上方から固定刃と移動刃、および、プラテンを排除できることを特徴とするロール紙プリンタ。 - カッタユニットは、非使用時にはプラテンが印字ヘッドの裏側面の延長線よりも反印字面側に位置するように回動できる、ことを特徴とする請求項1に記載のロール紙プリンタ。
- プリンタ本体ユニットに、連結部材が取り付けられ、カッタユニットは連結部材に回動可能に取り付けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のロール紙プリンタ。
- プラテンはプラテン取り付け部材を介してカッタユニットの下面に取り付けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のロール紙プリンタ。
- プラテン取り付け部材がカッタユニットへロール紙をガイドするロール紙ガイドを兼ねる、ことを特徴とする請求項4に記載のロール紙プリンタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002239290A JP2004074622A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | ロール紙プリンタ |
US10/446,737 US6783291B2 (en) | 2002-08-20 | 2003-05-29 | Printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002239290A JP2004074622A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | ロール紙プリンタ |
Publications (1)
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