JPH07280282A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

Info

Publication number
JPH07280282A
JPH07280282A JP7345494A JP7345494A JPH07280282A JP H07280282 A JPH07280282 A JP H07280282A JP 7345494 A JP7345494 A JP 7345494A JP 7345494 A JP7345494 A JP 7345494A JP H07280282 A JPH07280282 A JP H07280282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
heating
side wall
wall portion
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7345494A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamichi Suzaku
雀 孝 道 朱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7345494A priority Critical patent/JPH07280282A/ja
Publication of JPH07280282A publication Critical patent/JPH07280282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 側壁部の温度を加熱室の中央エリアと同じ高
さして、加熱室内の全域を均一に加熱する。 【構成】 上部平面ヒータ18の輻射面及び下部平面ヒ
ータ17の輻射面の少なくとも一方の輻射面を、その中
央部が加熱室16側に突出した頂点となるように先細状
に傾斜した。したがって、中央部が加熱室16側に突出
した頂点となるように先細状に傾斜した輻射面から輻射
された熱は、加熱室16の周囲を形成する側壁部12の
方向に輻射され、側壁部12の温度が加熱室16の中央
エリアの温度と同じ高さに上昇する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱調理器に係り、特に
食品を加熱調理する加熱室の上壁部及び下端部にそれぞ
れ加熱ヒータを備えた加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように従来の加熱調理器1は
側壁部2、上壁部3及び下壁部4で調理用の加熱室5を
形成している。上壁部3には上部平面ヒータ6が取り付
けられ、下壁部4には下部平面ヒータ7が取り付けられ
ている。上部平面ヒータ6及び下部平面ヒータ7は、そ
れぞれ絶縁体に発熱線を巻いて形成されている。上部平
面ヒータ6及び下部平面ヒータ7はそれぞれ上壁部3及
び下壁部4と同様に矩形状に形成されている。この加熱
調理器1で例えばクッキーを焼く場合、角天板8にクッ
キー材料9、9…をのせて(図7参照)、角天板8を棚
支え部2a、2aに載置する。次に、上部平面ヒータ6
及び下部平面ヒータ7を通電して加熱する。これによ
り、上部平面ヒータ6及び下部平面ヒータ7の熱が加熱
室5内に輻射され、加熱室5内の温度が上昇して角天板
8のクッキー材料9、9…がクッキー9a、9a…に焼
きあげられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上部平面ヒ
ータ6及び下部平面ヒータ7は平面状に形成されている
ので、加熱室5内の全域に均一に熱を輻射する。しかし
ながら、加熱調理器1の側壁部2や開閉用の扉(図示せ
ず)は材質上、温度上昇の立上がり時間が加熱室5内の
空気より遅く、また、側壁部2は外部の空気に接触して
いるので外部の空気の影響を受けて加熱室5内の中央域
の室温まで上昇しない。したがって、側壁部2及び扉に
隣接する加熱室5内の室温は中央空間の室温より低くな
り、角天板8のクッキー材料9、9…に加熱むらが生じ
る。これにより、図8に示すように側壁部2及び扉の近
傍に配置されたクッキー9a、9a…の外側の部分が十
分に焼きあげられないという問題がある。したがって、
本発明の目的は上記従来技術が有する問題を解消し、加
熱室内の全域を均一に加熱することができる加熱調理器
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、調理用の加熱室の上壁部及び下壁部にそ
れぞれ上部発熱部材及び下部発熱部材を有し、該上部発
熱部材及び下部発熱部材の輻射熱で前記加熱室内に配置
された載置台上の調理用材料を加熱する加熱調理器にお
いて、前記上部発熱部材及び下部発熱部材のそれぞれの
輻射面の少なくとも一方を、その中央部が前記加熱室側
に突出した頂点となるように先細状に傾斜したことを特
徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、上部発熱部材の輻射面及び下
部発熱部材の輻射面の少なくとも一方の輻射面を、その
中央部が加熱室側に突出した頂点となるように先細状に
傾斜させた。したがって、中央部が加熱室側に突出した
頂点となるように先細状に傾斜した輻射面から輻射され
た熱は、加熱室の周囲を形成する側壁部の方向に輻射さ
れ、側壁部の温度が加熱室の中央エリアの温度と同じ高
さに上昇する。
【0006】
【実施例】以下本発明による加熱調理器を図を参照して
説明する。図1において、全体を符号10で示した加熱
調理器は側壁部12、扉13、下壁部14及び上壁部1
5を備え、側壁部12、扉13、下壁部14及び上壁部
15は加熱室16を形成する(図2参照)。下壁部14
には下部平面ヒータ(下部発熱部材)17が取り付けら
れ、下部平面ヒータ17は傾斜面17a、17a…で、
中央が僅かに上方に突出した四角錐形に形成されている
(図3、図4参照)。したがって、下部平面ヒータ17
を形成する傾斜面17a、17a…から発生した熱は図
2、図3の矢印で示すように側壁部12及び扉13の方
向を向いて輻射される。
【0007】上壁部15には上部平面ヒータ(上部発熱
部材)18が配設され、上部平面ヒータ18は下部平面
ヒータ17を反転したように形成されている。すなわ
ち、上部平面ヒータ18は、中央が僅かに下方に突出し
た四角錐の傾斜面18a、18a…で形成されている
(図4参照)。これにより、上部平面ヒータ18の傾斜
面18a、18a…の熱は図2の矢印で示すように側壁
部12及び扉13の方向を向いて輻射される。また、対
向する左右の側壁部12、12にはそれぞれ棚支え部1
2a、12aが互いに平行に形成されている。棚支え部
12a、12aには角天板19(載置台)が載置され、
角天板19にはクッキー、スポンジケーキ及びロールケ
ーキ等の調理用材料20、20…等がのせられる。
【0008】次に前記のように構成された本発明による
加熱調理器の作用を説明する。加熱調理器10で例えば
クッキーを焼く場合、角天板19にクッキー材料20、
20…をのせて、角天板19を棚支え部12a、12a
に載置する。次に、下部平面ヒータ17及び上部平面ヒ
ータ18を通電して加熱する。この場合、下部平面ヒー
タ17は傾斜面17a、17a…が側壁部12及び扉1
3の方向に僅かに傾いているので、下部平面ヒータ17
の傾斜面17a、17a…の熱は図2の矢印で示すよう
に側壁部12及び扉13の方向を向いて輻射される。ま
た、上部平面ヒータ18は傾斜面18a、18a…が側
壁部12及び扉13の方向に僅かに傾いているので、上
部平面ヒータ18の傾斜面18a、18a…の熱は図2
の矢印で示すように側壁部12及び扉13の方向を向い
て輻射される。
【0009】これにより、側壁部12や扉13が輻射熱
で十分に加熱されるので、側壁部12や扉13の温度上
昇の立上がり時間が加熱室16内の空気と略同じにな
る。また、側壁部12や扉13が輻射熱で十分に加熱さ
れるので、側壁部12や扉13の外周が外部の空気に接
触して外部の空気の影響を受けても、側壁部12や扉1
3が加熱室16内の温度まで上昇する。さらに、下部平
面ヒータ17及び上部平面ヒータ18の熱が図2の矢印
で示すように側壁部12及び扉13の方向を向いて輻射
されるので、下部平面ヒータ17の及び上部平面ヒータ
18の中央部分の輻射熱が周囲に分散される。これによ
り、加熱室16の空間全域の温度が均一に上昇してクッ
キー材料20、20…を均一に焼きあげることができ
る。
【0010】前記実施例では下壁部14及び上壁部15
にそれぞれ下部平面ヒータ17の及び上部平面ヒータ1
8を配設した場合について説明したが、これに限らず、
図5、図6に示す他の実施例のように上壁部22に反射
凹面22aを取り付け、棒状ヒータ23を反射凹面22
aに沿わせて加熱室16内に水平に配設してもよい。こ
のように棒状ヒータ23を使用することにより、オーブ
ンレンジにトースタ機能をもたせることができる。以下
他の実施例を図5、図6を参照して説明する。なお、図
5、図6上で前記実施例と同一類似部材については同一
符号を付して説明を省略する。上壁部15には反射板2
2が設けられ、反射板22の後端部には反射凹面22a
が半円筒状に凹んで形成されている。
【0011】反射凹面22aは左右の側壁部12、12
間で水平に延長され、反射凹面22aの凹みは左右の側
壁部12、12間の中央部22bで最も浅くなるよう
に、すなわち、中央部22bで最も加熱室16側に突出
するように湾曲状に形成されている。反射凹面22aの
凹み内には棒状ヒータ23が水平に配設されている。こ
れにより、棒状ヒータ23で発生した熱は反射凹面22
aで反射されて加熱室16内に輻射される。この場合、
反射凹面22aは中央部22bが加熱室16内に最も突
出するように湾曲状に形成されているので、反射凹面2
2aからの輻射熱は前記実施例と同様に左右の側壁部1
2、12の方向を向いて輻射される。
【0012】また、下壁部14の前半分のエリアには下
部平面ヒータ24が配設されている。下部平面ヒータ2
4は前記実施例の下部平面ヒータ17の前半分のみで形
成されている。したがって、下部平面ヒータ24の熱は
左右の側壁部12、12及び前方の扉13の方向を向い
て輻射される。したがって、反射凹面22a及び下部平
面ヒータ24は加熱室16の空間全域の温度を均一に上
昇する。下壁部14には回転シャフト25を介してトー
スト用の回転網(載置台)26が回転自在に支持されて
いる。回転網26にはオーブン皿(載置台)27が載置
され、回転網26及びオーブン皿27は円板状に形成さ
れている。また、回転シャフト25にはモータ28が回
転力を伝達可能に連結され、これにより、モータ28が
回転すると回転シャフト25を介して回転網26、オー
ブン皿27が回転する。これにより、回転網26上のト
ーストやオーブン皿27上の調理用材料は、実施例1と
同様に均一に焼きあげられる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による加熱調理器によれば、上部発熱部材の輻射面及び
下部発熱部材の輻射面の少なくとも一方の輻射面を、そ
の中央部が加熱室側に突出した頂点となるように先細状
に傾斜した。したがって、中央部が加熱室側に突出した
頂点となるように先細状に傾斜した輻射面から輻射され
た熱は、加熱室の周囲を形成する側壁部の方向に輻射さ
れ、側壁部の温度が加熱室の中央エリアの温度と同じ高
さに上昇する。これにより、加熱室内の全域を均一に加
熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による加熱調理器を示した正面図。
【図2】本発明による加熱調理器を示した縦断面図。
【図3】本発明による加熱調理器の下部平面ヒータを示
した斜視図。
【図4】本発明による加熱調理器の内部を示した投影
図。
【図5】本発明による加熱調理器の他の実施例を示した
縦断面図。
【図6】図5のA−A線に沿った断面を示したA−A断
面図。
【図7】従来の加熱調理器を示した縦断面図。
【図8】従来の加熱調理器の作用を説明した平面図。
【符号の説明】
10 加熱調理器 14 下壁部 15 上壁部 16 加熱室 17、24 下部平面ヒータ(下部発熱部材) 18 上部平面ヒータ(上部発熱部材) 19 角天板(載置台) 20 調理用材料 22a 反射凹面22a 23 棒状ヒータ 26 回転網(載置台) 27 オーブン皿(載置台)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理用の加熱室の上壁部及び下壁部にそれ
    ぞれ上部発熱部材及び下部発熱部材を有し、これらの上
    部発熱部材及び下部発熱部材の輻射熱で前記加熱室内に
    配置された載置台上の食品を加熱する加熱調理器におい
    て、 前記上部発熱部材及び下部発熱部材のそれぞれの輻射面
    の少なくとも一方を、その中央部が前記加熱室側に突出
    した頂点となるように先細状に傾斜したことを特徴とす
    る加熱調理器。
  2. 【請求項2】前記上部発熱部材及び下部発熱部材はそれ
    ぞれ平面ヒータで構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】前記上部発熱部材は前記加熱室内に配設さ
    れた棒状ヒータ及び該棒状ヒータの熱を前記加熱室に輻
    射する前記輻射面を有する部材で構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
JP7345494A 1994-04-12 1994-04-12 加熱調理器 Pending JPH07280282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7345494A JPH07280282A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7345494A JPH07280282A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07280282A true JPH07280282A (ja) 1995-10-27

Family

ID=13518709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7345494A Pending JPH07280282A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07280282A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009204181A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Toshiba Corp 加熱調理器
KR200488296Y1 (ko) 2017-07-26 2019-01-09 한전케이피에스 주식회사 재순환형 오일챔버 호흡기 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009204181A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Toshiba Corp 加熱調理器
KR200488296Y1 (ko) 2017-07-26 2019-01-09 한전케이피에스 주식회사 재순환형 오일챔버 호흡기 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5747781A (en) Microwave oven with turntable and swingable electrical heater
US4326112A (en) Microwave oven having a tubular L-shaped antenna
US3982096A (en) Baking oven with two-sided broiling
JPH07280282A (ja) 加熱調理器
JP3245526B2 (ja) 加熱調理器
WO2019230186A1 (ja) 加熱調理器
JP3059907B2 (ja) 電子レンジ
JPH0714725Y2 (ja) ヒータ付高周波加熱調理装置
JP2763191B2 (ja) 加熱調理器
JP2001074249A (ja) オーブントースター
KR20030050502A (ko) 히터를 구비한 전자레인지
JPH0914675A (ja) 電気オーブン
JPH01273923A (ja) 加熱調理器
JPH038287A (ja) 発熱体及び焙焼器
JPH0429941B2 (ja)
JPH02186582A (ja) オーブントースター
JPS6330887Y2 (ja)
JP4035932B2 (ja) 加熱調理装置
JPS6027852Y2 (ja) 調理器
JPH01273924A (ja) 加熱調理器
JPH02238220A (ja) 加熱調理器
JPH0749285Y2 (ja) 調理器
JP2560924Y2 (ja) 加熱調理器具の水受皿支持構造
JPS642085Y2 (ja)
JPH0815463B2 (ja) トースター