JP3435521B2 - 連発装置付きクリップ装着器 - Google Patents

連発装置付きクリップ装着器

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JP3435521B2
JP3435521B2 JP21476893A JP21476893A JP3435521B2 JP 3435521 B2 JP3435521 B2 JP 3435521B2 JP 21476893 A JP21476893 A JP 21476893A JP 21476893 A JP21476893 A JP 21476893A JP 3435521 B2 JP3435521 B2 JP 3435521B2
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良夫 三橋
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株式会社ミツハシ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリップを用いて書類や
カード等を連続して装着することができる外、ステープ
ラーやパンチ器を併設した、連発装置付きクリップ装着
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からクリップを用いて書類等を綴じ
る器具として、「ガチャック」(登録商標)や「ユニク
リップ」(登録商標)の名称で生産販売されており、ま
た、実公昭57‐59346号の「クリップドライバ
ー」や、実開昭56‐71772号の「クリップ綴じ付
け器」、実開昭56‐86168号の「クリップ綴じ付
け器」、特開昭57‐66876号の「クリップドライ
バー」等が開示されている。前記の実公昭57‐593
46号の「クリップドライバー」は、書類等をクリップ
で装着する際、本体11内には、クリップが1個しか装
嵌できないので、使用の都度クリップを装填しなければ
ならないわずらわしさがある。次に実開昭56‐717
72号の「クリップ綴じ付け器」はケースB内に数個の
クリップが収納できるようになっているが、使用に当っ
て、押台Dによってクリップを押し出して用紙を綴じた
後、再度使用する場合は、まずケースBの先端を下方に
向けて下げ、ケース内のクリップを重力によって降下さ
せ、ケース内の磁石に着磁させてから押台Dによってク
リップを押し出して使用するもので、連続して使用する
ことができないので使用の際面倒である。次に実開昭5
6‐86168号の「クリップ綴じ付け器」及び、特開
昭57‐66876号の「クリップドライバー」は、共
に連続使用できるようになっているが、前者は基台1の
上面を自然重力によってクリップが滑降し得る傾斜面
に、クリップのケース2を設けたものであり、後者のも
のは、クリップを収納し、クリップを順送することがで
きる立型クリップケース11を、水平台10に立設し、
クリップケースの直下部面をクリップ作動準備位置した
前方部分に、クリップ移送路40を形設したものであっ
て、両者とも卓上使用型の大型のもので、手軽な使用
や、ポケット等に入れて携行使用するようなことができ
ない。また、現在販売されている前記「ガチャック」
(登録商標)等のクリップ装着具を用いた多機能機構装
置としては、実開平3‐36778号の「クリップドラ
イバー兼用ステープラー」がある。この考案によるクリ
ップ装着器は従来のものと同様であって、前記のものと
同様にクリップを連続的に使用することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上に示した従来のク
リップ装着器にあっては、小型のものは連続して使用す
ることができず、また連続して使用可能な前記のもの
は、大型の卓上式で、部品や資材も多くなって高価にな
り、携行保管等に不便である等の問題点があった。本発
明が解決しようとする課題は、小型でありながら多くの
クリップが収納可能で、かつ連続して紙綴じができ、更
にクリップ綴じ以外に、綴針による紙綴じや穴あけパン
チも可能な多機能機構も有する、連発装置付きクリップ
装着器及び同器の多機能機構装置を提供することを目的
とする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の連発装置付きクリップ装着器においては、
クリップ装着器本体の前端に用紙の差込口を設け、該差
込口の両側後部に拡開バネを装着すると共に、本体の中
央部以後を上面を開放した箱型に構成し、クリップ及び
クリップ押し具の収納部を設けてクリップ押し具を収納
し、前記収納部の両側壁に上面の一部を切り欠いてクリ
ップの挿入口を設けると共に、クリップの突出部を前方
に誘導する誘導溝を設け、更に本体の上面に、前部に長
孔を形成したカバーを、後部において本体に回動自在に
枢着し、前記長孔にクリップ押し出し具を装着したもの
である。
【0005】また、本体内の収納部に前後摺動可能に収
納されるクリップ押し具の前端に押圧部を設けると共
に、前記クリップ押し具の両側縁に、収納部の上面に設
けた挿入口の切欠溝幅より長い摺接部を形成して、ハン
ドル開閉によりクリップ押し具がスムースに前後慴動で
きるようにする。
【0006】また、本体内に装填されたクリップを前進
させるため、クリップ押し具を前方に引張る手段として
は、本体内のクリップ押し具の掛止突起に伸縮バネの一
端を掛止し、他端を本体の前部またはカバー、もしくは
クリップ押し出し具に設けた掛止部に連結して、クリッ
プを前進するようにする。
【0007】次に本体の上面に取り付けるカバーは、前
部にクリップ押し出し具を装着するための長孔を形成す
ると共に、後部に、本体に枢着するための枢着部を設け
て本体と回動自在に枢着するものである。
【0008】また、本発明の連発装置付きクリップ装着
器及び同器の多機能機構装置においては、前記のごと
く、クリップの装着が連続して行えるのみならず、前述
の請求項1の連発装置付きクリップ装着器の本体裏面の
ベース部に綴り針の曲台及び側板を設け、その上方に内
部に針押具を内装したフレームと、前端に押刃を形成し
たハンドルバネを装着したハンドルとを、後部において
前記側板に枢軸により回動自在に枢着して、針綴じ装置
を構成し、クリップ綴じと、針綴じの2種類の使用が可
能になるものである。
【0009】更に連発装置付きクリップ装着器の本体裏
面のベース部に、穿孔用のパンチ刃を設けると共に、前
記ベース部の下面にヒンジ部を介してパンチ台を装着
し、該パンチ台に前記パンチ刃が嵌入するパンチ孔を穿
設してパンチ機構を併設し、クリップ綴じと共に孔あけ
もできるようにしたものである。
【0010】なお、クリップを用いて用紙を綴じる場合
に用紙の枚数によって使用するクリップが異なり、従来
から大、中、小、3種類のものが利用されている。この
ため、クリップ装着器もそれぞれ3種類のものが販売さ
れている。そこで本発明においては、連発装置付きクリ
ップ装着器の本体裏面のベースの上下に大小のクリップ
装着器を構成して2種類のクリップを使用できるように
したものである。
【0011】
【作用】上記のように構成された本発明のクリップ装着
器にクリップを装填するには、本体の後部に枢着されて
いるカバーを180度に開放した後、図2に示すように
クリップを下方に向けて、クリップの突出部を誘導溝上
面の挿入孔に挿入し、順次前方に送って装着した後、カ
バーを前方に回動して本体に閉止すると、図1のように
使用可能の状態になる。
【0012】そして書類やカード等を綴じるには、本体
前端の差込口に用紙を差し込んだ後、クリップ押し出し
具の指当てに親指を当てて前方に押すと、クリップ押し
出し具の先端がクリップの後部を押圧して前進し、クリ
ップの開口部が拡開バネの折返し部により開口されて前
進し、このため拡開バネの2枚のバネ板がせまくなって
用紙を挟持し、クリップの開口部がバネ板を通過して、
クリップの弾力により、用紙を挟みこんで綴じつけら
れ、クリップは用紙と共に差込口から取り出されるこれ
により拡開バネのバネ板は元位置にひらき、次のクリッ
プはコイルバネの収縮によるクリップ押し具の前進によ
り図1の状態となり、次の使用可能な状態となる。なお
本発明の、クリップ装着器の多機能機構装置におけるス
テープラーによる紙綴じや、パンチ装置による穿孔は、
従来のステープラーやパンチ器と、ほぼ同様に使用され
るものである。
【0013】
【実施例1】以下図面にもとづき本発明の実施例につい
て説明すると、図1から図4に示すように本体1の前端
部に書類等の用紙の差込口2を設け、この差込口2の両
側後部に、図5に示す拡開バネ3の止め穴4をピン5に
止着し、バネ板6・6により、差込口2の上下面を覆う
ように装着する。本体1の中間部及び後部は上面を開放
した箱型に構成し、図6のクリップ7及び図7のクリッ
プ押し具8を収納する収納部9を設け、更に両側壁にク
リップ7の突出部10及びクリップ押し具8の摺接部1
1が嵌合して前後摺動する誘導溝12を形成し、更に誘
導溝12の上面の一部分にクリップ7を収納部9に装填
する際、クリップ7の突出部10が通過するための挿入
口13を穿設する。
【0014】前記誘導溝12に前後摺動可能に嵌装され
るクリップ押し具8は、図7に示すように、前端の押圧
部14を、下方に向けて傾斜面15を設けると共に、前
部中央に伸縮コイルバネ16の一端を掛止する掛止突起
17を突設し、更に両側縁に前記挿入口13の切欠溝幅
より長く、摺接部11を形成すると共に、後部に伸縮コ
イルバネ16の折返し部18を設けたものである。
【0015】次に本体1の上面には、カバー19を後部
において軸20により回動自在に枢着し、該カバー19
の前部に図3のごとく長孔21を設け、この長孔21の
両側にクリップ押し出し具22を嵌装するための摺動縁
23を形成する。クリップ押し出し具22は図8に示す
ように、前端に2段の押し当て部24を形成し、その後
部に伸縮コイルバネ16の一端を係止する係止部25を
設けると共に、両側の前後下方に掛止突片26・26を
突設し、更に前記掛止突片26・26の中間部上面に突
出部27を形成しその上方に指当て28を設ける。そし
て長孔21の両側に形成した摺動縁23の下面に、前記
掛止突片26・26を、また上面に突出部27を嵌装し
て、クリップ押し出し具22が前後に摺動できるように
装着する。
【0016】上記により、本体1の誘導溝12に嵌装さ
れたクリップ押し具8の掛止突起17に、伸縮コイルバ
ネ16の一端を掛止し、クリップ押し具8後部の折返し
部18に巻掛け経由して、その他端を、カバー19の摺
動縁23に装着されている、クリップ押し出し具22の
係止部25に止着連結する。そして、カバー19を図1
のごとく本体1に閉止すると、伸縮コイルバネ16の収
縮により、クリップ押し具8が前進して、前端部14が
クリップ7をそれぞれ前方に押進し、また一方のクリッ
プ押し出し具22は、反対に後方に引き寄せられて、図
1の状態になる。なお図2において、29は掛止溝、3
0は掛合突起(裏側)でカバー19を本体1に掛止させ
るものであり、34は枢着部、35はベース部である。
【0017】次にこの連発装置付きクリップ装着器によ
り書類やカード等をクリップ7で綴じるには、図1の状
態で本体1前端の差込口2に適宜の用紙を差し込んた
後、クリップ押し出し具22の指当て28に親指を当て
て前方に押すと、クリップ押し出し具22の押し当て部
24が、その前方にあるクリップ7の折り曲げ基部31
に当接して、クリップ7を前進させる。するとクリップ
7先端の開口部32が拡開バネ3の後部の折りたたみ部
33に当接し、これにより開口部32が開き始めながら
更に前進し、このため2枚のバネ板6・6は互いにせま
くなって、差込口2内の用紙を挟持し始め、バネ板6・
6の外面を、クリップ7の突出部10・10の内側が摺
接しながら移行し、バネ板6・6上の通過が終ると、弾
力によりバネ板6・6が元の状態に開き、これと同時
に、クリップ7はバネ板6より外れるため、クリップ7
は弾力により用紙を挟みこんで、綴じつけるものであ
る。用紙の綴じ付けが終って、クリップ押し出し具22
の指当て28から、押圧していた親指をはなすと、クリ
ップ押し出し具22は、伸縮コイルバネ16の収縮力に
より後退し、一方クリップ押し具8は前進して前方のク
リップ7を押進し、図1の状態となり、次の使用に備え
られるものである。
【0018】
【実施例2】次に図9及び図10に示す実施例2につい
て説明する。この実施例2は前述の実施例1の連発装置
付きクリップ装着部とほぼ同様であって、本体1の誘導
溝12に前後摺動可能に嵌装されたクリップ押し具8
の、前部中央に掛止突起17を設け、この掛止突起17
に伸縮コイルバネ16の一端を掛止し、クリップ押し具
8後部の折返し部18に巻掛け経由して、その他端をカ
バー19の前部に形成された、長孔21の先端に設けら
れた掛止部25に掛止したものである。このため、前記
クリップ押し出し具22の下面の中央部分は切除され、
押し当て部24は、図10に示すように二股に形成され
るものである。クリップ7の補給装填や、紙綴じのため
の使用方法等は、前述の実施例1のものと同様であるの
で説明を省略する。
【0019】
【実施例3】次に図11に示す実施例3について説明す
る。この実施例3の連発装置付きクリップ装着器は本体
1の誘導溝12に前後摺動可能に嵌装されたクリップ押
し具8の、後部に掛止突起17を設け、この掛止突起1
7に伸縮コイルバネ16の一端を掛止し、前記伸縮コイ
ルバネ16の中間部をカバー19に装着したクリップ押
し出し具22に設けた巻掛け部36に巻掛けて、他端を
カバー19下面の係止部25に係止したものである。こ
れによりクリップ押し具8は、常時前方に、またクリッ
プ押し出し具22は後方に偏倚され、使用可能な状態に
なる。なお、クリップの補給装填や使用方法等について
は、前述の第1実施例のものと同様であるので説明を省
略する。
【0020】
【実施例4】次に図12から図14に示す実施例4につ
いて説明する。この実施例4は、連発装置付きクリップ
装着器及び同器の多機能機構装置の、多機能機構とし
て、クリップ装着器にステープラー装置を併設したもの
で、クリップ装着器部分については、前述の実施例1の
ものと同一である。なお図面はステープラー機構の説明
の便宜上、ステープラーを上方にして、クリップ装着器
を下向きに記載してある。
【0021】図12及び13に示すように、ステープラ
ーAは、実施例1のクリップ装着器の本体1のベース部
35の前部上面に、針曲げ台37、及び後部両側に側板
38を設け、両側板38の後方に枢軸39を設ける。4
0はフレームで、内部にコイルバネ41を挿入し、一端
をフレーム40の切り起し突起42に取付け、他端を針
押体43の突子44に取付けて針押体43の前部に装填
した綴針Sを常時前方に押圧するようにする。このフレ
ーム40の後端の左右の耳部45には、前記枢軸39が
挿通している。このフレーム40にはまた、その一側部
の後方適所に水平の突片46を設けている。
【0022】47はハンドルで、このハンドル47の両
側面部48の基端部は、前記枢軸39に回動自在に枢着
されている。49及び49aはこのハンドル47の内側
上面部の適所に設けた2個の山形溝で、更に山形溝49
aの後方寄りに凹溝50を設ける。この凹溝50は後述
のハンドルバネ51の後方移動のストッパーとなる。ハ
ンドルバネ51は図14に示すごとく、前端部に押刃5
2を形成する。このハンドルバネ51は、ハンドル47
の側面部48に突設したガイド53・53aに摺動可能
に装着されている。54及び54aはこのハンドルバネ
51の後端部の左右両側に下方に湾曲して形成した脚部
で、この脚部の長さはほぼ同じであるが、一方の脚部5
4の先端は、図13に示すように前記ベース部35の一
方の側板38上に接離するようになり、他方の脚部54
aの先端は前記フレーム40の一側部の一部に設けられ
た水平突片46上に接離するようになる。55は図14
に示すように、前記ハンドルバネ51の両脚部54・5
4aの中間部に、これらより短く設けた中脚部で、この
中脚部55の上面部には前記ハンドル47の山形溝49
及び49aに係合する同形の山形突起56を設け、また
中脚部55の後端部には、やや上向きの上向突起57を
設け、前記ハンドル47側の凹溝50に係合する。また
58はハンドル47の内側上面の前端部に設けた突段部
で、この突段部58は、前記ハンドルバネ51の押刃5
2の上端部が当接して、ハンドルバネ51の前方移動の
ストッパートなり、押刃52と突段部58との間隔は、
2個の山形溝49と49aとのピッチ間隔と同じ長さに
なる。また上向突起57が係合している凹溝50の前側
端と後側端との間隔も前記各間隔とほぼ同じ長さに形成
する。
【0023】以上のように構成したステープラーの綴針
収容部門にあってはその使用時と不使用時とでは、図1
3と図12とに示したような状態にして使い分けるもの
であって、図13に示した状態は、綴針Sを使用するこ
とができる状態である。すなわち押刃52の先端はフレ
ーム40の綴針Sの最先端の一本の上に位置している。
このときハンドルバネ51の中脚部55の山形突起56
が、ハンドル47側の後方の山形溝49aに係合し、中
脚部55の後端の上向突起57が凹溝50の後側端に当
接して停止している。またこのときは、ハンドルバネ1
5の一方の脚部54の先端は、前記ベース部35の一方
の側板38上に位置し、他方の脚部54aの先端はフレ
ーム40の一側部の水平突片46上に位置している。こ
の状態でベース部35の針曲台37の上に用紙を載せた
後、ハンドル47の前端上を押し下げれば、押刃52が
綴針Sを押し出して、従来のステープラーと同様に用紙
を綴じることができる。
【0024】つぎにステープラーを収納、携帯したり、
前述のクリップ7を使用するときには、図13の使用状
態から図12に示すように、ハンドル47を折りたたん
だ状態にするもので、まずハンドル47を上方に回動し
た後、指先でハンドルバネ51の押刃52の先端を裏側
から前方向に押圧してハンドルバネ51を前方に移動す
る。すると、中脚部55の山形突起56が後方の山形溝
49aから出て、前方の山形溝49に移動して係合す
る。同時に押刃52が突段部58に当接するから、ハン
ドルバネ51はこの位置で停止する。かかる状態で、ハ
ンドル47を下動すると、押刃52が図12に示すよう
に、フレーム40の前側に降下し、またハンドルバネ5
1の後端部の両脚部54及び54aの先端は、いずれも
ベース部35の一方の側板38と、フレーム40の一側
部の水平突片46の各上面に接していた位置から完全に
離れているから、ハンドル47は、ハンドルバネ51に
よって弾発力を解除されるようになる。したがって、ハ
ンドル47はフレーム40を覆った状態で、ベース部3
5に図12に示すように折りたたんた状態で保持され
る。このような不使用状態から使用状態に移行するとき
は、ハンドル47を上方に回動して、ハンドルバネ51
を前記説明の作用とは逆の作用を行えばよい。なおこの
実施例による、クリップ装着器の部分については構成及
び使用方法等、実施例1のものと同様であるので説明を
省略する。
【0025】
【実施例5】次に図15に示す実施例5について説明す
る。この実施例5は、連発装置付きクリップ装着器及び
同器の多機能機構装置の多機能機構として、クリップ装
着器に、用紙に孔あけをするためのパンチ装置Bを併設
したもので、クリップ装着器の部分は実施例1のものと
同一である。図15は前記のパンチ装置Bを開放した状
態を示す斜視図で、クリップ装着器の本体1のベース部
35の、図において下方に、ヒンジ部59を介して長方
形のパンチ台60を回動自在に連設する。
【0026】前記パンチ台60には、通常80mmの間
隔にてパンチ孔61・61が穿設され、該パンチ孔61
の両側には、穿孔された用紙をパンチ台60側に抑止す
るため、下面に用紙の差入口62・62を形成した紙抑
え63・63を設ける。
【0027】前記ベース部35の下面には、パンチ台6
0のパンチ孔61に嵌入するパンチ刃64・64を設け
ると共に、該パンチ刃64の外側に、前記パンチ台60
の上面に設けられた、紙抑え63が嵌脱する溝孔65を
形成すると共に、該溝孔65の一側部に係合部66を設
け、この係合部66に、前述のパンチ台60上に形成し
た、紙抑え63の側面部に設けた係止突部67を掛合さ
せて、パンチ台60をベース部35にロックできるよう
に構成する。
【0028】本発明の実施例5は以上のように構成され
ているので、これにより用紙に穿孔を行うには、図15
の状態で、パンチ台60上の紙抑え63の差入口62に
用紙を差込んだ後、クリップ装着器の本体1を下方に回
動すると、パンチ刃64が用紙を穿孔してパンチ孔61
に嵌入するため、穿孔されたパンチ屑はパンチ孔61か
ら排出される。
【0029】なお穿孔が終って用紙を取り出すには、再
び本体1を上方に回動すると、パンチ刃64が食い込ん
でいる用紙が、共に上方に回動しようとするが、上方の
紙抑え63により抑止されて差込口62内に残るため、
用紙を簡単に取り出すことがてきる。なおこの実施例に
よるクリップ装着器の部分については、構成及び使用方
法等、実施例1のものと同様であるので説明を省略す
る。
【0030】
【実施例6】次に図16に示す実施例6について説明す
る。この連発装置付きクリップ装着器及び同器の多機能
機構装置の多機能機構として、書類等の用紙を綴じると
き、枚数が少ないときは小さなクリップを使用し、多い
ときには大きなクリップが使用できるように、1台で2
種類のクリップが使用できるようにしたものである。
【0031】図16は、実施例1の連発装置付きクリッ
プ装着器と同じ構成の、大小のクリップ装着器を、背中
合わせのように構成したもので、それぞれの本体1のベ
ース部35が一体的に形成されている。図16において
は、説明の便宜上、実施例1のクリップ装着器の本体1
を、内部機構を省略し、本体1aとして逆向きに記載し
てある。
【0032】図16の大型のクリップ装着器の本体1a
のベース部35の上面に小型の用紙の差込口2を設け、
該差込口2の両側後部に、拡開バネ3を装着し、中央部
以後を、上面を開放した箱型に構成し、クリップ7及び
クリップ押し具8の収納部9を設けて、クリップ押し具
8を収納すると共に、前記収納部9の両側壁に、上面の
一部を切り欠いてクリップ7の挿入口13を設けると共
に、クリップ7の突出部10を前方に誘導する誘導溝1
2を設け、更に本体1の上面に、前部に長孔21を形成
したカバー19を、後部において軸20により枢着し、
前記長孔21に、クリップ押し出し具22を装着して、
小型の連発装置付きクリップ装着器を、大型の連発装置
付きクリップ装着器と一体的に構成したものである。
【0033】以上のように構成された、本実施例6の連
発装置付きクリップ装着器は、クリップで綴じる用紙
が、20枚程度までの場合は図16において上方の小型
のクリップ装着器を用い、20枚以上の場合は下方の大
型のクリップ装着器を用いて、大型のクリップを使用す
ることができ、適切な書類の整理を行うことができる。
なおクリップ装着器の詳細な説明や、使用方法等につい
ては、大小のクリップ装着器とも、前述の実施例1のも
のと同様であるので説明を省略する。
【0034】
【その他の実施例】以上本発明に係る、連発装置付きク
リップ装着器及び同器の多機能機構装置の好適な実施例
について説明したが、前記実施例に限るものではなく、
例えば実施例のクリップ装着器にステープラー装置を併
設した、ハンドル47の折りたたみ方法も、実施例以外
の方法でも良く、またハンドル及びフレームの厚さを薄
く構成して、折りたたまない構成にしても良い。またク
リップ装着器の収納部に装着するクリップ押し具8の前
進方法について、実施例では伸縮コイルバネ16で引張
る方法が用いられているが、例えばステープラーの針押
具を前進させるように圧縮コイルバネにより押圧して前
進させるようにしても良い。
【0035】また実施例5のパンチ装置についても実施
例においてはパンチ刃を2個設けて2穴用のパンチ装置
としているが、このパンチ刃を3個または6個等にして
も差支えない。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるのて、以下に記載されているような効果を奏する。
【0037】この連発装置付きクリップ装着器は、クリ
ップ7で用紙を綴じた後、直ちに次のクリップ7が、ク
リップ押し具8により押進されて、使用可能状態になる
ので、連続して紙綴じを行うことができるため、極めて
便利である。
【0038】そしてクリップ7を補給するには、カバー
19を全開することにより、手軽にクリップ7を補充装
填ができるので能率的である。
【0039】また、本体の収納部9内に収納した、クリ
ップ押し具8の摺接部11の長さを、クリップ7の挿入
口13の切欠溝幅より長く形成したため、カバー19を
開閉する際、クリップ押し具8の後部が、伸縮コイルバ
ネ16により、上方に引張られても、クリップ押し具8
がスムースに前後摺動できるものである。
【0040】また、クリップ装着器にステープラー装置
を併設したので、1台でクリップによる紙綴じと、綴針
による紙綴じの二つの用途ができるので極めて便利であ
る。
【0041】さらに、クリップ装着器に併設したステー
プラー装置は、ハンドル47やフレーム40が、折りた
ためるように構成されているので、クリップを装着する
場合や、携行時に危険がなく、また収納保管にも好都合
である。
【0042】また、請求項6のようにクリップ装着器に
パンチ装置を併設したので、書類等をファイルする際に
穴あけパンチができるので便利である。
【0043】さらに請求項7のごとく、1台で、大小2
種類のクリップ7が使用できるように構成したので、綴
じる用紙の多寡に応じた、大小のクリップが使用てきる
ので効率的である。
【0044】そして、本発明の連発装置付きクリップ装
着器及び同器の多機能機構装置は、構成がシンプルで、
製造組立が簡単なため、コストの低減をはかることがで
き、安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連発装置付きクリップ装着器の実施例
1における縦断面図である。
【図2】同上、カバーを開放した状態の縦断面図であ
る。
【図3】同上、カバーを閉止した状態の上面図である。
【図4】同上、第3図のA−A線の横断面図である。
【図5】拡開バネの斜視図。
【図6】クリップの斜視図。
【図7】クリップ押し具の斜視図。
【図8】クリップ押し出し具の斜視図。
【図9】実施例2における連発装置付きクリップ装着器
の縦断面図である。
【図10】同上、上面図である。
【図11】実施例3の連発装置付きクリップ装着器の縦
断面図である。
【図12】実施例4における連発装置付きクリップ装着
器にステープラー装置を併設した、ステープラーの不使
用状態を示す縦断面図である。
【図13】同上、ステープラー部の使用状態を切欠いた
側断面図である。
【図14】同上、ハンドルバネの斜視図。
【図15】実施例5におけるクリップ装着器にパンチ装
置を併設した、多機能クリップ装着器の、パンチ部を開
放した斜視図である。
【図16】実施例6における、大小2種類の連発装置付
きクリップ装着器を一体的に構成した、装着器の小型の
クリップ部分を切欠いた側面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 差込口 3 拡開バネ 4 止め穴 5 ピン 6 バネ板 7 クリップ 8 クリップ押し具 9 収納部 10 突出部 11 摺接部 12 誘導溝 13 挿入口 14 押圧部 15 傾斜面 16 伸縮コイルバネ 17 掛止突起 18 折返し部 19 カバー 20 軸 21 長孔 22 クリップ押し出し具 23 摺動縁 24 押し当て部 25 係止部 26 掛止突片 27 突出部 28 指当て 29 掛止溝 30 掛合突起 31 折り曲げ基部 32 開口部 33 折りたたみ部 34 枢着部 35 ベース部 36 巻掛け部 37 針曲台 38 側板 39 枢軸 40 フレーム 41 コイルバネ 42 切り起し突起 43 針押体 44 突子 45 耳部 46 水平突片 47 ハンドル 48 側面部 49、 49a 山形溝 50 凹溝 51 ハンドルバネ 52 押刃 53、53a ガイド 54、54a 脚部 55 中脚部 56 山形突起 57 上向突起 58 突段部 59 ヒンジ部 60 パンチ台 61 パンチ孔 62 差入口 63 紙抑え 64 パンチ刃 65 溝孔 66 係合部 67 係止突部 A ステープラー B パンチ装置 S 綴針

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)の前端に用紙の差込口(2)
    を設け、該差込口の両側後部に拡開バネ(3)を装着す
    ると共に、本体の中央部以後を、上面を開放した箱型に
    構成し、クリップ(7)及びクリップ押し具(8)の収
    納部(9)を設けて、クリップ押し具(8)を前後摺動
    可能に収納し、前記収納部(9)の両側壁の上面の一部
    を切り欠いて、クリップ(7)の挿入口(13)を設け
    ると共に、クリップ(7)の突出部(10)を前方に誘
    導する誘導溝(12)を設け、更に本体の上面に、前部
    に長孔を形成したカバー(19)を、後部において本体
    に回動自在に枢着し、前記長孔にクリップ押し出し具
    (22)を装着すると共に、前記クリップ押し具(8)
    の掛止突起(17)に、伸縮コイルバネ(16)の一端
    を掛止し、クリップ押し具(8)後部の折返し部(1
    8)に巻掛け経由して、その他端をカバー、もしくは、
    カバー(19)の摺動縁(23)に装着されている、ク
    リップ押し出し具(22)の係止部(25)に止着連結
    してなる、連発装置付きクリップ装着器。
  2. 【請求項2】 前端に用紙の差込口(2)を設け、該差
    込口(2)の両側後部に拡開バネ(3)を装着すると共
    に、前部を残して上面を開放した箱型に構成して、クリ
    ップ(7)及びクリップ押し具(8)の収納部(9)を
    形成し、該収納部両側壁にクリップ(7)の突出部(1
    0)及びクリップ押し具(8)の摺接部(11)を前後
    摺動可能に嵌接する、上面の一部を切欠いた誘導溝(1
    2)を設け、後部においてカバー(19)を回動自在に
    枢着しうる軸(20)を有した連発装置付きクリップ装
    着器の本体。
  3. 【請求項3】 本体(1)内の収納部に前後摺動可能に
    収納したクリップ押し具(8)の前端に、押圧部(1
    4)を設けると共に、前記クリップ押し具(8)の両側
    縁に、収納部の上面に設けた挿入口の切欠溝幅より長い
    摺接部(11)を形成してなる、請求項1記載の連発装
    置付きクリップ装着器。
  4. 【請求項4】 カバー(19)の前部に、クリップ押し
    出し具(22)を装着するための長孔(21)を形成す
    ると共に、後部に、本体(1)に枢着する枢着部を設け
    て本体(1)と回動可能に枢着した、請求項(1)記載
    の連発装置付きクリップ装着器。
  5. 【請求項5】 前記請求項(1)の連発装置付きクリッ
    プ装着器の、本体(1)裏面のベース部に、綴針の曲台
    及び側板(38)を設け、その上方に内部に針押具を内
    装したフレーム(40)と、前端に押刃(52)を形成
    したハンドルバネ(51)を、装着したハンドル(4
    7)を、後部において前記側板に枢軸(39)により回
    動自在に枢着して、針綴じ装置部を構成してなる、ステ
    ープラー併設連発装置付きクリップ装着器。
  6. 【請求項6】 前記請求項(1)の連発装置付きクリッ
    プ装着器の、本体裏面のベース部(35)に、穿孔用の
    パンチ刃(64)を設けると共に、前記ベース部下面に
    ヒンジ部(59)を介してパンチ台(60)を装着し、
    該パンチ台に前記パンチ刃(64)が嵌入するパンチ孔
    (61)を穿設して成る、パンチ併設連発装置付きクリ
    ップ装着器。
  7. 【請求項7】 前記請求項(1)の連発装置付きクリッ
    プ装着器の、本体(1)の裏面のベース部(35)の、
    前端部又は後端部に、用紙の差込口を設け、該差込口の
    両側後部に拡開バネを装着し、中央部以後を、上面を開
    放した箱型に構成し、クリップ(7)及びクリップ押し
    具(8)の収納部を設けて、クリップ押し具を収納する
    と共に、前記収納部の両側壁に、上面の一部を切り欠い
    てクリップの挿入口を設けると共に、クリップの突出部
    (10)を前方に誘導する誘導溝を設け、更に本体
    (1)の上面に、前部に長孔を形成したカバーを後部に
    おいて枢着し、前記長孔にクリップ押し出し具(22)
    を装着して成る、連発装置付きクリップ装着器。
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