JP2000055376A - オーブントースター - Google Patents

オーブントースター

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JP2000055376A
JP2000055376A JP22451898A JP22451898A JP2000055376A JP 2000055376 A JP2000055376 A JP 2000055376A JP 22451898 A JP22451898 A JP 22451898A JP 22451898 A JP22451898 A JP 22451898A JP 2000055376 A JP2000055376 A JP 2000055376A
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JP
Japan
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far
infrared heater
heater
heaters
infrared
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Pending
Application number
JP22451898A
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English (en)
Inventor
Mitsuoki Maeda
満興 前田
Yoshinobu Kubo
義信 久保
Atsuo Ono
敦夫 小野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼網上の調理物が遠赤外線ヒータのみで加熱
されるため調理物の内部が温まるに外表面が焦げるのを
防止するオーブントースターを提供する。 【解決手段】 本体1内に上ヒータ4と下ヒータ6を配
設し、この上ヒータ4に遠赤外線ヒータ4aと近赤外線
ヒータ5を設け、上、下ヒータ間に焼網7を配設した調
理庫を形成する内筐体3を有し、これらのヒータを同時
に通電する制御手段13を有するオーブントースター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用す
るオーブントースターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のオーブントースターは、実
開平4−36943号公報に示されているように、例え
ば図3のような構造になっていた。
【0003】即ち、外筐体40の内部に調理庫41を形
成する内筐体42の側壁に遠赤外線を放射する上下ヒー
タ43、44を懸架し、かつこの上下ヒータ43、44
の間に焼網45を設け、内筐体42の前側開口部を開閉
する扉46を設け、さらに扉46下方に上下ヒータ4
3、44への通電を制御する制御部47が取り付けられ
ている。また、焼網45上には加熱調理する食パン等の
調理物48が載置されているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な構成
では、食パン等の調理物が遠赤外線を放射する上下ヒー
タのみで加熱されるため、調理物が冷凍された食パンよ
うな場合、遠赤外線は食品の外表面に到達して加熱する
ので、食品の内部が温まるまでに外表面が焦げるという
欠点を有していた。
【0005】また、前記のような問題点を解決するた
め、遠赤外線ヒータのみで冷凍食品などを加熱しようと
すると、遠赤外線ヒーターを間欠に通電し、表面のみが
焦げるのを防止しながら調理するため、時間を要してい
た。また、通常のオーブントースターに使用される遠赤
外線ヒータは、発熱線が赤熱するまでに時間を要し、庫
内が暖まるまで時間を要し、しいては調理時間も長くな
っていた。また、遠赤外線ヒータのみでは温度低下も遅
く、かつヒータの立ち上がりが遅く、内筐体40の温度
が低下しても、なかなか上下ヒータ43、44への通電
が再開されないため、上下ヒータ43、44へ通電率を
高めることができないため食品の加熱に時間が掛かり過
ぎたり、、食品表面に焦げ目をつけることが不十分にな
る欠点があった。
【0006】また、近赤外線ヒータは突入電流が通常ヒ
ータの約10倍と高くヒータの通電コントーロールにコ
ストを要していた。
【0007】また、内面の温度についても庫内の両端は
中央より暖まりにくいという欠点があった。
【0008】本発明はこのような従来の問題点を解決す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、本発明は、外筐体に覆われ内部に焼網を
配置して調理庫を形成する内筐体と、この内筐体の前面
開口部を開閉する扉とを備えるとともに、前記焼網の上
部には波長が1.5μm以下の帯域に放射ピークを有す
る近赤外線ヒータと、波長が1.5μmを超える帯域に
放射ピークを有する遠赤外線ヒータとを設け、前記焼き
網の下部には1.5μmを超える帯域に放射ピークを有
する遠赤外線ヒータを設け、これらのヒータを同時に通
電する制御手段を有するオーブントースターとする。
【0010】上記構成によれば外筐体に覆われ内部に焼
網を配置して調理庫を形成する内筐体とこの内筐体の前
面開口部を開閉する扉を備えるとともに、前記焼網の上
部には波長が1.5μm以下の帯域に放射ピークを有す
る近赤外線ヒータと波長が1.5μmを超える帯域に放
射ピークを有する遠赤外線ヒータを設け、前記焼き網の
下部には1.5μmを超える帯域に放射ピークを有する
遠赤外線ヒータを設けこれらのヒータを同時に通電する
ためこれらのヒータをコントロールするリレーが少なく
て済みかつ近赤波長により調理物の内部が加熱ができ、
遠赤波長により調理物の表面を焦がすことにより早く調
理が可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、外筐体に
覆われ内部に焼網を配置して調理庫を形成する内筐体
と、この内筐体の前面開口部を開閉する扉とを備えると
ともに、前記焼網の上部には波長が1.5μm以下の帯
域に放射ピークを有する近赤外線ヒータと、波長が1.
5μmを超える帯域に放射ピークを有する遠赤外線ヒー
タとを設け、前記焼き網の下部には1.5μmを超える
帯域に放射ピークを有する遠赤外線ヒータを設け、これ
らのヒータを同時に通電する制御手段を有するオーブン
トースターとする。上記構成によれば外筐体に覆われ内
部に焼網を配置して調理庫を形成する内筐体とこの内筐
体の前面開口部を開閉する扉を備えるとともに、前記焼
網の上部には波長が1.5μm以下の帯域に放射ピーク
を有する近赤外線ヒータと波長が1.5μmを超える帯
域に放射ピークを有する遠赤外線ヒータを設け、前記焼
き網の下部には1.5μmを超える帯域に放射ピークを
有する遠赤外線ヒータを設け、これらのヒータを同時に
通電するため、これらのヒータをコントロールするリレ
ーが少なくて済みかつ近赤波長により調理物の内部が加
熱ができ、遠赤波長により調理物の表面を焦がしすこと
により早く調理が可能になる。
【0012】請求項2記載の発明は、焼網の上部には波
長が1.5μm以下の帯域に放射ピークを有する近赤外
線ヒータと波長が1.5μmを超える帯域に放射ピーク
を有する遠赤外線ヒータを設け、前記焼き網の下部には
1.5μmを超える帯域に放射ピークを有する遠赤外線
ヒータを設け、これらのヒータを個別に通電する制御手
段を有するオーブントースターとする。この構成によ
り、近赤外線ヒータと遠赤外線ヒータの各々の発熱体の
消費電力を大きくすることができ、調理時間を短縮する
ことができる。また調理メニュー別にヒータの組合せが
可能となる。
【0013】また請求項3記載の発明は、外筐体に覆わ
れ内部にこの内筐体の前面開口部を開閉する扉を備える
とともに、波長が1.5μm以下の帯域に放射ピークを
有する近赤外線ヒータと、波長が1.5μmを超える帯
域に放射ピークを有する遠赤外線ヒータを焼き網の上側
と下側にそれぞれ1セット設け、これらのヒータを個別
または同時通電する制御手段を有するオーブントースタ
ーとする。この構成により、調理物の表面および裏面か
らも近赤外線と遠赤外線の波長で調理することができ、
調理物の内面にさらに熱が浸透し調理時間を早くできる
ものである。
【0014】また請求項4記載の発明は、外筐体に覆わ
れ内部に焼網を配置して調理庫を形成する内筐体と、こ
の内筐体前面の開口部を開閉する扉を備えるとともに、
前記焼網の上部には波長が1.5μmを超える帯域に放
射ピークを有する遠赤外線ヒータを庫内の上部両端に2
個設け、前記両遠赤外線ヒーターの間には波長が1.5
μm以下の帯域に放射ピークを有する近赤外線ヒータを
設けるとともに、前記焼き網の下部には1.5μmを超
える帯域に放射ピークを有する遠赤外線ヒータを設け、
これらのヒータを個別に通電する制御手段を有するオー
ブントースターとする。この構成により、特に調理物へ
の上部からの加熱を内部が上昇して出来上がるとともに
素早く焦げ目をつけることができるものである。
【0015】また請求項5記載の発明は、近赤外線ヒー
タと遠赤外線ヒータのヒーター線の中央部を線間隔を粗
く、両端を密着して構成したものである。上記構成によ
り、庫内の全面に熱がいきわたり均等に加熱ができるも
のである。
【0016】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1〜図5にお
いて、1は前面側が開口した外筐体であり、3は調理庫
2を形成する内筐体である。4は内筐体3の上部側壁に
懸架された上ヒータで、石英等からなる耐熱性の電気絶
縁管に発熱線を装着したもので、波長が1.5μmを超
える帯域に放射ピークを有する遠赤外線ヒータ4aと、
波長が1.5μm以下の帯域に放射ピークを有する石英
管等にタングステンの発熱体をアルゴンガスやアルゴン
ガスとハロゲンガスなどのガスで封入した近赤外線ヒー
タ5からなる。つまり、上ヒーター4は遠赤外線4aと
近赤外線ヒーター5を設けているものである。
【0017】これらのヒータの消費電力は遠赤外線ヒー
タ4a、近赤外線ヒータ5とも約400Wで構成してい
る。6は内筐体3の下部側壁に懸架された下ヒータであ
る。下ヒータの消費電力は約500Wとしている。
【0018】7は上ヒータ4と下ヒータ6間に前後にス
ライド自在に内筐体3に設けた焼網であり、8は内筐体
3の前側開口部の開閉をする扉であり、扉8の下部の軸
を中心に回転自在に本体に取り付けられている。扉8の
開閉に連動して焼網7は、前後にスライドする。9は外
筐体1の前面の扉8の右方に設けられた前板であり、前
板9には電源スイッチ11a・オートトーストボタン1
1b・自動調理ボタン11c・タイマーセットツマミ1
1d.LED11e.表示ランプ11f等の操作部11
が設けられている。
【0019】また、前板9と内筐体3と外筐体1により
構成された空間12内に上ヒータ4,5、下ヒータ6を
駆動するリレー10を制御する制御基板13が設けられ
ている。14は焼網6の下方に設けられた感熱板であ
り、一端が内筐体3を貫通し内筐体3と外筐体1の空間
内に突出している。また、この内筐体3を貫通し内筐体
3と外筐体1の空間内に突出し感熱板14部分に温度セ
ンサー15が取り付けられている。16は焼網6上に載
置された調理物である。
【0020】以上のように本実施例によれば、焼網7上
に調理物16を載置し、上ヒータの遠赤外線ヒータ4と
近赤外線ヒータ5と焼き網7の下方の遠赤外線ヒータ6
に通電すると、焼網7の調理物は図2に示すように、近
赤外線ヒータ5の波長が約1.2μmと遠赤外線ヒータ
4aの波長が3.0μmが調理物16に放射される。近
赤外線の波長は調理物16の内部まで浸透し、調理物1
6の内温を素早く上昇させ、かつ遠赤外線の波長は調理
物16の表面を素早く焦がすことができるものである。
これらのヒータをマイクロコンピューターなどとヒータ
の切り替え手段を有する制御回路などの制御手段13に
よりコントロールするものである。図3に回路図を示
す。
【0021】また、近赤外線ヒータ5はタングステンフ
ィラメントでかつガス封入したヒータと透明の石英管を
使用しているため、熱の透過スピードが早く焦げ目がつ
きにくく、内筐体2を素早く暖めることができるため、
調理スピードを早くすることができる。
【0022】さらに、近赤外線ヒータ5は遠赤外線ヒー
タ4aと比べ素早く冷却されるため、庫内も素早く冷却
され温度コントロールの精度もアップすることができ
る。
【0023】また、近赤外線ヒータは突入電流が遠赤ヒ
ータと比べ10倍と高く、近赤外線ヒータのみでヒータ
のコントロールをする必要があり、各々ヒーター1本に
リレー10が必要になるが本発明では図2ような配線と
している。
【0024】すなわち、近赤外線ヒータ5に一個と上ヒ
ータの遠赤外線ヒータ4aと下ヒータの遠赤外線ヒータ
6の一本で1個のリレー10で構成しているため、コス
トも安価にできるものである。
【0025】(実施例2)本発明の第2の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。外筐体1に覆われ内
部に焼網7を配置して調理庫2を形成する内筐体3とこ
の内筐体3の前面開口部を開閉する扉8を備えるととも
に、前記焼網7の上部には波長が1.5μm以下の帯域
に放射ピークを有する近赤外線ヒータ4aと、波長が
1.5μmを超える帯域に放射ピークを有する遠赤外線
ヒータ5を設け、前記焼き網7の下部には1.5μmを
超える帯域に放射ピークを有する遠赤外線ヒータ6を設
け、これらのヒータを制御手段13により個別に通電可
能にした構成である。図4に回路図を示す。
【0026】例えば、本発明のオーブントースターの総
消費電力が1200Wとすると上ヒーターに650Wと
して下ヒーターを550Wとなるが個別通電の場合は上
ヒータを遠赤外線ヒータ4aと近赤外線ヒータ5を個別
に650Wで構成しておけば近赤外線ヒータも遠赤外線
ヒータもヒータの消費電力がアップでき、結果近赤外線
ヒータ5と遠赤線ヒータ4aも熱容量がアップでき調理
が早くできるものである。
【0027】(実施例3)本発明の第3の実施例につい
て、図5を参照しながら説明する。外筐体1に覆われ内
部にこの内筐体3前面開口部を開閉する扉8を備えると
ともに、前記焼き網7の上部には波長が1.5μm以下
の帯域に放射ピークを有する近赤外線ヒーター5と、波
長が1.5μmを超える帯域に放射ピークを有する遠赤
外線ヒータ4aを設け、前記焼き網7下部にも遠赤外線
ヒーター6aと近赤外線ヒータ6bを設け、これらのヒ
ーターを個別または同時通電可能にした制御手段13を
有する構成で上下に近赤外線ヒータ5,6bと遠赤外線
ヒータ4a,6aを配しているためより効率よく上下か
ら加熱調理ができるものである。
【0028】(実施例4)本発明の第4の実施例につい
て、図6を参照しながら説明する。外筐体1に覆われ内
部に焼網6を配置して調理庫2を形成する内筐体3とこ
の内筐体3前面開口部を開閉する扉8を備えるととも
に、前記焼網7の上部には波長が1.5μmを超える帯
域に放射ピークを有する遠赤外線ヒータ4aを2個を庫
内の両端に設け、前記遠赤外線ヒーター4aの略中央部
である両遠赤外線ヒータの間に、波長が1.5μm以下
の帯域に放射ピークを有する近赤外線ヒータ5を設け、
前記焼き網7の下部には1.5μmを超える帯域に放射
ピークを有する遠赤外線ヒータ6を設け、これらのヒー
タを個別に通電できる様にした構成で、遠赤外線ヒータ
4a1本高ワットにするのはヒーター線の線温度が高く
なり耐久性がなくなるため、2個にしてかつ高ワットを
したものである。
【0029】例えば、上ヒータの遠赤外線ヒータ4aは
1本としては650W程度が耐久性を確保するには限界
でありさらに容量をアップするには2本で構成したもの
で650Wを1300Wで構成できる。また遠赤外線ヒ
ータ4aを庫内の両サイドに配置してその中央に近赤外
線ヒータ5を設けるとにより調理物16の焼きムラを抑
えることができる。
【0030】(実施例5)本発明の第5の実施例につい
て図7〜8を参照しながら説明する。近赤外線ヒータ5
と遠赤外線ヒータ6の発熱線5aを図7ように巻ピッチ
を中央部をあらく、両端を密着巻きにしたことにより、
図8のように近赤外線ヒータ5の熱分布を示したもの
で、中央部に熱が集中するのを防ぎ庫内の全面に熱がい
きわたり均等に加熱ができるものである。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、焼網上に
調理物に対し、上ヒータの遠赤外線ヒータと近赤外線ヒ
ータとを設け、焼き網の下方の遠赤外線ヒータを設けて
近赤外線ヒータの波長が約1.2μmと遠赤外線ヒータ
の波長が3.0μmが調理物に同時に放射されため近赤
外線の波長は調理物の内部まで浸透し、調理物の内温を
素早く上昇させかつ遠赤外線の波長は調理物の表面を素
早く焦がすことができるものである。
【0032】また、近赤外線ヒータは熱の透過スピード
早く庫内の内筐体を素早く暖めることができるため調理
スピードを早くすることができる。かつ、近赤外線ヒー
タは遠赤ヒータと比べ素早く冷却されるため庫内も素早
く冷却され温度コントロールの精度もアップすることが
できる。
【0033】また、近赤外線ヒータは突入電流が遠赤ヒ
ータと比べ10倍と高く近赤外線ヒータのみでヒータの
コントロールをする必要があり各々ヒーター1本にリレ
ーが必要になるが、近赤外線ヒータに一個と上ヒータの
遠赤ヒータと下ヒータの遠赤ヒータの一本で1個のリレ
ーで構成しているため、安価に構成できるものである。
【0034】また、請求項2記載の発明では、例えば個
別通電の場合は上ヒータを遠赤と近赤外線ヒータともを
個別に650Wで構成しておけば、近赤外線も遠赤外線
も高ワットがかけられより近赤外線の効率があげられ、
かつ遠赤外線もより時間が早く効率で調理が可能とな
る。
【0035】また、請求項3記載の発明では、波長が上
下に近赤外線ヒータと遠赤ヒータを設けこれらのヒータ
を個別または同時通電可能にした構成であるためより効
率よく上下から加熱調理ができるものである。
【0036】また、請求項4記載の発明では域に放射ピ
ークを有する遠赤外線ヒータを設けこれらのヒータを個
別に通電できる様にした構成で遠赤ヒータ1本高ワット
にするのは難しく2個にしてかつ高ワットを実現したも
ので遠赤ヒータを庫内の両サイドに配置してその中央に
近赤外線ヒータを設けると加熱が均一となりさらに調理
物の焼きムラを抑えることができる。
【0037】また、請求項5記載の発明では中央部に熱
が集中するのを防ぎ庫内の全面に熱がいきわたり均等に
加熱ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるオーブントース
ターの側面の縦断面図
【図2】同、オーブントースターの近赤外線ヒータと遠
赤外線ヒータの波長を示す図
【図3】同、オーブントースターにおける回路図
【図4】本発明の第2の実施例のオーブントースターに
おける回路図図
【図5】本発明の第3実施例のオーブントースターにお
ける側面の縦断面図
【図6】本発明の第4実施例のオーブントースターにお
ける側面の縦断面図
【図7】本発明の第5実施例のオーブントースターにお
ける正面から見た縦断面図
【図8】本発明の第5実施例のオーブントースターにお
ける庫内の熱分布を示す図
【図9】本発明の実施例のオーブントースターにおける
本体斜視図
【図10】従来のオーブントースターの側面の縦断面図
【符号の説明】
1 外筐体 2 調理庫 3 内筐体 4 上ヒータ 4a 近赤外線ヒータ 4b 遠赤外線ヒータ 5 下ヒータ 5a 遠赤外線ヒータ 6 焼網 9 前板 10 リレー 13 制御手段 14 感熱板 15 温度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 敦夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L087 AA02 AB11 AC13 AC28 BC02 CA13 CA14 CC01 DA07 DA12 DA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筐体に覆われ内部に焼網を配置して調
    理庫を形成する内筐体と、この内筐体の前面開口部を開
    閉する扉とを備えるとともに、前記焼網の上部には波長
    が1.5μm以下の帯域に放射ピークを有する近赤外線
    ヒータと、波長が1.5μmを超える帯域に放射ピーク
    を有する遠赤外線ヒータとを設け、前記焼き網の下部に
    は1.5μmを超える帯域に放射ピークを有する遠赤外
    線ヒータを設け、これらのヒータを同時に通電する制御
    手段を有するオーブントースター。
  2. 【請求項2】 外筐体に覆われ内部に焼網を配置して調
    理庫を形成する内筐体と、この内筐体の前面開口部を開
    閉する扉とを備えるとともに、前記焼網の上部には波長
    が1.5μm以下の帯域に放射ピークを有する近赤外線
    ヒータと、波長が1.5μmを超える帯域に放射ピーク
    を有する遠赤外線ヒータとを設け、前記焼き網の下部に
    は1.5μmを超える帯域に放射ピークを有する遠赤外
    線ヒータを設け、これらの3つのヒータを個別に通電す
    る制御手段を有するオーブントースター。
  3. 【請求項3】 外筐体に覆われ内部にこの内筐体の前面
    開口部を開閉する扉を備えるとともに、波長が1.5μ
    m以下の帯域に放射ピークを有する近赤外線ヒータと、
    波長が1.5μmを超える帯域に放射ピークを有する遠
    赤外線ヒータを焼き網の上側と下側にそれぞれ1セット
    設け、これらのヒータを個別または同時通電する制御手
    段を有するオーブントースター。
  4. 【請求項4】 外筐体に覆われ内部に焼網を配置して調
    理庫を形成する内筐体と、この内筐体前面の開口部を開
    閉する扉を備えるとともに、前記焼網の上部には波長が
    1.5μmを超える帯域に放射ピークを有する遠赤外線
    ヒータを庫内の上部両端に2個設け、前記両遠赤外線ヒ
    ーターの間には波長が1.5μm以下の帯域に放射ピー
    クを有する近赤外線ヒータを設けるとともに、前記焼き
    網の下部には1.5μmを超える帯域に放射ピークを有
    する遠赤外線ヒータを設け、これらのヒータを個別に通
    電する制御手段を有するオーブントースター。
  5. 【請求項5】 近赤外線ヒータと遠赤外線ヒータのヒー
    タ線を中央部は疎巻かつ両端を密巻にしことを特徴とす
    るオーブントースター。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100386245B1 (ko) * 2000-03-25 2003-06-02 엘지전자 주식회사 적외선 방사를 하는 히터를 이용한 급속 조리장치
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