JPH0737848B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH0737848B2
JPH0737848B2 JP1186530A JP18653089A JPH0737848B2 JP H0737848 B2 JPH0737848 B2 JP H0737848B2 JP 1186530 A JP1186530 A JP 1186530A JP 18653089 A JP18653089 A JP 18653089A JP H0737848 B2 JPH0737848 B2 JP H0737848B2
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heater
heater wire
wire
planar
heating
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延良 河井
正雄 早勢
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は電気オーブン等の加熱調理器に関し、詳しく
は局部加熱機能を有する加熱調理器に関する。
(ロ)従来の技術 従来の加熱調理器のヒータ構造を第5図に示す。同図に
おいてヒータ構造は、中央に略正方形の開口Aが形成さ
れるように、幅が一定なコ字状平板であるマイカ板40a,
40bを対向配置し、このマイカ板40a,40bの表面および裏
面に渡ってヒータ線41を螺旋状に巻着しており、ヒータ
線41の端部は、マイカ板40に設けられた孔部43を貫通し
てヒータ制御部に接続されている。なお、マイカ板40a,
40bには、裏面側のヒータ線が露呈するスリット42が多
数設けられており、マイカ板40a,40bは、取付片40c,40d
によって取付用マイカ板44にカシメ止めされている。こ
のように構成されている従来のヒータは、加熱室内の天
面部および/または底面部に取り付けられ、それぞれヒ
ータ全面の発熱量が均一になるように構成されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし上記した従来のヒータ構造は、調理物を均一に加
熱することができるものの、特に天面側ヒータを利用す
るグリル調理によって魚を焼く場合には、食欲をそそる
部分的な焦げ目が付かないという欠点があった。
この発明は以上の事情を考慮したなされたもので、上記
欠点を解消し、特にグリル調理の際に使用する天面側ヒ
ータに、全体均一加熱と局部加熱機能を付加した加熱調
理器を提供する。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、加熱手段と、前記加熱手段への通電パター
ンを切り換える切換手段とを備え、前記加熱手段が、中
央に開口を有する第1の絶縁板と、該第1の絶縁板に巻
着する第1ヒータ線と、該第1ヒータ線と並列に前記第
1の絶縁板に巻着して前記第1ヒータ線とともに第1面
状ヒータを形成する第2ヒータ線と、前記第1の絶縁板
の開口に配置され第1の絶縁板よりも表面積が小さい第
2の絶縁板に巻着して第2面状ヒータを形成する第3ヒ
ータ線とからなり、前記切換手段が、前記第1ヒータ線
及び前記第2ヒータ線への通電パターンまたは前記第1
ヒータ線及び前記第3ヒータ線への通電パターンを選択
的に切り換え、前記第1ヒータ線及び前記第3ヒータ線
への通電パターンが選択された場合には、前記第2面状
ヒータの単位面積当りの発熱量を前記第1面状ヒータの
単位面積当りの発熱量よりも高くして局部加熱できるよ
うに前記第2面状ヒータの出力を設定することを特徴と
する加熱調理器を提供するものである。
この発明における加熱調理器とは具体的には電気オーブ
ンが挙げられる。また、後述する第1図において、第1
の絶縁板はコ字状絶縁板としてのマイカ板(1a及び1
b)、第2の絶縁板は正方形絶縁板としての平板状マイ
カ板(7)、第1ヒータ線と第2ヒータ線から形成され
る第1面状ヒータは複ヒータ線(ヒータ線5及び6)及
びこの複ヒータ線が巻着されるマイカ板(1a,1b)、第
3ヒータ線から形成される第2面状ヒータは単一ヒータ
線8及びこの単一ヒータ線8が巻着される平板状マイカ
板7にそれぞれ対応するものである。
(ホ)作用 この発明によれば、第1ヒータ線及び第3ヒータ線への
通電パターンが選択された場合には、前記第2面状ヒー
タの単位面積当りの発熱量を前記第1面状ヒータの単位
面積当りの発熱量よりも高くして前記第2面状ヒータの
出力を設定するようにしているので、第2面状ヒータが
位置する中央部の局部加熱をすることができ、これによ
り食欲をそそる焦げ目を調理物に付けることができる。
(ヘ)実施例 以下図に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。な
お、これによってこの発明は限定されるものではない。
第1図においてH1は、この発明の一実施例である加熱ヒ
ータの構造を示す斜視図である。同図において1aおよび
1bは、コ字状で幅がほぼ一定な一対のコ字状絶縁板とし
てのマイカ板であり、中央にほぼ正方形の開口を形成す
るように、水平に対向して配置されている。このマイカ
板1aおよび1bには、孔部2aおよび2bと、取付片3aおよび
3bとが設けられている。4は取付用マイカ板であり、マ
イカ板1aおよび1bを位置決め固定するためのものであ
り、固定の方法は取付片3a、3bを用いてカシメ止めされ
ている。ヒータ線5は、マイカ板1aの孔部2aから挿入さ
れ、マイカ板1a、1bの表面および裏面に渡って螺旋状に
ピッチ毎に巻着され、孔部2bから引き出されている。ま
た、ヒータ線6は、マイカ板1aの孔部2aから挿入され、
マイカ板1a,1bの表面および裏面に渡って、ヒータ線5
が巻着されていないピッチ間に巻着され、孔部2bから引
き出されている。ヒータ線5,6は複ヒータ線を構成す
る。
マイカ板1a,1bの中央の開口Bには、ほぼ正方形の正方
形絶縁板としての平板状マイカ板7が配設され、取付用
マイカ板4にカシメ止めされている。ヒータ線8は孔部
9aから挿入され、平板状マイカ板7の表面および裏面に
渡って螺旋状に巻着され、孔部9bから引き出されてい
る。このヒータ線は単一ヒータ線を構成する。
第2図は上記した加熱ヒータH1とその周辺回路を示す回
路図である。同図において、ヒータ線5の端末部は商用
電源10に接続されており、ヒータ線6の端末部は、一方
は商用電源10に、他方は切換手段としての切換スイッチ
SW111の接点端子12にそれぞれ接続されている。ヒータ
線5、ヒータ線6は例えばヒータ電力がそれぞれ600Wに
なるように設定される。
また、ヒータ線8の端末部は、一方は商用電源10に、他
方はヒータ線6の切換スイッチSW1と共通の接点端子13
に接続されている。ヒータ線8は例えばヒータ電力が60
0Wになるように設定されている。例えば魚調理の場合、
切換スイッチSW111の切片14がヒータ線8の接点端子13
側に切換わり、ヒータ線5とヒータ線8との並列回路が
形成された両ヒータ線5,8が通電されると、加熱ヒータH
1は1200Wの電力で加熱することになる。この加熱ヒータ
H1は、後述するように加熱室の上面側に設けられる天面
側加熱ヒータとなる。
また、H2は従来から加熱室の下面側に設けられている下
面側加熱ヒータであり、例えば1200Wの電力で加熱を行
う。下面側加熱ヒータH2の端末部の一方は商用電源10に
接続され、他方は、商用電源10との間に介設された切換
スイッチSW316に接続されている。そして切換スイッチS
W316は下面側加熱ヒータH2のON/OFF制御を行う。さら
に、切換スイッチSW111と商用電源10の間には切換スイ
ッチSW215が接続されており、この切換スイッチSW215
は、ヒータH1のON/OFF制御を行う。なお、切換スイッチ
SW2とSW3の制御は、加熱調理器としての電気オーブンに
内蔵されたマイクロコンピュータによって制御され、そ
のON/OFF制御は従来の制御と同一のため、説明を省略す
る。
第3図は電気オーブン本体を示す斜視図である。同図に
おいて20は本体、21は加熱室であり、この加熱室21内
に、上気したように天面側加熱ヒータH1および下面側加
熱ヒータH2が設けられる。なお22は本体20の全面に開閉
可能に設けられた扉であり、23は外装用鋼板である。
第4図は本体20の縦断面図である。同図において24は加
熱室天面側に設けられた薄い厚さの断熱材であり、この
断熱材24に設けられた凹所に天面側加熱ヒータH1が水平
に取り付けられている。25は加熱室下面側に設けられた
薄い厚さの断熱材であり、この断熱材25に設けられた凹
所に下面側加熱ヒータH2が水平に取り付けられている。
次に天面側加熱ヒータH1、下面側加熱ヒータH2の通電制
御の具体例について説明する。
まず、魚等の調理物の表面に焦げ目を必要とするグリル
調理において、切換スイッチSW111を使用者が操作して
ヒータ線8に通電回路を形成する。次にSW215をONに
し、ヒータH1の通電を行う。このとき、切換スイッチSW
316の接点は開放状態にあり、天面側加熱ヒータH1のみ
が通電加熱状態となる。また、通常のオーブン調理の場
合は、切換スイッチSW1をヒータ線6側に切り換え、天
面側ヒータH1の通電を行うとともに切換スイッチSW316
の短絡により、下面側加熱ヒータH2の通電を行う。この
状態で例えば天面側加熱ヒータH1を10秒間通電後OFFさ
せ、次に下面側加熱ヒータH2を10秒間通電後OFFさせ
る。このように天面側加熱ヒータH1と下面側加熱ヒータ
H2とを交互に通電することにより、加熱室内の温度が制
御される。
(ト)発明の効果 この発明によれば、第1面状ヒータを形成している第1
ヒータ線及び第2面状ヒータを形成している第3ヒータ
線への通電パターンを切換手段で選択することにより、
第2面状ヒータが位置する中央部の単位面積当りの発熱
量を第1面状ヒータが位置する外周部の単位面積当りの
発熱量よりも大きくしているので、中央部の局部加熱を
することができる。
したがって、たとえば調理物が魚の場合に、焦げ目をそ
の魚に付けることができるので、食べる人の食欲をそそ
らせることができる。
さらに、切換手段によって、加熱手段に対して加熱のた
めの2つの通電パターンを選択できるため、調理物の全
体均一加熱と局部加熱の両機能を備えた加熱調理器を提
供することができる。
また、通常のオーブン調理の場合、天面側加熱ヒータの
複ヒータ線それぞれに通電し、天面側加熱ヒータの通電
と下面側加熱ヒータの通電を交互に行うため、加熱室内
の温度の立ち上がりを早くできるとともに調理物に対し
て均等加熱ができ、したがって効率の良い加熱調理を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における加熱ヒータの構造
を示す斜視図、第2図は同じく加熱ヒータとその周辺回
路を示す電気回路図、第3図は同じく加熱ヒータを使用
した電気オーブンの外観斜視図、第4図は第3図に示す
電気オーブンの縦断面図、第5図は従来の加熱ヒータの
構造を示す斜視図である。 H1……天面側の加熱ヒータ、1a,1b……コ字状絶縁板、
5,6……複ヒータ線、8……単一ヒータ線、11……切換
手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−259026(JP,A) 特開 昭61−250989(JP,A) 特開 昭63−148025(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱手段と、前記加熱手段への通電パター
    ンを切り換える切換手段とを備え、前記加熱手段が、中
    央に開口を有する第1の絶縁板と、該第1の絶縁板に巻
    着する第1ヒータ線と、該第1ヒータ線と並列に前記第
    1の絶縁板に巻着して前記第1ヒータ線とともに第1面
    状ヒータを形成する第2ヒータ線と、前記第1の絶縁板
    の開口に配置され第1の絶縁板よりも表面積が小さい第
    2の絶縁板に巻着して第2面状ヒータを形成する第3ヒ
    ータ線とからなり、 前記切換手段が、前記第1ヒータ線及び前記第2ヒータ
    線への通電パターンまたは前記第1ヒータ線及び前記第
    3ヒータ線への通電パターンを選択的に切り換え、前記
    第1ヒータ線及び前記第3ヒータ線への通電パターンが
    選択された場合には、前記第2面状ヒータの単位面積当
    りの発熱量を前記第1面状ヒータの単位面積当りの発熱
    量よりも高くして局部加熱できるように前記第2面状ヒ
    ータの出力を設定することを特徴とする加熱調理器。
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