JPH08163823A - 送風機 - Google Patents

送風機

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JPH08163823A
JPH08163823A JP29730894A JP29730894A JPH08163823A JP H08163823 A JPH08163823 A JP H08163823A JP 29730894 A JP29730894 A JP 29730894A JP 29730894 A JP29730894 A JP 29730894A JP H08163823 A JPH08163823 A JP H08163823A
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JP
Japan
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motor
cooling
cooling air
blower
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP29730894A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Tomizawa
沢 勝 美 富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKUSHU DENSO KK
Original Assignee
TOKUSHU DENSO KK
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Publication date
Application filed by TOKUSHU DENSO KK filed Critical TOKUSHU DENSO KK
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  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータおよび回路部を冷却する機能を保ちつ
つ、浸水による回路部の破壊を防ぐことができる送風機
を提供する。 【構成】 モータ2で駆動されるファン3により送られ
る空気の一部をモータケース4内に導く冷却用通風路2
2を備えた送風機において、冷却用通風路22の外側に
モータ駆動用の回路部6を設けた送風機1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両用空調機の
ブロアとして用いられる送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の送風機としては、
モータと、このモータにより駆動されるファンと、ファ
ンにより送られる空気の一部をモータケース内に導く冷
却用通風路を備えると共に、冷却用通風路内にモータ駆
動用の回路部を配置し、冷却用通風路を流れるモータ冷
却用の空気によって回路部をも冷却するようにしたもの
があった。このような送風機は、例えば、実開平1−1
47659号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな従来の送風機にあっては、ファンケースの吸入口な
どから水が浸入した際に、その水が冷却用通風路にまで
入り込んで回路部を破壊する恐れがあり、このような不
具合を解決することが課題であった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来の課題に着目して成
されたもので、モータおよび回路部を冷却する機能を保
ちつつ、浸水による回路部の破壊を防ぐことができる送
風機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる送風機
は、モータで駆動されるファンにより送られる空気の一
部をモータケース内に導く冷却用通風路を備えた送風機
において、請求項1として、冷却用通風路の外側にモー
タ駆動用の回路部を設けた構成とし、請求項2として、
冷却用通風路を熱伝導性の良い材料で形成した構成と
し、請求項3として、冷却用通風路に放熱面積拡大用の
フィンを設けた構成とし、請求項4として、フィンを冷
却用通風路の内側に形成した構成とし、請求項5とし
て、冷却用通風路に回路部取付け用のガイド部を設けた
構成としており、上記構成を課題を解決するための手段
としている。
【0006】
【発明の作用】本発明に係わる送風機では、請求項1の
ように冷却用通風路の外側に回路部を設けることによ
り、冷却用通風路内に浸水が生じても回路部には何ら影
響を及ぼすことがなくなる。
【0007】また、請求項2のように冷却用通風路を熱
伝導性の良い材料で形成することにより、回路部の冷却
機能が高められ、請求項3のように冷却用通風路にフィ
ンを設けることにより、放熱面積を拡大して回路部の冷
却機能がより一層高められ、請求項4のようにフィンを
冷却用通風路の内側に設けることにより、冷却用通風路
外側への突出部分をなくして冷却用通風路ならびに全体
の小型化が図られ、さらに、請求項5のように冷却用通
風路に回路部取付け用のガイド部を設けることにより、
冷却用通風路に対する回路部の取付けが容易になる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明に係わる送風
機の一実施例を説明する。
【0009】図1および図2に示す送風機1は、車両用
空調機のブロアとして用いられるものであって、モータ
2で駆動されるファン3により送られる空気の一部をモ
ータケース4内に導く冷却用通風路22を備えており、
この冷却用通風路22の外側にモータ駆動用の回路部6
が設けてある。回路部6は、例えばモータ駆動用回路を
構成する半導体素子である。
【0010】モータ2は、図3に示すように、内側に磁
石7を固定した有底円筒状のモータヨーク8、モータヨ
ーク8の開口端部に取付けたエンドブラケット9、電機
子10、整流子11、および整流子11に対するブラシ
(図示せず)を備えたブラシホルダ12などで構成して
あって、モータヨーク8およびエンドブラケット9には
電機子10の出力軸13を保持する軸受14,15が設
けてあり、モータヨーク8から突出している出力軸13
の先端部分にファン3が取付けてある。
【0011】また、モータヨーク8の底部および同モー
タヨーク8とエンドブラケット9の間には、モータ2の
内外を連通させる開口部16,17が設けてある。
【0012】モータケース4は、モータ2に対して、エ
ンドブラケット9およびモータヨーク8の側部を覆う概
略有底円筒状を成すと共に、その側部にフランジ部18
を有しており、モータヨーク8の外側に嵌合したのち、
側部に設けた複数のねじ19によって固定される。
【0013】このモータケース4には、モータ2のエン
ドブラケット9側の開口部17に対応する位置に連通口
20が形成してあり、フランジ部18には、連通口20
に対応する円周上の位置に、ファン3による送風側と冷
却用通風路22側とを連通させる通気口21が形成して
ある。この通気口21には当該送風機1に接続するエア
ダクトから分岐させたホースなどを連結するようにして
もよい。
【0014】また、モータケース4には、連通口20お
よび通気口21に対応する位置に冷却用通風路22の取
付け部23が設けてある。この取付け部23は、モータ
ケース4の側部からフランジ部18にかけて一体的に形
成してある。さらに、フランジ部18には、取付け部2
3に隣接して、図示しないモータ駆動用回路のプリント
基板などを取付けるためのベース24が形成してある。
【0015】冷却用通風路22は、例えば金属などの熱
伝導性の良い材料で形成してある。冷却用通風路22
は、図4にも示すようにモータケース4の通気口21か
ら連通口20に至るものであって、両端部に、フランジ
部18の先端および連通口20の縁に設けた係合部2
6,27に嵌着する係止部28,29を有している。
【0016】さらに、冷却用通風路22は、その内側
に、放熱面積拡大用の複数のフィン30が、通気口21
から連通口20に至る空気の流れ方向に沿って形成して
あり、モータのベース24側となる側部には、回路部6
を取付けるための溝状のガイド部31が形成してある。
回路部6は、ガイド部31に対して冷却用通風路22の
側面に沿う方向に嵌入され、ベース24に設けたモータ
駆動用回路(図示せず)と電気的に接続される。なお、
回路部6は、ねじ類やばねを用いたロック機構などによ
ってガイド部31に固定するようにしてもよい。
【0017】上記の構成を備えた送風機1は、モータ2
で駆動されるファン3によって送られる空気の一部を通
気口21から冷却用通風路22に導入し、その空気をモ
ータケース4の連通口20およびモータ2の開口部17
からモータ2内に導入して同モータ2を冷却すると共
に、冷却用通風路22内を流れる空気によって回路部6
をも冷却する。また、モータ2内に導入された空気は、
モータヨーク8の底部に設けた開口部16から排出され
る。
【0018】このとき、上記の送風機1では、冷却用通
風路22内に浸水が生じてもその水が回路部6に何ら影
響することがなく、しかも、冷却用通風路22を金属等
の熱伝導性の良い材料で形成し、且つ冷却用通風路22
の内側に設けたフィン30によって放熱面積を拡大した
状態になっているので、回路部6を充分に冷却し得るこ
ととなる。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の請求
項1に係わる送風機によれば、モータおよび回路部の冷
却機能を得ることができるうえに、冷却用通風路内に浸
水が生じてもその水により回路部が破壊されるような事
態を防ぐことができ、機能を長期にわたって維持するこ
とができる。
【0020】また、本発明の請求項2に係わる送風機に
よれば、冷却用通風路に熱伝導性の良い材料を採用した
ことにより、回路部の冷却機能をより高めることがで
き、本発明の請求項3に係わる送風機によれば、冷却用
通風路に設けたフィンによって放熱面積が拡大されるの
で、回路部の冷却機能をより一層高めることができ、本
発明の請求項4に係わる送風機によれば、フィンを冷却
用通風路の内側に設けたので、冷却用通風路外側への突
出部分をなくして冷却用通風路ならびに全体の小型化を
図ることができ、さらに、本発明の請求項5に係わる送
風機によれば、冷却用通風路に回路部取付け用のガイド
部を設けたので、冷却用通風路に対する回路部の取付け
をきわめて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる送風機の一実施例を説明する部
分破断状態の側面図である。
【図2】図1に示す送風機の正面図である。
【図3】図1に示す送風機の断面図である。
【図4】冷却用通風路を説明する平面図(a)、内部正
面図(b)、側面図(c)、外部正面図(d)および断
面図(e)である。
【符号の説明】
1 送風機 2 モータ 3 ファン 4 モータケース 6 回路部 22 冷却用通風路 30 フィン 31 ガイド部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータで駆動されるファンにより送られ
    る空気の一部をモータケース内に導く冷却用通風路を備
    えた送風機において、冷却用通風路の外側にモータ駆動
    用の回路部を設けたことを特徴とする送風機。
  2. 【請求項2】 冷却用通風路を熱伝導性の良い材料で形
    成したことを特徴とする請求項1に記載の送風機。
  3. 【請求項3】 冷却用通風路に放熱面積拡大用のフィン
    を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の送
    風機。
  4. 【請求項4】 フィンを冷却用通風路の内側に形成した
    ことを特徴とする請求項3に記載の送風機。
  5. 【請求項5】 冷却用通風路に回路部取付け用のガイド
    部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の送風機。
JP29730894A 1994-11-30 1994-11-30 送風機 Pending JPH08163823A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001132698A (ja) * 1999-11-09 2001-05-18 Japan Servo Co Ltd モータファン
KR20010043626A (ko) * 1999-03-13 2001-05-25 이수자 자동차 공기조화기의 모타 냉각용 공기안내구조
KR100787493B1 (ko) * 2001-12-20 2007-12-24 한라공조주식회사 팬과 쉬라우드의 조립체

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KR20010043626A (ko) * 1999-03-13 2001-05-25 이수자 자동차 공기조화기의 모타 냉각용 공기안내구조
JP2001132698A (ja) * 1999-11-09 2001-05-18 Japan Servo Co Ltd モータファン
KR100787493B1 (ko) * 2001-12-20 2007-12-24 한라공조주식회사 팬과 쉬라우드의 조립체

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