JPH08193197A - Vリング - Google Patents
VリングInfo
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- JPH08193197A JPH08193197A JP7206104A JP20610495A JPH08193197A JP H08193197 A JPH08193197 A JP H08193197A JP 7206104 A JP7206104 A JP 7206104A JP 20610495 A JP20610495 A JP 20610495A JP H08193197 A JPH08193197 A JP H08193197A
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Abstract
摩耗性の全てを兼ね備えたものとして、長時間の連続使
用に耐えるものとする。 【構成】 フッ化ビニリデン−フルオロプロピレン共重
合体等のフッ素ゴムと、テトラフルオロエチレン−エチ
レン共重合体等の熱可塑性フルオロ樹脂と、テトラフル
オロエチレン低次重合体等の分子量5×104 以下の低
分子量含フッ素重合体を必須成分とする潤滑性ゴム組成
物で、Vリングを形成する。または、Vリングを、アク
リロニトリルブタジエンゴムとテトラフルオロエチレン
樹脂粉末と、熱硬化性樹脂の硬化粉末またはガラス転移
点が300℃以上の熱可塑性樹脂粉末であって好ましく
は球状の黒鉛材を含んだ潤滑性ゴム組成物で形成する。
Description
の漏れまたは侵入を防止するVリングに関する。
プを連結したゴム製断面V字型のVリングと呼ばれるシ
ールリングが知られている。
図2を利用して説明すると、このものは、軸方向の断面
が台形のリング本体2の一端に、小径のヒンジ部3を介
して円錐状のリップ4を一体に形成したものである。
を使用する際、軸5に嵌めて例えば転がり軸受6のシー
ルリングとして用いると、Vリング1は軸5と共に回転
し、リング本体2がリップ4を支えながら軸5をシール
して、ダストや飛沫を軸受内に侵入するのを防止すると
共に、軸受6内のグリースを外部に漏らさない。
心運動したり、または軸の芯出し精度が悪いために軸5
が傾斜した状態で回転した場合でも、ヒンジ3の角度が
変化してリップ4は軸受5のハウジング7側に弾性的に
密接してシール機能を発揮する。
ては、例えば、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、フッ
素ゴム等が用いられていた。
に、従来材料からなるVリングは、非粘着性、低摩擦特
性、耐摩耗性の少なくともいずれか一以上の特性が満足
できないものであって、長期間の連続使用には耐えられ
ないという問題点がある。
点を解決し、Vリングを、非粘着性、低摩擦特性および
耐摩耗性の全てを兼ね備えたものとして、長時間の連続
使用に充分に耐えるものとすることである。
め、この発明においては、リング本体の一端に円錐状リ
ップを連結した断面V字型のVリングにおいて、このも
のを、第1必須成分であるフッ素ゴムと、第2必須成分
である熱可塑性フルオロ樹脂と、第3必須成分である数
平均分子量5×104 以下の低分子量含フッ素重合体を
含んで成り、前記第1必須成分と第2必須成分の配合重
量比が50:50〜95:5の範囲であり、かつ第1必
須成分と第2必須成分の合計100重量部に対する第3
必須成分の配合量が5〜50重量部である潤滑性ゴム組
成物から形成したのである。
トラフルオロエチレン−プロピレン共重合体、フッ化ビ
ニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フッ化
ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオ
ロエチレン共重合体、フルオロシリコーン系フッ素ゴム
およびパーフルオロ系フッ素ゴムからなる群から選ばれ
る一種以上のフッ素ゴムを採用することができる。
ルオロ樹脂は、テトラフルオロエチレン−エチレン共重
合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体からなる群から選ばれ
る一種以上の重合体を採用することができる。
フッ素重合体は、テトラフルオロエチレン重合体、フル
オロポリエーテルおよびポリフルオロアルキル基含有化
合物からなる群から選ばれる一種以上の重合体を採用す
ることができる。また、第3必須成分である低分子量含
フッ素重合体として、平均粒径5μm 以下のテトラフル
オロエチレン重合体を採用することができる。
性樹脂の硬化粉末またはガラス転移点が300℃以上の
熱可塑性樹脂粉末を全組成物量の5〜20重量%添加し
てもよい。
タジエンゴムを基材として、テトラフルオロエチレン樹
脂粉末と、熱硬化性樹脂の硬化粉末またはガラス転移点
が300℃以上の熱可塑性樹脂粉末を配合した潤滑性ゴ
ム組成物で形成したのである。
転移点が300℃以上の熱可塑性樹脂粉末は、球状の黒
鉛材を採用できる。
乳化重合終了後にカーボン材と共沈させて得られる表面
にカーボン材が突出したテトラフルオロエチレン樹脂粉
末を採用できる。
末は、テトラフルオロエチレン樹脂とカーボン材を乾式
混合して得られる表面にカーボン材が突出したテトラフ
ルオロエチレン樹脂粉末を採用できる。
リルブタジエンゴム100重量部に対して、テトラフル
オロエチレン樹脂粉末10〜100重量部、熱硬化性樹
脂の硬化粉末またはガラス転移点が300℃以上の熱可
塑性樹脂粉末5〜80重量部である前記Vリングとした
のである。
ムは、平均して1個以上のフッ素原子を含む単位モノマ
ーの重合体または共重合体であって、ガラス転移点が室
温以下であり、室温でゴム状弾性を有するものであれ
ば、特に限定されるものでなく、広範囲のものを例示す
ることができる。
重合、溶液重合、触媒重合、電離性放射線重合、レドッ
クス重合などの重合方式をその製造段階で採用できる。
このようなフッ素ゴムの数平均分子量(Mn)は、通常
5×104 以上のものが好ましく、また可及的に高分子
量のものが良好な結果を得ることから、Mn7×104
以上、特に望ましくは10×104 〜25×104 程度
のものを用いることがより好ましい。
としては、テトラフルオロエチレン−プロピレン共重合
体である旭硝子社製:アフラス、フッ化ビニリデン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体であるデュポン・昭和
電工社製:バイトン、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオ
ロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体である
モンテフルオス社製:テクノフロン、フルオロシリコー
ン系エラストマーであるダウコーニング社製:シラステ
ィックLS、フォスファゼン系フッ素ゴムであるファイ
アストーン社製:PNF、パーフルオロ系フッ素ゴムで
あるダイキン工業社製:ダイエルパーフロなどを挙げる
ことができる。
(フッ素樹脂)は、テトラフルオロエチレン−エチレン
共重合体(以下ETFEと略記する)、テトラフルオロ
エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体(以下PFAと略記する)、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(以下FEPと略
記する)からなる群から選ばれる1種以上の重合体であ
ることが好ましい。
しては、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロ
ピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
(以下EPEと略記する)、トリフルオロクロロエチレ
ン重合体(以下CTFEと略記する)、トリフルオロク
ロロエチレン−エチレン共重合体(以下ECTFEと略
記する)、ポリビニルフルオライド(以下PVFと略記
する)およびポリビニリデンフルオライド(以下PVD
Fと略記する)を挙げることができる。
化重合、懸濁重合、触媒溶液重合、気相重合および電離
性放射線照射重合などの各種重合方式が製造段階で採用
できる。分子量(Mn)は5×104 以下のものが望ま
しく、5×103 を越えほぼ2×104 以下のものが特
に望ましい。
記したPFAである三井・デュポンフロロケミカル社製
PFA MP10、FEPである三井・デュポンフロロ
ケミカル社製テフロンFEP100、ETFEである旭
硝子社製アフロンCOPなどが挙げられる。
樹脂を混合した組成物は、弾性体としての特性を有す
る。そして、この発明において低分子量含フッ素重合体
はこのような弾性体にさらに優れた摺動特性を付与する
ために配合されるものである。
テトラフルオロエチレン(TFE)、主要構造単位−C
n F2n−O−(nは1〜4の整数)を有するフルオロポ
リエーテル、下記の化1の式で表わされる主要構造単位
を有するポリフルオロアルキル基含有化合物(炭素数2
〜20)で分子量(Mn)5×104 以下のものをいう
が、より優れた摺動特性を付与するためには分子量5×
103 以下のものが特に好ましい。
下のTFE低次重合体が最も好ましく、市販品としてデ
ュポン社製バイダックスAR、旭硝子社製フルオンルブ
リカントL169などを挙げることができる。
整数)の主要構造単位を有する平均分子量5×104 以
下のフルオロポリエーテルとしては、下記の化2で表わ
されるものを例示することができる。
剤に対する親和性(密着性)を向上させるために、イソ
シアネート基、水酸基、カルボキシル基、エステル等の
官能基を含む構造単位を有するものが望ましい。
としては、下記の化3で表わされるものが挙げられ、こ
れらを単独使用しても官能基を有しないものと併用して
もよい。
フルオロポリエーテルとポリフルオロポリエーテル基を
含有しないイソシアネート化合物とを併用してもよく、
またイソシアネート基を有するフルオロポリエーテル
と、各種のフルオロポリエーテル基を含有しないジアミ
ン類、トリアミン類または各種のフルオロポリエーテル
基を含有しないジオール類、トリオール類を併用するな
どの方法を採用してもよい。
起こるようなフルオロポリエーテルを組み合わせて使用
することが好ましく、このようなものとして、たとえば
イソシアネート基を含む単位を有するものと、水酸基を
含む単位を有するものとを組み合わせることは同様に好
ましいことである。
有化合物としては、たとえば下記化4で示されるポリフ
ルオロアルキル基を有するものがあり、炭素数2〜20
で分子量(Mn)5×104 以下の具体例としては、下
記の化5で表わされるもの(反応性基およびポリフルオ
ロアルキル基を有する化合物と、その反応性基と反応す
る基を有するエチレン性不飽和化合物との反応物(たと
えば、フルオロアルキルアクリレートなど)の重合体
や、前記反応性基およびポリフルオロアルキル基を有す
る化合物とその反応性基と反応する基を有する各種重合
体との反応物、または前記化合物の重縮合物など)が挙
げられる。
合物は、前記したフルオロポリエーテルと同様に、他の
配合材料および添加剤の親和性(密着性)の向上のため
に、親和性の高い官能基、たとえばイソシアネート基、
水酸基、メルカプト基、カルボキシル基、エポキシ基、
アミノ基、スルフォン基等を含む単位を有する化合物で
あることが好ましい。
は、単独使用または2種以上併用のいずれでもよく、ま
た、活性化水素を有する反応基を有するポリフルオロア
ルキル基含有化合物と、ポリフルオロアルキル基を有し
ないイソシアネート化合物とを併用してもよい。また、
イソシアネート基を有するポリフルオロアルキル基含有
化合物と、各種のポリフルオロアルキル基を含有しない
ジアミン類、トリアミン類または各種のポリフルオロア
ルキル基を含有しないジオール類、トリオール類を併用
するなどの方法を採用してもよい。
増加のうえからも好ましく、具体的には炭素数2〜20
のポリフルオロアルキル基を有し、かつ、水酸基、メル
カプト基、カルボキシル基、アミノ基から選ばれる少な
くとも1種類を含む含フッ素重合体との組み合わせ、ま
たは炭素数2〜20のポリフルオロアルキル基を有し、
かつ、イソシアネート基を含む単位を有する含フッ素重
合体と、炭素数2〜20のポリフルオロアルキル基を有
し、さらに活性化水素を有する反応基を含む単位を有す
る含フッ素重合体との組み合わせを挙げることができ
る。
うち、フルオロオレフィン重合体またはフルオロポリエ
ーテルを用いると、潤滑性において優れた結果が得ら
れ、特に平均粒径5μm以下のテトラフルオロエチレン
重合体を用いると最も望ましい結果を得ることが判明し
ている。
フルオロ樹脂および低分子量含フッ素重合体の配合比
は、フッ素ゴムと熱可塑性フルオロ樹脂の重量比にて5
0:50から95:5の範囲が好ましい。なぜならば熱
可塑性フルオロ樹脂の配合重量比が50/100を越え
ると、目的の組成物に充分な弾性特性が得られず、5/
100未満では充分な耐摩耗性が得られないからであ
る。
の合計100重量部に対して低分子量含フッ素重合体5
〜50重量部が好ましい。なぜならば、低分子量含フッ
素重合体の配合比が5重量部未満では充分な摺動特性が
得られず、50重量部を越えるとゴム状弾性特性が損な
われるからである。
0℃において不溶融な熱硬化性樹脂の硬化粉末、または
ガラス転移点が300℃以上の耐熱性樹脂粉末を添加し
て耐摩耗性を向上させることができる。
樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化後の微粉末、ガラス転
移点が300℃以上である耐熱性樹脂としては、ポリイ
ミド樹脂、芳香族アラミド樹脂等の微粉末が挙げられ
る。市販の樹脂粉末のうち、フェノール樹脂の硬化粉砕
品としては、鐘紡社製:ベルパールH300、ポリイミ
ド樹脂の硬化粉砕品としては、三笠産業社製:PWA2
0、芳香族アラミド樹脂の粉砕品としては、旭化成社
製:MP−P、ガラス転移点Tgが300℃以上の熱硬
化性樹脂粉末としては宇部興産社製:ユーピレックスS
(Tg>500)などがある。
〜15μmのものがゴム状弾性の維持と混練工程の容易
性の点で好ましい。熱硬化性樹脂粉末は、前記必須成分
に対して5〜20重量%添加すればよく、5重量%未満
では耐摩耗性向上の効果がなく、20重量%を越える多
量ではゴム弾性が低下するので好ましくない。
上記成分の他に各種添加剤が配合されていてもよい。た
とえば、フッ素ゴムの加硫剤としてイソシアネート、有
機過酸化物等、ステアリン酸ナトリウム、酸化マグネシ
ウム、水酸化カルシウムなどの酸化防止剤または受酸
剤、カーボンなどの帯電防止剤、シリカ、アルミナなど
の充填剤、その他金属酸化物、着色剤、難燃剤などを便
宜加えてもよいことはいうまでもない。
定するものではなく、通常広く用いられている方法、例
えば、主原料になるエラストマー、その他諸原料をそれ
ぞれ個別に順次、または同時にロール混合機その他混合
機により混合すればよい。なお、このとき摩擦による発
熱を防止する意味で温調器を設けることが望ましい。ま
た、ロール混合機を使用する場合には、仕上げの混合と
して、ロール間隔を3mm以下程度に締めて薄通しを行な
うとさらに良い。
特に限定した手段を必要とするものではなく、通常のプ
レス成形方法で一次加硫(140〜170℃で10〜3
0分、加圧5〜10kgf/cm2 )した後、二次加硫
(200〜300℃で2〜20時間、加圧なし)すれば
よい。
題を解決するため、Vリングを、アクリロニトリルブタ
ジエンゴムと、テトラフルオロエチレン樹脂粉末と、熱
硬化性樹脂の硬化粉末またはガラス転移点が300℃以
上の熱可塑性樹脂粉末を含む潤滑性ゴム組成物で形成し
たのである。特に、前記硬化粉末または熱可塑性樹脂粉
末は、球状の黒鉛であるものが好ましい。
脂粉末は、乳化重合終了後にカーボン材と共沈させて得
られる表面にカーボン材が突出したテトラフルオロエチ
レン樹脂粉末を採用できる。
脂粉末は、テトラフルオロエチレン樹脂とカーボン材を
乾式混合して得られる表面にカーボン材が突出したテト
ラフルオロエチレン樹脂粉末を採用することができる。
ルブタジエンゴム100重量部に対して、テトラフルオ
ロエチレン樹脂粉末10〜100重量部、球状黒鉛5〜
80重量部としたのである。
けるアクリロニトリルブタジエンゴム(以下、NBRと
略記する。)は、各種合成法にて合成され、室温におい
てゴム状弾性を有するものであれば、広範囲のものを例
示できる。
の共重合体でアクリロニトリル量を約15〜50%に含
めることで、その物性を変化させることができる。ニト
リル量は、例えば低ニトリル24%未満、中ニトリル2
4〜30%、中高ニトリル30〜36%、高ニトリル3
6〜42%、極高ニトリル42%を越えるものというよ
うに分類できる。耐摩耗性、耐老化性、引張強さを増す
ために、ニトリル量は多いほうがよいが、ゴム弾性、耐
寒性、低温特性を損なわない程度に止めるためには、ニ
トリル量を約24%〜42%の範囲、または約24%を
越え42%未満の範囲にすることが好ましい。
のが望ましく、可及的に高分子量のものが良好な結果を
得ることから、より好ましくは7万以上、特に好ましく
は10〜50万程度のものを用いる。以上の条件を満足
する市販品としては、下記のものを例示できる。
(以下、PTFEと略記する。)粉末とは、懸濁重合法
により製造されたモールディングパウダー、乳化重合法
により製造されたファインパウダーのいずれを使用して
もよいが、加圧・加熱処理された後、粉砕または粉砕
後、γ線照射処理または電子線照射処理されたもの、ま
たは重合後にγ線照射処理または電子線照射処理された
平均粒径20μm以内のものを使用することができる。
以上の条件を満足する市販品としては、下記のものを例
示できる。
ブリカントL169、L182J、三井デュポンフロロ
ケミカル社製:テフロン7J、さらに、より好ましいP
TFE粉末は、図3にその形態を拡大して示すように、
PTFE粉末20の表面に、黒鉛などからなるカーボン
材21が突出し、いわゆる突き刺さった状態にあるもの
である。このものは、例えばファインパウダー製造の乳
化重合終了時に、カーボン材と共沈させて凝析、洗浄、
乾燥して得られるPTFE粉末である。または、PTF
E粉末にカーボン材を乾式混合し、表面に突き刺さった
状態にしたものであってもよい。
から黒鉛まで種々の結晶状態の粉末品であってよいが、
黒鉛化による結晶構造に潤滑性が期待されるから、特に
黒鉛が好ましい。また、ゴム材に汎用されるストラクチ
ュアの大きいカーボンブラックのHAF、SAF、FE
FまたはMTなどであってもよい。
したように、黒鉛等からなるカーボン材21が、全方向
(放射状)に突出していることから、ゴム基材22内で
の物理的な杭効果があり、しかもゴム基材22とカーボ
ン材21の親和性がよいので、ゴム材と通常のPTFE
粉末を混練したものよりも高強度のものが得られる。
ッチから紡糸する工程で副生する球状黒鉛、またはフェ
ノール樹脂を触媒の下でパラフォルムアルデヒドと反応
させて球状に重合させたもの、さらにはその後、焼成し
粉砕した球状黒鉛が挙げられる。市販の球状黒鉛として
は、以下のものが挙げられる。
ズ 鐘紡社製:ベルパール、 ユニチカ社製:ユニベックス、 日本カーボン社製:マイクロカーボンビーズ、 この発明におけるNBRと、PTFE粉末の配合重量比
は、NBR100重量部に対して、10〜100重量部
であることが好ましい。なぜなら、PTFE粉末が10
重量部未満では、NBRに充分な摩擦特性を付与でき
ず、100重量部を越えて多量に配合すると、ゴム硬度
が高くなって弾性特性がなくなり、または機械的強度が
極端に低下して実用に耐えない。
化粉末またはガラス転移点が300℃以上の熱可塑性樹
脂粉末の配合重量比は、NBR100重量部に対して、
5〜80重量部である。その理由は5重量部未満の配合
割合では、NBRに充分な耐摩耗性を付与できず、80
重量部を越えて多量に配合すると、ゴム硬度が高くなっ
て弾性特性がなくなり、または機械的強度が極端に低下
して実用に耐えない。このような傾向から、熱硬化製樹
脂の硬化粉末またはガラス転移点が300℃以上の熱可
塑性樹脂粉末のより好ましい配合重量比は、NBR10
0重量部に対して、5〜30重量部である。また、球状
黒鉛の配合重量比は、上記同様の理由により、NBR1
00重量部に対して、5〜80重量部である。
剤または周知の添加剤を配合してもよいのは勿論であ
る。
カ、クレー、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウム、水
酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、タルク、マイ
カ、カオリン、ベントナイト、シラス、ウォラストナイ
ト、炭化ケイ素、ガラス粉末、カーボン粉末、ボロン繊
維、アラミド繊維等、 (2)加硫助剤:亜鉛華、脂肪酸等、 (3)加硫促進剤:グアニジン類、イオウ類、アルデヒ
ド−アミン類、亜鉛類等、 (4)可塑剤:ジメチルフタレート、ジオクチルフタレ
ート等、 (5)老化紡糸剤:アミン類、フエノール類等、 (6)その他、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、着
色剤など、さらに、成形時の離型性および表面の非粘着
性を向上させるために、オイル、ワックス、グリース類
を添加してもよい。その配合量は、ゴム成形品の機械的
強度に影響を及ぼさない程度、すなわちNBR100重
量部に対して2〜20重量部であることが好ましく、よ
り好ましくは5〜10重量部である。
ッ素樹脂であるテトラフルオロエチレン−エチレン共重
合体(ETFE)、テトラフルオロエチレン−パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テト
ラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合
体(FEP)などを添加してもよい。
定するものではなく、通常広く用いられている方法、例
えば、主原料になるNBR、その他の充填剤を個別に順
次混合または一括してロール混合機、プロペラ混合機、
ニーダ混合機その他の混合機で混合すればよい。なお、
このとき摩擦による発熱を防止する意味で温調器を設け
ることが望ましい。また、ロール混合機を使用する場合
には、仕上げ混合として、ロール間隔を3mm以下とし
て薄通しを行なうことが好ましい。
て示すと以下のとおりである。なお、各成分の配合割合
は重量%であるが、(3)〜(7)に示す原材料につい
ては(1)、(2)に示す原材料の総重量100に対す
る重量部で示した。
レン共重合体(旭モンテ社製:テクノフロンFOR42
0) (2)テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体〔E
TFE〕(旭硝子社製:アフロンCOP) (3)低分子量含フッ素重合体〔低分子量TFE〕(旭
硝子社製:ルーブリカントL169) (4)低分子量含フッ素重合体(フルオロポリエーテ
ル)〔低分子量FEP〕(日本エニモント社製:フォン
ブリンZ−DISOC) (5)カーボン(ファンデルビルト社製:MTカーボ
ン) (6)ステアリン酸ナトリウム (一般工業材) (7)酸化マグネシウム〔MgO〕 (一般試薬) (8)水酸化カルシウム〔Ca(OH)2 〕 (一般試
薬) (9)フェノール樹脂 (カネボウ社製:ベルパールH3
00) (10)ニトリル−ブタジエン系共重合体〔NBR〕
(一般工業材 硬度JIS−A70) (11)クロロプレン系共重合体〔クロロプレンゴム〕
(一般工業材 硬度JIS−A70) 〔実施例1〜4、比較例1〜5〕ロール間隔5〜10m
mに調整したロール混合機にフッ素ゴム(1)を巻きつ
け、表1に示した割合で順次、MTカーボン、ステアリ
ン酸ナトリウム、MgO、Ca(OH)2 を加えて混練
した。その後、ロール間隔を1mmに調整し、素練りを
約10回行なった。なお、この時の摩擦熱を防止する目
的で、常時ロール内に冷却水を通し、ロール温度を60
℃以下に保った。次に、冷却水を止め、ロール内にスチ
ームを通してゴム温度が70℃以上、90℃以下になる
ように調整し、その後、ロール間隔を5〜10mm程度
に戻し、低分子量含フッ素重合体を少量ずつ添加しなが
ら表1に示す配合割合で混練した。その後、再びロール
間隔を1mmに狭めて素練りを約10回行なった。
る150×150×t1(mm)シートを、一次加硫
(170℃、10分、プレス圧7kgf/cm2 )およ
び二次加硫(230℃、16時間、フリー)を行なっ
た。このようにして加硫した各試験片について、摩擦・
摩耗特性、非粘着性、一般特性、実機耐久性を求めた。
各試験方法はつぎのとおりである。
外径φ21mmのリング状シート試験片をφ17×φ2
1×t10(mm)のアルミ合金製リングに接着して摩
擦試験片とした。相手材は軸受鋼(SUJ2)の研磨品
とし、スラスト型摩擦試験機にて評価した。試験条件
は、周速128m/分、面圧3.5kgf/cm2 と
し、試験開始当初とその後の摩擦係数と摩耗係数 (×
10-10 cm3 /kgf・m)を表中に示した。
る接触角をゴニオメータ式接触角測定器で測定し、接触
角の大きいものほど非粘着性は良いと判断し、結果を表
中に併記した。
片に対してJIS−K6301に準拠し、引張り強度、
伸び、硬度(JIS−A)を調べ、結果を表中に併記し
た。
2mm、外径φ48mm、幅10mmのVリング形状の
試験片を、雰囲気温度を40℃に設定した恒温槽の中
で、図2に示した状態にVリングを装着した試験機に
て、軸5を毎分200回転の速度で連続500時間運転
した。この場合、Vリング1のリップ4が摺接するハウ
ジング7は、軸受鋼(SUSJ2)で形成されたもので
ある。
0.001g以下を〇印、摩耗量0.001gを越え
0.005g未満を△印、摩耗量0.005g以上を×
印の3段階に評価し、これを表中に併記した。
ム単独の組成物、またはフッ素ゴムにETFEまたは低
分子量TFEを添加した組成物からなる比較例の試験片
は、摩擦係数が高く、摺動特性に耐久性がなかった。ま
た、ニトリルゴム、クロロプレンゴムからなる試験片で
も同様の結果であった。
例1〜4の試験片は、非粘着性、低摩擦特性および耐摩
耗性の全てを兼ね備えており、500時間の連続使用に
耐えることがわかる。
1に用いた合成ゴムの基本組成を以下に示す。
重合完了後に平均粒径6μmの黒鉛と7:3の重量比で
共沈させ、凝析、洗浄して得られたものである。 (2)黒鉛とのドライブレンドPTFE〔PTFE−
2〕旭硝子社製PTFE(ルーブリカントL182J)
を平均粒径6μmの黒鉛と7:3の重量比にてヘンシェ
ルミキサーでドライブレンドしたものである。 (3)PTFE〔PTFE−3〕旭硝子社製:PTFE
ルーブリカントL182J (4)ETFE(旭硝子社製:アフロンCOP Z88
20) (5)球状黒鉛(鐘紡社製:ベルパールC2000) (6)シリコーンオイル(信越シリコーン社製:KF9
6−300)。
ル間隔5〜10mm程度に調整したロール混合機に、N
BR(220S)を巻き付け、基礎配合AまたはBに示
した割合で無機充填剤、老化防止剤、カーボン、イオ
ウ、加硫促進剤を順次混合し、最後に表3または表4に
示した割合でPTFEおよび他の充填剤を混練した。
通しを10回行なった。なお、このときの摩擦熱を防止
する目的で、常時ロール内に冷却水を通し、ロール温度
を60℃以下に保った。次に、冷却水を止め、ロール内
にスチームを通してゴム温度が70℃以上90℃以下に
なるように調整し、その後、ロール間隔を1mmで薄通
しを10回行ない、それぞれ10kgのコンパウンドを
得た。
縦300mm、横300mm、厚さ1mmの金型でプレ
ス成形し、1次加硫(160℃、10分、プレス圧12
0kgf/cm2 )および2次加硫(150℃、4時
間、フリー)を行なった。このようにして加硫を終えた
シート状の各試験片について、摩擦・摩耗特性、非粘着
性、機械的特性を求めた。
示すようなVリングを形成し、実機試験行なった。各試
験方法は、前記試験方法(a)で試験条件を、周速1.
0m/分、面圧3.0kgf/cm2 、測定を試験開始
当初、50時間後、100時間後に変更したこと以外
は、前記した(a)〜(d)の通りである。これらの結
果は、表5または表6に示した。
限値以下、または上限値を越え下限値未満の配合、特性
値等として最も適したシール成形体を提供するように、
適宜に選択してもよい。
BR基礎配合Bのコンパウンドを作成し、試験片を成形
した。この試験片に対してゴム用市販コーティング剤
(日本アチソン社製:エムラロン345)をスプレーコ
ーティング法にて約15μmの被膜を形成した。コーテ
ィング後、電気炉にて80℃で1時間乾燥し、さらに焼
成して試験片を完成させた。
同様の試験にて評価し、結果を表6中に併記した。
に、一般的なNBRの配合物だけの比較例6では摩擦係
数が高く、摩耗量が大きかった。また、NBRにPTF
Eを添加した7、8は、いずれも摩擦係数がゴム基材よ
り若干低くなったが、摩耗特性が充分でなかった。ま
た、球状黒鉛を配合した比較例9では、耐摩耗性が改善
されたが、摩擦係数が約0.8と大きく、実機試験でも
追従性が徐々に劣化した。シリコーンオイルを配合した
比較例10は、機械的強度が著しく低下しており、摩耗
特性も極めて悪かった。なお、いずれの比較例でも実機
試験での摩耗が多く、トナーの漏れが確認された。
のPTFEと球状黒鉛を併用して添加した実施例1〜1
2は、機械的強度の低下が少なく、低摩擦係数および耐
磨耗性に優れた特性であり、実機試験でも安定した低摩
擦・低摩耗特性が確認できた。また、実施例13は、P
TFEと共に球状黒鉛を添加したものであるため、比較
例に比べて低摩擦・低摩耗特性であり、他の実施例のよ
うに使用に耐えるものであった。
フッ素ゴムと熱可塑性フルオロ樹脂と所定分子量の低分
子量含フッ素重合体を所定割合で配合した潤滑性ゴム組
成物で形成したので、このものが非粘着性、低摩擦特性
および耐摩耗性の全てを兼ね備えたものとなり、長時間
の連続使用に耐えるものとなる利点がある。
ジエンゴムとテトラフルオロエチレン樹脂粉末と球状黒
鉛を含んだ潤滑性ゴム組成物で形成したVリングとした
発明においても、NBR材料本来の充分なゴム特性を有
すると共に、低摩擦特性および耐摩耗性を兼ね備えたも
のとなる利点がある。
特性を生かしたシール性を充分に発揮すると共に、長寿
命で安定した低摩擦特性および耐摩耗性に優れたシール
部材となるのである。
す模式図
Claims (11)
- 【請求項1】 リング本体の一端に円錐状リップを連結
した断面V字型のVリングにおいて、このものを第1必
須成分であるフッ素ゴムと、第2必須成分である熱可塑
性フルオロ樹脂と、第3必須成分である数平均分子量5
×104 以下の低分子量含フッ素重合体を含んで成り、
前記第1必須成分と第2必須成分の配合重量比が50:
50〜95:5の範囲であり、かつ第1必須成分と第2
必須成分の合計100重量部に対する第3必須成分の配
合量が5〜50重量部である潤滑性ゴム組成物。 - 【請求項2】 第1必須成分であるフッ素ゴムが、テト
ラフルオロエチレン−プロピレン共重合体、フッ化ビニ
リデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビ
ニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロ
エチレン共重合体、フルオロシリコーン系フッ素ゴムお
よびパーフルオロ系フッ素ゴムからなる群から選ばれる
一種以上のフッ素ゴムである請求項1に記載のVリン
グ。 - 【請求項3】 第2必須成分である熱可塑性フルオロ樹
脂が、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、テ
トラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエ
ーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレン共重合体からなる群から選ばれる一種以
上の重合体である請求項1に記載のVリング。 - 【請求項4】 第3必須成分である低分子量含フッ素重
合体が、テトラフルオロエチレン重合体、フルオロポリ
エーテルおよびポリフルオロアルキル基含有化合物から
なる群から選ばれる一種以上の重合体である請求項1に
記載のVリング。 - 【請求項5】 第3必須成分である低分子量含フッ素重
合体が、平均粒径5μm 以下のテトラフルオロエチレン
重合体である請求項1に記載のVリング。 - 【請求項6】 請求項1記載の潤滑性ゴム組成物に、さ
らに熱硬化性樹脂の硬化粉末またはガラス転移点が30
0℃以上の熱可塑性樹脂粉末を全組成物量の5〜20重
量%添加したVリング。 - 【請求項7】 リング本体の一端に円錐状リップを連結
した断面V字型のVリングにおいて、このものを、アク
リロニトリルブタジエンゴムを基材として、テトラフル
オロエチレン樹脂粉末と、熱硬化性樹脂の硬化粉末また
はガラス転移点が300℃以上の熱可塑性樹脂粉末を配
合した潤滑性ゴム組成物で形成したことを特徴とするV
リング。 - 【請求項8】 熱硬化性樹脂の硬化粉末またはガラス転
移点が300℃以上の熱可塑性樹脂粉末が、球状の黒鉛
材である請求項7記載のVリング。 - 【請求項9】 テトラフルオロエチレン樹脂粉末が、乳
化重合終了後にカーボン材と共沈させて得られる表面に
カーボン材が突出したテトラフルオロエチレン樹脂粉末
である請求項7記載のVリング。 - 【請求項10】 テトラフルオロエチレン樹脂粉末が、
テトラフルオロエチレン樹脂とカーボン材を乾式混合し
て得られる表面にカーボン材が突出したテトラフルオロ
エチレン樹脂粉末である請求項7記載のVリング。 - 【請求項11】 成分の配合重量比が、アクリロニトリ
ルブタジエンゴム100重量部に対して、テトラフルオ
ロエチレン樹脂粉末10〜100重量部、熱硬化性樹脂
の硬化粉末またはガラス転移点が300℃以上の熱可塑
性樹脂粉末5〜80重量部である請求項7記載のVリン
グ。
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