JPH08184228A - 電気錠における作動切換え装置 - Google Patents
電気錠における作動切換え装置Info
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- JPH08184228A JPH08184228A JP33836994A JP33836994A JPH08184228A JP H08184228 A JPH08184228 A JP H08184228A JP 33836994 A JP33836994 A JP 33836994A JP 33836994 A JP33836994 A JP 33836994A JP H08184228 A JPH08184228 A JP H08184228A
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Abstract
ると共に、切換え可能な2つのレバー列により、2つの
機能に対応できるようにする。 【構成】 ラッチボルトを兼ねるデッドボルト2を施解
錠させるための揺動可能なロッキングバー3と、ソレノ
イド4のプランジャ41との間に、操作片5の操作によ
り選択的に作動状態とされる第1レバー列6及び第2レ
バー列7を配したことを特徴とする。
Description
切換え装置に関する。
電時施錠型のもの(ソレノイドに通電させている間施錠
状態にするタイプの錠)を採用すると、非常時に断線そ
の他により停電してもその際電気錠は自動的に解錠する
ので、避難する時に扉の開放に手間を取らず安全である
という利点がある。
建物の建設期間中(工事中)で電源が未使用の時は、取
付け後必要に応じて施錠したい場合に扉をロープ等でく
くり付けたりしなくてはならず不便なことがある。
ける作動切換え装置は、電源が未使用の工事中であって
も、施錠できるようにその使い勝手を改善する一方で、
最終的な使用態様が前記のような通電時施錠型のもの又
は非通電時施錠型のもののいずれであっても、切換え可
能な2つのレバー列によってそれぞれに対応できるよう
にしたものである。
は、ソレノイドに対する通電が断たれた間施錠状態とす
るタイプの錠で、研究室又は重要物貯蔵室等の扉に対し
用いるに適したものである。
め、この発明の請求項1記載の発明は、錠箱内で水平方
向に摺動案内され、フロント板から突出する方向に付勢
させたラッチボルトを兼ねるデッドボルトを備えるこ
と;突出する位置に存するデッドボルトに選択的に係合
して施錠する揺動可能なロッキングバーをデッドボルト
に対し係合させる方向に付勢させること;錠箱内に非通
電時に突出するプランジャを有するソレノイドを設ける
こと;プランジャの先端部に該プランジャの中心軸線に
沿って摺動可能であってその中心軸線の回りには回動不
能な操作片を設けること;操作片は工具係着部又はつま
みを有し、錠箱に対し回動可能に装着されていること;
ソレノイドのプランジャの両側部に互にほぼ閉口で構成
レバーの数が互に異なる第1レバー列及び第2レバー列
を備えること;操作片の回動変位により、第1レバー列
の基端又は第2レバー列の基端をプランジャに選択的に
係合させて連係させるため、少くも1つの突片を該プラ
ンジャに設けること;及び、第1レバー列の先端又は第
2レバー列の先端をロッキングバーに対し選択的かつ各
別に連係させることを構成条件とする。
発明において、第1レバー列を不使用状態にしたとき、
そのレバー列をロッキングバーに対し干渉させない位置
に拘束させるため、操作片にカム部を設けたことを特徴
とする。
イド4のプランジャ41に係合した作動状態にあり、ま
た、第2レバー列7はソレノイド4のプランジャ41と
は係合しておらず非作動状態にある。
は通電されておらず、プランジャ41は例えばソレノイ
ド4内に内装されたバネの付勢により突出位置にあるの
で、第1レバー列6の先端はロッキングバー3を図1で
左回りの付勢に抗して非係合位置に拘束させている。
デッドボルト2が突出していても、工事中でソレノイド
4に対し通電が不能の場合は、プランジャ41を引き込
ませることはできず、ロッキングバー3の係合端部31
をデッドボルト2の首部等に係合させることができない
から、施錠は不能である。
プランジャ41が引込み位置に至ると、第1レバー列6
の先端によるロッキングバー3の拘束が解かれ、デッド
ボルト2はロッキングバー3の係合端部31により突出
状態に拘束されることになり、施錠が達成される。
示の電気錠は、前述のとおり通電時施錠型として機能す
る。
せるときは、図1でフロント板11を取り外し、操作片
5の工具係着部51にドライバ等を差し込み、例えば図
6の矢印Aで示すように左回りに90°回動させる。
に示すように第1レバー列6の基端から外れ、プランジ
ャ41の他の突片42は第2レバー列7の基端に係合す
る。
って、図示の電気錠は、非通電時施錠型として機能する
ので、ソレノイド4に通電されていない時でもプランジ
ャ41は突出位置にあってデッドボルト2による施錠が
達成される(図4参照)。
き、所定角度変位した操作片5上のカム部54は、自動
的に第1レバー列6の基端側に衝接して揺動させ、第1
レバー列6の先端をロッキングバー3に対し干渉しない
ようにすることができる。
列7の作動状態に切換えが終了したら、フロント板11
を再び取り付けることは言うまでもない。また、元の状
態に戻すためには、前記とは逆に操作すればよい。
電気錠では、第1レバー列6の作動状態では施錠が不能
であるから、第2レバー列7の作動状態に切換えて、シ
リンダ錠又はサムターンで作動させる純機械的な非常用
施解錠機構(図示しない)でロッキングバー3とデッド
ボルト2との係脱を行って施解錠する。
あるソレノイド4、操作片5、第1レバー列6及び第2
レバー列7に併設されたもので、両機構はそれぞれ独立
してロッキングバー31を作動させる。
電気錠は、ソレノイド4に対する通電を鍵、磁石カー
ド、テンキー又はスイッチ等で断続させて施解錠するこ
とは従来の電気錠と変わらない。
いて説明する。図1〜図5において、符号1は非常口又
は研究室用の扉に固定される錠箱、11はフロント板、
12は裏板、2は錠箱1内で水平方向に摺動案内され、
フロント板11から突出する方向にばね(図示しない)
で付勢させたラッチボルトを兼ねるデッドボルトであ
る。
ル等の外部操作部材(図示しない)が連係させてあっ
て、解錠時にデッドボルト2の引込み操作ができるよう
にしてある。
傍には、突出位置に存する該デッドボルト2の首部等に
選択的に係合して施錠するロッキングバー3が揺動可能
に枢支してあり、そのロッキングバー3は、その係合端
部31がデッドボルト2に対し係合する方向にねじりば
ね32等で付勢させてある。
を占めるように付勢されたプランジャ41を有するソレ
ノイド4が設けてある。図示例のソレノイド4はその内
側にプランジャ突出用のばねを設けた形式のものである
が、そのばねはプランジャ41の露出部に設けることも
できる。
ランジャ41の中心軸線に沿って摺動可能であってその
中心軸線の回りに回動不能な例えば有底円筒状の操作片
5が嵌装等により付設してある。
具が係脱される工具係着部51又は手で回すことができ
るつまみ(図示しない)を有し、錠箱1の裏板12に対
し回動可能に装着されている。
の少くも1つの突片で、その突片42はピンで作るとよ
い。52はその突片42をプランジャ41の長さ方向に
逃がすために操作片5に形成した逃げ溝、53は裏板1
2の貫通孔13部分に嵌め込まれた操作片5の長さ方向
への移動を阻止するために該操作片5の工具係着部51
に係止された止めリングである。
両側部には、互にほぼ平行で構成レバー数が互に異なる
第1レバー列6及び第2レバー列7を設ける。図示例で
は、第1レバー列6は1本の構成レバーで成り、第2レ
バー列7は2本の構成レバー71、72で成るが、各レ
バー列6、7の構成レバー数は任意に定めることができ
る。第2レバー列7の構成レバー71、72間は、例え
ばピンと長孔の組で成る連係手段75で連係させてあ
る。
の一方の突片42が第1レバー列6の基端(上端)に係
脱可能に係合させてあり、工具等により操作片5を例え
ば左回りに90°回すと、プランジャ41が共に回っ
て、一方の突片42が第1レバー6から外れ、他方の突
片42が第2レバー列7の基端(上端)に係脱可能に係
合する。
突片42は、操作片5及びプランジャ41を例えば18
0°回動させるようにすると、その1つを共通に用いて
第1レバー列6と第2レバー列7との間で掛け外しする
ようにすることもできる。
2レバー列7の先端(下端)は、ロッキングバー3に対
しそれに突設したピンその他受け片33を介し選択的か
つ各別に連係させるようにしてある。
て、互に構成レバーの数を変えた理由は、ソレノイド4
のプランジャ41の突出又は引込みにより揺動する第1
レバー列6及び第2レバー列7の先端の向く方向を互に
変えるためである。
の不使用時それをロッキングバー3対し干渉しない位置
に拘束させるために、操作片5に設けたカム部、73は
第2レバー列7の一方の構成レバー71を図1で左回り
に付勢させるために設けたねじりばね、74は前記の構
成レバー71のストッパをそれぞれ示す。
置を採用した電気錠は、2つのレバー列間の切換えによ
り、通電時施錠型又は非通電時施錠型のいずれであって
も、使用することができるので、扉に対する組付け作業
の作業性を向上させるのみならず、建物の建設期間中で
電源が未使用の場合でも、作業者の施解錠についての使
い勝手を楽にする効果を奏する。
態の解錠時において示す縦断側面図。
の縦断側面図(同図において非作動状態の第2レバー列
はその記載を省略してある)。
の縦断側面図(同図において非作動状態の第1レバー列
はその記載を省略してある)。
の縦断側面図(同図において非作動状態の第1レバー列
はその記載を省略してある)。
との連係状態を示す部分斜視図。
部により拘束された状態を示す部分斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 錠箱内で水平方向に摺動案内されフロン
ト板から突出する方向に付勢させたラッチボルトを兼ね
るデッドボルトを備えること;突出する位置に存するデ
ッドボルトに選択的に係合して施錠する揺動可能なロッ
キングバーをデッドボルトに対し係合させる方向に付勢
させること;錠箱内に非通電時に突出するプランジャを
有するソレノイドを設けること;プランジャの先端部に
該プランジャの中心軸線に沿って摺動可能であってその
中心軸線の回りには回動不能な操作片を設けること;操
作片は工具係着部又はつまみを有し、錠箱に対し回動可
能に装着されていること;ソレノイドのプランジャの両
側部に互にほぼ平行で構成レバーの数が互に異なる第1
レバー列及び第2レバー列を備えること;操作片の回動
変位により、第1レバー列の基端又は第2レバー列の基
端をプランジャに選択的に係合させて連係させるため、
少くも1つの突片を該プランジャに設けること;及び、
第1レバー列の先端又は第2レバー列の先端をロッキン
グバーに対し選択的かつ各別に連係させることを構成条
件とする電気錠における作動切換え装置。 - 【請求項2】 第1レバー列を不使用状態にしたとき、
そのレバー列をロッキングバーに対し干渉させない位置
に拘束させるため、操作片にカム部を設けたことを特徴
とする請求項1記載の電気錠における作動切換え装置。
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JP33836994A JP3637571B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 電気錠における作動切換え装置 |
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-
1994
- 1994-12-29 JP JP33836994A patent/JP3637571B2/ja not_active Expired - Fee Related
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