JPH08156458A - 盗視防止媒体 - Google Patents

盗視防止媒体

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JPH08156458A
JPH08156458A JP30197994A JP30197994A JPH08156458A JP H08156458 A JPH08156458 A JP H08156458A JP 30197994 A JP30197994 A JP 30197994A JP 30197994 A JP30197994 A JP 30197994A JP H08156458 A JPH08156458 A JP H08156458A
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JP30197994A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Ashida
義久 芦田
Junichi Hamano
純一 浜野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的手段で隠蔽ラベルを剥離しようとする
と、確実に被着体側が破壊され、剥離の事実が確実に残
るようにするとともに、秘匿情報の盗視の防止をより確
実にする。 【構成】 秘匿情報が記録された情報記録媒体30と、
隠蔽性を有する基材シート21、及び基材シート21の
一方の面上に設けられ熱又は光エネルギーの供給により
その接着力が失効する接着層23を有し、情報記録媒体
30の前記秘匿情報を覆うように接着された隠蔽ラベル
20とからなり、情報記録媒体30は、前記秘匿情報の
記録領域の外側であって隠蔽ラベル20により覆われる
領域に設けられ、接着層23の接着力が失効する前の隠
蔽ラベル20の情報記録媒体30からの剥離力より弱い
力で基体の破壊が開始されるように形成された弱断面部
32を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、葉書等に記録された
秘匿情報の部分に、その秘匿情報を隠蔽するためのもの
であって通常の剥離方法では剥離しないラベル(シー
ル)を貼付し、このラベルの接着層に所定のエネルギー
を供給することでその接着力を失効させ、ラベルを葉書
等から剥離することができる盗視防止媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】葉書、封書等の郵便物、その他のシート
状物等において、内容に機密を要する部分に剥離可能な
ラベルを貼り付けて表面から判読されないようにすると
ともに、郵送処理等の取扱いにおいてはラベルが剥離せ
ず、受取人によってラベルが容易に剥がされ、他人が途
中で開封した場合にはその形跡か明らかに判定できるよ
うな隠蔽ラベルに関する技術が、実公平2−2620
号、実公平5−40537号等により知られている。実
公平2−2620号には、裏面に隠蔽力のあるカバーシ
ートを固着した葉書について記載されている。その構成
は、透明な熱可塑性樹脂の保護フィルム(2)と、裏面
に熱可塑性樹脂のラミネートフィルム(4)を施された
隠蔽性のあるカバーシート(5)と、保護フィルムまた
はラミネートフィルムと同系の熱可塑性樹脂から形成さ
れかつこの樹脂の軟化点ないし融点の範囲の温度で保護
フィルムと、カバーシートのラミネートフィルムとの間
に供給されてこれらを剥離可能に結合する結合層(3)
と、から成る「シール体」に、コンピュータ処理による
印刷を施された葉書の記載面に対して接着される保護フ
ィルムの表面に施された感圧性接着剤(1)と、剥離紙
から成る構成である((1)〜(5)は各層の順番であ
り、葉書の表面に近い層から付した)。
【0003】また「シール体」は作成時に、保護フィル
ムおよび結合層を葉書の外側部に対応する周縁領域の一
部においてコロナ放電またはヒートシール等の手段で互
いに固着させると共に周縁領域の他の部分において保護
フィルムおよび結合層の間に剥離処理域を形成してあ
る。そして剥離は、結合層と保護フィルムの間に設けら
れている剥離処理域がきっかけとなって、結合層と保護
フィルムの間において剥離可能である。
【0004】実公平5−40537号には、葉書のプラ
イバシー保護をはじめとして、くじやその他の書面を隠
蔽するために使用するラベルについて記載されている。
その構成は、紙を主体とする基材(4)と、隠蔽性を有
する墨インキ層(3)と、透明インキ層(2)と、感圧
接着剤層(1)と、剥離紙とを順に積層した構成であ
る。そして剥離は、墨インキ層と透明インキ層とが、互
いに接着性の良くない組成の組み合わせから成ってお
り、墨インキ層と透明インキ層との間において剥離可能
である((1)〜(4)は各層の順番であり、葉書の表
面に近い層から付した)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の隠蔽ラベ
ルによると、隠蔽ラベルを開封した後で必ず隠蔽されて
いた葉書等のシート状物の部分に隠蔽材の一部または糊
等が残るものであった。実公平2−2620号の例で
は、感圧性接着剤(1)と保護フィルム(2)が残り、
実公平5−40537号の例では感圧接着剤(1)と透
明インキ層(2)が残る。このように葉書等のシート状
物に隠蔽材の一部または糊が残った場合は、その部分に
は書き込みを行うことができない、あるいはその部分に
は汚れが付着してシート状物が損なわれるといった不都
合が生じるものであった。
【0006】また、隠蔽ラベルに剥離する機能を付与す
ることから、隠蔽ラベルの構成は複雑であり、その製造
方法も同様に複雑で製造条件の管理も容易ではなく、従
って隠蔽ラベルの製造コストが高く、隠蔽ラベルは高価
なものとなっていた。また、開封の方法は力を加えて剥
がすという単なる機械的な方法であり、なんの道具も必
要とせずに誰もが簡単に開封することができてしまうも
のであり、また取扱い上の不注意や事故によっても開封
されてしまうものであった。更に、開封された状態から
は、故意に開封されたのか、取扱い上の不注意や事故に
よって開封されたのかが判らないという不都合があっ
た。
【0007】そこで本件出願人は、この問題を解決すべ
く、以下の発明を既に提案している(特願平6−140
706号)。図6は、この出願にかかる発明を説明する
ための図である。図6において、隠蔽ラベル1は、隠蔽
性を有する基材シート2と、その基材シート2の片面に
設けられた熱失効性接着層3とから構成され、秘匿情報
が記録された葉書等の被着体4に貼付されている。熱失
効性接着層3に熱が与えられるとその接着力が失効し、
隠蔽ラベル1は、被着体4から容易に剥離することがで
きるようになる。しかし、加熱以外の方法で剥離しよう
とすると、被着体4又は基材シート2が破壊され、情報
の判読が不能になる(図6は、基材シート2が破壊され
たときの様子を示している。)。
【0008】この発明では、加熱以外の方法で隠蔽ラベ
ル1の剥離が行われた場合に、被着体4の方が破壊され
たときは、その後の加熱によって隠蔽ラベル1を剥離し
ても、被着体4の破壊の有無から、盗視されたか否かを
判別することができる。しかし、基材シート2のみが破
壊され、被着体4が破壊されなかったときは、その後の
加熱によって隠蔽ラベル1を剥離してしまうと、被着体
4側には盗視の事実が何も残らなくなるという問題があ
った。また、被着体4がコート紙のように表面強度が強
い場合には、注意して剥離すると、きれいに剥離してし
まう可能性があるという問題がある。
【0009】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、上記発明をさらに改良し、
機械的な方法で隠蔽ラベルを剥離しようとすると、確実
に被着体側が破壊され、剥離の事実が確実に残るように
するとともに、秘匿情報の盗視の防止をより確実にする
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明(10,10A)は、秘匿情報が
記録された情報記録媒体(30,30A)と、隠蔽性を
有する基材シート(21)、及び前記基材シートの一方
の面上に設けられ熱又は光エネルギーの供給によりその
接着力が失効する接着層(23)を有し、前記情報記録
媒体の前記秘匿情報を覆うように接着された隠蔽ラベル
(20)とからなり、前記情報記録媒体は、前記秘匿情
報の記録領域の外側であって前記隠蔽ラベルにより覆わ
れる領域に設けられ、前記接着層の接着力が失効する前
の前記隠蔽ラベルの前記情報記録媒体からの剥離力より
弱い力で基体の破壊が開始されるように形成された弱断
面部(32,34)を備えることを特徴とする。請求項
2の発明(10)は、請求項1に記載の盗視防止媒体に
おいて、前記弱断面部は、前記秘匿情報の記録面側から
厚み方向に切り込まれた切り込み(32)であることを
特徴とする。請求項3の発明(10A)は、請求項1に
記載の盗視防止媒体において、前記弱断面部は、前記情
報記録媒体の上部であって前記隠蔽ラベルにより覆われ
る領域に設けられた印刷層(34)であり、前記印刷層
は、接着力が失効する前の前記接着層との接着力より弱
い力で、かつ、前記熱又は光エネルギーの供給、及び前
記接着層の接着力が失効した後の前記隠蔽ラベルの前記
情報記録媒体からの剥離力によっては分離しない力で前
記情報記録媒体の上部に定着されていることを特徴とす
る。請求項4の発明は、請求項3に記載の盗視防止媒体
において、前記情報記録媒体と前記印刷層との間には、
前記隠蔽ラベルが開封された旨を表示する情報表示層
(33)が設けられていることを特徴とする。請求項5
の発明は、請求項1〜4に記載の盗視防止媒体におい
て、前記弱断面部は、前記秘匿情報を囲むように形成さ
れていることを特徴とする。請求項6の発明は、請求項
1〜5に記載の盗視防止媒体において、前記隠蔽ラベル
の前記基材シートは、透明又は半透明の樹脂フィルムか
ら形成されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、情報記録媒体に貼
付された隠蔽ラベルは、熱又は光エネルギーが供給され
るとその接着力が失効し、情報記録媒体から剥離され
る。一方、上記手段によらずに単に剥離しようとする
と、隠蔽ラベルの剥離力により、隠蔽ラベルが情報記録
媒体から剥離される前に、弱断面部から情報記録媒体が
破壊される。従って、秘匿情報の盗視が確実に防止され
る。請求項2の発明においては、弱断面部は情報記録媒
体の基体を切り込むことにより形成される。従って、簡
易な方法によりコストをかけずに弱断面部が形成され
る。請求項3の発明においては、接着層の接着力が失効
した状態で隠蔽ラベルが剥離されると、印刷層は情報記
録媒体の上部に残っているが、上記手段によらずに隠蔽
ラベルを単に剥離しようとすると、隠蔽ラベルの接着層
に印刷層が接着された状態で、印刷層が情報記録媒体か
ら分離される。従って、印刷層の有無によって盗視の事
実を判別することができる。請求項4の発明において
は、印刷層が情報記録媒体から分離されると、情報表示
層が情報記録媒体上に現れる。従って、この情報表示層
によって盗視の事実を判別することができる。請求項5
の発明においては、弱断面部は秘匿情報を囲むように形
成される。従って、いずれの位置から隠蔽ラベルを剥離
しても、秘匿情報が見られることなく情報記録媒体の基
体が破壊される。請求項6の発明においては、基材シー
トが透明又は半透明の樹脂フィルムから形成されるの
で、基材シートの強度を高めてより確実に弱断面部から
破壊が発生するようにすることができるとともに、熱又
は光エネルギーの透過性を高め、電離放射線の照射又は
加熱時の接着層の接着力の失効性を良くすることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明の一実施例
について説明する。図1は、本発明による盗視防止媒体
の一実施例の構成を示す断面図である。盗視防止媒体1
0は、隠蔽ラベル20と、この隠蔽ラベル20が貼付さ
れた情報記録媒体30とから構成されている。隠蔽ラベ
ル20は、基材シート21と、その一方の面に積層され
た隠蔽層22及び接着層23とから構成されている。基
材シート21は、従来の隠蔽ラベルに用いられているも
のと同じ物でよく、特に限定はない。好ましい基材シー
ト21の具体例としては、例えば、上質紙、コート紙、
アート紙、コンデンサー紙、パラフィン紙、合成紙等の
紙類、不織布、織布等の布類、ポリエステル、ポリプロ
ピレン、セロハン、ポリカーボネート、酢酸セルロー
ス、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ナ
イロン、ポリイミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニル
アルコール、フッ素樹脂、塩化ゴム、アイオノマー等の
プラスチックフィルム、アルミニウム、ステンレス、
銅、銀等の金属箔、また、これらのいずれかを複合した
ものであっても良い。このような基材シート21の厚さ
は、使用する材料に応じて強度が適切になるように適宜
選択することができ、例えば50〜500μm程度が好
ましい。
【0013】隠蔽層22は、情報記録媒体30上を隠蔽
するためのものであり、基材シート21自体が隠蔽性を
有するものであれば特に設ける必要はない。基材シート
21が例えば透明のPETシートのようなものであれ
ば、隠蔽層22を形成して隠蔽ラベル20に隠蔽性を付
与する。例えば基材シート21の表面に、アルミニウム
等の金属の蒸着、隠蔽性のインキの印刷、隠蔽性の塗料
の塗工等である。又は、基材シート21そのものに顔
料、染料等の着色材や、炭酸カルシウム等の充填材を練
り込んで隠蔽性を付与する。又は、隠蔽性のあるシート
とのラミネーションを行って隠蔽性のある基材シート2
1を得る。
【0014】接着層23は、熱エネルギーや光エネルギ
ー等により、その接着力が失効する接着剤から形成され
たものである。例えば第1の例としては、電離放射線の
照射により硬化し接着力が失効する電離放射線硬化型樹
脂から形成したものがあげられる。さらに電離放射線硬
化型樹脂としては、紫外線硬化型樹脂や、電子線硬化型
樹脂等があげられる。また、第2の例として、加熱によ
り接着力が失効する熱失効性接着剤(例えば、日東電工
(株) 製のリバアルファ(製品名))から形成したもの
があげられる。さらにまた、第3の例として、一般の接
着層上に熱発泡インキにより網状パターン等を印刷した
ものがあげられる。ここで熱発泡インキとは、加熱によ
り発泡する発泡カプセルを顔料の代わりにインキ中に混
ぜたものである。これらのような接着層23を、基材シ
ート21又は隠蔽層22上に塗工する。接着層23は、
処理前は、強固な接着力を有するが、(例えば400g
/25mm以上)、電離放射線の照射や加熱がなされる
と、その接着力を失う。
【0015】図2は、図1の情報記録媒体30の一実施
例を示す斜視図である。情報記録媒体30は、基体部3
1と、切り込み部32を有する。情報記録媒体30は、
葉書や封書等である。基体部31の材質は、上述の隠蔽
ラベル20の基材シート21と同様、特に限定はない
が、基材シート21より強度の弱い紙材等から形成する
ことが好ましい。基体部31上には、秘匿情報が記録さ
れる秘匿情報記録領域31aが設けられている。切り込
み部32は、秘匿情報記録領域31aの外側に設けら
れ、秘匿情報記録領域31aを有する面側から基体部3
1が厚み方向に切り込まれた(図1参照)ものである。
切り込み部32は、秘匿情報記録領域31aの外側であ
ればいかなる形態であっても良いが、図2のように秘匿
情報記録領域31aを囲むように、いいかえれば略井字
状に(又は切り込みラインを交差させない略ロ字状に)
形成することが好ましい。この切り込み部32は、ダイ
ロール等により形成される。
【0016】図1に示すように、この情報記録媒体30
上には、隠蔽ラベル20が貼付される。ここで隠蔽ラベ
ル20は、秘匿情報記録領域31a、又は少なくとも秘
匿情報を覆い、かつ、切り込み部32を覆うように貼付
される。従って、切り込み部32は、外部から目視不能
となる。
【0017】次に、盗視防止媒体10の使用方法の一実
施例について説明する。銀行又はカード会社等の発行元
は、顧客に、隠蔽ラベル20と情報記録媒体30(返信
用葉書)とを送付する。ここでは、隠蔽ラベル20はま
だ情報記録媒体30に貼付されていない状態である。顧
客は、キャッシュカード,クレジットカードの自分が希
望する暗証番号を、情報記録媒体30の秘匿情報記録領
域31aに記入する。そして、顧客は、この秘匿情報記
録領域31a上に隠蔽ラベル20を貼付し、発行元に返
送する。発行元は、接着層23の特性に応じた処理を行
い、隠蔽ラベル20を剥離する。すなわち接着層23が
電離放射線硬化型樹脂から形成されたものである場合に
は、電離放射線照射装置により接着層23に電離放射線
を照射する。このとき、基材シート21が透明又は半透
明であれば、電離放射線が基材シート21側から接着層
23に入射しやすくなり、好適である。一方、接着層2
3が熱失効性接着剤から形成されたものである場合に
は、加熱装置により接着層23を加熱する。この処理に
より、接着層23の接着力が失効し、隠蔽ラベル20を
情報記録媒体30から容易に剥離することができ、発行
元は暗証番号を読み取ることができるようになる。
【0018】一方、上記処理によらないで、単なる引張
等の機械的手段で隠蔽ラベル20を剥離しようとする
と、その剥離力は、切り込み部32に作用し、隠蔽ラベ
ル20が基体部31から剥離されずに、切り込み部32
から基体部31の破壊が発生する(図3)。特に、切り
込み部32が秘匿情報記録領域31aを囲むように形成
されていれば、いずれの位置から剥離しても、秘匿情報
が見えずに基体部31の破壊が発生する。従って、上述
の適切な処理により隠蔽ラベル20を剥離しなければ、
秘匿情報を見ることはできない。また、隠蔽ラベル20
の不正な剥離が行われたときには、基体部31の破壊が
発生するので、発行元が適切な処理により隠蔽ラベル2
0を剥離した後でも、基体部31の破壊の有無を見て、
隠蔽ラベル20の不正な剥離が行われたか否かを判別す
ることができる。これにより、上述のように秘匿情報が
例えばキャッシュカードの暗証番号であるときには、発
行元は、基体部31の破壊の痕のあるものに対して、再
度暗証番号の変更を顧客に求める等をすることができ
る。また、切り込み部32は、ダイロール等により容易
に形成することができるので、コストを高くすることな
く、この盗視防止媒体を提供することができる。さらに
また、切り込み部32は外部から目視不能であるので、
盗視防止媒体のセキュリティ性を高めることができる。
【0019】図4は、本発明による盗視防止媒体の他の
実施例の構成を示す断面図である。盗視防止媒体10A
は、図1の隠蔽ラベル20と、この隠蔽ラベル20が貼
付された情報記録媒体30Aとから構成されている。情
報記録媒体30Aは、情報記録媒体30に形成された切
り込み部32を有さない。一方、情報記録媒体30A上
には、情報表示層33と印刷層34とが積層されてい
る。情報表示層33は、例えば「盗視されました」のよ
うな警告文を表示するものである。印刷層34は、情報
表示層33を覆っている。印刷層34には、例えばスク
ラッチ層が利用される。ここでスクラッチ層とは、爪や
硬貨等で擦ることにより削り取り可能なものである(く
じや抽選券等の隠蔽情報を隠蔽するのに用いられてい
る)。スクラッチ層は、例えば、ゴム系天然樹脂(天然
ゴム,塩酸ゴム等)、ジエン系樹脂(ポリブタジエン,
スチレン・ブタジエン共重合体,アクリロニトリル・ブ
タジエン共重合体,ポリイソプレン,ポリクロロプレン
等)や、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂をビヒクル(顔
料を印刷面に転移,固着させるための成分)としたもの
である。さらに、スクラッチ層は、下地の隠蔽性を得る
ために、色料としての金属系微粉末(アルミニウム微粉
末,黄銅微粉末,銅微粉末等)やそれらの酸化微粉末等
を40〜60重量%含有している。また、スクラッチ層
の下地の隠蔽性を向上させるために、硫酸バリウム,炭
酸カルシウム等を1〜2重量%含有させても良い。スク
ラッチ層を以上の組成物から形成することにより、印刷
適性とスクラッチ性との双方を満足することができるよ
うになる。
【0020】また、印刷層34の情報記録媒体30A
(情報表示層33)上への定着力は、印刷層34と接着
層23との接着力より弱い力であり、かつ、上述の電離
放射線の照射や加熱、及びこれによって接着層23の接
着力が失効した後の隠蔽ラベル20の情報記録媒体30
Aからの剥離力によっては分離しない力であることが必
要である。
【0021】盗視防止媒体10Aの接着層23の接着力
が、上述と同様の電離放射線の照射又は加熱により失効
すると、隠蔽ラベル20を情報記録媒体30Aから容易
に剥離することができる。このときには、印刷層34
は、情報記録媒体30A上に定着しており、情報表示層
33は現れない。一方、上記処理によらないで(接着層
23の接着力が失効していない状態で)隠蔽ラベル20
が剥離されれば、印刷層34と情報記録媒体30A(情
報表示層33)との結合力より、印刷層34と接着層2
3との結合力の方が強いので、印刷層34は接着層23
に接着された状態で情報記録媒体30A上から分離され
る(図5)。これにより、情報表示層34が現れるよう
になる。従って、隠蔽ラベル20を剥離した後でも、情
報表示層34の有無により、隠蔽ラベル20の不正な剥
離が行われたか否かを一目で判別することができる。な
お、情報表示層33を設けずに印刷層34のみを設け、
印刷層34の有無によって判別することも可能である。
【0022】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上述した実施例に限定されることなく、
その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、実施例では、切り込み部32の切り込み幅
や切り込み深さは、特に限定していないが、接着層23
の接着力や基体部31の強度等により決定されるもので
ある。また、実施例では、弱断面部の一実施例として、
切り込み部32又は印刷層34をあげたが、その他に、
基体部31の一部の厚みを薄くしたり、あるいは一部の
材料的強度を弱くすること等でも良い。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、弱断面部から
破壊が発生するようにして秘匿情報の盗視をより確実に
防止することができる。また、外部からは弱断面部が見
えないので、盗視防止媒体のセキュリティ性を高めるこ
とができる。請求項2の発明によれば、コストを高くせ
ずに簡易に弱断面部を形成することができる。請求項3
の発明によれば、情報記録媒体上の印刷層の有無によっ
て盗視の事実を判別することができる。請求項4の発明
によれば、情報記録媒体上の情報表示層の有無によって
盗視の事実を一目で判別することができる。請求項5の
発明によれば、隠蔽ラベルをいずれの位置から剥離しよ
うとしても、秘匿情報を隠蔽して弱断面部が破壊するよ
うにすることができる。請求項6の発明によれば、隠蔽
ラベルの強度を確保して、より確実に弱断面部から破壊
が発生するようにし、また、電離放射線の照射又は加熱
時の接着層の接着力を確実に失効させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による盗視防止媒体の一実施例の構成を
示す断面図である。
【図2】図1の情報記録媒体30の一実施例を示す斜視
図である。
【図3】切り込み部32から基体部31の破壊が発生し
たときの様子を示す図である。
【図4】本発明による盗視防止媒体の他の実施例の構成
を示す断面図である。
【図5】印刷層34が接着層23に接着された状態で情
報記録媒体30A上から分離されたときの様子を示す断
面図である。
【図6】本件出願人により既に出願された発明を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10,10A 盗視防止媒体 20 隠蔽ラベル 21 基材シート 22 隠蔽層 23 接着層 30,30A 情報記録媒体 31 基体部 31a 秘匿情報記録領域 32 切り込み部 33 情報表示層 34 印刷層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 秘匿情報が記録された情報記録媒体と、 隠蔽性を有する基材シート、及び前記基材シートの一方
    の面上に設けられ熱又は光エネルギーの供給によりその
    接着力が失効する接着層を有し、前記情報記録媒体の前
    記秘匿情報を覆うように接着された隠蔽ラベルとからな
    り、 前記情報記録媒体は、前記秘匿情報の記録領域の外側で
    あって前記隠蔽ラベルにより覆われる領域に設けられ、
    前記接着層の接着力が失効する前の前記隠蔽ラベルの前
    記情報記録媒体からの剥離力より弱い力で基体の破壊が
    開始されるように形成された弱断面部を備えることを特
    徴とする盗視防止媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の盗視防止媒体におい
    て、 前記弱断面部は、前記秘匿情報の記録面側から厚み方向
    に切り込まれた切り込みであることを特徴とする盗視防
    止媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の盗視防止媒体におい
    て、 前記弱断面部は、前記情報記録媒体の上部であって前記
    隠蔽ラベルにより覆われる領域に設けられた印刷層であ
    り、 前記印刷層は、接着力が失効する前の前記接着層との接
    着力より弱い力で、かつ、前記熱又は光エネルギーの供
    給、及び前記接着層の接着力が失効した後の前記隠蔽ラ
    ベルの前記情報記録媒体からの剥離力によっては分離し
    ない力で前記情報記録媒体の上部に定着されていること
    を特徴とする盗視防止媒体。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の盗視防止媒体におい
    て、 前記情報記録媒体と前記印刷層との間には、前記隠蔽ラ
    ベルが開封された旨を表示する情報表示層が設けられて
    いることを特徴とする盗視防止媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載の盗視防止媒体にお
    いて、 前記弱断面部は、前記秘匿情報を囲むように形成されて
    いることを特徴とする盗視防止媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5に記載の盗視防止媒体にお
    いて、 前記隠蔽ラベルの前記基材シートは、透明又は半透明の
    樹脂フィルムから形成されていることを特徴とする盗視
    防止媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006267337A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Lintec Corp ラベル積層体
JP2008145720A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Dainippon Printing Co Ltd 情報隠蔽シール
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CN114188655A (zh) * 2021-11-24 2022-03-15 士彩材料科技(苏州)有限公司 一种高温下自动实现爆破的防爆平衡阀

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