JP2020121524A

JP2020121524A - プリンタ装置及び電子装置

Info

Publication number: JP2020121524A
Application number: JP2019015791A
Authority: JP
Inventors: 矢田　雄二; Yuji Yada; 雄二矢田; 哲寛石川; Tetsuhiro Ishikawa; 土屋　雅広; Masahiro Tsuchiya; 雅広土屋; 博巳大塚; Hiromi Otsuka
Original assignee: Fujitsu Component Ltd
Current assignee: Fujitsu Component Ltd
Priority date: 2019-01-31
Filing date: 2019-01-31
Publication date: 2020-08-13
Also published as: US11186102B2; US20200247151A1

Abstract

【課題】プラテンローラの軸方向に平行に記録紙を入れることができるプリンタ装置を提供する。【解決手段】記録紙に印刷する印刷ヘッドと、前記記録紙を前記印刷ヘッドとの間に挟み搬送するプラテンローラと、前記記録紙を切断する可動刃と、前記プラテンローラを駆動するローラ駆動モジュールと、前記可動刃を駆動するカッタ駆動モジュールと、を有し、前記ローラ駆動モジュール及び前記カッタ駆動モジュールは、ともに前記プラテンローラの軸方向の一方側に設けられることを特徴とするプリンタ装置により上記課題を解決する。【選択図】図１６

Description

本発明は、プリンタ装置及び電子装置に関する。

レシート等を発行するプリンタは、商店等のレジスタ、銀行等におけるＡＴＭ（Automated Teller Machine）やＣＤ（Cash dispenser）等の用途に幅広く用いられている。このようなプリンタでは、記録紙である感熱紙を搬送してサーマルヘッドにより印字を行ない、カッタで所定の長さに記録紙を切断する。

このようなプリンタ装置には、筐体に回動可能に支持された蓋を開くことにより、筐体内の記録紙ホルダに記録紙を入れることができる。

特開２０１７−５２２１３号公報特開２０１７−５６７０８号公報

上記のようなプリンタ装置は、サーマルヘッドの長手方向の一方の端部側に記録紙を搬送するためのプラテンローラを回転させるモータ及びギアを含むローラ駆動モジュールが設けられており、他方の端部側にカッタの可動刃を駆動するためのモータ及びギアを含むカッタ駆動モジュールが設けられている。

このため、記録紙ホルダに記録紙を入れる際にはローラ駆動モジュールまたはカッタ駆動モジュールが邪魔となり、記録紙を入れることのできる方向が制限されていた。

よって、複数方向から記録紙を入れることのできるプリンタ装置が求められていた。

本実施の形態の一観点によれば、記録紙に印刷する印刷ヘッドと、前記記録紙を前記印刷ヘッドとの間に挟み搬送するプラテンローラと、前記記録紙を切断する可動刃と、前記プラテンローラを駆動するローラ駆動モジュールと、前記可動刃を駆動するカッタ駆動モジュールと、を有し、前記ローラ駆動モジュール及び前記カッタ駆動モジュールは、ともに前記プラテンローラの軸方向の一方側に設けられることを特徴とする。

本開示のプリンタ装置によれば、異なる方向から記録紙を入れることができる。

プリンタユニットの斜視図蓋が閉じているプリンタユニットの断面図蓋が開いているプリンタユニットの断面図プリンタ装置の斜視図本実施の形態のプリンタ装置の斜視図（１）本実施の形態のプリンタ装置の斜視図（２）本実施の形態のプリンタ装置の正面図本実施の形態のプリンタ装置の説明図本実施の形態のプリンタ装置が組み込まれたはかりの説明図（１）本実施の形態のプリンタ装置が組み込まれたはかりの説明図（２）本実施の形態のプリンタ装置が組み込まれたはかりの説明図（３）本実施の形態のプリンタ装置が組み込まれたはかりの内部の説明図（１）図１２の要部拡大図本実施の形態のプリンタ装置が組み込まれたはかりの内部の説明図（２）図１４の要部拡大図本実施の形態のプリンタ装置の分解斜視図本実施の形態のプリンタ装置の変形使用例１の分解斜視図本実施の形態のプリンタ装置の変形使用例１の斜視図本実施の形態のプリンタ装置の変形使用例２の斜視図本実施の形態のプリンタ装置の変形例の斜視図本実施の形態のプリンタ装置の変形例の説明図本実施の形態のプリンタ装置の使用例１の説明図（１）本実施の形態のプリンタ装置の使用例１の説明図（２）本実施の形態のプリンタ装置の使用例１の説明図（３）本実施の形態のプリンタ装置の使用例１の説明図（４）本実施の形態のプリンタ装置の使用例２の説明図（１）本実施の形態のプリンタ装置の使用例２の説明図（２）本実施の形態のプリンタ装置の使用例２の説明図（３）本実施の形態のプリンタ装置の使用例３の説明図（１）本実施の形態のプリンタ装置の使用例３の説明図（２）

本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。

プリンタ装置について、図１から図３に基づき説明する。

図１はプリンタユニットの斜視図であり、図２は蓋が閉じた状態の断面図、図３は蓋が開いている状態の断面図である。以下では、プリンタ装置の一例として、ロール状の記録紙を使用するプリンタユニットについて説明する。

図１から図３に示すプリンタユニット９００は、筐体１０、蓋２０、プリンタ装置９０１、制御基板５０を有している。蓋２０は、回動可能に筐体１０に取り付けられている。

筐体１０には、記録紙が入れられる記録紙ホルダ１１が設けられており、制御基板５０、およびプリンタ装置９０１を構成する印刷ヘッド３０、固定刃、モータが取り付けられている。図１から図３のプリンタユニット９００では、記録紙ホルダ１１は筐体１０と一体的に形成されている。制御基板５０は、プリンタ装置９０１の制御を行なうために設けられている。モータとしては、記録紙を搬送するためのモータ、可動刃を駆動するためのモータが搭載されている。蓋２０には、プリンタ装置９０１を構成するプラテンローラ４０、可動刃が取り付けられている。

記録紙ホルダ１１に設置された記録紙は、印刷ヘッド３０とプラテンローラ４０との間に挟まれた状態で印刷ヘッド３０により印字がなされる。記録紙は、プラテンローラ４０が回転することにより搬送される。

プリンタ装置９０１では、図４に示すように、固定刃及び可動刃が、その長手方向がプラテンローラ４０の軸方向となるように設けられている。プラテンローラ４０の軸方向の一方の端部側には、プラテンローラ４０駆動用のモータ及びギアを含むローラ駆動モジュール７０が設けられており、他方の端部側には、可動刃駆動用のモータ及びギアを含むカッタ駆動モジュール８０が設けられている。

プラテンローラ４０の軸方向と、印刷ヘッド３０の長手方向とは平行となるように取り付けられており、蓋２０を閉じることにより、記録紙はプラテンローラ４０と印刷ヘッド３０との間に挟まれた状態となり、印刷ヘッド３０により印刷がなされる。印刷された記録紙は、固定刃に向けて移動する可動刃と固定刃とにより切断される。

図３の破線矢印に示されるように、印刷ヘッド３０の長手方向に対し垂直方向に開く蓋２０を開いて記録紙を記録紙ホルダ１１に入れる。しかしながら、この場合には、蓋２０を開くためのスペースがプリンタ装置９０１の前面に必要となる。このため、蓋２０の近くに蓋２０を開く際に障害となるものが存在していると、蓋２０を開くことができず、記録紙を記録紙ホルダ１１内に入れることができない。

また、記録紙をプラテンローラ４０と印刷ヘッド３０との間に挟む必要があるが、印刷ヘッド３０の両側にカッタ駆動モジュール８０とローラ駆動モジュール７０が配置されているため、カッタ駆動モジュール８０またはローラ駆動モジュール７０が邪魔になり、例えばプリンタ装置９０１の側方から記録紙をセットすることができない。

（プリンタ装置）
本実施の形態のプリンタ装置について、図５〜図８に基づき説明する。図５及び図６は本実施の形態のプリンタ装置の要部を各々異なる方向から見た斜視図であり、図７は正面図、図８は断面図である。

本実施の形態のプリンタ装置１０１は、印刷ヘッド３０、プラテンローラ４０、固定刃６１、可動刃６２を有するカッタモジュール１６０、ローラ駆動モジュール１７０、カッタ駆動モジュール１８０を有している。本実施の形態においては、ローラ駆動モジュール１７０によりプラテンローラ４０を回転させ、カッタ駆動モジュール１８０により可動刃６２を動かす。

本実施の形態によるプリンタ装置１０１では、プラテンローラ４０の軸方向の一方の端部側にローラ駆動モジュール１７０及びカッタ駆動モジュール１８０の双方が設けられており、他方の端部側には設けられていない。このため、記録紙を、ローラ駆動モジュール１７０およびカッタ駆動モジュール１８０が設けられていない側のプリンタ装置１０１の側方より入れることができる。尚、図６に示すように、ローラ駆動モジュール１７０とカッタ駆動モジュール１８０とは、上下に重なるように配置されている。

次に、本実施の形態のプリンタ装置１０１が取り付けられているはかりを例に説明する。

図９から図１１に示すはかり１０２には、筐体１１０の上側に測定物を載せるための測定部１１１が設けられており、筐体１１０の内部に本実施の形態のプリンタ装置１０１が設置されている。測定部１１１に載せられた物の重量は表示部１１２に表示されるとともに、プリンタ装置１０１により記録紙に印刷することができる。はかり１０２では測定部１１１が上側に設けられているため、記録紙をプリンタ装置１０１に設置する際に筐体１１０の上側を開くことはできず、図４に示すようなプリンタ装置９０１が用いられている場合には記録紙の交換作業が困難になる。

このため、本実施形態では、図５等に示すプリンタ装置１０１をはかり１０２に設けることで、はかり１０２の側面からの記録紙交換が可能となり、はかり１０２の上面を開閉可能とする必要がなくなる。はかり１０２内に記録紙を設置する際には、図１０に示すように筐体１１０の側面に設けられた蓋１２０を矢印Ａ方向に開き、図１１に示すように、筐体１１０の内部の記録紙ホルダ１１３に、記録紙１００を矢印Ｂ方向より入れて蓋１２０を閉じる。この際には、図１２及び図１３に示す状態より、図１４及び図１５に示すように印刷ヘッド３０を有するヘッドモジュール１３０及びカッタモジュール１６０を矢印Ｃ方向に持ち上げて、印刷ヘッド３０とプラテンローラ４０、可動刃６２と固定刃６１とを離す。すでに説明した通り、プリンタ装置１０１の蓋１２０側にはローラ駆動モジュール１７０とカッタ駆動モジュール１８０とが設けられていないため、図１４の状態で記録紙１００を印刷ヘッド３０とプラテンローラ４０との間にプリンタ装置１０１の側方から入れることができる。この後、ヘッドモジュール１３０及びカッタモジュール１６０を下げ、記録紙１００を印刷ヘッド３０とプラテンローラ４０との間に挟むことにより、記録紙１００に印刷可能な状態となる。図１３は、図１２における一点鎖線１２Ａで囲まれた領域の拡大図であり、図１５は、図１４における一点鎖線１４Ａで囲まれた領域の拡大図である。

（モジュール化）
本実施の形態のプリンタ装置１０１は、機能ごとに分離可能なモジュールにより構成されている。図１６に示すプリンタ装置１０１は、ヘッドモジュール１３０、プラテンローラ４０、固定刃６１（プラテンローラ４０と固定刃６１を合わせてプラテンモジュール１４０と称する）、カッタモジュール１６０、ローラ駆動モジュール１７０、カッタ駆動モジュール１８０が、着脱可能にフレーム１９０に取り付けられている。プラテンモジュール１４０は、プラテンブラケット１４１に固定刃６１を取り付け、プラテンブラケット１４１の溝にプラテンローラ４０を嵌め込むことにより、組み立てられている。フレーム１９０には、ヘッドモジュール１３０とプラテンモジュール１４０とを分離するための操作レバー１９１が取り付けられており、プラテンローラ４０の軸受が操作レバー１９１の下端のフックより外れて、ヘッドモジュール１３０とプラテンモジュール１４０とが分離する。

本実施の形態のプリンタ装置１０１は、フレーム１９０に、ヘッドモジュール１３０、プラテンモジュール１４０、カッタモジュール１６０、ローラ駆動モジュール１７０、カッタ駆動モジュール１８０を取り付けることにより、図５に示される状態に組み立てることができる。プリンタ装置１０１を修理等する際には、モジュールごと、即ち、ヘッドモジュール１３０、プラテンモジュール１４０、カッタモジュール１６０、ローラ駆動モジュール１７０、カッタ駆動モジュール１８０ごとに交換すればよい。

図５及び図１６に示すプリンタ装置１０１はカッタを有するが、本実施の形態は、図１７及び図１８に示すように、フレーム１９０に、ヘッドモジュール１３０、ローラ駆動モジュール１７０を取り付けた、カッタを有しない構成にすることも可能である。図１７は、この構成のプリンタ装置の分解斜視図であり、図１８は、組み立てられた状態のプリンタ装置の斜視図である。

更に、図１９に示すように、ローラ駆動モジュール１７０及びカッタ駆動モジュール１８０を、図５及び図１６とは反対側に取り付けることも可能である。図１９は組み立てられた状態のプリンタ装置の斜視図である。

更に、本実施の形態は、図２０及び図２１に示すように、ローラ駆動モジュール１７１のモータの中心１７１ａとカッタ駆動モジュール１８１のモータの中心１８１ａとを同一線上にする構成としてもよい。このようなローラ駆動モジュール１７１とカッタ駆動モジュール１８１との配置により、図６などの例と比較してプリンタ装置の高さを低く抑え、プリンタ装置を小型にすることができる。

本実施の形態のプリンタ装置は、図９〜図１１に示すように、プリンタ装置が設けられた筐体１１０の側面に設けられた蓋１２０を開き、プラテンローラ４０の軸方向に沿って略平行に記録紙１００を入れることが可能であるが、プラテンローラ４０の軸方向や印刷ヘッド３０の長手方向に対し垂直方向より記録紙１００を入れることも可能である。

図２２〜図２５に示す筐体２１０の前面に蓋２２０が設けられている構造のプリンタユニット２００の場合では、図２２に示す状態より蓋２２０を図２３の矢印Ｄ方向に回動して開く。このプリンタユニット２００では、プラテンローラ４０は蓋２２０に取り付けられており、ヘッドモジュールやカッタモジュール、駆動モジュールは筐体２１０の内部に取り付けられている。図２４及び図２５に示すように記録紙１００を矢印Ｅ方向より印刷ヘッド３０とプラテンローラ４０との間を通して、筐体２１０の内部のホルダ２１１に入れる。この後、蓋２２０を閉じることにより、記録紙１００が印刷ヘッド３０とプラテンローラ４０とに挟まれて印刷可能な状態となる。

また、図２６〜図２８に示す蓋が設けられていない構造のプリンタユニットの場合では、図２６に示すように、筐体３１０の記録紙ホルダに矢印Ｆ方向より記録紙１００を入れる。記録紙ホルダに入れられた記録紙１００を図２７及び図２８における矢印Ｇに示すように印刷ヘッド３０とプラテンローラ４０との間に自動搬送させると、印刷可能な状態にすることができる。このように、本実施の形態のプリンタ装置は、その後方からも記録紙１００をセットすることができる。

また、図２９及び図３０に示す筐体４１０の上面に蓋４２０が設けられている構造のプリンタユニット４００の場合では、図２９に示す状態より、蓋４２０を図３０に示すように矢印Ｈ方向に開く。プリンタ装置では、ヘッドモジュール１３０やカッタモジュールは蓋４２０に取り付けられており、プラテンローラ４０、ローラ駆動モジュール１７０、カッタ駆動モジュール１８０は筐体４１０の内部に取り付けられている。蓋４２０を開いた後、図３０に示すように、記録紙１００を矢印Ｉ方向より、印刷ヘッド３０とプラテンローラ４０との間を通して、筐体４１０の内部の記録紙ホルダ４１１に入れる。この後、蓋４２０を閉じることにより、記録紙１００は印刷ヘッド３０とプラテンローラ４０とに挟まれて印刷可能な状態となる。

以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。

３０印刷ヘッド
４０プラテンローラ
６１固定刃
６２可動刃
１００記録紙
１３０ヘッドモジュール
１４０プラテンモジュール
１６０カッタモジュール
１７０ローラ駆動モジュール
１８０カッタ駆動モジュール
１９０フレーム

Claims

記録紙に印刷する印刷ヘッドと、
前記記録紙を前記印刷ヘッドとの間に挟み搬送するプラテンローラと、
前記記録紙を切断する可動刃と、
前記プラテンローラを駆動するローラ駆動モジュールと、
前記可動刃を駆動するカッタ駆動モジュールと、
を有し、
前記ローラ駆動モジュール及び前記カッタ駆動モジュールは、ともに前記プラテンローラの軸方向の一方側に設けられることを特徴とするプリンタ装置。
前記ローラ駆動モジュール及び前記カッタ駆動モジュールは、フレームに取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載のプリンタ装置。
前記印刷ヘッドを有するヘッドモジュールと、
前記可動刃を有するカッタモジュールと、
前記プラテンローラを含むプラテンモジュールと、
を有し、
前記ヘッドモジュール、前記カッタモジュール、前記プラテンモジュール、前記ローラ駆動モジュール及び前記カッタ駆動モジュールごとに選択的且つ交換可能に設けられることを特徴とする請求項１または２に記載のプリンタ装置。
筐体と、
前記筐体内に設置されたプリンタ装置と、を備え、
前記プリンタ装置は、
記録紙に印刷する印刷ヘッドと、
プラテンローラと、
前記記録紙を切断する可動刃と、
前記プラテンローラを駆動するローラ駆動モジュールと、
前記可動刃を駆動するカッタ駆動モジュールと、
を有し、
前記ローラ駆動モジュール及び前記カッタ駆動モジュールは、ともに前記プラテンローラの軸方向の一方側に配置されることを特徴とする電子装置。