JP4262396B2 - 秘匿情報媒体とその製造方法、個別秘匿情報基材、及び、共通秘匿情報基材とその使用方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客情報など秘匿性の高い情報の伝達に好適に使用することができる秘匿情報媒体とその製造方法、個別秘匿情報基材、及び、共通秘匿情報基材とその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、顧客の個人情報など秘匿性の高い情報を伝達する秘匿情報媒体としては、いわゆる封緘葉書がある。
封緘葉書とは、例えば、剥離可能に接着する特殊感圧接着剤を葉書用紙全面にコーティングし、絵柄を印刷し秘匿情報を印字した後、折り畳んで、圧着して葉書化したものである。
葉書を受け取った受取人は、特殊感圧接着層で葉書を開いて、秘匿情報を確認する。
【0003】
また、別のものとしては、いわゆる隠蔽ラベルがある。隠蔽ラベルとは、例えば、ラベル基材の裏面に2種の異種樹脂(主として一方がポリオレフィン)を共押出で成型して剥離構造を持たせ、さらに、葉書に貼付するための粘着加工を施したラベルであり、絵柄印刷して秘匿情報を印字した葉書用紙に、この隠蔽ラベルを貼付して秘匿情報を隠蔽する。
葉書を受け取った受取人は、異種樹脂層で隠蔽ラベルを剥がして、秘匿情報を確認する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の方法では、葉書に、絵柄印刷、秘匿情報印字を施した後に、葉書面を圧着し、又は、隠蔽ラベルを貼付して、秘匿情報を隠蔽するので、製造途中において、悪意の印字作業者によって、秘匿情報が盗視されてしまう可能性があった。特に、複写機や、カメラの高性能化等により、そのような可能性が大きくなっている。
また、葉書用紙に絵柄印刷して専用用紙を作製した後、秘匿情報を印字するので、印字ミスをした場合に、必要な専用用紙が足りなくなる可能性や、廃棄することでコスト増に繋がる可能性があった。
さらに、隠蔽葉書は、最表面に秘匿情報が印字されているので、その印字された情報が、書き変えられたり、削除されて、偽造・変造されるおそれがあった。
【0005】
本発明の課題は、秘匿情報の漏洩を防止することができる秘匿情報媒体とその製造方法、個別秘匿情報基材、及び、共通秘匿情報基材とその使用方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、個別秘匿情報(20a)を表示する個別秘匿情報基材(20)と、前記個別秘匿情報基材(20)に貼付され、共通秘匿情報(34a)を表示し、光透過性が高く下層を透視可能であって、その共通秘匿情報(34a)と前記個別秘匿情報(20a)とを同時に目視させて、その個別秘匿情報(20a)を理解可能にさせる共通秘匿情報基材(30)とを備える秘匿情報媒体である。
【0007】
請求項2の発明は、個別秘匿情報(20a)を表示し、共通秘匿情報(34a)を表示する光透過性が高く下層を透視可能な共通秘匿情報基材(30)が貼付されて、前記個別秘匿情報(20a)が、前記共通秘匿情報(34a)と同時に目視されると、その個別秘匿情報(20a)が理解可能になる個別秘匿情報基材である。
【0008】
請求項3の発明は、共通秘匿情報(34a)を表示し、光透過性が高く下層を透視可能であって、個別秘匿情報(20a)を表示する個別秘匿情報基材(20)に貼付されると、その個別秘匿情報(20a)を前記共通秘匿情報(34a)と同時に目視させて、その個別秘匿情報(20a)を理解可能にさせる共通秘匿情報基材である。
【0009】
請求項4の発明は、請求項3に記載の共通秘匿情報基材において、前記共通秘匿情報(34a)を隠蔽する隠蔽層(31)が剥離可能に貼付されていることを特徴とする共通秘匿情報基材である。
【0010】
請求項5の発明は、請求項4に記載の共通秘匿情報基材の使用方法であって、個別秘匿情報(20a)を表示する個別秘匿情報基材(20)に貼付して、隠蔽層(31)を剥がして、前記個別秘匿情報(20a)を理解可能にすることを特徴とする共通秘匿情報基材の使用方法である。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1に記載の秘匿情報媒体を製造する製造方法であって、基材識別情報(20b)及び個別秘匿情報(20a)が予め印字されて連接されている個別秘匿情報基材(20)を供給する個別基材供給工程(#101)と、前記個別基材供給工程(#101)で供給された個別秘匿情報基材(20)から読み取られた前記基材識別情報(20b)にあわせて前記共通秘匿情報基材(30)を選択して貼付する基材選択貼付工程(#103)とを備えることを特徴とする秘匿情報媒体の製造方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による共通秘匿情報ラベル及び個別秘匿情報基材の第1実施形態を示す平面図及び断面図であり、図1(A)は共通秘匿情報ラベル、図1(B)は個別秘匿情報基材を示し、図1(C)はラベル基材を剥がした状態の共通秘匿情報ラベルを示す。
【0013】
共通秘匿情報ラベル30は、共通秘匿情報を表示するラベルであり、図1(A)に示すように、ラベル基材31の裏面に、剥離層32、樹脂層33、印刷層34、粘着層35が、順次積層して設けられ、さらに、粘着層35を保護する剥離紙36が設けられている。
【0014】
ラベル基材31は、共通秘匿情報ラベル30を製造する際に、剥離層32、樹脂層33等を設ける担体となる基材であり、シート状物からなる。また、ラベル基材31は、秘匿情報(個別秘匿情報20a,共通秘匿情報34a)を隠蔽する役割も果たす。ラベル基材31の材料としては、例えば、一般用紙、上質紙、感圧紙や感熱紙等の機能性用紙、複写用紙、クラフト紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルムによりラミネートされた紙等の紙が好適であるが、セロファン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、発泡PET、延伸ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムであってもよい。ラベル基材31の厚さは、通常、20〜200μm程度が好ましい。ラベル基材31の大きさは、特に限定されず、個別秘匿情報基材20より小さくてもよい。その場合は、個別秘匿情報基材20の一部分だけに設けられた個別秘匿情報20a(後述)を隠蔽する。
【0015】
剥離層32は、ラベル基材31を剥離可能とする層である。この剥離層32は、ラベル基材31の裏面に、シリコーンアクリレートを主成分とするUVインキで、オフセット印刷、活版印刷等されて、厚さ、1.5〜15μm程度に形成されている。
【0016】
樹脂層33は、剥離層32の裏面に形成され、印刷層34を保護する層である。この樹脂層33は、UVインキや、酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂等の合成樹脂等が印刷又はコーティング等されて形成されている。樹脂層33の厚さは、特に限定されないが、通常3〜20μm、好ましくは5〜10μm程度である。樹脂層33は、光透過性が高く印刷層34を透視することができる。
【0017】
印刷層34は、ラベル基材31を剥離すると目視可能となる共通秘匿情報34aが印刷された層である。印刷層34は、図1(C)に示すように、「口座番号」、「総預入額」など個別秘匿情報基材20に表示される個別秘匿情報20aに対する項目名を共通秘匿情報34aとして表示する。
なお、例えば、クレジットカード番号を表示する場合は、クレジットカード番号の最初の4桁の数字がクレジットカード会社の識別数字であるので、その数字を印刷層34に共通秘匿情報34aとして印刷し、残りの数字を個別秘匿情報20aとして個別秘匿情報基材20に印字して、1つのクレジットカード番号であっても、個別秘匿情報20aと共通秘匿情報34aとして、個別秘匿情報基材20及び共通秘匿情報ラベル30に分けることが望ましい。
【0018】
粘着層35は、この共通秘匿情報ラベル30を個別秘匿情報基材20に貼付するための層であり、また、光透過性が高く下地を透視可能である。粘着層35は、例えば、アクリル系接着剤、天然ゴム系接着剤、合成ゴム系接着剤、シリコーン系接着剤などが好適に用いられる。粘着層35の塗布量・塗布厚は、特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1〜50g/m2 であり、塗布厚は0.1〜50μmである。個別秘匿情報基材20に対する粘着層35の接着力は、剥離層32と樹脂層33との接着力よりも大きい必要があり、個別秘匿情報基材20に応じて、適宜、調整するとよい。
【0019】
剥離紙36は、粘着層35の下に配置されている基材であり、使用前に、粘着層35を保護する層である。剥離紙36は、紙、織物、プラスチックフィルムなどで形成されており、この上面、すなわち、粘着層35の側の面には、シリコーン系やアクリル系、PVA系などの剥離剤によって剥離処理されている。剥離紙36の厚さは、特に限定されないが、通常20〜200μm、好ましくは40〜100μm程度である。
【0020】
個別秘匿情報基材20は、個別秘匿情報20aを表示する基材であり、その材料としては、例えば、上質紙、感熱紙、複写用紙、クラフト紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルムによりラミネートされた紙等の紙が好適であるが、セロファン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムであってもよい。個別秘匿情報基材20は、図1(B)に示すように、受取人の氏名や、口座番号の数字、預入金額のように受取人ごとに異なる個別秘匿情報20aだけが印字されている。個別秘匿情報基材20の大きさは、特に、限定されないが、例えば、葉書サイズであれば、葉書として郵送可能である。
【0021】
個別秘匿情報基材20及び共通秘匿情報ラベル30は、以下のように製造する。
個別秘匿情報基材20は、プリンター等を使用して、ベース用紙の表面に個別秘匿情報20aを印字し、また、裏面に受取人(顧客)の宛名を印字して製造する。
なお、このとき、個別秘匿情報基材20には、図1(B)に示したような情報(文字)しか印字されていないので、印字作業者は、その情報が、何を示す情報であるのか理解することができない。
一方、共通秘匿情報ラベル30は、オフセット印刷機を用いて、ラベル基材31となるベース用紙の表面に、本ラベル基材31を剥がすことを指示するメッセージ(「はがして下さい」)等を印刷し、裏面に剥離層32を印刷し、次に、剥離層32の上に樹脂層33をコーティングし、さらに、オフセット印刷機で印刷層34に共通秘匿情報34aを鏡像印刷してから、粘着層35を形成する粘着加工を行って、最後に、剥離紙36を貼り合せることで、製造する。
【0022】
図2は、本発明による共通秘匿情報ラベル及び個別秘匿情報基材を使用して秘匿情報媒体を製造する方法及びその秘匿情報媒体の使用方法を示す図であり、図2(A)は共通秘匿情報ラベル、図2(B)は個別秘匿情報基材、図2(C)は秘匿情報媒体を示し、さらに、図2(D)はラベル基材を剥がした状態の秘匿情報媒体を示す。
個別秘匿情報基材20及び共通秘匿情報ラベル30を使用して、秘匿情報媒体10を以下のように製造する。
情報発送者は、共通秘匿情報ラベル30(図2(A))から、剥離紙36を剥がして、粘着層35で、個別情報情報20aが印字されている個別秘匿情報基材20(図2(B))に、その共通秘匿情報ラベル30を貼付して秘匿情報媒体10を作製し(図2(C))、葉書として、発送する。
葉書受取人は、秘匿情報媒体10からラベル基材31を剥がして、秘匿情報を確認する(図2(D))。このとき、葉書受取人は、個別秘匿情報20a及び共通秘匿情報34aを目視することができるので、その情報の内容を理解することができる。
【0023】
本実施形態によれば、製造途中で、万一、個別秘匿情報20aが漏洩しても、その情報の内容が理解されないので、秘匿性が非常に高い。
また、秘匿情報媒体10の個別秘匿情報20aの上には、樹脂層33及び粘着層35が形成されているので、その個別秘匿情報20aの偽造・変造等が防止される。
さらに、秘匿情報媒体10に印字する情報量が少ないので、処理速度が速い。
さらにまた、剥離層32は印刷により設けられるので、任意の形状に形成でき、個別秘匿情報20aが印字された個別秘匿情報基材20に対して、ラベル基材31を部分的に剥離不能にすることができ、従来の剥離可能ラベルと比較して、絵柄印刷が可能であり、また、全面が剥離できないようにすることもできる。
【0024】
(第2実施形態)
図3(A)は、本発明による個別秘匿情報基材の第2実施形態を示す平面図であり、図3(B)はラベル基材を剥がした状態の秘匿情報媒体を示す平面図である。
なお、以下に示す実施形態では、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
本実施形態の個別秘匿情報基材20には、基材識別情報20bがバーコードで印字されており、天地方向に連接されている。なお、この基材識別情報20bは、共通秘匿情報ラベル30が貼付されると、絵柄34bで隠蔽され(図3(B))、一般人に、基材識別情報20bの存在が気づかれない。この基材識別情報20bは、機械的・光学的に識別可能なものであればよく、例えば、OCR等であってもよい。
また、天地方向に連接された各個別秘匿情報基材20は、図3(A)に示すように、個別秘匿情報20aが同一の位置に配置されており、貼付される共通秘匿情報ラベル30が、後述のように、選択して貼付される。
【0025】
図4は、本発明による秘匿情報媒体の製造工程を示す図である。
個別秘匿情報20a及び基材識別情報20bが予め印字されて連接されている個別秘匿情報基材20が供給され(個別基材供給工程#101)、センサ50で基材識別情報20bが読み取られ(識別情報読取工程#102)、その読み取られた識別情報20bにあわせて共通秘匿情報ラベル30A〜30Dが選択的に供給・貼付され(ラベル選択貼付工程#103)、製品(秘匿情報媒体10A〜10D)ごとにストックされる(ストック工程#104)。
【0026】
本実施形態によれば、個別秘匿情報20aを同一の位置に配置した多種の個別秘匿情報基材20が連続的に供給されるので、その個別秘匿情報基材20だけでは、個別秘匿情報20aの意味内容を理解されることがなく、秘匿性が非常に高い。
また、従来であれば、絵柄があらかじめ設けられた基材に秘匿情報を印字していたので、同一品目しか製造できなかったが、本実施形態では、白紙用紙に個別秘匿情報を印字するので、複数品目を同時に製造可能で、例えば、デイリーの多品種少量製造等にも好適である。
【0027】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、上記実施形態では、理解が容易になるように、葉書として使用する秘匿情報媒体を例に挙げて説明したが、大きさ、用途等に限定されない。
【0028】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、請求項1の発明によれば、個別秘匿情報を表示する個別秘匿情報基材に、共通秘匿情報基材が貼付されているので、個別秘匿情報の偽造・変造等が防止される。
【0029】
請求項2の発明によれば、個別秘匿情報を表示し、共通秘匿情報基材が貼付されて、前記個別秘匿情報が、同時に目視されると、その個別秘匿情報が理解可能になる個別秘匿情報基材であるので、万一、個別秘匿情報が漏洩しても、その内容が理解されず、秘匿性が非常に高い。
【0030】
請求項3の発明によれば、共通秘匿情報を表示し、個別秘匿情報基材に貼付されると、その個別秘匿情報基材の個別秘匿情報を理解可能にさせる共通秘匿情報基材であるので、万一、個別秘匿情報基材の個別秘匿情報が漏洩しても、その内容が理解されないので、秘匿保持可能である。
【0031】
請求項4の発明によれば、共通秘匿情報を隠蔽する隠蔽層が剥離可能に貼付されているので、共通秘匿情報の盗視を防止することができる。
【0032】
請求項5の発明によれば、個別秘匿情報を表示する個別秘匿情報基材に貼付して、隠蔽層を剥がして、その個別秘匿情報が理解可能になるので、万一、個別秘匿情報が漏洩しても、その内容が理解されない。
【0033】
請求項6の発明によれば、個別秘匿情報が予め印字されて連接されている基材識別情報及び個別秘匿情報基材にあわせて共通秘匿情報基材が選択されて貼付されるので、秘匿性がさらに高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による共通秘匿情報ラベル及び個別秘匿情報基材の第1実施形態を示す平面図及び断面図である。
【図2】本発明による共通秘匿情報ラベル及び個別秘匿情報基材を使用して秘匿情報媒体を製造する方法及びその秘匿情報媒体の使用方法を示す図である。
【図3】本発明による個別秘匿情報基材の第2実施形態を示す平面図及びラベル基材を剥がした状態の秘匿情報媒体を示す平面図である。
【図4】本発明による秘匿情報媒体の製造工程を示す図である。
【符号の説明】
10 秘匿情報媒体
20 個別秘匿情報基材
20a 個別秘匿情報
20b 基材識別情報
30 共通秘匿情報ラベル
31 ラベル基材
32 剥離層
33 樹脂層
34 印刷層
34a 共通秘匿情報
35 粘着層
36 剥離紙
Claims (6)
- 個別秘匿情報を表示する個別秘匿情報基材と、
前記個別秘匿情報基材に貼付され、共通秘匿情報を表示し、光透過性が高く下層を透視可能であって、その共通秘匿情報と前記個別秘匿情報とを同時に目視させて、その個別秘匿情報を理解可能にさせる共通秘匿情報基材と
を備える秘匿情報媒体。 - 個別秘匿情報を表示し、共通秘匿情報を表示する光透過性が高く下層を透視可能な共通秘匿情報基材が貼付されて、前記個別秘匿情報が、前記共通秘匿情報と同時に目視されると、その個別秘匿情報が理解可能になる個別秘匿情報基材。
- 共通秘匿情報を表示し、光透過性が高く下層を透視可能であって、個別秘匿情報を表示する個別秘匿情報基材に貼付されると、その個別秘匿情報を前記共通秘匿情報と同時に目視させて、その個別秘匿情報を理解可能にさせる共通秘匿情報基材。
- 請求項3に記載の共通秘匿情報基材において、
前記共通秘匿情報を隠蔽する隠蔽層が剥離可能に貼付されている
ことを特徴とする共通秘匿情報基材。 - 請求項4に記載の共通秘匿情報基材の使用方法であって、
個別秘匿情報を表示する個別秘匿情報基材に貼付して、隠蔽層を剥がして、前記個別秘匿情報を理解可能にする
ことを特徴とする共通秘匿情報基材の使用方法。 - 請求項1に記載の秘匿情報媒体を製造する製造方法であって、
基材識別情報及び個別秘匿情報が予め印字されて連接されている個別秘匿情報基材を供給する個別基材供給工程と、
前記個別基材供給工程で供給された個別秘匿情報基材から読み取られた前記基材識別情報にあわせて前記共通秘匿情報基材を選択して貼付する基材選択貼付工程と
を備えることを特徴とする秘匿情報媒体の製造方法。
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