JPH08178858A - スルーホール検査装置 - Google Patents

スルーホール検査装置

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JPH08178858A
JPH08178858A JP32266894A JP32266894A JPH08178858A JP H08178858 A JPH08178858 A JP H08178858A JP 32266894 A JP32266894 A JP 32266894A JP 32266894 A JP32266894 A JP 32266894A JP H08178858 A JPH08178858 A JP H08178858A
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hole
inspection
defect
printed circuit
circuit board
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JP32266894A
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Kiyoshi Komuro
清 小室
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多層プリント基板のスルーホール微小ボイド及
びスルーホール径の大小やスルーホール断線等の欠陥を
高精度かつ自動的に検出する。 【構成】多層プリント基板1に設けたスルーホールをハ
ロゲン照明ランプ24とオートフォーカスCCDカメラ
25でZ方向カメラコントローラー26を用いて、オー
トフォーカス方式により、連続的にスルーホール内のス
ルーホール径の大小及び微細なスルーホールボイドをス
ルーホールの浅部から深部迄を撮像し、画像プロセッサ
28とこれを統括制御するホストコンピュータ20によ
り、予めコンソールCRT19から入力した検査基準デ
ータとマスター情報から、即座に撮像したスルーホール
2の欠陥判定を行ない、検査結果はCRTモニター29
のディスプレイ上に画像として出力し、スルーホールの
欠陥を確認後プリンター30にスルーホール欠陥項目名
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスルーホール検査装置に
関し、特に多層プリント基板のスルーホールボイド並び
にスルーホール断線,スルーホール径大小等の欠陥を自
動的に検査するスルーホール検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多層プリント基板のスルーホール
検査装置は、スルーホールのボイド欠陥を通って基材部
に当った時異なる波長帯域の光に変化する特定波長帯域
の光を照明光として使用し、基材部により変化した特定
波長帯域の光とは異なる波長帯域の光を検出することに
よりスルーホールのボイド欠陥を検出する。このスルー
ホール検査装置において、レーザー光を照明光としてス
ルーホールの深さ部分を照明する異なる集光焦点を有す
る複数の照明光を使用することを特徴とするスルーホー
ル検査装置がある(例えば、特開平4−361140号
公報参照)。このスルーホール検査装置は、図7に示す
ように、レーザー光源5からのレーザー光は2つの光路
により焦点の異なる浅部レーザー光6,深部レーザー光
7となってそれぞれスルーホール2の浅部と深部とを照
明する。スルーホールボイド4を介して多層プリント基
板1の基材3が浅部レーザー光6,深部レーザー光7に
よって照明されると蛍光8が発せられる。スルーホール
ボイド検出器9は、この蛍光8を検出してスルーホール
ボイド4の検出を行なう。又、スルーホール穴詰り検出
器10は通過光11を検出することによりスルーホール
2のスルーホール穴詰りの検出を行なう。浅部レーザー
光6,深部レーザー光7を焦点を変えた複数としている
ので、アスペクト比の大きいスルーホール2の深部まで
十分に照明することができるようになっている。しか
し、従来技術であるこの検出方法は、スルーホールボイ
ドとスルーホールの穴詰りの検出は可能であるが、多層
プリント基板1として重要なスルーホール径大小に対す
る検出機能がなく、このスルーホール径大小の欠陥はス
ルーホール自体には異常がないため、レーザー光での異
なる波長帯域の蛍光を発せず又、通過光11が遮光され
ることもないので蛍光検出器での検出は困難であるとい
う問題がある。
【0003】この問題の解決方法として、集積回路用検
査パターン及び集積回路の検査方法がある。これは、図
8および9(a),(b)に示すように、集積回路用検
査パターン12を光学顕微鏡により、同一視野で観察し
この光学顕微鏡の焦点の位置を集積回路用検査パターン
12に対して、ホール13,14,15,16,17の
深さ方向へ連続的に変化させて集積回路用検査パターン
12の観察像の変化により、コンタクトホール又はコン
タクトパターン18の貫通を評価するもので、多層プリ
ント基板のスルーホールを検査した場合は、スルーホー
ルの欠陥である大きなスルーホール断線,スルーホール
ボイド,スルーホール穴詰りは検出が可能となっている
(例えば、特開平2−166749号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の集積回路用
検査パターン及び集積回路の検査方法は、図8に示すよ
うに、集積回路用検査パターン12を光学式顕微鏡で観
察し、この光学式顕微鏡の焦点の位置を検査パターン1
2に対しホール13,14,15,16,17の深さ方
向へ連続的に変化させて、検査パターン12の観察像の
変化を互いに近接したホール13,14,15,16,
17の輪郭部を比較することによって評価しているが、
集積回路用検査パターン12の構成をもっていない多層
プリント基板のスルーホール部を検査する場合は、多層
プリント基板の平面全体が検査対象領域であり、この従
来技術のように同一視野内に互いに近接したホール又
は、スルーホールが存在せず、この場合、評価できない
という問題点を有している。
【0005】又、集積回路用検査パターン12を光学式
顕微鏡の観察による評価としている為、多層プリント基
板のように例えば、50,000穴/枚もスルーホール
の存在するスルーホールの欠陥であるスルーホールボイ
ド,スルーホールバリ,スルーホール径の大小を見逃す
ことなく100%検出することは困難であり、検査とし
ての信頼性が低いという問題点を有している。
【0006】更に、微細なスルーホール径大小の欠陥を
光学式顕微鏡を用いて観察するだけでは数値的に捉えて
ない為、検査判定は困難であるという問題点も有してい
る。
【0007】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、多層プリント基板のスルーホール数が5
0,000穴/枚も有するスルーホールでの欠陥である
スルーホールボイド,スルーホールバリ,スルーホール
径の大小を見逃すことなく高精度でかつ自動的に検査す
るスルーホール検査装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のスルーホール検
査装置は、多層プリント基板のスルーホールの検査基準
データとマスター情報とを入力するコンソールCRT
と、このコンソールCRTによって入力された前記検査
基準データと前記マスター情報とを統括制御するホスト
コンピュータと、前記スルーホールを深さ方向の全域に
わたって撮像するオートフォーカスCCDカメラと、前
記スルーホールの撮像領域を照明するハロゲン照明ラン
プと、撮像した前記スルーホールの欠陥判定をデータ処
理する画像プロセッサと、欠陥判定された前記スルーホ
ールの欠陥の位置を画面に出力するCRTモニターと、
検査結果を出力するプリンターとを備えている。
【0009】
【作用】検査基準データの多層プリント基板のスルーホ
ール欠陥検査項目モードと、マスター情報の基板板厚,
検査無効領域等の情報をコンソールCRTに入力し、ホ
ストコンピュータへ登録後検査を実施する。検査方法は
オートフォーカスCCDカメラがハロゲン照明ランプで
照明されたスルーホールの内面上を深さ方向にオートフ
ォーカスしながら規則的に板面と平行なX軸及びY軸方
向へ全面スキャンしスルーホール内部を撮像する。撮像
した実検査データは、ホストコンピュータに登録した検
査基準データとマスター情報と比較し、スルーホール欠
陥検査項目モードに該当する基準値を外れた場合はスル
ーホール欠陥検査項目として判定され、画像プロセッサ
でデータ処理するスルーホール検査装置で、同一視野内
に互いに近接したスルーホールが存在しない場合や光学
式顕微鏡では数値的に捕えられないスルーホール径大小
の欠陥やスルーホールボイド,スルーホールバリ,スル
ーホール穴詰り等の欠陥を見逃すことなく数値的に捕
え、検査基準データと比較して判定する為、高精度かつ
自動的に検出できる機能を有する。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の概略の構成を示
す斜視図、図2は図1のスルーホール検査装置を用いた
検査方法の流れを示すフローチャートである。本発明の
一実施例は、図1および図2に示すように、まず、検査
基準データとなるスルーホール欠陥検査項目モードを標
準値と下限値,上限値は、±10μm単位で、一方、マ
スター情報には基板板厚0.1〜8.0mm,長穴・ス
リット穴等の検査無効領域,最大700mmの検査有効
領域および異なる複数のスルーホールの位置とスルーホ
ール径は±10μm単位で2値化パラメータとして(S
1)それぞれコンソールCRT19に入力し(S2)、
ホストコンピュータ20へ指令して登録する。尚、異な
る複数のスルーホールの位置とスルーホール径はN/C
穴開け用データにスルーホール標準めっき厚(15μ
m)を減じた補正データを入力する(S3)。
【0012】次に、多層プリント基板1のスルーホール
検査を実施する為、スルーホール検査装置の駆動テーブ
ル21上に設定したガイドピン22へ多層プリント基板
1のパイロット穴23を挿入しセット完了後に(S
4)、スルーホールの検査を実行する(S5)。スルー
ホールの検査は、セットを完了した多層プリント基板1
へハロゲン照明ランプ24を照明光としてオートフォー
カスCCDカメラ25が多層プリント基板1の板厚に応
じて、Z方向(スルーホールの深さ方向)へZ方向カメ
ラコントローラ26により、スルーホール内をオートフ
ォーカスしながらスルーホールの浅部から深部までを、
検査基準値が10μm単位である為Z方向へ5μmステ
ップ毎に0.1〜8.0mmの基板板厚に応じて撮像す
る。例えば、基板板厚を1.0mmとした場合、表面よ
りオートフォーカスCCDカメラ25の位置が20mm
上側からスタートし、表面19.0mm上側で停止とな
り撮像を終了する。多層プリント基板1はXY方向(板
面と平行な方向)テーブルコントローラ27により駆動
テーブル21がY方向へ移動し、多層プリント基板1の
Y方向の一端から他端まではマスター情報により指定し
た検査有効領域を対物レンズ(×20)を有するオート
フォーカスCCDカメラ25の直下を移動し、1回のY
方向への移動が終了した時オートフォーカスCCDカメ
ラ25はXY方向テーブルコントローラ27により未検
査領域となっている多層プリント基板1のX方向へ1こ
ま(1mm2 )移動する。この動作を繰り返し、マスタ
ー情報により指定した検査有効領域内のスルーホールの
全てを撮像し画像素子に変換する(S6)。
【0013】次に、オートフォーカスCCDカメラ25
によって1こまづつ撮像した画像素子は画像プロセッサ
28により映像化させ、コンソールCRT19に入力し
た検査基準データと比較し、即座にスルーホールの欠陥
判定処理を行いホストコンピュータ20へ転送する(S
7)。このホストコンピュータ20で演算処理された
(S8)スルーホール判定結果は、コンソールCRT1
9のキーボードでCRTモニター29への出力操作を行
う(S9)ことにより、ホストコンピュータ20によっ
て演算処理されたスルーホール判定結果をCRTモニタ
ー29のディスプレイ上へ画像素子を画像として出力し
(S10)、検査者が画像を目視確認する(S11)。
検査者が確認したスルーホール欠陥検査項目はコンソー
ルCRT19にてプリンター30に出力操作し(S1
2)、スルーホール欠陥項目をプリンター30で出力し
て(S13)スルーホール検査は終了する(S14)。
その後、検査対象の多層プリント基板1を駆動テーブル
21上からはずす(S15)。最後に、プリンター30
より出力したスルーホール欠陥項目名を出力しこのデー
タを多層プリント基板1へ貼り付け(S16)全ての操
作が終了する。
【0014】次に、スルーホールボイドの検出方法につ
いて図面を参照して説明する。
【0015】図3(a),(b)は図1のスルーホール
検査装置でのスルーホールボイドの未検出の一例の原理
を説明する断面および平面図、図4(a),(b)は図
1のスルーホール検査装置でのスルーホールボイドの検
出の一例の原理を説明する断面図および平面図である。
図1に示すスルーホール検査装置でのスルーホールボイ
ド4未検出の一例は、図3(a)に示すように、基板板
厚34が1,6mmでスルーホールボイド4がスルーホ
ール2の深部に存在する場合に、オートフォーカスCC
Dカメラ25の対物レンズ33の20mmの焦点位置A
はスルーホール2の浅部のみに像を結びオートフォーカ
スCCDカメラ25は浅部のみを撮像し、スルーホール
2の深部に存在するスルーホール欠陥項目であるスルー
ホールボイド4は検出できず、この時の撮像パターンは
図3(b)に示すように、正常のパターンとなり画像プ
ロセッサ28で良品と判定される。
【0016】一方、図4(a)に示すように、オートフ
ォーカスCCDカメラ25の位置を下方に移動させる
と、対物レンズ33の20mmの焦点位置Bはスルーホ
ール2の深部に存在するスルーホールボイド4の位置と
一致しスルーホール欠陥項目であるスルーホールボイド
4は図4(b)に示すように、オートフォーカスCCD
カメラ25で撮像され検出される。
【0017】次に、スルーホール径小の検出方法につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図5(a),(b)は図1のスルーホール
検査装置でのスルーホール径小の未検出の一例の原理を
説明する断面図および平面図、図6(a),(b)は図
1のスルーホール検査装置でのスルーホール径小の検出
の一例の原理を説明する断面図および平面図である。図
1に示すスルーホール検査装置でのスルーホール径小の
未検出の一例は、図5(a)に示すように、基板板厚が
1.6mmでスルーホール径小がスルーホール2の深部
に存在する場合に、オートフォーカスCCDカメラ25
の対物レンズ33の20mmの焦点位置Cはスルーホー
ル2の浅部のみに像を結びオートフォーカスCCDカメ
ラ25は浅部のみを撮像しスルーホール2の深部に存在
するスルーホール欠陥項目であるスルーホール径小31
は検出できず、この時のスルーホール径のパターンは図
5(b)に示すように、正常のスルーホール径32とな
る。尚、この時の検査基準データは、スルーホール径3
2の標準値が0.8mm,上下限値を±0.05mmと
コンソールCRT19に入力した場合、図5(b)に示
すスルーホール径32が0.81mmであれば撮像した
スルーホール32は画像プロセッサ28で良品と判定さ
れる。
【0019】一方、図6(a)に示すように、オートフ
ォーカスCCDカメラ25の位置を下方に移動させる
と、対物レンズ33の20mmの焦点位置Dはスルーホ
ール2を次第に深く深部を撮像し、スルーホール2の深
部に存在するスルーホール径小31の位置と一致しスル
ーホール欠陥項目であるスルーホール径小31は図6
(b)に示すように、オートフォーカスCCDカメラ2
5で撮像され検出される。尚、この時の撮像したスルー
ホール径32が0.73mmとすると、コンソールCR
T19に入力した検査基準データは、標準値が0.8m
m,上下限値が±0.05mmであるので、下限値0.
75mmに達せず、画像プロセッサ28でスルーホール
径小31の欠陥項として不良と判定される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来のス
ルーホール検査装置又は、集積回路用検査パターンおよ
び集積回路の検査方法では検出が困難であった多層プリ
ント基板のスルーホール径の大小欠陥や同一視野内に互
いに近接したホール又はスルーホールが存在しない場合
であっても、検出精度±5μmと高精度かつ正確に自動
的に検査することができ、スルーホール欠陥を有する多
層プリント基板の出荷を未然に防止することができるの
で、多層プリント基板を使用するパーソナルコンピュー
タや電子交換機等の各種電子機器の故障発生を未然に防
止できることにより、各種電子機の信頼性を大幅に向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略の構成を示す斜視図で
ある。
【図2】図1のスルーホール検査装置を用いた検査方法
の流れを示すフローチャートである。
【図3】(a),(b)は図1のスルーホール検査装置
でのスルーホールボイドの未検出の一例の原理を説明す
る断面図および平面図である。
【図4】(a),(b)は図1のスルーホール検査装置
でのスルーホールボイドの検出の一例の原理を説明する
断面図および平面図である。
【図5】(a),(b)は図1のスルーホール検査装置
でのスルーホール径小の未検出の一例の原理を説明する
断面図および平面図である。
【図6】(a),(b)は図1のスルーホール検査装置
でのスルーホール径小の検出の一例の原理を説明する断
面図および平面図である。
【図7】従来のスルーホール検査装置の概略の構成を示
す断面図である。
【図8】従来の集積回路用検査パターンの一例の平面図
である。
【図9】(a),(b)は従来の集積回路用検査パター
ンの平面図およびこれを用いたコンタクトホールの検査
方法の一例を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 多層プリント基板 2 スルーホール 3 基材 4 スルーホールボイド 5 レーザー光源 6 浅部レーザー光 7 深部レーザー光 8 蛍光 9 スルーホールボイド検出器 10 スルーホール穴づまり検出器 11 通過光 12 集積回路用検査パターン 13〜17 ホール 18 コンタクトホール又はコンタクトパターン 19 コンソールCRT 20 ホストコンピュータ 21 駆動テーブル 22 ガイドピン 23 パイロット穴 24 ハロゲン照明ランプ 25 オートフォーカスCCDカメラ 26 Z方向カメラコントローラー 27 XY方向テーブルコントローラー 28 画像プロセッサ 29 CRTモニター 30 プリンター 31 スルーホール径小 32 スルーホール径 33 対物レンズ 34 基板板厚
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の集積回路用
検査パターン及び集積回路の検査方法は、図8に示すよ
うに、集積回路用検査パターン12を光学式顕微鏡で観
察し、この光学式顕微鏡の焦点の位置を集積回路用検査
パターン12に対しホール13,14,15,16,1
7の深さ方向へ連続的に変化させて、集積回路用検査パ
ターン12の観察像の変化を互いに近接したホール1
3,14,15,16,17の輪郭部を比較することに
よって評価しているが、集積回路用検査パターン12の
構成をもっていない多層プリント基板のスルーホール部
を検査する場合は、多層プリント基板の平面全体が検査
対象領域であり、この従来技術のように同一視野内に互
いに近接したホール又は、スルーホールが存在せず、こ
の場合、評価できないという問題点を有している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】次に、多層プリント基板1のスルーホール
検査を実施する為、スルーホール検査装置の駆動テーブ
ル21上に設定したガイドピン22へ多層プリント基板
1のパイロット穴23を挿入しセット完了後に(S
4)、スルーホールの検査を実行する(S5)。スルー
ホールの検査は、セットを完了した多層プリント基板1
へハロゲン照明ランプ24を照明光としてオートフォー
カスCCDカメラ25が多層プリント基板1の板厚に応
じて、Z方向(スルーホールの深さ方向)へZ方向カメ
ラコントローラ26により、スルーホール内をオートフ
ォーカスしながらスルーホールの浅部から深部までを、
検査基準値が10μm単位である為Z方向へ5μmステ
ップ毎に0.1〜8.0mmの基板板厚に応じて撮像す
る。例えば、基板板厚を1.0mmとした場合、表面よ
りオートフォーカスCCDカメラ25の位置が20mm
上側からスタートし、表面14.0mm上側で停止とな
り撮像を終了する。多層プリント基板1はXY方向(板
面と平行な方向)テーブルコントローラ27により駆動
テーブル21がY方向へ移動し、多層プリント基板1の
Y方向の一端から他端まではマスター情報により指定し
た検査有効領域を対物レンズ(×20)を有するオート
フォーカスCCDカメラ25の直下を移動し、1回のY
方向への移動が終了した時オートフォーカスCCDカメ
ラ25はXY方向テーブルコントローラ27により未検
査領域となっている多層プリント基板1のX方向へ1こ
ま(1mm2 )移動する。この動作を繰り返し、マスタ
ー情報により指定した検査有効領域内のスルーホールの
全てを撮像し画像素子に変換する(S6)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層プリント基板のスルーホールの検査
    基準データとマスター情報とを入力するコンソールCR
    Tと、このコンソールCRTによって入力された前記検
    査基準データと前記マスター情報とを統括制御するホス
    トコンピュータと、前記スルーホールを深さ方向の全域
    にわたって撮像するオートフォーカスCCDカメラと、
    前記スルーホールの撮像領域を照明するハロゲン照明ラ
    ンプと、撮像した前記スルーホールの欠陥判定をデータ
    処理する画像プロセッサと、欠陥判定された前記スルー
    ホールの欠陥の位置を画面に出力するCRTモニター
    と、検査結果を出力するプリンターとを備えたことを特
    徴とするスルーホール検査装置。
JP32266894A 1994-12-26 1994-12-26 スルーホール検査装置 Pending JPH08178858A (ja)

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