JP2574628B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2574628B2
JP2574628B2 JP5167993A JP16799393A JP2574628B2 JP 2574628 B2 JP2574628 B2 JP 2574628B2 JP 5167993 A JP5167993 A JP 5167993A JP 16799393 A JP16799393 A JP 16799393A JP 2574628 B2 JP2574628 B2 JP 2574628B2
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聡 春田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録部への画像データ
の転送や読取部からの画像データの記憶部への転送を行
うインターフェース回路を有するファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置の制御には、ファクシ
ミリ制御とモデム制御があり、ファクシミリ制御には、
パネル制御、符号化/復号化、、記録制御および読取制
御等があり、モデム制御には、回線制御および変復調処
理等がある。従来、これらの制御には、ファクシミリ制
御、モデム制御それぞれのCPUが設けられ制御されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリ装置にお
いては、コスト低減の要請が強いが、これを実現するた
めには、使用されるLSI(大規模集積回路)の使用点
数を削減する必要がある。このためには、ファクシミリ
制御の制御手段の処理とモデム制御手段の処理とを同一
の制御手段で行い1つのLSIとして構成する必要があ
る。
【0004】しかし、ファクシミリ制御には、パネル制
御、符号化/復号化制御、記録制御および読取制御等が
あり、またモデム制御には、回線制御および変復調処理
等がある。このためこれらの制御を1個の制御手段によ
り実現するには、制御手段の処理能力の増強および制御
手段に実行させる処理プログラム数の増加によるメモリ
容量の拡大が必要となり、制御手段に大きな負担が加わ
ることになる。この負担が大きくなりすぎると、1個の
制御手段によりファクシミリ制御およびモデム制御の両
方を実行することは不可能になるという問題がある。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、記録部へ記憶部よりデータ転送を行うインターフ
ェース回路、読取部より記憶部へデータ転送を行うイン
ターフェース回路を設けることにより、記録制御、読取
制御における制御手段の負担を軽減し、ファクシミリ制
御とモデム制御を1つの制御手段で行うファクシミリ装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、パネル制御、符号化/復号化制御、記録制御、読取
制御のファクシミリ動作及び回線制御、変復調処理のモ
デム動作に関する制御命令を格納する第1の記憶手段
と、画像データを格納する第2の記憶手段と、画像デー
タの記録を行う記録部と、この記録部へ転送する画像デ
ータを所定の容量よりなるバンク単位で格納する同時に
読み込みおよび書き込み可能な第3の記憶手段と、この
第3の記憶手段に格納されたバンク単位ごとの画像デー
タを前記記録部へ転送する読み出しインターフェース回
路と、前記第1の記憶手段の制御命令に従いファクシミ
リ制御及びモデム制御を行うとともに、記録制御のとき
は前記第2の記憶手段より画像データを前記第3の記憶
手段に転送し、前記読み出しインターフェース回路へ記
録する画像データを格納するバンクとデータ量を示して
記録を指示する制御手段とを備えたものである。
【0007】また、パネル制御、符号化/復号化制御、
記録制御、読取制御のファクシミリ動作及び回線制御、
変復調処理のモデム動作に関する制御命令を格納する第
1の記憶手段と、画像データを格納する第2の記憶手段
と、画像データを読み取る読取部と、この読取部の読み
取った画像データを所定の量よりなるバンク単位毎に格
納する同時に読み取りおよび書き込み可能な第3の記憶
手段と、前記読取部の読み取った画像データを前記第3
の記憶手段にバンク単位で格納する読み取りインターフ
ェース回路と、前記第1記憶手段の制御命令に従いファ
クシミリ制御及びモデム制御を行うとともに、読取制御
のときは、前記読み取りインターフェース回路へ格納す
るバンクを示して読取部からの画像データの前記第3の
記憶手段への格納を指示し、第3の記憶手段の画像デー
タを前記第2の記憶手段へ転送する制御手段とを備えた
ものである。
【0008】
【作用】記録制御のとき、制御手段は、第2の記憶手段
から第3の記憶手段にバンク単位で記録する画像データ
を転送しながら、読み出しインターフェース回路へ、記
録する画像データを格納するバンクとデータ量を示し記
録を指示するだけの処理を行う。読み出しインターフェ
ース回路は第3の記憶手段からの画像データを記録部へ
転送する。制御手段は読み出しインターフェース回路が
第3の記憶手段から読み出しているときも、そこへ画像
データの書き込みができる。このように制御手段は第3
の記憶手段へ随時書き込みを行い、格納したバンクとデ
ータ量を読み出しインターフェース回路に指示するだけ
で、記録制御を行うことができるので負担が軽減され、
1個の制御手段でファクシミリ制御とモデル制御の両方
を実行することが可能となる。
【0009】読取制御のとき、制御手段は読み取りイン
ターフェース回路へ、第3記憶手段への読み取ったデー
タを格納するバンクを示して、読み取りを指示する。読
み取りインターフェース回路は読取装置が読み取ったデ
ータを第3の記憶手段の指示されたバンクに格納してゆ
く。制御手段は随時第3の記憶手段のデータを第2の記
憶手段に転送する。制御手段は読み取りインターフェー
ス回路に格納するバンクを指示して、格納されたデータ
を随時読み出すだけなので読取制御時の負担が軽減さ
れ、1個の制御手段でファクシミリ制御とモデム制御の
両方を実行することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1は本実施例のファクシミリ装置の構成
を示すブロック図である。1はシステムコントロール部
で1チップ内にファクシミリ制御およびモデム制御機能
を有する。2はシステムコントロール部1が実施する動
作を表すプログラムを格納するROM、3はROM2よ
り読み出したプログラムを格納し、作業領域となるRA
Mである。4は原稿を読み取り光電変換を行い画信号を
得るスキャナ、5は画信号の白レベルと黒レベルを設定
し画信号のA/D変換を行うABC回路、6は白レベル
のばらつきを均一化するシェーデング補正、小さい文字
などを読み易くなるように強調する補正、誤差拡散方式
による中間調処理を行う画処理LSI、7は原稿送り用
モータである。
【0012】8は記録用のサーマルヘッド、9は記録用
モータである。10はパネルマイコンで液晶表示モジュ
ール11、LED表示12、スイッチマトリックス13
の制御を行う。14はテンキーである。15はNCU
(網制御装置)で網との発呼と着呼の処理、通信回線の
保持などの接続制御を行う。16はNCU15内の制御
を行うダイヤラ・マイコンで、システムコントロール部
1の要求による回線への発呼やテンキー14から入力さ
れたキー情報のダイヤル処理の制御を行う。
【0013】次にシステムコントロール部1の構成を説
明する。20はDSP(ディジタル信号処理プロセッ
サ)で全体の制御を行う。21はモデム用アナログ回路
で送信データをディジタルデータからアナログデータへ
変換し、受信データをアナログデータからディジタルデ
ータへ変換する。変復調処理はディジタルデータを対象
にROM2に格納されている変復調プログラムを読み出
してDSP20が実行する。22はパネルマイコン11
とシリアル通信をする通信インターフェース、23はダ
イアラ・マイコン16とのシリアル通信をする通信イン
ターフェース、24はモデムクロック発生回路でデータ
を送受信する際のボーレートクロック、送信データを変
調し、受信データを復調する際のサンプリングを発生す
る。本実施例ではファクシミリ制御とモデム制御とを同
一制御回路により実施しているのでモデムクロックをフ
ァクシミリ制御のためのクロックとして利用している。
25はデュアルポート・ラムで4バンクよりなり、1バ
ンクは256バイトである。26はデュアルポート・ラ
ム制御部で、後述するスキャナ・インターフェース回路
27、プロッタ・インターフェース回路28からのアク
セスに対する調定のための、ふくそう制御を行う。
【0014】スキャナ・インターフェース回路27は読
み取りインターフェース回路で、画処理LSI6からの
画信号をシリアル/パラレル変換してデュアルポート・
ラム25への書き込みを行い、プロッタ・インターフェ
ース回路28は読み出しインターフェース回路で、デュ
アルポート・ラム25から画信号を読み出し、パラレル
/シリアル変換してサーマルヘッド8への転送を行う。
モータ制御部29は原稿送り用モータ7を制御し、モー
タ制御部30は記録用モータ9を制御する。プロッタ・
イネーブル制御部31はサーマルヘッド8のイネーブル
制御を行う。汎用入出力ポート32は各種入出力チャネ
ルを有する。プログラマブル・チップセレクト33はR
OM2、RAM3等のアドレス空間を指定する。
【0015】図2はプロッタ・インターフェース回路2
8の詳細ブロック図である。41はデータ送信の時、デ
ュアルポート・ラム25のどのバンクのデータからデー
タ送信を開始するのかと、送信開始をDSP20から設
定されるレジスタ、42は送信バイト数をDSP20か
ら設定されるレジスタ、43は記録紙に記録するときの
1ラインが1つのバンク(256バイト)を超えるか否
かをDSP20から設定されるレジスタである。44は
レジスタ41に設定された送信開始の設定により後述す
るアドレスカウンタ46および読出し信号発生回路48
にスタート信号を送るスタート制御部、45はシリアル
データの1ビットごとの同期クロックの元となる内部ク
ロックを8分周し、1バイトごとのクロックを発生させ
る1/8分周回路である。
【0016】46はデュアルポート・ラム25へのバン
クとアドレスを1バイトごとにカウントアップするアド
レスカウンタ、47はレジスタ42およびレジスタ43
にDSP20から設定された送信バイト数とアドレスカ
ウンタ46がカウントしたバイト数(プロッタ・インタ
ーフェース回路28が送信したバイト数)を比較し、一
致したら送信終了信号を発生させる比較器である。48
はデュアルポート・ラム25からのデータリードの際、
デュアルポート・ラム25とのインターフェースを保
ち、後述するパラレル/シリアル変換部50を制御し、
デュアルポート・ラム25への読出アクセス信号を発生
する読出し信号発生回路、49はデュアルポート・ラム
25からのパラレル画データを一時格納するバッファ、
50はバッファ49のパラレルデータを格納し、パラレ
ル/シリアル変換を行うパラレル/シリアル変換部、5
1はパラレル/シリアル変換部50よりのデータを内部
クロック信号と同期化し、シリアルデータ画データをサ
ーマルヘッド8へ送信するクロックデータ制御部であ
る。
【0017】図3はスキャナ・インターフェース回路2
7の詳細ブロック図である。61はデータ受信の時、デ
ュアルポート・ラム25のどのバンクからデータを格納
開始するのかと、受信開始をDSP20から設置される
レジスタ、62はレジスタ61に設置された受信開始の
設定により、後述するアドレスカウンタ63、外部イン
ターフェース回路64にスタート信号を送るスタート制
御部、63はデュアルポート・ラム25へのバンクとア
ドレスを1バイトごとにカウントアップするアドレスカ
ウンタ、64は画処理LSI6とのインターフェースを
保つための外部インターフェース回路である。外部イン
ターフェース回路64はスタート信号により読み込み準
備完了信号を発生し、データクロックと画像イネーブル
信号を受けて、シリアルデータ1ビットごとに有効デー
タクロック信号を生成する。画像イネーブル信号とシリ
アルデータ信号はデータクロック信号と同期しており、
画像イネーブル信号は、有効データが存在するときのみ
出力される。
【0018】65は画像LSI6から送られてくるシリ
アルデータをパラレルデータに変換するシリアル/パラ
レル変換部、66は1ラインのデータが512バイト
(2バンク分)を超えてデュアルポート・ラム25に入
力されることを検知して書き込み動作を中止させるリミ
ット信号を出力するリミッタ回路である。67は外部イ
ンターフェース回路64より出力される有効データクロ
ック信号を8分周し、1バイトごとのクロックを発生す
る1/8分周回路、68はシリアル/パラレル変換部6
5よりのパラレルデータを一時的に格納しておくバッフ
ァ、69はデュアルポート・ラム25へのデータ書き込
みの際デュアルポート・ラム25とのインターフェース
を保つ書込み信号発生回路で、インターフェースを保つ
ようバッファ68を制御し、デュアルポート・ラム25
への書き込みアクセス信号を発生する。
【0019】次に動作について説明する。図4はシステ
ムコントロール部1の行う説明するフロー図で、DSP
20により制御が行われる。DSP20はパネル制御要
求があれば(ST1)、パネル制御マイコン10にパネ
ル表示処理を行わせ(ST2)、データを送信するため
符号化要求、または受信したデータの複合化要求があれ
ば(ST3)、符号化/復号化処理を行う(ST4)。
また記録制御要求があれば(ST5)、プロッタ・イン
ターフェース回路28へ指示して記録処理を行わせる
(ST6)。また読取制御要求があれば(ST7)、ス
キャナ・インターフェース回路27へ指示して読取処理
を行う(ST8)。
【0020】図5は記録処理のフロー図である。1ライ
ンの記録処理動作において、DSP20はデュアルポー
ト・ラム25の特定バンクにRAM3より復号データを
転送し(ST1)、プロッタ・インターフェース回路2
8に特定バンクとデータ量の指示をする動作のみを行い
(ST2)、以降はプロッタ・インターフェース回路2
8が動作する。プロッタ・インターフェース回路28
は、DSP20より特定バンク及びデータ量の指示をう
け(ST3)、その指示に従い、デュアルポート・ラム
25から、特定バンクのデータの読出を開始し(ST
4)、データを一旦バッファ49に格納し、パラレル/
シリアル変換を行い(ST5)、記録部(プロッタ)の
バッファへ転送する(ST6)。
【0021】図6は読取処理のフロー図である。1ライ
ンの読取動作においてDSP20はスキャナ・インター
フェース回路27へデータを入力するデュアルポート・
ラム25の特定バンクを指示する(ST1)。スキャナ
・インターフェース回路27は、特定バンクの指示を受
け(ST2)、画像処理LSI6からのデータの読み出
しを開始し(ST3)、読み出したデータをシリアル/
パラレル変換し、一旦バッファ68に格納する(ST
4)。その後デュアルポート・ラム25の特定されたバ
ンクへデータを転送する(ST5)。
【0022】次にプロッタ・インターフェース回路28
の動作を図2を参照して詳細に説明する。動作は1ライ
ン分のデータをデュアルポート・ラム25より記録部を
構成するサーマルヘッド8のバッファに転送する場合に
ついて説明する。DSP20よりレジスタ41にデュア
ルポート・ラム25のどのバンクのデータからデータ送
信を開始するか設定され、レジスタ42に送信バイト
数、レジスタ43に1ラインが256バイトを超えるか
が設定される。次にレジスタ41にDSP20から送信
開始を設定されることにより、スタート制御部44がス
タート信号を発生し、これによりアドレスカウンタ46
と読出し信号発生回路48へ送信開始を指示する。
【0023】スタート信号によりアドレスカウンタ46
は、レジスタ41に設定されたバンク情報を読み込みバ
ンクとバンク内のアドレスを示すアドレス信号を出力す
る。読出し信号発生回路48はスタート信号により読出
しアクセス信号を発生し、アドレス信号より指示された
バンクのアドレス0からデータの読出しをアクセスす
る。デュアルポート・ラム制御部26は、書き込みアク
セスと読出しアクセスが同時にアクセスをしていなけれ
ば、デュアルポート・ラム25へのリード条件をアクテ
ィブにする。この時、同時アクセスとなっていた場合
は、先にアクセスした方を優先し、後からアクセスした
方はアクセス待ち状態となる。
【0024】デュアルポート・ラム25へのリード条件
がアクティブになり、デュアルポート・ラム25はアド
レス信号の指示するデータをパラレル画データとして出
力する。この後デュアルポート・ラム制御部26は、デ
ュアルポート・ラム25からの応答信号を出力する。応
答信号により読出し信号発生回路48は読出しアクセス
信号の出力を次のデータを読み込む時まで停止する。こ
のことにより、デュアルポート・ラム25は応答信号の
出力を次のアクセスまで停止する。応答信号が出力され
ることにより、バッファ49はパラレル画データを保持
し、パラレル/シリアル変換部50へそのデータを送
る。この時のデータが最初のデータである。読出し信号
発生回路48は応答信号によりパラレル/シリアル変換
部50を作動させ、パラレル/シリアル変換部50は、
バッファ49からのデータを受け取り、パラレル画デー
タをシリアル画データへ変換したデータをクロックデー
タ制御部51へ送る。
【0025】クロックデータ制御部51はパラレル/シ
リアル変換部50より送られてきたシリアルデータを内
部クロックと同期化し、サーマルヘッド8へ最初のシリ
アル画データとして出力する。1/8分周回路45は、
1バイトごとの信号を出力し、2バイト目のデータをデ
ュアルポート・ラム25から読み出すためにアドレスカ
ウンタ46を1つカウントアップする。読出し信号発生
回路48はアドレスカウンタ46のカウントアップ後、
読出しアクセス信号を出力し、2バイト目のデータ読み
込みを開始する。
【0026】最初のデータ読み込みと同様に、デュアル
ポート・ラム制御部26はデュアルポート・ラム25へ
のリードをアクティブにし、デュアルポート・ラム25
はアドレス信号の指すバンクの2バイト目のデータをパ
ラレル画データとして出力する。デュアルポート・ラム
制御部26はデュアルポート・ラム25からの応答信号
を出力し、バッファ49は2バイト目のデータを格納
し、読出しアクセス信号は次のデータ読み込み時まで出
力を停止し、応答信号もこの後出力を停止する。この時
すでに最初のデータはパラレル/シリアル変換部50に
渡されているので、2バイト目のデータはパラレル/シ
リアル変換部50へ渡されるのを待っている状態にな
る。
【0027】パラレル/シリアル変換部50が最初のデ
ータを変換終了すると1/8分周回路45からの1バイ
ト信号により、読出し信号発生回路48はパラレル/シ
リアル変換部50にバッファ49からのデータを読み込
ませる。パラレル/シリアル変換部50は最初のデータ
と2バイト目のデータのすき間があかないようにデータ
を変換する。3バイト目からはこの繰り返しとなり、D
SP20から設定された1ライン分のデータをシリアル
画データとして転送する。1ライン分のデータが256
バイトを超えた場合、バンクは1つカウントアップさ
れ、そのバンクのアドレス0から引き続きデータ転送を
行う。
【0028】比較器47は、レジスタ42、およびレジ
スタ43に設定された値とアドレスカウンタ46がカウ
ントアップしたアドレスの値が一致するまで比較を行
う。値が一致したら終了信号を出力し、スタート制御部
44と読出し信号発生回路48にデータ送信の終了を指
示する。スタート制御部44は、スタート信号を初期状
態に戻し、アドレスカウンタ46と読出し信号発生回路
48に動作停止を指示する。アドレスカウンタ46は一
時動作を停止する。読出し信号発生回路48は終了信号
により読出しアクセス信号をアクティブにしないように
制御する。初期状態に戻ったスタート信号を読出し信号
発生回路48が受け取ると、最終データの転送が終了す
るのを待ち、最終データ終了後、パラレル/シリアル変
換部50の動作終了を指示し、パラレル/シリアル変換
部50はその動作を停止する。1ラインのデータ転送終
了後、プロッタ・イネーブル制御部31からのデータを
全て受け取ったことを示す信号によりアドレスカウンタ
46をリセットし、サーマルヘッド8へのシリアル画デ
ータの転送が終了する。
【0029】次に図3を参照してスキャナ・インターフ
ェース回路27の動作を詳細に説明する。動作は1ライ
ン分のシリアルデータ受信について説明する。DSP2
0よりレジスタ61に、デュアルポート・ラム25のど
のバンクから受信データを格納して行くのかを設定す
る。次にレジスタ61にDSP20から受信開始が設定
される。これによりスタート制御部62がスタート信号
を発生し、アドレスカウンタ63と外部インターフェー
ス回路64に受信開始を指示する。スタート信号により
アドレスカウンタ63はレジスタ61に設定されたバン
クを読み込む。外部インターフェース回路64は、スタ
ート信号により画処理LSI6へ書き込み準備完了信号
を出力する。画処理LSI6は書き込み準備完了信号を
受け取り、画像イネーブル信号とシリアル画データを出
力する。画像イネーブル信号により外部インターフェー
ス回路64は書き込み準備完了信号の出力を停止する。
データクロックは、画処理LSI6から外部インターフ
ェース回路64へ常に出力されているものである。
【0030】外部インターフェース回路64は画像イネ
ーブル信号が出力されたらデータが有効であると判定
し、有効データクロックを出力し、1/8分周回路67
を作動させる。シリアル/パラレル変換部65はシリア
ル画データを有効データクロックを使用してパラレルデ
ータに変換し、バッファ68に出力する。シリアル/パ
ラレル変換部65は画イネーブル信号が出力されている
間変換動作を続けて行う。
【0031】1/8分周回路67は受信有効データの1
バイト単位のバイト信号を出力する。書込み信号発生回
路69はバイト信号によりバッファ68へ格納信号を出
力し、バッファ68はこの格納信号によりシリアル/パ
ラレル変換部65より送られてくるパラレルデータを一
時格納した後、パラレル画データとして出力する。書込
み信号発生回路69は格納信号を出力した後、書込みア
クセス信号をデュアルポート・ラム制御部26へ出力す
る。デュアルポート・ラム制御部26は読出しアクセス
信号が先に出力されていなければ、デュアルポート・ラ
ム25へのライト条件をアクティブにし、アドレス信号
の指すバンクのアドレス0に最初の受信データを格納す
る。デュアルポート・ラム制御部26はデュアルポート
・ラム25からの応答信号を出力する。書込み信号発生
回路69は応答信号の出力により書込みアクセス信号の
出力を次のデータライトアクセスの時まで一時停止す
る。
【0032】この後アドレスカウンタ63は、1/8分
周回路67からのバイト信号によりアドレスを1つカウ
ントアップする。書込み信号発生回路69はバイト信号
により、バッファ68へ格納信号を出力し、シリアル/
パラレル変換部65から送られてくる2バイト目のデー
タをバッファ68に一時格納させる。この後書込み信号
発生回路69は書込みアクセス信号をデュアルポート・
ラム制御部26へ出力する。デュアルポート・ラム制御
部26はデュアルポート・ラム25へのライト条件をア
クティブにし、アドレス信号の指すバンクのアドレスに
データを格納する。デュアルポート・ラム制御部26は
デュアルポート・ラム25からの応答信号を出力する。
この応答信号により書込み信号発生回路69は書込みア
クセス信号の出力を一時停止し、これにより応答信号の
出力も次のアクセスまで一時停止する。
【0033】これらの動作を、画像イネーブル信号が出
力されている間繰り返す。1ラインのデータが256バ
イトを超えると、バンクは1つカウントアップされ、そ
のバンクのアドレス0からデータを格納してゆく。画像
イネーブル信号の出力が止まると1ラインのデータ受信
終了と外部インターフェース回路64は判断し、有効デ
ータクロックの出力を停止する。1/8分周回路67は
バイト信号の出力を停止し、アドレスカウンタ63を停
止させる。書込み信号発生回路69はバイト信号の停止
により最後のデータをデュアルポート・ラム25に格納
し、応答信号により書込みアクセス信号の出力を停止
し、動作を終了する。これで1ライン分のデータ受信が
全て終了する。
【0034】画像イネーブル信号は、1ラインのデータ
バイト数分出力されているが、1ラインのデータ数が5
12バイト(2バンク分)を超えると、リミッター回路
66がリミット信号を出力する。リミッター回路66は
デュアルポート・ラム25へ何バイトデータを格納した
かをアドレス信号により監視している。リミット信号が
出力されると1/8分周回路67は強制的に動作を停止
され、書込み信号発生回路69とアドレスカウンタ63
も512バイトを超えたデータ格納を行わず動作を停止
する。これにより、他バンク上にある必要なデータを破
壊しないですむ。
【0035】以上説明したように、本実施例の通信装置
は、1つのデュアルポート・ラムを4分割して扱うこと
により、1ラインごとのデータ管理をDSPが簡単に行
うことができる。また、効率的に連続送信、連続受信す
ることができる。さらに1つのメモリを有効に使うこと
だできる。また、1ラインのデータを分割されたバンク
ごとに処理し、DSPからデュアルポート・ラム上のデ
ータアクセス制御が簡単に行える。
【0036】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、記録部へ記憶部よりデータ転送を行うインターフェ
ース回路、読取部より記憶部へデータ転送を行うインタ
ーフェース回路を設け、制御手段の負担を軽減させたの
で、ファクシミリ制御とモデム制御を1つの制御手段で
実施することができ、1つのLSIとして構成すること
を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の構成を表す全体図
【図2】プロッタ・インターフェース回路を表すブロッ
ク図
【図3】スキャナ・インターフェース回路を表すブロッ
ク図
【図4】システムコントロール部の制御フロー図
【図5】記録処理フロー図
【図6】読取処理フロー図
【符号の説明】
1 システムコントロール部 20 DSP 25 デュアルポート・ラム 26 デュアルポート・ラム制御部 27 スキャナ・インターフェース回路 28 プロッタ・インターフェース回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル制御、符号化/復号化制御、記録
    制御、読取制御のファクシミリ動作及び回線制御、変復
    調処理のモデム動作に関する制御命令を格納する第1の
    記憶手段と、画像データを格納する第2の記憶手段と、
    画像データの記録を行う記録部と、この記録部へ転送す
    る画像データを所定の容量よりなるバンク単位で格納す
    る同時に読み込みおよび書き込み可能な第3の記憶手段
    と、この第3の記憶手段に格納されたバンク単位ごとの
    画像データを前記記録部へ転送する読み出しインターフ
    ェース回路と、前記第1の記憶手段の制御命令に従いフ
    ァクシミリ制御及びモデム制御を行うとともに、記録制
    御のときは前記第2の記憶手段より画像データを前記第
    3の記憶手段に転送し、前記読み出しインターフェース
    回路へ記録する画像データを格納するバンクとデータ量
    を示して記録を指示する制御手段とを備えたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 パネル制御、符号化/復号化制御、記録
    制御、読取制御のファクシミリ動作及び回線制御、変復
    調処理のモデム動作に関する制御命令を格納する第1の
    記憶手段と、画像データを格納する第2の記憶手段と、
    画像データを読み取る読取部と、この読取部の読み取っ
    た画像データを所定の量よりなるバンク単位毎に格納す
    る同時に読み取りおよび書き込み可能な第3の記憶手段
    と、前記読取部の読み取った画像データを前記第3の記
    憶手段にバンク単位で格納する読み取りインターフェー
    ス回路と、前記第1記憶手段の制御命令に従いファクシ
    ミリ制御及びモデム制御を行うとともに、読取制御のと
    きは、前記読み取りインターフェース回路へ格納するバ
    ンクを示して読取部からの画像データの前記第3の記憶
    手段への格納を指示し、第3の記憶手段の画像データを
    前記第2の記憶手段へ転送する制御手段とを備えたこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
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