JP2000270517A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JP2000270517A
JP2000270517A JP11069475A JP6947599A JP2000270517A JP 2000270517 A JP2000270517 A JP 2000270517A JP 11069475 A JP11069475 A JP 11069475A JP 6947599 A JP6947599 A JP 6947599A JP 2000270517 A JP2000270517 A JP 2000270517A
Authority
JP
Japan
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motor
rotor casing
fin
air
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11069475A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Matsubara
英之 松原
Shinji Goto
信治 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ロータケーシング内部にある電磁回路を冷却
するための機能を持ったモータのサイズをコンパクトに
し、冷却効率を上げる。 【解決手段】 ロータケーシング4に一体的にフイン9
を設ける。これはロータケーシング背面の通気口にフイ
ン形状のものをもたせることで、一体成形でも、別部品
の取り付けでもかまわない。このような構成にすること
によりフイン9のスペースを新たに設ける必要がなく、
モータ内部の温度上昇の緩和効果を持ったモータをコン
パクト化できる。また、ロータケーシング側面に別の通
気口を設け、ロータケーシング背面にある通気口とで空
気の通路を作る。ただし、この側面の通気口の形状は問
わない。このような構成にすることによりロータケーシ
ング内の空気の流動性がよくなり温度上昇の抑制効果が
高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動装置であるモータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のモータを図5、図6を参照して説
明する。図5、図6は従来のアウターロータ型ブラシレ
スDCモータであり、温度上昇を抑制するための機構を
備えている。主要構成要素としては、ハウジング1と、
電流が流れるコイル2と、磁界を持ち力を受け回転力を
得るマグネット3と、そのマグネットが取り付けてあり
同じく回転するロータケーシング4と、そのロータケー
シング4と共に回転する駆動軸であるロータシャフト5
と、モータの駆動を制御するドライブ回路基板6とから
なる。
【0003】モータは回転することにより内部損失によ
る発熱が起こる。この温度上昇が高すぎると、ドライブ
回路基板の温度を上昇させ、モータの駆動を正確にコン
トロールできなくさせたり、絶縁物を劣化させたり、さ
らには焼損の原因となる。この為にモータの温度上昇の
抑制を行う目的でロータケーシングの背面自体に空気の
流入または流出口7を空け、温度上昇を緩和している。
【0004】さらには、ロータケーシング4の外側に独
立したフィン8を別体で設け、ロータシャフト5もしく
はロータケーシング4に直接取り付け、モータが回転す
るのと共にフィンを回転させることにより得られる空気
の流動でモータ内部に空気を送り込むまたはモータの内
部から空気を流出させることにより、モータの内部の電
磁回路の冷却を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、モ
ータに別体のフィンを設け、後付けとなっているために
フィンのスペースを新たに必要とし、コンパクト化が必
要な製品を設計する上で自由度において大きなマイナス
要素となる。
【0006】また、別部品であるフィンを取り付けると
いうことで、モータの駆動時トルクや運転時の消費電力
が増す。次に、ロータケーシング背面から流入または流
出した空気の流入口または流出口がないために空気が流
れず電磁回路の冷却効果が悪いという問題点がある。さ
らに、フィンを新たに設け、後付けであることからコス
トアップにつながる。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ためになされたもので、第1の目的として、モータの温
度上昇を緩和する目的で設けたフィンをモータに取り付
ける際にモータのサイズを大きくすることなくモータに
フィン機能を持たせることにある。
【0008】第2の目的として、モータ内の空気の流動
性を改善し、温度上昇を効果的に緩和することにある。
【0009】第3の目的として別体で新たにフィンを設
ける必要をなくしコストを下げることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のモータはロータケーシングに一体的にフィ
ンを設ける。これはロータケーシング背面の通気口にフ
ィン形状のものをもたせることで、一体成形でも、別部
品の取り付けでもかまわない。このような構成にするこ
とによりフィンのスペースを新たに設ける必要がなく、
モータ内部の温度上昇の緩和効果を持ったモータをコン
パクト化できる。
【0011】また、ロータケーシング側面に別の通気口
を設け、ロータケーシング背面にある通気口とで空気の
通路を作る。ただし、この側面の通気口の形状は問わな
い。このような構成にすることによりロータケーシング
内の空気の流動性がよくなり温度上昇の抑制効果が高ま
る。
【0012】
【実施例】(実施例1)実施例1について図1、図2を
参照して説明する。図1において機械的な構成は従来の
技術の項で説明したものと同様であるため同じ構成には
同一の符号を付し、構成に関する詳細な説明は省略す
る。図2(a)はモータの側面図であり、図2(b)は
モータの斜視図である。
【0013】本実施形態におけるロータケーシング4は
その背面に通気口7を持ち、それぞれの通気口7には一
枚のフィン9がロータケーシングの外側に折れ曲がった
形状で、ロータケーシング4と一体で形成されている。
これは、ロータケーシング4に通気口7を開ける際の打
ち抜き加工時に、打ち抜き部の材料を曲げあるいは絞り
加工で一体成形する。これらフィンは従来のモータサイ
ズを大きくすることのない程度に外側に折れ曲がってい
る。さらにロータケーシング4の側面には、マグネット
3aとマグネット3bの隙間に穴を持ち、これは空気の
もう一つの通気口11としての役目を持つ。しかし、こ
の穴の形状は問わず通気口としての役割を持てばいいの
で、スリット形状などでも良い。
【0014】また、モータを組み込もうとする装置の外
装板13の内側近傍にモータを置きモータを矢印の方向
に回転させると、フィンによって外装板13の外側の空
気W1を通気口7から取り込み、ロータケーシング内部
に流れ込んだ空気W2は内部電磁回路を冷却する。そし
て、もう一つの通気口11から温められた空気W3は流
れだす。このような空気の流れが起こることにより電磁
回路を冷却する。また、別体のフィンを設けないので、
駆動時のトルク、運転時の消費電力を挙げることはな
い。さらに、コストを上げることがない。
【0015】(実施例2)実施例2について図3、図4
を参照して説明する。図3において機械的な構成は従来
の技術の項で説明したものと同様であるため同じ構成に
は同一の符号を付し、構成に関する詳細な説明は省略す
る。図4(a)はモータの側面図であり、図4(b)は
モータの斜視図である。
【0016】本実施形態におけるロータケーシング4は
その背面に通気口7を持ち、その通気口7はフィン10
を一体的に有する。このフィン10はモールド部品でア
ウトサート形成によりロータケーシング4と一体で形成
される。しかし、そのフィン10は板金で溶接、接着さ
れたものでも使用でき、またモールド部品を接着したも
のでも可能である。これらのフィンは従来のモータサイ
ズを大きくすることのない程度に内側に形成される。さ
らにロータケーシング4の側面には、マグネット3aと
マグネット3bの隙間にスペースを持ち、これは空気の
もう一つの通気口12としての役目を持つ。
【0017】また、モータを組み込もうとする装置の外
装板13の内側近傍にモータを置きモータを矢印の方向
に回転させると、フィンによってロータケーシング内部
の電磁装置を冷却することによって温められた空気W5
を外部に取り出し外装板外側へ流出させる(W6)。そ
の結果、側面の通気口12から新たに空気W4を取り込
む。このような空気の流れが起こることにより電磁回路
を冷却する。実施例1と実施例2はフィンの形状の違
い、フィンの取り付け方向の違いによる空気の流れの方
向の違いであるが、これらはどう組み合わせてもかまわ
ない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ロータケーシングに一体的にフィンを形成させることに
より別体でフィンを付ける必要がなくなることにより、
モータの形状を大きくすることなく、コンパクト化が必
要な製品を設計する上での自由度を大きくすることがで
きる。さらに別体のフィンを設ける必要がないため、コ
ストがかからない。また、モータの側面にもう一つの通
気口を持たせることにより冷却効率が上がる。また、フ
ィンを別体で持たないのでモータ駆動時のトルクや運転
時の消費電力を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例1のモータの主要断面構
成図である。
【図2】図2は本発明の実施例1のモータの側面図およ
び斜視図である。
【図3】図3は本発明の実施例2のモータの主要断面構
成図である。
【図4】図4は本発明の実施例2のモータの側面図およ
び斜視図である。
【図5】図5は従来のアウターロータ型ブラシレスDC
モータの主要断面構成図である。
【図6】図6は従来のアウターロータ型ブラシレスDC
モータの背面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 コイル 3、3a、3b マグネット 4 ロータケーシング 5 ロータシャフト 6 ドライブ回路基板 7 通気口(背面側) 8 別体フィン(後付けタイプ) 9 フィン(板金一体タイプ) 10 フィン(モールドまたは板金後付けタイプ) 11 通気口(穴:側面側) 12 通気口(スペース:側面側) 13 外装板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 AA01 BB05 BB19 CC01 CC03 DD12 GG05 5H609 BB03 BB18 PP02 PP08 PP09 PP10 PP11 QQ02 QQ12 RR02 RR06 RR15 RR17 RR75 5H621 GA01 GB10 HH01 JK07 JK11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータシャフトと、それと共に回転するロ
    ータケーシングと、その内部にロータを回転させるため
    の電磁回路を備えるモータのロータケーシングにフィン
    を一体的に設け、フィンに隣接してロータケーシングに
    空気の流入口または流出口を設け、これらのフィンと流
    入口および流出口とによってロータケーシング内部に空
    気を流入または内部から空気を流出させることのできる
    ことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のモータにおいて、ロータ
    ケーシングにもう一つ別の空気の流入口または流出口を
    持つことを特徴とするモータ。
JP11069475A 1999-03-16 1999-03-16 モータ Pending JP2000270517A (ja)

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