JPH081636A - 衛生陶器生素地の穴あけ装置 - Google Patents
衛生陶器生素地の穴あけ装置Info
- Publication number
- JPH081636A JPH081636A JP15796294A JP15796294A JPH081636A JP H081636 A JPH081636 A JP H081636A JP 15796294 A JP15796294 A JP 15796294A JP 15796294 A JP15796294 A JP 15796294A JP H081636 A JPH081636 A JP H081636A
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- JP
- Japan
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- cutter
- drilling
- green body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 生素地を傷つけることなく、かつ変形させる
ことなく平滑な内周面を有する穴あけ加工を行い得る穴
あけ装置の提供を目的とする。 【構成】 モーター軸7aの軸心に沿って、生素地の穴
あけ位置に吸着し得る吸着パット16を配設し、この吸
着パット16を中心としてカッター21が回転軌跡を描
くように、吸着パット16に所定間隔で平行状に振動装
置18を配設して構成する。
ことなく平滑な内周面を有する穴あけ加工を行い得る穴
あけ装置の提供を目的とする。 【構成】 モーター軸7aの軸心に沿って、生素地の穴
あけ位置に吸着し得る吸着パット16を配設し、この吸
着パット16を中心としてカッター21が回転軌跡を描
くように、吸着パット16に所定間隔で平行状に振動装
置18を配設して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗面器,便器等の衛
生陶器の生素地に排水口等の穴あけ加工を行なう穴あけ
装置に関するものである。
生陶器の生素地に排水口等の穴あけ加工を行なう穴あけ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、洗面器,便器等の衛
生陶器は、成形型内に泥漿を鋳込み、その後に成形型か
ら脱形して生素地を得て、この生素地の状態で、筒状の
治具等を用いて排水口等の穴あけ加工を手作業で行なっ
ているが、特に排水口のような大径の穴あけ加工では、
生素地に変形が生じたり、穴の内面が汚くなり、後に穴
内周面の仕上げ加工をする必要が生じ、変形等を生じさ
せることなく綺麗な状態に排水口等の穴あけ加工を行な
うことが困難であるのが現状である。
生陶器は、成形型内に泥漿を鋳込み、その後に成形型か
ら脱形して生素地を得て、この生素地の状態で、筒状の
治具等を用いて排水口等の穴あけ加工を手作業で行なっ
ているが、特に排水口のような大径の穴あけ加工では、
生素地に変形が生じたり、穴の内面が汚くなり、後に穴
内周面の仕上げ加工をする必要が生じ、変形等を生じさ
せることなく綺麗な状態に排水口等の穴あけ加工を行な
うことが困難であるのが現状である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、生素地を傷つけること
なく、また変形させることなく、平滑内周面を有する穴
あけ加工を容易に行い得る穴あけ装置の提供を目的と
し、その第1の要旨は、洗面器,便器等の生素地に、排
水口等の穴あけ加工を行なう穴あけ装置であって、該穴
あけ装置は、先端に振動可能にカッターを備えた振動装
置と、前記カッターが前記排水口等の穴径に対応した回
転軌跡を描くように前記振動装置を回転させる回転駆動
手段とを備えていることである。また、第2の要旨は、
モーターにより回転されるモーター軸の軸心に沿って、
前記生素地の穴あけ位置に吸着し得る吸着パットを配設
し、該吸着パットを中心として前記カッターが回転軌跡
を描くように、該吸着パットに所定間隔をおいて平行状
に前記振動装置を配設したことである。
点に鑑み案出したものであって、生素地を傷つけること
なく、また変形させることなく、平滑内周面を有する穴
あけ加工を容易に行い得る穴あけ装置の提供を目的と
し、その第1の要旨は、洗面器,便器等の生素地に、排
水口等の穴あけ加工を行なう穴あけ装置であって、該穴
あけ装置は、先端に振動可能にカッターを備えた振動装
置と、前記カッターが前記排水口等の穴径に対応した回
転軌跡を描くように前記振動装置を回転させる回転駆動
手段とを備えていることである。また、第2の要旨は、
モーターにより回転されるモーター軸の軸心に沿って、
前記生素地の穴あけ位置に吸着し得る吸着パットを配設
し、該吸着パットを中心として前記カッターが回転軌跡
を描くように、該吸着パットに所定間隔をおいて平行状
に前記振動装置を配設したことである。
【0004】
【作用】前記第1の要旨において、振動装置の先端には
振動可能にカッターが設けられており、このカッターは
回転駆動手段により排水口等の穴径に対応した回転軌跡
を描くように回転されるため、カッターが振動しながら
生素地の所定位置で回転して良好に排水口等の穴あけを
行なうことができ、穴あけ時に、カッターの振動により
生素地に「戻り」現象が生じて、カッターと生素地との
接触部で生素地の粘性が低下し、これによって生素地を
傷つけることなく、また変形させることなく、美しい平
滑内周面を有する穴あけ加工を行なうことができる。ま
た、前記第2の要旨において、吸着パットを穴あけ位置
に吸着させておき、この吸着パットを中心として、モー
ターにより振動装置を回転させて、カッターを所定の回
転軌跡に回転させ、良好に穴あけ加工を行なうことがで
き、また吸着パットにより穴あけカスを良好に吸着して
外部に排除することができる。
振動可能にカッターが設けられており、このカッターは
回転駆動手段により排水口等の穴径に対応した回転軌跡
を描くように回転されるため、カッターが振動しながら
生素地の所定位置で回転して良好に排水口等の穴あけを
行なうことができ、穴あけ時に、カッターの振動により
生素地に「戻り」現象が生じて、カッターと生素地との
接触部で生素地の粘性が低下し、これによって生素地を
傷つけることなく、また変形させることなく、美しい平
滑内周面を有する穴あけ加工を行なうことができる。ま
た、前記第2の要旨において、吸着パットを穴あけ位置
に吸着させておき、この吸着パットを中心として、モー
ターにより振動装置を回転させて、カッターを所定の回
転軌跡に回転させ、良好に穴あけ加工を行なうことがで
き、また吸着パットにより穴あけカスを良好に吸着して
外部に排除することができる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、洗面器の生素地に対する穴あけ作業時の
状態を示す側面構成図であり、洗面器生素地3の底部裏
面3aに、ロボットアーム1の先端に設けられた吸着パ
ット2を吸着させて、これにより洗面器生素地3をロボ
ットアーム1により保持した状態で洗面器生素地3を所
定位置に移動させて行くことができ、一方、穴あけ装置
4は昇降可能に昇降装置5上に設けられており、洗面器
生素地3に対しロボットアーム1の反対側から穴あけ加
工ができるものとなっており、穴あけ装置4の下部には
カス受け6が設けられている。
する。図1は、洗面器の生素地に対する穴あけ作業時の
状態を示す側面構成図であり、洗面器生素地3の底部裏
面3aに、ロボットアーム1の先端に設けられた吸着パ
ット2を吸着させて、これにより洗面器生素地3をロボ
ットアーム1により保持した状態で洗面器生素地3を所
定位置に移動させて行くことができ、一方、穴あけ装置
4は昇降可能に昇降装置5上に設けられており、洗面器
生素地3に対しロボットアーム1の反対側から穴あけ加
工ができるものとなっており、穴あけ装置4の下部には
カス受け6が設けられている。
【0006】前記穴あけ装置4は、図2にその詳細を示
すと、モーター7のモーター軸7aは、支持バー9に設
けられたベアリング8に回転可能に支持されており、支
持バー9が前記昇降装置5に固設されたものとなってお
り、前記モーター軸7aの先端には回転枠10が固設さ
れており、この回転枠10の一端側には水平状に横枠1
1が取付ボルト12を介し固定されており、この横枠1
1の先端側には、直交状すなわち縦方向に、間隔をおい
て平行状に一対の縦枠14,14が取付ボルト13,1
3を介し固定されており、この一対の縦枠14,14間
は連結ボルト20,20により所定間隔に連結されたも
のとなっている。
すと、モーター7のモーター軸7aは、支持バー9に設
けられたベアリング8に回転可能に支持されており、支
持バー9が前記昇降装置5に固設されたものとなってお
り、前記モーター軸7aの先端には回転枠10が固設さ
れており、この回転枠10の一端側には水平状に横枠1
1が取付ボルト12を介し固定されており、この横枠1
1の先端側には、直交状すなわち縦方向に、間隔をおい
て平行状に一対の縦枠14,14が取付ボルト13,1
3を介し固定されており、この一対の縦枠14,14間
は連結ボルト20,20により所定間隔に連結されたも
のとなっている。
【0007】この各縦枠14,14の前記横枠11側に
は、遊挿孔14a,14aがそれぞれ同軸状に貫通形成
されており、また、この遊挿孔14aの外側には平行状
に固設孔14b,14bがそれぞれ同軸状に形成された
ものとなっており、前記遊挿孔14a,14aには前記
横枠11と平行状にエアー管15が横移動可能に遊挿さ
れており、このエアー管15の内部にはエアーの通るエ
アー通路15aが形成されており、エアー通路15aの
図示左端にはエアーホース接続部15bが設けられてお
り、外部からエアーホースを接続可能に構成されてい
る。このエアー管15の他端側にはゴム製等の吸着パッ
ト16が設けられており、また、図示右側の縦枠14の
外側のエアー管15の外周にはバネ17が外嵌されてお
り、このバネ17を介しエアー管15は横方向に弾力移
動できるように構成されている。
は、遊挿孔14a,14aがそれぞれ同軸状に貫通形成
されており、また、この遊挿孔14aの外側には平行状
に固設孔14b,14bがそれぞれ同軸状に形成された
ものとなっており、前記遊挿孔14a,14aには前記
横枠11と平行状にエアー管15が横移動可能に遊挿さ
れており、このエアー管15の内部にはエアーの通るエ
アー通路15aが形成されており、エアー通路15aの
図示左端にはエアーホース接続部15bが設けられてお
り、外部からエアーホースを接続可能に構成されてい
る。このエアー管15の他端側にはゴム製等の吸着パッ
ト16が設けられており、また、図示右側の縦枠14の
外側のエアー管15の外周にはバネ17が外嵌されてお
り、このバネ17を介しエアー管15は横方向に弾力移
動できるように構成されている。
【0008】このエアー管15と平行状に、前記各固設
孔14b,14bに振動装置18が挿着されており、振
動装置18は、締付ボルト19,19を締め付けること
により前記固設孔14b,14b内に固定されるもので
あり、振動装置18の図示左部に振動部18aが設けら
れており、反対側の先端部には薄板状のカッター21が
取付けられている。この振動部18aは、超音波振動に
より振動を発生させ、前記カッター21を軸方向に振動
させるものであり、カッター21は例えば毎秒2500
0回程度の振動往復回数で振動し、またその振幅は例え
ば20乃至30μm程度となる。尚、前記振動部18a
は、エアー駆動により振動を発生させるものでも良く、
エアー駆動による振動の場合は、前記カッター21は例
えば毎秒140回程度の振動往復回数で軸方向に振動
し、またその振幅は例えば約0.3乃至1.2mm程度と
なる。
孔14b,14bに振動装置18が挿着されており、振
動装置18は、締付ボルト19,19を締め付けること
により前記固設孔14b,14b内に固定されるもので
あり、振動装置18の図示左部に振動部18aが設けら
れており、反対側の先端部には薄板状のカッター21が
取付けられている。この振動部18aは、超音波振動に
より振動を発生させ、前記カッター21を軸方向に振動
させるものであり、カッター21は例えば毎秒2500
0回程度の振動往復回数で振動し、またその振幅は例え
ば20乃至30μm程度となる。尚、前記振動部18a
は、エアー駆動により振動を発生させるものでも良く、
エアー駆動による振動の場合は、前記カッター21は例
えば毎秒140回程度の振動往復回数で軸方向に振動
し、またその振幅は例えば約0.3乃至1.2mm程度と
なる。
【0009】このような穴あけ装置4においては、前記
モーター7が回転されることにより、モーター軸7aと
同軸上に配設された前記エアー管15を中心として、前
記横枠11および振動装置18がエアー管15の回りを
回転することとなり、前記カッター21は、吸着パット
16を中心として、吸着パット16とカッター21間の
距離を半径とする回転軌跡を描くこととなる。
モーター7が回転されることにより、モーター軸7aと
同軸上に配設された前記エアー管15を中心として、前
記横枠11および振動装置18がエアー管15の回りを
回転することとなり、前記カッター21は、吸着パット
16を中心として、吸着パット16とカッター21間の
距離を半径とする回転軌跡を描くこととなる。
【0010】すなわち図3に示すように、前記洗面器生
素地3の排水口3bをこの穴あけ装置4により穴あけ加
工する際に、吸着パット16を中心として前記カッター
21が回転軌跡を描き、この回転軌跡を排水口3bの穴
径に対応させて設定しておけば、所定の穴径に排水口3
bを穴あけ加工できるものである。
素地3の排水口3bをこの穴あけ装置4により穴あけ加
工する際に、吸着パット16を中心として前記カッター
21が回転軌跡を描き、この回転軌跡を排水口3bの穴
径に対応させて設定しておけば、所定の穴径に排水口3
bを穴あけ加工できるものである。
【0011】すなわち図1におけるロボットアーム1を
駆動させて、吸着パット2に吸着させた状態で洗面器生
素地3を穴あけ装置4側へ横移動させ、穴あけ装置4の
吸着パット16が洗面器生素地3に当接した状態で、エ
アー管15のエアー通路15a内のエアーを外側に吸い
出し、吸着パット16を洗面器生素地3の排水口3bの
位置に確実に吸着固定させることができ、この状態でモ
ーターを回転させてカッター21を吸着パット16を中
心として回転させることにより、カッター21は振動し
ながら吸着パット16を中心とした回転軌跡を描き、洗
面器生素地3に排水口3bを穿設形成させる。
駆動させて、吸着パット2に吸着させた状態で洗面器生
素地3を穴あけ装置4側へ横移動させ、穴あけ装置4の
吸着パット16が洗面器生素地3に当接した状態で、エ
アー管15のエアー通路15a内のエアーを外側に吸い
出し、吸着パット16を洗面器生素地3の排水口3bの
位置に確実に吸着固定させることができ、この状態でモ
ーターを回転させてカッター21を吸着パット16を中
心として回転させることにより、カッター21は振動し
ながら吸着パット16を中心とした回転軌跡を描き、洗
面器生素地3に排水口3bを穿設形成させる。
【0012】なお、カッター21が洗面器生素地3に対
し接触する際、カッター21は振動しているため、カッ
ター21と生素地3の接触部分では、電気浸透によって
水の薄膜層ができ、振動により生素地3に「戻り」現象
がおき、これにより生素地3の接触抵抗が低下し、カッ
ター21による穴あけ加工が円滑に行なえ、また「戻
り」現象により生素地3を傷つけることなく、また変形
させることなく、しかも穴の内壁面が平滑な穴あけ加工
ができるものである。なお、吸着パット16とカッター
21間の距離を変更させることにより、大径の穴をも容
易に開けることができるようになる。
し接触する際、カッター21は振動しているため、カッ
ター21と生素地3の接触部分では、電気浸透によって
水の薄膜層ができ、振動により生素地3に「戻り」現象
がおき、これにより生素地3の接触抵抗が低下し、カッ
ター21による穴あけ加工が円滑に行なえ、また「戻
り」現象により生素地3を傷つけることなく、また変形
させることなく、しかも穴の内壁面が平滑な穴あけ加工
ができるものである。なお、吸着パット16とカッター
21間の距離を変更させることにより、大径の穴をも容
易に開けることができるようになる。
【0013】さらに、図4に示すような長孔Hを穴あけ
加工するような場合には、図4のS1の位置で1回穴あ
けを行い、次にS2,S3と3回の穴あけ加工を繰り返
すことにより容易に長孔Hを形成させることができるも
のである。
加工するような場合には、図4のS1の位置で1回穴あ
けを行い、次にS2,S3と3回の穴あけ加工を繰り返
すことにより容易に長孔Hを形成させることができるも
のである。
【0014】なお、穴あけ加工が終了した後には、前記
ロボットアーム1を図示右側へ移動させて、洗面器生素
地3を穴あけ装置4から離反させると、穴あけカスは吸
着パット16に吸着された状態となり、良好に穴あけカ
スを取り除くことができ、穴あけカスはエアー通路15
内に逆にエアーを吹き出させて、吸着パット16からカ
ス受け6内に落下させて回収することができ、穴あけカ
スの回収も極めて容易なものとなる。なお、本例では洗
面器の排水口3bを穴あけ加工する場合を例示したが、
洋風便器の排水口等、その他、衛生陶器生素地の取付け
孔等の穴あけ加工も同様に美しい状態の仕上がりで加工
することができる。
ロボットアーム1を図示右側へ移動させて、洗面器生素
地3を穴あけ装置4から離反させると、穴あけカスは吸
着パット16に吸着された状態となり、良好に穴あけカ
スを取り除くことができ、穴あけカスはエアー通路15
内に逆にエアーを吹き出させて、吸着パット16からカ
ス受け6内に落下させて回収することができ、穴あけカ
スの回収も極めて容易なものとなる。なお、本例では洗
面器の排水口3bを穴あけ加工する場合を例示したが、
洋風便器の排水口等、その他、衛生陶器生素地の取付け
孔等の穴あけ加工も同様に美しい状態の仕上がりで加工
することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、洗面器,便器等の生素地に、
排水口等の穴あけ加工を行なう穴あけ装置であって、該
穴あけ装置は、先端に振動可能にカッターを備えた振動
装置と、前記カッターが前記排水口等の穴径に対応した
回転軌跡を描くように前記振動装置を回転させる回転駆
動手段とを備えていることにより、カッターを振動させ
ながら回転させて生素地に「戻り」現象を起こし、接触
抵抗を低下させた状態で生素地に傷つけることなく、ま
た変形させることなく平滑な内周面を有する穴あけ加工
を行なうことができる。
排水口等の穴あけ加工を行なう穴あけ装置であって、該
穴あけ装置は、先端に振動可能にカッターを備えた振動
装置と、前記カッターが前記排水口等の穴径に対応した
回転軌跡を描くように前記振動装置を回転させる回転駆
動手段とを備えていることにより、カッターを振動させ
ながら回転させて生素地に「戻り」現象を起こし、接触
抵抗を低下させた状態で生素地に傷つけることなく、ま
た変形させることなく平滑な内周面を有する穴あけ加工
を行なうことができる。
【0016】また、モーターにより回転されるモーター
軸の軸心に沿って、前記生素地の穴あけ位置に吸着し得
る吸着パットを配設し、該吸着パットを中心として前記
カッターが回転軌跡を描くように、該吸着パットに所定
間隔をおいて平行状に前記振動装置を配設したことによ
り、吸着パットを中心としてカッターを回転させ、カッ
ターにより所定の穴径の穴を良好に穿設形成させること
ができ、しかも吸着パットに切りカスを吸着させて良好
に切りカスを回収することができ、穴あけ加工を容易か
つ正確に行い得る効果を有する。
軸の軸心に沿って、前記生素地の穴あけ位置に吸着し得
る吸着パットを配設し、該吸着パットを中心として前記
カッターが回転軌跡を描くように、該吸着パットに所定
間隔をおいて平行状に前記振動装置を配設したことによ
り、吸着パットを中心としてカッターを回転させ、カッ
ターにより所定の穴径の穴を良好に穿設形成させること
ができ、しかも吸着パットに切りカスを吸着させて良好
に切りカスを回収することができ、穴あけ加工を容易か
つ正確に行い得る効果を有する。
【図1】洗面器の生素地に対し穴あけ加工を行なう状態
の側面構成図である。
の側面構成図である。
【図2】穴あけ装置の拡大構成図である。
【図3】穴あけ装置の吸着パットとカッターの回転状態
の説明斜視構成図である。
の説明斜視構成図である。
【図4】長孔を穴あけ加工する際の説明図である。
1 ロボットアーム 2 吸着パット 3 洗面器生素地 3b 排水口 4 穴あけ装置 5 昇降装置 6 カス受け 7 モーター 7a モーター軸 11 横枠 14 縦枠 15 エアー管 15a エアー通路 16 吸着パット 18 振動装置 21 カッター
Claims (2)
- 【請求項1】 洗面器,便器等の生素地に、排水口等の
穴あけ加工を行なう穴あけ装置であって、該穴あけ装置
は、先端に振動可能にカッターを備えた振動装置と、前
記カッターが前記排水口等の穴径に対応した回転軌跡を
描くように前記振動装置を回転させる回転駆動手段とを
備えていることを特徴とする衛生陶器生素地の穴あけ装
置。 - 【請求項2】 モーターにより回転されるモーター軸の
軸心に沿って、前記生素地の穴あけ位置に吸着し得る吸
着パットを配設し、該吸着パットを中心として前記カッ
ターが回転軌跡を描くように、該吸着パットに所定間隔
をおいて平行状に前記振動装置を配設してなる請求項1
に記載の衛生陶器生素地の穴あけ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15796294A JP2887440B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 衛生陶器生素地の穴あけ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15796294A JP2887440B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 衛生陶器生素地の穴あけ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081636A true JPH081636A (ja) | 1996-01-09 |
JP2887440B2 JP2887440B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=15661259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15796294A Expired - Lifetime JP2887440B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 衛生陶器生素地の穴あけ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2887440B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005021324A (ja) * | 2003-07-01 | 2005-01-27 | Getronics Japan Ltd | 自動ボウリングセンターシステム |
CN111231063A (zh) * | 2020-01-18 | 2020-06-05 | 王凯 | 一种混凝土预制构件加工装置与加工方法 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP15796294A patent/JP2887440B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005021324A (ja) * | 2003-07-01 | 2005-01-27 | Getronics Japan Ltd | 自動ボウリングセンターシステム |
CN111231063A (zh) * | 2020-01-18 | 2020-06-05 | 王凯 | 一种混凝土预制构件加工装置与加工方法 |
CN111231063B (zh) * | 2020-01-18 | 2021-05-04 | 广东永基电力器材厂有限公司 | 一种混凝土预制构件加工装置与加工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2887440B2 (ja) | 1999-04-26 |
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