JPH01254267A - 堅型粉砕機 - Google Patents

堅型粉砕機

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JPH01254267A
JPH01254267A JP8327788A JP8327788A JPH01254267A JP H01254267 A JPH01254267 A JP H01254267A JP 8327788 A JP8327788 A JP 8327788A JP 8327788 A JP8327788 A JP 8327788A JP H01254267 A JPH01254267 A JP H01254267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throat
crusher
angle
housing
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP8327788A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kanemoto
浩明 金本
Yoshinori Taoka
善憲 田岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP8327788A priority Critical patent/JPH01254267A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粉砕機に係り、特に粉砕効果、圧力損失、スロ
ート下への落下粒子の低減に好適な竪型粉砕機に関する
〔従来の技術〕
第3図〜第5図に従来の粉砕装置を示す。
粉砕機中央上部より供給される固体は垂直な給炭管1を
落下し、軸を鉛直方向及び粉砕テーブル4の半径方向に
のみ可動とした複数個の粉砕ローラタイヤ2と駆動装置
3により回転する粉砕テーブル4との間で粉砕され、粉
砕テーブル4のまわりに設けたスロート5から導入され
た熱空気により乾燥されながら上方に吹き上げられる。
吹き上げられた粒子のうち粗いものは重力により落下す
る。この分級を以下−次分級と呼ぶ、−次分級を受は落
下しなかった粒子は上部の回転式分級機6(第3図)ま
たはサイクロン式分級器7(第5図)まで達し、更にこ
こで遠心力を受は粗い粒子は落下する。この分級を以下
二次分級と呼ぶ、−次分級部、二次分級部をそれぞれ通
過できた細かい粒子は製品微粉として粉砕機上部のノ(
イブ8から送り出され、その他の粒子は落下後粉砕部に
戻され再粉砕を受ける。
二次分級部では、第3図で示す回転式分級機6の場合、
粒子は給炭管1のまわりを回転するロータ9に取り付け
た複数枚の羽根10により遠心力を受けて1粒子中の粗
いものはハウジング11に沿って旋回しながらすべり落
ち、第5図で示すサイクロン分級器の場合、ハウジング
11の半径方向に対して−様な角度を保った複数枚のベ
ーン12により旋回力を与えられ遠心力を受けて、粒子
中の粗いものはベーン12の下に設けられたホッパー1
3の内面を旋回しながらすべり落ち、ホッパー13下の
フラッパー19を通って粉砕テーブル4へ戻される。
スロート5の構造については、ハウジング11周方向へ
の傾き角α(第4図参照)、および粉砕機中心方向への
傾き角β(第3図参照)は一定であり、スロートの断面
積S(第3図参照)も一定に保たれている。
この種のものとして特開昭62−83052号公報記載
のものが提案されている。またスロートの断面積のみ可
変としたものに特公昭61−54460号公報記載のも
のがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこれらのものは、ハウジング周方向の任意
の位置それぞれにおけるスロートからの熱空気の最適吹
上げ速度及び吹上げ角度について考慮されていなかった
即ち固定式スロート構造のものにあっては、ミルの負荷
、供給空気量および両者の比率、二次分級性能等の変化
による粉砕機内の流れ状態の変化に対し熱空気の吹上げ
速度および方向を自在に変化させる自由度がないために
運転条件によっては粉砕機内の流れが最適とならない場
合が生ずる。
例えば、スロート角度βが0度に近い状態に固定されて
いる場合、−次・二次分級性能を落とした運転条件にお
いては分級を受けて落下する粗い粒子は少なく粉砕テー
ブル4中央へ容易に戻るこ゛ とができるが、−次・二
次分級性能を上げた運転条件においては戻る粗粒子量が
増し、スロート5直上に落ちた粒子は再びスロート5直
上に吹き上げられ無駄な循環を繰り返すばかりでなく、
スロート5上部の絶対粒子量も異常に増し、結果的にス
ロート5下への落下粒子が増加する。
落下粒子の増加に対してはスロート5の通過流速を上げ
ることで対処できるが、その時の絶対空気量に制限があ
るため、大きな変更は不可能である。
また、例えば、スロート角度αが0度に近い状態に固定
されている場合、スロート5から吹き出す熱空気速度の
垂直成分が増し1重力による分級である一次分級の能力
が低下し粉砕機出口の製品粒度に悪影響を及ぼす。
一方、スロート断面積を可変とした特公昭61−544
60号公報記載のものにあっても、スロートの周方向に
おいては画一的な吹上げ速度及び吹上げ角度しか得られ
ないという問題点があった。
このように従来のこれらのものにあっては、運転条件に
よっては戻り粒子の無駄な循環による粉砕機圧力損失の
増大、粉砕効率の低下、落下粒子量の増加、および−次
分級性能の低下による製品粒度への悪影響といった不具
合を引き起こす問題があった。
この発明の目的は上記問題点を解消するためになされた
もので、スロート流速、角度を運転状態によって変化さ
せ、粉砕機内の流れを最適化させることにより総合性能
の向上した竪型粉砕機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、ハウジング内に
、駆動部と、該駆動部によって駆動される粉砕テーブル
を有する粉砕部と、該粉砕部によって粉砕された粉砕物
から粗粉を分離する分級部とを備え、前記粉砕テーブル
の周囲に前記粉砕物を乾燥しつつ上部に吹上げる熱空気
を導入するスロートが設けられ、前記分級部には前記粗
粉を分離したのち前記粉砕部へ再循環する一方、上部か
ら微粉を送り出す回転分級機またはサイクロン式分級器
を備えた竪型粉砕機において、前記スロートに、該スロ
ートの粉砕機中心方向への傾き角度を調整する第1の可
動部と、前記ハウジング周方向への傾き角度を調整する
第2の可動部と、該スロートの開口断面積を調整する第
3の可動部とが配設されていることを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
上記の構成によれば、−次および二次分級性能が高く多
量の粗粒子が下方に戻ってくる場合に、スロートの粉砕
機中心方向への傾き角を大きくすることによって、スロ
ート上部に戻ってきた粗粒子は粉砕機中心方向の速度成
分を得、粉砕テーブルの中央に集まり落下するようにな
るので、粉砕効率が低下することがなく、スロート上部
を滞留・循環する粒子も減少するので粉砕機の圧力損失
が増加することがなく、さらにスロート下への落下粒子
も増加することがない。
また、−次分級性能が悪い場合に、スロートの粉砕機ハ
ウジング周方向への傾き角を大きくすることにより熱空
気の垂直上向きの速度成分を低くおさえることができる
ので1重力による分級である一次分級性能は高まり、二
次分級部への流入粒子は細かくなり、結果的に製品粒度
に良い影響を与える。この作用は粉砕機ハウジング周方
向への傾き角を大きくすることに加え、粉砕機中心方向
への傾き角の両者を大きくすることにより、垂直上向き
方向の速度成分をさらに低くおさえることができるとい
う相乗作用を生む。
さらに、スロートの粉砕機中心方向への熱空気の速度成
分が足りない場合や、熱空気のスロート通過流速が低く
スロート下への落下粒子が多い場合、スロートの熱空気
通過断面積を絞ることによって熱空気量一定の状態で流
速を高めることができるので、粗粒子の粉砕テーブル中
央への戻りが不良になったり、スロート下への落下粒子
が増加することがない。
更に、粉砕機周方法の任意の位置において個別にスロー
トの調整ができるので、粉砕機の運転条件や機内流動パ
ターンに応じた粉砕が可能となる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。尚、
従来例と同一構造部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
第1図において、スロート5は粉砕テーブル4と粉砕機
ハウジング11のすきまで構成され、そのすきまを三種
類の可動部材14,15.16で調整する。可動部材1
4は粉砕テーブル4の半径方向にスライドしスロート断
面積Sを調節することができる。可動部材15は固定軸
17を中心として粉砕機中心方向へ傾斜しスロート5の
粉砕機中心方向への角度βを調節することができる。可
動部材16は可動部材14に付属しており軸18を中心
に回転しスロート5の粉砕機ハウジング11の周方向へ
の角度αを調節することができ、可動部材14のスライ
ドによって変化する粉砕テーブル4とのギャップ変化に
応じて軸18の軸方向に調節することができる。勿論、
可動部材16は可動部材14から独立して設けてもよい
この三種類の可動部材14,15.16は、粉砕機ハウ
ジング11の全周または部分的に複数個セグメント形式
で配置される1本可動構造によりハウジング11の周方
向の任意の位置において。
スロート5からの熱空気の吹き出し速度、方向を任意に
変えることができる。
スロート5に導かれた熱空気aは、可動部材14での回
転テーブル4とのギャップの調節によりスロート5の通
過流速が決められ、可動部材16でのスロート5の粉砕
機ハウジング11周方向への角度αの調節により粉砕機
内への粉砕機ハウジング周方向への吹き出し角度が決め
られる。
そのうち、同熱空気aは、可動部材15でのスロート5
の粉砕機中心方向への角度βの調節により粉砕機中心方
向への吹き出し角度が決められる。
可動部材14,15.16の調節の組み合わせにより、
熱空気aの粉砕機内吹き出し速度および角度は任意の設
定が可能となる。
〔発明の効果〕
上述のとおり本発明によれば、スロートの断面積、傾き
角を外部より任意に設定できるので、粉砕機の運転条件
によって生ずるさまざまな粉砕機内の流動パターンに対
し最適の熱空気吹出し速度、同吹出し角を選択でき、次
のような効果がある。
■ スロートの粉砕機中心方向への角度を戻り粒子量の
増大に伴って大きくすると熱空気の粉砕機中心方向の速
度成分を高めることができるので、粉砕テーブル中央へ
の戻りが良好となり粉砕効率が向上する。
■ ■に加えて、スロート直上に戻ってきて再び吹上げ
られ循環・滞留する粒子が減少するので粉砕機の圧力損
失は下がり、スロート下への落下粒子量も減少する。
■ スロートの粉砕機中心方向への角度及び粉砕機ハウ
ジング周方向への角度を相互に調節することにより熱空
気の垂直上向き方向の速度成分をおさえ重力による分級
である一次分級の効果を高めることができる。
■ 角度調節に加え、スロート断面積の調節により熱空
気の絶対速度を調節できるので、■〜■の効果をさらに
高めることができる。
■ ■〜■の効果により、製品粒度の向上、運転コスト
の低下が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部拡大図、第2図は
第1図のI−1断面図、第3図は回転式分級機の用いら
れた従来例の縦断面図、第4図は第3図の■−■断面図
、第5図はサイクロン式分級器の用いられた従来例の縦
断面図である。 3・・・駆動部        4・・・粉砕テーブル
5・・・スロート       6・・・回転式分級機
7・・・サイクロン式分級器  11・・・ハウジング
14.15,16・・・可動部材  a・・・熱空気α
・・・粉砕機中心方向への角度 β・・・ハウジング周方向への角度 S・・・スロート断面積

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハウジング内に、駆動部と、該駆動部によって駆動
    される粉砕テーブルを有する粉砕部と、該粉砕部によっ
    て粉砕された粉砕物から粗粉を分離する分級部とを備え
    、 前記粉砕テーブルの周囲に前記粉砕物を乾燥しつつ上部
    に吹上げる熱空気を導入するスロートが設けられ、 前記分級部には前記粗粉を分離したのち前記粉砕部へ再
    循環する一方、上部から微粉を送り出す回転分級機また
    はサイクロン式分級器を備えた竪型粉砕機において、 前記スロートに、該スロートの粉砕機中心方向への傾き
    角度を調整する第1の可動部と、前記ハウジング周方向
    への傾き角度を調整する第2の可動部と、該スロートの
    開口断面積を調整する第3の可動部とが配設されている
    ことを特徴とする竪型粉砕機。
JP8327788A 1988-04-05 1988-04-05 堅型粉砕機 Pending JPH01254267A (ja)

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JP8327788A JPH01254267A (ja) 1988-04-05 1988-04-05 堅型粉砕機

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JP8327788A Pending JPH01254267A (ja) 1988-04-05 1988-04-05 堅型粉砕機

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JP (1) JPH01254267A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0676240A1 (de) * 1994-04-08 1995-10-11 Loesche Gmbh Verfahren und Einrichtung zum Zerkleinern von Material unterschiedlicher Körnung, insbesondere Luftstrommühle
EP0988894A3 (de) * 1998-09-25 2000-05-31 Loesche Gmbh Schaufelkranz für Luftstrom-Wälzmühlen
JP2011240233A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Babcock Hitachi Kk 竪型粉砕装置ならびに石炭焚ボイラ装置
JP2012115738A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Ihi Corp バイオマスミル

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JP2012115738A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Ihi Corp バイオマスミル

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