JPH063095Y2 - 施錠装置 - Google Patents

施錠装置

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JPH063095Y2
JPH063095Y2 JP1988068111U JP6811188U JPH063095Y2 JP H063095 Y2 JPH063095 Y2 JP H063095Y2 JP 1988068111 U JP1988068111 U JP 1988068111U JP 6811188 U JP6811188 U JP 6811188U JP H063095 Y2 JPH063095 Y2 JP H063095Y2
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満晴 西口
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ムサシ鋼機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は不特定多数のものが使用する貸ロッカー等に取
付け、扉を閉止するだけで3方の施錠を可能とした施錠
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、施錠装置、とりわけゴルフ場やスイミングプール
等のスポーツ施設におけるロッカーに使用した施錠装置
は、中央部分における中央掛金体だけによるものもある
が、中央並びに上下の3方で施錠するものの場合は、そ
の施錠状態は良好で施錠後はこじ開け困難の為に、不特
定多数の者が使用する場所での施錠装置として好まれ
る。又、最近にあっては電子暗号錠装置の採用により、
この施錠装置に対し、更に電子操作を可能とする状態が
出現している。尚、電子暗号錠装置としては本出願人の
出願にかかる実願昭61-82389号のものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このような3方を固定する施錠装置並びにこれ
らに関係して設けた電子暗号装置においては、まず扉を
閉じて中央掛金体を本体の係合孔へ係合すると同時に、
扉上下端に位置する他の2点の掛金体は、更に扉に設け
たハンドル部を操作してこれを施錠しなければならない
のが現状である。そして、電子暗号錠をこれらの装置に
適用したときには、この施錠、解錠を操作するハンドル
部に関連づけて電磁ソレノイドの作動杆を係脱させ、ハ
ンドル部の操作を可能又は不可能にすることにより、施
錠、解錠を可能とするものであるが、この電磁ソレノイ
ドによる施錠や他の処理の容易化も望まれている。
本考案は従来のこのような施錠装置、とりわけ3方固定
型の施錠装置における問題点を解決すると同時に、電子
暗号錠装置に対する適用性を高めたものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記、本考案の目的は、前面に開口した箱形部材で側端
に2つの側壁と天壁、底壁からなり、開口を保有する取
付部を設けた操作機構の取付部材と;前記取付部材の取
付部天壁並びに底壁で枢支し前記開口に先端を露出する
とともにハンドル端が開口で係止された状態で内方へ常
時弾性附勢され、又取付部天壁並びに底壁の枢支部分に
連結部を設けてなる操作ハンドル部と;前記取付部材の
取付部両側壁に貫通して取付けた側壁間の枢着部分に基
端を併動可能に固定し、内側壁から内方へ突設した枢軸
端にレバー一端を固定状態で突設し、先端を前記操作ハ
ンドル部の一部と該ハンドル部の先端を扉前方へ引いた
ときに係合して移動し枢軸を回動させるよう関係づける
とともに施錠方向へ常時弾性附勢してなる中央掛金体
と;前記操作ハンドル部の連結部に基端を連結し、該連
結部とともに回動する軸体上下端に設け施錠方向へ常時
弾性附勢してなる上下掛金体と;前記ハンドル部に対
し、施錠時に回動規制するる為に作動杆を係脱させ、電
子暗号錠への施錠入力操作によりNO-OFFさせる電磁ソレ
ノイドとよりなる施錠装置によって達成される。
〔作用〕
以上の如き、本考案にかかる施錠装置は、まず扉をロッ
カー等の庫体側へ回動させて閉止するだけで中央掛金体
はハンドル部と別動可能な状態になっているので庫体中
央と軽く係合されると同時に、ハンドル部を境として上
下の連結部に連結された上下掛金体は、その弾性附勢力
に抗して庫体上下に係合され単に扉を庫体側へ閉じるだ
けで中央並びに上下の施錠を可能とし、又、扉表面から
該ハンドル部を手前方向へ引くことで、該ハンドル部の
一部と係合したレバー先端が移動し、それにより弾性附
勢に抗して中央掛金体が回転するとともに、該ハンドル
部の連結部に連結した上下掛金体が回転して、中央掛金
体と上下掛金体は同時に解錠されるのである。
そしてこの施錠状態をロックする為には、電子暗号錠の
暗号入力部で所望の暗号を入力してONすることで電磁ソ
レノイドが作動し、その作動杆端部がハンドル方向へ突
出して該ハンドルが解錠方向即ち扉正面方向へのハンド
ル突出動を移動規制し、施錠の固定をなすものである。
又、解錠時には所定の暗号を入力することにより、電磁
ソレノイドはOFFの状態となって、その作動杆はハンド
ル部との係合が解除される方向へ移動され、ハンドル部
に対する移動規制が解かれる。
〔実施例〕
本考案の詳細を更に図示した実施例により説明する。第
1図は本考案にかかる施錠装置を採用したゴルフ場やス
イミングプール等のスポーツ施設におけるロッカー1を
示し、このロッカー1の扉2に本装置が適用されてい
る。即ち、この施錠装置Eは、図中示す如き、暗号入力
部3とこの暗号入力部3と関係づけられ、その一端が扉
2表面に露出してなるハンドル端等で代表される操作部
4からなっている。即ち、このロッカー1においては、
扉2を庫体5方向へ閉じるだけで、その扉中央に位置す
る掛金体6並びに上下端に位置する掛金体7が同時に庫
体5前面に係合し、暗号入力部3に対する暗号入力によ
り、後述の電磁ソレノイドとハンドル部の係合により、
この施錠状態を固定し、又解除にあたっては暗号入力部
3に所定暗号を入力し、各掛金体6,7に対する移動を
規制している電磁ソレノイドの作動杆の係合状態を解除
することで扉2表面のハンドル端が操作でき、このハン
ドル端を手前方向へ引くことにより、3方の施錠が解除
され、扉の開放を可能とするものである。
このような施錠装置Eの詳細は更に第2図以下に示した
実施例により説明される。
本考案にかかる施錠装置Eは、先ず操作機構を搭載して
なる取付部材8を必要としてなる。この取付部材8は、
図例の如く扉2中央背面に固定され、前面方向に開口9
した略箱形部材が用いられ、その側端には2つの側壁1
0,10と天壁11、底壁12からなる略箱形の取付部13を突
設し、該取付部13の天壁11、底壁12と取付部材8の周枠
14の間には、後述のアーム片を受け入れる為の切欠部15
(第6図参照)を設けるとともに、該取付部13の内側に
位置して、その上下位置に隔壁16を設けてなる。
このような操作機構の取付部材8はビス又はボルト等で
扉2の略中央背面に取付けられ、又その内面側には後述
の各種操作機構が配置される。次に、このような操作機
構取付部材8に設けられ、本電子暗号錠装置Eを作動さ
せる為の操作ハンドル部17は前記取付部材8の取付部13
に枢支され、そしてその開口9から一端を扉2表面へ露
出した状態のものとして提供される。更に詳細に説明す
るならば、該操作ハンドル部17は、図例の如く前記取付
部材8の取付部13における天壁11、底壁12上下に位置し
てアーム片18を互いに平行配設し、該アーム片18基端と
前記天壁11、底壁12とは枢支するように構成し、アーム
片18先端を前記取付部材8の開口9を貫挿して、その先
端が開口9端で内側方向に移動することを防止する為
に、互いに係合する係合突部19を有するハンドル端20を
突設している。このハンドル端20は前記2枚のアーム片
18先端を上下互いに連結した該連結部材21の先端、即ち
扉2表面側の端部に板片を突設して設けてなるものであ
る。又、図中22として示すものは、前記アーム片18の一
方に設けたストッパーであり、又23は前記アーム片18基
端に設け、その内部に角孔24を形成してなる筒体であっ
て、この筒体23の上下端に連結部25が設けられている。
即ち、前記取付部13に対する枢支と、連結部25の形成等
を、図例の如く内部に有底の角孔26を設けた筒体27一端
から前記アーム片18の筒体23に設けた角孔24に挿入さ
れ、互いに係合される角軸28を突設し、該角軸28先端に
丸軸29を形成したものであって、この筒体27の角軸28部
分を前記アーム片18の筒体23における角孔24に挿入し、
丸軸29を天壁11並びに底壁12の軸孔30に挿入し、ビス止
め31することで、アーム片18は取付部の底壁並びに底壁
に枢支されると同時に、連結部25を作成し連結部25とア
ーム片18即ちハンドル部17とは互いに一体化され併動可
能となる。そして、図中32として示すバネ体を取付部材
8の周枠14との間に係合することで、ハンドル部17は常
に扉2表面から内方方向、即ち施錠方向へ弾性附勢され
た状態となり、ハンドル端20と取付部材8の開口9端と
の係合で、その弾性附勢の移動限界を与えている。次
に、前記操作機構取付部材8の取付部13に設けた中央掛
金体6基端は、取付部13の両側壁10,10間に貫通して設
けられ、一端が内側壁10から内方へ突出した状態の枢軸
33に併動可能に固定され、又、その先端は、図例の如く
先端上部から下方にかけて傾斜面34を有し、内側位置に
係合凹部35を設けたものである。即ち、枢軸33の回動に
より、この中央掛金体6は、共に併動するわけである。
又、前記内側に突出した枢軸33端からは、レバー36を上
下の一方、実施例のものにおいては上方方向へ突設し、
その一端を枢軸に固定し、先端を遊端とすると同時に、
前記アーム片18に設けたストッパー22に係合して、前記
ハンドル端20を扉前方方向へ引いたときに係合して移
動、即ち中央掛金体6が上方方向へ回動するよう関係づ
けているものである。尚、この枢軸33には、中央掛金体
6が施錠方向へ常時弾性附勢するようバネ体37を取付け
ている。前記中央掛金体6に対し、3方固定する為の上
下掛金体7は、更に、前記操作ハンドル部17の連結部25
に基端を、連結し、該連結部25とともに回動する一対の
軸体38上下端に取付けられ、施錠方向へ常時弾性附勢し
てなるものである。即ち、軸体38の下端は前記連結部25
の有底の角孔26に連結可能とし、先端の掛金体7は常に
施錠方向へ弾性附勢され、扉2を閉止することで庫体5
側壁の係合孔5aへ係合する構成を与えている。このよ
うな構成は、単に庫体5側に係合孔5aを設け、上下掛
金体7に、係合時に庫体5先端と衝突しない程度のアー
ル形状を与え、扉2を閉止することで該掛金体7は摺動
して、その先端が係合孔5aに係合する構成で満足され
る。
而しては、このような施錠機構を扉内面に採用すること
により、扉2を庫体3方向に押して閉塞すれば、中央掛
金体6はハンドル部17と互いに回動自由な関係に与えら
れているので、その弾性附勢力に単に抗するだけで掛金
体先端の傾斜面34を利用して扉の閉止動作の衝突圧で掛
金体6の係合凹部35に庫体5の係合孔5aが係合され、
扉2と庫体5との中央における係合がなされる、そして
ハンドル部17に連結され、且つ連動する上下の掛金体7
も同時に上下の係合孔5aに係合される。解錠にあたっ
ては、扉2表面に位置するハンドル端20を扉2表面側へ
その弾性附勢力に抗して引くだけで上下の掛金体7も解
錠方向へ回動され解錠されると同時にハンドル部17に設
けたストッパー22が中央掛金体6のレバー36先端を押動
し、枢軸33を回動させて中央掛金体6を上方方向即ち解
錠方向へ移動させ、3点の解錠を同時に可能とするもの
である。
次ぎに、このような施錠装置を使用して施錠したとき
に、その施錠状態をロックする為のロック装置は、更に
図中39として示される電磁ソレノイドによってなされ
る、即ち電磁ソレノイド39は、下方の隔壁16を貫通し
て、その先端をハンドル部17のアーム片18方向へ出没可
能に設定した作動杆40を有する一般的な電磁ソレノイド
であり、作動杆40先端はアーム片18と互いに係合するよ
う設定し、係合時にはアーム片18が解錠方向、即ち扉2
表面から前方方向へハンドル端20が移動不能な状態に設
定している。そして、この電磁ソレノイド39を作動させ
る為に、第2図で図例として示す如く暗号入力部3にお
いて、所望の暗号を入力し、施錠ボタン41を押すこと
で、この暗号は図中42として示す中央制御部に記憶さ
れ、電磁ソレノイド39を作動させるものである。又、解
錠にあたっては所定の暗号を入力し、解錠ボタン43を押
せば、この電磁ソレノイド39が作動して作動杆40がアー
ム片18との係合状態の位置から脱する方向へ移動し、ハ
ンドル部17の操作を自由にするものである。尚、第2図
中で示す44は電源であり、45は使用状態や各種の情報を
表示する為のスピーカーであり、又46は表示灯である。
そして、このような電磁ソレノイド39による施錠部分の
ロックが確実になされたかどうかは、図中47として示す
リミットスイッチにより検出できる。このリミットスイ
ッチ47と電磁ソレノイド39の関係は、図例の如く作動杆
40一端に平面視L型の作動片48を固定しておき、その一
辺をリミットスイッチの操作片49と関係づけることで電
磁ソレノイド39の作動杆40の移動に対応して該リミット
スイッチ47がON-OFFし、中央制御装置42にこの信号を与
えることにより、ハンドル部17に対する移動規制又はそ
の解除を検知することができる。尚又、図中50として示
すものは、使用者が入力させた所定の暗号を忘れたと
き、又は停電等不測の事態に対応して機械的に電磁ソレ
ノイド39によるハンドル部17の移動規制を解除する為に
設けた解錠装置である。この装置は図中51として示すシ
リンダー錠を利用し、該シリンダー錠51を作動させるこ
とで、取付部材8内面に設けた操作杆52を作動させ、前
記L型の作動片48の他片を押動することでロック解除を
可能としている。即ち、操作杆52は、図例の如くシリン
ダー錠51の内面側に操作ピン53を突設し、該ピン53と係
合する横長孔54を有する先端の操作部55下方に上下する
連結部56を設け、該連結部56下端を更に電磁ソレノイド
39方向へ延設し、先端を更に下方へ突設した押圧部57を
配したもので、この操作杆52下端が電磁ソレノイド39の
下端、即ち作動杆40に設けた作動片48先端が電磁ソレノ
イド39をONの状態で互に当接しない位置関係に設定し、
次いで、施錠状態下において該シリンダー錠51を例えば
マスターキーで解錠させれば、その内部に位置する操作
ピン53は操作部55の横長孔54を下方へ押動し、下端に位
置する押圧部57が前記作動片48の他片を下方へ押動する
位置関係が与えられ電磁ソレノイド39の作動杆40を下方
へ即ちハンドル部17との係合状態を開放する方向へ移動
して、ハンドル部17の自由移動を可能とする。
次に、又、図中58として示すものは、庫体係合孔5aへ
前記中央掛金体6が正しく係合したかどうかを検知する
為の施錠状態検出スイッチである。この施錠状態検出ス
イッチ58は、中央掛金体6の片面、実施例のものにおい
て内面側に前記係合凹部35を閉塞し、且つ中央掛金体6
と略同形で常に下方へ弾性附勢された施錠検出板59を位
置させ、該施錠検出板59を中央掛金体6の内面側に設け
た凹所、又は下方への移動を許さないが、上方へは自由
に移動可能な状態の凹部60に収容し、その基端は前記取
付部に設けた枢軸33に回動自在に枢着すると同時に、中
央掛金体6の基端側内面には内側方向へ突部61を突設し
ている。この突部61は、前記施錠検出板59の内面よりも
内方へ突出した位置関係で、且つ施錠検出板59が上方に
移動できるようにその突部に対する移動軌跡上に長孔62
を設けている。又施錠検出板59の基端から取付板63を内
方方向へ突設し、該取付板63表面にリミットスイッチ64
を設け、中央掛金体6と併動して該施錠検出板59が上動
したときにリミットスイッチ64の操作片65先端が突部61
で押圧され、リミットスイッチ64がONの状態となり、又
施錠検出板59が下限位置まで下降したときには、操作片
65と前記突部61との押圧関係が解除、即ちリミットスイ
ッチ64がOFFの状態に設定しうるものが与えられてい
る。このような施錠状態検出スイッチ58は、扉2を庫体
5方向へ押動して閉止したときに、正確に庫体の係合孔
5aに前記中央掛金体6の係合凹部35が係合しているか
どうかを検出するものであって、扉2を閉じたときの不
用意な非施錠状態を防止し、このリミットスイッチ58の
信号を得ないときには、前記中央制御部42に暗号入力さ
れ施錠信号が与えられても施錠をできないような制御を
可能とするものである。
而して、前記施錠装置Eを設けた扉2を庫体5方向へ移
動させて軽く押せば、中央掛金体6並びに上下掛金体7
の3点が同時に庫体5の係合孔5aに施錠され、又暗号
を入力して施錠ボタン41を押して施錠信号を与えれば、
電磁ソレノイド39の作動杆40が作動して、前記ハンドル
部17の解錠方向への移動を規制する係合関係が与えら
れ、又この動作は前記リミットスイッチ64で確認でき、
そして解錠にあたっては、前記操作と逆の操作をするこ
とで、電磁ソレノイド39の作動杆40は解錠方向、即ち図
例の場合においては、下方へ作動され、またこれをリミ
ットスイッチ47で検知しながらハンドル部17の操作解
除、即ち自由な動きを可能とするものである。そして、
暗号を忘れて入力できないときや停電の為電磁ソレノイ
ド39を作動できない非常時には、マスターキー等を用い
て前記非常解錠装置50を作動させれば、電磁ソレノイド
39の作動片48を下方へ押動して作動杆40を解除方向へ移
動でき、ハンドル部17の自由操作を可能とするものであ
る。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案にかかる施錠装置は、扉を閉塞する
だけで中央掛金体と上下掛金体の3点の庫体に対する施
錠を可能とし、そして解錠にあたっては、操作ハンドル
部を手前に引くだけで容易に前記3方の施錠の解除する
ことを可能としてガタつきがなく、又こじあけが困難な
3方の施錠を一度の動作で可能である。
更に、施錠状態の固定にあたっても、単に1個の電磁ソ
レノイドを設け、作動杆先端とハンドル部を係合させる
だけで、電子暗号錠への施錠入力操作により、中央掛金
体と上下掛金体の3点の規制を同時に行うことが可能と
なるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置をロッカーに適用した状態の説明
図、第2図はその制御ブロック図、第3図は本装置の組
立状態正面斜視図、第4図は第3図の背面拡大説明図、
第5図は第4図の部分平面図、第6図は本装置の分解説
明図、第7図は中央掛金体の説明用斜視図である。 1:ロッカー、2:扉、3:暗号入力部、4:操作部、
5:庫体、5a:係合孔、6:中央掛金体、7:上下掛
金体、8:取付部材、9:開口、10:側壁、11:天壁、
12:底壁、13:取付部、14:周枠、15:切欠部、16:隔
壁、17:操作ハンドル部、18:アーム片、19:係合突
部、20:ハンドル端、21:連結部材、22:ストッパー、
23:筒体、24:角孔、25:連結部、26:有底角孔、27:
筒体、28:角軸、29:丸軸、30:軸孔、31:ビス止め、
32:バネ体、33:枢軸、34:傾斜面、35:係合凹部、3
6:レバー、37:バネ体、38:軸体、39:電磁ソレノイ
ド、40:作動杆、41:施錠ボタン、42:中央制御部、4
3:解錠ボタン、44:電源、45:スピーカー、46:表示
灯、47:リミットスイッチ、48:作動片、49:操作片、
50:非常解錠装置、51:シリンダー錠、52:操作杆、5
3:操作ピン、54:横長孔、55:操作部、56:連結部、5
7:押圧部、58:施錠状態検出スイッチ、59:施錠検出
板、60:凹部、61:突部、62:長孔、63:取付板、64:
リミットスイッチ、65:操作片、E:施錠装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に開口した箱形部材で側端に2つの側
    壁と天壁、底壁からなり、開口を保有する取付部を設け
    た操作機構の取付部材と、 前記取付部材の取付部天壁並びに底壁で枢支し前記開口
    に先端を露出するとともにハンドル端が開口で係止され
    た状態で内方へ常時弾性附勢され、又取付部天壁並びに
    底壁の枢支部分に連結部を設けてなる操作ハンドル部
    と、 前記取付部材の取付部両側壁に貫通して取付けた側壁間
    の枢着部分に基端を併動可能に固定し、内側壁から内方
    へ突設した枢軸端にレバー一端を固定状態で突設し、先
    端を前記操作ハンドル部の一部と該ハンドル部の先端を
    扉前方へ引いたときに係合して移動し枢軸を回動させる
    よう関係づけるとともに施錠方向へ常時弾性附勢してな
    る中央掛金体と、 前記操作ハンドル部の連結部に基端を連結し、該連結部
    とともに回動する軸体上下端に設け施錠方向へ常時弾性
    附勢してなる上下掛金体と、 前記ハンドル部に対し、施錠時に回動規制するる為に作
    動杆を係脱させ、電子暗号錠への施錠入力操作によりNO
    -OFFさせる電磁ソレノイドと、 よりなる施錠装置。
JP1988068111U 1988-05-23 1988-05-23 施錠装置 Expired - Lifetime JPH063095Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017048637A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 株式会社イトーキ 電気錠付き操作ユニット

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JPS4885932U (ja) * 1971-12-17 1973-10-18
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