JP2000243758A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000243758A
JP2000243758A JP11047018A JP4701899A JP2000243758A JP 2000243758 A JP2000243758 A JP 2000243758A JP 11047018 A JP11047018 A JP 11047018A JP 4701899 A JP4701899 A JP 4701899A JP 2000243758 A JP2000243758 A JP 2000243758A
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insulating film
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recess
drain
forming
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JP11047018A
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English (en)
Inventor
Masanori Ochi
智 雅 範 越
Hidetoshi Asahara
原 英 敏 浅
Hideyuki Hagiwara
原 秀 幸 萩
Yutaka Ueno
野 豊 上
Shigehiro Hosoi
井 重 広 細
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光リソグラフィーを用いてサブミクロンオー
ダーの開孔を形成する。 【解決手段】 GaAs基板10のソース側に100n
mの厚さの第1絶縁膜12を形成し、リセス16を挟ん
だGaAs基板10のドレイン側に300nmの厚さの
第1絶縁膜12を形成する。この上に第2絶縁膜20を
形成した後に異方性エッチングをして、開孔22aを形
成する。さらに、第4酸化膜24を形成した後に異方性
エッチングをして、開孔26aを形成する。これによ
り、リセス16の長さを短くしてサブミクロンオーダー
の開孔26aを光リソグラフィーで形成することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関するものであり、特に、ゲート電極部分
がリセス構造を有する電界効果型トランジスタに係る半
導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波用の電界効果型トランジスタは、
高周波特性の良好なMESFET(Metal Semiconducto
r Field Effect Transistor)を用いる場合が多い。こ
の高周波用のMESFETにおけるゲート電極部分をリ
セス構造にするための製造方法は、そのデバイスの用途
により要求されるゲート長やリセス長により様々な工程
により行われている。
【0003】例えば、高周波特性のうち雑音特性を良く
するために、ゲート電極断面における上側部分を低抵抗
金属を用いて大きくした通称T型ゲートと呼ばれる構造
のものがある。このようにゲート電極をT型ゲートにす
るための製造方法としては、(1)電子ビーム露光によ
り、多層レジストの現像形状をT型にする方法や、
(2)絶縁膜のサイドウォールを利用してT型にする方
法が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した(1)多層レ
ジストを用いる方法では、電子ビームで露光を行うた
め、サブミクロンオーダーの寸法を制御良く実現でき、
上側のパターンと下側のパターンのアライメント精度も
光リソグラフィーと比べると良好である。しかし、電子
ビームで露光を行うには1つ1つのパターンを描画する
ため、露光に要する時間が長くなるという問題がある。
このため、製造過程におけるスループットが悪くなり、
量産性に欠けるという問題がある。
【0005】また、上述した(2)サイドウォールを用
いる方法では、このサイドウォールを、絶縁膜やリセス
の段差を利用して、絶縁膜の全面堆積と異方性エッチン
グを施すことにより形成する。そして、このサイドウォ
ール間の開口部にスパッタ蒸着等により金属を埋め込む
ことにより、ゲート電極を形成する。ここで、T型のゲ
ート電極における庇の下の寄生容量が高周波特性に影響
する。これは庇の下の絶縁膜の膜厚によるが、この膜厚
が厚くなれば寄生容量は低減する。しかし、酸化膜の膜
厚を厚くすると開口部のアスペクト比が大きくなり、開
口部に金属を埋め込む際に、この金属が開口部に入って
いかないという問題が生じる。一方、酸化膜の膜厚が薄
ければ、開口部への金属の埋め込みは問題ないが、寄生
容量、特にゲート・ドレイン間の帰還容量が増大すると
いう問題が生じる。この帰還容量が増大すると、利得の
低下や安定度の低下による発振の問題が生じやすくな
る。
【0006】また、2段構成のリセスを形成する場合、
1段目のリセスに対して2段目のリセスをアライメント
するために、1段目のリセス形成時にアライメントマー
クを同時形成する。このマークに合わせる露光が電子ビ
ーム露光である場合は、精度良く2段目のリセスをアラ
イメントすることができ、ゲート電極をソース側に寄せ
るオフセットの形成も可能である。しかし、上述した
(2)サイドウォールを用いる方法では、1段目のリセ
スに対してオフセットして2段目のリセスを形成するこ
とは困難である。
【0007】そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされ
たものであり、スループットの高い光リソグラフィーを
用いて、ソース側にオフセットしたT型のサブミクロン
オーダーのゲート電極を形成することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る半導体装置は、半導体基板のソース領
域上に形成されたソース側絶縁膜と、前記半導体基板の
ドレイン領域上に形成され、前記ソース側絶縁膜よりも
厚いゲート側絶縁膜と、前記ソース領域と前記ドレイン
領域との間における前記ソース領域側へオフセットした
位置にあるリセスに埋め込まれて形成されたゲート電極
と、を備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、半導体基板のソース領域上にソース側基礎膜を形成
するソース側基礎膜形成工程と、前記半導体基板のドレ
イン領域上に、前記ソース側絶縁膜よりも厚いドレイン
側基礎膜を形成するドレイン側基礎膜形成工程と、前記
ソース側基礎膜と前記ドレイン側基礎膜との間における
半導体基板表面側に第1リセスを形成する第1リセス形
成工程と、前記ソース側基礎膜上と前記ドレイン側絶縁
膜上と前記第1リセス上とに、絶縁膜を形成する絶縁膜
形成工程と、前記絶縁膜を異方性エッチングによりエッ
チングすることにより、前記ソース側基礎膜を前記第1
リセス側に張り出させてソース側絶縁膜を形成するとと
もに、前記ドレイン側基礎膜を前記第1リセス側に張り
出させてドレイン側絶縁膜を形成することにより、前記
第1リセス表面の露出している長さを短くする、リセス
露出長短縮工程と、を備えたことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、半導体基板のソース領域上に第1ソース側絶縁膜を
形成する工程と、前記半導体基板のドレイン領域上に前
記第1ソース側絶縁膜よりも厚い第1ドレイン側絶縁膜
を形成する工程と、前記第1ソース側絶縁膜と前記第1
ドレイン側絶縁膜との間における前記半導体基板表面側
に、第1リセスを形成する工程と、前記第1ソース側絶
縁膜上と前記ドレイン側絶縁膜上と前記第1リセス上と
に第2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜を異方
性エッチングすることにより、前記第1リセスのソース
側側壁部分に残された前記第2絶縁膜と前記第1ソース
側絶縁膜とで、第3ソース側絶縁膜を形成するととも
に、前記第1リセスのドレイン側側壁部分に残された前
記第2絶縁膜と前記第1ドレイン側絶縁膜とで、第3ド
レイン側絶縁膜を形成する工程と、前記第3ソース側絶
縁膜上と、前記第3ドレイン側絶縁膜上と、前記第3ソ
ース側絶縁膜と前記第3ドレイン側絶縁膜との間から露
出している第1リセス表面上とに、第4絶縁膜を形成す
る工程と、前記第4絶縁膜を異方性エッチングすること
により、前記第3ソース側絶縁膜の側壁部分に残された
前記第4絶縁膜と前記第3ソース側絶縁膜とで、第5ソ
ース側絶縁膜を形成するとともに、前記第3ドレイン側
絶縁膜の側側壁部分に残された前記第4絶縁膜と前記第
3ドレイン側絶縁膜とで、第5ドレイン側絶縁膜を形成
する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、ソース側に形成された
絶縁膜よりも厚い絶縁膜をリセスを挟んで形成し、これ
ら絶縁膜上とリセス上に別の絶縁膜を形成した後に異方
性エッチングをして別の絶縁膜をエッチングすることに
より、ソース側にオフセットした開孔を形成するもので
ある。また、別の絶縁膜の形成と異方性エッチングを複
数回行うことにより、リセスの長さを実質的に短くし、
光リソグラフィーを用いてこのリセスからサブミクロン
オーダーの開孔を形成することを目的とする。以下、本
発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0012】図1乃至図6は、本実施形態に係る電界効
果型トランジスタの製造工程を説明するための工程断面
図である。
【0013】図1(a)に示すように、半導体基板であ
るGaAs基板10上に第1絶縁膜12を形成する。本
実施形態では、この第1絶縁膜12は、CVD(Chemic
al Vapor Deposition)法により酸化シリコン膜を30
0nmの膜厚で堆積することにより形成される。なお、
このGaAs基板10表面側には、半導体動作層が形成
されている。
【0014】次に、図1(b)に示すように、第1絶縁
膜12上にフォトレジストを塗布し、光リソグラフィー
でパターニングすることにより、開孔14aを有するフ
ォトレジスト14を形成する。本実施形態では、この開
孔14aの幅は1μmであり、後述する第1リセス16
のパターンに一致する。
【0015】次に、図2(a)に示すように、第1絶縁
膜12をRIE(Reactive Ion Etching)等の異方性エ
ッチングによりエッチングする。続いて、GaAs基板
10にウェットエッチングを施すことにより、適当な深
さの第1リセス16を形成する。本実施形態において
は、この第1リセス16は50nm程度の深さで形成す
る。
【0016】次に、図2(b)に示すように、フォトレ
ジスト14を剥離する。続いて、再びフォトレジストを
塗布し、光リソグラフィーでパターニングすることによ
り、ソース側に開孔18aを有するフォトレジスト18
を形成する。このソース側の開孔18aにより、ソース
側の第1絶縁膜12が露出する。一方、ドレイン側の第
1絶縁膜12はフォトレジスト18により覆い隠され
る。次に、RIE等の異方性エッチングにより、ソース
側の第1絶縁膜12を100nm程度残るようにエッチ
ングをする。つまり、ソース側の第1絶縁膜12を20
0nm程度エッチングする。
【0017】次に、図3(a)に示すように、フォトレ
ジスト18を剥離する。続いて、第1絶縁膜12上と第
1リセス16上とに、第2絶縁膜20を形成する。本実
施形態においては、この第2絶縁膜20はCVD法によ
り酸化シリコン膜を300nmの膜厚で堆積することに
より形成される。
【0018】次に、図3(b)に示すように、この堆積
した第2絶縁膜20を300nmエッチングして、Ga
As基板10表面を露出させる。すると、第1リセス1
6における第1絶縁膜12側壁部分に、サイドウォール
が形成され、これにより第3絶縁膜22となる。つま
り、第2絶縁膜20を全体的エッチングすることによ
り、第3絶縁膜22には自己整合的に開孔22aが形成
される。この開孔22aの長さは、GaAs基板10に
形成された第1リセス16のリセス長より、短い。つま
り、第1リセス16におけるGaAs基板10の一部の
みが露出することとなる。また、ソース側の第1絶縁膜
12よりも、ドレイン側の第1絶縁膜12の方が厚いた
め、開孔22aはソース側にオフセットされて形成され
る。
【0019】次に、図4(a)に示すように、GaAs
基板10上と第3絶縁膜22上とに、第4絶縁膜24を
形成する。本実施形態においては、この第4絶縁膜24
はCVD方により酸化シリコン膜を100nmの膜厚で
堆積することにより形成される。
【0020】次に、図4(b)に示すように、第4絶縁
膜24を100nmエッチングして、GaAs基板10
表面を露出させる。すると、第1リセス16における第
3絶縁膜22側壁部分に、さらにサイドウォールが形成
され、これにより第5絶縁膜26となる。つまり、第4
絶縁膜24を全体的エッチングすることにより、第5絶
縁膜26には自己整合的に開孔26aが形成される。こ
の開孔26aの長さは、第3絶縁膜22により形成され
た開孔22aの長さより、短い。つまり、開孔22aの
長さがさらに短くなり、GaAs基板10の一部のみが
露出することとなる。本実施形態においては、この開孔
26aの長さは、0.3μmである。
【0021】次に、図5(a)に示すように、開孔26
aを有する第5絶縁膜26を2段目のリセスパターンと
して、GaAs基板10をウェットエッチングする。こ
れにより、GaAs基板10に第2リセス28を形成す
る。すなわち、第1リセス16内に第2リセス28を形
成する。
【0022】次に、図5(b)に示すように、スパッタ
リング蒸着により高融点金属層30を形成する。本実施
形態では、この高融点金属層30として、WSi16を用
いている。また、本実施形態では、第5絶縁膜26の開
孔26aがGaAs基板10に向かって狭くなるテーパ
ー状に形成されているので、高融点金属層30は、第1
リセス16や第2リセス28に断切れすることなく埋め
込まれる。
【0023】次に、図6(a)に示すように、高融点金
属層30上に低抵抗金属層32を形成する。本実施形態
では、この低抵抗金属層32は金を蒸着することにより
形成される。続いて、この低抵抗金属層32上にフォト
レジストを塗布してゲート電極パターンを形成し、イオ
ンミリングによりゲート電極部分以外の低抵抗金属層3
2をエッチングする。これにより、ゲート上部電極32
Aが形成される。
【0024】次に、図6(b)に示すように、RIEに
よりゲート上部電極32Aをパターンとして、高融点金
属層30をエッチングで除去する。これにより、ゲート
下部電極30Aが形成される。そして、これらゲート下
部電極30Aとゲート上部電極32Aとで、ゲート電極
Gが形成される。
【0025】以上のように、本実施形態に係る電界効果
型トランジスタによれば、光リソグラフィーによりサブ
ミクロンオーダーの開孔26aを形成することができる
ので、電子ビーム露光を用いた場合と比べて、製造過程
におけるスループットを向上させることができる。つま
り、電界効果型トランジスタの量産性を向上させること
ができる。
【0026】より詳しくは、図3(a)及び図3(b)
に示すように、光リソグラフィーによりGaAs基板1
0に第1リセス16を形成した後に、第2絶縁膜20を
形成し、これを異方性エッチングによりエッチバックす
ることにより、第1リセス16よりも長さの短い開孔2
2aを形成する。続いて、図4(a)及び図4(b)に
示すように、この上に第4絶縁膜24を形成し、これを
異方性エッチングによりエッチバックすることにより、
開孔22aよりも長さの短い開孔26aを形成する。こ
のようにすることにより、電子ビーム露光を行わずに、
サブミクロンオーダーの開孔26aを形成することがで
きる。
【0027】しかも、図3(a)に示すように、第1絶
縁膜12の膜厚をドレイン側よりソース側を薄くしたの
で、不可避的に開孔22aをソース側にオフセットして
形成することができる。すなわち、開孔22aをソース
側に寄せた位置に形成することができる。しかも、開孔
22aのオフセット量を第1絶縁膜12のドレイン側と
ソース側の膜厚の差で設定することができるので、オフ
セット量をリソグラフィーのばらつきに影響されないよ
うにすることができる。そして、このようにしてゲート
電極Gをソース側にオフセットして形成することによ
り、ゲート・ドレイン間耐圧の高い、帰還容量の少な
い、電界効果型トランジスタを形成することができる。
特に、高出力素子の場合、ゲート幅が比較的大きく、ド
レインとゲートの間の影響が、真性部(ゲート電極直
下)の容量に対して大きくなるため、ゲート電極をオフ
セットすることによる効果は大きい。
【0028】また、図5(a)及び図5(b)に示すよ
うに、高融点金属層30を埋め込む開孔26aをGaA
s基板10に向かって狭まるテーパー状に形成したの
で、高融点金属層30を第2リセス28まで断切れする
ことなく形成することができる。
【0029】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、上記実施形態では、G
aAs系のMESFETを例に示したが、GaAs/A
lGaAs系のMODFETに同様に適用してもよい。
すなわち、図7に示すように、1段目の第1リセス16
で薄層のAlGaAs層40を露出させ、2段目の第2
リセス28で露出したAlGaAs層40を削除した
後、その下層のGaAs層42を再び選択RIEでエッ
チングして、AlGaAs層44を露出させる。その
後、この第2リセス28にゲート下部電極30Aやゲー
ト上部電極32A(ゲート金属)を埋め込むようにして
もよい。
【0030】また、上記実施形態では、第1絶縁膜1
2、第2絶縁膜20、第3絶縁膜22、第4絶縁膜2
4、第5絶縁膜26は、酸化シリコン膜で形成すること
としたが、窒化シリコン膜等の他の絶縁膜で形成しても
よい。
【0031】さらに、図3(b)において第3絶縁膜2
2に開孔22aを形成する際にGaAs基板10の半導
体動作層に与えるダメージや、図4(b)において第5
絶縁膜26に開孔26aを形成する際にGaAs基板1
0の半導体動作層に与えるダメージは、ゲート電極Gを
形成した後にオーミック電極を形成するようにすれば、
その工程で熱処理を施すため、回復される。つまり、G
aAs基板10の半導体動作層に与えたダメージは、熱
処理を施すことにより回復することができる。
【0032】また、本実施形態では、図6(a)に示す
ように、金からなる低抵抗金属層32を蒸着により形成
したが、メッキ処理により形成するようにしてもよい。
メッキ処理により形成する場合は、開孔26aに埋め込
んだ高融点金属層30をゲート電極パターンにエッチン
グしてゲート下部電極30Aを形成した後に、メッキを
行うことにより、ゲート上部電極32Aを形成する。
【0033】さらに、上記実施形態では、酸化膜形成工
程と異方性エッチングによるエッチバック工程とを2回
繰り返すこととしたが、この回数に限定されるものでは
なく、例えば、1回でも、3回でもよい。すなわち、本
実施形態では、図3(a)及び図3(b)に示すよう
に、最初に、第2絶縁膜20を形成した後にこれを異方
性エッチングすることにより開孔22aを形成し、2回
目に、図4(a)及び図4(b)に示すように第4絶縁
膜24を形成した後にこれを異方性エッチングすること
により開孔26aを形成することとした。しかし、2回
目の第4絶縁膜の形成を省略したり、3回目の絶縁膜形
成及び異方性エッチングを行ったりすることも可能であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光リソグラフィーを用いてソース側にオフセットしたサ
ブミクロンオーダーの開孔を形成することができるの
で、製造過程におけるスループットを向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造工
程を示す工程断面図の一部。
【図2】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造工
程を示す工程断面図の一部。
【図3】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造工
程を示す工程断面図の一部。
【図4】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造工
程を示す工程断面図の一部。
【図5】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造工
程を示す工程断面図の一部。
【図6】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造工
程を示す工程断面図の一部。
【図7】本発明の変形例を示す図。
【符号の説明】
10 GaAs基板(半導体基板) 12 第1絶縁膜 14 フォトレジスト 16 第1リセス 18 フォトレジスト 20 第2絶縁膜 22 第3絶縁膜 24 第4絶縁膜 26 第6酸化膜 28 第2リセス 30 高融点金属層 32 低抵抗金属
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩 原 秀 幸 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝多摩川工場内 (72)発明者 上 野 豊 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝多摩川工場内 (72)発明者 細 井 重 広 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝多摩川工場内 Fターム(参考) 5F102 FA00 GB01 GC01 GD01 GJ05 GL04 GL05 GM01 GM06 GR04 GS04 GS06 GT01 GT03 GT05 HB05 HC01 HC16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板のソース領域上に形成されたソ
    ース側絶縁膜と、 前記半導体基板のドレイン領域上に形成され、前記ソー
    ス側絶縁膜よりも厚いゲート側絶縁膜と、 前記ソース領域と前記ドレイン領域との間における前記
    ソース領域側へオフセットした位置にあるリセスに埋め
    込まれて形成されたゲート電極と、 を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記ソース側絶縁膜と前記ドレイン側絶縁
    膜とは、前記ソース側絶縁膜のもととなるソース側基礎
    膜上と、前記ドレイン側絶縁膜のもととなり、前記ソー
    ス側基礎膜よりも厚いドレイン側基礎膜上とに、絶縁膜
    を形成し、これを異方性エッチングによりエッチングす
    ることにより形成されたものである、ことを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記ソース側絶縁膜と前記ドレイン側絶縁
    膜とで前記ゲート電極部分に形成される開孔は、前記半
    導体基板に向かって狭まるテーパー状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】半導体基板のソース領域上にソース側基礎
    膜を形成するソース側基礎膜形成工程と、 前記半導体基板のドレイン領域上に、前記ソース側絶縁
    膜よりも厚いドレイン側基礎膜を形成するドレイン側基
    礎膜形成工程と、 前記ソース側基礎膜と前記ドレイン側基礎膜との間にお
    ける半導体基板表面側に第1リセスを形成する第1リセ
    ス形成工程と、 前記ソース側基礎膜上と前記ドレイン側絶縁膜上と前記
    第1リセス上とに、絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程
    と、 前記絶縁膜を異方性エッチングによりエッチングするこ
    とにより、前記ソース側基礎膜を前記第1リセス側に張
    り出させてソース側絶縁膜を形成するとともに、前記ド
    レイン側基礎膜を前記第1リセス側に張り出させてドレ
    イン側絶縁膜を形成することにより、前記第1リセス表
    面の露出している長さを短くする、リセス露出長短縮工
    程と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記絶縁膜形成工程と前記リセス露出長短
    縮工程とは、複数回行われることを特徴とする、請求項
    4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記リセス露出長短縮工程後に、前記第1
    リセス表面の露出部分の表面側に第2リセスを形成する
    第2リセス形成工程と、 前記第2リセスに埋め込まれたゲート電極を形成する工
    程と、 を備えたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載
    の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】半導体基板のソース領域上に第1ソース側
    絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板のドレイン領域上に前記第1ソース側絶
    縁膜よりも厚い第1ドレイン側絶縁膜を形成する工程
    と、 前記第1ソース側絶縁膜と前記第1ドレイン側絶縁膜と
    の間における前記半導体基板表面側に、第1リセスを形
    成する工程と、 前記第1ソース側絶縁膜上と前記ドレイン側絶縁膜上と
    前記第1リセス上とに第2絶縁膜を形成する工程と、 前記第2絶縁膜を異方性エッチングすることにより、前
    記第1リセスのソース側側壁部分に残された前記第2絶
    縁膜と前記第1ソース側絶縁膜とで、第3ソース側絶縁
    膜を形成するとともに、前記第1リセスのドレイン側側
    壁部分に残された前記第2絶縁膜と前記第1ドレイン側
    絶縁膜とで、第3ドレイン側絶縁膜を形成する工程と、 前記第3ソース側絶縁膜上と、前記第3ドレイン側絶縁
    膜上と、前記第3ソース側絶縁膜と前記第3ドレイン側
    絶縁膜との間から露出している第1リセス表面上とに、
    第4絶縁膜を形成する工程と、 前記第4絶縁膜を異方性エッチングすることにより、前
    記第3ソース側絶縁膜の側壁部分に残された前記第4絶
    縁膜と前記第3ソース側絶縁膜とで、第5ソース側絶縁
    膜を形成するとともに、前記第3ドレイン側絶縁膜の側
    側壁部分に残された前記第4絶縁膜と前記第3ドレイン
    側絶縁膜とで、第5ドレイン側絶縁膜を形成する工程
    と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第5ソース側絶縁膜と前記第5ドレイ
    ン側絶縁膜との間から露出している第1リセス表面側に
    第2リセスを形成する工程と、 前記第2リセスに埋め込またゲート電極を形成する工程
    と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項7に記載の半導
    体装置の製造方法。
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