JPH08163339A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH08163339A
JPH08163339A JP33051694A JP33051694A JPH08163339A JP H08163339 A JPH08163339 A JP H08163339A JP 33051694 A JP33051694 A JP 33051694A JP 33051694 A JP33051694 A JP 33051694A JP H08163339 A JPH08163339 A JP H08163339A
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JP
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dma
transfer
line
byte
start address
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Application number
JP33051694A
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English (en)
Inventor
Masaki Sato
正毅 佐藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置構成をあまり複雑化することなく、DM
A転送におけるCPUの処理負荷を軽減できるファクシ
ミリ装置を提供する。 【構成】 スキャナによりライン単位で読み取られた画
像データをラインバッファメモリにDMA転送するファ
クシミリ装置において、ライン単位の転送開始アドレス
を設定する1ライン目スタートアドレスラッチ21と2
ライン目スタートアドレスラッチ22を備えて、スキャ
ナからラインバッファメモリへのDMA転送を2ライン
毎に制御する。先頭無効バイト数を設定する無効バイト
数ラッチ23と、有効データ転送バイト数を設定する転
送バイト数ラッチ24はそれぞれ2ラインで共通化し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読取手段からの画
像データをメモリにDMA転送する機能を有するファク
シミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置においては、画
像読取手段であるスキャナからの画像データをライン単
位で制御し、DMA転送するものが一般的であった。つ
まり、スキャナからの画像データをラインバッファメモ
リに対してDMA転送するのを1ライン単位で行ってい
た。
【0003】また、従来のファクシミリ装置において
は、コピーモード時、スキャナからの画像データは一旦
ラインバッファメモリにDMA転送してから、画像記録
手段であるプロッタにDMA転送されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のファクシミリ装置においては、以下のような問題
点があった。
【0005】すなわち、スキャナからの画像データをラ
インバッファメモリに対してライン単位でDMA転送す
る場合、スキャナの読取速度が高速化すると、ライン単
位のDMA制御ではCPUの処理負荷が大きくなってし
まう。そこで、例えば2ライン毎にDMA転送するよう
に制御すれば、CPUの処理負荷が軽減することになる
が、この場合、転送開始アドレスや先頭無効バイト数及
び有効データ転送バイト数等を設定するレジスタやラッ
チからなる設定手段を各ライン毎に設けなければなら
ず、装置構成が複雑化するという問題点があった。な
お、上記先頭無効バイト数とは、例えばA3幅を読み取
り可能なスキャナでA4サイズの原稿を読み取るときに
生じるライン先頭の無効データのバイト数のことであ
る。また、有効データ転送バイト数とは、上記A4サイ
ズの原稿幅に対応するライン中の有効データの転送バイ
ト数のことである。
【0006】さらに、スキャナからの画像データは、読
取線密度や読取モードにより2ラインともに有効である
場合と、1ラインのみが有効である場合がある。また、
通信速度等の関係で原稿を停止し、読取りも停止した
り、原稿スタート時には特異ななタイミングでデータを
メモリに取り込まなければならない。これを上記のよう
な2ライン毎のDMA転送で対応するには、装置構成が
複雑化し、制御も複雑になるという問題点があった。
【0007】また、コピーモード時、スキャナからの画
像データを一旦ラインバッファメモリにDMA転送して
からプロッタにDMA転送する場合、読取速度が高速化
すると、やはりCPUの処理負荷やDMA転送によるバ
ス負荷が大きくなってしまう。ところで、直接送信モー
ドやメモリ蓄積送信モードでは、スキャナからの画像デ
ータを圧縮するため一旦ラインバッファメモリにDMA
転送される。それに対して、コピーモードでは、圧縮す
る必要がなく、さらにバス負荷を軽減するために直接プ
ロッタにDMA転送することが考えられる。しかし、こ
の場合、ファクシミリ装置の動作モードによってDMA
の転送先が異なるので、転送先毎にDMAリクエスト発
生部やDMA応答受付部、さらには無効バイトカウント
部や転送バイトカウント部を用意しなけれなならず、装
置構成が複雑化するという問題点があった。
【0008】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、装置構成や制御をあま
り複雑化することなく、DMA転送におけるCPUの処
理負荷やバス負荷を軽減できるファクシミリ装置を提供
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像読取手段によりライン単位で読み取られた画像
データをラインバッファメモリにDMA転送するファク
シミリ装置において、ライン単位の転送開始アドレスを
設定する転送開始アドレス設定手段と、ライン先頭の無
効データのバイト数を設定する先頭無効バイト数設定手
段と、ライン中の有効データの転送バイト数を設定する
有効データ転送バイト数設定手段とを有し、前記転送開
始アドレス設定手段を複数備えて、前記DMA転送を複
数ライン毎に制御するとともに、前記先頭無効バイト数
設定手段と有効データ転送バイト数設定手段をそれぞれ
前記複数ラインで共通化したものである。
【0010】さらに、請求項2に記載の発明は、前記複
数ラインの各ライン毎に転送開始アドレスの設定の有無
を保持する転送開始アドレス設定状態保持手段を備え、
前記各保持手段に保持された転送開始アドレスの設定状
態に基づき各ラインのDMA転送を起動するようにした
ものである。
【0011】一方、請求項3に記載の発明は、画像読取
手段によりライン単位で読み取られた画像データをライ
ンバッファメモリにDMA転送するファクシミリ装置に
おいて、DMA要求信号を発生するDMA要求発生手段
と、DMA応答信号を受け付けるDMA応答受付手段と
を有し、前記画像読取手段によりライン単位で読み取ら
れた画像データをラインバッファメモリにDMA転送す
るか、または画像記録手段にDMA転送するかを切り換
える画像データ切換手段と、前記DMA要求発生手段か
らのDMA要求信号をラインバッファメモリ側に出力す
るか、または前記画像記録手段側に出力するかを切り換
えるDMA要求信号切換手段と、前記DMA応答受付手
段に前記ラインバッファメモリ側からのDMA応答信号
を出力するか、または前記画像記録手段側からのDMA
応答信号を出力するかを切り換えるDMA応答信号切換
手段とを備えて、前記DMA要求発生手段とDMA応答
受付手段をそれぞれラインバッファメモリへのDMA転
送と画像記録手段へのDMA転送とで共通化したもので
ある。
【0012】さらに、請求項4に記載の発明は、ライン
先頭からの指定された無効バイト数をカウントする無効
バイトカウント手段と、ライン中の指定された転送バイ
ト数をカウントする転送バイトカウント手段とを有し、
前記DMA要求発生手段は前記無効バイトカウント手段
のカウント数が指定された無効バイト数を超えたときD
MA要求信号を発生し、前記転送バイトカウント手段の
カウント数が指定された転送バイト数を超えたときDM
A要求信号の発生を停止し、前記無効バイトカウント手
段と転送バイトカウント手段をそれぞれラインバッファ
メモリへのDMA転送と画像記録手段へのDMA転送と
で共通化したものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の構成によれば、画像読取手段で
読み取られた画像データをラインバッファメモリにDM
A転送する際、CPUの処理負荷を軽減するために複数
ライン毎にDMA転送を実行する。この場合、各ライン
の転送開始アドレスはライン毎に異なるので、転送開始
アドレス設定手段は各ライン毎に必要となる。しかし、
ライン先頭の無効データのバイト数と有効データの転送
バイト数は各ラインとも同じになるので、先頭無効バイ
ト数設定手段と有効データ転送バイト数設定手段は各ラ
インで共通化でき、それぞれ1つで済む。従って、装置
構成をあまり複雑化することなく、CPUの処理負荷を
軽減することができる。
【0014】さらに、請求項2記載の構成によれば、各
ラインの転送開始アドレスの設定をトリガとして、各ラ
インの画像データのDMA転送を実行するので、装置構
成を簡素化でき、制御も容易となる。
【0015】一方、請求項3記載の構成によれば、コピ
ーモード時は、画像読取手段からラインバッファメモリ
を介することなく画像記録手段に直接DMA転送され
る。そして、ラインバッファメモリにDMA転送する場
合と画像記録手段にDMA転送する場合とで、DMA要
求発生手段とDMA応答受付手段を共通化する。従っ
て、装置構成をあまり複雑化することなく、CPUの処
理負荷及びバス負荷を軽減することができる。
【0016】さらに、請求項4記載の構成によれば、ラ
インバッファメモリにDMA転送する場合と画像記録手
段にDMA転送する場合とで、無効バイトカウント手段
と転送バイトカウント手段とを共通化したので、装置構
成を簡素化できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の実施例に係るファクシミリ装置
の全体構成を示すブロック図である。
【0018】本ファクシミリ装置は、図1に示すよう
に、装置全体を制御するCPU1、その実行プログラム
やデータを格納したROM2、プログラム実行時の作業
領域となるRAM3、ライン単位で読み取られた画像デ
ータを一時保持するラインバッファメモリ4、DMA転
送を制御するDMA制御部5、画像の読取りを行うスキ
ャナ6、画像の記録を行うプロッタ7、利用者が各種操
作を行ったり、利用者に各種情報を知らせるための操作
表示部8、回線との接続を制御する通信制御部9、送信
する画像データを符号化圧縮するとともに、符号化圧縮
されて受信された画像データを元の画像データに復号化
する符号化復号化部10等を有し、これらがシステムバ
ス11により接続されて構成されている。
【0019】図2は上記DMA制御部5のアドレス発生
部とバイトカウント部のブロック図で、本願の請求項1
に対応するものであり、ここでは2ライン毎にDMA転
送を行う実施例を示している。図2において、21,2
2,23,24はそれぞれDMA転送に先立ちCPU1
により値が設定されるラッチである。21は1ライン目
のスタートアドレス(転送開始アドレス)が設定される
1ライン目スタートアドレスラッチ、22は同じく2ラ
イン目のスタートアドレスが設定される2ライン目スタ
ートアドレスラッチであり、それぞれ本願の転送開始ア
ドレス設定手段に相当する。一方、23はライン先頭の
無効バイト数を設定する無効バイト数ラッチであり、先
頭無効バイト数設定手段に相当する。また、24はライ
ン中の有効データの転送バイト数を設定する転送バイト
数ラッチであり、有効データ転送バイト数設定手段に相
当する。
【0020】25は上記1ライン目スタートアドレスラ
ッチ21の出力または2ライン目スタートアドレスラッ
チ22の出力のいずれかを選択するマルチプレクサ、2
6はこのマルチプレクサ25によって選択されたアドレ
スをスタートアドレスとして保持するスタートアドレス
ラッチ、27はこのスタートアドレスラッチ26の出力
または加算器28の出力のいずれかを選択するマルチプ
レクサ、29はこのマルチプレクサ27によって選択さ
れたアドレスを保持するアドレスラッチであり、このア
ドレスラッチ29に保持されたアドレスがDMAアドレ
スとしてラインバッファメモリ4に出力される。上記加
算器29はこのアドレスラッチ29のアドレスに1づつ
加算するものであり、その出力はマルチプレクサ27の
他方の入力に与えられる。
【0021】一方、30は上記無効バイト数ラッチ23
の出力または転送バイト数ラッチ24の出力のいずれか
を選択するマルチプレクサ、31は加算器32で加算さ
れたバイト数をカウントするバイトカウンタ、33は上
記マルチプレクサ30の出力とバイトカウンタ31の出
力を比較する比較器、34はこの比較器33の出力やラ
イン同期信号等に基づき、DMA制御信号を出力すると
ともに、上記各マルチプレクサ25,27,30等を制
御する制御部である。上記加算器32は、スキャナ6か
らの画像データをライン先頭から1バイトずつ加算し、
その加算値はバイトカウンタ31に与えられる。
【0022】以上のように構成された本ファクシミリ装
置では、画像読取手段であるスキャナ6により読み取ら
れた画像データがDMA制御部5によってラインバッフ
ァメモリ4にDMA転送される。スキャナ6はラインセ
ンサであり、ライン単位で画像データが読み取られる
が、CPU1の処理負荷を軽減するために2ライン毎に
1回の制御で2ラインのDMA転送を実行する。
【0023】そのために1ライン目と2ライン目のそれ
ぞれのスタートアドレスラッチ21,22を持ち、マル
チプレクサ25で切り換えて各ラインのスタートアドレ
スとする。しかし、先頭無効バイト数を設定する無効バ
イト数ラッチ23と転送バイト数を設定する転送バイト
数ラッチ24は各ラインで共通に使用する。マルチプレ
クサ25で1ライン目又は2ライン目のスタートアドレ
スを切り換えて、次段のスタートアドレスラッチ26に
保持する。更にラインの先頭では、マルチプレクサ27
を介してそのままアドレスラッチ29に保持し、DMA
アドレスを発生させる。そして、1バイトのDMA転送
が実行される毎に加算器28によりアドレスをインクリ
メントして行く。
【0024】一方、バイトカウント部では、DMAが要
求される毎に加算器32によりバイト数をインクリメン
トしてバイトカウンタ31に保持する。ライン先頭では
マルチプレクサ30により無効バイト数ラッチ23が選
択され、その内容と前記バイトカウンタ31の値を比較
器33で比較し、一致するまで制御部34はDMA要求
を無視する。そして、無効バイト数をカウント終了し、
DMA転送が実行されたら、同じように転送バイト数を
カウントし、転送バイト数ラッチ24の設定値と一致し
たら、制御部34はDMA転送を終了させる。これを1
ライン目と2ライン目で同様に行う。
【0025】図3はリクエスト受付部を示すブロック図
であり、本願の請求項2に対応するものである。図にお
いて、35はCPU1からのアドレスをデコードして1
ライン目スタートアドレスラッチ21または2ライン目
スタートアドレスラッチ22のラッチ信号を生成するア
ドレスデコーダである。36は上記アドレスデコーダ3
5から1ライン目スタートアドレスラッチ21に与えら
れるラッチ信号によってセットされる1ライン目実行フ
ラグ、37は同じくアドレスデコーダ35から2ライン
目スタートアドレスラッチ22に与えられるラッチ信号
によってセットされる2ライン目実行フラグであり、そ
れぞれ本願の転送開始アドレス設定状態保持手段に相当
する。38は上記1ライン目実行フラグ36および2ラ
イン目実行フラグ37の値とDMAリクエスト(要求)
信号およびライン同期信号とを入力して、実行フラグが
セットされているラインのDMAリクエストのみを受け
付けるDMAリクエスト受付フラグ、39は上記DMA
リクエスト受付フラグ38の内容に基づき、DMA応答
信号やストローブ信号を発生するタイミング信号発生部
である。
【0026】以上の構成において、DMA転送を実行す
るか、しないかの制御は、各スタートアドレスラッチ2
1,22への書き込みの有無で判断する。例えば、1ラ
イン目だけのDMA転送を実行したい場合は、1ライン
目のスタートアドレスのみ1ライン目スタートアドレス
ラッチ21に設定し、2ライン目のスタートアドレスを
設定しなければ良い。
【0027】すなわち、CPU1からのアドレス指定に
よってアドレスデコーダ35で発生されるラッチ信号に
より、対応するラインのスタートアドレスラッチ21,
22にアドレスがセットされるとともに、対応するライ
ンのDMA実行フラグ36,37がセットされる。そし
て、この実行フラグがセットされているラインでのDM
Aリクエストのみを受け付けてDMAリクエスト受付フ
ラグ38がセットされ、タイミング信号発生部39によ
りDMA応答信号,ストローブ信号が発生される。
【0028】なお、上記各実施例では、2ライン毎にD
MA転送する場合について示したが、3以上のライン毎
にDMA転送することも、ライン毎のスタートアドレス
ラッチさらには実行フラグを設けることにより、実現可
能である。
【0029】以上はスキャナ6からラインバッファメモ
リ4に対してDMA転送を実行する場合であるが、本発
明では、直接送信モードやメモリ蓄積送信モード時には
ラインバッファメモリ4にDMA転送するが、コピーモ
ード時にはCPU1の処理負荷やバス負荷を低減するた
めにスキャナ6からプロッタ7へ直接画像データをDM
A転送する。
【0030】図4は、その要部構成を示すブロック図で
あり、請求項3及び請求項4に対応する。図において、
40はスキャナ6からのシリアル画像データをパラレル
画像データに変換するS/P変換レジスタ、41はこの
S/P変換レジスタ40の出力側に設けられたFIFO
(First In First Out;先入れ先出し)バッファ、42は
上記FIFOバッファ41からの画像データをラインバ
ッファメモリ4にDMA転送するか、又はプロッタ7に
DMA転送するかを切り換えるデータ切換部である。な
お、ラインバッファメモリ4は、メモリ本体であるライ
ンバッファメモリ部4aとラインバッファ用のDMA制
御を行うラインバッファ用DMA制御部4bとから成
る。
【0031】一方、43はDMAリクエスト(要求)信
号を発生するDMAリクエスト発生部、44はDMA応
答信号を受け付けるDMA応答受付部、45はライン先
頭からの指定された無効バイト数をカウントする無効バ
イトカウント部、46はライン中の指定された転送バイ
ト数をカウントする転送バイトカウント部であり、前記
S/P変換レジスタ40から1バイト変換毎に出力され
る信号が上記DMAリクエスト発生部43,無効バイト
カウント部45及び転送バイトカウント部46に入力さ
れとともに、DMAリクエスト発生部43には、DMA
応答受付部44,無効バイトカウント部45及び転送バ
イトカウント部46の出力が入力されている。
【0032】また、47はDMAリクエスト発生部43
からのDMAリクエスト信号をラインバッファメモリ4
のラインバッファ用DMA制御部4bに出力するか、ま
たはプロッタ7に出力するかを切り換えるDMAリクエ
スト切換部、48は前記DMA応答受付部44に前記ラ
インバッファ用DMA制御部4bからのDMA応答信号
を出力するか、またはプロッタ7からのDMA応答信号
を出力するかを切り換えるDMA応答切換部である。こ
こで、前記データ切換部42,DMAリクエスト切換部
47及びDMA応答切換部48は、直接送信モードやメ
モリ蓄積送信モード及びコピーモードを設定するモード
設定信号により制御され、コピーモードの時だけプロッ
タ7側に切り換えられる。
【0033】以上の構成において、スキャナ6からのシ
リアル画像データはS/P変換レジスタ40でパラレル
データに変換され、データ入出力の速度差を緩衝するた
めのFIFOバッファ41に入力される。一方、無効バ
イトカウント部45は画像データのライン先頭からの無
効バイト数をカウントし、その結果をDMAリクエスト
発生部43に出力する。DMAリクエスト発生部43
は、上記無効バイトカウント部45の出力に基づき、指
定された無効バイト数まではDMAリクエスト信号を発
生せず、無効バイト数を超えたらDMAリクエスト信号
を発生する。また、転送バイトカウント部46は指定さ
れた転送バイト数までカウントし、その結果をDMAリ
クエスト発生部43に出力する。DMAリクエスト発生
部43は、上記転送バイトカウント部46の出力に基づ
き、指定された転送バイト数を超えたらDMAリクエス
ト信号の発生を停止する。DMAリクエスト信号に対す
る応答信号はDMA応答受付部44で受け付けられて処
理される。
【0034】そして、FIFOバッファ41からの画像
データの出力はデータ切換部42で、DMAリクエスト
信号はDMAリクエスト切換部47で、DMA応答信号
はDMA応答切換部48で、それぞれモード設定信号に
基づきDMAの転送先に応じて切り換えられ選択され
る。
【0035】すなわち、モード設定信号がコピーモード
の時には、各切換部42,47,48がプロッタ7側に
切り換わる。これにより、DMAリクエスト発生部43
からのDMAリクエスト信号はDMAリクエスト切換部
47を介してプロッタ7に与えられ、これに対してプロ
ッタ7から出力されるDMA応答信号はDMA応答切換
部48を介してDMA応答受付部44に与えられる。そ
して、スキャナ6からS/P変換レジスタ40,FIF
Oバッファ41を介して入力された画像データは、デー
タ切換部42によってプロッタ7に与えられ、記録紙に
記録される。
【0036】一方、直接送信モードやメモリ蓄積送信モ
ードの時には、各切換部42,47,48がラインバッ
ファメモリ4側に切り換わる。これにより、DMAリク
エスト発生部43からのDMAリクエスト信号はDMA
リクエスト切換部47を介してラインバッファ用DMA
制御部4bに与えられ、これに対してラインバッファ用
DMA制御部4bから出力されるDMA応答信号はDM
A応答切換部48を介してDMA応答受付部44に与え
られる。そして、スキャナ6からS/P変換レジスタ4
0,FIFOバッファ41を介して入力された画像デー
タは、データ切換部42によってラインバッファメモリ
部7に与えられ、符号化処理等が施されて送信される。
【0037】なお、本実施例においては、DMAリクエ
スト発生部43、DMA応答受付部44、無効バイトカ
ウント部45、転送バイトカウント部46のみならず、
S/P変換レジスタ40とFIFOバッファ41も共通
化されているので、装置構成がさらに簡素化される。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、ライン単位の転送開始アドレスを設定する転送開
始アドレス設定手段と、ライン先頭の無効データのバイ
ト数を設定する先頭無効バイト数設定手段と、ライン中
の有効データの転送バイト数を設定する有効データ転送
バイト数設定手段とを有し、前記転送開始アドレス設定
手段を複数備えて、DMA転送を複数ライン毎に制御す
るとともに、前記先頭無効バイト数設定手段と有効デー
タ転送バイト数設定手段をそれぞれ前記複数ラインで共
通化したので、装置構成をあまり複雑化することなく、
CPUの処理負荷を軽減することができる効果がある。
【0039】さらに、請求項2記載の発明によれば、前
記複数ラインの各ライン毎に転送開始アドレスの設定の
有無を保持する転送開始アドレス設定状態保持手段を備
え、各保持手段に保持された転送開始アドレスの設定状
態に基づき各ラインのDMA転送を起動することによ
り、各ラインの転送開始アドレスの設定をトリガとして
各ラインの画像データのDMA転送を実行することがで
きるので、装置構成を簡素化でき、制御も容易となる効
果がある。
【0040】一方、請求項3記載の発明によれば、DM
A要求信号を発生するDMA要求発生手段と、DMA応
答信号を受け付けるDMA応答受付手段とを有し、画像
読取手段によりライン単位で読み取られた画像データを
ラインバッファメモリにDMA転送するか、または画像
記録手段にDMA転送するかを切り換える画像データ切
換手段と、前記DMA要求発生手段からのDMA要求信
号をラインバッファメモリ側に出力するか、または前記
画像記録手段側に出力するかを切り換えるDMA要求信
号切換手段と、前記DMA応答受付手段に前記ラインバ
ッファメモリ側からのDMA応答信号を出力するか、ま
たは前記画像記録手段側からのDMA応答信号を出力す
るかを切り換えるDMA応答信号切換手段とを備えて、
前記DMA要求発生手段とDMA応答受付手段をそれぞ
れラインバッファメモリへのDMA転送と画像記録手段
へのDMA転送とで共通化したので、装置構成をあまり
複雑化することなく、CPUの処理負荷及びバス負荷を
軽減することができる効果がある。
【0041】さらに、請求項4記載の発明によれば、ラ
イン先頭からの指定された無効バイト数をカウントする
無効バイトカウント手段と、ライン中の指定された転送
バイト数をカウントする転送バイトカウント手段とを有
し、DMA要求発生手段は前記無効バイトカウント手段
のカウント数が指定された無効バイト数を越えたときD
MA要求信号を発生し、前記転送バイトカウント手段の
カウント数が指定された転送カウント数を越えたときD
MA要求信号の発生を停止し、前記無効バイトカウント
手段と転送バイトカウント手段をそれぞれラインバッフ
ァメモリへのDMA転送と画像記録手段へのDMA転送
とで共通化したので、装置構成をさらに簡素化できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るファクシミリ装置の全体
構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施例の要部構成を示すブロック図。
【図3】第2の実施例の要部構成を示すブロック図。
【図4】第3の実施例の要部構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 ラインバッファメモリ 5 DMA制御部 6 スキャナ 7 プロッタ 8 操作表示部 9 通信制御部 10 符号化復号化部 11 システムバス 21 1ライン目スタートアドレスラッチ 22 2ライン目スタートアドレスラッチ 23 無効バイト数ラッチ 24 転送バイト数ラッチ 25,27,30 マルチプレクサ 26 スタートアドレスラッチ 28,32 加算器 29 アドレスラッチ 31 バイトカウンタ 33 比較器 34 制御部 35 アドレスデコーダ 36 1ライン目実行フラグ 37 2ライン目実行フラグ 38 DMAリクエスト受付フラグ 39 タイミング信号発生部 40 S/P変換レジスタ 41 FIFOバッファ 42 データ切換部 43 DMAリクエスト発生部 44 DMA応答受付部 45 無効バイトカウント部 46 転送バイトカウント部 47 DMAリクエスト切換部 48 DMA応答切換部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取手段によりライン単位で読み取
    られた画像データをラインバッファメモリにDMA転送
    するファクシミリ装置において、 ライン単位の転送開始アドレスを設定する転送開始アド
    レス設定手段と、ライン先頭の無効データのバイト数を
    設定する先頭無効バイト数設定手段と、ライン中の有効
    データの転送バイト数を設定する有効データ転送バイト
    数設定手段とを有し、 前記転送開始アドレス設定手段を複数備えて、前記DM
    A転送を複数ライン毎に制御するとともに、前記先頭無
    効バイト数設定手段と有効データ転送バイト数設定手段
    をそれぞれ前記複数ラインで共通化したことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記複数ラインの各ライン毎に転送開始
    アドレスの設定の有無を保持する転送開始アドレス設定
    状態保持手段を備え、 前記各保持手段に保持された転送開始アドレスの設定状
    態に基づき各ラインのDMA転送を起動することを特徴
    とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 画像読取手段によりライン単位で読み取
    られた画像データをラインバッファメモリにDMA転送
    するファクシミリ装置において、 DMA要求信号を発生するDMA要求発生手段と、DM
    A応答信号を受け付けるDMA応答受付手段とを有し、 前記画像読取手段によりライン単位で読み取られた画像
    データをラインバッファメモリにDMA転送するか、ま
    たは画像記録手段にDMA転送するかを切り換える画像
    データ切換手段と、前記DMA要求発生手段からのDM
    A要求信号をラインバッファメモリ側に出力するか、ま
    たは前記画像記録手段側に出力するかを切り換えるDM
    A要求信号切換手段と、前記DMA応答受付手段に前記
    ラインバッファメモリ側からのDMA応答信号を出力す
    るか、または前記画像記録手段側からのDMA応答信号
    を出力するかを切り換えるDMA応答信号切換手段とを
    備えて、前記DMA要求発生手段とDMA応答受付手段
    をそれぞれラインバッファメモリへのDMA転送と画像
    記録手段へのDMA転送とで共通化したことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 ライン先頭からの指定された無効バイト
    数をカウントする無効バイトカウント手段と、ライン中
    の指定された転送バイト数をカウントする転送バイトカ
    ウント手段とを有し、 前記DMA要求発生手段は前記無効バイトカウント手段
    のカウント数が指定された無効バイト数を超えたときD
    MA要求信号を発生し、前記転送バイトカウント手段の
    カウント数が指定された転送バイト数を超えたときDM
    A要求信号の発生を停止し、 前記無効バイトカウント手段と転送バイトカウント手段
    をそれぞれラインバッファメモリへのDMA転送と画像
    記録手段へのDMA転送とで共通化したことを特徴とす
    る請求項3記載のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9491346B2 (en) 1996-06-28 2016-11-08 Metrovideo, Inc. Image acquisition system

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