JP2000165576A - デジタル画像複写システム - Google Patents

デジタル画像複写システム

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JP2000165576A JP10347882A JP34788298A JP2000165576A JP 2000165576 A JP2000165576 A JP 2000165576A JP 10347882 A JP10347882 A JP 10347882A JP 34788298 A JP34788298 A JP 34788298A JP 2000165576 A JP2000165576 A JP 2000165576A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のアプリケーションの同時使用及びデー
タ蓄積の信頼性の向上が可能なデジタル画像複写システ
ムを提供する。 【解決手段】 本システムは、画像読み取り部101、
画像処理部102、画像記録部103、画像記憶部10
4、ファクシミリ部105、プリンコントローラ部10
6、全体制御部107を備える。画像記憶部104は、
デジタル画像データを入力するための入力パス及びデジ
タル画像データを出力するための出力パスをそれぞれ2
系統以上ずつ有し、1または複数の上記各部からの入力
画像データ及び入力画像データを符号化した符号データ
を時分割処理にて見掛け上同時に複数ページ記憶できる
だけの容量を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクス等のアプリケーションが合体したデジタル
画像複写システムに関するもので、特に、画像記憶手段
を有し、画像データを一旦記憶蓄積した後に必要に応じ
て出力するデジタル画像複写システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は画像データをデジタル信号として
扱う複写機の簡易ブロック図である。この図に示すよう
に、画像データをデジタル信号として扱う複写機は、画
像読み取り部101で画像データを読み取り、画像処理
部102でγ変換、画質補正などの画像処理を行い、画
像記録部103で画像データを転写紙上に画素単位に印
字し、画像を記録する。画像データをデジタル信号とし
て扱う場合には、その画像データをメモリ等の蓄積メデ
ィアに蓄えることが可能となる。
【0003】図6は画像記憶部を持った複写機のブロッ
ク図である。画像記憶部104を持つ場合、画像読み取
り部101で読み取った画像データを一度画像記憶部1
04に蓄積しておき、複数枚の複写を行う場合には、画
像読み取り部101で毎回原稿を読み取る代わりに、蓄
積した画像データを画像記憶部104から読み出すこと
が可能となる。すると、画像読み取り部の動作を複写枚
数分行う必要がないので動作音がより静かになり、ま
た、画像記録部103の動作速度を画像読み取り部10
1の動作速度より速くすることが出来れば複写時間を短
縮することが可能である(一般に、画像読み取り部10
1より画像記録部103の動作速度の方を速くすること
は容易で、商品として実現されている)。また、画像記
憶部104では、画像データの記憶順序と読み出すとき
の順序を変えることによって画像データを回転して出力
したりすることができる。
【0004】単体の複写機の場合は、図6のような構成
で画像記憶部104を持ったデジタル複写機が実現でき
た。近年、複写アプリケーションのみならず、プリンタ
アプリケーション、ファクシミリアプリケーションを同
時に1台の装置で実現する複合機と呼ばれる複写システ
ムが開発され、1台2役〜3役の機能が市場に受け入れ
られている。こういった複写システムでも、単体の複写
機と同様な画像記憶部を持っており、プリンタ出力のた
めの画像データの一時保持や、ファクシミリ送受信画像
データの一時保持等にも利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単体複
写機と同じ構成の画像記憶部では、画像データの入力パ
スと出力パスがそれぞれ1つしかないため、複写、プリ
ンタ、ファクシミリのアプリケーションのどれかが画像
記憶部を使用しているときには、他のアプリケーション
が画像記憶部を使用しようとしても制限があった。それ
は例えば、あるアプリケーションが画像記憶部に画像デ
ータを入力している最中は他のアプリケーションは入力
が出来ないとか、あるアプリケーションが画像記憶部に
画像データを出力している最中は他のアプリケーション
は出力が出来ないといった事である。これは実際の動作
としては、複写機として使用中はプリンタとして使うた
めの印刷データを受け付けられないといった不具合や、
複写機として使用中にファクシミリ受信が出来ないとい
った不具合が生じるという事である。
【0006】しかしながら複合機にこのような制限があ
ると、折角1台2役〜3役の機能を盛り込んでも、同時
にそれらを利用出来ないことになり、複合機であるメリ
ットが薄れてしまう。これを回避するためには、個々の
アプリケーションごとに画像記憶部を持たせることにな
るが(現状はそういう構成のものが作られている)、同
じような機能のものを複数持つとなると、当然ながら画
像記憶部に必要なコストが高くなるし、必要スペースが
大きくなるという問題が発生する。
【0007】また、画像記憶部は、1枚の原稿データを
複数枚複写を行う場合のみでなく、複数ページからなる
文書を全て記憶しておいて、それをページ順に複数部数
複写する場合にも用いられる(一般に電子ソート機能と
呼ばれる)。この場合、原稿ページをページメモリに一
旦格納し、それをさらに2次記憶装置に転送して蓄積す
る方法が採られる(このとき、データ圧縮を行った後に
2次記憶部に蓄積することにより蓄積枚数を増加させ、
かつ、データ転送速度を短縮するのが一般的である)。
ページメモリとしては読み書き速度が重要視されるの
で、半導体メモリで構成するのが普通である。
【0008】また、2次記憶装置としては大容量のメモ
リが必要となるので、蓄積ビット単価の安いハードディ
スク装置を用いることが多い。このように2次記憶装置
を用いれば電子ソート機能を比較的安価に実現できる
が、ハードディスク装置は読み出しと書き込みを同時に
行うことが出来ないので、複合機において、例えば複写
アプリケーションで電子ソートを使用中にプリンタアプ
リケーションでも電子ソートを使用したい、といった要
求に応じることが出来ない。また、ハードディスクは、
読み書き速度が半導体メモリに比べて遅く、かつ、振動
や衝撃に弱い面があり、データ記憶における信頼性が低
いという問題があった。
【0009】本発明は、複数のアプリケーションの同時
使用及びデータ蓄積の信頼性の向上が可能なデジタル画
像複写システムを提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、文書原稿を画像情報として
読み取り、デジタル画像データに変換する原稿読み取り
手段と、前記原稿読み取り手段から送られてきたデジタ
ル画像データに対し変倍処理やフィルタ処理やγ補正処
理や各種画質向上処理を行う画像処理手段と、画像処理
を施したデジタル画像データを複数原稿枚数分記憶可能
な画像記憶手段と、前記画像処理手段もしくは前記画像
記憶手段から送られてきたデジタル画像データに基づい
て記録材に像形成して画像を記録する画像記録手段と、
外部アプリケーションと前記各手段とでデジタル画像デ
ータのやり取りをするための接続手段と、これらの手段
の動作を制御する制御手段とを備えたデジタル画像複写
システムにおいて、前記画像記憶手段は、デジタル画像
データを入力するための入力パス及びデジタル画像デー
タを出力するための出力パスをそれぞれ2系統以上ずつ
有し、1または複数の上記手段からの入力画像データ及
び入力画像データを符号化した符号データを時分割処理
にて見掛け上同時に複数ページ記憶できるだけの容量を
有することを特徴とするものである。
【0011】また上記目的を達成するために、請求項2
記載の発明は、文書原稿を画像情報として読み取り、デ
ジタル画像データに変換する原稿読み取り手段と、前記
原稿読み取り手段から送られてきたデジタル画像データ
に対し変倍処理やフィルタ処理やγ補正処理や各種画質
向上処理を行う画像処理手段と、画像処理を施したデジ
タル画像データを複数原稿枚数分記憶可能な画像記憶手
段と、前記画像処理手段もしくは前記画像記憶手段から
送られてきたデジタル画像データに基づいて記録材に像
形成して画像を記録する画像記録手段と、外部アプリケ
ーションと前記各手段とでデジタル画像データのやり取
りをするための接続手段と、これらの手段の動作を制御
する制御手段とを備えたデジタル画像複写システムにお
いて、前記画像記憶手段は、デジタル画像データを入力
するための入力パスを2系統以上、及びデジタル画像デ
ータを出力するための出力パスを1系統有し、1または
複数の上記手段からの入力画像データ及び入力画像デー
タを符号化した符号データを時分割処理にて見掛け上同
時に複数ページ記憶できるだけの容量を有することを特
徴とするものである。
【0012】本発明では画像記憶部の入出力パスを複数
用意し、これらを時分割処理で有効にするように制御す
ることによって、見掛け上、複数のアプリケーションが
同時に画像記憶部を使用しているように動作させるよう
にした。これによって、複合機において1つのアプリケ
ーションが画像記憶部を占有して他のアプリケーション
が使えないという事にならないため、複合機における1
台2役〜3役が文字通り何時でも機能可能となる。
【0013】また、画像記憶部において単一の画像記憶
部を装備し、時分割で読み書きを行う事によって電子ソ
ートなどの便利な機能を複数のアプリケーションが同時
に使えるので、複合機における同時動作の制限が大きく
緩和され、複写動作において原稿画像データを読み終わ
ったら、画像記録部から出力し終わるのを待たずに次の
原稿読み取り動作を行えるといったことも可能となる。
また、複数の記憶部を持つことによる制御の複雑化を回
避することが可能となり、ハードディスクを用いないの
で、データ蓄積の信頼性が向上する。
【0014】また、画像記憶部の入力パスを複数有する
ことで、例えば複写動作中にプリンタとしての印刷デー
タを受け取ったり、ファクシミリ受信が可能となる。こ
の場合は低コストでありながら、現状より格段に機能向
上を図ることができ、複合機として有効である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。本発明では画像記憶手段内の構成、
動作に特徴があるので、この部分について説明する。他
の、原稿読み取り、画像記録手段については通常の複写
システムと同様な構成、動作であるので説明を省く。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態を示すデ
ジタル画像複写システムの構成図である。まず入力系と
して、画像読み取り部101、ファクシミリ部105、
プリンタコントローラ部106がある。出力系として
は、画像記録部103と、ファクシミリ部105があ
る。これらの入出力に応じて画像処理内容を選択可能に
した画像処理部102があり、さらに画像処理部102
には画像記憶部104が接続され、これら全体を全体制
御部107が制御する形になっている。
【0017】一方、画像記憶部104は、入力インタフ
ェース部がIN(1)108とIN(2)109の2
つ、出力インタフェース部がOUT(1)110とOU
T(2)111の2つある。また、画像記憶部104
は、記憶制御部112、可変長符号化部(1)113、
可変長復号部(1)114、可変長符号化部(2)11
5、可変長復号部(2)116、記憶部117を備え
る。例えば、原稿読み取り部101から画像データを直
接記憶部117に記憶するパスとしては、画像処理部1
02、画像記憶部104の入力インタフェース部IN
(1)108、記憶制御部112、記憶部117へ流れ
るパスとなる。一方、記憶部117から画像記録部10
3へのパスとしては、記憶制御部112、出力インタフ
ェース部OUT(1)110、画像処理部102、画像
記録部103へ流れるパスとなる。
【0018】ファクシミリ部105やプリンタコントロ
ーラ部106から画像記憶部104へのパスも同様であ
る。記憶部117に画像データを記憶しておくことによ
って、原稿画像を複数枚複写したいときに必要回数画像
読み取り部101を動作させずとも、記憶部117に格
納されたデータを画像記録部103に必要回数送ること
によって複写が行える。
【0019】次に符号化機能を利用する電子ソート動作
について説明する。前記の説明と同様に、画像読み取り
部101等から記憶部117に画像データが格納された
後、その格納された画像データは、記憶制御部112を
経由して可変長符号化部(1)113に送られ、ここで
データ圧縮されて再度記憶部117に符号データとして
蓄積される。
【0020】以上の動作が複数枚からなる原稿画像全部
について行われ、記憶部117には原稿画像データが圧
縮された形で全ページ記憶されることになる。勿論、記
憶部117が所望の複数枚数からなる原稿画像を記憶す
るのに必要充分な容量を持っていれば、ここで挙げた可
変長符号化部(1)113,(2)115、復号部
(1)114,(2)116での圧縮、伸長処理は省略
することも可能である。
【0021】次に記録する動作になるが、この場合は記
憶部117に蓄積された符号データが可変長復号部
(1)114に送られ、ここで復号が行われて元の画像
データに戻され、記憶制御部112を経由して再度記憶
部117に送られる。ここで、1ページ分の画像データ
が戻された後、さらに記憶制御部112を経由し、出力
インタフェース部OUT(1)110を通って画像処理
部102へ送られ、必要な画像処理を施された後に、画
像記録部103へ送られて転写紙に記録される。
【0022】以上のデータ処理の流れが、蓄積された原
稿枚数分繰り返されると、複数枚からなる原稿一部の複
写動作が完了する。それを所望の回数分繰り返せば、電
子ソートによって複数部数の複写が行えることになる。
【0023】次に複数のアプリケーションによる同時動
作について説明する。まず画像記憶部104の入出力時
分割動作について説明する。現在、世の中で使われてい
る半導体メモリやハードディスクなどの記憶装置では、
入出力の口が1つしかないが(半導体メモリでは入力と
出力が別々になっている素子もあるが、時間的に同時に
は読み書きが出来ないので、1つと見做せる)、画像記
憶部104の入出力パスは4本であり、それらが見掛け
上同時に使えなければならない。
【0024】説明のため、これら4本の入出力はそれぞ
れ8ビットのデータバスで構成され、8ビット単位のデ
ータの入出力を10MHzの周波数(つまり、100n
s)で行うものとする。勿論、これらの数値はシステム
構成によって異なるし、それぞれが違った数値であって
もよいが、ここでは話を簡単にするためにそうする。
【0025】入出力インタフェース部IN(1)10
8,(2)109、OUT(1)110,(2)111
と、画像処理部102との間は、前記の通り10MHz
/8ビットの速度で画像データをやり取りする。この速
度と同調して記憶部117へのデータ入出力を行うため
には、記憶部117への入出力を10MHz/32ビッ
トで行えばよい。但し、入力と出力を同時に行うことは
出来ないので、入出力を合わせて32ビットという事で
はなく、8ビット入力4回分を32ビットにまとめて1
0MHzで行うという意味である。
【0026】図2に記憶制御部112で行われるデータ
入出力のタイミング例を示す。8ビット入力の個々のサ
イクルをT1〜Tnで表すと、入力インタフェース部I
N(1)108でT1〜T4サイクル中に入力されたA
1〜A4のデータがT5サイクルにおいてメモリに入力
される。同様に、入力インタフェース部IN(2)10
9でT1〜T4サイクル中に入力されたB1〜B4のデ
ータはT6サイクルにおいてメモリに入力される。出力
の場合は、T3サイクルでメモリから出力されたデータ
がT5〜T8サイクルにおいてC1〜C4の順序で出力
され、同様にT4サイクルでメモリから出力されたデー
タがT5〜T8サイクルにおいてD1〜D4の順序で出
力される。
【0027】このようなタイミングで入出力を時分割処
理することにより、4本の入出力が見掛け上同時に行わ
れているように動作可能となる。これらのうちの1つが
使われない場合、例えば入力インタフェース部IN
(2)109でのデータの入力が無い場合は、図2でい
えばT1〜T4サイクル中にB1〜B4のデータが無い
ことなので、T6サイクルはメモリアクセスが無くなる
だけで、特に制御タイミングが変わる訳ではない。
【0028】次に同時動作の例として、複写アプリケー
ションで電子ソート動作中にプリンタアプリケーション
で電子ソート動作を行う場合を説明する。まず、複写ア
プリケーションでの電子ソート動作であるが、前記の説
明と同様に、画像データは画像読み取り部101から画
像処理部102を経由し、時分割動作された入力インタ
フェース部IN(1)108及び記憶制御部112を通
って記憶部117の一部(A)に格納された後、その格
納された画像データは、記憶制御部112を経由して可
変長符号化部(1)113に送られ、ここでデータ圧縮
されて記憶部117の別な部分(B)に符号データとし
て蓄積される。
【0029】このとき、同時にプリンタコントローラ部
106から画像データが送られてくる。これも画像処理
部102を経由し、時分割動作された入力インタフェー
ス部IN(2)109及び記憶制御部112を通って記
憶部117のさらに別な部分(C)に格納された後、そ
の格納された画像データは記憶制御部112を経由して
可変長符号化部(2)115に送られ、ここでデータ圧
縮されて記憶部117の別な部分(D)に符号データと
して蓄積される。以上の動作が所望の枚数分繰り返され
ることで入力が行われる。
【0030】次に出力動作であるが、出力対象が画像記
録部103である場合は同時動作は行えないので、アプ
リケーション単位に順番に出力するか、ページ単位に交
互に出力するかを選ぶ必要がある。例えば、ページ単位
に交互に出力する場合は、次のような動作となる。
【0031】まず、複写アプリケーションでの電子ソー
ト出力は、記憶部117の(B)部に蓄積された符号デ
ータが可変長復号部(1)114に送られ、ここで復号
が行われて元の画像データに戻され、記憶制御部112
を経由して記憶部117の(A)部に送られる。ここ
で、1ページ分の画像データが戻された後、さらに記憶
制御部112を経由し、出力インタフェース部OUT
(1)110を通って画像処理部102へ送られ、必要
な画像処理を施された後に画像記録部103へ送られて
転写紙に記録される。
【0032】続いてプリンタアプリケーションの電子ソ
ート動作が行われる。即ち、記憶部117の(D)部に
蓄積された符号データが可変長復号部(2)116に送
られ、ここで復号が行われて元の画像データに戻され、
記憶制御部112を経由して記憶部117の(C)部に
送られる。ここで、1ページ分の画像データが戻された
後、さらに記憶制御部112を経由し、出力インタフェ
ース部OUT(2)111を通って画像処理部102へ
送られ、必要な画像処理を施された後に画像記録部10
3へ送られて転写紙に記録される。
【0033】以上の動作が交互に繰り返されて見掛け上
同時にアプリケーションが実行されることになる。な
お、この場合画像記録部103には2つのアプリケーシ
ョンで出力された転写紙を仕分けする機能があると都合
がよい。
【0034】次に他の同時動作の例として、ファクシミ
リアプリケーションで画像読み取り後、送信動作中にプ
リンタアプリケーションで電子ソート動作を行う場合を
説明する。ファクシミリアプリケーションでの画像読み
取り後の送信動作であるが、画像データは画像読み取り
部101から画像処理部102を経由し、時分割動作さ
れた入力インタフェース部IN(1)108及び記憶制
御部112を通って記憶部117の一部(A)に格納さ
れる。
【0035】このとき、同時にプリンタコントローラ部
106から画像データが送られてくる。これも画像処理
部102を経由し、時分割動作された入力インタフェー
ス部IN(2)109及び記憶制御部112を通って記
憶部117の(B)部に格納された後、その格納された
画像データは記憶制御部112を経由して可変長符号化
部(1)113に送られ、ここでデータ圧縮されて記憶
部117の(C)部に符号データとして蓄積される。以
上の動作が所望の枚数分繰り返されることで入力が行わ
れる。
【0036】次にファクシミリアプリケーションでの出
力動作であるが、記憶部117の(A)部に格納された
画像データは、記憶制御部112を経由し、出力インタ
フェース部OUT(1)110を通って画像処理部10
2へ送られ、必要な画像処理を施された後にファクシミ
リ部105へ送られて、ここで送信動作が行われる。同
時にプリンタアプリケーションの電子ソート動作が行わ
れる。即ち、記憶部117の(C)部に蓄積された符号
データが可変長復号部(1)114に送られ、ここで復
号が行われて元の画像データに戻され、記憶制御部11
2を経由して記憶部117の(B)部に送られる。
【0037】ここで、1ページ分の画像データが戻され
た後、さらに記憶制御部112を経由し、出力インタフ
ェース部OUT(2)111を通って画像処理部102
へ送られ、必要な画像処理を施された後に画像記録部1
03へ送られて転写紙に記録される。以上の動作が繰り
返されて見掛け上同時にファクシミリアプリケーション
とプリンタアプリケーションが実行されることになる。
【0038】さらに他の同時動作の例として、複写アプ
リケーションで電子ソート動作を連続して行う場合を説
明する。まず、第1の複写アプリケーションでの電子ソ
ート動作であるが、画像データは画像読み取り部101
から画像処理部102を経由し、時分割動作された入力
インタフェース部IN(1)108及び記憶制御部11
2を通って記憶部117の一部(A)に格納された後、
その格納された画像データは記憶制御部112を経由し
て可変長符号化部(1)113に送られ、ここでデータ
圧縮されて記憶部117の別な部分(B)に符号データ
として蓄積される。
【0039】以上の画像入力動作が原稿枚数分行われる
と、次に出力動作に移る。即ち、記憶部117に蓄積さ
れた符号データが、可変長復号部(1)114に送ら
れ、ここで復号が行われて元の画像データに戻され、記
憶制御部112を経由して記憶部117の(A)部に送
られる。ここで1ページ分の画像データが戻された後、
さらに記憶制御部112を経由し、出力インタフェース
部OUT(1)110を通って画像処理部102へ送ら
れ、必要な画像処理を施された後に画像記録部103へ
送られて転写紙に記録される。
【0040】この時点では画像読み取り部101は使わ
れていないので、第1の複写アプリケーションでの電子
ソート出力中に第2の複写アプリケーションでの電子ソ
ート動作を受け付けられることになる。つまり、このと
き画像読み取り部101から画像データが送られてく
る。これも画像処理部102を経由し、時分割動作され
た入力インタフェース部IN(2)109及び記憶制御
部112を通って、記憶部117の別な部分(B)に格
納された後、その格納された画像データは記憶制御部1
12を経由して可変長符号化部(2)115に送られ、
ここでデータ圧縮されて記憶部117の別な部分(C)
に符号データとして蓄積される。
【0041】以上の動作が所望の枚数分繰り返されるこ
とで第2の複写アプリケーションでの電子ソート入力が
第1の複写アプリケーションでの電子ソートとは独立に
同時に行われる。そして、第1の複写アプリケーション
での電子ソート出力が終了した後、記憶部117の
(C)部に蓄積された符号データが可変長復号部(2)
116に送られ、ここで復号が行われて元の画像データ
に戻され、記憶制御部112を経由して記憶部117の
(B)部に送られる。
【0042】ここで1ページ分の画像データが戻された
後、さらに記憶制御部112を経由し、出力インタフェ
ース部OUT(2)111を通って画像処理部102へ
送られ、必要な画像処理を施された後に画像記録部10
3へ送られて転写紙に記録される。以上のようにして第
2の複写アプリケーションでの出力が実行されることに
なる。
【0043】図3は本発明の第2の実施の形態を示すデ
ジタル画像複写システムの構成図である。この実施形態
のシステムは、画像記憶部104内の出力パスの数が図
1に示す第1の実施形態のシステムと変わっている点を
除けば、基本的には同様の動作をするものであるので説
明を省略する。また、画像記憶部104の入出力時分割
動作についても図2と同等であるので説明を省略する。
【0044】図4は本発明の第3の実施の形態を示すデ
ジタル画像複写システムの構成図である。このシステム
は、図1に示す第1の実施形態のシステムの構成に固定
長符号化・復号部118を付加したものである。この場
合、画像データは、画像読み取り部101から画像処理
部102を経由し、固定長符号化・復号部118におい
て固定長符号化され、固定長符号データが時分割動作さ
れた入力インタフェース部IN(1)108または
(2)109及び記憶制御部112を通って記憶部11
7に蓄積される。
【0045】つまり、記憶部117に蓄積されるデータ
が画像データそのものではなく、固定長符号データであ
る点が第1の実施形態の場合とは異なる。記憶部117
に蓄積された固定長符号データは、必要に応じて前述の
説明と同様に、さらに可変長符号化される場合もある。
出力の場合は、固定長符号データが記憶部117から記
憶制御部112を経由し、出力インタフェース部OUT
(1)110または(2)111を通って画像処理部1
02へ送られ、さらに固定長符号化・復号部118にお
いて画像データに復号され、必要な画像処理を施された
後に画像記録部103へ送られて転写紙に記録される。
【0046】
【発明の効果】請求項1及び請求項2記載の発明では、
画像記憶部の入出力パスを複数用意すると同時に、複数
ページの画像データを格納可能な記憶手段を備え、これ
らを時分割処理で有効に制御することによって、見掛け
上、複数の機能が同時に画像記憶手段を使用しているよ
うに動作させるようにした。これによって、複合機にお
いて1つの機能が画像記憶部を占有して他の機能が使え
ないという事にならないため、複合機における1台2役
〜3役が文字通り殆どの場合、機能可能となる。また複
写動作において、第1の複写ジョブ(電子ソート)で画
像読み取り終了後、転写紙記録中に次の複写ジョブ(電
子ソート)で画像読み取りを開始させることが可能なの
で、複写機の使い勝手が向上し、生産性も向上する。
【0047】請求項2記載の発明の場合、請求項1記載
の発明よりも出力パスが1本少ないことによる機能的制
限はあるが、従来技術よりも機能を向上させることがで
きる。例えば、複写動作中にプリンタとしての印刷デー
タを受け取ったり、ファクシミリ受信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すデジタル画像
複写システムの構成図である。
【図2】記憶制御部で行われるデータ入出力のタイミン
グ例を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すデジタル画像
複写システムの構成図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示すデジタル画像
複写システムの構成図である。
【図5】画像データをデジタル信号として扱う複写機の
簡易ブロック図である。
【図6】画像記憶部を持った複写機のブロック図であ
る。
【符号の説明】
101 画像読み取り部 102 画像処理部 103 画像記録部 104 画像記憶部 105 ファクシミリ部 106 プリンタコントローラ部 107 全体制御部 108,109 入力インタフェース部 110,111 出力インタフェース部 112 記憶制御部 113,115 可変長符号化部 114,116 可変長復号部 117 記憶部 118 固定長符号化・復号部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書原稿を画像情報として読み取り、デ
    ジタル画像データに変換する原稿読み取り手段と、前記
    原稿読み取り手段から送られてきたデジタル画像データ
    に対し変倍処理やフィルタ処理やγ補正処理や各種画質
    向上処理を行う画像処理手段と、画像処理を施したデジ
    タル画像データを複数原稿枚数分記憶可能な画像記憶手
    段と、前記画像処理手段もしくは前記画像記憶手段から
    送られてきたデジタル画像データに基づいて記録材に像
    形成して画像を記録する画像記録手段と、外部アプリケ
    ーションと前記各手段とでデジタル画像データのやり取
    りをするための接続手段と、これらの手段の動作を制御
    する制御手段とを備えたデジタル画像複写システムにお
    いて、 前記画像記憶手段は、デジタル画像データを入力するた
    めの入力パス及びデジタル画像データを出力するための
    出力パスをそれぞれ2系統以上ずつ有し、1または複数
    の上記手段からの入力画像データ及び入力画像データを
    符号化した符号データを時分割処理にて見掛け上同時に
    複数ページ記憶できるだけの容量を有することを特徴と
    するデジタル画像複写システム。
  2. 【請求項2】 文書原稿を画像情報として読み取り、デ
    ジタル画像データに変換する原稿読み取り手段と、前記
    原稿読み取り手段から送られてきたデジタル画像データ
    に対し変倍処理やフィルタ処理やγ補正処理や各種画質
    向上処理を行う画像処理手段と、画像処理を施したデジ
    タル画像データを複数原稿枚数分記憶可能な画像記憶手
    段と、前記画像処理手段もしくは前記画像記憶手段から
    送られてきたデジタル画像データに基づいて記録材に像
    形成して画像を記録する画像記録手段と、外部アプリケ
    ーションと前記各手段とでデジタル画像データのやり取
    りをするための接続手段と、これらの手段の動作を制御
    する制御手段とを備えたデジタル画像複写システムにお
    いて、 前記画像記憶手段は、デジタル画像データを入力するた
    めの入力パスを2系統以上、及びデジタル画像データを
    出力するための出力パスを1系統有し、1または複数の
    上記手段からの入力画像データ及び入力画像データを符
    号化した符号データを時分割処理にて見掛け上同時に複
    数ページ記憶できるだけの容量を有することを特徴とす
    るデジタル画像複写システム。
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