JP2009109703A - 開封識別機能付き2層隠蔽ラベル - Google Patents

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高志 嶋村
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Abstract

【課題】本発明は、秘匿されるべき可変または固定情報を不正開封から保護する開封識別機能付き2層隠蔽ラベルを提供することを目的とする。
【解決手段】上面ラベル基材(1)の片面に印刷インキ層(9)を設け、該上面ラベル基材(1)のもう一方の面に脆性剥離層(8)をパターン状に設け、該脆性剥離層(8)を含む上面ラベル基材(1)上に金属蒸着層(2)を設けてなる上面ラベル(A1)の金属蒸着層(2)側と、下面ラベル基材(4)の片面に可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)(6)を印刷、もしくは印字し、該可変または固定情報(6)上を覆うように非接着層(7)を設け、該下面ラベル基材(4)のもう一方の面に第2粘着層(5)を設けてなる下面ラベル(A2)の非接着層(7)側とを第1粘着層(3)を介して、貼り合わせて形成したことを特徴とする開封識別機能付き2層隠蔽ラベル。
【選択図】図1

Description

本発明は、秘匿されるべき可変または固定情報を不正開封から保護する開封識別機能付き2層隠蔽ラベルに関するものである。
従来、キャンペーンや真贋判定のために、可変または固定情報付きラベルが多用されている。例えば、図6に示すように、可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)(12)を印刷、もしくは印字した下面ラベル基材(13)上に粘着力の弱い弱粘着層(11)を設け、該弱粘着層(11)上に上面ラベル基材(10)を設け、さらに、前記下面ラベル基材(13)の下に強粘着層(14)を設けてなる2層隠蔽ラベル(C)が使用されている。
しかし、この2層隠蔽ラベル(C)の場合は、前記上面ラベル基材(10)を剥離し、可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)(12)を識別した後、元に戻すことが可能である。すなわち、例えば、キャンペーンへの不正アクセスができてしまう。また、偽造団が可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)(12)を不正に盗み出し、偽造ラベルを作成できてしまうという問題点がある。
次に、図7に示すように、可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)(23)を印刷、もしくは印字したラベル基材(24)上に剥離層(22)を設け、該剥離層(22)上にスクラッチ印刷によるスクラッチ隠蔽層(21)を設け、さらに前記ラベル基材(24)の下に強粘着層(24)を設けてなるスクラッチ隠蔽ラベル(D)が使用されている。
しかし、このスクラッチ隠蔽ラベル(D)の場合は、まず、1番目の問題点として、可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)(23)を読み取る際に、スクラッチ隠蔽層(21)をコイン等で削り取り、可変または固定情報(23)を現出させるが、スクラッチ隠蔽層(21)が完全に削り取れず、その残留物が不具合を生じさせる。次に、2番目の問題点として、スクラッチ隠蔽層(21)を削り取る際に、可変または固定情報(23)も同時に剥がれてしまう。さらに、3番目の問題点として、ラベル貼付時や対象製品の輸送、保管時にスクラッチ隠蔽層(21)が削れてしまう。最後に4番目の問題点として、スクラッチ隠蔽層(21)を削る手間がかかり、利用者の利便性を損なってしまう。
次に、その他の例として、基材の内面側に脆質層を有した層を形成し、情報を覆う部分は非接着状態にするとともに、その非接着部分の両側に間隔を置いて、破断線を設けた情報隠蔽ラベルが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、この情報隠蔽ラベルの場合は、隠蔽ラベル自体の偽造防止性が不十分で、同様の外観をもつ偽造、模造、変造品が容易に製造される恐れがある。
以下に先行技術文献を示す。
特開2002−55618号公報
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、秘匿されるべ
き可変または固定情報を不正開封から保護する開封識別機能付き2層隠蔽ラベルを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、本発明の請求項1に係る発明は、秘匿されるべき可変または固定情報(6)を不正開封から保護する開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)であって、上面ラベル基材(1)の片面に印刷インキ層(9)を設け、該上面ラベル基材(1)のもう一方の面に脆性剥離層(8)をパターン状に設け、該脆性剥離層(8)を含む上面ラベル基材(1)上に金属蒸着層(2)を設けてなる上面ラベル(A1)の金属蒸着層(2)側と、下面ラベル基材(4)の片面に可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)(6)を印刷、もしくは印字し、該可変または固定情報(6)上を覆うように非接着層(7)を設け、該下面ラベル基材(4)のもう一方の面に第2粘着層(5)を設けてなる下面ラベル(A2)の非接着層(7)側とを第1粘着層(3)を介して、貼り合わせて形成したことを特徴とする開封識別機能付き2層隠蔽ラベルである。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベルにおいて、前記上面ラベル基材(1)がポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリプロピレン(PP)フィルム、ポリエチレン(PE)フィルム等の透明フィルムまたは回折格子フィルム、ホログラムフィルム、光学可変フィルム、液晶フィルム、偏向フィルム等の機能性フィルムであることを特徴とする開封識別機能付き2層隠蔽ラベルである。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベルにおいて、前記下面ラベル基材(4)が合成紙、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等の印字適性を有する白色フィルムであることを特徴とする開封識別機能付き2層隠蔽ラベルである。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベルにおいて、前記上面ラベル基材(1)および前記下面ラベル基材(4)の厚さが25〜100μmの範囲内であることを特徴とする開封識別機能付き2層隠蔽ラベルである。
本発明の請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベルにおいて、前記金属蒸着層(2)がアルミニウム蒸着層からなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベルである。
本発明の請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか1項記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベルにおいて、前記第1粘着層(3)及び/又は第2粘着層(5)に溶剤発色剤を混合することを特徴とする開封識別機能付き2層隠蔽ラベルである。
本発明の請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか1項記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベルにおいて、前記非接着層(7)に溶剤発色剤を混合することを特徴とする開封識別機能付き2層隠蔽ラベルである。
本発明の開封識別機能付き2層隠蔽ラベルは、秘匿されるべき可変または固定情報を不正開封から保護する開封識別機能付き2層隠蔽ラベルであって、上面ラベル基材の片面に印刷インキ層を設け、該上面ラベル基材のもう一方の面に脆性剥離層をパターン状に設け、該脆性剥離層を含む上面ラベル基材上に金属蒸着層を設けてなる上面ラベルの金属蒸着層側と、下面ラベル基材の片面に可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)を印刷、もしくは印字し、該可変または固定情報上を覆うように非接着層を設け、該下面ラベル基材のもう一方の面に第2粘着層を設けてなる下面ラベルの非接着層側とを第1粘着層を介して、貼り合わせて形成したことにより、2層ラベルが開封されたことを目視にて簡易に識別できるので、製品認証用途やキャンペーン用途における不正開封の防止と検知ができる。
また、ある部分は、完全に剥離し、バーコード、2次元バーコードや数字等の可変または固定情報が記載されている下地の印刷部分が見える。この下地印刷部分が機械読み取り、もしくは視認可能であり、この情報をサーバー上に蓄積されたバーコード、2次元バーコードや数字等の可変または固定情報と照合することで真贋判定を行なうことができる。
また、従来のスクラッチ隠蔽ラベルに比べ、利用者の利便性が向上する。また、非接着層のパターンを変えることで、例えば、出荷対象物、国、地域等を識別できるラベルにすることも可能である。
また、脆性剥離層のパターンを変えることで、例えば、当選可否の結果が開封したその場で判り、ダブルチャンスくじも可能であり、当選時は、第2粘着層があるので、該上面ラベルを応募葉書等に貼り付けて郵送することができる。また、下面ラベルの数字を見て、携帯電話やパソコンからキャーンペーンの申し込みが可能である。
本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベルの1実施例を示す側断面図であり、図2は本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベルを被貼付物に貼り付けた状態の1実施例を示す側断面図であり、図3は本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベルの開封前と開封後の上面ラベル(表面から見た状態)と下面ラベルとを切り離した状態を示す平面図であり、図4は本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベルを開封して上面ラベル(表面から見た状態)と下面ラベルとを切り離した状態を示し、(a)は上端部の1部のパターンが転移していない状態を示す平面図であり、(b)は下端部の1部のパターンが転移していない状態を示す平面図であり、図5は本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベルを開封後、上面ラベル(表面から見た状態)と下面ラベルとを切り離し、該上面ラベルを被貼付物に貼り付けた状態を示す平面図である。
本発明に係る1実施例の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)は、秘匿されるべき可変または固定情報(6)を不正開封から保護する開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)であって、上面ラベル基材(1)の片面に印刷インキ層(9)を設け、該上面ラベル基材(1)のもう一方の面に脆性剥離層(8)をパターン状に設け、該脆性剥離層(8)を含む上面ラベル基材(1)上に金属蒸着層(2)を設けてなる上面ラベル(A1)の金属蒸着層(2)側と、下面ラベル基材(4)の片面に可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)(6)を印刷、もしくは印字し、該可変または固定情報(6)上を覆うように非接着層(7)を設け、該下面ラベル基材(4)のもう一方の面に第2粘着層(5)を設けてなる下面ラベル(A2)の非接着層(7)側とを第1粘着層(3)を介して、貼り合わせて形成したことを特徴とする開封識別機能付き2層隠蔽ラベルである。秘匿されるべき可変または固定情報(6)を不正開封から保護する開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)であって、上面ラベル基材(1)の片面に印刷インキ層(9)を設け、該上面ラベル基材(1)のもう一方の面に脆性剥離層(8)をパターン状に設け、該脆性剥離層(8)を含む上面ラベル基材(1)上に金属蒸着層(2)を設けてなる上面ラベル(A1)の金属蒸着層(2)側と、下面ラベル基材(4)の片面に可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)(6)を印刷、もしくは印字し、該可変または固定情報(6)上を覆うように非接着層(7)を設け、該下面ラベル基材(4)のもう一方の面に第2粘着層(5)を設けてなる下面ラベル(A2)の非接着層(7)側とを第1粘着層(3)を介して、貼り合わせて形成したことを特徴とする開封識別機能付き2層隠蔽ラベルである。
すなわち、前述のように、ラベルの1部分に弱粘または非接着層(7)を設け、図2に示すように、この開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)をある被貼付物(B)に貼り付けた後、図3に示すように、該ラベルを剥離した際、あるパターン(金属蒸着層)が貼り付けた被貼付物(B)側に残り、ある部分は、完全に剥離し、バーコード、2次元バーコードや数字等の可変または固定情報(6)が記載されている下地の印刷部分が見える。この下地印刷部分が機械読み取り、もしくは視認可能であり、この情報をサーバー上に蓄積されたバーコード、2次元バーコードや数字等の可変または固定情報(6)と照合することで真贋判定を行なうことができる。
このように、2層隠蔽ラベル(A)の上面ラベル(A1)を脆性ラベルにすることで、ラベルを剥離した際に上面ラベル(A1)が破壊され開封確認が可能となる。
また、下面ラベル(A2)の1部に非接着層(7)を設け、可変または固定情報(6)の識別、読取機能を損なわないようにしたラベルである。また、該非接着層(7)の1部のパターン、例えば、図4(a)、(b)に示すように、上端部もしくは下端部の1部のパターンを変えることで、例えば、出荷対象物、国、地域等を識別できるラベルにすることも可能である。
さらに、脆性剥離層(8)のパターン内容を変えることで、例えば、当選可否の結果が開封したその場で判り、ダブルチャンスくじも可能であり、当選時は、第2粘着層(5)があるので、該上面ラベル(A1)を応募葉書等に貼り付けて郵送することができる。また、下面ラベル(A2)の数字を見て、携帯電話やパソコンからキャーンペーンの申し込みが可能である。
以上のように、本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)は、秘匿されるべき可変または固定情報(6)を不正開封から保護する開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)であって、2層ラベルが開封されたことを目視にて簡易に識別できる。
すなわち、製品認証用途やキャンペーン用途における不正開封を防止、検知できるようになり、バーコード、2次元コード等の面積の大きい印字内容を安全に隠蔽できるようなる。さらに、従来のスクラッチ隠蔽ラベルに比べ、利用者の利便性が向上する。
次に、本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)を構成する材料等について、詳細に説明する。
前記上面ラベル基材(1)は、公知のプラスチックフィルムが使用できるものであり、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリプロピレン(PP)フィルム、ポリエチレン(PE)フィルム等の透明フィルム、または回折格子フィルム、ホログラムフィルム、光学可変フィルム、液晶フィルム、偏向フィルム等の機能性フィルムも用いることができる。
該上面ラベル基材(1)の厚さは、下面ラベル基材(4)との貼り付け加工適性上、25〜100μmの範囲内が好ましい。
また、該上面ラベル基材(1)上に印刷インキ層(9)を設ける場合は、印刷適性を持たせるため、易接着性処理が必要となる場合がある。
該易接着性処理には、コロナ処理、低温プラズマ処理、イオンボンバード処理、薬品処理、溶剤処理等を用いることができる。
前記金属蒸着層(2)の金属としては、アルミニウム、ニッケル、錫、ビスマス、インジウム、カドミウム、鉛等が挙げられるが、コストと蒸着適性等を考慮すると、アルミニウムを用いることが好ましい。
該金属蒸着層(2)の形成は、真空蒸着法やスパッタリング法等で設けることができる。また、金属蒸着層(2)の上部に公知のホログラム層を設けることも可能であり、さらに、金属蒸着層(2)を部分的に除外することも可能である。
前記第1粘着層(3)は、下面ラベル基材(4)への貼付/剥離強度から、一般粘着または弱粘着が好ましい。また、該粘着層に溶剤発色材料を混ぜ込むことで、溶剤で剥がそうとすると変色させることも可能である。
該粘着層(3)を形成する粘着剤には、例えば、ロジンまたはその誘導体やテルペン等の天然品を利用した樹脂、脂肪族系(C5留分、ペンテン類、1,3−ペンタジェン、イソプレン等)、芳香族系(C9留分、スチレン系、インデン類等)、脂肪族−芳香族共重合体、脂環族系、クマロン−インデン樹脂等の石油系炭化水素樹脂等が挙げられる。
また、該粘着層(3)を形成方法は、例えば、グラビアコート法、ロールコート法、バーコート法等の公知の方法で塗布、乾燥して得られる。
前記溶剤発色材料としては、主に水不溶性で、且つ有機溶剤に可溶性の染料であれば何れでも使用できるが、例えば、ロイコ染料や蛍光増白剤等が好ましく使用できる。
前記下面ラベル基材(4)は、合成紙、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等の白色フィルムに印字適性を持たせたフィルムが好ましい。印字適性が保持できれば、透明フィルム、機能性フィルム等でも用いることができるが、場合によっては、印刷された可変または固定情報が目視できないようにその印刷面の反対面には、ベタ印刷などの何らかの不透明処理をしておく必要がある。
該下面ラベル基材(4)の厚さは、上面ラベル基材(1)との貼り付け加工適性上、25〜100μmの範囲内が好ましい。
前記第2粘着層(5)は、被貼付物(B)への貼付強度を保持するために、強粘着が好ましい。また、該被貼付物(B)の種類(例えば、紙、フィルム、金属等)によって、粘着剤の種類を変えることが可能である。さらに、前述と同様に、該粘着層に溶剤発色材料を混ぜ込むことで、溶剤で剥がそうとすると変色させることも可能である。
該第2粘着層(5)を形成する粘着剤には、前述と同様に、例えば、ロジンまたはその誘導体やテルペン等の天然品を利用した樹脂、脂肪族系(C5留分、ペンテン類、1,3−ペンタジェン、イソプレン等)、芳香族系(C9留分、スチレン系、インデン類等)、脂肪族−芳香族共重合体、脂環族系、クマロン−インデン樹脂等の石油系炭化水素樹脂が挙げられる。
また、該第2粘着層(5)を形成方法は、前述と同様に、例えば、グラビアコート法、
ロールコート法、バーコート法等の公知の方法で塗布、乾燥して得られるもので、この粘着層(5)は、粘着性を帯びているので、被貼付物(B)に貼付される前には、シリコン等が塗布された剥離紙に仮接着(固定)されている。
前記溶剤発色材料としては、前述と同様に、主に水不溶性で、且つ有機溶剤に可溶性の染料であれば何れでも使用できるが、例えば、ロイコ染料や蛍光増白剤等が好ましく使用できる。
前記可変または固定情報(6)の印刷や印字は、公知のオフセット印刷、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷、フレキソ印刷等の印刷方式、もしくはレーザー、インクジェット、サーマル転写、ドットインパクト等のプリンタで印字するが、シリアル番号、OCR番号、各種バーコード、各種2次元コード等のような可変情報の場合は、プリンタ方式が好ましい。また、これらの情報を読み取る場合は、目視判定と、公知のリーダや携帯電話附属のカメラ等による機械判定が可能である。
前記非接着層(7)は、印刷もしくは印字された可変または固定情報(6)の識別、読取機能を損なわないようにするために設けられるが、該非接着層(7)を形成する非接着剤には、例えば、シリコン樹脂、硝化綿系(ニトロセルロース)樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ブチラール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の単体ないしは混合物が使用できるが、場合によっては、これら樹脂に相溶性があれば、例えば、ポリエチレン系ワックス、ポリエステル系ワックス等を混合して非接着性の調整をすることができる。
該非接着剤の塗布方法は、公知のオフセット印刷、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷等の印刷方式や、グラビアコート法、ロールコート法、バーコート法等のコーテイング方式を用いることができる。
また、該非接着層(7)に溶剤発色材料を混ぜ込むことで、溶剤で剥がそうとすると変色させることも可能である。
前記脆性剥離層(8)は、上面ラベル基材(1)と金属蒸着層(2)の密着性を弱める目的で設けられるが、該脆性剥離層(8)を形成する剥離剤には、例えば、シリコン樹脂、硝化綿系(ニトロセルロース)樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ブチラール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の単体ないしは混合物が使用できるが、場合によっては、これら樹脂に相溶性があれば、例えば、ポリエチレン系ワックス、ポリエステル系ワックス等を混合して非接着性の調整をすることができる。
該剥離剤の塗布方法は、公知のオフセット印刷、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷等の印刷方式や、グラビアコート法、ロールコート法等のコーテイング方式を用いて、例えば、「開封」、「VOID」、「OK」等のパターン状に印刷する。
このように、上面ラベル基材(1)上に脆性剥離層(8)を設け、該脆性剥離層(8)を含む該上面ラベル基材(1)上に金属蒸着層(2)を設けてなる上面ラベル(A1)を脆性ラベルにすることで、ラベルを剥離した際に上面ラベル(A1)が破壊され開封確認が可能となる。
前記印刷インキ層(9)は、一般印刷データを印刷するために、上面ラベル基材(1)の表面に設けるが、公知のオフセット印刷、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷、フレキソ印刷等の印刷方式に用いて、印刷インキもそれぞれの印刷方式に適合した公知のイン
キを使用する。
前記被貼付物(B)は、種類は特に問わないが、例えば、紙(上質紙、コート紙、アート紙、コートボール、マニラボール、段ボール等)、プラスチックフィルム及びシート(ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニル、ポリカーボネート、ABS等)、金属(アルミニウム、鉄、ステンレス等)などが挙げられる。
以下に、本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)について、具体的に実施例を挙げて、さらに詳しく説明するが、それに限定されるものではない。
<実施例1>
図1に示すように、厚さ25μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる上面ラベル基材(1)表面にTOPの文字をグラビア印刷方式により、グラビアインキからなる印刷インキ層(9)を設け、引き続いて、該上面ラベル基材(1)裏面にニトロセルロース樹脂からなる剥離剤を用いて、「開封」という文字を仕上がりラベルサイズでの上端部と下端部共、同一パターンにした脆性剥離層(8)を設け、さらに該脆性剥離層(8)を含む該上面ラベル基材(1)上に真空蒸着法により、膜厚300nmのアルミニウム蒸着層(2)を設けたロール状の上面ラベル(A1)を作製した。
別工程で、厚さ100μmの白色合成紙からなる下面ラベル基材(4)表面に1〜9及び0の数字の情報(6)を枠で囲んだ状態でグラビア印刷を行なった後、引き続いて、該情報(6)を覆うようにシリコン樹脂からなる非接着層(7)を設け、さらに該下面ラベル基材(4)の裏面にアクリル系粘着剤からなる第2粘着層(5)を設けたロール状の下面ラベル(A2)を作製した。
次に、前記上面ラベル(A1)の金属蒸着層(2)側と、下面ラベル(A2)の非接着層(7)側とをアクリル系粘着剤からなる第1粘着層(3)を介して貼り合わせて、実施例1の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)を得た。
<評価>
実施例1の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)の上面ラベル(A1)を、図3に示すように、下面ラベル(A2)から剥がして開封したところ、上面ラベル基材(1)から「開封」という文字の脆性剥離層(8)、アルミニウム蒸着層(2)、第1粘着層(3)が剥離し、上端部と下端部共、同一パターンで下面ラベル(A2)に転移した。このようにラベルを一度剥がすと、上面ラベル(A1)に「開封」という抜き文字のポジパターン(上面ラベルの表面から見た場合)が現れるため、剥がしたことが判別できた。また、非接着層(7)が印刷された部分は、上記脆性剥離層(8)、アルミニウム蒸着層(2)、第1粘着層(3)が転移していないため、下側に印刷された1〜9及び0の数字の情報(6)の識別が可能になった。
<実施例2>
実施例1において、「開封」という文字の上端部、もしくは下端部の1部に2種類の非接着層(7)のベタパターンを設けた以外は、実施例1と同様にして実施例2の2種類の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)を得た。
<評価>
実施例2の前者の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)の上面ラベル(A1)を、図4(a)に示すように、下面ラベル(A2)から剥がして開封したところ、上面ラベル基材(1)から「開封」という文字の脆性剥離層(8)、アルミニウム蒸着層(2)、第1
粘着層(3)が剥離し、下端部は全ての文字が下面ラベル(A2)に転移したが、上端部は1部の文字が転移しなかった。また、後者の場合は、図4(b)に示すように、下面ラベル(A2)から剥がして開封したところ、上面ラベル基材(1)から「開封」という文字の脆性剥離層(8)、アルミニウム蒸着層(2)、第1粘着層(3)が剥離し、上端部は全ての文字が下面ラベル(A2)に転移したが、下端部は1部の文字が転移しなかった。このように非接着層(7)のベタパターンを変えることで、例えば、出荷対象物、国、地域等を識別できるラベルにすることも可能である。
<実施例3>
実施例1において、脆性剥離層(8)のパターン文字を「1等」という文字に変えた以外は、実施例1と同様にして実施例3の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)を得た。
<評価>
実施例3の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル(A)の上面ラベル(A1)を、図5に示すように、下面ラベル(A2)から剥がして開封したところ、上面ラベル基材(1)から「1等」という文字の脆性剥離層(8)、アルミニウム蒸着層(2)、第1粘着層(3)が剥離し、下面ラベル(A2)に転移した。このように脆性剥離層(8)のパターン内容を変えることで、例えば、当選可否の結果が開封したその場で判り、ダブルチャンスくじも可能であり、当選時は、第2粘着層(5)があるので、該上面ラベル(A1)を応募葉書等に貼り付けて郵送することができる。また、下面ラベル(A2)の数字を見て、携帯電話やパソコンからキャーンペーンの申し込みが可能である。
本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベルの1実施例を示す側断面図である。 本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベルを被貼付物に貼り付けた状態の1実施例を示す側断面図である。 本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベルの開封前と開封後の上面ラベル(表面から見た状態)と下面ラベルとを切り離した状態を示す平面図である。 本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベルを開封して上面ラベル(表面から見た状態)と下面ラベルとを切り離した状態を示し、(a)は上端部の1部のパターンが転移していない状態を示す平面図であり、(b)は下端部の1部のパターンが転移していない状態を示す平面図である。 本発明に係る開封識別機能付き2層隠蔽ラベルを開封後、上面ラベル(表面から見た状態)と下面ラベルとを切り離し、該上面ラベルを被貼付物に貼り付けた状態を示す平面図である。 従来の2層隠蔽ラベルの1実施例を示す側断面図である。 従来のスクラッチ隠蔽ラベルの1実施例を示す側断面図である。
符号の説明
1・・・上面ラベル基材
2・・・金属蒸着層
3・・・第1粘着層
4・・・下面ラベル基材
5・・・第2粘着層
6・・・可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)
7・・・非接着層
8・・・脆性剥離層
9・・・印刷インキ層
10・・・上面ラベル基材
11・・・弱粘着層
12・・・可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)
13・・・下面ラベル基材
14・・・強粘着層
21・・・スクラッチ隠蔽層
22・・・剥離層
23・・・可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)
24・・・ラベル基材
25・・・強粘着層
A・・・開封識別機能付き2層隠蔽ラベル
A1・・・上面ラベル
A2・・・下面ラベル
B・・・被貼付物
C・・・2層隠蔽ラベル
D・・・スクラッチ隠蔽ラベル

Claims (7)

  1. 秘匿されるべき可変または固定情報を不正開封から保護する開封識別機能付き2層隠蔽ラベルであって、上面ラベル基材の片面に印刷インキ層を設け、該上面ラベル基材のもう一方の面に脆性剥離層をパターン状に設け、該脆性剥離層を含む上面ラベル基材上に金属蒸着層を設けてなる上面ラベルの金属蒸着層側と、下面ラベル基材の片面に可変または固定情報(番号、バーコード、2次元コード等)を印刷、もしくは印字し、該可変または固定情報上を覆うように非接着層を設け、該下面ラベル基材のもう一方の面に第2粘着層を設けてなる下面ラベルの非接着層側とを第1粘着層を介して、貼り合わせて形成したことを特徴とする開封識別機能付き2層隠蔽ラベル。
  2. 前記上面ラベル基材がポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリプロピレン(PP)フィルム、ポリエチレン(PE)フィルム等の透明フィルムまたは回折格子フィルム、ホログラムフィルム、光学可変フィルム、液晶フィルム、偏向フィルム等の機能性フィルムであることを特徴とする請求項1記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル。
  3. 前記下面ラベル基材が合成紙、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等の印字適性を有する白色フィルムであることを特徴とする請求項1又は2記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル。
  4. 前記上面ラベル基材および前記下面ラベル基材の厚さが25〜100μmの範囲内であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル。
  5. 前記金属蒸着層がアルミニウム蒸着層からなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル。
  6. 前記第1粘着層及び/又は第2粘着層に溶剤発色剤を混合することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル。
  7. 前記非接着層に溶剤発色剤を混合することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の開封識別機能付き2層隠蔽ラベル。
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