JP2984873B2 - 紙截断機 - Google Patents

紙截断機

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JP2984873B2
JP2984873B2 JP4164171A JP16417192A JP2984873B2 JP 2984873 B2 JP2984873 B2 JP 2984873B2 JP 4164171 A JP4164171 A JP 4164171A JP 16417192 A JP16417192 A JP 16417192A JP 2984873 B2 JP2984873 B2 JP 2984873B2
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忠三 森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙截断機を小型化すると
共に紙截断機の使用性を向上するようにした紙截断機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の紙截断機は図9に示すように定盤
1の上にレール3の一端を支持部2にて支持し、このレ
ール3には紙押え板4がレール3に対して離間接近可能
に一体に取り付けられている。この截断機を用いた截断
紙の截断は支持部2に支持されたレール3の基部を基点
にしてレール3の他の端部を持ち上げてから定盤1の上
に截断紙を載置し、次にレール3を前記基部を基点にし
て押し下げながら定盤1に載置されている截断紙を紙押
え板4により押え、レール3の端部に装着されているロ
ック機構6を定盤1に固定されている係止部材7に係止
して、紙押え板4による截断紙の保持を維持し、次にレ
ール3に嵌着されているスライダ5(実願昭63ー26776号
参照)をスライドしてスライダ5に装着されている回転
刃により截断紙を截断する。そして、截断紙の截断位置
は紙押え板4の縁を基準にして位置決めされ、回転刃の
側面がこの紙押え板4の縁に接触するようにして回転し
ながら截断紙を截断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の紙截断機の
定盤は截断紙を載置する部分とレールを装着している部
分とが一体になっているので次のような問題がある。先
ず第一の問題点として、紙截断機を使用していない状態
において例えば倉庫保管とか出荷に際しての箱詰め荷姿
が大きくなるので、広い保管空間が必要になり、かつ、
運送効率が低下して保管および運送に不要な費用がかか
り、この費用が紙截断機の価格に加算されて製品価値を
低下させるという問題がある。また、需要者にあっては
紙截断機をいちいち格納保管しないで使用していない時
でも例えば机の上に設置した状態であり、かつ、紙截断
機の使用頻度が少ないにもかかわらず広いスペースを占
有しているので、邪魔になるという問題がある。
【0004】次に、紙截断機の使用性について説明す
る。截断紙の截断位置は紙押え板4の縁を基準にして位
置決めされ、回転刃の側面がこの紙押え板4の縁に接触
するようにして回転しながら截断紙を截断する。そこ
で、図9に示す紙截断機にあっては、截断紙を基盤1の
左側に左手で載置保持しながら截断紙の截断位置と紙押
え板4の縁とを合わせてレール3を右手で降ろし、ロッ
ク機構6を係止部材7に係止し右手でスライダ5を握っ
て截断紙を截断するいわゆる右利き用になっている。そ
こで、この動作を左利きの人が行った場合に截断紙の截
断位置と紙押え板4の縁との合わせおよびロック機構6
と係止部材7との係止がやりずらくなり、使用性の点で
問題がある。またオフィスなどで紙截断機が置かれるス
ペースは限られた狭い所が多いので、例えば図9におい
て左側に他の機器とか書類が積まれており右側が空いて
いるような場合に、基盤1の紙載置部を右側の空いてい
る側にせざるを得ないことがあり、このような場合に右
利きにとって使い勝手が悪いという問題がある。
【0005】本発明は紙截断機を小型化して製品価値を
向上すると共に紙截断機の使用性を向上するようにした
紙截断機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る手段は、定盤上に載置された截断紙を紙
押えで保持し定盤に装着したレールに沿ってスライダを
移動しながらスライダに装着した回転刃により前記截断
紙を截断する紙截断機において、前記定盤を截断紙載置
用定盤とレール装着用定盤に分離し、該レール装着用定
盤の両側に該截断紙載置用定盤を着脱可能に装着できる
ようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明はこのように構成したので次の通りの作
用がある。すなわち、定盤上に載置された截断紙を紙押
えで保持し定盤に装着したレールに沿ってスライダを移
動しながらスライダに装着した回転刃により前記截断紙
を截断する紙截断機の定盤を截断紙載置用定盤とレール
装着用定盤に分離したので、箱詰め荷姿をコンパクトに
することが可能になる。そして、レール装着用定盤の両
側に截断紙載置用定盤を着脱可能に設けたので、右利き
あるいは左利きおよび狭い場所への設置の対応を任意に
行うことが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、レール装着用定盤8の両端には
レール支持部材10が回動可能に取り付けられており、こ
のレール支持部材10には紙押え部11を一体にしたレール
9が支持されている。レール装着用定盤8の側面には後
で説明する截断紙載置用定盤の突起が差し込まれる孔12
が明けられている。5はレール9に案内されてスライド
するスライダ(実願昭63ー26776号参照)である。
【0009】図4はレール装着用定盤8の正面図であり
図5はその背面を示し、孔12はレール装着用定盤8の正
面側部と背面側部の同一寸法位置に明けられている。ま
た、図6に示すように、レール支持部材10はピン13とバ
ネ14によりレール装着用定盤8の両端に回動可能に設け
られている。このようにレール支持部材10を回動可能に
設けることにより、レール支持部材10がバネ14の弾性力
により押し上げられた状態では図4および図5に示すよ
うに、截断紙載置用定盤8の截断紙載置面16とレール9
に一体に形成した截断紙押え部11との間に截断紙挿入間
隙15が形成されるようになっている。
【0010】図7に示すように、レール9は断面形状が
C型になっておりスライダ5の案内部材18がこのC型部
に嵌合してスライダ5がレール9に案内されて移動する
ようになっている。また、スライダ5に装着された回転
刃17はレール装着用定盤8の幅W(図1)の中央に位置
し、截断紙押え11の縁に接触するように位置しており、
截断紙の截断位置を截断紙押え11の縁に合わせることに
より回転刃17にてその截断位置で正確に截断されるよう
になっている。18は回転刃17の対向する位置に設けられ
たラバーであり、回転刃17の切れ味を良くすると共に回
転刃17の刃先を保護するようになっている。レール装着
用定盤8の全体の形状は図1に示すように幅W長さLの
細長い形状になっている。
【0011】次に、図2を用いて截断紙載置用定盤19に
ついて説明する。この截断紙載置用定盤19の前部にはレ
ール装着用定盤8の正面側部および背面側部に明けた孔
12に嵌入される突起20が形成されている。また、截断紙
載置面24には平行である二つの凹溝21が形成され、截断
紙位置決部材22に一体に設けられた案内脚部23が凹溝21
に嵌合して截断紙位置決部材22が移動可能になってい
る。25は截断紙位置決部材22の移動をロックおよびロッ
ク解除するためのレバーである。截断紙載置用定盤19の
両側には位置決用段部26が形成され、截断紙のサイズに
合わせて目盛り27を選定して截断紙位置決部材22を位置
決し、この截断紙位置決部材22と位置決用段部26とによ
り截断紙が位置決めされるようになっている。
【0012】図8を用いて截断紙位置決部材22について
更に詳しく説明する。截断紙位置決部材22にはスライド
可能なロック部材28が設けられ、その先端を直角に曲げ
て截断紙載置面24に形成した凹溝21内に挿入され、レバ
ー25の先端部31がロック部材28に明けた孔に係合してい
る。そして、脚部23を一体にした押え板33をビス30によ
り本体34に固定することによりロック部材28は押え板33
と本体34との間に挟持された状態でスライド可能に保持
されている。そして、レバー25を操作してロック部29を
凹溝21の内壁に圧接することにより截断紙位置決部材22
の移動をロックする。35はレバー25の先端部31に圧接し
ており、レバー25のロックおよびロック解除を保持する
ための板バネである。一方の脚部23はロック部29の移動
を許容するように一部切欠されており、一体に設けられ
た板32をビス30で本体34に固定することにより、脚部23
は本体に固定されるようになっている。
【0013】このように構成した本実施例の作用につい
て次に説明する。先ず、紙截断機を使用していない場合
においては、レール装着用定盤8と截断紙載置用定盤19
とが分離可能になっているので、これらを分離した状態
にすることが可能である。そして、倉庫に保管したりあ
るいは運搬したりするときの箱詰めはレール装着用定盤
8と截断紙載置用定盤19とを重ねるようにして箱詰めす
ることによりその荷姿をコンパクトにすることが可能に
なる。
【0014】また、需要者が実際に紙截断機を利用して
いる場合において、レール装着用定盤8と截断紙載置用
定盤19とを分離してこれらを別々にすることが可能であ
るので、紙截断機の占有スペースが確保できる場合には
両者を一体に結合した状態で定置し使用することもで
き、また、紙截断機の占有スペースが確保できない場合
には両者を分離して狭い場所へ格納しておき、使用する
時に両者を一体に結合して空いているスペースを利用し
て使用することもできる。
【0015】次に、紙截断機を実際に使用する場合にお
いて、レール装着用定盤8の正面側部と背面側部に孔12
が開けられているので、図3に示すように左利き用に組
みつけるには截断紙載置用定盤19に形成した突起20をレ
ール装着用定盤8の側部に開けた穴12に嵌着し、また、
右利き用に組みつけるには截断紙載置用定盤19′の突起
20′をレール装着用定盤8の背面側部に設けた孔12に嵌
着する。このように使用者の使い勝手に応じて截断紙載
置用定盤19をレール装着用定盤8に組みつけることが可
能になる。
【0016】また、本実施例に示す紙截断機のレール9
はレール支持部材10によりその両端が支持された状態で
レール装着用定盤8に固定されているので、図7に示す
ようにレール支持部材10の回動方向に対して右利きと左
利きの使用勝手はあるが、この使用勝手を無視すれば截
断紙載置用定盤19をレール装着用定盤8の一側面に取り
付け、この取りつけた状態を維持して反転することによ
り右利きと左利きの使い勝手を変えることが可能にな
り、また狭いオフィスでの設置も容易になる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、定盤
上に載置された截断紙を紙押えで保持し定盤に装着した
レールに沿ってスライダを移動しながらスライダに装着
した回転刃により前記截断紙を截断する紙截断機の定盤
を截断紙載置用定盤とレール装着用定盤に分離したの
で、箱詰め荷姿をコンパクトにし製品価値を向上するこ
とができる。そして、レール装着用定盤の両側に該截断
紙載置用定盤を着脱可能に装着できるようにしたので、
右利きあるいは左利きおよび狭い場所への設置の対応を
任意に行うことができ、紙截断機の使用性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるレール装着用定盤の一実施例の
斜視図である。
【図2】本発明にかかる截断紙載置用定盤の一実施例の
斜視図である。
【図3】図1および図2におけるレール装着用定盤と截
断紙載置用定盤の組み立て分解斜視図である。
【図4】図1におけるレール装着用定盤の正面図であ
る。
【図5】図4の背面図である。
【図6】図4の左側面図である。
【図7】図4のAーA線における縦断面図である。
【図8】図2のBーB線における一部縦断面図である。
【図9】従来例の斜視図である。
【符合の説明】
8 レール装着用定盤 9 レール 10 レール支持部材 19 截断紙載置定盤

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定盤上に載置された截断紙を紙押えで保
    持し定盤に装着したレールに沿ってスライダを移動しな
    がらスライダに装着した回転刃により前記截断紙を截断
    する紙截断機において、前記定盤を截断紙載置用定盤と
    レール装着用定盤に分離し、該レール装着用定盤の両側
    に該截断紙載置用定盤を着脱可能に装着できるようにし
    たことを特徴とする紙截断機。
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JP4471338B2 (ja) * 2003-08-20 2010-06-02 カール事務器株式会社 紙裁断機
JP4565322B2 (ja) * 2004-06-28 2010-10-20 カール事務器株式会社 截断機
US8132490B2 (en) 2007-06-26 2012-03-13 Acme United Corporation Rotary trimmer

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