JPH0816547B2 - 湯張り装置 - Google Patents

湯張り装置

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JPH0816547B2
JPH0816547B2 JP3329113A JP32911391A JPH0816547B2 JP H0816547 B2 JPH0816547 B2 JP H0816547B2 JP 3329113 A JP3329113 A JP 3329113A JP 32911391 A JP32911391 A JP 32911391A JP H0816547 B2 JPH0816547 B2 JP H0816547B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湯張り装置に関するもの
で、湯張り用の通水路と浴槽側壁を接続する浴槽金具が
適正位置からずれて配設されても、該浴槽金具を基準と
した湯張り設定水位が補正できるようにし、これによ
り、浴槽金具の配設誤差に影響されることなく適正な水
位までの湯張りが行えるようにしたものである。
【0002】
【従来技術及び課題】浴槽内水位が設定水位に達した際
に自動的に湯張り動作を停止させる自動湯張り機能を具
備する風呂装置として特願平3ー291427号の発明
を提案した。これは図1に示すように構成されており、
追焚き用熱交換器(22)と浴槽(2)はこれら両者間を循環
する追焚き回路(21)で繋がれている。又、該追焚き回路
(21)に於ける追焚き用熱交換器(22)の上流側には温度セ
ンサ(40),水位センサ(41)及び切替弁(25)が上流側から
順次配設されていると共に、上記追焚き用熱交換器(22)
の下流側には水流スイッチ(F) が挿入されている。
【0003】追焚き回路(21)に於ける切替弁(25)の部分
には、給湯用熱交換器(26)を経由する給湯回路(27)が接
続されており、該給湯回路(27)には湯張り弁(28)と逆流
防止装置(29)が挿入されている。又、上記給湯回路(27)
には流量カウンタ(10)が挿入されている。上記各部品は
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)を
組込んだ制御回路(3)に電気接続されていると共に、該
制御回路(3)には浴室壁面に配設したリモコン装置(18)
が配線接続されており、更に該リモコン装置(18)には湯
張り水位を設定する水位設定器(17)が設けられている。
【0004】上記先行技術の風呂装置では、水位設定器
(17)で湯張り水位を設定すると、該設定水位まで浴槽に
湯張りするのに必要な水量を制御回路(3)のマイコンが
演算すると共に、該必要水量を浴槽(2)に供給する湯張
り動作を実行する。以下、更に詳述する。図4に示すよ
うに、操作スイッチ(19)を操作するとポンプ(P) を駆動
して水流スイッチ(F) の出力を判断する(図面符号(51)
〜(53)のステップ参照)。そして、水流スイッチ(F) が
OFF信号を出して浴槽(2)内に残留水が存在しないと
判断される場合には、ポンプ(P) を停止させると共に判
定フラグ(f) (初回の湯張り動作時には「0」にセット
されている)の内容を確認して器具設置後の最初の湯張
り動作か否かを判断する(図面符号(53)〜(55)のステッ
プ参照)。そして、図面符号(55)のステップに於いて現
在実行している湯張り動作が器具設置後の最初の湯張り
動作であること(f=0)が確認できると、判定フラグ
(f) を「1」にセットした後に一回当り10リットルと
定められた量の温水を浴槽(2)に供給する動作とポンプ
(P) を駆動して水流スイッチ(F) の出力を判断する動作
を交互に繰返す(図面符号(56)(57)(58)(59)(60)のステ
ップ参照)。そして、ポンプ(P) を駆動した際に水流ス
イッチ(F) がON信号を出して浴槽側壁の浴槽金具(20)
部分まで水位が上昇していることが確認できると、浴槽
金具(20)が水没するまで浴槽(2)に供給した温水量Q
(流量カウンタ(10)の計測水量)を金具下水量W0とし
てマイコン内に記憶させると共に、その時点に於ける水
位センサ(41)の検知水位h0 をマイコン内に記憶させる
(図面符号(61)(62)のステップ参照)。又、上記水流ス
イッチ(F) がON信号を出した時点に於ける水位センサ
(41)の検知水位h0 とこれから更に20リットルの温水
を浴槽(2)に供給した後の水位センサ(41)の検知水位h
1 の水位差ΔYを利用して単位高さ当りの浴槽体積(以
下、単位体積WH1 という)を演算すると共に浴槽(2)
の底面から浴槽金具(20)までの金具高さH0 を演算す
る。即ち、「単位体積WH1 =(20/水位差ΔY)」
及び「金具高さH0 =金具下水量W0 /単位体積WH1
」を演算するのである(図面符号(621) (622)(63) の
ステップ参照)。爾後、上記単位体積WH1 及び浴槽金
具(20)部分を基準として設定された設定水位L等を利用
して浴槽(2)に供給する必要のある必要湯量Wを演算す
る。即ち、必要湯量W=単位体積WH1 ×(設定水位L
−水位差ΔY)を演算し、該必要湯量Wの温水を浴槽
(2)に供給して初回湯張り動作を完了させる(図面符号
(66)(67)のステップ参照)。
【0005】次に、器具設置後の二回目以降の湯張り
(以下、通常湯張りと言う)の動作について説明する。
浴槽(2)への湯張り水位は、水位設定器(17)で複数レベ
ル(同図のものでは第1レベルL1 〜第7レベルL7 )
の範囲で設定できるようになっているが、上記水位設定
器(17)で設定水位L(前記複数レベル中の特定レベル)
をセットすると、該設定水位Lは浴槽金具(20)を基準に
した水位としてマイコン内で処理される。
【0006】さて、設定水位Lを水位設定器(17)でセッ
トして通常湯張り動作を開始させると、浴槽(2)内に残
留水が存在しない場合には、図面符号(55)のステップか
ら必要湯量Wを演算する図面符号(72)のステップに制御
動作が分岐せしめられる。即ち、浴槽(2)の底面から浴
槽金具(20)までの金具高さH0 と該浴槽金具(20)部分の
高さを基準にした設定水位Lを加算して浴槽底面を基準
にした水位に換算し、該浴槽底面を基準にした水位と単
位体積WH1 (単位高さ当りの浴槽内体積)を掛算して
湯張りに必要な必要湯量Wを求める。つまり、「必要湯
量W=(設定水位L+金具高さH0 )×単位体積WH1
」を演算するのである。
【0007】そして、上記必要湯量Wの温水を浴槽(2)
に供給する図面符号(67)のステップを実行すると、浴槽
(2)への通常湯張り動作が終了する。このものでは、水
位設定器(17)でセットする設定水位Lは浴槽金具(20)部
分を基準とした水位であることから、浴槽(2)を家屋の
二階等に設置して該浴槽(2)と器具本体(1) の設置高さ
が相対的に大きくずれることがあって湯張りできる利点
がある。
【0008】しかしながら、上記先行技術のものでは浴
槽(2)の底面から測定した湯張り水位が、設置する浴槽
毎に相違すると言う問題があった。上記問題点について
更に詳述すると、浴槽(2)の側壁に対する追焚き回路(2
1)の接続位置すなわち浴槽金具(20)の取付位置は設置す
る浴槽(2)毎に若干相違するのが通常である。他方、上
記したように水位設定器(17)による設定水位Lは浴槽金
具(20)を基準にした水位であることから、基準となる実
際の浴槽金具(20)の取付け高さがその標準取付高さたる
金具基準高さHに対して変化すると、該変化分だけ浴槽
底壁から測定した湯張り水位も変動することとなる。従
って、水位設定器(17)で設定水位Lを設定しても、上記
浴槽金具(20)の取付け高さの誤差だけ浴槽(2)の底面を
基準とした水位に狂いが生じて適正な湯張りが行えない
のである。
【0009】本発明は上記の点に鑑みて成されたもの
で、『浴槽(2)への給湯量を測定する流量カウンタ(10)
と、湯張り用の通水路を浴槽側壁に接続する浴槽金具(2
0)部分を基準にした湯張り設定水位Lを設定する水位設
定器を具備する湯張り装置』において、設置する浴槽
(2)毎に該浴槽底壁から測定した湯張り水位が変化しな
いようにすることをその課題とする。
【0010】
【手段】上記課題を解決する為の本発明の技術的手段を
図3の概念図に基づいて説明すると、本発明の技術的手
段は、『浴槽金具(20)が浴槽内水に水没した際に水没信
号を出力する水没監視手段(12)と、湯張り開始時から上
記水没信号が出るまで流量カウンタ(10)が計測した金具
下水量W0 を単位高さ当りの浴槽内体積たる単位体積W
H1 で割算して浴槽底壁から測定した浴槽金具(20)の金
具高さH0 を演算する金具高さ演算手段(13)と、該金具
高さ演算手段(13)が出力する金具高さH0と予め定めら
れた浴槽金具(20)の金具基準高さHとの誤差ΔHを演算
する配設誤差演算手段(14)を設け、該配設誤差演算手段
(14)が演算する誤差ΔHを水位設定器(17)の設定水位L
に加減算することにより該設定水位Lを補正するように
した』ことである。
【0011】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。浴槽
(2)への湯張り動作が開始すると、既述従来のものと同
様に浴槽(2)への給湯量を流量カウンタ(10)が計測し始
める。浴槽(2)への湯張り動作が継続して浴槽金具(20)
が水没すると、該水没状態を水没監視手段(12)が検知し
て該水没監視手段(12)が水没信号を出力する。
【0012】すると、上記湯張り開始時から前記浴槽金
具(20)の水没信号が水没監視手段(12)から出されるまで
流量カウンタ(10)が計測した金具下水量W0 を単位体積
WH1 (単位高さ当りの浴槽内体積)で割算する。即
ち、浴槽底壁から測定した浴槽金具(20)の実際の配設高
さとしての金具高さH0 を演算するのである。次に、上
記配設誤差演算手段(14)が出力する金具高さH0 と予め
定められた浴槽金具(20)の適正高さたる金具基準高さH
との誤差ΔHを配設誤差演算手段(14)が演算し、該誤差
ΔHを上記水位設定器(17)でセットした設定水位Lに加
減算すると浴槽金具(20)の取付け位置の変化に応じて設
定水位Lの補正が行える。
【0013】
【効果】本発明は次の特有の効果を有する。浴槽金具(2
0)の配設高さが予め定められた金具基準高さHから変化
することがあっても該変化に応じて設定水位Lが補正さ
れるから、浴槽底壁から測定した湯張り水位が変わる不
都合がない。
【0014】
【実施例】次に上記した本発明の実施例を図面に従って
説明する。浴槽(2)と器具本体(1) 及びこれらの接続関
係等は既述した図1のものと同様に構成されている。器
具本体(1) の制御回路(3)に組込まれたマイコン内には
図2に示す如き内容の制御プログラムが格納されてお
り、本発明を適用した風呂装置の動作を器具設置後の最
初の初回湯張り動作時とその後の通常湯張り動作時とに
場合分けして説明する。 [初回湯張り動作について] (ア).器具設置後に電源を接続すると、器具設置後の
最初の湯張り動作か否かを判断する為に使用する判定フ
ラグ(f) を「0」にセットする(図面符号(50)のステッ
プ参照)。 (イ).次に、既述従来のものと同様に操作スイッチ(1
9)の操作を監視してこれが操作されるとポンプ(P) を駆
動して水流スイッチ(F) の出力を判断する(図面符号(5
1)〜(53)のステップ参照)。そして、上記水流スイッチ
(F) がOFF信号を出して浴槽(2)内に残留水が存在し
ないと判断される場合には、ポンプ(P) をOFFにする
と共に最初に「0」に設定した判定フラグ(f) の内容を
確認して器具設置後の最初の湯張り動作か否かを判断す
る(図面符号(53)〜(55)のステップ参照)。そして、図
面符号(55)のステップを実行した際に現在実行している
湯張り動作が器具設置後の最初の湯張り動作であること
(f=0)が確認できると、判定フラグ(f) を「1」に
セットした後に10リットルの湯張りとポンプ(P) の駆
動を交互に繰返し、ポンプ(P)を駆動させた際に水流ス
イッチ(F) がON信号を出すと、ポンプ(P) を停止させ
てその時点に於ける流量カウンタ(10)の出力、即ち、浴
槽金具(20)が水没するまで浴槽(2)に供給した温水量Q
を金具下水量W0 としてマイコン内に記憶させる。又、
その時点に於ける水位センサ(41)の検知水位h0 をマイ
コン内に記憶させる(図面符号(55)〜(62)のステップ参
照)。そして、この実施例では、浴槽(2)に10リット
ル単位で湯張りする動作とポンプ(P) の駆動を間欠的に
繰返して水流スイッチ(F) の出力を調べる図面符号(59)
のステップを実行する制御回路(3)のマイコン内の機能
部が既述技術的手段の項に記載の水没監視手段(12)に対
応している。
【0015】尚、浴槽(2)に10リットルの湯張り動作
を行う際には、給湯用ガスバーナ(24)を燃焼させると共
に給湯回路(27)の湯張り弁(28)を開弁し、更に流量カウ
ンタ(10)の計測水量を監視しながら浴槽(2)に給湯する
ことにより行う。 (ウ).上記浴槽金具(20)が水没すると、更に湯張り弁
(28)を開弁すると共に流量カウンタ(10)の出力を監視し
ながら浴槽(2)に20リットルの給湯を行う(図面符号
(621) のステップ参照)。そして、該20リットルの給
湯を行った後の水位センサ(41)の検知水位h1 をマイコ
ン内に記憶させる。 (エ).次に、浴槽金具(20)が水没した時にマイコン内
に記憶させた検知水位h0 と現在の浴槽内水位を示す水
位センサ(41)の検知水位h1 の水位差ΔYを演算する
(図面符号(622) のステップ参照)。又、上記浴槽金具
(20)の水没後に浴槽(2)へ供給した温水量としての20
リットルを上記水位差ΔYで割り算して単位高さ(例え
ば1cm)当りの浴槽内体積としての単位体積WH1 を演
算するとともに、金具下水量W0 を単位体積WH1 で割
算して浴槽(2)の底面から浴槽金具(20)までの金具高さ
H0 を演算する(図面符号(623) のステップ参照)。 (オ).次に、浴槽金具(20)を浴槽(2)の側壁に配設す
る適正位置として予め定められた金具基準高さHと上記
浴槽金具(20)の実際の金具高さH0 のずれとしての誤差
ΔHを演算する。
【0016】即ち、誤差ΔH=金具基準高さH−金具高
さH0 を演算するのである(図面符号(624) のステップ
参照)。そして水位設定器(17)でセットした設定水位L
に上記誤差ΔHを加算することにより、浴槽金具(20)の
配設誤差に基づいて設定水位Lを補正して該補正後の水
位を新たな設定水位Lとしてマイコン内に記憶させる
(図面符号(625) のステップ参照)。すると、金具高さ
H0 から補正後の設定水位Lまで湯張りした際の湯張り
水位(浴槽底面から測定した水位)は、浴槽金具(20)の
配設位置として予め定められた金具基準高さHから補正
前の設定水位まで湯張りしたときの湯張り水位(浴槽底
面から測定した水位)と等しくなり、上記補正後の設定
水位Lは浴槽金具(20)の配設誤差が無い場合に於ける適
正湯張り水位を示すこととなる。これにより、浴槽(2)
の側壁に対する浴槽金具(20)の取付け高さが金具基準高
さHからずれることがあっても浴槽(2)底壁から測定し
た湯張り水位が設置する浴槽毎に変化する不都合がな
い。そして、上記補正後の設定水位Lを利用して以後浴
槽(2)に補充する必要のある必要湯量Wを演算する。即
ち、必要湯量W=(設定水位L×単位体積WH1 −2
0)を演算するのである(図面符号(626) のステップ参
照)。
【0017】尚、この実施例では、上記金具高さH0 を
演算するマイコン内の機能部が既述技術的手段に記載の
金具高さ演算手段(13)に対応している。又、上記金具高
さH0 と金具基準高さHの差を演算して誤差ΔHを求め
るマイコン内の機能部が既述技術的手段の項に記載の配
設誤差演算手段(14)に対応している。 (カ).次に、上記演算した必要湯量Wの量の温水を浴
槽(2)に供給する(図面符号(67)のステップ参照)と、
初回湯張り動作が完了し、以後操作スイッチ(19)の操作
を監視する図面符号(51)のステップに制御動作が戻され
る。 [通常湯張り動作について] (ア).浴槽(2)の側壁の浴槽金具(20)が水没しておら
ず該浴槽(2)内に残留水が滞留していないと判断できる
場合には、図面符号(53)のステップに於いて水流スイッ
チ(F) のOFF信号を検出し更に判定フラグ(f) を判断
した際(図面符号(55)のステップ参照)に該判定フラグ
(f) が「0」でないことが確認できる。即ち、該判定フ
ラグ(f) は初回湯張り動作時に実行した図面符号(56)の
ステップにおいて「1」にセットされていることが確認
できるのである。尚、図面符号(53)のステップにおいて
水流スイッチ(F) のON信号が出ている場合には、その
時点における浴槽内水位を検知する水位センサ(41)の出
力と、更に、上記した単位体積WH1 等を利用して浴槽
(2)に供給する必要のある必要湯量Wを演算し、該必要
湯量Wを浴槽(2)に供給する。 (イ).図面符号(55)のステップで判定フラグ(f) が
「0」でなく、現在実行している湯張り動作が通常湯張
り動作であると判断される場合には、既述した補正後の
設定水位Lと上記した初回湯張り動作時に求めた金具下
水量W0 を利用して浴槽(2)に供給する必要のある必要
湯量Wを演算する。即ち、浴槽金具(20)の実際の金具高
さH0 まで湯張りするのに必要な金具下水量W0 と、上
記設定水位Lに単位体積WH1 を掛算して求めた水量を
加えて必要湯量Wを演算する(図面符号(68)のステップ
参照)。そして、該必要湯量Wを浴槽(2)に供給すると
通常湯張り動作が完了する(図面符号(67)のステップ参
照)。すると、上記補正後の設定水位Lまで湯張りした
ときの湯張り水位は金具基準高さHから補正前の設定水
位まで湯張りした際の湯張り水位、即ち浴槽金具(20)の
配設位置が適正位置からずれていないとした場合におけ
る湯張り水位と同一になっていることから、浴槽金具(2
0)の取付け位置のずれに関わらず適正な水位まで湯張り
が行える。
【0018】上記実施例では、金具基準高さHと浴槽底
壁から測定した浴槽金具(20)の実際の金具高さH0 (金
具下水量W0 /単位体積WH1 )の差を誤差ΔHとした
が、該誤差に補正係数(例えば0.5)を掛算したもの
を誤差ΔHとして採用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】風呂装置の構成図
【図2】本発明実施例の説明図
【図3】本発明の概念図
【図4】先行技術の説明図
【符号の説明】
(2)・・・浴槽 (10)・・・流量カウンタ (20)・・・浴槽金具 (41)・・・水位センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽(2)への給湯量を測定する流量カウ
    ンタ(10)と、湯張り用の通水路を浴槽側壁に接続する浴
    槽金具(20)部分を基準にした湯張り設定水位Lを設定す
    る水位設定器を具備する湯張り装置において、浴槽金具
    (20)が浴槽内水に水没した際に水没信号を出力する水没
    監視手段(12)と、湯張り開始時から上記水没信号が出る
    まで流量カウンタ(10)が計測した金具下水量W0 を単位
    高さ当りの浴槽内体積たる単位体積WH1 で割算して浴
    槽底壁から測定した浴槽金具(20)の金具高さH0 を演算
    する金具高さ演算手段(13)と、該金具高さ演算手段(13)
    が出力する金具高さH0 と予め定められた浴槽金具(20)
    の金具基準高さHとの誤差ΔHを演算する配設誤差演算
    手段(14)を設け、該配設誤差演算手段(14)が演算する誤
    差ΔHを水位設定器(17)の設定水位Lに加減算すること
    により該設定水位Lを補正するようにした湯張り装置。
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