JPH0815463B2 - トースター - Google Patents

トースター

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JPH0815463B2
JPH0815463B2 JP8213094A JP8213094A JPH0815463B2 JP H0815463 B2 JPH0815463 B2 JP H0815463B2 JP 8213094 A JP8213094 A JP 8213094A JP 8213094 A JP8213094 A JP 8213094A JP H0815463 B2 JPH0815463 B2 JP H0815463B2
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JP
Japan
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electric heater
housing
bread
pan
electric
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正 宮本
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Yamada Electric Ind Co Ltd
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Yamada Electric Ind Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスライスしたパンを焼
いて食事に供するためのトースターに関する。
【0002】
【従来の技術】トースターはスライスしたパンを電熱ヒ
ーターで焼くための電気機器であるが、通例、パンを投
入口から挿入してレバーを押し下げると、パンが筺体内
に沈んで電熱ヒーターと対面するとともに、スイッチを
介して電熱ヒーターに通電され、パンを焼き上げるため
にツマミで設定した時間後にスイッチが作動して電熱ヒ
ーターへの通電を断ち、かつ、パンが自動的に投入口か
ら浮き上がるようになっている。
【0003】電熱ヒーター10は、図4に示すように、
パン9と対面する所定面積のマイカ板(耐熱性絶縁板)
11に電熱線12を巻き付けて形成されているが、この
マイカ板11は、パン投入口3が2列で筺体1の上板2
に形成されている場合には、図5に示すように、パン
9,9の間と左右両側壁付近に設ける反射板13に接す
る位置の3カ所に立設して配置されている。
【0004】電熱ヒーター10は、マイカ板11に電熱
線12を巻き付ける手作業で形成しているが、その手間
が大変面倒で、生産能率が向上せず、しかもコスト高と
なる不都合がある。
【0005】そこで、近時は、管体状の陶磁器の外側及
び内側の両方又は一方に電熱線をコイル状に巻いたもの
を取り付けた電熱ヒーターが提供されている。しかしな
がら、この電熱ヒーターは円柱状であって、平面形状で
ないから、パンを適度に焼くためには反射板が不可欠と
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2列の
パン投入口3を有するトースターの場合、円柱状の電熱
ヒーターを用いると、パン投入口3間の中央部に配置す
る反射板の配置が問題となる。
【0007】中央部の電熱ヒーターは2列のパン投入口
から挿入された2枚のパン9に対面してそれぞれに熱を
放射するものでなければならないから、反射板13を用
いるとすれば電熱ヒーター及び反射板13がそれぞれ対
で必要となる。
【0008】しかし、中央部に2本の電熱ヒーターを配
設することは不経済であり、そこで、両面を反射面とし
た一枚の反射板の中央部に横穴を空けてその横穴に電熱
ヒーターを1本配設すれば、両サイドのパンが焼けるよ
うにすることができる。
【0009】しかしながら、この場合、電熱ヒーターか
らの放熱量が明らかに2分され、また、反射板で対流熱
が隔絶されて両サイドのパンの片面の焼きが他の片面よ
りも不足するような事態を起こす。
【0010】そこで、この発明は、トースターの筺体中
央部に1本の柱状電熱ヒーターを配置して両サイドのパ
ンを焼く構造上の問題を解決しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかるトースターは、筺体に冠した上板
に複数のパン投入口が開設され、該パン投入口から挿入
したパンが筺体内部に配置された電熱ヒーターと対面す
るとともに、該電熱ヒーターの輻射熱をパンに向けて反
射する反射板を筺体内部に備えたトースターにおいて、
前記電熱ヒーターは、電熱線をコイル状に巻いたものを
管状体に取り付けた円柱状体からなるとともに、筺体の
中央部と両側壁付近に平行に配置され、かつ、前記反射
板は、中央部の電熱ヒーターの上下部にそれぞれ離間し
て前記筺体に平行に支持され、かつ、左右両側のパンに
向け傾斜した反射面を有するとともに、両側壁付近の電
熱ヒーターの反射板は、反射面がパンに向けて湾曲しそ
の中心部にその電熱ヒーターが平行に位置する状態で筺
体に支持して構成した。
【0012】なお、電熱ヒーターは複数の窓孔を有する
放熱カバーにて覆われ、かつ、該放熱カバーがパンと対
面して配置されていることを特徴とする。
【0013】
【作用】電熱ヒーターが発熱すると、熱はパンに直接に
照射し、また、反射板で反射してパンに照射するととも
に、上下に離間した反射板により対流熱が遮られること
なく両サイドのパンに触れることができ、したがって、
パンは適度の焼け具合を得ることができる。
【0014】なお、放熱カバーは、電熱ヒーターに対面
するパンの中央部が焼け過ぎるのを抑制し、パンの中央
部に電熱ヒーターにて焼け焦げラインができるのを防止
する。
【0015】
【実施例】以下この発明を図示の実施例に基づき説明す
る。図1に示すように、トースターの筺体1の上板2に
2列のパン投入口3が形成され、そのパン投入口3から
挿入されたパンの両面を焼くために、3本の電熱ヒータ
ー4a,4b,4cが筺体1の内部にパン投入口3と平
行に配設されている。電熱ヒーター4a〜4cはパイプ
状の陶磁器の外側及び内側の両方又はどちらか一方に、
電熱線をコイル状に巻いたものを取り付けた円柱状体で
ある。
【0016】そしてパン投入口3間の中央部に位置する
電熱ヒーター4bに対面して、図2に示すように、筺体
1の上下部に離間してそれぞれ反射板5,5aが電熱ヒ
ーター4の長手方向に取り付けられている。反射板5は
反射面を有する板金を、反射面を外側にして断面略三角
形に曲げ形成したものであって、その頂点を電熱ヒータ
ー4から離間し対面させて適宜筺体1の内側壁等に固定
される。
【0017】筺体1内部の左右側壁付近に配置した電熱
ヒーター4a,4cには、それぞれ反射板6が配設され
る。反射板6は反射面を有する板金を、反射面を内側に
して断面略台形に曲げ形成し、電熱ヒーター4a,4c
が反射板6の内側の中央部に位置するように適宜筺体1
に固定される。
【0018】そして、少なくとも電熱ヒーター4aには
パン9の中央部の焼け具合が強すぎるのを防止するため
に、放熱カバー7が設けられる。放熱カバー7は、図3
に示すように、電熱ヒーター4a又は4bにも配置して
も良く、放熱カバー7は断面略半円形であって、周方向
へ矩形に切欠した窓孔8を所定間隔で長手方向へ設けて
ある。この窓孔8は両サイドのパン9に対して上下方向
へ電熱ヒーター4の熱を放射するが、窓孔8間ではパン
9に熱を照射しない。
【0019】したがって、電熱ヒーター4,4a,4b
が発熱すると、熱はパン9に直接に照射し、また、反射
板5,5a,6で反射してパン9,9を照射するととも
に、離間した反射板5,5aにより対流熱が遮られるこ
となく、両サイドのパン9に触れることができ、したが
って、パン9は適度の焼け具合を得ることができる。
【0020】なお、電熱ヒーター4a〜4cに対面する
パン9の中央部が焼け過ぎるのを放熱カバー7が抑制
し、パン9の中央部に電熱ヒーター4にて焼け焦げたラ
インが残るのを防止する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、電熱ヒ
ーターは電熱線をコイル状に巻いたものを管状体に取り
付けた円柱状体からなるから、電熱が強くてパンの焼け
具合が良好である。
【0022】そして反射板は、パンが並列する間では電
熱ヒーターの上下部にそれぞれ離間して前記筺体に平行
に支持され左右両側のパンに向け傾斜した反射面を有す
るから、対流熱を遮断又は隔離することなくてパンの両
面の均一な焼け具合を保持させる。
【0023】また、パンの片面にのみ面する電熱ヒータ
ーの反射板は、反射面が湾曲しその中心部に離間して前
記電熱ヒーターが平行に位置する状態で筺体に支持され
ているから、パンの片面全面に向けて電熱を均一に反射
し、パンの焼け具合を良好にする。
【0024】さらに、電熱ヒーターは複数の窓孔を有す
る放熱カバーにて覆われ、かつ、該放熱カバーがパンと
対面して配置されているから、強力な電熱ヒーターによ
る線状の焼け焦げがなくて見映えのよいパン焼きができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すトースターの斜視図
【図2】この発明の要部を示す要部断面図
【図3】部分斜視図
【図4】従来のトースターの斜視図
【図5】従来の電熱ヒーターの配置図
【符号の説明】
1…筺体 2…上板 3…パン投入口 4a〜4c…電熱ヒーター 5,5a,6…反射板 7…放熱カバー 8…窓孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体に冠した上板に複数のパン投入口が
    開設され、該パン投入口から挿入したパンが筺体内部に
    配置された電熱ヒーターと対面するとともに、該電熱ヒ
    ーターの輻射熱をパンに向けて反射する反射板を筺体内
    部に備えたトースターにおいて、前記電熱ヒーターは、
    電熱線をコイル状に巻いたものを管状体に取り付けた円
    柱状体からなるとともに、筺体の中央部と両側壁付近に
    平行に配置され、かつ、前記反射板は、中央部の電熱ヒ
    ーターの上下部にそれぞれ離間して前記筺体に平行に支
    持され、かつ、左右両側のパンに向け傾斜した反射面を
    有するとともに、両側壁付近の電熱ヒーターの反射板
    は、反射面がパンに向けて湾曲しその中心部にその電熱
    ヒーターが平行に位置する状態で筺体に支持されている
    ことを特徴とするトースター。
  2. 【請求項2】 電熱ヒーターは複数の窓孔を有する放熱
    カバーにて覆われ、かつ、該放熱カバーがパンと対面し
    て配置されていることを特徴とする請求項1に記載のト
    ースター。
JP8213094A 1994-04-21 1994-04-21 トースター Expired - Fee Related JPH0815463B2 (ja)

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JP8213094A JPH0815463B2 (ja) 1994-04-21 1994-04-21 トースター

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JPH07289445A JPH07289445A (ja) 1995-11-07
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DE10241139A1 (de) * 2002-09-05 2004-03-18 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Heizeinrichtung eines elektrischen Toasters oder Grillgerätes
US20150327724A1 (en) * 2012-08-22 2015-11-19 Jong Yon JO Cylindrical cooker

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JPH07289445A (ja) 1995-11-07

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