JPH08196925A - 粒子サイズの異なる材料の破砕方法および破砕装置 - Google Patents

粒子サイズの異なる材料の破砕方法および破砕装置

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JPH08196925A
JPH08196925A JP7084179A JP8417995A JPH08196925A JP H08196925 A JPH08196925 A JP H08196925A JP 7084179 A JP7084179 A JP 7084179A JP 8417995 A JP8417995 A JP 8417995A JP H08196925 A JPH08196925 A JP H08196925A
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crushing
flow
reinforcing
crushed
crushing device
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JP7084179A
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Horst Brundiek
ブルンディーク ホルスト
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Loesche GmbH
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Loesche GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C15/00Disintegrating by milling members in the form of rollers or balls co-operating with rings or discs
    • B02C15/001Air flow directing means positioned on the periphery of the horizontally rotating milling surface

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒子サイズが異なる物質を効果的に破砕する
方法とその為の装置を提供し、これにより最適な破砕ベ
ッドの編成(formation )、処理の多量化、エネルギー
消費の低減を達成し、きわめて効果的な流体ダイナミッ
クスを実現することを目的とする。 【構成】 羽根リング近傍において、調整可能な補強被
覆部材10により流体供給フローを調整し、破砕材料粒
子フローがフロー包絡線、特に双曲円環面内を移動す
る。調整部材によって、補強被覆部材10に対して水平
あるいは半径方向の調整およびまたは傾斜調整を行い、
流体供給フローを破砕処理時に常時外部から調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粒子サイズの異なる物質
を破砕(粉砕)するための方法と装置に関し、特にこの
方法を実行するために適する空気吹き流し式ミルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気吹き流し式ミルは、DE-AS 1152297
により、破砕装置または粉砕装置として知られている。
この空気吹き流し式ミルは、羽根リングを備えた環状空
間を有する。この環状空間は、摩損防止の補強被覆部材
(クラッディング;cladding)を備えた破砕壁と、堰を
備えた破砕面または破砕トラックとで囲まれる。フロー
チャンネルまたはフローダクトの排出口断面積と環状空
間の半径は一定で、固定された環状補強被覆材および固
定した堰により事前に決定される。この装置の場合、表
面曲率が明確に規定された相互交換可能な羽根を用い
て、供給フローに圧力影響を加えることができる。
【0003】たわみローラミル形式による、上記ミルと
は異なる周知の空気吹き流し式ミルはドイツ特許180
039により開示されている。これは環状空間と、堰
と、補強被覆部材のような整流壁とを備える。この場
合、堰は破砕リング上に設置される。破砕材料および破
砕液を破砕ローラの間に集めるために、ガイド羽根が破
砕パン中央と壁面の近傍に固定される。カバーリングと
壁面上の整流壁により、環状空間は開き口部分まで覆わ
れる。この開き口は破砕ローラに対して半径方向に隣接
する。破砕材料の流体フローは破砕室の中に流れ込み、
破砕ローラの下側に入り込む。そして高流入率および偏
向の結果、全体の流れに乱れが生じる。これは破砕ベッ
ドが不均等である場合と同様、当該方法と装置におい
て、破砕エネルギーバランスと破砕効果の面で悪影響を
及ぼす。
【0004】DE31 34 601 C2が開示する空気吹き流し式
ミルでは、流体フロー(fluid flow)は供給部の補助に
より、破砕された粒子が生じるまで誘導される。供給部
は長さが変えられる水平脚を有し、それらは羽根リング
の2枚刃の間に設置される。
【0005】DE-OS 23 09 900 が開示する空気吹き流し
式ミルの補強被覆材は、相互に重複するように配置され
る。各部分は2つのネジで着脱可能に固定され、上下に
2つの、それぞれ別々に傾斜した台形面を摩擦面として
有する。この摩擦面は縦軸または垂直軸の回りを180
度回転させることにより、摩耗していない表面や縁部を
供給フローに向けて露出すると同時に、供給フローや破
砕材料を、変更された方向角、例えばより鋭い方向角で
環状空間に投入させることができる。
【0006】この場合、回転には時間がかかるばかりか
処理中断につながることもあり、稼働コストを引き上げ
る。また、補強被覆部材を個別に回転させ、供給フロー
の方向角を局所的に、より鋭くする方法で調整した場
合、流体粒子フローが乱されて破砕−分類室内に圧力変
動が起きる。すると破砕ベッド近傍が不均一になり、そ
の結果破砕能力が損なわれる。
【0007】周知の方法と装置においては、所定の方
向、特に破砕ローラ間に向けた方向に、対応する速度で
偏向する流体フローを用いて破砕処理に影響を与える。
この時、流体フローを偏向させるために固定された偏向
手段(static means)を用いる。偏向手段は、一度破砕
処理を中断した後に、取り外され、再び組み付けること
によって調整される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、空気吹き流し
式ミル内での複雑な処理、異なるパラメータの相互依
存、破砕ベッドの影響、および粒子サイズ配分が適切に
考慮されていないため、破砕能力、エネルギー消費、粒
子の細粒化率、等の最適値を達成できない。
【0009】本発明の目的は、粒子サイズが異なる物質
を効果的に破砕する方法とその為の装置を提供すること
である。これにより最適な破砕ベッドの編成(formatio
n )、処理の多量化、エネルギー消費の低減を達成し、
きわめて効果的な流体ダイナミックスを得ることを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的を実現
するための方法を説明する。材料を破砕−分類室の回転
水平破砕面に供給し、破砕材料粒子になるまで破砕す
る。この破砕材料粒子を流体供給フローの補助により分
類処理にかける。十分に破砕された材料粒子は排出さ
れ、粗削りの大粒な材料の少なくとも一部は破砕面に戻
される。この時、流体供給フローは環状空間により供給
される。この環状空間は羽根リングを有し、該羽根リン
グは破砕面と、調整可能な補強被覆部材を有する破砕壁
との間に位置する。破砕面縁部から飛び出した破砕材料
粒子は螺旋を描く供給フローに巻き込まれ、これらが螺
旋状に上に向かう動きによりフロー包絡線(a flow env
elope )が形成される。破砕材料はこの流れの中を移動
する。フロー包絡線の空間配列(spatial arrangmen
t)、構造(structure )およびまたは半径および垂直
延長線は、調整可能な流体供給フローにより調整され
る。
【0011】本発明の目的を達するために、破砕装置、
特に空気吹き流し式ミルを用いる。この空気吹き流し式
ミルは環状空間を備える。この環状空間は、回転破砕パ
ンと、調整可能な補強被覆部材を有する壁面との間に位
置し、流体供給フローを起こすための羽根リングを有す
る。調整可能な補強被覆部材は接続部で接続され、少な
くとも1ケ所の接続部において外部操作可能な調整機構
と係合する。またこの補強被覆部材は、少なくとも半径
方向に着脱可能であり、更にあるいはその傾斜も調整で
きる。
【0012】本発明によれば、破砕装置、特に空気吹き
流し式ミルは、壁面上に調整可能に取り付けられた補強
被覆部材を用いて流体供給フローを調整できること、お
よび所定の方法でフロー包絡線を描くことにより空気吹
き流し式ミルの破砕−分類室内に動的、かつほとんど遅
延なく流体供給フローの新たな均衡を設定できる、との
考えに基づく。
【0013】フロー包絡線は全体の流れを取り囲み、明
確に規定されたフロー包絡線カーブを持つ双曲円環面
(a hyperboloid torus )であることが望ましい。ここ
で、フロー包絡線カーブとは、垂直軸断面図において、
壁面近傍にあるフロー包絡線の外部境界線、特に双曲円
環面をした境界線を指す。
【0014】本発明によれば、破砕面縁部から飛び出し
た破砕材料粒子が螺旋状の流れに巻き込まれてフロー包
絡線を形成する。この時、フローチャンネルの排出面に
おいて破砕材料粒子が排出動作を受けることが望まし
い。分類動作の結果、基本的に規定サイズ外あるいは規
定サイズ限界の大粒材料が螺旋状に上昇してフロー包絡
線を形成する。
【0015】本発明の本質的な利点は、フロー包絡線ま
たは双曲面円環面を有するフロー包絡線カーブを、傾斜
調整可能およびまたは水平方向に着脱可能な補強被覆部
材により、破砕中に調整できることである。
【0016】本発明では、フロー包絡線が明確に規定さ
れたフォーメーションや構造を描くように、流体供給フ
ローを調整する。この調整は、特に突出面を調整するこ
とで行われる。破砕テーブルと壁面の間にある環状空間
近傍で、流体供給フローはミル中央方向へ傾斜するが、
突出面を調整することにより、同時にこの傾斜も影響さ
れる。ここで突出面とは、補強被覆部材の位置を考慮す
れば、羽根リング上のフリーフロー断面を指す。
【0017】特に破砕ローラの数や性質のファンクショ
ンとして、環状室の突出面を部分的に変更できることも
本発明の利点である。補強被覆部材を水平方向の調整可
能な方法で設置し、パラメータや所望の破砕結果のファ
ンクションとして、一個あるいはそれ以上の補強被覆部
材を調整して、流体フローのフロー包絡線を変更するこ
とが望ましい。一個あるいはそれ以上の補強被覆部材
は、水平方向の調整が可能である他に、回動あるいは傾
斜の調整も可能な方法で、水平軸回りに設置される。さ
らにあるいはほかの方法として、周囲延長線が成す傾斜
角度が常に変化すように、補強被覆部材を設定すること
もできる。
【0018】供給フローの速度と、羽根の水平方向に対
する設定角度により、ガイド羽根リング上で明確に規定
された流体供給フローの本質が決定される。これに関連
して、調整可能な補強被覆部材を用いて流体供給フロー
を調節し、フロー包絡線が必要要件に従うように、外部
から遅延なく、連続的に設定することができる。これに
より、空気吹き流し式ミル内のフロー傾斜に所定の方法
で影響を与えることができる。
【0019】正接設置(the tangentially arrangment
)された羽根リングの羽根の設置角度の機能として、
補強被覆部材を調整して環状空間の突出面、つまり供給
フローの排出口を狭めることができる。これにより、同
時に流体供給フローの方向角が変更されることになり、
フロー方向も変更される。
【0020】従って、双曲円環面つまりフロー包絡線を
用いた、ほぼ“間接的”といえる方法により、大きな副
作用や乱流等を起こすことなく、破砕処理中にフロー条
件を変更することが可能である。
【0021】特に効果的な方法においては、一個あるい
は二個の隣接する補強被覆部材だけを調整して、フロー
包絡線に対して限定的局所的に作用することができる。
【0022】特に、問題がなく、効果的な破砕および分
類処理を行うためには、破砕ローラの上流側(破砕開始
側)の破砕ベッドにおいて、破砕材料が破砕室内部に入
り込んだり、破砕ローラの下部にもぐり込んだりしない
様に調整することが望ましい。またシステム内の外乱要
因である破砕ローラの、流体ダイナミクスに対する影響
をより軽減するあるいはなくす方法で補強被覆部材を調
整することにより、最適破砕ベッドフォーメーションを
得ることができる。
【0023】調整機構を使用して、少なくとも一つの補
強被覆部材を変位し、あるいは空気吹き流し式ミル縦軸
方向へ向かう補強被覆材の傾斜を調整することで、わず
かに方向上の影響を受ける流体フローが、部分的に狭く
なった環状空間を通ることができる。これにより、双曲
円環面はネッキングダウン方式で、周囲が弓形にくぼむ
様に設定される。ローラが二基あるミルの場合は、向き
合った二基の調整装置により、隣接する被覆部材を調整
することが好ましい。
【0024】供給フローの調整は、原則的に全体的な双
曲円環面の流れにより行われることが重要である。これ
により破砕ベッドを実質的に均等化し、破砕−分類室内
に破砕動作に影響するフロー傾斜を作る。
【0025】破砕ベッドが均等であれば空気吹き流し式
ミルの効率が上がるため、破砕ローラの回転方向に対し
て、各破砕ローラの上流側(破砕開始側)に、それぞれ
の調整機構を置くことが適切である。
【0026】本発明よれば、破砕装置、特に本発明の方
法を実行するために適した破砕装置、例えば空気吹き流
し式ミルは、少なくとも一個の、好ましくは破砕ローラ
数に対応する複数個の調整機構を備えており、破砕処理
中に外部から操作できる。いずれの場合も、これらの調
整機構は接続部で動作する。接続部は少なくとも二個の
補強被覆部材から形成され、接続部材を含み、着脱可能
に相互接続される。適切かつ特にコスト効果の高い構成
においては、補強被覆部材は環状のリング状に構成され
ており、各部分は長側面に対する端面で相互接続され
る。
【0027】ミル軸方向に対して水平または半径方向に
変位するために、一方向あるいは双方向に直線動作がで
きるジョイントを接続に使用することが適切である。例
えば、固定フランジが円柱ボルトに接続されるしくみの
軸ジョイントやフォークジョイントを使用することがで
きる。
【0028】基本的には、補強被覆部材は回動可能ある
いは傾斜調整可能な方法で、水平軸に設置することもで
きる。
【0029】更なる改良によれば、いくつかの、特に二
個の補強被覆部材がレバーもしくはアダプタにより相互
接続され、協働させることができる。またボールジョイ
ントやくさび部材を用いれば傾斜を調整できる。
【0030】調整機構の構成や個数は、基本的に、使用
される破砕ローラや選択的に使用されるプレ圧縮ローラ
の数で決まる。各破砕ローラの下流側(破砕終了側)
に、一個の固定補強被覆部材と、二個の可動補強被覆部
材とを設定することが望ましいが、二個の可動補強被覆
部材は最低限必要である。破砕ローラに関連する全ての
部分を併せると環状の補強被覆材が形成される。
【0031】実施例によると、調整部材はボルト式で構
成される。調整部材はボルト軸を有し、これはスリーブ
方法あるいは摺動ブロックガイドにより、壁面近傍にお
いて誘導される。調整部材は常時、外部から操作できる
ため、手順上および経済的な利点がある。調整要素はボ
ルトとリセスにより接続部に固定される。
【0032】二基の破砕ローラを備える破砕装置は二基
の調整機構を有し、それぞれが180度離れて配置され
ている。補強被覆材は前面に配置される接続部材の近い
側にベベルを有し、これにより半径方向内側に向かう変
位や回動が可能になる。また、最適の流体フロー方向角
を得るために、リセスは重なりあう端部に設置される。
【0033】選択的に、補強被覆部材が環状リング部分
を形成する場合、この補強被覆部材は弓型に沿って変化
する傾斜角を継続的に有する。調整通路あるいは調整空
間を持つことで、実際は閉じられていても補強被覆材リ
ングは、隣接する二個の補強被覆部材が水平変位やおよ
びまたは傾斜調整あるいは角度変位ができるように構成
される。
【0034】補強被覆部材の接続部分を互いにのこぎり
歯のように構成することで、補強被覆部材について制約
されない調整ができる。
【0035】水平変位のために、補強被覆部材は下部摺
動面を有することが適切である。この摺動面は実質的に
水平面であり、軸受面は壁面上にあり、羽根リングの出
口面とほぼ同じ高さである。
【0036】選択的に、垂直方向に調整可能な補強被覆
部材により供給フローを調整するために、中間リング部
分を軸受面と摺動面の間に置く。下部摺動面と平行に上
部カバー面を設置し、これにカバー部材を設置する。こ
のカバー部材により破砕材料粒子が未使用領域に集まる
ことを防ぐ。
【0037】下部摺動表面と上部カバー面の間の接続面
はガイド面を形成する。この面は摩耗されるため摺動表
面やカバー表面の約二倍の厚さがある。破砕材料粒子お
よび特に破砕パン縁部から飛び出した荒削りの材料粒子
からなる供給フローを破砕表面あるいは破砕トラックに
向けて偏向させるために、ガイド表面は半径方向内側に
向けて破砕室軸に向かう傾斜面を有している。この傾斜
面は一定角度をもって循環面を形成するように構成する
ことができるし、あるいは常時変化する傾斜角度にして
もよい。
【0038】特に単純で効果的な調整機構においては、
破砕ミルから突き出たボルト軸と、接続ボルトを受ける
ガイドヘッドとを有する調整部材が接続部で係合する。
この仕組みにより調整を行うと、隣接する二個の補強被
覆部材の位置が変更される。破砕ローラの数のファンク
ションとして、固定補強被覆部材と半径方向に変位可能
な補強被覆部材とを交互に接続することが適切である。
傾斜調整可能な補強被覆部材を同様に構成してもよい。
傾斜調整可能あるいは回動可能な補強被覆部材は、水平
変位可能な補強被覆部材と同様に構成される。基台部分
は、ミル軸方向に向かう傾斜を調整するために水平回動
軸として短く構成されることが適切である。
【0039】本発明に係わる方法と装置により、規定サ
イズ限界の大粒材料の少なくとも一部が排出されてしま
う破砕処理を、有益な方法で調整し最大活用することが
できる。これは、そのような規定サイズ限界の大粒材料
が形成する双曲円環面の仮想衝撃点を、規定方法により
壁面上に設定できるからである。この方法により、フロ
ー抵抗を特に低くし、かつ最大の処理量を得ることがで
きる。
【0040】
【実施例】図1は、破砕装置である空気吹き流し式ミル
4の破砕パン6近傍を詳細に示す図である。破砕トラッ
クまたは破砕面5上において、破砕ローラ7は摩擦によ
り係合し回転するか、あるいは個別に駆動されて回転す
る。粒子サイズの異なる破砕対象材料は、破砕パン6の
ほぼ中央に供給される。破砕パン6と壁面3の間には環
状室または環状空間8が形成され、ここには羽根リング
12が位置される。羽根リング12の羽根は接線的に設
定角度α(水平方向に対する角度)に設定され、環状ガ
スガイド機構14を形成する。環状ガスガイド機構14
のフローチャンネル15の作用により、流体供給フロー
13が排出される。
【0041】羽根リング12上部には補強被覆部材10
から形成された補強被覆材が位置される(図3から図
5、図13も参照のこと)。補強被覆部材10は下部水
平摺動表面28、上部カバー表面22、傾斜ガイド表面
34を有する。上部カバー表面22は摺動面と平行であ
り、傾斜ガイド表面34は環状空間8に向かって傾斜
し、その傾斜およびまたは回動位置は、羽根リング12
の羽根の設定角度αと関連して、流体供給フローの方向
角および調整を明確に規定する。
【0042】図3、図4および図5は羽根リング12近
傍の補強被覆部材10の位置を示す。補強被覆部材10
が水平方向に変位することで、流体粒子の流れの方向、
量、速度が、ガスガイド機構14付近において明らかに
変化する。
【0043】図2は破砕パン6の平面図であり、この破
砕パン6は羽根リング12の二基の破砕ローラ7と、こ
れらより小型の二基のプレ圧縮ローラ11と、さらに全
部で12個必要な補強被覆部材10のうちの8個を備え
る。同一の特徴部分は同一の参照番号により示す。補強
被覆部材10は、それぞれの長側面に対する端面25で
接続部21により相互接続される。破砕パン6の回転方
向は矢印16で、また破砕ローラ17の回転方向は矢印
17でそれぞれ示す。図を見やすくするために、調整機
構20を、例えば破砕ローラ7とプレ圧縮ローラ11の
間に置く。
【0044】本発明の方法によると、調整装置20’に
おける補強被覆部材の調整は、破砕パン6の回転方向
(矢印16)に対して、破砕ローラ7後部にあたる場所
で行われる。しかし、調整機構20により、補強被覆材
を水平方向に変位させて行う調整は接続部21で行う。
循環空間8の突出面とは、補強被覆部材10の位置を考
慮すると、羽根リング12上部のフリーフロー断面を指
すが、この部分は、破砕ローラ7後部にあたる場所にお
いては、他の場所でよりもはるかに小さい。
【0045】図示されている、二基の破砕ローラ7を有
する破砕パン6の場合、破砕パン6の回転方向(矢印1
6)に対して、破砕ローラ7後部に位置する二個の調整
機構を有していれば十分である。調整中の補強被覆部材
10は、図6から図10、図13および図14について
説明する方法で固定される。
【0046】図3から図5は、補強被覆部材10の考え
られる水平変位を示す。摺動面28は、少なくとも一つ
の中間リング部材27により、壁面3に固定される。補
強被覆部材10上部には、傾斜した軸受カバー部材33
が柔軟的に固定されて設置され、壁面3近傍の破砕材料
粒子を内側の流体供給フローに向けて螺旋状に誘導す
る。この螺旋状の流体供給フローは毎秒30mより大き
な速度が望ましく、渦巻を起こすガスガイド機構14に
より生成され、後述するフロー包絡線が実際に十分に破
砕された微粒子を含まない、規定サイズ外の大粒材料フ
ローで構成されるようにすることが望ましい。
【0047】図6から図10は、接続部材23を有する
接続部21の適正な構成を示しており、これは補強被覆
部材10の端面25に形成される。接続部21におい
て、接続ボルトは、環状リング型ボアと細長孔とに挿入
される。調整機構20がこの接続部21で動作する場
合、この接続ボルトは調整部材35が有するガイドヘッ
ド40も受ける(図13、図14参照)。接続領域21
の端面25には、実際に補完的に動作するベベル29と
リセス32が備えられ、図9および図10に示される端
部が係合する。
【0048】図7および図8は、接続部21の水平変位
および接続部21の隙間36の作用を示す。補強被覆部
材10の端面25上の歯状ベベル29が、隙間36をも
って、ミル軸方向に向けて設置されているため、調整が
行われる時に、ミル軸側の周辺線が短くなることを考慮
する。半径方向内側にむけて調整する場合、補強被覆材
10の内側円弧38は、接続部21において、実質的に
常時“圧縮”されている状態にある。このため、破砕処
理中に、特に流体供給フローのフロー包絡線近傍におい
て、流体供給フローを変化させることができる。
【0049】図11はフロー包絡線を示しており、この
図から、羽根リング12の羽根の設定角度α(図1参
照)と、垂直方向に対するガイド面34の傾斜角度β
(図13参照)の影響を推測できる。フロー包絡線45
は空間配列構造をしている。フロー包絡線カーブの垂直
および水平、または螺旋方向の延長線、および双曲面フ
ロー包絡線の片側軸垂直断面図は、フロー包絡線の外側
境界線、壁面3からの隙間、双曲面円環面と壁面3との
仮想交差点を示す。仮想交差点は、規定サイズ限界ある
いは規定サイズ外の大粒材料が形成する双曲円環面の衝
撃点である。
【0050】設定角度αおよび傾斜角度βの機能とし
て、フロー包絡線45のカーブ曲率は可変である。図1
1に係わるフロー包絡線45のカーブは、補強被覆部材
を調整した場合、羽根リング12の明確に設定された羽
根により送出される螺旋状流体供給フローと関連して、
それが双曲円環面の形状に影響を与えことを明確に示し
ている。つまり、補強被覆部材を調整することによっ
て、フロー抵抗、処理量、特に規定サイズ限界の大粒材
料を、壁面3とフロー包絡線45カーブの間の“未使用
領域”から排出する際に影響を及ぼす。これに関連し
て、フロー包絡線45カーブと壁面との”仮想”交差点
が重要になる。これはこの交差点が、破砕パンに再び戻
される大粒材料の上部衝撃点を示しているからである。
つまりこれが壁面3とフロー包絡線45との間の”未使
用領域”の大きさに影響するからである。選択的な方法
として、この”未使用領域”にたまった規定サイズ限界
の大粒材料を集めて取り除くこともできる。
【0051】エネルギーバランスを最適にするために、
規定サイズ限界の大粒材料の少なくとも一部を分類室下
方の破砕室からを取り除くためには、飛び出してくる規
定サイズ限界の大粒材料を収拾し取り除くための装置、
例えば収拾ポケットの設定最適位置を、明確に規定され
たこの衝撃点から知ることができる。
【0052】図12は調整機構20の図である。調整機
構20は接続部21において調整要素35とともに動作
する。動作開始位置では、着脱可能に接続された二個の
補強被覆部材10の端面25と、ほぼ円錐形の空間隙間
36が見える。調整部材35は(図14)ボルト軸37
と、ガイドヘッド40を有し、ガイドヘッド40には接
続ボルト18(図13)を受けるためのボアがついてい
る。ガイドヘッド40は接続部21に挿入され固定され
る。ボルト軸37は壁面3の近傍に摺動ブロック型ガイ
ド41により保持されており、壁面外部から操作でき
る。調整は手動、機械、油圧液圧、または電動のいずれ
によっても行える。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、空気吹き流し式の破砕
装置は、壁面上に調整可能に取り付けられた補強被覆部
材を用いて流体供給フローを調整できるので、流体供給
フローに基づくフロー包絡線または双曲面円環面を有す
るフロー包絡線カーブを、破砕処理中に調整することが
可能で、空気吹き流し式の破砕装置の破砕−分類室内に
動的、かつほとんど遅延なく流体供給フローの新たな均
衡を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる破砕装置の羽根リング及び破
砕パン近傍を詳細に示す断面図である。
【図2】 本発明に係わる破砕装置の補強被覆部材と、
概略表示された破砕ローラおよびプレ圧縮ローラを説明
する平面図である。
【図3】 本発明に係わる破砕装置の補強被覆部材を伴
う循環空間の拡大図である。
【図4】 図3に示す補強被覆部材を伴う循環空間の動
作状態を説明する説明図である。
【図5】 図3に示す補強被覆部材を伴う循環空間の動
作状態を説明する説明図である。
【図6】 本発明に係わる破砕装置の補強被覆部材の接
続部の垂直断面図である。
【図7】 図6に示す補強被覆部材の平面図である。
【図8】 図7に示す補強被覆部材を破砕室軸に向けて
変位(内向き調整)させた状態を説明する平面図であ
る。
【図9】 本発明に係わる破砕装置の補強被覆部材の垂
直断面図と平面図である。
【図10】 調整要素と接続され、補完構造を有する接
続部を有し、図9に示す隣接する補強被覆部材と接続さ
れる補強被覆部の垂直断面図と平面図である。
【図11】 設定角度αおよび被覆部材の傾斜角度βの
ファンクションとしての、フロー包絡線を示した、空気
吹き流し式ミルの破砕および分類室の概略垂直断面図で
ある。
【図12】 2個の補強被覆部材間にある接続部と、こ
れに係合する調整機構の平面図である。
【図13】 図12で示す接続部の、A−A線に添った
垂直断面図である。
【図14】 図12に示す調整部材の平面図である。
【符号の説明】
3 壁面、4 空気吹き流し式ミル、5 破砕面、6
破砕パン、7 破砕ローラ、8 環状空間、10 補強
被覆部材、11 プレ圧縮ローラ、12 羽根リング、
13 流体供給フロー、14 環状ガスガイド機構、1
5 フローチャンネル、17 破砕ローラ、20 調整
機構、21 接続部、22 上部カバー表面、23 接
続部材、25 端面、28 下部水平摺動表面、29
ベベル、32 リセス、33 軸受カバー部材、34
傾斜ガイド表面、35 調整部材、36 隙間、40
ガイドヘッド、45 フロー包絡線。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破砕対象材料を破砕−分類室の回転水平
    破砕面に供給し破砕材料粒子に成るまで破砕する破砕方
    法であって、破砕された破砕材料粒子は前記破砕面と調
    整可能な補強被覆部材を有する破砕壁との間に位置する
    羽根リングを有する環状空間により供給される流体供給
    フローの補助により分類処理にかけられ、十分に破砕さ
    れた前記材料が排出され、荒削りの大粒材料の少なくと
    も一部は前記破砕面に戻され再度破砕を行う材料の破砕
    方法において、 前記破砕面の縁部を飛び出した前記破砕材料粒子は、前
    記流体供給フローの螺旋状の流れに巻き込まれ螺旋状に
    上昇してフロー包絡線を形成し、前記フロー包絡線の空
    間配列構造およびまたは半径および垂直延長線は、調整
    可能な流体供給フローにより調整されることを特徴とす
    る材料の破砕方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の材料の破砕方法におい
    て、 前記螺旋状の流体供給フローは毎秒30mより大きな速
    度で、渦巻を起こすガスガイド機構により生成され、前
    記フロー包絡線は、実際に十分に破砕された微粒子を含
    まない、規定サイズ外の大粒材料からなるフロー包絡線
    であることを特徴とする材料の破砕方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の材料の破砕方法におい
    て、 前記フロー包絡線は規定サイズ外の大粒材料により双曲
    円環面を形成し、フロー包絡線カーブまたは前記双曲円
    環面は、調整可能ガイド羽根リングおよびまたは調整可
    能な補強被覆部材により調整されることを特徴とする材
    料の破砕方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の材料の破砕方法におい
    て、 前記壁面上の前記双曲円環面の衝撃点は、前記フロー包
    絡線のカーブによって決定され、規定サイズ外の大粒材
    料フローの少なくとも一部が前記破砕室から取り出され
    ることを特徴とする材料の破砕方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の材料の破砕方法におい
    て、 前記フロー包絡線カーブまたは前記双曲円環面は、傾斜
    調整可能およびまたは水平変位可能な補強被覆材により
    設定されることを特徴とする材料の破砕方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の材料の破砕方法におい
    て、 前記フロー包絡線カーブまたは前記双曲面円環面は、部
    分的に調整可能な補強被覆材によって設定されることを
    特徴とする材料の破砕方法。
  7. 【請求項7】 回転破砕パンと調整可能補強被覆材を有
    する壁面との間に位置する羽根リングを有する環状空間
    を備え、流体供給フローを生成する空気吹き流し式の破
    砕装置において、 前記調整可能補強被覆材を接続する接続部と、 少なくとも1ケ所の接続部において調整可能補強被覆材
    の状態を外部から調整可能な調整機構と、 を有し、前記補強被覆部材を少なくとも半径方向に変位
    可能に構成することを特徴とする材料の破砕装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の材料の破砕装置におい
    て、 調整機構は複数の接続部で動作するように設置されるこ
    とを特徴とする材料の破砕装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の材料の破砕装置におい
    て、 前記接続部は接続部材により形成され、該接続部材は前
    記補強被覆部材の端面に配置することを特徴とする材料
    の破砕装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の材料の破砕装置にお
    いて、 複数の補強被覆部材が環状リング状に配置され、前記接
    続部は軸ジョイントまたはフォークジョイントによって
    接続されることを特徴とする材料の破砕装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の材料の破砕装置に
    おいて、 リング形状に固定配置される複数の補強被覆材同志の間
    に隙間を形成し、2個の隣接する補強被覆部材の水平変
    位および傾斜調整を可能にすることを特徴とする材料の
    破砕装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の材料の破砕装置に
    おいて、 前記補強被覆部材の少なくとも一方の端面にベベルおよ
    びあるいはリセスが設けられていることを特徴とする材
    料の破砕装置。
  13. 【請求項13】 請求項7に記載の材料の破砕装置にお
    いて、 各補強被覆部材は、 ほぼ水平な下部摺動面と、 前記下部摺動面とほぼ平行な上部カバー面と、 前記破砕室に向かって傾斜したガイド面と、 を有することを特徴とする材料の破砕装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の材料の破砕装置に
    おいて、 前記補強被覆部材は円周方向に対して変更可能な傾斜角
    βに設定されることを特徴とする材料の破砕装置。
  15. 【請求項15】 請求項7に記載の材料の破砕装置にお
    いて、 前記調整機構は調整部材を有し、破砕装置から突き出し
    たボルト軸とガイドヘッドを有し、該調整機構は前記接
    続部に接続されることを特徴とする材料の破砕装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の材料の破砕装置に
    おいて、 前記調整機構は手動、液圧、または電動のいずれによっ
    ても動作することを特徴とする材料の破砕装置。
  17. 【請求項17】 請求項7記載の材料の破砕装置におい
    て、 半径方向に変位可能な補強被覆部材の数は破砕ローラの
    数により決定されることを特徴とする材料の破砕装置。
  18. 【請求項18】 請求項14記載の材料の破砕装置にお
    いて、 前記調整可能補強被覆部材は傾斜調整可能な方法で、水
    平軸ピンに搭載されることを特徴とする材料の破砕装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の材料の破砕装置にお
    いて、 静止補強被覆部材が傾斜調整可能または回動可能な補強
    被覆部材と交換できることを特徴とする材料の破砕装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項18記載の材料の破砕装置にお
    いて、 傾斜調整可能な補強被覆部材の水平軸ピンは壁面近傍の
    位置に配置されていることを特徴とする材料の破砕装
    置。
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