JPH08165828A - ドアクロージャ - Google Patents

ドアクロージャ

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JPH08165828A
JPH08165828A JP30763794A JP30763794A JPH08165828A JP H08165828 A JPH08165828 A JP H08165828A JP 30763794 A JP30763794 A JP 30763794A JP 30763794 A JP30763794 A JP 30763794A JP H08165828 A JPH08165828 A JP H08165828A
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door closure
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Koichi Shigematsu
重松  孝一
Osamu Kawanobe
川野辺  修
Jun Yamagishi
純 山岸
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアクロージャの動作タイミングを決定する
ための検出手段を簡易に構成して、構成の簡素化、小型
化、低価格化を実現することができるドアクロージャを
提供すること。 【構成】 ドアロック装置のラッチ部材がハーフラッチ
位置に移動したことをハーフラッチ検出スイッチ29が
検出したときに、モータ26を正転させて、クローズレ
バーを介してラッチ部材をフルラッチ位置の方向に移動
させ、ラッチ部材がフルラッチ位置まで移動してモータ
26の正転が拘束されたときに、そのモータ26の駆動
電流の変化をフルラッチ検出部57が検出して、モータ
26を逆転させ、クローズレバーが待機位置に復帰して
モータ26の逆転が拘束されたときに、そのモータ26
の駆動電流の変化を待機位置検出部58が検出して、モ
ータ26の回転駆動を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアロック装置に備わ
るドアクロージャに係り、さらに詳しくは、ドアロック
装置のラッチ部材をハーフラッチ位置からフルラッチ位
置まで強制的に移動させるためのドアクロージャに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドアクロージャとして
は、例えば、特開平1−105886号公報に記載のも
のが知られている。
【0003】かかるドアクロージャは、自動車のドアロ
ック装置に備わるものであり、その動作タイミングを決
定するために、機械的な接点部を有する3つのスイッチ
を検出手段として備えた構成となっている。
【0004】第1の検出手段は、ドアロック装置のラッ
チ部材がハーフラッチ位置(同公報では、「ハーフロッ
ク位置」)になったときに、スライドドアに応動してス
イッチ動作するハーフロック検出手段であり、この検出
手段のスイッチ動作時にドアクロージャの駆動モータが
正転起動し、移動体としての駆動レバーが待機位置から
一方向に回動して、ラッチ部材を強制的にフルラッチ位
置(同公報では、「フルロック位置」)まで移動させ
る。第2の検出手段は、ラッチ部材がフルラッチ位置ま
で移動したときに、そのラッチ部材に応動してスイッチ
動作するフルロック検出手段であり、この検出手段のス
イッチ動作時に駆動モータが逆転し、ドアクロージャの
駆動レバーが他方向、つまり元の待機位置の方向へ回動
する。第3の検出手段は、ドアクロージャの駆動レバー
が待機位置にまで移動したときに、その駆動レバーに応
動してスイッチ動作する初期位置検出手段であり、この
検出手段のスイッチ動作時に駆動モータが停止して、ド
アクロージャの駆動レバーが元の待機位置にて停止す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のド
アクロージャは、第1、第2、第3の検出手段として、
機械的にスイッチ動作される計3つのスイッチを必要と
するため、その分、ドアクロージャの機械的な構成の複
雑化、大型化、高価格化を招くという問題があった。
【0006】本発明の目的は、ドアクロージャの動作タ
イミングを決定するための検出手段を簡易に構成して、
構成の簡素化、小型化、低価格化を実現することができ
るドアクロージャを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のドアクロージャ
は、ドアロック装置のラッチ部材がハーフラッチ位置に
移動したことを第1の検出手段が検出したときに、電動
モータによって駆動される移動体を介して前記ラッチ部
材をフルラッチ位置の方向に移動させ、前記ラッチ部材
がフルラッチ位置まで移動したことを第2の検出手段が
検出したときに、前記電動モータによって前記移動体を
待機位置の方向に移動させ、前記移動体が待機位置まで
復帰したことを第3の検出手段が検出したときに、前記
電動モータの駆動を停止させるドアクロージャにおい
て、前記ラッチ部材がフルラッチ位置まで移動したとき
に前記電動モータの動きを阻止する第1の阻止手段と、
前記移動体が待機位置まで移動したときに前記電動モー
タの動きを阻止する第2の阻止手段とを備え、前記第2
の検出手段は、前記第1の阻止手段によって前記電動モ
ータの動きが阻止されたときの該電動モータの負荷の変
化を検出するものであり、前記第3の検出手段は、前記
第2の阻止手段によって前記電動モータの動きが阻止さ
れたときの該電動モータの負荷の変化を検出するもので
あることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のドアクロージャは、ドアロック装置の
ラッチ部材がフルラッチ位置に移動したとき、およびラ
ッチ部材を作動させるための移動体としてのクローズレ
バーなどが待機位置に復帰したときに、その移動体を駆
動する電動モータの動きを強制的に止め、そのときの電
動モータの負荷の変化から、ラッチ部材がフルラッチ位
置に移動したこと、および移動体が待機位置に移動した
ことを検出する。
【0009】そして、このことにより、ドアクロージャ
の動作タイミングを決定するための検出手段を簡易に構
成して、ドアクロージャ自体の構成の簡素化、小型化、
低価格化を実現する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】(第1実施例)本実施例は、自動車用スラ
イドドア1のドアロック装置10に備わるドアクロージ
ャ20としての適用例である。以下、本実施例のドアク
ロージャ20をA.「機械的な構成」、B.「制御系の
構成」、C.「動作」に分けて説明する。
【0012】A.「機械的な構成」 図1から図3は、ドアクロージャ20の機械的な構成を
説明するための図である。
【0013】まず、ドアロック装置10のベース部材1
1には、車体側の図示しないストライカと係合可能なラ
ッチ部材12が軸線O1を中心として回動自在に備えら
れている。そして、スライドドア1が矢印A方向に閉じ
られて、ストライカとラッチ部材12とが完全に係合す
るフルラッチの状態となったときに、図示しないロッキ
ングプレートがラッチ部材12を回動不能にロックす
る。これにより、スライドドア1が閉成状態にロックさ
れる。ロッキングプレートは、スライドドア1に備わる
ロック解除レバーの操作により、ラッチ部材12のロッ
クを解除する。
【0014】ドアクロージャ20には、軸線O2を中心
として回動可能なクローズレバー21が備えられてい
る。このクローズレバー21が図3における位置を待機
位置として矢印B1方向に回動して、それがラッチ部材
12の突起部12Aと当接することにより、ラッチ部材
12を矢印C1方向に回動させて、それをストライカと
の係合開始のハーフラッチ位置から、ストライカと完全
に係合するフルラッチ位置にまで強制的に回動させるこ
とになる。クローズレバー21は、ケーブル22、ケー
ブルジョイント23、扇状の出力ギア24、およびピニ
オンギア25を介して、可逆転のギアドモータ26に接
続されている。27はドアクロージャ20の取り付けブ
ラケットである。
【0015】そして、モータ26の正転によってピニオ
ンギア25が矢印D1方向に回動することにより、クロ
ーズレバー21がケーブル22に引かれて矢印B1方向
に回動する。その後、モータ26の逆転によってピニオ
ンギア25が矢印D2方向に回動することにより、クロ
ーズレバー21がスプリング28の付勢力によって矢印
B2方向に回動復帰する。
【0016】ラッチ部材12がハーフラッチ位置に移動
したことの検出は、ラッチ部材12に連動するオープン
レバー13が、第1の検出手段としてのハーフラッチ検
出スイッチ29をスイッチ動作させることにより行う。
ハーフラッチ検出スイッチ29は、機械的な接点部を備
えた簡易なリミットスイッチである。オープンレバー1
3は、ラッチ部材12がハーフラッチ位置に移動したと
きに、ハーフラッチ検出スイッチ29の操作部に当接し
てそれをONとし、そしてラッチ部材12がハーフラッ
チ位置からフルラッチ位置に向かって矢印C1方向に回
動することにより、ハーフラッチ検出スイッチ29の操
作部から離間してそれをOFFとし、さらにラッチ部材
12がフルラッチ位置に達したときに、再びハーフラッ
チ検出スイッチ29の操作部に当接してそれをONとす
るようになっている。したがって、ハーフラッチ検出ス
イッチ29の2回目のONによって、ラッチ部材12が
フルラッチ位置に移動したことも検出することができ
る。しかし、スライドドア1が急速に閉じられたとき
は、オープンレバー13がきわめて短い時間でハーフラ
ッチ検出スイッチ29の操作部に2回当接することにな
り、機械的な接点部を備えた簡易なハーフラッチ検出ス
イッチ29によっては、2回目のONが的確に生じない
おそれがある。そこで本実施例では、後述するように、
モータ26の負荷の変化に基づいて、ラッチ12がフル
ラッチ位置に移動したことを的確に検出する。
【0017】また、ラッチ部材12がフルラッチ位置に
移動したときは、そのラッチ部材12の回動が第1の拘
束手段としての図示しない機構、例えばラッチ部材12
の回動範囲の規制部材によって拘束され、そのラッチ部
材12とクローズレバー21を介して間接的にモータ2
6の正転が強制的に阻止される。また、クローズレバー
21が待機位置まで回動したときは、第2の拘束手段を
構成する出力ギア24と取り付けブラケット27とが当
接し、クローズレバー21を介してモータ26の逆転が
強制的に阻止される。そして、ラッチ部材12がフルラ
ッチ位置に移動したことの検出、およびクローズレバー
21が待機位置まで移動したことの検出は、後述するよ
うに、コントローラ50内の第2、第3の検出手段がモ
ータ26の負荷の変化に基づいて行う。なお、第1、第
2の拘束手段は、ラッチ部材12がフルラッチ位置に移
動したとき、およびクローズレバー21が待機位置に移
動したときに、モータ26の回転を直接的に止める構成
であってもよい。
【0018】ドアクロージャ20は、コントローラ50
によって駆動制御され、ラッチ部材12のハーフラッチ
位置までの回動がハーフラッチ検出スイッチ29によっ
て検出されたときに、モータ26の正転によってクロー
ズレバー21が矢印B1方向に回動されて、ラッチ部材
12が強制的に矢印C1方向のフルラッチ位置まで回動
される。以下、このようにラッチ部材12を強制的にフ
ルラッチ位置まで回動させる動作を「クローズ動作」と
いう。その後、後述するようにラッチ部材12のフルラ
ッチ位置までの回動が検出されたときに、モータ26が
逆転し、クローズレバー21がスプリング28の力によ
って矢印B2方向に戻され、そして後述するようにクロ
ーズレバー21の待機位置までの復帰が検出されたとき
に、モータ26が停止して一連の動作を終了する。以
下、このようにクローズレバー21が待機位置まで復帰
する動作を「中立復帰動作」という。
【0019】また、ドアクロージャ20は、スライドド
ア1側と車体2側との対向部に位置する対の接触部3
2、33(図1参照)を通して、車体2側の車載バッテ
リー3(図4参照)および図示しないコントローラ等に
電気的に接続される。接触部32、33は、スライドド
ア1の開きの度合いが所定以下に小さくなったときに電
気的に接触し、スライドドア1の閉操作によってラッチ
部材12がハーフラッチ位置まで回動する以前に、電気
的な接触状態が得られるようになっている。
【0020】また、コントローラ50は、ドアクロージ
ャ20のクローズ動作中にスライドドア1のアウトサイ
ドハンドルが操作されたときに、ドアクロージャ20の
クローズ動作を中断して元の待機状態に戻す。アウトサ
イドハンドルが操作されたことの検出は、そのアウトサ
イドハンドルに連動するハンドルレバー30がハンドル
スイッチ(リミットスイッチ)31をスイッチ動作させ
ることによって行う。
【0021】B.「制御系の構成」 図4は、ドアクロージャ20の制御系を説明するための
ブロック構成図である。
【0022】コントローラ50には、中央処理部51、
車載バッテリー3の電圧を監視する電圧監視部52、定
電圧回路53、車載バッテリー3とモータ26との間の
駆動回路中に備わるリレー制御部54、モータ26の駆
動電流を検出する電流検出部55、その電流検出部55
の検出信号をA/D変換するA/D変換部56が備えら
れている。中央処理部51のフルラッチ検出部57(第
2の検出手段)と待機位置検出部58(第3の検出手
段)は、ハーフラッチ検出スイッチ29(第1の検出手
段)、ハンドルスイッチ31、およびA/D変換部56
からの検出信号に基づき、後述するように、ラッチ部材
21がフルラッチ位置に移動したことと、クローズレバ
ー21が待機位置まで移動したことを検出する。そして
中央処理部51は、後述するように、リレー制御部54
の正転リレーおよび逆転リレーを制御してモータ26を
正転および逆転させる。なお、ハーフラッチ検出スイッ
チ29とハンドルスイッチ31は、それらが機械的な接
点部を備えたマイクロスイッチであることを考慮し、そ
れらのON,OFFの状態が所定時間以上継続したこと
を条件として正規なスイッチ状態であると確認するよう
に、回路を構成することが望ましい。
【0023】C.「動作」 図8は、コントローラ50の動作手順を説明するための
メインルーチンである。
【0024】図8のメインルーチンにおいては、まず、
初期設定(ステップS1)において、後述する各種のフ
ラグをリセットすると共に、後述するエラーカウントE
をクリアする。その後、図9のクローズ開始動作のサブ
ルーチンを実行してから(ステップS2)、クローズ動
作フラグがセットされたことを条件として、図10のク
ローズ監視動作のサブルーチンを実行し(ステップS
3,4)、また中立復帰フラグがセットされたことを条
件として、図11の中立復帰監視動作のサブルーチンを
実行する(ステップS5,6)。クローズ監視動作およ
び中立復帰動作では、図12のモータロック判定のサブ
ルーチンが実行される。クローズ監視動作中におけるモ
ータロック判定動作が図4中のフルラッチ検出部57の
動作に相当し、また中立復帰動作中におけるモータロッ
ク判定動作が図4中の待機位置検出部58の動作に相当
する。そして、動作完了フラグがセットされたことを条
件として、一連のドアクロージャ20の動作を終了する
(ステップS7)。
【0025】以下においては、ドアクロージャ20の動
作をC−1.「クローズ動作」とC−2.「中立復帰動
作」に分けて説明する。
【0026】C−1.「クローズ動作」 クローズ動作は、まず、図9のクローズ開始動作のサブ
ルーチンのステップS11において、ハーフラッチ検出
スイッチ29のONを認識することによって開始する。
すなわち、その検出スイッチ29がONとなることを待
って、リレー制御部54(図4参照)の正転リレーがO
Nとされ(ステップS12)、クローズ動作フラグがセ
ットされる(ステップS13)。そして、正転リレーが
ONとなることにより、モータ26の正転駆動回路が形
成され、それが正転を開始し、クローズレバー21が図
3中の矢印B1方向に回動してクローズ動作を開始す
る。
【0027】その後、クローズ動作フラグがセットされ
たことにより、図10のクローズ監視動作のサブルーチ
ンが実行される。
【0028】まず、正転リレーがONとなってからの経
過時間が所定の異常時間以上経過するまでは、ハンドル
スイッチ31がONとなっていないことを条件として
(ステップS22)、図12のモータロック判定のサブ
ルーチンを実行する(ステップS23)。ステップS2
1において、正転リレーがONとなってから所定の異常
時間以上経過しているときは異常が生じたと判断し、ま
たステップS22において、ハンドルスイッチ31のO
Nが認識できたときはスライドドア1が開き操作された
と判断し、これらの判断がされたときは、正転リレーの
OFF(ステップS27)と逆転リレーのON(ステッ
プS28)によって、モータ26を逆転させると共に、
クローズ動作フラグのリセット(ステップS29)、中
立復帰フラグのセット(ステップS30)、逆転動作フ
ラグのリセット(ステップS31)、モータロックフラ
グのリセット(ステップS32)をする。
【0029】図12のモータロック判定のサブルーチン
においては、まず、正転リレーまたは逆転リレーがON
してからモータ26の駆動電流が安定するまでの電流安
定時間t0の経過を待て(ステップS51)、電流検出
部55によって検出されたモータ26の駆動電流Iを現
時点の駆動電流I(n)として読み込み(ステップS5
2)、クローズ動作フラグがリセットされていることを
条件として(ステップS53)、駆動電流I(n)と、
比較電流{I(n−1)+△I}とを比較する(ステッ
プS54)。比較電流{I(n−1)+△I}におい
て、I(n−1)は前回の読み込んだ駆動電流Iであ
り、その値I(n−1)よりも△I以上に駆動電流I
(n)が大いくなったときに、モータ26が過負荷状態
にあると判断して、エラーカウントE1の値を「1」だ
けカウントアップする(ステップS60)。そして、そ
のエラーカウントE1が所定の値E1maxとなったと
きに、ラッチ部材12がフルラッチ位置に拘束されてク
ローズレバー21の図3中矢印B1方向の回動が阻止さ
れたと判断して(ステップS62)、モータロックフラ
グをセットし(ステップS63)、エラーカウントE1
をクリアする(ステップS64)。
【0030】一方、駆動電流I(n)が比較電流{I
(n−1)+△I}よりも小さいときは、その駆動電流
I(n)を前回の駆動電流I(n−1)として格納し
て、次回の比較電流とする(ステップS55)。また、
ステップS54において駆動電流I(n)と比較電流
{I(n−1)+△I}とを比較する当初においては、
ステップS59にて電流I(n−1)の値を最大値に設
定する。
【0031】そして、ステップS33にてモータロック
フラグがセットされることにより、図10のステップS
24からステップS27〜S32に進み、モータ26を
逆転させて後述する中立復帰動作を開始する。
【0032】ここで、モータ26の駆動電流Iについて
説明する。
【0033】駆動電流I(n)は、図5に示すように、
モータ26の回転開始後、所定の安定時間t0が経過す
ることによって安定し、モータ26の回転が拘束された
時点t1から急上昇する。したがって、その駆動電流I
の現時点の検出値I(n)と前回の検出値I(n−1)
との差が所定の値△I以上となったとき、つまり単位時
間当たりにおける駆動電流Iの上昇が△I以上となった
ときに、モータ26が拘束された判断できる。本実施例
では、モータ26の負荷か一時的に増大した場合を考慮
し、モータ26が連続して所定時間以上拘束されてエラ
ーカウンタE1がE1maxとなったときに、ラッチ部
材がフルラッチ位置に達したためにモータ26の回転が
拘束されたと判断して、モータロックフラグをセットす
る。なお、図6に示すように、モータ26の無負荷状態
における駆動電流I(0)と駆動電流Iとを比較し、そ
れらの差が△Bよりも小さくなったときをモータ26の
回転が拘束されたときとして検出することもできる。ま
た、駆動電流Iの微分値やモータ26の回転速度の変化
から、モータ26が拘束されたことを検出することもで
きる。要は、モータ26の負荷の変化が検出できればよ
い。
【0034】また、本実施例では電源電圧の変動を考慮
し、電源電圧に応じたロック電流IRとモータ26の駆
動電流Iとの比較からもモータ26の回転が拘束された
ことを検出する。
【0035】すなわち、図12のステップS55におい
て、電源電圧監視部29(図4参照)が検出した電源電
圧を読み込み、その電源電圧に対応するロック電流IR
をロック電流テーブルから読み出す(ステップS5
7)。そのテーブルには、図7に示すように電源電圧と
ロック電流IRとが対応付けられている。そして、読み
出したロック電流IR以上に駆動電流I(n)が大きく
なったときに、モータ26が過負荷状態にあると判断し
て(ステップS58)、エラーカウントE2の値を
「1」だけカウントアップする(ステップS65)。そ
して、そのエラーカウントE2が所定の値E2maxと
なったときに、ラッチ部材12がフルラッチ位置に拘束
されたためにクローズレバー21の図3中矢印B1方向
の回動が阻止されたと判断して(ステップS66)、モ
ータロックフラグをセットし(ステップS63)、エラ
ーカウントE2をクリアする(ステップS64)。つま
り、モータ26の負荷か一時的に増大した場合を考慮
し、モータ26が連続して所定時間以上拘束されてエラ
ーカウンタE2がE2maxとなったときに、ラッチ部
材12がフルラッチ位置に達したためにモータ26の回
転が拘束されたと判断する。
【0036】なお、図10のステップS24にて、モー
タロックフラグがセットされていないときは、逆転動作
フラグがセットされていないこと、およびハーフラッチ
検出スイッチ29がOFFであることを条件として(ス
テップS25,33)、逆転動作フラグをセットする
(ステップS34)。したがって、逆転動作フラグは、
ラッチ部材12がハーフラッチ位置からフルラッチ位置
に向かって回動中のときにセットされることになる。こ
のようにして逆転動作フラグがセットされた後、ステッ
プS26において、ハーフラッチスイッチ29の2回目
のONが認識できたとき、つまり前述したように、ラッ
チ部材がフルラッチ位置まで回動したことがハーフラッ
チスイッチ29によって検出されたときに、ステップS
26からステップS27〜S32に進み、モータ26を
逆転させて後述する中立復帰動作を開始する。
【0037】C−2.「中立復帰動作」 前述したようにモータ26が逆転されることにより中立
復帰動作が開始し、また、そのときに中立復帰フラグが
セットされることにより、図8のステップS5からステ
ップS6に進み、図11の中立復帰監視動作を実行す
る。
【0038】まず、逆転リレーがONとなってからの経
過時間が所定の異常時間以上経過するまでは、前述した
図12のモータロック判定のサブルーチンを実行する
(ステップS72)。ステップS21において、逆転リ
レーがONとなってから所定の異常時間以上経過してい
るときは異常が生じたと判断して、動作完了フラグをセ
ットし(ステップS74)、また逆転リレーをOFFに
して(ステップS75)モータ26の逆転を停止させる
と共に、モータロックフラグをリセットする(ステップ
S76)。
【0039】図12のモータロック判定のサブルーチン
においては、前述したクローズ動作中の場合と同様にモ
ータ26の駆動電流Iの変化を監視する。そして、その
監視結果に基づき、クローズレバー21が待機位置まで
回動したこと、つまり出力ギア24が取り付けブラケッ
ト27の内面に当接してモータ26の逆転が拘束された
ことを検出して、モータロックフラグをセットする。そ
のモータロックフラグがセットされることにより、図1
1のステップS73からステップS74〜S76に進
み、動作完了フラグのセットし、また逆転リレーをOF
Fにしてモータ26の逆転を停止させると共に、モータ
ロックフラグをリセットする。
【0040】(第2実施例)上述した第1実施例では、
クローズレバー21が待機位置まで復帰したときに、出
力ギア24が取り付けブラケット27の内面に強く当接
し、またドアクロージャ20が動作していないときは、
それらの当接状態が常に保持されることになる。本実施
例は、このような当接状態が長時間にわたって保持され
ることを回避して、クローズレバー21の駆動機構など
に対する負荷を軽減する。
【0041】そのため、本実施例では、前述した第1実
施例の中央処理部51が図14のクローズ開始動作と図
15の中立復帰監視動作を実行する。それらの動作は、
第1実施例の場合と同様に図8のステップS2とS6に
て実行される。その他の動作は前述した第1実施例と同
様である。
【0042】まず、図14のクローズ開始動作では、後
述する逆転モードフラグが初期設定のリセット状態であ
ること、およびハーフラッチ検出スイッチ29がONさ
れたことを条件として(ステップSA11、12)、ク
ローズ動作を開始する。すなわち、その検出スイッチ2
9がONとなることを待って、リレー制御部54(図4
参照)の逆転リレーがONとされ(ステップSA1
3)、逆転モードフラグがセットされる(ステップSA
14)。そして、逆転リレーがONとなることにより、
モータ26の逆転駆動回路が形成され、それが逆転を開
始し、クローズレバー21が前述した第1実施例とは逆
に図3中の矢印B2方向に回動する。これは、後述する
ように、本実施例におけるクローズレバー21の待機位
置が前述した第1実施例の待機位置から矢印B2方向に
所定量だけずれているからである。そこで、本実施例に
おけるクローズレバー21の待機位置を第2待機位置と
いい、前述した第1実施例におけるクローズレバー21
の待機位置を第1待機位置という。したがって、クロー
ズレバー21がクローズ開始動作の初期において矢印B
1方向に回動することは、第2待機位置から第1待機位
置に戻ることになる。
【0043】その後、逆転モードフラグがセットされた
ことにより、ステップSA11からステップSA15に
進み、前述した図12のモータロック判定のサブルーチ
ンを実行する。そして、このモータロック判定におい
て、前述したようにモータ26の駆動電流Iの変化を監
視して、モータ26の回動が拘束されたこと、つまりク
ローズレバー21が第2待機位置から第1待機位置まで
回動したことを検出して、モータロックフラグをセット
する。そのモータロックフラグがセットされたときは、
逆転リレーのOFF(ステップSA17)、正転リレー
のON(ステップSA18)、逆転モードフラグのリセ
ット(ステップSA19)、クローズ動作フラグのセッ
ト(ステップSA20)によって、前述した第1実施例
と同様のクローズ動作を開始する。
【0044】次に、本実施例における図14の中立復帰
監視動作では、逆転リレーがONとなってからの経過時
間が所定の以上時間以上経過するまでは、後述する待機
動作フラグがセットされていないことを条件として、前
述した図12のモータロック判定のサブルーチンを実行
する(ステップSA72)。ステップSA71におい
て、逆転リレーがONとなってから所定の以上時間以上
経過しているときは異常が生じたと判断し、後述するス
テップSA75に進む。
【0045】ステップSA73のモータロック判定にお
いては、前述したようにモータ26の駆動電流Iの変化
を監視して、モータ26の逆転が拘束されたこと、つま
りクローズレバー21が第1待機位置まで回動復帰した
ことを検出して、モータロックフラグをセットする。そ
して、そのモータロックフラグがセットされたときは、
待機動作フラグをセット(ステップSA75)、逆転リ
レーをOFF(ステップSA76)、正転リレーをON
(ステップSA77)してモータ26を正転させると共
に、タイマーTの設定時間をセットする(ステップSA
78)。これにより、クローズレバー21が第1待機位
置から第2待機位置に向かって図3中の矢印B1方向に
回動する。
【0046】タイマーTは、そのクローズレバー21の
矢印B1方向の回動量を規制すべく、モータ26の正転
時間を規制する。そのクローズレバー21の矢印B1方
向の回動量は、クローズレバー21が取り付けブラケッ
ト27の内面から所定距離離れて、それらの当接状態が
解除される量であり、その回動に要する時間に相当する
タイマーTの設定時間が経過したときに、後述するよう
にタイマーTがタイムアップして、クローズレバー21
が第2待機位置にて停止するようになっている。ところ
で、モータ26の単位時間当たりの回動量は、その駆動
電圧に応じて変化する。そこで、本実施例では、電圧監
視部52(図4参照)によって検出した車載バッテリー
3の電圧に応じて、図13のようにタイマーTの設定時
間をセットする。
【0047】そして、待機動作フラグがされた後は、ス
テップSA72からステップSA79に進み、タイマー
Tのタイムアップを待って、待機動作フラグのリセット
(ステップSA80)、正転リレーのOFF(ステップ
SA81)、動作完了フラグのセット(ステップSA8
2)をする。
【0048】(その他の実施例)ドアクロージャ20の
クローズ動作中におけるモータ26の負荷がドアクロー
ジャ20の復帰動作中よりもきわめて大きいことを考慮
し、待機位置検出部58の検出感度を敏感とするよう
に、待機位置検出部58のしきい値をフルラッチ検出部
57よりも小さく設定する。このことにより、検出部5
7、58は、それぞれ最適な感度でモータ26の負荷の
変化を検出できることになる。
【0049】また、検出部57、58はモータ26の負
荷の変化を監視することになるため、それらの検出部5
7、58によって、スライドドア1に異物が挟まれたこ
とを検出することもできる。スライドドア1を閉じると
きに異物が挟まれた場合、モータ26の負荷が増大する
からである。異物の挟み込みを検出したときは、直ちに
モータ26を停止させたり、逆転させることによって、
安全性を確保することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドアクロ
ージャは、ドアロック装置のラッチ部材がフルラッチ位
置に移動したとき、およびラッチ部材を作動させるため
の移動材としてのクローズレバーなどが待機位置に復帰
したときに、その移動体を駆動する電動モータの動きを
強制的に止め、そのときの電動モータの負荷の変化か
ら、ラッチ部材がフルラッチ位置に移動したこと、およ
び移動体が待機位置に移動したことを検出する構成であ
るから、ドアクロージャの動作タイミングを決定するた
めの検出手段を簡易に構成して、ドアクロジャ自体の構
成の簡素化、小型化、低価格化を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のドアクロージャを備えた
車両用スライドドアの側面図である。
【図2】図1に示すドアクロージャの斜視図である。
【図3】図2のIII 矢視図である。
【図4】本発明の第1実施例の制御系のブロック構成図
である。
【図5】図1に示すモータの駆動電流の変化に基づくモ
ータロックの判定方法の説明図である。
【図6】図1に示すモータの駆動電流の変化に基づくモ
ータロックの他の判定方法の説明図である。
【図7】図1に示すモータのロック電流と電源電圧との
関係の説明図である。
【図8】本発明の第1実施例のドアクロージャの動作を
説明するためのフローチャートである。
【図9】図8におけるクローズ開始動作を説明するため
のフローチャートである。
【図10】図8におけるクローズ監視動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図11】図8における中立復帰監視動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図12】図10および図11におけるモータロック判
定の動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明の第2実施例のドアクロージャに備わ
るタイマーの設定時間の説明図である。
【図14】本発明の第2実施例におけるクローズ開始動
作を説明するためのフローチャートである。
【図15】本発明の第2実施例における中立復帰監視動
作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 スライドドア 10 ドアロック装置 11 ベース部材 12 ラッチ部材 20 ドアクロージャ 21 クローズレバー 26 モータ 29 ハーフラッチ検出スイッチ(第1の検出手段) 50 コントローラ 55 電流検出手段 57 フルラッチ検出部(第2の検出手段) 58 待機位置検出部(第3の検出手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアロック装置のラッチ部材がハーフラ
    ッチ位置に移動したことを第1の検出手段が検出したと
    きに、電動モータによって駆動される移動体を介して前
    記ラッチ部材をフルラッチ位置の方向に移動させ、前記
    ラッチ部材がフルラッチ位置まで移動したことを第2の
    検出手段が検出したときに、前記電動モータによって前
    記移動体を待機位置の方向に移動させ、前記移動体が待
    機位置まで復帰したことを第3の検出手段が検出したと
    きに、前記電動モータの駆動を停止させるドアクロージ
    ャにおいて、 前記ラッチ部材がフルラッチ位置まで移動したときに前
    記電動モータの動きを阻止する第1の阻止手段と、 前記移動体が待機位置まで移動したときに前記電動モー
    タの動きを阻止する第2の阻止手段とを備え、 前記第2の検出手段は、前記第1の阻止手段によって前
    記電動モータの動きが阻止されたときの該電動モータの
    負荷の変化を検出するものであり、 前記第3の検出手段は、前記第2の阻止手段によって前
    記電動モータの動きが阻止されたときの該電動モータの
    負荷の変化を検出するものであることを特徴とするドア
    クロージャ。
  2. 【請求項2】 前記第2、第3の検出手段は、前記モー
    タの駆動電流の変化を検出するものであることを特徴と
    する請求項1に記載のドアクロージャ。
  3. 【請求項3】 前記第2の検出手段は、前記モータの駆
    動電流が所定の第1のしきい値を越えたときを前記ラッ
    チ部材がフルラッチ位置に移動したときとして検出し、 前記第3の検出手段は、前記モータの駆動電流が前記第
    1のしきい値よりも小さな第2のしきい値を越えたとき
    を前記移動体が待機位置に移動したときとして検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載のドアクロージャ。
  4. 【請求項4】 前記第3の検出手段によって前記移動体
    が待機位置に移動したことが検出されたときに、前記モ
    ータによって前記移動体を所定量だけ前記待機位置から
    離間する方向に移動させる手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1から3のいずれかに記載のドアクロージャ。
  5. 【請求項5】 前記第1の検出手段によって前記ラッチ
    部材がハーフラッチ位置に移動したことが検出された直
    後に、前記モータによって前記移動体を所定量だけ前記
    待機位置の方向に移動させる手段を備えたことを特徴と
    する請求項4に記載のドアクロージャ。
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