JPH027669Y2 - - Google Patents

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JPH027669Y2
JPH027669Y2 JP1478486U JP1478486U JPH027669Y2 JP H027669 Y2 JPH027669 Y2 JP H027669Y2 JP 1478486 U JP1478486 U JP 1478486U JP 1478486 U JP1478486 U JP 1478486U JP H027669 Y2 JPH027669 Y2 JP H027669Y2
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sorting plate
brown rice
rice
upper wall
sorting
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、籾米と玄米とからなる混合粒を、中
間米は出さないで、籾米と玄米のそれぞれに分離
する揺動式穀物選別装置における選別板の傾斜角
度自動調節装置に係るものである。
(従来技術) 従来俯瞰形状が矩形である選別板の前側縁に起
立状の前立上壁を、前記選別板の後側縁に起立状
の後立上壁を、前記選別板の左側縁に起立状の左
立上壁を、前記選別板の右側縁に起立状の右立上
壁をそれぞれ形成し、前記左立上壁の前側部分は
切り欠いて玄米取出口を形成し、前記右立上壁の
後側部分は切り欠いて籾米取出口を形成し、前記
選別板の板面の前側部分には前記選別板が揺動す
ると玄米を玄米取出口に移動させる玄米傾斜突起
を設け、前記選別板の板面の後側部分には前記選
別板が揺動すると籾米を籾米取出口に移動させる
籾米傾斜突起を設け、前記選別板には前後方向傾
斜角度調節装置を設け、該選別板の前側で玄米取
出口の近傍位置には玄米センサーを、該選別板の
後側には幅方向に所定間隔をおいて所望数のセン
サーを設け、前記センサー群と前記傾斜角度調節
装置とを連動さた揺動式穀物選別装置における選
別板の傾斜角度自動調節装置は公知である。
(考案が解決しようとする問題点) 前記公知のものは、該選別板の前側で玄米取出
口の近傍位置に玄米センサーを、該選別板の後側
には幅方向に所定間隔をおいて五個のセンサーを
設けていたが、玄米取出口の近傍位置の玄米セン
サーと選別板の後側の中間のセンサーはなくとも
実施できる。
(課題を解決するための手段) よつて本考案は、俯瞰形状が矩形である選別板
1の前側縁に起立状の前立上壁2を、前記選別板
1の後側縁に起立状の後立上壁3を、前記選別板
1の左側縁に起立状の左立上壁5を、前記選別板
1の右側縁に起立状の右立上壁7をそれぞれ形成
し、前記左立上壁5の前側部分は切り欠いて玄米
取出口4を形成し、前記右立上壁7の後側部分は
切り欠いて籾米取出口6を形成し、前記選別板1
の板面の前側部分には前記選別板1が揺動すると
玄米を玄米取出口4に移動させる玄米傾斜突起8
を設け、前記選別板1の板面の後側部分には前記
選別板1が揺動すると籾米を籾米取出口6に移動
させる籾米傾斜突起9を設け、前記選別板1には
前後方向傾斜角度調節装置を設け、前記選別板1
の後側の左右両側には玄米があるときは後立上壁
3側を上動させ、左側に玄米が右側に籾があると
きは停止させ、左右両側に籾米があるときは後立
上壁3側を下動させる左センサー33aと右セン
サー33aとを設けてなる揺動式穀物選別装置に
おける選別板の傾斜角度自動調節装置としたもの
である。
(実施例) 本考案の一実施例を図により説明すると、1は
本考案の選別板で、通常は多段状態に形成されて
おり、俯瞰形状は四角形状を呈している。選別板
1の前縁には、前立上壁2を全幅に互つて形成
し、同様に、選別板1の後縁にも、後立上壁3を
全幅に互つて形成する。選別板1の左側の前側部
分には玄米取出口4を形成し、それ以外は左立上
壁5で閉塞する。選別板1の右側の後側部分には
籾米取出口6を形成し、それ以外は右立上壁7で
閉塞する。
しかして、選別板1の前側部分のほぼ2/3位い
の板面上には、先端が、左斜前方に向いている玄
米傾斜突起8群を板面全体に形成し、選別板1の
後側部分のほぼ1/3位いの板面上には、右斜前方
に向いている籾米傾斜突起9群を板面全体に形成
する。
10は供給ホツパーであり、籾米取出口6側の
前側位置に設ける。支台11の前側には前側支杆
12の下端部を軸着13する(第3図)。14は
支台11の左右一杯に設けた上下動杆であり、上
下動杆14には後側支杆15の下端を軸着し、前
側支杆12と後側支杆15の上端に取付台16を
軸着する。
支台11の後側には調節回転軸17を回転のみ
自由の状態に軸着する。調節回転軸17には中央
より左右両側に反対螺子溝18,19をそれぞれ
刻設し、該螺子溝18,19にはそれぞれコマ2
0,21を螺合させ、コマ20,21には、アー
ム22,23の上端をそれぞれ軸着し、アーム2
2,23のの下端を前記上下動杆14に固定した
ボス24,25にそれぞれ軸着する。前記調節回
転軸17の後端には正逆転モーター26を取付け
る。
しかして、取付台16の左側の上面には軸着部
27を介して選別板1の左側を軸着し、取付台1
6の右端にはコマ28を軸止し、該コマ28に垂
直の回動軸29を螺合させ、その上端に選別板1
の左端を軸着する。
30は偏心輪、31はロツドであるが、第3図
によると、ロツド31と支杆12の角度は直角よ
り小さい。
しかして、選別板1の後立上壁3の内側近傍左
右両側位置には左センサー33aと右センサー3
3bを設ける。前記左センサー33aと右センサ
ー33bは左右移動可能でありモーター26と下
記のようになるよう接続する。
a 左センサー33aと右センサー33aとに共
に玄米があるときは後立上壁3側を上動させ、 b 左センサー33aに玄米が右センサー33a
に籾があるときは停止し、 c 左センサー33aと右センサー33aとに共
に籾米があるときは後立上壁3を下動させる。
(作用) 次に作用を述べる。
本考案は、以上の構成のため、偏心輪30を回
転させると、ロツド31と支杆12の角度は直角
より小さいので、1:1.01〜1.2の割合で選別板
1は前側より後側に移動するときは速く移動し、
後側より前側に移動するときはゆつくり移動す
る。
そこで、籾米aと玄米bとよりなる混合米を、
供給ホツパー10より選別板1に供給すると、最
初は第5図のように籾米aと玄米bは全くの混合
状態であるが、この状態で前後方向に水平または
傾斜の揺動を受けるので、一次現象として比重の
重い玄米bが下層に沈下し、比重の軽い籾米aは
玄米b群の上層に浮上して、最下層に沈下した玄
米bのみが、前側の方が高くなつている玄米傾斜
突起8および籾米傾斜突起9と接触する。
このように、玄米傾斜突起8および籾米傾斜突
起9と接触した最下層の玄米bは、ゆつくり移動
する傾斜突起8,9の影響を受けて、二次現象と
して次第に選別板1の前縁の前立上壁2の方向に
移動し、選別板1の前側部分に比較的厚く堆積す
る。これにつれて反対に選別板1の後側部分は比
較的薄くなる。
しかして選別板1が戻るときは、比較的早く戻
ることと、傾斜突起8,9が進む方向に低くなつ
ているので、穀物はそのまま置かれるように作用
し、そのため、選別板1の前側部分の玄米bの表
面に浮上した籾米aは、傾斜している玄米bの表
面上を滑つて選別板1の後側部分の方に移動す
る。
しかして、三次現象として、前記操作を反復す
ると、選別板1の前側部分に全体的に厚く堆積し
た玄米bは、玄米傾斜突起8の先端の作用によ
り、前側の前立上壁2に沿つて左側(玄米取出口
4側)に移動を開始する。このときも選別板1の
板面の傾斜突起8,9に接触している玄米bは、
左側に進行中も引続き、前記した選別作用を受け
るので、前記前立上壁2に沿つた移動とともに次
第に玄米b層は厚さを増し、そのため、玄米bの
上層の一部は、逆に選別板1の後側部分の方に流
れるようになり、玄米bが選別板1の玄米取出口
4に到着したときは、純度は益々向上して完全な
玄米bのみとなつて玄米取出口4に取り出される
のである。この場合、玄米bの玄米取出口4方向
に対する移動は、もつぱら、玄米傾斜突起8の先
端部が担当することになるが、玄米傾斜突起8は
籾米傾斜突起9に比べて、遥かに大面積のため、
玄米bの移送を確実に行なう。
他方、籾米aの方は、傾斜面の玄米bの上層を
滑つて選別板1の後側部分に堆積するが、選別板
1の後側部分では、四次現象として籾米傾斜突起
9の作用を受けて選別板1の右側(籾米取出口6
側)に移送され、籾米aは籾米取出口6方向に進
むにつれて次第に純度が増し、遂には完全な籾米
となつて籾米取出口6より取出される。
以上のようにして行なわれる選別作用は、以下
の条件を満たすことによつて十分に作用するもの
である。すなわち、 イ 左センサー33aの部分に玄米がある。
ロ 籾米センサー33bの部分に籾米がある。
という条件である。
以上の選別板1はその選別性質上、左センサー
33aに玄米bが集り、籾米センサー33b側に
籾米aが集るときは理想的な状態であつて、玄米
取出口4よりは玄米が排出される。しかして、左
センサー33aと右センサー33bで籾米aを検
知した場合には、選別板1の後立上壁3側が高い
のであるから、モーター26を逆転させて、アー
ム22,23を直立の状態から傾斜の状態に向け
て、約10秒間ずつ、段階的に調節して、後立上壁
3側を低くくする。また、籾米センサー33a,
33bで玄米bを検知した場合には、選別板1の
後立上壁3側が低いのであるから、モーター26
を逆転させて、前記同様に高さを調節する。
この間、混合米は選別板1の中央に堆積してぐ
るぐる旋回し、新たに供給される玄米bと籾米a
が新陳代謝するのみで、決して選別板1の外に出
ない。
(効果) 以上のように、本考案によるときは、 a 左センサー33aと右センサー33aとに共
に玄米があるときは後立上壁3側を上動させ、 b 左センサー33aに玄米が右センサー33a
に籾があるときは停止し、 c 左センサー33aと右センサー33aとに共
に籾米があるときは後立上壁3を下動させる ので、2個のセンサーで実施できる効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の選別板の平面図、第2図は本
考案の背面図、第3図は本考案の一部縦断側面
図、第4図は本考案のクランク部の斜視図、第5
図、第6図および第7図は作用の説明図である。 符号の説明、1……選別板、2……前立上壁、
3……後立上壁、4……玄米取出口、5……左立
上壁、6……籾米取出口、7……右立上壁、8…
…玄米傾斜突起、9……籾米傾斜突起、10……
供給ホツパー、11……支台、12……支杆、1
3……軸着、14……上下動杆、15……後側支
杆、16……取付台、17……調節回転軸、1
8,19……反対螺子溝、20,21……コマ、
22,23……アーム、24,25……ボス、2
6……モーター、27……軸着部、28……コ
マ、29……モーター、29a……回動軸、29
b……螺子溝、30……偏心輪、31……ロツ
ド、33a……左センサー、33b……右センサ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 俯瞰形状が矩形である選別板1の前側縁に起立
    状の前立上壁2を、前記選別板1の後側縁に起立
    状の後立上壁3を、前記選別板1の左側縁に起立
    状の左立上壁5を、前記選別板1の右側縁に起立
    状の右立上壁7をそれぞれ形成し、前記左立上壁
    5の前側部分は切り欠いて玄米取出口4を形成
    し、前記右立上壁7の後側部分は切り欠いて籾米
    取出口6を形成し、前記選別板1の板面の前側部
    分には前記選別板1が揺動すると玄米を玄米取出
    口4に移動させる玄米傾斜突起8を設け、前記選
    別板1の板面の後側部分には前記選別板1が揺動
    すると籾米を籾米取出口6に移動させる籾米傾斜
    突起9を設け、前記選別板1には前後方向傾斜角
    度調節装置を設け、前記選別板1の後側の左右両
    側には玄米があるときは後立上壁3側を上動さ
    せ、左側に玄米が右側に籾があるときは停止さ
    せ、左右両側に籾米があるときは後立上壁3側を
    下動させる左センサー33aと右センサー33a
    とを設けてなる揺動式穀物選別装置における選別
    板の傾斜角度自動調節装置。
JP1478486U 1986-02-04 1986-02-04 Expired JPH027669Y2 (ja)

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JPH075900Y2 (ja) * 1988-10-03 1995-02-15 セイレイ工業株式会社 揺動選別機における選別装置

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