JPH11341241A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH11341241A
JPH11341241A JP10140074A JP14007498A JPH11341241A JP H11341241 A JPH11341241 A JP H11341241A JP 10140074 A JP10140074 A JP 10140074A JP 14007498 A JP14007498 A JP 14007498A JP H11341241 A JPH11341241 A JP H11341241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
memory
image data
image
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10140074A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Kuwano
秀之 桑野
Kazuyuki Murata
和行 村田
Takehito Yamaguchi
岳人 山口
Yuji Okada
雄治 岡田
Joji Tanaka
丈二 田中
Naoki Takahashi
直樹 高橋
Kenji Hisatomi
健治 久富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10140074A priority Critical patent/JPH11341241A/ja
Publication of JPH11341241A publication Critical patent/JPH11341241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないハードウェア資源で効率的な並列動作
を実現する画像処理装置を提供する。 【解決手段】 画像データ入力手段より入力された画像
データを、画像データ出力手段に出力する画像処理装置
において、非符号化画像メモリ8、符号化データメモリ
5を備え、データパス制御手段10が、上記画像データ
入力手段1、画像データ出力手段2、非符号化画像メモ
リ8、符号化データメモリ5間の入出力経路を制御する
構成を採用している。このデータパス制御手段10は、
少ないハードウェア資源で効率的な並列動作が可能とな
るよう上記入出力経路を制御する。上記画像データ入力
手段1は、スキャナ、ファクシミリ受信手段、プリント
コントローラ、およびファイリング手段のうち、少なく
とも一種であり、上記画像データ出力手段2は、プリン
タ、ファクシミリ送信手段、およびファイリング手段の
うち、少なくとも一種である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、コピー機能、ファクシミリ機
能、プリンタ機能等の複数機能を兼ね備えた画像処理装
置が広まりつつあり、このような画像処理装置では、重
複した機能を同一の処理ブロックで処理することによっ
て、ハードウェア資源を削減するようにしている。
【0003】図17は、従来の画像処理装置の概略ブロ
ック図を示す一例であり、以下にその構成を説明する。
スキャナ101は、原稿画像を光学的に読み取り画像デ
ータを出力し、プリンタ102は、上記スキャナ101
で読み込まれた画像データまたはデコーダ106で伸長
されたデータを、紙やOHPシート等の媒体に印刷す
る。プリンタコントローラ(PRNC)103は、図示
しないパーソナルコンピュータ等からのプリント信号を
ビットマップデータに展開して画像データを生成し、フ
ァクシミリ用モデム104は、公衆回線に対してデータ
送受信を行う。マルチプレクサ(MUX)110は、上
記スキャナ101からの画像データまたは上記プリンタ
コントローラ103からの画像データを選択し、セレク
タ111は、符号化データメモリ108上のデータの出
力先を選択する。エンコーダ105は、スキャナ101
から読み込んだ画像データやプリンタコントローラ10
3で展開されたビットマップデータを、MH、MR、M
MR、JBIG、JPEG等に圧縮して符号化する。デ
コーダ106は、符号化データメモリ108にある符号
化されたデータを伸長して、出力ビットマップデータを
生成する。DMAコントローラ107は、エンコーダ1
05およびデコーダ106と、符号化されたデータを記
憶する符号化データメモリ108間のデータ転送を行
う。
【0004】以下、上記構成におけるコピー動作につい
て説明する。まず、スキャナ101からの画像データ
は、マルチプレクサ110を経由し、エンコーダ105
で圧縮され符号化された後、符号化データメモリ108
に記憶される。この符号化データは、DMAコントロー
ラ107で逆方向に読み出され、デコーダ106で展開
された後、プリンタ102から印刷される。必要部数の
印刷が終了すると、スキャナ101から次の原稿が読み
込まれ、上記と同様に、符号化データメモリ108に記
憶される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成によると、例えば、コピー動作とパーソナルコ
ンピュータ等からのプリントデータの受信とが同時に発
生した場合、ハードウェア資源がぶつかってしまうた
め、順次処理しなければならない。しかしながら、順次
処理では、プリンタやファクシミリ等の通信を伴う処理
が長時間待たされた場合には、通信エラーが発生してし
まうという問題がある。
【0006】このようなことを考慮した上で並列動作を
実現させたい場合には、重複した機能を多数備えること
が考えられるが、これでは、希にしか使用しないハード
ウェア資源を備えることになり、効率が悪い。
【0007】本発明は上記従来の事情に基づいて提案さ
れたものであって、少ないハードウェア資源で効率的な
並列動作を実現する画像処理装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、図1に示すように、例えばスキャナ1等の
画像データ入力手段より入力された画像データを、例え
ばプリンタ2等の画像データ出力手段に出力する画像処
理装置において、ローカルメモリ(以下、「非符号化デ
ータメモリ」という。)8、符号化データメモリ5を備
え、パスコントローラ(以下、「データパス制御手段」
という。)10が、上記画像データ入力手段1、画像デ
ータ出力手段2、非符号化データメモリ8、符号化デー
タメモリ5間の入出力経路を制御する構成を採用してい
る。このデータパス制御手段10は、少ないハードウェ
ア資源で効率的な並列動作が可能となるよう上記入出力
経路を制御する。
【0009】上記構成において、上記データパス制御手
段10から上記符号化データメモリ5への経路に、画像
データを圧縮し、符号化データを出力するエンコーダ
(符号化手段)3を挿入するとともに、上記符号化デー
タメモリ5から上記データパス制御手段10への経路
に、符号化データを伸長し、画像データを生成するデコ
ーダ(復号化手段)4を挿入する。すなわち、上記非符
号化データメモリ8には、符号化されていない画像デー
タを記憶し、上記符号化データメモリ5には、符号化デ
ータを記憶するようにしている。
【0010】或いは、上記構成において、図6に示すよ
うに、画像データを圧縮し、上記符号化データメモリ5
に符号化データを出力する符号化機能および上記符号化
データメモリ5に記憶された符号化データを伸長し、画
像データを生成する復号化機能を有するENDEC(符
号化復号化手段)21a、21bを、データパス制御手
段10に直接接続するようにしてもよい。この場合、デ
ータパス制御手段10は、上記符号化データメモリ5へ
の入出力経路に、上記符号化復号化手段21a、21b
が介在するよう入出力経路を制御する。
【0011】なお、上記画像データ入力手段1は、スキ
ャナ(画像読み取り手段)、ファクシミリ受信手段、プ
リントコントローラ、およびファイリング手段のうち、
少なくとも一種であり、上記画像データ出力手段2は、
プリンタ(印刷手段)、ファクシミリ送信手段、および
ファイリング手段のうち、少なくとも一種である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に従って詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、実施の形態1における画像処
理装置の概略機能ブロック図であり、以下にその構成を
説明する。
【0013】スキャナ(画像読み取り手段)1は、原稿
画像を光学的に読み込んで画像データを生成し、プリン
タ(印刷手段)2は、スキャナ1で生成された画像デー
タや後述する非符号化画像データを、紙やOHPシート
等の媒体に印刷する。エンコーダ(符号化手段)3は、
スキャナ1から読み込んだ画像データまたは後述する非
符号化画像データを、圧縮して符号化データを生成し、
デコーダ(復号化手段)4は、エンコーダ3とは逆に、
符号化データを伸長してビットマップデータである非符
号化画像データを生成する。符号化データメモリ5は、
エンコーダ3によって圧縮された符号化データを記憶す
る。この符号化データメモリ5は、例えばスキャナ1か
ら読み込んだ画像データをエンコーダ3を通して記録し
て、順序を入れ替えて出力するといったソート機能を実
現する際のバッファとして機能する。第1の符号化デー
タDMAコントローラ(以下、「E_DMAC」とい
う。)6は、エンコーダ3によって圧縮された符号化デ
ータを符号化データメモリ5に転送する動作を制御し、
第2の符号化データDMAコントローラ(以下、「D_
DMAC」という。)7は、デコーダ4で復号化するデ
ータを符号化データメモリ5からデコーダ4に転送する
動作を制御する。ローカルメモリ(非符号化データメモ
リ)8は、スキャナ1で読み込まれた画像データ、デコ
ーダ4で伸長された非符号化画像データを記憶するため
のメモリであり、例えばスキャナ1から読み込んで符号
化データメモリ5に記憶されているデータを縮小しなが
ら複数枚印刷する場合には、縮小された非符号化画像デ
ータを記憶するバッファとして機能する。LM−DMA
C9aおよびLM−DMAC9bは、ローカルメモリ8
のデータ入出力を制御する画像データDMAコントロー
ラである。パスコントローラ(データパス制御手段)1
0は、スキャナ1からの入力、エンコーダ3への出力、
デコーダ4からの入力、LM−DMAC9a、9bの入
出力、およびプリンタ2への出力から、任意の入力/出
力のペアを選択し、接続する。なお、ユーザは、タッチ
パネル付きLCDパネル及びテンキーなどの複数のキー
を備えた操作パネル(図示しない)から各種操作を指示
入力することができる。
【0014】図2は、上記パスコントローラ10の概略
内部構成図であり、以下にその構成を説明する。MUX
a51、MUXc52は、LM−DMAC9a、LM−
DMAC9bへの出力を選択するセレクタであり、その
出力は双方向バスに接続されるのでトライステート出力
になっている。一方、入力には、スキャナ1からの画像
データ、デコーダ4からの非符号化画像データが接続さ
れる。MUXd53は、プリンタ2への出力セレクタで
あり、入力には、デコーダ4からの非符号化画像デー
タ、LM−DMAC9aおよび、LM−DMAC9bか
らのデータが接続される。MUXb54は、エンコーダ
3への出力信号セレクタであり、スキャナ1からの画像
データ、LM−DMAC9aおよび、LM−DMAC9
bからのデータが接続される。
【0015】以下、図14(a)に従って、上記構成に
おいてA4、B5等の定型サイズより長い長尺原稿を定
型サイズの用紙に分割して印刷する場合(図3参照)の
動作について説明する。
【0016】まず、操作パネルより上記分割印刷が指示
入力されると、スキャナ1は、1ページ目の原稿91を
読み込む。この時、MUXb54の入力はSCN_d8
1を選択しており、スキャナ1からの入力とエンコーダ
3への出力が接続されている状態になっている。この読
み込まれた画像データは、エンコーダ3で圧縮され、符
号化データメモリ5に記憶される。続いて、2ページ目
が読み込まれ、同様に符号化データメモリ5に記憶され
る。こうして、スキャナ1からの画像データは、順次、
符号化データメモリ5に記憶される。一方、MUXa5
1は、DEC_d84を選択し、LM−DMAC9aへ
の出力とデコーダ4からの入力が接続される。符号化デ
ータメモリ5に記憶されたデータは、デコーダ4によっ
て伸長されローカルメモリ8に記憶される。この時、デ
コーダ4では、定型用紙分のライン数だけローカルメモ
リ8に記憶する。そして、MUXd53は、LM1_d
83を選択し、LM−DMAC9bからの入力とプリン
タ2への出力が接続される。この時、LM−DMAC9
bでは、1ページ目92は記憶された非符号化画像デー
タの先頭からのデータを出力する。更に、2ページ目9
3は1ページ目に転送した最後のデータよりやや前の部
分から印刷を開始する。
【0017】以上のようにして、長尺原稿が定型サイズ
の用紙に分割されて印刷されることになる。ここで、上
記の動作はいずれも並行して行われる。すなわち、本実
施の形態の構成によれば、スキャナ1から符号化データ
メモリ5へのデータ転送、符号化データメモリ5からロ
ーカルメモリへ8のデータ転送、ローカルメモリ8から
プリンタ2へのデータ転送を並行して実行することが可
能である。また、ローカルメモリ8から符号化データメ
モリ5へのデータ転送と、符号化データメモリ5からプ
リンタ2へのデータ転送の並行動作や、スキャナ1から
符号化データメモリ5へのデータ転送と符号化データメ
モリ5からプリンタ2へのデータ転送の並行動作等、さ
まざまなデータパスの組み合わせに柔軟に対応すること
ができる。 (実施の形態2)図4は、実施の形態2における画像処
理装置の概略機能ブロック図であり、上記実施の形態1
と異なる点のみを以下に説明する。
【0018】本実施の形態では、パスコントローラ10
への入力として、プリンタコントローラ(以下、「PR
NC」という。)11を追加した構成としている。この
PRNC11は、例えばLANやセントロ等の専用線経
由でパーソナルコンピュータ等からのプリントデータを
受け取り、ビットマップデータであるプリント画像デー
タを生成する。
【0019】図5は、本実施の形態におけるパスコント
ローラ10の概略内部構成図であり、MUXa56、M
UXc57の入力には、スキャナ1からの画像データ、
デコーダ4からの非符号化画像データ、PRNC11か
らのプリント画像データが接続される。MUXd58の
入力には、デコーダ4からの非符号化画像データ、LM
−DMAC9aおよび、LM−DMAC9bからのデー
タ、PRNC11からのプリント画像データが接続され
る。MUXb59の入力には、スキャナ1からの画像デ
ータ、LM−DMAC9aおよび、LM−DMAC9b
からのデータ、PRNC11からのプリント画像データ
が接続される。
【0020】以下、図14(b)に従って、上記構成に
おいてPRNC11から順序を入れ替えてのソート印刷
を受けている時に複数部のコピーをする場合の動作につ
いて説明する。
【0021】まず、PRNC11は、パーソナルコンピ
ュータ等からのプリントデータを受け取ると、受け取っ
たプリントデータをビットマップに展開する。この時、
パスコントローラ10のMUXb59は、PRC_d8
5を選択するようにしており、PRNC11とエンコー
ダ3が接続される。従って、PRNC11で展開された
プリント画像データは、符号化データメモリ5に記憶さ
れることになる。ここで、操作パネルより複数部コピー
が指示入力された場合には、エンコーダ3は使用中であ
り、符号化データメモリ5へのデータ転送はできないた
め、MUXa56はSCN_d81を選択するようにす
る。これによって、スキャナ入力とLM−DMAC9a
への出力が接続され、スキャナ1で読み込まれた画像デ
ータはローカルメモリ8に記憶される。続いて、MUX
d58はLM1_d83を選択し、ローカルメモリ8に
記憶されたデータがLM−DMAC9bを通して読み出
され、プリンタ2へ出力される。この時、ローカルメモ
リ8に余裕があれば、同時にスキャナ1から次の原稿を
LM−DMAC9a経由で記憶することができる。
【0022】以上のように、本実施の形態によれば、P
RNC11から符号化データメモリ5へのデータ転送、
スキャナ1からローカルメモリ8へのデータ転送、ロー
カルメモリ8からプリンタ2へのデータ転送の3つの動
作を並列して行うことが可能である。同様に、スキャナ
1から符号化データメモリ5へのデータ転送とPRNC
11からプリンタ2へのデータ転送を並列して行うこと
もできる。このように、本実施の形態によれば、コピー
機能とプリンタ機能を兼ね備えた装置において、少ない
ハードウェア資源で、効率的な並列動作を実現すること
ができる。
【0023】なお、上記の説明では、PRNC11を追
加した構成について説明したが、本実施の形態はこれに
限定されるものではなく、例えば、FAX用モデム(フ
ァクシミリ送受信手段)を追加した構成とし、パスコン
トローラ10は、このファクシミリ送受信手段に対する
入出力データを制御するようにしてもよい。 (実施の形態3)図6は、実施の形態3における画像処
理装置の概略機能ブロック図であり、上記実施の形態1
と異なる点のみを以下に説明する。
【0024】ENDEC21a、ENDEC21bは、
それぞれ、スキャナ1から読み込んだ画像データまたは
非符号化画像データを圧縮して符号化データを生成する
符号化機能と、符号化データを伸長してビットマップデ
ータである非符号化画像データを生成する生成機能を併
せ持った符号化復号化手段である。入出力は独立の信号
線になっており、符号化・復号化できたデータは逐次出
力することができる。DMAC22a、DMAC22b
は、ENDEC21aまたはENDEC21bによって
圧縮された符号化データを符号化データメモリ5に転送
する機能と、ENDEC21aまたはENDEC21b
によって復号化される符号化データを符号化データメモ
リ5から読み出す機能を備えた符号化データDMAコン
トローラである。
【0025】図7は、本実施の形態におけるパスコント
ローラ10の概略内部構成図であり、MUXa61、M
UXb62の入力には、スキャナ1からの画像データ、
ENDEC21aおよびENDEC21bからの非符号
化画像データが接続される。MUXc63の入力には、
ENDEC21aおよびENDEC21bからの非符号
化画像データ、LM−DMAC9aおよび、LM−DM
AC9bからのデータが接続される。MUXd64、M
UXg67の入力には、スキャナ1からの画像データ、
DMAC22aおよびDMAC22bからの非符号化画
像データ、LM−DMAC9aおよび、LM−DMAC
9bからのデータが接続される。ここで、MUXd6
4、MUXg67において、DMAC22aおよびDM
AC22bからの入力が選択された場合には、ENDE
C21aおよびENDEC21bはデコーダとして機能
し、スキャナ1からの画像データまたはLM−DMAC
9aおよび、LM−DMAC9bからのデータが選択さ
れた場合には、ENDEC21aおよびENDEC21
bはエンコーダとして機能する。MUXe65、MUX
f66の入力には、ENDEC21aおよびENDEC
21bで圧縮された符号化データが接続されている。
【0026】以下、図15(c)に従って、上記構成に
おいて大量部数の印刷中に長尺原稿分割コピー要求がき
た場合の動作について説明する。まず、複数部コピーす
る場合に動作について説明する。複数部コピーの場合に
は、スキャナ1で読み取られた画像データ(図15
(c)点線)は、MUXd64を経由してENDEC2
1aで圧縮・符号化され、符号化された符号化データ
は、MUXe65を経由してDMAC22aに転送され
た後、符号化データメモリ5に記憶される。この符号化
データメモリ5に記憶された符号化データは、DMAC
22b、MUXg67を経由してENDEC21bで伸
長され、非符号化画像データが生成された後、この非符
号化画像データはMUXc63を経由してプリンタ2か
ら印刷される。ここで、プリンタ2から印刷している最
中にも、スキャナ1では次の原稿が読み込まれている。
従って、大量部数を印刷するような場合には、原稿を全
てスキャナ1で読みこんでしまった後でも、コピーは全
て印刷し終わっていないという状況が発生する。そこ
で、このようなタイミングにおいて、別のユーザがコピ
ーをしようとすると、コピー予約という状態になり、そ
の旨を示すメッセージをパネル等に表示するようにして
いる。このコピー予約の状態とは、スキャナ1からは読
み込むことはできるが、紙に印刷することはできない状
態であり、コピー予約の状態をユーザに通知する機能
は、従来の画像処理装置でも備えた一般的な機能であ
る。
【0027】次に、上記コピー予約状態において、長尺
原稿を分割コピーしようとした場合の動作について説明
する。まず、スキャナ1で読み取った画像データ(図1
5(c)実線)は、LM−DMAC9aを経由してロー
カルメモリ8に記憶され、ローカルメモリ8に記憶され
た画像データは、印刷したい用紙のライン数分だけMU
Xd64経由でENDEC21aにおいて符号化され
る。この符号化された符号化データは、MUXe65経
由でDMAC22aに出力され、符号化データメモリ5
にコピー予約の1枚目のデータとして記憶される。続い
て、ローカルメモリ8に残っている画像データは、先ほ
ど符号化したデータより数ライン分さかのぼって、1枚
目と同様の経路で符号化データメモリ5にコピー予約2
枚目のデータとして記憶され、ローカルメモリ8上のデ
ータを符号化し終わると、次の原稿がスキャナ1から読
み取られる。
【0028】以上のような動作を繰り返すことにより、
コピー予約のデータが主記憶上に生成される。このデー
タは、プリンタ2が使用できるようになり次第、つま
り、先に行われている大量部数の印刷が終わり次第、M
UXg67を経由してENDEC21bで伸長され、プ
リンタ2から印刷される。
【0029】上記実施の形態1では、エンコーダ3、デ
コーダ4が単機能である構成としていたが、本実施の形
態では、エンコード、デコード両機能を備えた手段を複
数用意し、符号化データメモリ5へのDMACの入出力
を双方向にする構成としているため、両方でエンコード
したり、デコードしたりすることが可能となる。従っ
て、本実施の形態の構成は、上記実施の形態1の構成よ
りも、更にデータパスの組み合わせに対する柔軟性を備
えた構成であるといえる。 (実施の形態4)図8は、実施の形態4における画像処
理装置の概略機能ブロック図であり、上記実施の形態3
と異なる点のみを以下に説明する。
【0030】本実施の形態では、パスコントローラ10
への入力として、PRNC11を追加した構成としてい
る。このPRNC11については、上記実施の形態2で
述べた通りであるため、ここでは説明を省略する。
【0031】図9は、本実施の形態におけるパスコント
ローラ10の概略内部構成図であり、MUXa71、M
UXb72の入力には、スキャナ1からの画像データ、
ENDEC21aおよびENDEC21bからの非符号
化画像データ、PRNC11からのプリント画像データ
が接続される。MUXc73の入力には、ENDEC2
1aおよびENDEC21bからの非符号化画像デー
タ、LM−DMAC9aおよび、LM−DMAC9bか
らのデータ、PRNC11からのプリント画像データが
接続される。MUXd74、MUXg77の入力には、
スキャナ1からの画像データ、DMAC22aおよびD
MAC22bからの非符号化画像データ、LM−DMA
C9aおよび、LM−DMAC9bからのデータ、PR
NC11からのプリント画像データが接続される。ここ
で、MUXd74、MUXg77において、DMAC2
2aおよびDMAC22bからの入力が選択された場合
には、ENDEC21aおよびENDEC21bはデコ
ーダとして機能し、スキャナ1からの画像データまたは
LM−DMAC9aおよび、LM−DMAC9bからの
データが選択された場合には、ENDEC21aおよび
ENDEC21bはデコーダとして機能する。MUXe
75、MUXf76の入力にはENDEC21aおよび
ENDEC21bで圧縮された符号化データが接続され
ている。
【0032】以下、図15(d)に従って、上記構成に
おいてPRNC11から順序を入れ替えてのソート印刷
を受付中にスキャナ1からもソート印刷要求がきた場合
の動作について説明する。
【0033】まず、PRNC11からのソート印刷要求
がきた場合の動作について説明する。PRNC11から
のプリント画像データは、MUXd74を経由してEN
DEC21aで符号化される。符号化された符号化デー
タは、MUXe75を経由してDMAC22aに出力さ
れ、符号化データメモリ5に記憶される。この動作は、
原稿順序を入れ替えるために全原稿を読み出すまで繰り
返される。
【0034】以下、上記の動作中に、スキャナ1から同
様のソート印刷要求がきた場合について説明する。スキ
ャナ1で読み込まれた画像データは、MUXg77を経
由してENDEC21bで符号化される。符号化された
符号化データは、MUXf76を経由してDMAC22
bに出力され、符号化データメモリ5に記憶される。こ
の動作は、原稿順序を入れ替えるために全原稿を読み出
すまで繰り返される。
【0035】ここで、上記スキャナ1からのデータと上
記PRNC11からのデータのうち、全原稿が早く用意
できたほうから順序を入れ替えて印刷する。すなわち、
スキャナ1からのデータが先に用意できた場合、その符
号化データは、DMAC22bからMUXg77を経由
してENDEC21bで伸長され、伸長されたデータは
MUXc73を経由してプリンタ2へ出力される。一
方、PRNC11からのデータが先に用意された場合、
その符号化データは、DMAC22aからMUXd74
を経由してENDEC21aで伸長され、伸長されたデ
ータはMUXc73経由でプリンタ2に出力される。
【0036】以上のように、本実施の形態によれば、エ
ンコード、デコード両機能を備えた手段を複数用意し、
符号化データメモリ5へのDMACの入出力を双方向に
することによって、同時に2つの機能のエンコードが可
能となり、上記実施の形態2に比べ、より多くのサービ
スを並行して提供することができる。
【0037】なお、上記の説明では、LM−DMAC9
a、9bを使用していないが、これらを使用した場合、
上記実施の形態2と同様の効果が得られることは言うま
でもない。 (実施の形態5)図10は、実施の形態5における画像
処理装置の概略機能ブロック図であり、上記実施の形態
3と異なる点のみを以下に説明する。
【0038】本実施の形態では、上記実施の形態3の構
成にディスク装置(ファイリング手段)12を追加した
構成としており、このディスク装置12は、符号化デー
タメモリ5の符号化データを蓄積する。
【0039】以下、図16(e)に従って、上記構成に
おいてファイリングされているデータの印刷中に長尺原
稿分割コピー要求がきた場合の動作について説明する。
なお、本実施の形態のパスコントローラ10の内部構成
は、上記実施の形態3と同様であるため、説明を省略す
る。
【0040】まず、操作パネルよりファイリングされて
いる画像の印刷指示入力があると、ディスク装置12に
格納されているデータは、符号化データメモリ5上に読
み出され、読み出された符号化データは、DMAC22
b、MUXg77を経由してENDEC21bで伸長さ
れて非符号化画像データが生成される。この非符号化画
像データは、MUXc73を経由してプリンタ2から印
刷される。この間、スキャナ1はまったく使用されてお
らず、プリンタ2を使わないようなサービスであれば提
供することができる。
【0041】上記の動作中に、スキャナ1より長尺原稿
が読み込まれると、読み込まれた画像データは、MUX
a71経由でLM−DMAC9aに出力され、ローカル
メモリ8に記憶される。更に、ローカルメモリ8に記憶
された画像データは、印刷したい用紙のライン数分だけ
MUXd72経由でENDEC21aにおいて符号化さ
れる。符号化された符号化データは、MUXe75経由
でDMAC22aに出力され、符号化データメモリ5に
コピー予約の1枚目のデータとして記憶される。更に、
符号化データメモリ5に記憶されたデータはディスク装
置12に記憶され、符号化データメモリ5上の符号化デ
ータは削除される。続いて、ローカルメモリ8に残って
いる画像データは、先ほど符号化したデータより数ライ
ン分さかのぼって、1枚目と同様の経路でディスク装置
12にコピー予約2枚目のデータとして記憶される。ロ
ーカルメモリ8上のデータを符号化し終わると、次の原
稿をスキャナ1から読み取る。
【0042】以上の動作を繰り返すことにより、コピー
予約のデータがディスク装置12上に生成される。この
データは、プリンタ2が使用できるようになり次第、デ
ィスク装置12から符号化データメモリ5上に読み出さ
れ、MUXg77を経由しENDEC22bで伸長さ
れ、プリンタ2から印刷される。
【0043】以上のように、本実施の形態によれば、フ
ァイリング機能を備えた画像処理装置においても効率的
な並列動作を実現可能としている。また、本実施の形態
では、ファイリング機能を備えたことによって、バッフ
ァとしての符号化データメモリ5のサイズを削減してい
る。このことは、PRNC11やファクシミリ等さまざ
まな機能が付加された場合に大変効果的であることは容
易に想像される。 (実施の形態6)本実施の形態は、上記実施の形態3の
LM−DMACが画像切り出し機能を有する構成であ
り、以下に、まず、この画像切り出し機能について説明
する。
【0044】図12は、画像切り出し機能で使用するパ
ラメータの定義を示している。すなわち、全画像の主走
査画素数をX、切り出す画像の主走査画素数をXds
t、切り出す画像の副走査ライン数をYdstとする。
なお、スタートアドレスは、切り出す画像の先頭位置を
示す座標(Xoff、Yoff)から算出することがで
きる。
【0045】次に、上記画像切り出し機能の内部処理の
流れを図11に従って説明する。まず、外部より入力さ
れたスタートアドレスを、切り出すラインの先頭として
記憶する。このスタートアドレスは、上記したように切
り出す画像の位置を示す座標(オフセットアドレス)で
もよい(図11、ステップ201→202)。
【0046】次に、実際にアクセスするアドレスに上記
切り出す先頭アドレスを代入し、このアドレスにデータ
転送を行い、X座標のカウンタをインクリメントすると
ともに、アクセスするアドレスもインクリメントする
(ステップ203→204→205→206→20
7)。この動作をX座標のカウンタの値が切り出す画像
の主走査画素数Xdstと等しくなるまで繰り返し、X
座標のカウンタの値が切り出す画像の主走査画素数Xd
stと等しくなったら、アドレスが切り出す次のライン
の先頭になるように、先ほど記憶しておいた切り出すラ
インの先頭に全画像の主走査画素数Xを加えて新しいア
ドレスとする。同時に、Y座標のカウンタをインクリメ
ントし、X座標カウンタはリセットする(ステップ20
8→209→210→211)。そして、再び、実際に
アクセスするアドレスに、上述の切り出す先頭アドレス
を代入する(ステップ203)。
【0047】以上の動作を繰り返し、Y座標のカウンタ
の値が切り出す画像の副走査ライン数Ydstと等しく
なると終了する(ステップ208→212)。このよう
な構成にすることにより、全画像の主走査画素数X、切
り出す画像の主走査画素数Xdst、切り出す画像の副
走査ライン数Ydst、およびスタートアドレス(また
はスタート座標) を与えることにより、任意の矩形領域
を切り出すことができる。
【0048】以下、この画像切り出し機能を用いて、大
量部数のコピー中に切り出しコピー予約を行う場合の動
作について説明する。なお、複数部コピーの動作につい
ては、上述した通りであるためここでは説明を省略し、
以下、スキャナ1は使用可能であるが、プリンタ2は使
用中である時点から説明する。
【0049】まず、ユーザが、操作パネルより、切り出
し領域を指定して「画像切り出し」を指示入力すると、
スキャナ1は画像データを生成し、生成された画像デー
タは、MUXa61経由でLM−DMAC9aに出力さ
れる。ここで、LM−DMAC9aでは、画像切り出し
機能により指定された領域だけを切り出してローカルメ
モリ8に記憶する。なお、ローカルメモリ8へのデータ
転送が終了すると、ローカルメモリ8に余裕があれば、
次の原稿を読み出せる状態になっている。上記ローカル
メモリ8に記憶された画像データは、LM−DMAC9
bで読み出され、MUXd64経由で符号化される。符
号化された符号化データは、MUXe65を経由してD
MAC22aに転送され、符号化データメモリ5に記憶
される。そして、スキャナ1からのデータ転送が可能に
なり次第、次の原稿の読み取り動作を開始し、符号化デ
ータはプリンタ2が使用できるようになり次第、MUX
g67を経由してENDEC21bで伸長され、プリン
タ2から印刷される。
【0050】以上のように、画像切り出し機能を備えた
ことにより、画像切り出し等の特殊なサービスを容易に
提供することが可能になる。なお、ここでは、ローカル
メモリ8に記録する際に領域きり出しを行う説明とした
が、ローカルメモリ8から読み出す際に切り出しても同
様の効果が得られる。ただし、ローカルメモリ8に記録
する際に切り出しを行った方が、ローカルメモリ8の使
用を節約することができる。
【0051】また、上記の説明では、切り出し領域は操
作パネルより指定するとしているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、固定領域を切り出すようにして
もよいことはいうまでもない。 (実施の形態7)本実施の形態は、上記実施の形態6の
LM−DMACにおいてアドレス減算機能を備えた構成
である。以下、上記実施の形態6と同様の設定におい
て、このアドレス減算機能を用いた場合の動作について
説明する。
【0052】まず、スキャナ1は未使用であり、プリン
タ2は印刷中である状態において、原稿がスキャナ1で
読み取られると、生成された画像データは、MUXa6
1経由でLM−DMAC9aに出力され、ローカルメモ
リ8に記憶される。ローカルメモリ8に記憶された画像
データは、LM−DMAC9bで読み出され、MUXd
64経由で符号化される。ここで、LM−DMAc64
では、記憶されているアドレスを逆順で転送する。ま
た、バス形式でのデータ転送の場合には、ビットの並び
も反転するようにする。このように読み出された画像デ
ータは、MUXd64経由でENDEC21aに出力さ
れ、符号化される。符号化された符号化データは、MU
Xe65を経由してDMAC22aに転送され、符号化
データメモリ5に記憶される。そして、スキャナ1から
のデータ転送が可能になり次第、次の原稿の読み取り動
作を開始し、符号化データはプリンタ2が使用できるよ
うになり次第、MUXg67を経由してENDEC66
で伸長され、プリンタ2から印刷される。
【0053】ここで、上記印刷される画像は、スキャナ
1で読み取った画像に対して180°回転した画像で印
刷される。この機能、PRNC11等の、出力がある程
度一定方向であるサービスにおいては大変有効な機能で
ある。 (実施の形態8)本実施の形態は、上記実施の形態3の
MUXc63において合成機能を備えた構成であり、以
下、その構成を上記実施の形態3と異なる点のみを説明
する。
【0054】まず、図13に示すような、一方の画像2
30を上述の手順で符号化データメモリ5に記憶し、続
いて、他方の画像231を同じく上述の手順でローカル
メモリ8に記録する。次に、ローカルメモリ8の画像デ
ータ231をLM−DMAC9b経由で読み出すととも
に、符号化データメモリ5の画像230の符号化データ
を読み出し、ENDEC21bで伸長する。ここで、M
UXc63は、この2つの入力データを選択し、2つの
画像データのビット単位の論理和をとるようにする。こ
れによって、合成画像232が生成され、この合成画像
232がプリンタ2から印刷されることになる。
【0055】なお、上記の説明では、画像合成はプリン
タ出力のセレクタMUXc63でなされるとしたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、入出力が符号化
データではないセレクタであればどこでもよい。特に、
LC−DMAC9a、9bへのセレクタ等では、上述し
ているようなさまざまな機能が実現できるので、数多く
のサービスを提供できることになる。
【0056】なお、以上の実施の形態においては、メモ
リを2つ有する構造を適用したが、メモリを3つ有して
いてもよく、要するに、2つ以上のメモリを有していれ
ばよい。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、少ない
ハードウェア資源で効率的な並列動作を実現でき、さま
ざまなデータパスの組み合わせに柔軟に対応することが
できる。
【0058】また、画像の切り出し、回転、合成等の様
々な機能を容易に提供することができる。更に、本発明
では、ファイリング手段を備えることで、符号化データ
メモリのサイズを削減している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像処理装置の構成を示す概略
ブロック図である。
【図2】本発明におけるパスコントローラの概略内部構
成図である。
【図3】長尺原稿分割印刷の説明図である。
【図4】本発明における画像処理装置の構成を示す概略
ブロック図である。
【図5】本発明におけるパスコントローラの概略内部構
成図である。
【図6】本発明における画像処理装置の構成を示す概略
ブロック図である。
【図7】本発明におけるパスコントローラの概略内部構
成図である。
【図8】本発明における画像処理装置の構成を示す概略
ブロック図である。
【図9】本発明におけるパスコントローラの概略内部構
成図である。
【図10】本発明における画像処理装置の構成を示す概
略ブロック図である。
【図11】画像切り出し機能の動作を示すフローチャー
トである。
【図12】画像切り出し機能の説明図である。
【図13】画像合成機能の説明図である。
【図14】データ転送経路の説明図である。
【図15】データ転送経路の説明図である。
【図16】データ転送経路の説明図である。
【図17】従来の画像処理装置の構成を示す概略ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 スキャナ(画像データ入力手段) 2 プリンタ(画像データ出力手段) 3 エンコーダ(符号化手段) 4 デコーダ(復号化手段) 5 符号化データメモリ 8 ローカルメモリ(非符号化データメモ
リ) 9a、9b 画像データDMAコントローラ 10 パスコントローラ(データパス制御手
段) 12 ファイリング手段 21a、21b 符号化復号化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/41 H04N 1/41 Z (72)発明者 岡田 雄治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 丈二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高橋 直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久富 健治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の画像データ入力手段よ
    り入力された画像データを、少なくとも1種の画像デー
    タ出力手段に出力する画像処理装置において、 第1のメモリと、 上記第1のメモリとは物理的に異なる第2のメモリと、 上記画像データ入力手段、画像データ出力手段、第1の
    メモリ、第2のメモリ間の入出力経路を制御し、処理の
    少なくとも一部を並列的に行うデータパス制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のメモリおよび第2のメモリの
    うち、一方のメモリが画像データを記憶する非符号化デ
    ータメモリであり、他方のメモリが符号化データを記憶
    する符号化データメモリである請求項1に記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 上記データパス制御手段から上記符号化
    データメモリへの経路に、画像データを圧縮し、符号化
    データを出力する符号化手段が挿入されるとともに、上
    記符号化データメモリから上記データパス制御手段への
    経路に、符号化データを伸長し、画像データを伸長する
    復号化手段が挿入された請求項2に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 上記復号化手段が、長尺サイズ画像デー
    タを定型サイズ画像データに処理できる請求項3に記載
    の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 画像データを圧縮し、上記符号化データ
    メモリに符号化データを出力する符号化機能および上記
    符号化データメモリに記憶された符号化データを伸長
    し、画像データを生成する復号化機能を有する2つ以上
    の符号化復号化手段を上記データパス制御手段に直接接
    続するとともに、該データパス制御手段が、上記符号化
    データメモリへの入出力経路に、上記符号化復号化手段
    が介在するよう入出力経路を制御する請求項2に記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記符号化復号化手段が、長尺サイズ画
    像データを定型サイズ画像データに処理できる請求項5
    に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 2種の画像データを同時に扱う場合にお
    いて、上記非符号化データメモリおよび符号化データメ
    モリのうちの一方のメモリが上記2種の画像データのう
    ちの一方の画像データで使用されているときに、他方の
    画像データの入力があったとき、該他方の画像データを
    他方のメモリに収納した後、いずれか一方の画像データ
    に対する処理を待って残りの画像データに対する処理が
    なされる請求項3乃至6のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 2種の画像データを同時に扱う場合にお
    いて、一方の符号化復号化手段で一方の画像データを処
    理し、他方の符号化復号化手段で他方の画像データを処
    理する請求項5または6に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記符号化データメモリに対して符号化
    データの一時記憶をするファイリング手段を備えた請求
    項3または5に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記第1のメモリおよび上記第2のメ
    モリと上記データパス制御手段とが複数のデータパスお
    よびDMAコントローラを介して接続される請求項1、
    2、3、5のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 上記DMAコントローラが、上記非符
    号化データメモリに記憶された画像データの所定領域の
    データを抽出する請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 上記DMAコントローラが、上記非符
    号化データメモリに記憶された画像データを回転させる
    請求項10に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 上記データパス制御手段が、2つ以上
    の入力データを合成して出力する請求項1乃至12のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 上記画像データ入力手段が、画像読み
    取り手段、ファクシミリ受信手段、プリントコントロー
    ラ、およびファイリング手段のうち、少なくとも一種で
    ある請求項1乃至13のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  15. 【請求項15】 上記画像データ出力手段が、印刷手
    段、ファクシミリ送信手段、およびファイリング手段の
    うち、少なくとも一種である請求項1乃至14のいずれ
    かに記載の画像処理装置。
JP10140074A 1998-05-21 1998-05-21 画像処理装置 Pending JPH11341241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10140074A JPH11341241A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10140074A JPH11341241A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11341241A true JPH11341241A (ja) 1999-12-10

Family

ID=15260370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10140074A Pending JPH11341241A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11341241A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8593662B2 (en) 2006-06-29 2013-11-26 Ricoh Company, Ltd. Compound image-forming method and compound image-forming apparatus
US9172839B2 (en) 2014-01-23 2015-10-27 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, control method and storage medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8593662B2 (en) 2006-06-29 2013-11-26 Ricoh Company, Ltd. Compound image-forming method and compound image-forming apparatus
US9172839B2 (en) 2014-01-23 2015-10-27 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, control method and storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001332976A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH11341241A (ja) 画像処理装置
JP4041061B2 (ja) リモートコピー処理方法及びリモートコピー処理制御プログラム
JP3674644B2 (ja) 印字用データ発生装置
JP5145278B2 (ja) 画像処理装置
JP5004322B2 (ja) データ転送制御方法,装置および画像形成装置
JPH09214746A (ja) 画像出力システム及び画像形成装置
JP3735583B2 (ja) デジタルカラー複写機
JP2003099391A (ja) Dma転送方式
JP3163304B2 (ja) 符号化復号化方式
JP2001136356A (ja) ファクシミリ装置
JP4197097B2 (ja) 画像処理装置
JP3060450U (ja) ファックス受信データ処理装置
JP2002262104A (ja) ファクシミリ装置
JP2009094604A (ja) ライン間補正用集積回路,カラーコピー機及びカラースキャナ
JP2001243025A (ja) データ処理装置及び方法
JP2000295387A (ja) 通信端末装置
JPH0213572A (ja) 情報処理装置
JP2006236039A (ja) マルチファンクションシステム
JPH09307721A (ja) デジタル複写装置
JP2001245160A (ja) 画像データ処理装置及び方法
JPH0815299B2 (ja) 画像処理システム
JP2004282381A (ja) 画像処理装置、画像形成システム及び画像処理方法
JPH07336528A (ja) ファクシミリ装置
JP2001239708A (ja) 画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体