JPH08192110A - 穀物選別装置の除塵装置 - Google Patents
穀物選別装置の除塵装置Info
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- JPH08192110A JPH08192110A JP7024800A JP2480095A JPH08192110A JP H08192110 A JPH08192110 A JP H08192110A JP 7024800 A JP7024800 A JP 7024800A JP 2480095 A JP2480095 A JP 2480095A JP H08192110 A JPH08192110 A JP H08192110A
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- B07—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
- B07B—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
- B07B1/00—Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
- B07B1/28—Moving screens not otherwise provided for, e.g. swinging, reciprocating, rocking, tilting or wobbling screens
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- B07B—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
- B07B13/00—Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices
- B07B13/14—Details or accessories
- B07B13/16—Feed or discharge arrangements
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 塵埃の発生防止。
【構成】 選別網１８の上部を覆う天井カバー４４を設
け、該天井カバー４４の前記供給側１９の上部位置に吸
引ブロアー５０を設け、該天井カバー４４の前後側及び
揺上側２１は除き前記揺下側２２には軟質合成樹脂シー
ト４９を垂下させてなる穀物選別装置の除塵装置。
け、該天井カバー４４の前記供給側１９の上部位置に吸
引ブロアー５０を設け、該天井カバー４４の前後側及び
揺上側２１は除き前記揺下側２２には軟質合成樹脂シー
ト４９を垂下させてなる穀物選別装置の除塵装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、穀物選別装置の除塵装
置に関するものである。
置に関するものである。
【０００２】
【従来技術】従来、固定ケース内に設けた風車を有し上
方に風を吹上げる風胴と、風胴の上部に設けた揺動枠
と、該揺動枠に張設した前記風が上方に吹き抜ける選別
網と、該選別網上に穀物を供給する供給装置と、前記選
別網を斜上下方向に往復揺動させる揺動機構とからな
り、前記選別網は、前後方向の一側を供給側に他側を排
出側に左右方向の一側を揺上側に他側を揺下側とした略
四角形状とした穀物選別装置は公知である。なお、本出
願人は特願平６−２０１４５６号として、穀物選別装置
の除塵装置を提案している。
方に風を吹上げる風胴と、風胴の上部に設けた揺動枠
と、該揺動枠に張設した前記風が上方に吹き抜ける選別
網と、該選別網上に穀物を供給する供給装置と、前記選
別網を斜上下方向に往復揺動させる揺動機構とからな
り、前記選別網は、前後方向の一側を供給側に他側を排
出側に左右方向の一側を揺上側に他側を揺下側とした略
四角形状とした穀物選別装置は公知である。なお、本出
願人は特願平６−２０１４５６号として、穀物選別装置
の除塵装置を提案している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の選別装置
は、風で選別するから多量の塵埃を発生させる。そこ
で、選別網の上部には前記選別網より吹上がる塵埃を吸
引除去する天井カバーを設けるが、天井カバーは容積が
大きいので、着脱自在としたものである。なお、前記先
願にあっては、その四周全部を軟質合成樹脂シートで包
囲していたので、吸引すると負圧により合成樹脂シート
が揺動枠に吸着して作用の円滑を欠く問題があったが、
本願はこの点解決したものである。
は、風で選別するから多量の塵埃を発生させる。そこ
で、選別網の上部には前記選別網より吹上がる塵埃を吸
引除去する天井カバーを設けるが、天井カバーは容積が
大きいので、着脱自在としたものである。なお、前記先
願にあっては、その四周全部を軟質合成樹脂シートで包
囲していたので、吸引すると負圧により合成樹脂シート
が揺動枠に吸着して作用の円滑を欠く問題があったが、
本願はこの点解決したものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、上方
に風を吹上げる風車３を内蔵する風胴２と、風胴２の上
部に設けた揺動枠１２と、該揺動枠１２に張設した前記
風が上方に吹き抜ける選別網１８と、前記選別網１８を
前記揺動枠１２ごと左右斜上下方向に往復揺動させる揺
動機構とからなり、前記選別網１８は、前後方向の一側
を供給側１９に前後方向の他側を排出側２０に左右方向
の一側を揺上側２１に左右方向の他側を揺下側２２とし
た略四角形状とし、供給側１９は排出側２０より高く揺
上側２１は揺下側２２より高く前後左右両方向に傾斜さ
せ、前記選別網１８の揺上側２１の側部に供給側１９に
穀物を供給する供給装置３１を設けたものにおいて、前
記風胴２の外周に設けた固定ケース１には前記選別網１
８の上部を覆う天井カバー４４を設け、該天井カバー４
４の前記供給側１９の上部位置に吸引ブロアー５０を設
け、該天井カバー４４の前後側及び揺上側２１は除き前
記揺下側２２には軟質合成樹脂シート４９を垂下させて
なる穀物選別装置の除塵装置としたものである。
に風を吹上げる風車３を内蔵する風胴２と、風胴２の上
部に設けた揺動枠１２と、該揺動枠１２に張設した前記
風が上方に吹き抜ける選別網１８と、前記選別網１８を
前記揺動枠１２ごと左右斜上下方向に往復揺動させる揺
動機構とからなり、前記選別網１８は、前後方向の一側
を供給側１９に前後方向の他側を排出側２０に左右方向
の一側を揺上側２１に左右方向の他側を揺下側２２とし
た略四角形状とし、供給側１９は排出側２０より高く揺
上側２１は揺下側２２より高く前後左右両方向に傾斜さ
せ、前記選別網１８の揺上側２１の側部に供給側１９に
穀物を供給する供給装置３１を設けたものにおいて、前
記風胴２の外周に設けた固定ケース１には前記選別網１
８の上部を覆う天井カバー４４を設け、該天井カバー４
４の前記供給側１９の上部位置に吸引ブロアー５０を設
け、該天井カバー４４の前後側及び揺上側２１は除き前
記揺下側２２には軟質合成樹脂シート４９を垂下させて
なる穀物選別装置の除塵装置としたものである。
【０００５】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
１は周囲の固定ケースであり、固定ケース１内の下部位
置には上方に吹上げる風胴２を固定状に設け、風胴２内
に風車３を軸装する。４は吸引口、５は吹出口、６は前
後方向略水平の風車軸、７は風車軸６の端部に取付けた
受動プーリーである。前記風胴２の上部には、風車軸６
と平行の駆動軸８を設け、駆動軸８の前後側には偏心輪
９、９' を取付け、偏心輪９、９' にはロッド１０、１
０' の基部を軸装する。１１は駆動軸８の端部に固定し
た受動プーリーである。
１は周囲の固定ケースであり、固定ケース１内の下部位
置には上方に吹上げる風胴２を固定状に設け、風胴２内
に風車３を軸装する。４は吸引口、５は吹出口、６は前
後方向略水平の風車軸、７は風車軸６の端部に取付けた
受動プーリーである。前記風胴２の上部には、風車軸６
と平行の駆動軸８を設け、駆動軸８の前後側には偏心輪
９、９' を取付け、偏心輪９、９' にはロッド１０、１
０' の基部を軸装する。１１は駆動軸８の端部に固定し
た受動プーリーである。
【０００６】前記風胴２の上部には風胴兼揺動枠１２を
取付け、該揺動枠１２の下部に設けた軸１３、１３'
に、前記ロッド１０、１０' の先端を軸着する。前記揺
動枠１２の軸１３、１３' よりも上方位置には、傾斜揺
動支杆１４、１４' の下部を軸着し、傾斜揺動支杆１
４、１４' の上端は固定ケース１側に軸着する。１５は
モーター、１６は駆動プーリーで、駆動プーリー１６と
前記受動プーリー１１及び受動プーリー７との間にベル
ト１７を掛け回す。
取付け、該揺動枠１２の下部に設けた軸１３、１３'
に、前記ロッド１０、１０' の先端を軸着する。前記揺
動枠１２の軸１３、１３' よりも上方位置には、傾斜揺
動支杆１４、１４' の下部を軸着し、傾斜揺動支杆１
４、１４' の上端は固定ケース１側に軸着する。１５は
モーター、１６は駆動プーリーで、駆動プーリー１６と
前記受動プーリー１１及び受動プーリー７との間にベル
ト１７を掛け回す。
【０００７】風胴兼揺動枠１２の上部には選別網１８を
張設する。選別網１８は図４のように略四角であり、前
後方向の一側を供給側１９、他側を排出側２０、左右側
の一側を揺上側２１、他側を揺下側２２とし、排出側２
０よりも供給側１９側は僅かに高く、揺下側２２よりも
揺上側２１は高く、両方向に傾斜させてある。
張設する。選別網１８は図４のように略四角であり、前
後方向の一側を供給側１９、他側を排出側２０、左右側
の一側を揺上側２１、他側を揺下側２２とし、排出側２
０よりも供給側１９側は僅かに高く、揺下側２２よりも
揺上側２１は高く、両方向に傾斜させてある。
【０００８】実施例の前記選別網１８は、一例として
は、図３のように織網からなる上網２３と、風孔２４を
無数形成した打抜多孔板２５の二枚重合構造であり、吹
出口５より吹き上げた風は打抜多孔板２５と上網２３と
を吹き抜ける。
は、図３のように織網からなる上網２３と、風孔２４を
無数形成した打抜多孔板２５の二枚重合構造であり、吹
出口５より吹き上げた風は打抜多孔板２５と上網２３と
を吹き抜ける。
【０００９】前記選別網１８を吹き抜ける風は、図３の
ように、選別網１８上に供給した屑米ｂを風で僅かに浮
上させ、玄米ａは重いのであまり浮上しない程度に吹く
と屑米ｂの選別ができる。即ち、屑米ｂは軽いので僅か
に浮上するから、その下で矢印Ｗ方向に揺動する選別網
１８とはあまり接触せず、したがってＷ方向の揺上力は
受けないので、選別網１８の勾配により誘導されて揺下
側２２側に流動し、かつ、排出側２０側に移動する。玄
米ａは重いので風の影響は受けず、矢印Ｗ方向の揺動を
強く受けて選別網１８により揺上げられ、排出側２０側
に移動する。
ように、選別網１８上に供給した屑米ｂを風で僅かに浮
上させ、玄米ａは重いのであまり浮上しない程度に吹く
と屑米ｂの選別ができる。即ち、屑米ｂは軽いので僅か
に浮上するから、その下で矢印Ｗ方向に揺動する選別網
１８とはあまり接触せず、したがってＷ方向の揺上力は
受けないので、選別網１８の勾配により誘導されて揺下
側２２側に流動し、かつ、排出側２０側に移動する。玄
米ａは重いので風の影響は受けず、矢印Ｗ方向の揺動を
強く受けて選別網１８により揺上げられ、排出側２０側
に移動する。
【００１０】選別網１８の排出側２０には、左右方向に
間隔を置いて左右調節自在の仕切板２６、２７を設け、
仕切板２６よりも揺上側２１を玄米取出口２８に、仕切
板２６と仕切板２７との間を中間米取出口２９に、仕切
板２７よりも揺下側２２を屑米取出口３０に形成する。
前記固定ケース１の揺上側２１の側部には昇降機のよう
な供給装置３１を設け、供給装置３１の上部排出樋の下
部に縦線兼供給樋３２を設ける。前記供給樋３２は左右
方向に長く形成されていて、揺動枠１２の上部に一体的
に固定されているから、揺動枠１２と共に揺動するので
揺動式である。３３は供給口、３４は堰板、３５は調節
ネジ、３６は張込口、３７は屑米選別板、３８は下網、
３９は屑米流板、４０は目詰り除去ボール、４１は断面
三角の仕切棒、４２は屑米取出樋、４３は風力均平多孔
板である。
間隔を置いて左右調節自在の仕切板２６、２７を設け、
仕切板２６よりも揺上側２１を玄米取出口２８に、仕切
板２６と仕切板２７との間を中間米取出口２９に、仕切
板２７よりも揺下側２２を屑米取出口３０に形成する。
前記固定ケース１の揺上側２１の側部には昇降機のよう
な供給装置３１を設け、供給装置３１の上部排出樋の下
部に縦線兼供給樋３２を設ける。前記供給樋３２は左右
方向に長く形成されていて、揺動枠１２の上部に一体的
に固定されているから、揺動枠１２と共に揺動するので
揺動式である。３３は供給口、３４は堰板、３５は調節
ネジ、３６は張込口、３７は屑米選別板、３８は下網、
３９は屑米流板、４０は目詰り除去ボール、４１は断面
三角の仕切棒、４２は屑米取出樋、４３は風力均平多孔
板である。
【００１１】しかして、前記選別網１８は風を吹抜けさ
せて選別するので、特に揺下側２２には夥しい塵埃が飛
散する。４４は吹上がる塵埃を吸引除去する天井カバー
で、前記選別網１８の揺動枠１２、１２ａの上部をすっ
ぽり包囲する。前記固定ケース１には縦支持杆４５の下
端を挿入しうる挿入筒４６を取付け、縦支持杆４５の下
部を挿入筒４６に挿入してネジ４７で固定し、縦支持杆
４５の上部に天井カバー４４をネジ４８で取付け、天井
カバー４４と前記選別網１８の隙間のうち、前後側の供
給側１９と排出側２０及び揺上側２１は除き前記揺下側
２２には軟質合成樹脂シート４９を垂下させる。前記天
井カバー４４の前記供給樋３２のある上部位置には、吸
引ブロアー５０を設ける。５１は排塵筒である。
せて選別するので、特に揺下側２２には夥しい塵埃が飛
散する。４４は吹上がる塵埃を吸引除去する天井カバー
で、前記選別網１８の揺動枠１２、１２ａの上部をすっ
ぽり包囲する。前記固定ケース１には縦支持杆４５の下
端を挿入しうる挿入筒４６を取付け、縦支持杆４５の下
部を挿入筒４６に挿入してネジ４７で固定し、縦支持杆
４５の上部に天井カバー４４をネジ４８で取付け、天井
カバー４４と前記選別網１８の隙間のうち、前後側の供
給側１９と排出側２０及び揺上側２１は除き前記揺下側
２２には軟質合成樹脂シート４９を垂下させる。前記天
井カバー４４の前記供給樋３２のある上部位置には、吸
引ブロアー５０を設ける。５１は排塵筒である。
【００１２】
【作用】次に作用を述べる。前記固定ケース１の挿入筒
４６に縦支持杆４５の下端を挿入してネジ４７で固定
し、縦支持杆４５の上部に天井カバー４４を取付けてネ
ジ４８で固定し、天井カバー４４と選別網１８の隙間の
うち、供給側１９と排出側２０及び揺上側２１は除き前
記揺下側２２には軟質合成樹脂シート４９を垂下させ、
天井カバー４４の上部位置に吸引ブロアー５０を取付
け、排塵筒５１を室外に誘導する。つぎに、スイッチを
オンにしてモーター１５に通電すると、ベルト１７を介
して受動プーリー７および受動プーリー１１を回転させ
て風車軸６および駆動軸８を回転させ、風車軸６に固定
の風車３を回転させて吹出口５より風を吹き上げ、駆動
軸８に設けた偏心輪９とロッド１０とにより揺動枠１２
を揺動させる。揺動枠１２は、傾斜揺動支杆１４、１
４' により固定ケース１に取付けられているので、Ｗ方
向に傾斜揺動する。
４６に縦支持杆４５の下端を挿入してネジ４７で固定
し、縦支持杆４５の上部に天井カバー４４を取付けてネ
ジ４８で固定し、天井カバー４４と選別網１８の隙間の
うち、供給側１９と排出側２０及び揺上側２１は除き前
記揺下側２２には軟質合成樹脂シート４９を垂下させ、
天井カバー４４の上部位置に吸引ブロアー５０を取付
け、排塵筒５１を室外に誘導する。つぎに、スイッチを
オンにしてモーター１５に通電すると、ベルト１７を介
して受動プーリー７および受動プーリー１１を回転させ
て風車軸６および駆動軸８を回転させ、風車軸６に固定
の風車３を回転させて吹出口５より風を吹き上げ、駆動
軸８に設けた偏心輪９とロッド１０とにより揺動枠１２
を揺動させる。揺動枠１２は、傾斜揺動支杆１４、１
４' により固定ケース１に取付けられているので、Ｗ方
向に傾斜揺動する。
【００１３】この状態で、張込口３６より穀物を供給す
ると、供給装置３１により揚穀されて供給樋３２内の屑
米選別板３７上を流下し、該屑米選別板３７では極めて
小粒の屑米は分離されて、供給口３３より選別網１８上
の図４の揺下側２２に供給される。選別網１８では、屑
米ｂは風を受けて選別網１８より僅かに浮上し、玄米ａ
は重いので風を受けてもあまり浮上しない。僅かに浮上
した屑米ｂは、その下で矢印Ｗ方向に揺動する上網２３
とはあまり接触せず、したがって選別網１８の揺上力は
受けないので、勾配と風によって揺下側２２側に流動
し、かつ、勾配と風によって排出側２０に移動する。こ
のときの揺下側２２への流動は、調節ネジ３５により勾
配を微妙に調節して加減される。
ると、供給装置３１により揚穀されて供給樋３２内の屑
米選別板３７上を流下し、該屑米選別板３７では極めて
小粒の屑米は分離されて、供給口３３より選別網１８上
の図４の揺下側２２に供給される。選別網１８では、屑
米ｂは風を受けて選別網１８より僅かに浮上し、玄米ａ
は重いので風を受けてもあまり浮上しない。僅かに浮上
した屑米ｂは、その下で矢印Ｗ方向に揺動する上網２３
とはあまり接触せず、したがって選別網１８の揺上力は
受けないので、勾配と風によって揺下側２２側に流動
し、かつ、勾配と風によって排出側２０に移動する。こ
のときの揺下側２２への流動は、調節ネジ３５により勾
配を微妙に調節して加減される。
【００１４】一方、玄米ａは重いので風を受けてもあま
り浮上しないから、選別網１８の矢印Ｗ方向の揺動を強
く受けて揺上側２１に揺上げられ、かつ、排出側２０側
に移動する。この排出側２０への移動は、選別網１８の
上面に、所定の間隔を置いて配設された堰板３４により
流れを阻止されるので遅くなり、そのため、左右方向に
広く分散し長時間選別される。選別網１８の排出側２０
には、左右方向に間隔を置いて左右調節自在の仕切板２
６、２７が設けられているので、仕切板２６、２７の位
置を調節することにより、玄米は玄米取出口２８に、中
間米は中間米取出口２９に、屑米は屑米取出口３０にそ
れぞれ取出される。中間米取出口２９に取出された中間
米は、供給装置３１に戻され循環する。
り浮上しないから、選別網１８の矢印Ｗ方向の揺動を強
く受けて揺上側２１に揺上げられ、かつ、排出側２０側
に移動する。この排出側２０への移動は、選別網１８の
上面に、所定の間隔を置いて配設された堰板３４により
流れを阻止されるので遅くなり、そのため、左右方向に
広く分散し長時間選別される。選別網１８の排出側２０
には、左右方向に間隔を置いて左右調節自在の仕切板２
６、２７が設けられているので、仕切板２６、２７の位
置を調節することにより、玄米は玄米取出口２８に、中
間米は中間米取出口２９に、屑米は屑米取出口３０にそ
れぞれ取出される。中間米取出口２９に取出された中間
米は、供給装置３１に戻され循環する。
【００１５】上記の選別作業は、選別網１８では風車３
の風を利用して選別が行なわれるから、特に揺下側２２
には、夥しいほこりが舞い上がるが、本願は、選別網１
８の上部を天井カバー４４で包囲し、天井カバー４４と
選別網１８の隙間の供給側１９と排出側２０及び揺上側
２１は除き前記揺下側２２には軟質合成樹脂シート４９
を垂下させ、天井カバー４４の上部位置に吸引ブロアー
５０を取付け、排塵筒５１を室外に誘導してあるので、
特に揺下側２２の夥しいほこりは吸引除去される。な
お、軟質合成樹脂シート４９は四周全部でなく、揺下側
２２のみを包囲するから、軟質合成樹脂シート４９が負
圧で揺動枠１２に吸着せず、作用は円滑になる。
の風を利用して選別が行なわれるから、特に揺下側２２
には、夥しいほこりが舞い上がるが、本願は、選別網１
８の上部を天井カバー４４で包囲し、天井カバー４４と
選別網１８の隙間の供給側１９と排出側２０及び揺上側
２１は除き前記揺下側２２には軟質合成樹脂シート４９
を垂下させ、天井カバー４４の上部位置に吸引ブロアー
５０を取付け、排塵筒５１を室外に誘導してあるので、
特に揺下側２２の夥しいほこりは吸引除去される。な
お、軟質合成樹脂シート４９は四周全部でなく、揺下側
２２のみを包囲するから、軟質合成樹脂シート４９が負
圧で揺動枠１２に吸着せず、作用は円滑になる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、上方に風を吹上げる風車３を
内蔵する風胴２と、風胴２の上部に設けた揺動枠１２
と、該揺動枠１２に張設した前記風が上方に吹き抜ける
選別網１８と、前記選別網１８を前記揺動枠１２ごと左
右斜上下方向に往復揺動させる揺動機構とからなり、前
記選別網１８は、前後方向の一側を供給側１９に前後方
向の他側を排出側２０に左右方向の一側を揺上側２１に
左右方向の他側を揺下側２２とした略四角形状とし、供
給側１９は排出側２０より高く揺上側２１は揺下側２２
より高く前後左右両方向に傾斜させ、前記選別網１８の
揺上側２１の側部に供給側１９に穀物を供給する供給装
置３１を設けたものにおいて、前記風胴２の外周に設け
た固定ケース１には前記選別網１８の上部を覆う天井カ
バー４４を設け、該天井カバー４４の前記供給側１９の
上部位置に吸引ブロアー５０を設け、該天井カバー４４
の前後側及び揺上側２１は除き前記揺下側２２には軟質
合成樹脂シート４９を垂下させてなる穀物選別装置の除
塵装置としたから、塵埃の発生を防止できるばかりでな
く、前後側及び揺上側２１は除き前記揺下側２２は軟質
合成樹脂シート４９で包囲したから、負圧により軟質合
成樹脂シート４９が揺動枠１２に吸着せず、作業を円滑
にする効果がある。
内蔵する風胴２と、風胴２の上部に設けた揺動枠１２
と、該揺動枠１２に張設した前記風が上方に吹き抜ける
選別網１８と、前記選別網１８を前記揺動枠１２ごと左
右斜上下方向に往復揺動させる揺動機構とからなり、前
記選別網１８は、前後方向の一側を供給側１９に前後方
向の他側を排出側２０に左右方向の一側を揺上側２１に
左右方向の他側を揺下側２２とした略四角形状とし、供
給側１９は排出側２０より高く揺上側２１は揺下側２２
より高く前後左右両方向に傾斜させ、前記選別網１８の
揺上側２１の側部に供給側１９に穀物を供給する供給装
置３１を設けたものにおいて、前記風胴２の外周に設け
た固定ケース１には前記選別網１８の上部を覆う天井カ
バー４４を設け、該天井カバー４４の前記供給側１９の
上部位置に吸引ブロアー５０を設け、該天井カバー４４
の前後側及び揺上側２１は除き前記揺下側２２には軟質
合成樹脂シート４９を垂下させてなる穀物選別装置の除
塵装置としたから、塵埃の発生を防止できるばかりでな
く、前後側及び揺上側２１は除き前記揺下側２２は軟質
合成樹脂シート４９で包囲したから、負圧により軟質合
成樹脂シート４９が揺動枠１２に吸着せず、作業を円滑
にする効果がある。
【図１】 正面図。
【図２】 縦断左側面図。
【図３】 縦断正面図。
【図４】 選別網の作用状態俯瞰図。
【図５】 選別網平面図。
【符号の説明】 １…固定ケース、２…風胴、３…風車、４…吸引口、５
…吹出口、６…風車軸、７…風車軸の受動プーリー、８
…駆動軸、９…偏心輪、１０…ロッド、１１…駆動軸の
受動プーリー、１２…風胴兼揺動枠、１３…軸、１４…
傾斜揺動支杆、１５…モーター、１６…駆動プーリー、
１７…ベルト、１８…選別網、１９…供給側、２０…排
出側、２１…揺上側、２２…揺下側、２３…上網、２４
…風孔、２５…風力均平打抜多孔板、２６、２７…仕切
板、２８…玄米取出口、２９…中間米取出口、３０…屑
米取出口、３１…供給装置、３２…供給樋、３３…供給
口、３４…堰板、３５…調節ボルト、３６…張込口、３
７…屑米選別板、３８…下網、３９…屑米流板、４０…
目詰り除去ボール、４１…仕切棒、４２…屑米取出樋、
４３…風力均平多孔板、４４…天井カバー、４５…縦支
持杆、４６…挿入筒、４７…ネジ、４８…ネジ、４９…
軟質合成樹脂シート、５０…吸引ブロアー、５１…排塵
筒。
…吹出口、６…風車軸、７…風車軸の受動プーリー、８
…駆動軸、９…偏心輪、１０…ロッド、１１…駆動軸の
受動プーリー、１２…風胴兼揺動枠、１３…軸、１４…
傾斜揺動支杆、１５…モーター、１６…駆動プーリー、
１７…ベルト、１８…選別網、１９…供給側、２０…排
出側、２１…揺上側、２２…揺下側、２３…上網、２４
…風孔、２５…風力均平打抜多孔板、２６、２７…仕切
板、２８…玄米取出口、２９…中間米取出口、３０…屑
米取出口、３１…供給装置、３２…供給樋、３３…供給
口、３４…堰板、３５…調節ボルト、３６…張込口、３
７…屑米選別板、３８…下網、３９…屑米流板、４０…
目詰り除去ボール、４１…仕切棒、４２…屑米取出樋、
４３…風力均平多孔板、４４…天井カバー、４５…縦支
持杆、４６…挿入筒、４７…ネジ、４８…ネジ、４９…
軟質合成樹脂シート、５０…吸引ブロアー、５１…排塵
筒。
フロントページの続き (72)発明者 小林 俊明 山形県天童市大字老野森404番地 株式会 社山本製作所内
Claims (1)
- 【請求項１】 上方に風を吹上げる風車３を内蔵する風
胴２と、風胴２の上部に設けた揺動枠１２と、該揺動枠
１２に張設した前記風が上方に吹き抜ける選別網１８
と、前記選別網１８を前記揺動枠１２ごと左右斜上下方
向に往復揺動させる揺動機構とからなり、前記選別網１
８は、前後方向の一側を供給側１９に前後方向の他側を
排出側２０に左右方向の一側を揺上側２１に左右方向の
他側を揺下側２２とした略四角形状とし、供給側１９は
排出側２０より高く揺上側２１は揺下側２２より高く前
後左右両方向に傾斜させ、前記選別網１８の揺上側２１
の側部に供給側１９に穀物を供給する供給装置３１を設
けたものにおいて、前記風胴２の外周に設けた固定ケー
ス１には前記選別網１８の上部を覆う天井カバー４４を
設け、該天井カバー４４の前記供給側１９の上部位置に
吸引ブロアー５０を設け、該天井カバー４４の前後側及
び揺上側２１は除き前記揺下側２２には軟質合成樹脂シ
ート４９を垂下させてなる穀物選別装置の除塵装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024800A JPH08192110A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 穀物選別装置の除塵装置 |
| TW085200118U TW300476U (en) | 1995-01-19 | 1996-01-04 | Grain seed sorting device |
| KR1019960000626A KR960028986A (ko) | 1995-01-19 | 1996-01-15 | 곡물의 낟알 선별 장치 |
| CN96104326A CN1142991A (zh) | 1995-01-19 | 1996-01-19 | 谷粒分选装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024800A JPH08192110A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 穀物選別装置の除塵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08192110A true JPH08192110A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12148280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7024800A Withdrawn JPH08192110A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 穀物選別装置の除塵装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08192110A (ja) |
| KR (1) | KR960028986A (ja) |
| CN (1) | CN1142991A (ja) |
| TW (1) | TW300476U (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN112387594B (zh) * | 2020-09-05 | 2021-08-17 | 江苏吉能达环境能源科技有限公司 | 一种多级调节式的选粉机 |
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-
1995
- 1995-01-19 JP JP7024800A patent/JPH08192110A/ja not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-01-04 TW TW085200118U patent/TW300476U/zh unknown
- 1996-01-15 KR KR1019960000626A patent/KR960028986A/ko not_active Application Discontinuation
- 1996-01-19 CN CN96104326A patent/CN1142991A/zh active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| TW300476U (en) | 1997-03-11 |
| KR960028986A (ko) | 1996-08-17 |
| CN1142991A (zh) | 1997-02-19 |
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