JPH0818243B2 - ワイヤ張設機構に対するワイヤ巻付装置 - Google Patents

ワイヤ張設機構に対するワイヤ巻付装置

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JPH0818243B2
JPH0818243B2 JP33373787A JP33373787A JPH0818243B2 JP H0818243 B2 JPH0818243 B2 JP H0818243B2 JP 33373787 A JP33373787 A JP 33373787A JP 33373787 A JP33373787 A JP 33373787A JP H0818243 B2 JPH0818243 B2 JP H0818243B2
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JP
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wire
groove
roller
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tensioning mechanism
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順一 高瀬
三谷  充男
良三 ▲櫛▼田
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D5/00Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
    • B28D5/04Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools
    • B28D5/045Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools by cutting with wires or closed-loop blades

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高硬度脆性材料を同時に多数のウエハー状に
切断するワイヤ式切断機のワイヤ張設機構にワイヤを巻
付けるワイヤ巻付装置に関する。
〔従来の技術〕
上記高硬度脆性材料例えばシリコンのインゴットを同
時に多数のウエハー状に切断する手段の1つとして高速
走行するワイヤを利用するワイヤ式切断機がある。その
概要を第5図及び第6図に示す。この切断機100はワイ
ヤSの張設機構101と対をなすワイヤ巻取リール102,103
とを備える。ワイヤ張設機構101は複数個例えば3個の
溝ローラ104,105,106を平行に配備し、それぞれには所
定ピッチの環状溝104a,105a,106aを形成し、各環状溝に
沿ってワイヤSを螺旋状に巻回してなる。ワイヤSの両
端はそれぞれダンサローラ107,108を巻回して巻取リー
ル102,103に巻付けられ、一方のリール例えばリール102
に巻かれたワイヤSを張設機構101の駆動により引き出
し、他方のリール103に巻取ると共に被切断物Wを徐々
に上昇しワイヤSと砥粒を含む加工液の相互作用により
切断する。ダンサローラ107,108は周知の如く張設機構1
01におけるワイヤSを逆方向に走行させ、同様に被切断
物Wを切断すると共に、ワイヤSをリール102に巻取
る。以下これを繰返す。なお図中109,110はワイヤ案内
用トラバース機構であり、それぞれ相対するリールの回
転に同調してワイヤを往復移行しボビンを形成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記ワイヤ張設機構は切断するウエハーの厚さ等によ
って環状溝のピッチの異なる溝ローラと交換する必要が
ある。その他使用中にワイヤが切断したとき等にはその
都度ワイヤを張設機構に巻付ける必要があり、一般に手
作業によって行われているが、溝ピッチは1mm程度とき
わめて細かく、しかも巻付回数が多く、手数を要し非能
率的である。このため張設機構を取外し、適宜のダミー
ワイヤを巻付ける手段も提案されているが着脱に手数を
要する等の問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はかかる点に鑑み、張設機構の取外しを必要と
せず、自動的にワイヤを各溝ローラに巻付ける新規なワ
イヤ巻付装置を提供することを目的とするもので、その
特徴とするところは複数の溝ローラを組とし、それぞれ
の溝ローラには所定ピッチの環状溝を形状し、切断用ワ
イヤを該環状溝に添って螺旋状に巻付けるワイヤ式切断
機におけるワイヤ張設機構において上記組をなす溝ロー
ラを嵌挿するリング部材と、該リング部材を押圧する押
圧ローラとを備え、リング部材は内周に上記溝ローラの
環状溝に嵌合するねじ溝を形成し、押圧ローラによりリ
ング部材のねじ溝を溝ローラ環状溝に嵌合し、溝ローラ
の回転に追随回動し溝ローラ軸心方向に移行すると共
に、リング部材にワイヤを止着し上記リング部材の移行
に伴い溝ローラの環状溝に螺旋状に巻回することにあ
る。
〔作用〕
リング部材を各溝ローラに嵌合圧着し、溝ローラを駆
動することによりリング部材は回転しつつ溝ロマーラの
軸心に沿って移行する。このときワイヤの先端をリング
部材に取付けることによりワイヤは各溝ローラの環状溝
に嵌合すると共に各溝ローラに螺旋状に巻付けられる。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本発明の実施例を示す。ワイヤ式
切断機1はワイヤsの張設機構2と対をなすワイヤ巻付
リール3,4とを備える。ワイヤ張設機構2は例えば3個
の溝ローラ5,6,7を組とし、支持フレーム8に回動自在
に取付け、支持フレーム8は機台フレームFに取付けら
れている。各溝ローラ5,6,7は前述(第6図)に示す如
く所定ピッチに環状溝5a,6a,7aが刻設されている。
ワイヤ巻付リール3,4は機台フレームFの一側に取付
けられ、それぞれ軸受10,11により回動自在に支持さ
れ、かつそれぞれに駆動モータ(図示省略)が接続され
ている。12,13は各リール3,4に対するワイヤトラバース
機構、また14はリール4に対する張力調整用ダンサロー
ラ、また15はワイヤ洗浄装置である。なおリール3に対
するダンサローラは上記ダンサローラ14と重複してその
後方に設けられている。また16は溝ローラ5の駆動モー
タ、17は被切断物Wの取付台であり適宜手段にて昇降す
る。
20は上記張設機構2に対するワイヤ巻付装置である。
この巻付装置20はリング部材21を押圧する押圧機構22と
を備える。リング部材21は2分割されたリング単位体21
a,21bと、両単位体を着脱可能に接続する連結片23a,23b
とからなり、リング単位体21a,21bは接続した状態で内
周にねじ溝24が刻設されている。このねじ溝24のピッチ
Pは各溝ローラ5,6,7の環状溝5a,5b,5cのピッチと同一
とし、かつ内径は組をなす溝ローラの外接円より若干大
径とする。
押圧機構22はフレームFの適所に軸支したアーム30
と、アーム先端に取付けた押圧ローラ31及びアーム揺動
用シリンダ32とからなり、押圧ローラ31は溝ローラ5,6,
7の少くとも環状溝刻設長さ以上とし、アーム30に回動
自在に支持されている。なお33は押圧ローラ駆動モータ
である。
上記構成において、張設機構2の各溝ローラ5,6,7に
ワイヤSを巻付けるに際しては、先づリング部材21を各
溝ローラ5,6,7の外周に嵌挿し、揺動シリンダ32を作動
し押圧ローラ31によりリング部材21を溝ローラ5,7に押
付け、ねじ溝24を溝ローラの環状溝5a,7aに嵌合する。
このとき溝ローラ6とは若干離間している(第3図及び
第4図参照)。
この状態においてワイヤSを引き出し、好ましくは数
回各溝ローラ5,6,7に巻きつけ、先端をリング部材21の
適所に止着する。ついで溝ローラ駆動モータ16を駆動
し、同時に押圧ローラ駆動モータ33も駆動する。これに
よりリング部材21は回転しつつ溝ローラの一端から他端
に向って移行する。速ち螺旋状に回動するもので、これ
に伴い取付けたワイヤSを各溝ローラ5,6,7の環状溝5a,
6a,7aに嵌合すると共に螺旋状に巻回する。
この場合押圧ローラ31の表面速度は溝ローラ5の表面
速度より若干高速とすることが好ましい。これはリング
部材21に先端を取付けたワイヤSは、リング部材21に沿
った円弧長の長さが繰出されるが巻付ける長さは溝ロー
ラ間の直線長さである。このため若干の弛みを生じ易
く、これを解消するためリング部材21を溝ローラ表面速
度より若干高速とする。
巻付終了後は揺動シリンダ32を作動し、押圧ローラ31
を上方に引き上げ、リング部材21を分解して取外す。
なお溝ローラの環状溝はリング部材21が嵌合する幅長
がワイヤの巻付け残りとなる。このためリング部材21の
幅は可及的に狭くすることが好ましい。この場合におい
てもワイヤ巻付け残の環状溝を生ずるが、溝ローラ5を
回動し、ワイヤSを引き出し、手作業により巻付ける。
ただし環状溝をワイヤの所定巻数以上に形成し、リング
部材21の取付け状態においてワイヤSを所定回数巻付け
るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によるときは溝ローラ群にリング部材を嵌合
し、リング部材の螺旋状の回動によりワイヤを巻付ける
ようにしたから、張設機構を機台フレームから取外すこ
となくワイヤを自動的に各溝ローラの環状溝に嵌合しつ
つ螺旋状に巻付けることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例に関し、第1図はワ
イヤ巻付装置を取付けたワイヤ式切断機の正面図、第2
図その一部の左側面図、第3図はリング部材の挿着説明
図、第4図はリング部材と溝ローラとの噛合説明図、第
5図はワイヤ式切断機、第6図はそのワイヤ張設機構の
斜視図である。 1はワイヤ式切断機、2はワイヤ張設機構、5,6,7は溝
ローラ、5a,6a,7aは環状溝、20はワイヤ巻付装置、21は
リング部材、31は押圧ローラ、24はねじ溝である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の溝ローラを組とし、それぞれの溝ロ
    ーラには所定ピッチの環状溝を形状し、切断用ワイヤを
    該環状溝に添って螺旋状に巻付けるワイヤ式切断機のワ
    イヤ張設機構において上記組をなす溝ローラを嵌挿する
    リング部材と、該リング部材を押圧する押圧ローラとを
    備え、リング部材は内周に上記溝ローラの環状溝に嵌合
    するねじ溝を形成し、押圧ローラによりリング部材のね
    じ溝を溝ローラ環状溝に嵌合し、溝ローラの回転に追随
    回動し溝ローラ軸心方向に移行すると共に、リング部材
    にワイヤを止着し上記リング部材の移行に伴い溝ローラ
    の環状溝に螺旋状に巻回することを特徴とするワイヤ式
    切断機のワイヤ張設機構に対するワイヤ巻付装置。
JP33373787A 1987-12-28 1987-12-28 ワイヤ張設機構に対するワイヤ巻付装置 Expired - Lifetime JPH0818243B2 (ja)

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CH691036A5 (fr) * 1996-02-06 2001-04-12 Hct Shaping Systems Sa Dispositif de sciage par fil pour la découpe de tranches fines comprenant un mécanisme pour le taillage in situ des gorges des cylindres guide-fils.
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CN106800220A (zh) * 2015-11-26 2017-06-06 重庆力缆电线有限责任公司 一种线缆盘包装构造
CN106985051A (zh) * 2017-03-27 2017-07-28 贵州精正检测有限公司 一种具有除尘和计数功能的钢筋切割机

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