JPH0817850A - 電界効果型トランジスタのゲート電極及びその製造方法 - Google Patents

電界効果型トランジスタのゲート電極及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0817850A
JPH0817850A JP16639394A JP16639394A JPH0817850A JP H0817850 A JPH0817850 A JP H0817850A JP 16639394 A JP16639394 A JP 16639394A JP 16639394 A JP16639394 A JP 16639394A JP H0817850 A JPH0817850 A JP H0817850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
gate electrode
effect transistor
insulating film
field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16639394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2606592B2 (ja
Inventor
Shigemi Wada
茂己 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6166393A priority Critical patent/JP2606592B2/ja
Publication of JPH0817850A publication Critical patent/JPH0817850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606592B2 publication Critical patent/JP2606592B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲート長の短縮を進めても、構造強度を確保
したまま、ゲート抵抗及びフリンジング容量の低減を実
現でき、素子の高周波性能が大幅に向上する電界効果型
トランジスタのゲート電極とその製造方法を提供する。 【構成】 電界効果型トランジスタのゲート電極構造に
おいて、ショットキーゲート電極を構成する第1の金属
(104)上に、第1の金属(104)から張り出すよ
うに低抵抗な第2の金属(105)が形成され、さらに
この第2の金属(105)に接触しない絶縁膜(10
3)が第1の金属(104)の周りを覆うように形成さ
れた構造を有する。 【効果】 T型構造の細い下の一部分が絶縁膜で支えら
れているため、構造強度が増す。また、T型構造の張り
出した部分と半導体の動作層との距離が従来より離れて
おり、フリンジング容量を低減できる。従って、構造強
度を確保した上で、ゲート長の短縮と、ゲート抵抗及び
フリンジング容量の低減の全てを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電界効果型トランジス
タに関し、特に低抵抗でかつ低寄生容量であり、さらに
ゲート長短縮による構造強度の低下を防いだ電界効果ト
ランジスタのゲート電極構造とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】GaAsなどの化合物半導体を用いた電
界効果型トランジスタ(FET)では、ゲート長の短縮
とゲート抵抗の低減を両立できるゲート電極構造にする
ことが高周波特性の向上に効果的である。従来は、この
ため、例えば1987年、アイ・イー・イー・イー・ト
ランザクションズ・オン・エレクトロン・デバイス、
(IEEE Trans. onElect. De
v.)、Vol.ED−34、No.4、1987、P
753にあるように、ゲート電極の断面構造をT型(T
字型またはマッシュルーム型)にし、ゲート長の短縮と
ゲート抵抗の低減を実現してきた。また、その製造方法
として、多層レジスト膜の感度差を利用し、電子ビーム
露光でレジスト膜の断面をT型に加工したうえで、蒸着
とリフトオフ工程を行い、ゲート電極の構造をT型にす
る方法が記載されている。
【0003】ここで、従来のFETのT型ゲート構造の
断面図を図6に示す。動作層(601)上にT型構造の
ゲートが形成されたものであるが、この断面図から判る
ように、T型構造の下の部分(602)がゲート長を規
定し、上の広がった部分(603)が断面積を増加させ
ることによって、ゲート長の短縮とゲート抵抗の低減を
両立している。また、図7(a)−(d)の工程断面図
を用いて、従来の製造方法である多層レジスト膜による
ゲート電極形成方法について説明する。まず、図7
(a)に示すように、化合物半導体よりなる動作層(7
01)上に低感度な感度特性を持つ第1のレジスト膜
(702)を形成し、その上に第1のレジスト膜に較
べ、高感度な感度特性を持つ第2のレジスト膜(70
3)を形成する。次に、図7(b)に示すように、この
レジスト膜を電子線(704)により描画する。次に、
図7(c)に示すように、この描画された第1、第2レ
ジスト膜を同時に現像し、断面がT型形状の開孔を持つ
レジストパターン(705)を得る。最後に、この開孔
されたレジスト膜を利用して金属を蒸着し、リフトオフ
工程をした後、図7(d)に示すように、T型構造のゲ
ート電極(706)を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術で述べ
たT型のゲート電極構造では、ゲート長の短縮は容易で
あるものの、上の広がった部分と半導体動作層の間で、
新たにフリンジング容量と呼ばれる大きな寄生容量が発
生する。この寄生容量は、電界効果型トランジスタの高
周波特性を著しく劣化させる。これを回避するために
は、図6のようなT型構造の下の部分(602)を高く
し、上の広がった部分(603)と半導体の動作層(6
01)との距離を大きくする必要がある。しかしなが
ら、このような構造を採用した場合、ゲート電極の下の
部分(602)の構造強度が著しく低下し、後の工程中
にゲート電極が破壊するという問題が発生する。
【0005】また、従来の製造方法では、図7に示すよ
うに、フリンジング容量低減のために、第1の低感度な
レジスト膜(702)を厚くすると、T型構造の下の部
分の金属が十分成長する前に、上部側の金属により覆わ
れてしまい、上部側と下部側が断線するという問題も起
こる。従って、従来の製造方法では、T型構造の下の部
分(707)だけを高くすること自体に限界があった。
そのためFETの高周波特性の向上に必要なゲート長短
縮、ゲート抵抗低減及び、フリンジング容量低減を実現
し、さらに、十分な強度をもつ電極構造とはなっていな
かった。また、ゲート電極の断面構造をT型にし、ゲー
ト抵抗の低減を図るものとして、特開平2−26344
3号、特開平3−21031号、特開平4−15773
2号、特開平4−157733号が提案されているが、
FETの高周波特性の向上に必要なゲート長短縮、ゲー
ト抵抗低減及び、フリンジング容量低減を実現し、さら
に、十分な強度をもつものではなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するもので、電界効果型トランジスタのゲート
電極構造において、第1の金属がショットキーゲート電
極を構成し、この第1の金属上に、第1の金属より張り
出すように覆った低抵抗な第2の金属があり、さらにこ
の第2の金属には接触しない絶縁膜が第1の金属の周り
を覆っていることを特徴とする電界効果型トランジスタ
のゲート電極である。また、電界効果型トランジスタの
ゲート電極を製造する方法において、動作層を有する半
導体基板上にゲート電極形成部位に開孔を持つ絶縁膜を
形成する工程と、前記の絶縁膜上に第1の金属を堆積す
る工程と、第1の金属上に少なくとも1種類以上の金属
により第2の金属を選択的に形成する工程と、第1の金
属を選択的にエッチングし、第1の金属の断面寸法を選
択的に形成した第2の金属の断面寸法よりも小さくする
工程と、を含むことを特徴とする上記電界効果型トラン
ジスタのゲート電極製造方法である。
【0007】また、電界効果型トランジスタのゲート電
極を製造する方法において、絶縁膜に形成するゲート電
極形成部位の開孔は、動作層を有する半導体基板上に第
1の絶縁膜を堆積し開孔を形成する工程と、この開孔内
を含めて、前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を堆積す
る工程と、この第2の絶縁膜に異方性ドライエッチング
を施し、前記開孔の内側壁にのみ前記第2の絶縁膜を残
すことにより前記開孔の幅を狭める工程と、を含むこと
を特徴とする電界効果型トランジスタのゲート電極製造
方法てある。また、上記電界効果型トランジスタのゲー
ト電極を製造する方法において、第1の金属がタングス
テン(W)または、タングステン化合物からなり、この
第1の金属をSF6 を含む1種類以上のガスを用いて、
選択的に等方性エッチングする工程を含むことを特徴と
する電界効果型トランジスタのゲート電極製造方法であ
る。
【0008】
【作用】本発明においてはゲート長さを短縮し易く、か
つゲート抵抗とフリンジング容量の低減を実現し、さら
には十分な構造強度が得られるという作用をするもので
ある。即ち、本発明のFETのゲート電極では、ショッ
トキーゲート電極を構成する第1の金属上に、第1の金
属より張り出すように覆った低抵抗な第2の金属があ
り、さらにこの第2の金属に接触しない絶縁膜が第1の
金属の周りを覆っている構造を有することで、上記のよ
うな作用を有するものである。また、本発明のFETの
ゲート電極製造方法では、半導体基板の動作上に、ゲー
ト電極形成部位に開孔を持つ絶縁膜を形成する工程と、
この絶縁膜上に第1の金属を堆積する工程と、少なくと
も1種類以上の金属により、第1の金属上に第2の金属
を選択的に形成する工程と、第1の金属の断面寸法が第
2の金属の断面寸法よりも小さくなるよう第1の金属を
選択的にエッチングする工程とを含むことで、上記のよ
うな作用を有するものである。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して詳細
に説明する。 [実施例1]図1は、本発明の一実施例を示す電界効果
型トランジスタ構造断面図である。図1を参照すると、
半絶縁性GaAs基板(101)上に動作層(102)
があり、200nmの開孔幅を持つ厚さ200nmのSiO
2 絶縁膜(103)と、厚さ150nmのWSiからなる
第1の金属(104)と、それぞれの厚さが20nm/3
0nm/250nmであるTi/Pt/Auからなる第2の
金属(105)と、第2の金属(105)に対して自己
整合的に形成されたAuGe/Ni/Au(109)か
らなるソース電極(107)及びドレイン電極(10
8)とから形成されている。このように、ゲート電極
(106)を構成し、第1の金属(104)上に、第1
の金属より張り出すように覆った低抵抗な第2の金属
(105)があり、この第2の金属(105)には接触
しない絶縁膜(103)が第1の金属(104)の周り
を覆っているものである。なお、第2の金属(105)
の上部の横線の部分は、ソース電極(107)及びドレ
イン電極(108)を第2の金属(105)に対して自
己整合的に形成したときに、堆積したAuGe/Ni/
Auである。
【0010】[実施例2]本発明の第2の実施例につい
て説明する。図2(a)−(f)は、第2の実施例を示
す電界効果型トランジスタの主な製造工程図である。ま
ず、図2(a)に示すように、半絶縁性GaAs基板の
動作層(201)上に、AuGe/Ni/Auからなる
ソース・ドレイン電極(202)を形成し、プラズマC
VD法にて、約150nmのSiNx膜(203)を形成
する。次に、図2(b)に示すように、約450nmのポ
リメチルメタクリレート(PMMA)レジスト(20
4)を形成し、電子線露光法によりゲート形成部位を開
孔する。次に、図2(c)に示すようにCF4 とH2
混合ガス(205)を用いて、SiNx膜(203)の
ドライエッチングを行い、幅約0.1μmの開孔(20
6)を形成する。
【0011】次に、PMMAレジスト(204)を除去
した後、図2(d)に示すように、第1の金属としてA
l(207)を真空蒸着法にて厚さ約150nm堆積し、
さらに、この上に光学露光法を用いてフォトレジスト
(PR)膜(208)をパターニングし、第2の金属A
u(209)を真空蒸着法にて厚さ約300nm堆積す
る。次に、リフトオフ工程によりPR(208)を除去
した後、図2(e)に示すように、60℃のH3 PO4
水溶液によりAl(207)だけを選択的にエッチング
する。この時、オーバエッチングを施すことで、第1の
金属(210)が形成される。次に、図2(f)に示す
ように、第2の金属Au(209)をマスクとして、C
4 ガスを用いた異方性ドライエッチングによりSiN
x膜(203)を除去し、電界効果型トランジスタのゲ
ート電極を完成する。
【0012】[実施例3]本発明の第3の実施例につい
て説明する。図3(a)−(d)及び図4(a)−
(d)は、第3の実施例を示す電界効果型トランジスタ
の主な製造工程図である。まず、図3(a)に示すよう
に、半絶縁性GaAs基板の動作層(301)上に、熱
CVC法にて、約300nmのSiO2 膜(302)を形
成し、光学露光法を用いてPR膜(303)をパターニ
ングする。次に、図3(b)に示すように、CF4 ガス
(304)を用いてSiO2 膜(302)のドライエッ
チングを行い、幅約0.5μmの開孔(305)を形成
する。次に、PR膜(303)を除去した後、図3
(c)に示すように、熱、CVD法にて約250nmのS
iO2 膜(306)を形成する。次に、図3(d)に示
すように、CF4 ガス(307)を用いて、SiO2
(306)の異方性ドライエッチングを行ない、開孔
(305)内に側壁(308:厚さ約150nm)を形成
する。
【0013】次に、図4(a)に示すように、第1の金
属としてTi(401)を厚さ約150nm、さらに、第
2の金属としてPt(402)/Au(403)を厚さ
約100nm/約250nmだけスパッタ蒸着法にて堆積す
る。次に、図4(b)に示しように、光学露光法を用い
てパターニングしたPR膜(404)をマスクとして、
Arガスを用いたスパッタエッチングでPt(402)
/Au(403)を除去し、第2の金属(405)を形
成する。この時、TiとPt/Auのエッチング選択比
は何れも15倍以上あるため、Pt(402)/Au
(403)のみを選択的に除去することは容易である。
次に、図4(c)に示すように、第2の金属(405)
をマスクとして、HCl水溶液によりTi(401)だ
けを選択的にエッチングする。この時、オーバエッチン
グを施すことで、第1の金属(406)が形成される。
最後に図4(c)に示すように、第2の金属(405)
をマスクとして、CF4 ガスを用いた異方性ドライエッ
チングによりSiO2 膜(302)を除去し、さらにA
uGe/Ni/Auのオーミック金属(407)を第2
の金属(405)に対して自己整合的に蒸着して、本発
明の電界効果型トランジスタのゲート電極を完成する。
【0014】[実施例4]次に、本発明の第4の実施例
について説明する。図3(a)−(d)及び図5(a)
−(d)は、第4の実施例を示す電界効果型トランジス
タの主な製造工程図である。まず、図3(a)−図3
(d)は上記第3の実施例と同様に行う。次いで、図5
(a)に示すように、第1の金属としてWSi(50
1)を厚さ約150nmだけスパッタ蒸着法にて、堆積
する。次に、図5(b)に示すように、光学露光法を用
いてPR膜(502)をパターンニングし、第2の金属
としてTi/Pt/Au(503)を、それぞれ30n
m/50nm/250nmだけ真空蒸着法にて厚さ約3
00nm堆積する。
【0015】次に、リフトオフ工程によりPR膜(50
2)を除去し、第2の金属(504)を形成した後、図
5(c)に示すように、SF6 ガスを用いた等方性ドラ
イエッチングによりWSi(501)を選択的に除去
し、第1の金属(505)を形成する。この時、WSi
と、Ti/Pt/Au及びSiO2 との間のエッチング
選択比は何れも50倍以上あるため、WSi(501)
のみを選択的に除去し、さらにオーバエッチングを施す
ことで、第1の金属(505)を形成することは容易で
ある。最後に、図5(d)に示すように、第2の金属
(504)をマスクとして、CF4 ガスを用いた異方性
ドライエッチングによりSiO2 膜(302)を除去
し、さらにAuGe/Ni/Auのオーミック金属(5
06)を第2の金属(504)に対して自己整合的に蒸
着して、本発明の電界効果型トランジスタのゲート電極
を完成する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電界効果型トランジスタのゲート電極はT型構造の細い
下の一部分が絶縁膜で支えられているため、構造強度が
増している。このため、T型構造の張り出した部分と半
導体の動作層との距離を、従来よりも離すことが可能に
なり、フリンジング容量の発生を著しく抑えることが出
来る。このように、本発明の構造およびその製造方法
は、ゲート長の短縮を進めても、構造強度を確保したま
ま、ゲート抵抗及びフリンジング容量の低減を実現でき
るため、素子の高周波性能を大幅に向上できる効果を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の電界効果型トランジスタの
構造断面図である。
【図2】 本発明の実施例の電界効果型トランジスタの
製造工程を示す要素工程図である。
【図3】 本発明の実施例の電界効果型トランジスタの
製造工程を示す要素工程図である。
【図4】 本発明の実施例の電界効果型トランジスタの
製造工程を示す要素工程図である。
【図5】 本発明の実施例の電界効果型トランジスタの
製造工程を示す要素工程図である。
【図6】 従来例の電界効果型トランジスタの構造断面
図である。
【図7】 従来例の電界効果型トランジスタの製造工程
を示す要素工程図である。
【符号の説明】
101 半絶縁性GaAs基板 102 動作層 103 SiO2 絶縁膜 104 第1の金属 105 第2の金属 106 ゲート電極 107 ソース電極 108 ドレイン電極 109 AuGe/Ni/Au 201 動作層 202 ソース・ドレイン電極 203 SiNx膜 204 PMMAレジスト 205 CF4 とH2 の混合ガス 206 開孔 207 Al 208 フォトレジスト膜 209 第2の金属Au 210 第1の金属 301 動作層 302 SiO2 膜 303 PR膜 304 CF4 ガス 305 開孔 306 SiO2 膜 307 CF4 ガス 308 側壁 401 Ti 402 Pt 403 Au 404 PR膜 405 第2の金属 406 第1の金属 407 オーミック金属 501 WSi 502 PR膜 503 Ti/Pt/Au 504 第2の金属 505 第1の金属 506 オーミック金属 507 SF6 ガス 601 動作層 602 T型構造の下の部分 603 T型構造の上の広がった部分 701 動作層 702 第1のレジスト膜 703 第2のレジスト膜 704 電子線 705 レジストパターン 706 ゲート電極 707 T型構造の下の部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界効果型トランジスタのゲート電極構
    造において、第1の金属がショットキーゲート電極を構
    成し、この第1の金属上に、第1の金属より張り出すよ
    うに覆った低抵抗な第2の金属があり、さらにこの第2
    の金属には接触しない絶縁膜が第1の金属の周りを覆っ
    ていることを特徴とする電界効果型トランジスタのゲー
    ト電極。
  2. 【請求項2】 電界効果型トランジスタのゲート電極を
    製造する方法において、動作層を有する半導体基板上に
    ゲート電極形成部位に開孔を持つ絶縁膜を形成する工程
    と、前記の絶縁膜上に第1の金属を堆積する工程と、第
    1の金属上に少なくとも1種類以上の金属により第2の
    金属を選択的に形成する工程と、第1の金属を選択的に
    エッチングし、第1の金属の断面寸法を選択的に形成し
    た第2の金属の断面寸法よりも小さくする工程と、を含
    むことを特徴とする請求項1に記載の電界効果型トラン
    ジスタのゲート電極製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電界効果型トランジス
    タのゲート電極を製造する方法において、絶縁膜に形成
    するゲート電極形成部位の開孔は、動作層を有する半導
    体基板上に第1の絶縁膜を堆積し開孔を形成する工程
    と、この開孔内を含めて、前記第1の絶縁膜上に第2の
    絶縁膜を堆積する工程と、この第2の絶縁膜に異方性ド
    ライエッチングを施し、前記開孔の内側壁にのみ前記第
    2の絶縁膜を残すことにより前記開孔の幅を狭める工程
    と、を含むことを特徴とする電界効果型トランジスタの
    ゲート電極製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の電界効果型トランジス
    タのゲート電極を製造する方法において、第1の金属が
    タングステン(W)または、タングステン化合物からな
    り、この第1の金属をSF6 を含む1種類以上のガスを
    用いて、選択的に等方性エッチングする工程を含むこと
    を特徴とする電界効果型トランジスタのゲート電極製造
    方法。
JP6166393A 1994-06-24 1994-06-24 電界効果型トランジスタのゲート電極及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2606592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6166393A JP2606592B2 (ja) 1994-06-24 1994-06-24 電界効果型トランジスタのゲート電極及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6166393A JP2606592B2 (ja) 1994-06-24 1994-06-24 電界効果型トランジスタのゲート電極及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0817850A true JPH0817850A (ja) 1996-01-19
JP2606592B2 JP2606592B2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=15830590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6166393A Expired - Fee Related JP2606592B2 (ja) 1994-06-24 1994-06-24 電界効果型トランジスタのゲート電極及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2606592B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003115500A (ja) * 2001-08-03 2003-04-18 Fujitsu Ltd 半導体装置とその製造方法
JP2007042779A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> T字型ゲート構造ナイトライド系電界効果トランジスタおよびその製造方法
JP2016521457A (ja) * 2013-04-18 2016-07-21 フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 改善された導電率を有する高周波数導電体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0521470A (ja) * 1991-07-12 1993-01-29 Mitsubishi Electric Corp 電界効果トランジスタ
JPH06168962A (ja) * 1992-08-19 1994-06-14 Mitsubishi Electric Corp 電界効果型半導体装置及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0521470A (ja) * 1991-07-12 1993-01-29 Mitsubishi Electric Corp 電界効果トランジスタ
JPH06168962A (ja) * 1992-08-19 1994-06-14 Mitsubishi Electric Corp 電界効果型半導体装置及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003115500A (ja) * 2001-08-03 2003-04-18 Fujitsu Ltd 半導体装置とその製造方法
JP2007042779A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> T字型ゲート構造ナイトライド系電界効果トランジスタおよびその製造方法
JP2016521457A (ja) * 2013-04-18 2016-07-21 フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 改善された導電率を有する高周波数導電体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2606592B2 (ja) 1997-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04223342A (ja) 半導体装置のゲート電極とその製造方法
JPH0661266A (ja) 半導体装置とその製造方法
JP2606592B2 (ja) 電界効果型トランジスタのゲート電極及びその製造方法
JP2643812B2 (ja) 電界効果型トランジスタのゲート電極形成方法
JP2591480B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2002100639A (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR100262941B1 (ko) 화합물 반도체 소자의 미세 티형 게이트 형성방법
JP3235548B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2658884B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH11214404A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2888993B2 (ja) 電界効果トランジスタの製造方法
JPH0571135B2 (ja)
JP3183251B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05218090A (ja) 電界効果トランジスタの製造方法
JPH07326631A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2910913B2 (ja) 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JPH04137737A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2709055B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH02238636A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH065629A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000243758A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2001093912A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH07106344A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH06177348A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JPH0713959B2 (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees