JP3273394B2 - 機械式粉砕装置 - Google Patents

機械式粉砕装置

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JP3273394B2 JP33000493A JP33000493A JP3273394B2 JP 3273394 B2 JP3273394 B2 JP 3273394B2 JP 33000493 A JP33000493 A JP 33000493A JP 33000493 A JP33000493 A JP 33000493A JP 3273394 B2 JP3273394 B2 JP 3273394B2
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    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
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    • B02C13/00Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
    • B02C13/14Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills with vertical rotor shaft, e.g. combined with sifting devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C2/00Crushing or disintegrating by gyratory or cone crushers
    • B02C2/10Crushing or disintegrating by gyratory or cone crushers concentrically moved; Bell crushers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒径がミクロンオーダ
ーの被粉砕物を数十ミクロンオーダーの微細な粒子に微
粉砕することができ、特にトナーの製造に好適な機械式
粉砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被粉砕物を微粉砕するための回転
型機械式粉砕装置として、特開昭59−105853号
公報に記載の微粉砕機が知られている。この微粉砕機は
図6に示すように、外周面に母線と平行な多数の凹凸部
21を周方向に連続させた円筒状の回転子22を回転軸
23で支持し、この回転軸22の外側に微小な間隙24
をあけて、内周面に母線と平行な多数の凹凸部25を周
方向に連続させた円筒状の固定子26を嵌装し、前記間
隙24を粉砕室としたものである。
【0003】この微粉砕機による粉砕工程について説明
すると、回転子22を高速回転させるとともに、固定子
26の上方に設けた製品排出口27に連なる吸引送風機
(図示せず)を運転し、被粉砕物を、固定子26の下方
に設けた供給口28から空気に同伴させて機内に供給す
る。
【0004】機内では被粉砕物が、回転子22と一体で
回転する攪拌羽根29により生じる気流によってケーシ
ング30の内周面に沿って上昇し、回転子22と固定子
26との対向間隙24(粉砕室)に流入し、回転子22
の回転で発生した上向きの旋回気流に乗って対向間隙2
4を上向流で流過する間に粉砕が行われる。
【0005】すなわち被粉砕物は、高速回転する回転子
22により運動エネルギーが与えられ、固定子26の凹
凸部25内に生じる渦流に乗って該凹凸部25と衝突し
たり、回転子22と固定子26の凸部間で磨砕されたり
して微細粒子となり、間隙24から流出する。この微細
粒子は、回転子22と一体で回転する攪拌羽根31によ
り生じる気流によってケーシング30の内周面に沿って
旋回上昇し、製品排出口27から機外に排出される。
【0006】なお、図6において32は、固定子26の
凹凸部25の凹部を塞ぐ分級リングであって、間隙24
からの粗大粒子の流出を防止し、微細粒子のみを流出さ
せるためのものである。また、固定子26は、前記ケー
シング30の一部も兼ねている。
【0007】このように被粉砕物は、回転子22と固定
子26との間隙24からなる粉砕室において、回転子2
2の高速回転によりその凹凸面と固定子26の凹凸面か
ら生じる渦流によって互いに衝突し、剪断力を受けてミ
クロンオーダーから数十ミクロンオーダーの微細な粒子
に微粉砕される。
【0008】このような微粉砕機では、前記回転子22
の凹凸部21と固定子26の凹凸部25との組合せとし
て図7、図8、図9または図10に示すものが提案され
ている。これらの図において凹凸部21aおよび25a
は横断面形状が方形状のもので、凹凸部21bおよび2
5bは横断面形状が三角形状のものであるが、これらの
うち図10に示す組合せにより優れた粉砕性能が得られ
ることが知られている(特公平3−15489号公報を
参照)。
【0009】なお、回転型機械式粉砕装置としては、そ
の他に特公昭61−36457号公報、特公昭58−1
4822号公報、特公昭58−14823号公報、特公
昭61−36459号公報、特公平4−12191号公
報、特開平5−184960号公報、特公平4−121
90号公報に記載のものが知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年の乾式ト
ナーにおいては、高画質を目指してデジタル化が進み、
より粒径の小さいトナーが要求されているが、上記従来
の微粉砕機では粉砕処理能力および消費動力などの点で
粉砕性能が不十分であるだけでなく、目標の粒子径に粉
砕することができないという問題があった。
【0011】本発明は上記問題点を解決しようとするも
ので、その目的は、粒径が数十ミクロンオーダーの微細
な粉砕物が容易に得られ、しかも消費動力の効率化も可
能で、乾式トナーの製造に好適な高性能の機械式粉砕装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の機械式
粉砕装置は、回転軸に支持され外周面に母線と平行な多
数の凹凸部を周方向に連続して形成した回転子と、該回
転子の外側に微小間隙をあけて嵌装され内周面に母線と
平行な多数の凹凸部を周方向に連続して形成した筒体と
を備え、被粉砕物を前記微小間隙からなる粉砕室で微粉
砕する機械式粉砕装置であって、前記回転子の外周面
に、該回転子の母線と交差する方向の多数の凹凸部を該
母線の方向に連続して形成したことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の機械式粉砕装置は、請求
項1において、前記筒体の内周面に、該筒体の母線と交
差する方向の多数の凹凸部を該母線の方向に連続して形
成したことを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の機械式粉砕装置は、請求
項1または2において、前記筒体を、前記回転子と逆向
きに回転可能としたことを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の機械式粉砕装置は、請求
項3において、前記筒体の回転数を可変としたことを特
徴とする。
【0016】請求項5に記載の機械式粉砕装置は、請求
項1,2,3または4において、前記回転子の下方に被
粉砕物の供給口を、前記回転子の上方に粉砕物の排出口
をそれぞれ設け、前記回転子と前記筒体との微小間隙
を、被粉砕物の流過方向に沿って漸減させたことを特徴
とする。
【0017】請求項6に記載の機械式粉砕装置は、請求
項1,2,3,4または5において、前記回転子の凹凸
部、前記筒体の凹凸部を金属材料による母材と、該母材
の表面を被覆する耐摩耗性の材料とで形成したものであ
ることを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1に記載の機械式粉砕装置は、図1に示
すように回転子の外周面に、該回転子の母線(この母線
の方向は、該回転子駆動用の回転軸と平行である)と交
差する方向の多数の凹凸部1を、該母線の方向に連続し
て形成したものである。このため、この装置においては
図1に示すように、粉砕室内に水平方向の渦流に加えて
上下方向の渦流が発生するので粉砕機能が向上する。
【0019】請求項2に記載の機械式粉砕装置は、図2
に示すように、回転子の外周面および、該回転子の外側
に微小間隙をあけて嵌合されることにより粉砕室を形成
する筒体の内周面に、それぞれ母線と交差する方向の多
数の凹凸部1、2を該母線の方向に連続して形成したも
のである。このため、この装置においては粉砕室内に水
平方向の渦流に加えて、請求項1の装置よりも多数の、
かつ激しい上下方向の渦流が発生するので、粉砕機能が
著しく向上する。
【0020】請求項3に記載の機械式粉砕装置では、筒
体を回転子と逆向きに回転させることにより粉砕室内に
おいて、渦流発生数の増大や、渦流の増幅が生じるた
め、請求項1または2に記載の装置に比べて粉砕機能が
更に向上する。
【0021】請求項4に記載の機械式粉砕装置において
は、筒体の回転数を増減することにより、粉砕効率や粉
砕物の粒子径の調整が可能となる。
【0022】請求項5に記載の機械式粉砕装置において
は、回転子と筒体との微小間隙を被粉砕物の流過方向に
沿って漸減させたため、被粉砕物供給側の微小間隙を従
来より拡大することができるので、被粉砕物の供給量を
増大させて粉砕することが可能になる。
【0023】請求項6に記載の機械式粉砕装置において
は、回転子および筒体の凹凸部の表面の耐摩耗性が向上
するため該凹凸部の使用寿命が長くなり、高効率の粉砕
条件を維持することができる。また、凹凸面への粉体付
着も防止される。
【0024】なお本発明では、請求項1〜6から複数の
請求項を適宜に選択して組み合わせてもよく、この組合
せによって、単独請求項による作用よりも優れた作用を
得ることができる。
【0025】
【実施例】次に本発明を、図面に示す実施例により更に
詳細に説明する。 実施例1 この粉砕装置は請求項1に対応するもので、全体構造は
図6の従来例と同様であるが、その要部としての粉砕室
の構造は図1に示すとおりである。
【0026】すなわち、回転軸23に支持され外周面に
母線と平行な多数の凹凸部21を周方向に連続して形成
した円筒状の回転子22と、回転子22の外側に微小間
隙をあけて嵌装され、内周面に母線と平行な多数の凹凸
部25を周方向に連続して形成した円筒状の固定子26
とを備え、被粉砕物を前記微小間隙からなる粉砕室で微
粉砕する、図6に示す粉砕装置を改良したものであっ
て、前記凹凸部21,25に加えて、回転子22の外周
面に、その母線(この母線の方向は、回転軸23と平行
である)と交差する方向の多数の凹凸部1を該母線の方
向に連続して形成したものである。
【0027】この実施例では凹凸部1は前記母線と直交
して形成してあるが、該母線に斜めに交差するものであ
ってもよい。
【0028】凹凸部1のピッチP1 (隣り合う凹凸部
1,1間の間隔)は、凹凸部21のピッチをP21とする
とき、P1 /P21が1〜5の範囲内にあるように設定す
るのが好ましい。また、この実施例では凹凸部1の縦断
面形状を三角形にしてあるが、方形状にすることもでき
る。
【0029】この粉砕装置においては粉砕室内に、凹凸
部21および25による水平方向の渦流に加えて、図1
に示すように凹凸部1による上下方向の渦流が発生する
ため、図6装置の粉砕機能に加えて、粉砕室を流過する
粒子の凹凸部1への衝突や、凹凸部1での粉体の打撃粉
砕および剪断の機能が追加されるので、その分、粉砕機
能が向上する。従って、より微細粒径の粉体を容易に得
ることができる。
【0030】実施例2 この粉砕装置は請求項2に対応するもので、図2に示す
ように、図6に示す装置における回転子22の外周面お
よび、固定子26の内周面に、それぞれ母線と交差する
方向の多数の凹凸部1、2を該母線の方向に連続して形
成したものである。
【0031】この場合、凹凸部1の凸部を凹凸部2の凹
部と、凹凸部1の凹部を凹凸部2の凸部とそれぞれ対向
させ、その対向間隔は2mm以下とする。凹凸部1,2
のピッチP1 ,P2 は、凹凸部25のピッチをP25とす
るとき、P1 /P25およびP2 /P25が1〜5の範囲内
にあるように設定するのが好ましい。また、この実施例
では凹凸部1の凸部の縦断面形状をほぼ三角形に、凹凸
部2の凸部を台形状にしてあるが、これらの一方を方形
状、他方を三角形状にそれぞれ形成することもできる
し、双方を方形状または台形状にすることもできる。
【0032】この粉砕装置では、粉砕室内において渦流
発生数の増大や、渦流の増幅が生じるため、粉砕機能が
著しく向上する。従って、請求項1の装置に比べて、よ
り微細粒径の粉体を容易に得ることができる。
【0033】実施例3 この粉砕装置は請求項3に対応するもので、図1または
図2に示す装置における円筒状固定子26に代えて、図
3および図4(図4は図3のA部拡大図である)に示す
ように、中央部が円筒状で内周面に凹凸部2が形成さ
れ、上部および下部が円錐状である筒体3を、ケーシン
グ30と回転子22との間に同心状に設け、この筒体3
を駆動装置4により回転子22と逆向きに回転可能とし
たものである。この場合、筒体3の外周面をケーシング
30の内周面に設けた円環状の突起30aに摺動させな
がら筒体3を回転させるようにしてある。なお、図3に
おいて5はプーリ、6はベルトであり、7および8は軸
受である。
【0034】この粉砕装置においては、筒体3を回転子
22と逆向きに回転させることにより粉砕室内におい
て、渦流発生数の増大や、渦流の増幅が生じるため、請
求項1または2に記載の装置に比べて粉砕機能が更に向
上し、限界粉砕粒径を更に小さくすることができる。ま
た、筒体3の回転数を増減することにより、粉砕効率の
制御が可能となる。
【0035】実施例4 この粉砕装置は請求項5に対応するもので、図1または
図2に示す装置における円筒状回転子22に代えて、図
5に示すように逆円錐台状の回転子11を設け、これに
より回転子11と固定子26との微小間隙すなわち粉砕
室の広さを、被粉砕物の流過方向に沿って漸減させたも
のである。
【0036】回転子11の母線の傾斜角度は1〜10°
とし、前記微小間隙の最大幅Dを2mm以内とすること
が好ましい。図6の粉砕機では前記微小間隙の幅が小さ
いほど機械性能を発揮することができる反面、被粉砕物
の供給量が減少する傾向にあったが、図5の粉砕機で
は、粉砕室への被粉砕物供給口の間隙幅を拡大したの
で、被粉砕物供給量の増大が可能になる。この場合、発
生渦流は若干低下するが、前記被粉砕物供給口およびそ
の近傍の粉砕室は、粉砕工程のうち粗粒処理部分に相当
するので、消費動力に見合った粉砕が効率よく行われ
る。
【0037】なお、図5の回転子11の凹凸部や、固定
子26の凹凸部として、図1または図2に示すものを適
用することができるし、図5の固定子26に代えて図3
に示す回転可能な筒体3を採用することもできる。
【0038】本発明の粉砕機では、凹凸部1など粉砕用
の凹凸部の全てを、金属材料の母材と、該母材表面を被
覆した耐摩耗性材料とで形成するのが好ましい。耐摩耗
性の被覆層としては、例えばチタンカーバイド層、チタ
ンナイライト層およびアルミナ層の3層からなり、全層
の厚さが4〜10μmのものが挙げられる。このような
硬質層で母材表面をコーティングすることによって、粉
体粒子との衝突により発生する凹凸の摩耗を低下させる
ことができ、粉砕装置の耐久性を向上させることが可能
となる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明で明かなように、請求項1に
記載の機械式粉砕装置によれば、従来装置の回転子に所
定の態様で凹凸部を追加形成したため、回転子と固定子
との間隙、すなわち粉砕室内における渦流の発生数が増
大するので粉砕効率が向上し、より微細径の粉砕物を容
易に得ることができる。請求項2に記載の機械式粉砕装
置によれば、回転子の外側に嵌装した筒体の内周面に所
定の態様で凹凸部を追加形成したため、粉砕室内におけ
る渦流の発生数が増大するので粉砕効率が向上し、より
微細径の粉砕物を容易に得ることができる。請求項3に
記載の機械式粉砕装置によれば、回転子の外側に嵌装し
た筒体を、従来の固定子に代えて回転子と逆向きに回転
可能なものとしたため、渦流発生数の増大や、渦流の増
幅が生じるので、粉砕効率が著しく向上し、限界粉砕粒
径の更新が可能になる。また、粉砕時の回転子の回転動
力を従来の50%以下に抑えることができる。請求項4
に記載の機械式粉砕装置によれば、請求項3における筒
体の回転数を可変としたことため、該筒体と回転子との
回転数比を調整できるので、粉砕物の粒径を幅広く制御
することができ、また、粉砕効率も向上するので限界粉
砕粒径の更新が可能になる。請求項5に記載の機械式粉
砕装置によれば、粉砕室への被粉砕物供給口を従来より
広げ、かつ粉砕室の広さを粉砕工程の進行とともに漸減
させたため、従来装置に比べて被粉砕物の処理量の増大
が可能で、しかも消費動力に見合った効率のよい粉砕を
行うことができ、微細粒径の粉体を容易に得ることがで
きる。請求項6に記載の機械式粉砕装置によれば回転子
の凹凸部、筒体の凹凸部の表面を耐摩耗性の材料で形成
したため、粉砕時の凹凸部表面の摩耗が減少して高効率
の粉砕条件を長期間維持することができ、凹凸部表面へ
の粉体付着が防止されるとともに、粒径が微細の粉体を
安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、要部の縦断面図であ
る。
【図2】別の実施例を示す、要部の縦断面図である。
【図3】さらに別の実施例の全体構造を示す縦断面図で
ある。
【図4】図3のA部の拡大図である。
【図5】さらに別の実施例の全体構造を示す縦断面図で
ある。
【図6】従来装置の全体構造を示す縦断面図である。
【図7】従来装置における粉砕室の一例を示す横断面図
である。
【図8】従来装置における粉砕室の別例を示す横断面図
である。
【図9】従来装置における粉砕室の更に別の例を示す横
断面図である。
【図10】従来装置における粉砕室の更に別の例を示す
横断面図である。
【符号の説明】
1,2,21,21a,21b,25,25a,25b
凹凸部 3 筒体 4 駆動装置 11,22 回転子 23 回転軸 24 間隙 26 固定子 27 製品排出口 28 供給口 29,31 攪拌羽根 30 ケーシング 30a 突起 32 分級リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−196855(JP,A) 特開 昭58−196854(JP,A) 特開 昭59−196756(JP,A) 実開 平4−74548(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 13/00 - 13/31 B02C 17/00 - 17/24

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に支持され外周面に母線と平行な
    多数の凹凸部を周方向に連続して形成した回転子と、該
    回転子の外側に微小間隙をあけて嵌装され内周面に母線
    と平行な多数の凹凸部を周方向に連続して形成した筒体
    とを備え、被粉砕物を前記微小間隙からなる粉砕室で微
    粉砕する機械式粉砕装置であって、前記回転子の外周面
    に、該回転子の母線と交差する方向の多数の凹凸部を該
    母線の方向に連続して形成したことを特徴とする機械式
    粉砕装置。
  2. 【請求項2】 前記筒体の内周面に、該筒体の母線と交
    差する方向の多数の凹凸部を該母線の方向に連続して形
    成したことを特徴とする請求項1に記載の機械式粉砕装
    置。
  3. 【請求項3】 前記筒体を、前記回転子と逆向きに回転
    可能としたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    機械式粉砕装置。
  4. 【請求項4】 前記筒体の回転数を可変としたことを特
    徴とする請求項3に記載の機械式粉砕装置。
  5. 【請求項5】 前記回転子の下方に被粉砕物の供給口
    を、前記回転子の上方に粉砕物の排出口をそれぞれ設
    け、前記回転子と前記筒体との微小間隙を、被粉砕物の
    流過方向に沿って漸減させたことを特徴とする請求項
    1,2,3または4に記載の機械式粉砕装置。
  6. 【請求項6】 前記回転子の凹凸部、前記筒体の凹凸部
    は、母材を金属材料により形成し、該母材の表面を耐摩
    耗性の材料で被覆したものであることを特徴とする請求
    項1,2,3,4または5に記載の機械式粉砕装置。
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