JPH08190347A - 洗瓶性ホログラムラベルの製造方法 - Google Patents
洗瓶性ホログラムラベルの製造方法Info
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Abstract
ング法により製造でき、しかも回収し再利用される容器
に用いた場合に、洗浄時における剥離、除去が容易な装
飾性に優れたホログラムラベルの製造方法を提供する。 【構成】基材シート30の片面に、コート剤層24を設
けておき、該コート剤層24面に、熱可塑性樹脂11を
積層するとともに、レリーフ型ホログラムのスタンパー
が表面に装着された冷却ロールにて押圧し、レリーフ型
ホログラムを形成させた積層樹脂シート40のホログラ
ム形成面に、金属反射層12を設け、さらにアルカリ可
溶性の接着樹脂層13を介して、紙質基材17とラミネ
ートし、ホログラム形成シート14を作成した後、紙質
基材17上にアルカリ可溶性の接着樹脂層13およびレ
リーフ型ホログラムを形成した金属反射層12にて構成
されるホログラムラベルの製造方法である。
Description
ベルの製造方法に関するもので、詳しくは、加工性およ
び生産性の向上に供しうるものであり、更に、回収・再
生を必要とする容器に貼り付けられた場合、アルカリ溶
液により、容易にラベルの剥離除去が可能なホログラム
ラベルの製造方法に関するものである。
二光束干渉法など既知の方法により、感光性樹脂の表面
に干渉縞を凹凸形状で記録することにより、マスターホ
ログラムが形成される。
属製のものであり、前記マスターホログラム表面の微小
な凹凸形状に、既知の手法により金属層を形成、次いで
それを剥離すること等によって得られる。
成形機の冷却ロール表面に装着して、押し出された溶融
状態の樹脂に押し付けることによって、表面にレリーフ
型ホログラムが形成された樹脂シート(ホログラム形成
シートと称する)を製造する方法は公知である(例えば
特開昭62−191872号公報、同62−19277
9号公報等参照)。
えば、日本酒・ビールなど各種アルコール飲料用ガラス
瓶)に使用されるラベルは、回収後のアルカリ溶液など
による洗瓶時に剥離除去が可能でなければならない。
れら容器のラベルとして用いると、洗瓶適性に乏しいた
め剥離除去が難しく、使用が困難であった。
して、容器をアルカリ溶液中に浸漬しても、ラベルの外
層は主に熱可塑性樹脂であるため、前記樹脂が妨げとな
って溶液がラベルの内層まで容易に浸透せず、容器との
接着に用いられている接着剤がアルカリ可溶なものだと
しても、溶液が接着剤を溶解するのに長時間を要すると
いう問題があった。
問題点に鑑み為されたもので、溶融押し出し成形機を用
いて製造でき、しかも回収する容器からの洗浄剥離が容
易なホログラムラベルの製造方法を提供することを目的
とする。
めに、請求項1の発明に係るホログラムラベルの製造方
法は、基材シートの片面に、溶融押し出し成形機のT−
ダイよりシート状に押し出された熱可塑性樹脂を積層す
るとともに、レリーフ型ホログラムのスタンパーが表面
に装着された冷却ロールにて押圧し、冷却することによ
り、前記樹脂の表面にレリーフ型ホログラムを形成させ
た積層樹脂シートのホログラム形成面に、金属反射層を
設け、さらにアルカリ可溶性の接着樹脂層を介して、紙
質基材とラミネートし、ホログラム形成シートを作成し
た後、このホログラム形成シートの金属反射層と前記積
層樹脂シートとの界面を剥離して得られる紙質基材上に
アルカリ可溶性の接着樹脂層およびレリーフ型ホログラ
ムを形成する金属反射層にて構成されるホログラムラベ
ルの製造方法において、前記基材シートの熱可塑性樹脂
積層面に、予め積層樹脂シート剥離用のコート剤層を設
けておくことを特徴としている。
ベルの製造方法は、前記積層樹脂シート剥離用のコート
剤層として、低融点ワックス、可塑剤、中低分子活性剤
の1種または2種以上を用いたことを特徴としている。
ベルの製造方法は、前記基材シートとして、二軸延伸ポ
リプロピレンまたは二軸延伸ポリエステルを用いること
を特徴としている。
ベルの製造方法は、前記熱可塑性樹脂として、ポリオレ
フィン系樹脂を用いることを特徴としている。
製造方法は、前記金属反射層上に、プライマー層、印刷
インキ層およびオーバーコート層が、この順に設けられ
てなることを特徴としている。
ベルの製造方法は、前記紙質基材として、水に浸漬した
際の水中伸度が2.5%以下のコート紙を用いたことを
特徴としている。
ベルの製造方法は、前記アルカリ可溶性の接着樹脂とし
て、アクリル/酢酸ビニル共重合系樹脂を用いたことを
特徴としている。
ベルの製造方法は、前記アルカリ可溶性の接着樹脂とし
て、塩素化ポリプロピレン系樹脂を用いたことを特徴と
している。
ベルの製造方法は、前記アルカリ可溶性の接着樹脂とし
て、ポリウレタン系樹脂を用いたことを特徴としてい
る。
ムラベルの製造方法は、前記ポリウレタン系樹脂とし
て、ポリエステル系ポリオール樹脂成分とポリイソシア
ネート樹脂成分とを反応させてなる樹脂を用いたことを
特徴としている。
る。
リーフ型ホログラムが形成された積層樹脂シートの製造
ラインの概略を示す説明図である。
4を設けた基材シート30のコート剤層面に、溶融押し
出し成形機1のT−ダイ2よりシート状に押し出された
熱可塑性樹脂11の表面をレリーフ型ホログラムのスタ
ンパー5が表面に装着された冷却ロール3およびニップ
ロール4にて押圧し、冷却することにより熱可塑性樹脂
11の表面にレリーフ型ホログラムが連続的に得られ
る。
な、表面にレリーフ型ホログラムが形成された積層樹脂
シート40が連続的に形成される。形成された積層樹脂
シート40は、引き取りロール6を通って巻き取りロー
ル7により巻き取られる。本発明に用いる基材シート3
0としては、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフ
ィルム、ナイロンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポ
リカーボネートフィルム、セロファンフィルム等のフィ
ルムが使用できるが、表面平滑性、透明性、表面耐性、
汎用性、加工性、経済性等の特性から厚さ12μm〜1
50μmの二軸延伸ポリエステルフィルムまたは二軸延
伸ポリプロピレンフィルムが好ましく使用できる。
は、ホログラムラベルを得る最終工程(図4を参照)に
おいて、コート剤の成分を熱可塑性樹脂11と金属反射
層12との界面に移行させ、両者のラミネート強度を低
下させることにより、積層樹脂シート40を金属反射層
12との界面より良好に剥離させるために設けるもので
あり、熱可塑性樹脂シート11を透過して金属反射層1
2との界面へ移行できる成分を含有していることが必要
で、低融点ワックスまたは可塑剤または中低分子活性剤
の何れか1つ、または2種以上を用いた構成のものが使
用できる。可塑剤としては、フタル酸誘導体、アジピン
酸誘導体、オレイン酸誘導体、ステアリン酸誘導体、セ
バシン酸誘導体、アゼライン酸誘導体、リン酸誘導体、
酒石酸誘導体、TMA誘導体を用いることができる。コ
ート剤層24を塗工する方式として、グラビアコート
法、ロールコート法、ブレードコート法等の手法を用い
ることができる。コート剤層24の厚みとしては、0.
5μm〜10μm程度が好ましい。
2との界面にコート剤層を設けた場合、積層樹脂シート
40の表面に形成されているホログラムが埋まって消え
てしまうおそれがあり好ましくない。
ては、冷却ロール3に装着されたレリーフ型ホログラム
のスタンパー5上の微細な凹凸を精度良く再現し、乾燥
時の表面張力が好ましくは33dyn/cm以下である
こと、更に、熱可塑性樹脂11を通してコート剤の成分
が透過してくることが必要で、これらを満たすものとし
て、ポリオレフィン系樹脂、なかでもポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂が好ましいものとして使用でき
る。
際、スタンパー5に付着あるいはスタンパー5を汚染し
たり、樹脂の表面張力を上昇させる可能性のあるような
添加剤は含有しないものが好ましい。また、この熱可塑
性樹脂11の厚みとしては、加工性の点で10〜100
μmが最も好ましい。
れた、表面にレリーフ型ホログラムが形成された積層樹
脂シート40の乾燥時の表面張力は、通常33dyn/
cm以下であり、表面張力の調整に特別な操作は必要と
しない。
は、後工程において、積層樹脂シート40を剥離する際
に、金属反射層12との界面から良好に剥離する上での
特性を考慮してのことである。
40のホログラム形成面に金属反射層12およびアルカ
リ可溶性の接着樹脂層13を介して、紙質基材17(図
4参照)を積層し、ホログラム形成シート14を得る。
ルカリ可溶性の接着樹脂層13を介して紙質基材17と
ラミネートし、積層樹脂シート40を剥離した後のホロ
グラム形成層となるものであり、表面の反射率が高い金
属が好ましい。具体的には、アルミニウム、金、銀、銅
等およびこれらの金属を含む合金を使用することがで
き、通常よく知られている真空蒸着法、スパッタリング
法、イオンプレーティング法などの方法によって設ける
ことができる。厚みとしては、100〜10000オン
グストロームの範囲が適当である。
であり、また金属反射層12との接着性および熱可塑性
樹脂11の軟化点温度以下で紙質基材17にラミネート
可能な接着性を有することが必要である。このような接
着樹脂としては、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ロジ
ンエステル樹脂、セルロース誘導体、ポリ酢酸ビニル、
塩素化ポリプロピレン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エ
チレン共重合体、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体等の
1種または2種以上を用いることができ、適当な溶剤に
て塗料化したものを、グラビアコート法、ロールコート
法、ブレードコート法等、公知の方法にて、膜厚1〜1
0μm程度塗布形成した後、紙質基材17とロール熱プ
レス等の方式によりラミネートすればよい。
能を有するものであれば、任意の樹脂が使用可能であ
り、ラミネート方式として、ドライラミネート、ウェッ
トラミネート、ホットメルトラミネート、ノンソルベン
トラミネート等の手法を用いれば、接着樹脂層13の積
層と紙質基材17のラミネートが一工程で実施可能であ
る。
ウレタン系樹脂が使用できる。ポリウレタン系接着樹脂
には、一液反応型と二液反応型の二つのタイプがある
が、主に二液反応型のものが用いられる。二液反応型タ
イプは、高分子の末端に水酸基を有するポリオール成分
とイソシアネート基を有するポリイソシアネート成分と
からなる。
ル系とポリエーテル系とに分けられ、本発明に用いる場
合にはアルカリ可溶性を考慮し、ポリエステル系ポリオ
ールを用いた構成がより好ましい。これは、ポリエステ
ル系ポリオールのエステル基がアルカリ溶液によって加
水分解を生じやすいためである。
ては、ポリエチレンアジペート、ポリジエチレンアジペ
ート、ポリプロピレンアジペート、ポリテトラメチレン
アジペート、あるいはこれらの2種以上の共重合体など
が例示できる。
のとしては、ポリ酢酸ビニルエマルジョン、酢酸ビニル
共重合体エマルジョン、アクリル酸エステル共重合体エ
マルジョン、ポリウレタンエマルジョンなどが利用され
る。
ては、エチレン系共重合体(EVA、EEA、EMM
A)、ポリオレフィン系樹脂などが利用される。また、
ノンソルベントラミネート用接着剤としては、主に一液
あるいは二液反応型のポリウレタン系接着剤が利用され
る。
ラム形成シート14を図4に示すように、積層樹脂シー
ト40を金属反射層12との界面より剥離することで、
本発明のホログラムラベル20が得られる。
範囲での選択が可能であるが、図4に示したように、原
紙15にクレーコート層16を設けたコート紙、アート
紙、キャストコート紙等、平滑性の良いものを使用する
ことがより好ましい。また、水に浸漬した際の水中伸度
が2.5%以下、好ましくは1.5%以下であることが
必要である。
有する紙質基材を用いると、ビール瓶等に粘着し冷蔵庫
等で冷やすと瓶表面に付着する水滴により紙質基材17
上の金属反射層12に亀裂が生じ、外観が低下する可能
性がある。
の積層樹脂シート40の剥離に関しては、積層樹脂シー
ト40の乾燥時の表面張力が33dyn/cm以下であ
るため、金属反射層12との界面より、容易に剥離可能
である。
と、積層樹脂シート40と金属反射層12とのラミネー
ト強度が、金属反射層12と接着樹脂層13とのラミネ
ート強度よりも大きくなり、積層樹脂シート40と金属
反射層12との界面にて良好に剥離しない場合がある。
ル20へ、プライマー層21、印刷インキ層22、オー
バーコート層23を順に設けて表面耐性、ディスプレイ
効果をさらに高めた構成のものである。
可溶性の良い樹脂で、シェラック、ニトロセルロース系
樹脂、ニトロセルロース系樹脂に樹脂酸エステルを添加
した混合樹脂、該混合樹脂にさらにアルキッド樹脂を添
加した樹脂のいずれかが好ましい。
樹脂、ポリアミド樹脂またはこれらの混合樹脂をビヒク
ルとするインキでさらにマレイン酸を添加したインキを
用いて形成される。
インキ層22に用いたインキのビヒクルからなる樹脂か
らなり、アルカリ可溶な層である。
る押し出しコーティング法を用いるので、ホログラムの
成形性が良好であるとともに、基材シートに予めコート
されたコート剤層の成分がホログラム形成シートの熱可
塑性樹脂と金属反射層との界面に移行し、両者のラミネ
ート強度が低下するため、ホログラム形成シートの積層
樹脂シートと金属反射層との界面での剥離が容易に行え
る。その結果、得られたホログラム形成シートの幅広い
加工条件での剥離を可能とした。さらに、積層樹脂シー
トをアルカリ可溶性の接着樹脂層を介して紙質基材とラ
ミネート後、積層樹脂シートを剥離してしまうため、形
成されたラベルの外層には、内層へのアルカリ溶液の浸
透の妨げになる積層樹脂シートが存在せず、回収容器か
らのアルカリ溶液によるラベルの洗浄剥離が容易に行え
る。
明する。
て、低融点ワックス、可塑剤、中低分子活性剤を含有す
るインキ(New MAX 39藍:東洋インキ製造
(株)製)を基材シートである厚さ30μmの二軸延伸
ポリプロピレンフィルム(P2108:東洋紡績(株)
製)上に、2μmの厚みにグラビアコートした。
記樹脂層剥離用のコート剤層上に、熱可塑性樹脂として
ポリプロピレン樹脂(FL25T:三菱油化(株)製)
を、下記条件(A)にてT−ダイより厚み30μmとな
るように押し出し、表面にレリーフ型ホログラムのスタ
ンパーが装着された冷却ロール(ロール温度15℃)お
よびニップロールとの間で押圧・冷却することにより、
図2にその断面を示すような表面にレリーフ型ホログラ
ムが形成された積層樹脂シートを連続して得た。 (A)押し出し加工条件 (a)装置・・・図1の装置 (b)押出機・・・φ=60mm,L/D=26 (c)ニップロール・・・ウレタンゴムロール(ゴム硬
度85度) (d)押し出し温度・・・280℃ (e)冷却ロール温度・・・15℃ (f)押し出し厚み・・・50μm (g)エアーギャップ・・・90mm (h)ニップ圧(エアーゲージ圧)・・・4kgf/c
m2 得られた積層樹脂シートのレリーフ型ホログラム形成面
に、真空蒸着法によって、厚さ約1000オングストロ
ームのアルミニウム蒸着層を形成した。
ム蒸着層側に、アクリル/酢酸ビニル共重合樹脂系接着
剤(MC−10:サイデン化学(株)製)を介して坪量
64g/cm2のコート紙(コーモランドVMTS:富
士加工(株)製)を、図6に示したような装置によるウ
ェットラミネート法により、下記の加工条件(B)にて
ラミネートした。試料に一部については、ラミネート
後、直ちに積層樹脂シートを剥離し、また、試料の一部
については、50℃で2時間エージングした後、積層樹
脂シートを剥離し、図4の断面図に示すようなホログラ
ムラベルを得、これを試料1とした。 (B)ウェットラミネート条件 (a)装置・・・図6の装置 (b)接着剤塗工方法・・・ロールコート法 (c)接着剤塗工量・・・2g/m2 (d)乾燥温度・・・70〜110℃ (e)加工スピード・・・150m/min 比較例として、前記の樹脂層剥離用コート剤層が未塗工
の基材シートを用いて、上記実施例と同様の装置、樹
脂、加工条件にてホログラムラベルを作製し、これを比
較試料1とした。
積層樹脂シートのホログラム形成面にコロナ放電処理
後、約1000オングストロームの厚さにアルミニウム
蒸着を施し、この蒸着面に試料1で用いたものと同様の
コート紙をウレタン接着剤によりドライラミネートして
ホログラムラベルを得、これを比較試料2とした。
に示す。
よる試料1は、剥離性において優れた性能を有するもの
であった。これに対し、積層樹脂シート剥離用コート剤
を塗工していない比較試料1は、アルミニウム蒸着層が
良好に転写されるためにはエージングが必須であり、生
産性が本発明の試料1よりも悪い。
2のホログラム成形性、耐水性、洗瓶性の評価結果を下
記表2に示す。
よる試料1は、ホログラム成形性、耐水性、洗瓶性のす
べてにおいて、優れた性能を有するものであった。これ
に対し、比較試料2は洗瓶性が劣っており、また比較試
料1は得られたラベルの性能については特に問題はない
が、前述の如く、生産性において劣っている。
れば、樹脂の溶融押し出し機を用いてホログラムの成形
を行うことにより、基材シートの熱可塑性樹脂積層面
に、積層樹脂剥離用のコート剤層を設けておくことによ
り、成形性の良好なホログラムを有するラベルを効率よ
く、簡便に、安価に得られるとともに、このようなホロ
グラムを有するラベルを回収・再使用を必要とする容器
のラベルに使用した際には、アルカリ溶液により、容易
に剥離除去可能なホログラムラベルを製造することがで
きるという優れた効果を奏する。
可塑性樹脂、紙質基材、アルカリ可溶性接着樹脂をそれ
ぞれ種々の中から選択して使用することにより用途に応
じて様々なラベルを製造することができる。
概略を示す説明図である。
樹脂シートの断面図である。
層および接着樹脂層を順次積層した状態の積層シートの
断面図である。
脂シートを剥離する状態を示す断面図である。
層およびオーバーコート層を設けた構成の断面図であ
る。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 基材シートの片面に、溶融押し出し成形
機のT−ダイよりシート状に押し出された熱可塑性樹脂
を積層するとともに、レリーフ型ホログラムのスタンパ
ーが表面に装着された冷却ロールにて押圧し、冷却する
ことにより、前記樹脂の表面にレリーフ型ホログラムを
形成させた積層樹脂シートのホログラム形成面に、金属
反射層を設け、さらにアルカリ可溶性の接着樹脂層を介
して、紙質基材とラミネートし、ホログラム形成シート
を作成した後、このホログラム形成シートの金属反射層
と前記積層樹脂シートとの界面を剥離して得られる紙質
基材上にアルカリ可溶性の接着樹脂層およびレリーフ型
ホログラムを形成する金属反射層にて構成されるホログ
ラムラベルの製造方法において、前記基材シートの熱可
塑性樹脂積層面に、予め積層樹脂シート剥離用のコート
剤層を設けておくことを特徴とする洗瓶性ホログラムラ
ベルの製造方法。 - 【請求項2】 前記積層樹脂シート剥離用のコート剤層
として、低融点ワックス、可塑剤、中低分子活性剤の1
種または2種以上を用いたことを特徴とする請求項1記
載の洗瓶性ホログラムラベルの製造方法。 - 【請求項3】 前記基材シートとして、二軸延伸ポリプ
ロピレンまたは二軸延伸ポリエステルを用いることを特
徴とする請求項1または2記載の洗瓶性ホログラムラベ
ルの製造方法。 - 【請求項4】 前記熱可塑性樹脂として、ポリオレフィ
ン系樹脂を用いることを特徴とする請求項1〜3の何れ
かに記載の洗瓶性ホログラムラベルの製造方法。 - 【請求項5】 前記金属反射層上に、プライマー層、印
刷インキ層およびオーバーコート層が、この順に設けら
れてなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載
の洗瓶性ホログラムラベルの製造方法。 - 【請求項6】 前記紙質基材として、水に浸漬した際の
水中伸度が2.5%以下のコート紙を用いたことを特徴
とする請求項1〜5の何れかに記載の洗瓶性ホログラム
ラベルの製造方法。 - 【請求項7】 前記アルカリ可溶性の接着樹脂として、
アクリル/酢酸ビニル共重合系樹脂を用いたことを特徴
とする請求項1〜6の何れかに記載の洗瓶性ホログラム
ラベルの製造方法。 - 【請求項8】 前記アルカリ可溶性の接着樹脂として、
塩素化ポリプロピレン系樹脂を用いたことを特徴とする
請求項1〜6の何れかに記載の洗瓶性ホログラムラベル
の製造方法。 - 【請求項9】 前記アルカリ可溶性の接着樹脂として、
ポリウレタン系樹脂を用いたことを特徴とする請求項1
〜6の何れかに記載の洗瓶性ホログラムラベルの製造方
法。 - 【請求項10】 前記ポリウレタン系樹脂として、ポリ
エステル系ポリオール樹脂成分とポリイソシアネート樹
脂成分とを反応させてなる樹脂を用いたことを特徴とす
る請求項9記載の洗瓶性ホログラムラベルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01970395A JP3503240B2 (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 洗瓶性ホログラムラベルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP01970395A JP3503240B2 (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 洗瓶性ホログラムラベルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08190347A true JPH08190347A (ja) | 1996-07-23 |
JP3503240B2 JP3503240B2 (ja) | 2004-03-02 |
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ID=12006642
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006058408A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Dainippon Printing Co Ltd | アルミニウム蒸着ラベルおよびその製造方法 |
-
1995
- 1995-01-12 JP JP01970395A patent/JP3503240B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006058408A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Dainippon Printing Co Ltd | アルミニウム蒸着ラベルおよびその製造方法 |
JP4508774B2 (ja) * | 2004-08-18 | 2010-07-21 | 大日本印刷株式会社 | アルミニウム蒸着ラベルおよびその製造方法 |
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---|---|
JP3503240B2 (ja) | 2004-03-02 |
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