JPS6012624Y2 - 石抜装置 - Google Patents
石抜装置Info
- Publication number
- JPS6012624Y2 JPS6012624Y2 JP1977093409U JP9340977U JPS6012624Y2 JP S6012624 Y2 JPS6012624 Y2 JP S6012624Y2 JP 1977093409 U JP1977093409 U JP 1977093409U JP 9340977 U JP9340977 U JP 9340977U JP S6012624 Y2 JPS6012624 Y2 JP S6012624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grains
- grain
- angle
- inclination angle
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
これは籾、玄米のような穀粒中にまじった小石のような
土砂粒を分離する石抜装置の考案である。
土砂粒を分離する石抜装置の考案である。
従来この種の穀粒に混在する土砂粒は選粒盤を揺動しつ
つ分離するが、石抜口より土砂と共に土砂よりやや比重
の小さい玄米のような穀粒をも排出する欠点があった。
つ分離するが、石抜口より土砂と共に土砂よりやや比重
の小さい玄米のような穀粒をも排出する欠点があった。
本考案は揺動する選粒盤の石抜口より土砂のみを確実に
排出するものである。
排出するものである。
しかして本考案は多数の通風孔のある多孔壁粗雑面選粒
盤を縦方向に斜め上下に揺動し、該選粒盤の通風孔にお
ける上方に向かう風で粒子に浮力を与え土砂混合穀粒の
それぞれの比重差を利用し下層に沈む土砂粒を縦方向の
揺り上げ側に、また上層に浮ぶ穀粒をその反対側にそれ
ぞれ分離し、一旦前記選粒盤の揺り上げ側に濃縮状に揺
り寄せた土砂粒の混合した穀粒を更に石抜口の底盤上に
移して土砂粒だけに厳選するものである。
盤を縦方向に斜め上下に揺動し、該選粒盤の通風孔にお
ける上方に向かう風で粒子に浮力を与え土砂混合穀粒の
それぞれの比重差を利用し下層に沈む土砂粒を縦方向の
揺り上げ側に、また上層に浮ぶ穀粒をその反対側にそれ
ぞれ分離し、一旦前記選粒盤の揺り上げ側に濃縮状に揺
り寄せた土砂粒の混合した穀粒を更に石抜口の底盤上に
移して土砂粒だけに厳選するものである。
図面に示す実施例について説明すると、選粒盤１は支脚
５に縦方向の傾斜角αに傾架され、エキセントリック装
置４によって傾斜角αより大きい縦方向の揺動角βを有
して斜め上下に揺動するものである。
５に縦方向の傾斜角αに傾架され、エキセントリック装
置４によって傾斜角αより大きい縦方向の揺動角βを有
して斜め上下に揺動するものである。
選粒盤の一部に土砂混合穀粒供給口６を、また縦方向の
Ｈ側壁に石抜ロアを縦方向の外側に張り出して設け、籾
・玄米・土砂粒の混合粒を選別する場合には、横方向の
側面に縦方向のすなわち揺動方向の高側Ｈ側より低側り
側に向は玄米排出口８、籾玄米混合粒排出口９および籾
排出口１０を設ける。
Ｈ側壁に石抜ロアを縦方向の外側に張り出して設け、籾
・玄米・土砂粒の混合粒を選別する場合には、横方向の
側面に縦方向のすなわち揺動方向の高側Ｈ側より低側り
側に向は玄米排出口８、籾玄米混合粒排出口９および籾
排出口１０を設ける。
６ａは穀粒供給漏斗である。選粒盤１はカバー１１によ
り被覆し、カバー１１に設けた吸風排出口１２は図示し
ない吸引ファンに連結する。
り被覆し、カバー１１に設けた吸風排出口１２は図示し
ない吸引ファンに連結する。
この風力装置は選粒盤１の通風孔３を通って上方へ通風
するのであるが、選粒盤１の上方より吸引するよりも選
粒盤１の下方から通風孔３を通して上方へ起風する場合
が多い。
するのであるが、選粒盤１の上方より吸引するよりも選
粒盤１の下方から通風孔３を通して上方へ起風する場合
が多い。
両側壁１８．１９を設けた石抜ロアは第２図に示すよう
に底盤１３を選粒盤１に蝶番１４により接続し、下方に
定着する板壁１５より調節螺杆１６を螺入し、その上端
により縦方向に沿う選粒盤１の傾斜角αより大きい同方
向の仰角γに上昇傾斜する底盤１３を支持し、そして螺
杆１６を旋回して接続部の蝶番１４の同軸を起点に底盤
１３を移動して仰角γと傾斜角αの差を調節する。
に底盤１３を選粒盤１に蝶番１４により接続し、下方に
定着する板壁１５より調節螺杆１６を螺入し、その上端
により縦方向に沿う選粒盤１の傾斜角αより大きい同方
向の仰角γに上昇傾斜する底盤１３を支持し、そして螺
杆１６を旋回して接続部の蝶番１４の同軸を起点に底盤
１３を移動して仰角γと傾斜角αの差を調節する。
しかして本考案は、縦方向に揺動角βを有して斜め上下
に揺動し縦方向の傾斜角αに傾架した多孔壁粗雑面選粒
盤の揺り上ける縦方向側において、前記選粒盤に接続し
て突設する石抜口の底盤を前記傾斜角αより大きく同方
向に仰角γに傾斜させ、そして仰角γと傾斜角αの差を
調節するようにして戒る石抜装置を要旨とする。
に揺動し縦方向の傾斜角αに傾架した多孔壁粗雑面選粒
盤の揺り上ける縦方向側において、前記選粒盤に接続し
て突設する石抜口の底盤を前記傾斜角αより大きく同方
向に仰角γに傾斜させ、そして仰角γと傾斜角αの差を
調節するようにして戒る石抜装置を要旨とする。
そして供給漏斗６ａより選粒盤１の供給口６に穀粒を供
給し選粒盤を縦方向に揺動角βを有して斜め上下に揺動
すると、下方より通風孔３を通る通気により穀粒は浮動
しこれに包含する籾殻塵俟等は舞い上がって排出口１２
を経て除去される。
給し選粒盤を縦方向に揺動角βを有して斜め上下に揺動
すると、下方より通風孔３を通る通気により穀粒は浮動
しこれに包含する籾殻塵俟等は舞い上がって排出口１２
を経て除去される。
しかして浮動する穀粒は比重の大きい順序に配列し選粒
盤１が縦方向に揺動してＨ側に向は斜めに上昇すると、
下層の重い粒子を摩擦抵抗を大きくした多孔壁粗雑面２
の摩擦力によりＨ側に揺り上げ、次に選粒盤１がＬ側に
向は斜めに下降すると、下層の粒子は押上げた位置に止
まるがその上層の軽い粒子はその慣性と安息角によって
Ｌ側に流下する。
盤１が縦方向に揺動してＨ側に向は斜めに上昇すると、
下層の重い粒子を摩擦抵抗を大きくした多孔壁粗雑面２
の摩擦力によりＨ側に揺り上げ、次に選粒盤１がＬ側に
向は斜めに下降すると、下層の粒子は押上げた位置に止
まるがその上層の軽い粒子はその慣性と安息角によって
Ｌ側に流下する。
そして粗雑面の選粒盤１は縦方向の傾斜角αを有してＨ
側に向は高く傾斜するので、土砂粒のような下層に沈む
重い粒子は選粒盤の縦方向の傾斜面をはいのぼるが穀粒
のような上層に浮ぶ軽い粒子はこの縦方向の傾斜面に沿
って低いＬ側に迅速に流下し確実に下層の土砂粒のよう
な重い粒子から分離する。
側に向は高く傾斜するので、土砂粒のような下層に沈む
重い粒子は選粒盤の縦方向の傾斜面をはいのぼるが穀粒
のような上層に浮ぶ軽い粒子はこの縦方向の傾斜面に沿
って低いＬ側に迅速に流下し確実に下層の土砂粒のよう
な重い粒子から分離する。
このような作用を繰り返すと、特に大比重の小石のよう
な土砂粒は石抜ロアの底盤１３の先端１７に揺り寄せら
れ、穀粒は比重の大きい順序に縦方向に分離しつつ横方
向に流下し、Ｈ側よりＬ側に向は玄米、籾玄米混合粒お
よび籾に分かれてそれぞれの排出口８，９．１０より排
出する。
な土砂粒は石抜ロアの底盤１３の先端１７に揺り寄せら
れ、穀粒は比重の大きい順序に縦方向に分離しつつ横方
向に流下し、Ｈ側よりＬ側に向は玄米、籾玄米混合粒お
よび籾に分かれてそれぞれの排出口８，９．１０より排
出する。
ところで、本考案における石抜口の底盤１３は仰角γを
設けてγ−αの角度だけ急傾斜して選粒盤１に接続する
ので、石抜口の底盤上の濃縮粒子は先端１７に向けて進
行する流動を石抜口の底盤１３の仰角γ−傾斜角αの角
度の流動抵抗によって適度に阻止され成る厚さの流動層
をなして隆積する。
設けてγ−αの角度だけ急傾斜して選粒盤１に接続する
ので、石抜口の底盤上の濃縮粒子は先端１７に向けて進
行する流動を石抜口の底盤１３の仰角γ−傾斜角αの角
度の流動抵抗によって適度に阻止され成る厚さの流動層
をなして隆積する。
そして隆積しつつ揺動される間に玄米より重い小石のよ
うな土砂粒は下層に沈み玄米より分離しつつ厳選され揺
動する石抜口の底盤１３を昇ってその先端１７より落下
排出し、玄米は石抜口の底盤１３の先端１７に隆積する
小石のような土砂粒に押されて徐々に選粒盤１に返送還
元される。
うな土砂粒は下層に沈み玄米より分離しつつ厳選され揺
動する石抜口の底盤１３を昇ってその先端１７より落下
排出し、玄米は石抜口の底盤１３の先端１７に隆積する
小石のような土砂粒に押されて徐々に選粒盤１に返送還
元される。
このように本考案においては選粒盤１のＨ側に接続する
石抜口の底盤１３には選粒盤１の傾斜角αより大きい仰
角γを設けその先端１７は斜め上方に向くので石抜口の
底盤上における粒子はある厚さに隆積して重なり合い比
重の大きい小石のような土砂粒だけが揺り上げられて優
先的に先端１７より連続的に排出しそれより比重の少な
い玄米粉は選粒盤１に還元されて完全に分離するという
効果を生ずる。
石抜口の底盤１３には選粒盤１の傾斜角αより大きい仰
角γを設けその先端１７は斜め上方に向くので石抜口の
底盤上における粒子はある厚さに隆積して重なり合い比
重の大きい小石のような土砂粒だけが揺り上げられて優
先的に先端１７より連続的に排出しそれより比重の少な
い玄米粉は選粒盤１に還元されて完全に分離するという
効果を生ずる。
なお、本考案は小石のような土砂粒を混入した穀粒の中
から土砂粒を選出するものであるが、実施例では穀粒に
籾と玄米の混合粒を引用したので、穀粒を更に籾と玄米
に分離する選粒盤になっているが、単に小石と単一種類
の穀粒だけなら穀粒の排出口を縦方向の低側だけに設け
る。
から土砂粒を選出するものであるが、実施例では穀粒に
籾と玄米の混合粒を引用したので、穀粒を更に籾と玄米
に分離する選粒盤になっているが、単に小石と単一種類
の穀粒だけなら穀粒の排出口を縦方向の低側だけに設け
る。
実施例において小石と玄米だけの混合粒なら玄米は排出
口１０から排出し、排出口８，９には排出しないように
選粒盤の傾斜角αを増加調節する力）排出口８，９を閉
じて使用しない。
口１０から排出し、排出口８，９には排出しないように
選粒盤の傾斜角αを増加調節する力）排出口８，９を閉
じて使用しない。
また、小石と穀粒の２種類だけの粒子を選別するときに
は、選粒盤１の揺り上げ側すなわちＨ側の石抜ロアをＨ
側側壁の中央部に設けるのが通例である。
は、選粒盤１の揺り上げ側すなわちＨ側の石抜ロアをＨ
側側壁の中央部に設けるのが通例である。
第１図は本考案実施例の斜面図、第２図は一部を切欠し
て示す要部拡大斜面図。 １は選粒盤、２は粗雑面、３は通風孔、６は穀粒供給口
、７は石抜口、１３は石抜口の底盤、１７は石抜口の底
盤の先端。
て示す要部拡大斜面図。 １は選粒盤、２は粗雑面、３は通風孔、６は穀粒供給口
、７は石抜口、１３は石抜口の底盤、１７は石抜口の底
盤の先端。
Claims (1)
- 縦方向に揺動角βを有して斜め上下に揺動し縦方向の傾
斜角αに傾架した多孔壁粗雑面選粒盤の揺り上げる縦方
向側において、前記選粒盤に接続して突設する石抜口の
底盤を前記傾斜角αより大きく同方向に仰角γに傾斜さ
せ、そして仰角γと傾斜角αの差を調節するようにして
戊る石抜装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977093409U JPS6012624Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | 石抜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977093409U JPS6012624Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | 石抜装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5320372U JPS5320372U (ja) | 1978-02-21 |
| JPS6012624Y2 true JPS6012624Y2 (ja) | 1985-04-23 |
Family
ID=28703964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977093409U Expired JPS6012624Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | 石抜装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012624Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5709170B2 (ja) * | 2011-12-26 | 2015-04-30 | マルマス機械株式会社 | 揺動選別式石抜装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5729909Y2 (ja) * | 1972-12-11 | 1982-06-30 |
-
1977
- 1977-07-15 JP JP1977093409U patent/JPS6012624Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5320372U (ja) | 1978-02-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08192110A (ja) | 穀物選別装置の除塵装置 | |
| JPS6012624Y2 (ja) | 石抜装置 | |
| US5868366A (en) | Gold pan stand | |
| JPS5813977Y2 (ja) | 石抜選別機の給穀装置 | |
| JPS5853592B2 (ja) | 石抜選別機 | |
| CN208879075U (zh) | 一种大米加工用比重分级去石机 | |
| CN219683251U (zh) | 一种模组化谷糙分离筛 | |
| JPS60168574A (ja) | 揺動式穀物選別装置における選別板の傾斜角度自動調節装置 | |
| JPS6015394B2 (ja) | 石抜選穀機 | |
| JPH027669Y2 (ja) | ||
| JPS5847235B2 (ja) | 穀粒選別機 | |
| JPS5822508Y2 (ja) | 脱穀機における選別装置 | |
| JPS5831990B2 (ja) | 石抜選穀機 | |
| JPH09220529A (ja) | 石抜装置 | |
| JPS596711B2 (ja) | 石抜選穀機 | |
| JPS6014973A (ja) | 揺動式穀物選別装置 | |
| JPS6122707Y2 (ja) | ||
| JPH06269737A (ja) | 破砕不燃物の選別装置 | |
| JPS6044030B2 (ja) | 穀類比重選別機 | |
| JPH084109Y2 (ja) | 脱▲ふ▼風選機における風力調節安定装置 | |
| JP3273743B2 (ja) | 石抜装置における穀粒飛散防止装置 | |
| JPH0448866Y2 (ja) | ||
| JPS6026593B2 (ja) | 揺動選穀機 | |
| JPS6324752B2 (ja) | ||
| JPS5867384A (ja) | 穀粒選別機の選別機枠支持装置 |