JPS59166248A - 籾摺装置 - Google Patents
籾摺装置Info
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- JPS59166248A JPS59166248A JP4129083A JP4129083A JPS59166248A JP S59166248 A JPS59166248 A JP S59166248A JP 4129083 A JP4129083 A JP 4129083A JP 4129083 A JP4129083 A JP 4129083A JP S59166248 A JPS59166248 A JP S59166248A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- section
- rice
- sorting
- hulling
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- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、籾摺装置に係るものである。
本発明は、新規に開発した籾摺装置に係るもので、これ
まで全く例がなかったものである。
まで全く例がなかったものである。
従来の籾摺装置は、床上に風選部を設け、風選部の上部
に籾摺部を設け、籾摺部の側部に揺動式選穀部を設けて
いた構造であった。
に籾摺部を設け、籾摺部の側部に揺動式選穀部を設けて
いた構造であった。
本発明は、揺動式選穀部をベースフレームに取付け、該
ベースフレームの上部に風選部の架台を設けて全体をま
とまった構造になすとともに、重量を大にして安定させ
たものである。
ベースフレームの上部に風選部の架台を設けて全体をま
とまった構造になすとともに、重量を大にして安定させ
たものである。
本発明は、アングル鋼のような管鋼材を組立てて四角形
状のフレームを形成して該フレーム内に揺動式選穀部を
設け、同様に形成されたフレームを揺動式選穀部のフレ
ームの上部に重合させて設け、該上部に重合させたフレ
ーム内に籾摺風選部を設け、籾摺風選部のフレームの上
部に籾摺部を取付け、側方には昇降機を設けた籾摺装置
、および、アングル鋼のような管鋼材を組立てて四角形
状のフレームを形成して該フンーム内に揺動式選穀部を
設け、同様に形成されたフレームを揺動式選穀部のフレ
ームの上部に重合させて一体的に分解不能に固着して設
け、該上部のフレーム内に籾摺風選部を設け、籾摺風選
部のフレームの上部に籾摺部を取付け、側方には昇降機
を設けた籾摺装置、および、アングル鋼のような管鋼材
を組立てて四角形状のフレームを形成して該フレーム内
に揺動式選穀部を設け、同様に形成されたフレームを揺
動式選穀部のフレームの上部に重合させて設け、該上部
に重合させたフレーム内に籾摺風選部を揺動自在に吊設
して設け、籾摺風選部のフレームの上部に籾摺部を取付
け、側方には昇降機を設けた籾摺装置としたものである
・ 図により説明すると、1は揺動式選穀部、2は揺動式選
穀部1の上方に設けられた風選部、3は籾摺部であり、
籾摺部3は風選部2の上部に取付けられている。4は籾
摺部3の供給タンク、5は籾摺部3の供給用昇降機、6
は仕上米の取出用昇降機、7は供給用昇降機5の張込用
ホッパーである。
状のフレームを形成して該フレーム内に揺動式選穀部を
設け、同様に形成されたフレームを揺動式選穀部のフレ
ームの上部に重合させて設け、該上部に重合させたフレ
ーム内に籾摺風選部を設け、籾摺風選部のフレームの上
部に籾摺部を取付け、側方には昇降機を設けた籾摺装置
、および、アングル鋼のような管鋼材を組立てて四角形
状のフレームを形成して該フンーム内に揺動式選穀部を
設け、同様に形成されたフレームを揺動式選穀部のフレ
ームの上部に重合させて一体的に分解不能に固着して設
け、該上部のフレーム内に籾摺風選部を設け、籾摺風選
部のフレームの上部に籾摺部を取付け、側方には昇降機
を設けた籾摺装置、および、アングル鋼のような管鋼材
を組立てて四角形状のフレームを形成して該フレーム内
に揺動式選穀部を設け、同様に形成されたフレームを揺
動式選穀部のフレームの上部に重合させて設け、該上部
に重合させたフレーム内に籾摺風選部を揺動自在に吊設
して設け、籾摺風選部のフレームの上部に籾摺部を取付
け、側方には昇降機を設けた籾摺装置としたものである
・ 図により説明すると、1は揺動式選穀部、2は揺動式選
穀部1の上方に設けられた風選部、3は籾摺部であり、
籾摺部3は風選部2の上部に取付けられている。4は籾
摺部3の供給タンク、5は籾摺部3の供給用昇降機、6
は仕上米の取出用昇降機、7は供給用昇降機5の張込用
ホッパーである。
即ち、床上に載置された揺動式選穀部1の上部に風選部
2を設け、該風選部2の上部に籾摺部3を取付け、これ
らの側方に供給用昇降@5と取出用昇降機6を設け、供
給用昇降機5の排出樋8を籾摺部3の供給タンク4に連
結し、揺動式選穀部1の玄米取出口を取出用昇降機6に
連結する。
2を設け、該風選部2の上部に籾摺部3を取付け、これ
らの側方に供給用昇降@5と取出用昇降機6を設け、供
給用昇降機5の排出樋8を籾摺部3の供給タンク4に連
結し、揺動式選穀部1の玄米取出口を取出用昇降機6に
連結する。
前記揺動式選穀部1はアングル鋼のような管鋼材を組立
だ四角形状のフレーム9の内部の空( 間に、選別板13と揺動機構からなる揺動選別・装置1
0を設けたものであり、該選別板13は従来のものとは
異なり、籾米11と玄米12の混合米(中間粒)を出さ
ないで、籾米11と玄米12のみを分離するものである
。
だ四角形状のフレーム9の内部の空( 間に、選別板13と揺動機構からなる揺動選別・装置1
0を設けたものであり、該選別板13は従来のものとは
異なり、籾米11と玄米12の混合米(中間粒)を出さ
ないで、籾米11と玄米12のみを分離するものである
。
その詳しい構造について説明すると、13は本発明の選
別板で、実施例の選別板13は、第3図に示されている
ように前後幅14よりも左右幅15の方が長く、俯轍形
状は左右側に長い長四角形状を呈している。選別板13
の前縁には、前壁16を全幅に互って形成し、同様に、
選別板13の後縁にも、後壁17を全幅に亙って形成す
る゛。しかして、選別板13の前側の板面上には、先端
が、左右側のうち左なら左方向に向いている左傾斜突起
18群を板面全体に形成し、選別板13の後側の板面上
には、左右側のうち右なら右方向に向いてい6右傾斜突
起19群を板面全体に形成する。
別板で、実施例の選別板13は、第3図に示されている
ように前後幅14よりも左右幅15の方が長く、俯轍形
状は左右側に長い長四角形状を呈している。選別板13
の前縁には、前壁16を全幅に互って形成し、同様に、
選別板13の後縁にも、後壁17を全幅に亙って形成す
る゛。しかして、選別板13の前側の板面上には、先端
が、左右側のうち左なら左方向に向いている左傾斜突起
18群を板面全体に形成し、選別板13の後側の板面上
には、左右側のうち右なら右方向に向いてい6右傾斜突
起19群を板面全体に形成する。
前記左傾斜突起18、右傾斜突起19は、いずれも穀物
を前壁16の方向に移動させる向きに形成されている。
を前壁16の方向に移動させる向きに形成されている。
選別板13の左側の前側部分には玄米取出口20を形成
し、それ以外は左壁21で閉塞する。選別板13の右側
の後側部分には籾米取出口22を形成し、それ以外は右
壁23で閉塞する24は上方の風選部2より落下する穀
物を受入れる供給ホッパーであり、籾米取出口22を設
けた側の前側位置に設ける。
し、それ以外は左壁21で閉塞する。選別板13の右側
の後側部分には籾米取出口22を形成し、それ以外は右
壁23で閉塞する24は上方の風選部2より落下する穀
物を受入れる供給ホッパーであり、籾米取出口22を設
けた側の前側位置に設ける。
しかして、床上に載置された支台25の前側には前側支
杆26の下端部を軸着27する。支台25゛の後側には
螺杵28を回転のみ自由の状態に軸着する。螺杵28に
は中央より・左右両側に反対螺子溝29.30をそれぞ
れ刻設し、該螺子溝29にはコマ31を、反対螺子溝3
0にはコマ32を螺合させる。螺杵28の下方位置には
、上下動杆33を上下動自在に設け、該上下動杆33に
ポス34.35を回転のみ自由に嵌合し、コマ31とポ
ス34との間を、アーム36で連結し、コマ32とポス
35とをアーム37で連結する。上下動杆33には後側
支杆38の下端を軸着し、前側支杆26と後側支杆38
の上端に取付台40を軸着する。
杆26の下端部を軸着27する。支台25゛の後側には
螺杵28を回転のみ自由の状態に軸着する。螺杵28に
は中央より・左右両側に反対螺子溝29.30をそれぞ
れ刻設し、該螺子溝29にはコマ31を、反対螺子溝3
0にはコマ32を螺合させる。螺杵28の下方位置には
、上下動杆33を上下動自在に設け、該上下動杆33に
ポス34.35を回転のみ自由に嵌合し、コマ31とポ
ス34との間を、アーム36で連結し、コマ32とポス
35とをアーム37で連結する。上下動杆33には後側
支杆38の下端を軸着し、前側支杆26と後側支杆38
の上端に取付台40を軸着する。
しかして、取付台40の左側の上面には軸着部41を介
して選別板13を軸着し、取付台40の右端にはコマ4
2を軸止し、該コマ42に垂直の調節螺杵43を螺合し
、該調節螺杵43の上端を選別板13の下端に係合させ
る。
して選別板13を軸着し、取付台40の右端にはコマ4
2を軸止し、該コマ42に垂直の調節螺杵43を螺合し
、該調節螺杵43の上端を選別板13の下端に係合させ
る。
39は偏心輪、44はロッドであるが、ロッド44と支
杆26の角度θtj直角より小さし)。
杆26の角度θtj直角より小さし)。
次に前記揺動式選穀部1の上部に設けられる風選部2お
よび籾摺部3の構造につき説明すると、45はそのフレ
ームで、箭記揺動式選穀部1のフレーム9の上方にぴっ
たり載置される状態に形成される。
よび籾摺部3の構造につき説明すると、45はそのフレ
ームで、箭記揺動式選穀部1のフレーム9の上方にぴっ
たり載置される状態に形成される。
フレーム45もフレーム9と同様にアングル鋼の骨鋼材
で形成され、フレーム9とフレーム45とは、着脱自在
または、着脱不能に一体的に固着される。
で形成され、フレーム9とフレーム45とは、着脱自在
または、着脱不能に一体的に固着される。
′フレーム45の内部には風選部2が設けられる。そし
てフレーム45の上部の一側に片寄った位置には籾摺部
3が載置される。
てフレーム45の上部の一側に片寄った位置には籾摺部
3が載置される。
籾摺部3は内部に一対のゴムロール46.47が斜め上
下の関係に軸着されており、ゴムロール46とゴムロー
ル47の間に籾米11を供給する供給部48が臨んでい
る。49は繰込口二ル、50は調節板、51は開閉弁で
ある。
下の関係に軸着されており、ゴムロール46とゴムロー
ル47の間に籾米11を供給する供給部48が臨んでい
る。49は繰込口二ル、50は調節板、51は開閉弁で
ある。
前記フレーム45内には風選部2が設けられる。風選部
2の構造について説明すると、全体がケース52内に形
成され、フレーム45に上端が固定されている板バネ5
3.53の下端をケース52に固定し、回転軸54に取
付けてある偏心輪55のロッド56を板バネ57を介し
てケース52に固定しである。
2の構造について説明すると、全体がケース52内に形
成され、フレーム45に上端が固定されている板バネ5
3.53の下端をケース52に固定し、回転軸54に取
付けてある偏心輪55のロッド56を板バネ57を介し
てケース52に固定しである。
従って、偏心輪55が回転するとロッド56・板バネ5
7を介してケース52を矢印イの方向に往復揺動させる
。ケース52の内部の上面でゴムロール46とゴムロー
ル47の下部には、受入部58が形成され、その下方に
は横断流ファン59が取付けられる。横断流ファン59
の上方には空気の吸込口6oが設けられ、横断流ファン
59の吹出部には風選室61が形成される。−62は一
番穀粒取出部、63は屑粒取出部である。又、64は吸
引ブロアー、65は吸込口、66は排風口である。
7を介してケース52を矢印イの方向に往復揺動させる
。ケース52の内部の上面でゴムロール46とゴムロー
ル47の下部には、受入部58が形成され、その下方に
は横断流ファン59が取付けられる。横断流ファン59
の上方には空気の吸込口6oが設けられ、横断流ファン
59の吹出部には風選室61が形成される。−62は一
番穀粒取出部、63は屑粒取出部である。又、64は吸
引ブロアー、65は吸込口、66は排風口である。
次に作用を述べる。
第2図の供給用昇降機5の張込用ホッパー24に原料の
籾米11を投入すると、籾米11は供給用昇降機5を上
昇し、排出樋8を経て供給タンク4に流入する。次に開
閉弁51を引いて所望に開くと、繰込ロール49と調節
板50とにより供給部48に少しずつ落とされ、供給部
48よりゴムロール46とコムロール47との間に供給
され、籾摺されて受入部58に落下する。受入部58の
倒へ字形の流穀板は、非常に緩い勾配に形成されている
が、ケース52はフレーム45より板バネ53.53で
吊り下げられており、偏心輪55、ロッド56、板バネ
57により矢印イの方向に揺動させられているので、流
穀板の勾配が緩くとも籾米11、玄米12t−1ともに
流下し、横断流ファン59の風を受けて風選別される。
籾米11を投入すると、籾米11は供給用昇降機5を上
昇し、排出樋8を経て供給タンク4に流入する。次に開
閉弁51を引いて所望に開くと、繰込ロール49と調節
板50とにより供給部48に少しずつ落とされ、供給部
48よりゴムロール46とコムロール47との間に供給
され、籾摺されて受入部58に落下する。受入部58の
倒へ字形の流穀板は、非常に緩い勾配に形成されている
が、ケース52はフレーム45より板バネ53.53で
吊り下げられており、偏心輪55、ロッド56、板バネ
57により矢印イの方向に揺動させられているので、流
穀板の勾配が緩くとも籾米11、玄米12t−1ともに
流下し、横断流ファン59の風を受けて風選別される。
従って、軽量な籾殻は吸込口65より吸引され、吸引ブ
ロアー64内を通って排風口66より系外に排除される
。
ロアー64内を通って排風口66より系外に排除される
。
比重の大なる籾米11と玄米12の混合粒は、一番穀粒
取出部62を通って側方に流動し、揺動選別装置10の
供給ホッパー24に流入する。
取出部62を通って側方に流動し、揺動選別装置10の
供給ホッパー24に流入する。
揺動選別装置10では、偏心輪39を回転させると、ロ
ッド44と支杆26の角度Oは直角より小さいので、選
別板13は前側より後側に移動するときは速く移動し、
後側より前側に移動するときはゆっくり移動する。
ッド44と支杆26の角度Oは直角より小さいので、選
別板13は前側より後側に移動するときは速く移動し、
後側より前側に移動するときはゆっくり移動する。
そこで、籾米11と玄米12の混合粒を、供給ホッパー
32より選別板13に供給すると、籾米11と玄米12
は全くの混合粒状態であるが、この状態で前後方向に水
平または傾斜の揺動を受けるので、−次現僧として比重
の重い玄米12が下層に沈下し、比重の馨い籾米11は
玄米12群の上層に浮上して、最下層に沈下した玄米1
2のみが左傾斜突起18および右傾斜突起19と接触す
る。
32より選別板13に供給すると、籾米11と玄米12
は全くの混合粒状態であるが、この状態で前後方向に水
平または傾斜の揺動を受けるので、−次現僧として比重
の重い玄米12が下層に沈下し、比重の馨い籾米11は
玄米12群の上層に浮上して、最下層に沈下した玄米1
2のみが左傾斜突起18および右傾斜突起19と接触す
る。
このように、左傾斜突起18および右傾斜突起19と接
触した最下層の玄米12は、該傾斜突起18.19の影
響を受けて、二次現費として次第に選別板13の前縁の
前壁16の方向に移動し、選別板13の前半分に比較的
厚く堆積する。これにつれて反対に選別板13の後半分
は比較的薄くなる。このように、玄米12が選別板13
の前半分に比較的厚く堆積し、選別板13の後半分には
比較的薄くなると、選別板13の前半分の玄米12の表
面に浮上した籾米l1は、傾斜している玄米12の表面
上を滑って選別板13の後半分の方に移動する。
触した最下層の玄米12は、該傾斜突起18.19の影
響を受けて、二次現費として次第に選別板13の前縁の
前壁16の方向に移動し、選別板13の前半分に比較的
厚く堆積する。これにつれて反対に選別板13の後半分
は比較的薄くなる。このように、玄米12が選別板13
の前半分に比較的厚く堆積し、選別板13の後半分には
比較的薄くなると、選別板13の前半分の玄米12の表
面に浮上した籾米l1は、傾斜している玄米12の表面
上を滑って選別板13の後半分の方に移動する。
この二次現象の状態は、螺杵28を回転させて調節する
。すなわち、螺杵28を回転させると、反対螺子溝29
.30にそれぞれ螺合しているコマ31.32は互いに
近付いたり遠ざかったりし、そのため、アーム36.3
7は傾斜したり垂直になったりする。従って、上下動杆
33はアーム36.37により上下動させられ、後側支
杆38.38が上下動することにより、選別板13の前
後の傾斜が調節される。
。すなわち、螺杵28を回転させると、反対螺子溝29
.30にそれぞれ螺合しているコマ31.32は互いに
近付いたり遠ざかったりし、そのため、アーム36.3
7は傾斜したり垂直になったりする。従って、上下動杆
33はアーム36.37により上下動させられ、後側支
杆38.38が上下動することにより、選別板13の前
後の傾斜が調節される。
しかして、三次現象として、前記操作を反復すると、選
別板13の前半分に全体的に厚く堆積した玄米12は、
左傾斜突起18の先端の作用により、前側の前壁16に
沿って左側に移動を開始する。このときも選別板13の
板面の傾斜突起18.19に接触している玄米12は、
左側に進行中も引続き、前記した選別作用を受けるので
、前記前壁16に沿った移動とともに次第に玄米12層
は厚さを増し、そのため、玄米12の上層の一部は、逆
に選別板13の後半分の方に流れるようにな一部、玄米
12が選別板13の左端に到着したときは、純度は益々
向上して完全な玄米12のみとなって玄米取出口20に
取り出されるのである。この場合、玄米12の玄米取出
口20方向に対する移動は、もっばら、左傾斜突起18
の先端部が担当することになるが、左傾斜突起18は右
傾斜突起19に比べて、遥かに大面積のため、玄米12
の移送を確実に行なう。
別板13の前半分に全体的に厚く堆積した玄米12は、
左傾斜突起18の先端の作用により、前側の前壁16に
沿って左側に移動を開始する。このときも選別板13の
板面の傾斜突起18.19に接触している玄米12は、
左側に進行中も引続き、前記した選別作用を受けるので
、前記前壁16に沿った移動とともに次第に玄米12層
は厚さを増し、そのため、玄米12の上層の一部は、逆
に選別板13の後半分の方に流れるようにな一部、玄米
12が選別板13の左端に到着したときは、純度は益々
向上して完全な玄米12のみとなって玄米取出口20に
取り出されるのである。この場合、玄米12の玄米取出
口20方向に対する移動は、もっばら、左傾斜突起18
の先端部が担当することになるが、左傾斜突起18は右
傾斜突起19に比べて、遥かに大面積のため、玄米12
の移送を確実に行なう。
他方、籾米11の方は、傾斜面の玄米12の上層を滑っ
て選別板13の後半分に堆積するが、選別板13の後半
分では、四次現象として右傾斜突起19の作用を受けて
選別板13の右側に移送される。しかしながら、前記右
傾斜突起19の作用により、選別板13の右側に進まさ
れるとともに、依然として前記二次現象の選別が行なわ
れているので籾米11は籾米取出口22方向に進むにつ
れて次第に純度が増し、遂には完全な籾米11となって
籾米取出口22より取出される。
て選別板13の後半分に堆積するが、選別板13の後半
分では、四次現象として右傾斜突起19の作用を受けて
選別板13の右側に移送される。しかしながら、前記右
傾斜突起19の作用により、選別板13の右側に進まさ
れるとともに、依然として前記二次現象の選別が行なわ
れているので籾米11は籾米取出口22方向に進むにつ
れて次第に純度が増し、遂には完全な籾米11となって
籾米取出口22より取出される。
以上の三次現象即ち、玄米12の玄米取出凸20方向に
対する移動と、四次現象即ち籾米の籾米取出口22に対
する移動は、選別板13の左右の傾斜を調節する。こと
によって行なわれる。即ち、調節螺杵43を回転させる
と、選別板13は、左右の傾斜が調節され、その傾斜の
度合によって三次現象と四次現象が微妙に調節できるの
である。
対する移動と、四次現象即ち籾米の籾米取出口22に対
する移動は、選別板13の左右の傾斜を調節する。こと
によって行なわれる。即ち、調節螺杵43を回転させる
と、選別板13は、左右の傾斜が調節され、その傾斜の
度合によって三次現象と四次現象が微妙に調節できるの
である。
この間、混合粒は選別板13の中央に堆積してぐるぐる
旋回し、新たに供給される玄米12と籾米11が新陳代
謝するのみで、決して選別板13の外に出ない。
旋回し、新たに供給される玄米12と籾米11が新陳代
謝するのみで、決して選別板13の外に出ない。
しかして、玄米取出口20に取出された玄米12は、流
樋を経て取出用昇降機6に流入して取出される。
樋を経て取出用昇降機6に流入して取出される。
従来の籾摺装置は、床上に普通の構造に形成されている
風選部を設け、その風選部の上部には普通の構造に形成
されている籾摺部を設け、これらの側部に揺動式選穀部
を設けていた構造であった。しかも、揺動式選穀部を籾
摺部とほぼ同じ高さに形成していたから非常に不安定な
ものであった。
風選部を設け、その風選部の上部には普通の構造に形成
されている籾摺部を設け、これらの側部に揺動式選穀部
を設けていた構造であった。しかも、揺動式選穀部を籾
摺部とほぼ同じ高さに形成していたから非常に不安定な
ものであった。
しかるに、本発明は、揺動式選穀部をベースフレームに
数句け、該ベースフレームの上部に風選部の架台を設け
て全体をまとまった構造になすとともに、重量を大にし
て安定させたもので、アングル鋼のような骨鋼材を組立
てて四角形状のフレーム9を形成して該フレーム9内に
揺動式選穀部lを設け、同様に形成されたフレーム45
を揺動式選穀部lのフレーム9の上部に重合させて設け
、該上部に重合させたフレーム45内に籾摺風選部2を
設け、籾摺風選部2のフレーム45の上部に籾摺部3を
取付け、側方には昇降機5を設けた籾摺装置、および、
アングル鋼のような骨鋼材を組立てて四角形状のフレー
ム9を形成して該フレーム9内に揺動式選穀部1を設け
、同様に形成されたフレーム45を揺動式選穀部1のフ
レーム9の上部に重合させて一体的に分解不能に固着し
て設け、該上部のフレーム45内に籾摺風選部2を設け
、籾摺風選部2のフレーム45の上部に籾摺部3を取付
け、側方には昇降機5を設けた籾摺装置、および、アン
グル鋼のような骨鋼材を組立てて四角形状のフレーム9
を形成して該フレーム9内に揺動式選穀部1を設け、同
様に形成されたフレーム45を揺動式選穀部1のフレー
ム9の上部に重合させて設け、該上部に重合させたフレ
ーム45内に籾摺風選部2を揺動自在に吊設して設け、
籾摺風選部2のフレーム45の上部に籾摺部3を取付け
、側方には昇降機5を設けた籾摺装置としたものである
から、 (1)最も重量の大なる揺動式選穀部lが、コンクリー
トの床に最も近い最下部であるから、安定して作用する
。
数句け、該ベースフレームの上部に風選部の架台を設け
て全体をまとまった構造になすとともに、重量を大にし
て安定させたもので、アングル鋼のような骨鋼材を組立
てて四角形状のフレーム9を形成して該フレーム9内に
揺動式選穀部lを設け、同様に形成されたフレーム45
を揺動式選穀部lのフレーム9の上部に重合させて設け
、該上部に重合させたフレーム45内に籾摺風選部2を
設け、籾摺風選部2のフレーム45の上部に籾摺部3を
取付け、側方には昇降機5を設けた籾摺装置、および、
アングル鋼のような骨鋼材を組立てて四角形状のフレー
ム9を形成して該フレーム9内に揺動式選穀部1を設け
、同様に形成されたフレーム45を揺動式選穀部1のフ
レーム9の上部に重合させて一体的に分解不能に固着し
て設け、該上部のフレーム45内に籾摺風選部2を設け
、籾摺風選部2のフレーム45の上部に籾摺部3を取付
け、側方には昇降機5を設けた籾摺装置、および、アン
グル鋼のような骨鋼材を組立てて四角形状のフレーム9
を形成して該フレーム9内に揺動式選穀部1を設け、同
様に形成されたフレーム45を揺動式選穀部1のフレー
ム9の上部に重合させて設け、該上部に重合させたフレ
ーム45内に籾摺風選部2を揺動自在に吊設して設け、
籾摺風選部2のフレーム45の上部に籾摺部3を取付け
、側方には昇降機5を設けた籾摺装置としたものである
から、 (1)最も重量の大なる揺動式選穀部lが、コンクリー
トの床に最も近い最下部であるから、安定して作用する
。
(2)アングル鋼のような骨鋼材を組立てて四角形状の
フレーム9を形成して該フレーム9内1こ揺動式選穀部
lを設け、同様に形成されたフレーム45を揺動式選穀
部1のフレーム9の上部に重合させて設け、該上部に重
合させたフレーム45内に籾摺風選部2を揺動自在に吊
設して設けたから、フレーム9に籾摺風選部2の重量が
掛るので、どっしりと安定する (3)アングル鋼のような骨鋼材を組立てて四角形状の
フレーム9を形成して該フレーム9内に揺動式選穀部1
を設け、同様に形成されたフレーム45を揺動式選穀部
1のフレーム9の上部に重合させて設け、該上部に重合
させたフレーム45内に籾摺風選部2を揺動自在に吊設
して設けたから、全体の形状が矩形を基本とする構造に
なるので、纏った構造となることは勿論のこと、穀物の
流れも上から下の合理的なものとなる。
フレーム9を形成して該フレーム9内1こ揺動式選穀部
lを設け、同様に形成されたフレーム45を揺動式選穀
部1のフレーム9の上部に重合させて設け、該上部に重
合させたフレーム45内に籾摺風選部2を揺動自在に吊
設して設けたから、フレーム9に籾摺風選部2の重量が
掛るので、どっしりと安定する (3)アングル鋼のような骨鋼材を組立てて四角形状の
フレーム9を形成して該フレーム9内に揺動式選穀部1
を設け、同様に形成されたフレーム45を揺動式選穀部
1のフレーム9の上部に重合させて設け、該上部に重合
させたフレーム45内に籾摺風選部2を揺動自在に吊設
して設けたから、全体の形状が矩形を基本とする構造に
なるので、纏った構造となることは勿論のこと、穀物の
流れも上から下の合理的なものとなる。
第1図は全体の側面図、第2図は全体の正側面図、第3
図は本発明の選別板の平面図、第4図は本発明の選別板
の作用の平面図、第5図は揺動選別装置の側面図、第6
図は揺動選別装置の正面図、第7図は選別板の断面図、
第8図は選別板の作用の断面図、第9図は風選部の側面
図、第10図は風選部の断面図、第11図は同作用図、
第12図はフレームの斜視図である。 符号の説明 揺動式選穀部1、風選部2、籾摺部3、供給タンク4、
供給用昇降機5、取出用昇降機6、張込用ホッパー7、
排出樋8、フレーム9、揺動選別装置10、籾米11、
玄米12、選別板13、前後幅14、左右幅15、前壁
16、後壁17、左傾斜突起18、右傾斜突起19、玄
米取出口20、左壁21、籾米取出口22.右壁23、
供給ホッパー24、支台25、前、側支杆26、軸着部
27、螺杵28、反対螺子溝29、反対螺子溝30、コ
マ31.32、上下動杆33、ボス34.35、アーム
36.37、後側支杆38、偏心輪39、取付台40、
軸着41、コマ42、調節螺杵43、ロッド44、フレ
ーム45、ゴムロール46、ゴムロール47、供給部4
8、繰込ロール49、調節板50、開閉弁51、ケース
52、板バネ53、回転軸54、偏心輪55、ロッド5
6、板バネ57、受入部58、横断流ファン59、吸込
口60、風選室61、一番穀粒取出部62、屑粒取出部
63、吸引ブロアー64、吸込口65、排風口66゜ 特許出願人 山 本 惣 − 第1図 第2図
図は本発明の選別板の平面図、第4図は本発明の選別板
の作用の平面図、第5図は揺動選別装置の側面図、第6
図は揺動選別装置の正面図、第7図は選別板の断面図、
第8図は選別板の作用の断面図、第9図は風選部の側面
図、第10図は風選部の断面図、第11図は同作用図、
第12図はフレームの斜視図である。 符号の説明 揺動式選穀部1、風選部2、籾摺部3、供給タンク4、
供給用昇降機5、取出用昇降機6、張込用ホッパー7、
排出樋8、フレーム9、揺動選別装置10、籾米11、
玄米12、選別板13、前後幅14、左右幅15、前壁
16、後壁17、左傾斜突起18、右傾斜突起19、玄
米取出口20、左壁21、籾米取出口22.右壁23、
供給ホッパー24、支台25、前、側支杆26、軸着部
27、螺杵28、反対螺子溝29、反対螺子溝30、コ
マ31.32、上下動杆33、ボス34.35、アーム
36.37、後側支杆38、偏心輪39、取付台40、
軸着41、コマ42、調節螺杵43、ロッド44、フレ
ーム45、ゴムロール46、ゴムロール47、供給部4
8、繰込ロール49、調節板50、開閉弁51、ケース
52、板バネ53、回転軸54、偏心輪55、ロッド5
6、板バネ57、受入部58、横断流ファン59、吸込
口60、風選室61、一番穀粒取出部62、屑粒取出部
63、吸引ブロアー64、吸込口65、排風口66゜ 特許出願人 山 本 惣 − 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)アングル鋼のような管鋼材を組立てて四角形状の
フレームを形成して該フレーム内に揺動式選穀部を設け
、同様に形成されたフレームを揺動式選穀部のフレーム
の上部に重合させて設け、該上部に重合させたフレーム
内に籾摺風選部を設け、籾摺風選部のフレームの上部に
籾摺部を取付け、側方には昇降機を設けた籾摺装置(2
)アングル鋼のような管鋼材を組立てて四角形状のフレ
ームを形成して該フレーム内に揺動式選穀部を設け、同
様に形成されたフレームを揺動式選穀部のフレームの上
部に重合させて一体的に分解不能に固着して設け、該上
部のフレーム内に籾摺風選部を設け、籾摺風選部のフレ
ームの上部に籾摺部を取付け、側方には昇降機を設けた
籾摺装置。 (3)アングル鋼のような管鋼材を組立てて四角形状の
フレームを形成して該フレーム内に揺動式選穀部を設け
、同様に形成されたフレームを揺動式選穀部のフレーム
の上部に重合させて設け、該上部に重合させたフレーム
内に籾摺風選部を揺動自在に吊設して設け、籾摺風選部
のフレームの上部に籾摺部を取付け、側方には昇降機を
設けた籾摺装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4129083A JPS59166248A (ja) | 1983-03-12 | 1983-03-12 | 籾摺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4129083A JPS59166248A (ja) | 1983-03-12 | 1983-03-12 | 籾摺装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59166248A true JPS59166248A (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=12604311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4129083A Pending JPS59166248A (ja) | 1983-03-12 | 1983-03-12 | 籾摺装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59166248A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742343A (en) * | 1980-08-23 | 1982-03-09 | Iseki Agricult Mach | Rice huller |
-
1983
- 1983-03-12 JP JP4129083A patent/JPS59166248A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742343A (en) * | 1980-08-23 | 1982-03-09 | Iseki Agricult Mach | Rice huller |
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